JP2914849B2 - ユニット屋根材 - Google Patents

ユニット屋根材

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JP2914849B2
JP2914849B2 JP19828693A JP19828693A JP2914849B2 JP 2914849 B2 JP2914849 B2 JP 2914849B2 JP 19828693 A JP19828693 A JP 19828693A JP 19828693 A JP19828693 A JP 19828693A JP 2914849 B2 JP2914849 B2 JP 2914849B2
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敬二 山出
英昭 坪田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根を葺くためのユ
ニット化した屋根材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、屋根葺き用の屋根材
は、単なる板材からなり、所要枚数、所要部分重ねて屋
根板(屋根葺き)を構成していた。すなわち、その重ね
度合は施工者の勘に頼っており、雨漏りのない施工をす
るには熟練を必要としていた。
【0003】このような実情の下、本出願人は、特願平
4−225836号において、複数の同一大きさの矩形
板をその縦横辺それぞれ平行に重ね合わせて接合したも
のであり、その各矩形板は、縦方向に半分以上重なり合
いながら順々にずれているとともに、横方向に所要長さ
縦方向交互に千鳥足状にずれている構成のユニット屋根
材、及びそのユニット屋根材において、各矩形板の横方
向一辺には、その辺の中心線について線対称な縦方向に
所要長さ延びる所要形状の突片を設けた構成のものを提
案した。
【0004】これらのユニット屋根材は、屋根上面に、
縦横にそれぞれ同一軸上に並べ、その下向き縦方向を、
ユニット屋根材の各矩形板が重なり部において上面側の
ものが上側となるようにするとともに、上下のユニット
屋根材の接する両矩形板を、ユニット屋根材の各矩形板
と同一の重なり度合で上側を上面側として接合し、一
方、横方向は、各ユニット屋根材の各矩形板の側縁を隣
接するユニット屋根板の各矩形板の間隙に入れてその側
縁に当接させて屋根葺きを行う(図12乃至図21参
照)。
【0005】この屋根葺きは、ユニット屋根材の画一的
な取付作業のため、熟練を必要とせず、均一な作業とな
る。
【0006】しかしながら、矩形板でも、例えば縦:2
40mm、横:450mmの大きさがあり、その4枚を重ね
たユニット屋根材(図12参照)では、縦:480mm、
横:490mmの大きさを有する。このため、工場から施
工現場への運搬が問題となった。
【0007】この発明は、上述のユニット屋根材におい
て、その運搬時の嵩を小さくすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第一の発明にあっては、上述の複数の矩形板から
なるユニット屋根材において、下記の点を有する構成
としたのである(請求項1)。
【0009】 重なり合う上下の各矩形板1、1(ユ
ニット屋根片p)は、その重なり矩形部Aの中点Oでそ
れぞれ相互に回転可能に連結されている。
【0010】第2の発明にあっては、同じく上述のユニ
ット屋根材において、下記の点を有する構成としたの
である(請求項2)。
【0011】 重なり合う上下の各矩形板1、1(ユ
ニット屋根片p)は、その重なり矩形部Aの両矩形板
1、1の辺が交差する点の頂角αの二等分線と、その交
差点における両矩形板1、1の辺が交差する辺の一方の
辺l上の前記頂角αの外角を一頂角βとしてその頂角
βをなす矩形部Aの一辺を一辺lとし、その頂角をなす
重なり矩形部Aから突出する矩形板1の辺の長さをもう
1つの辺mとする矩形部Bの前記一頂角βの対頂角γの
二等分線との交点であって、前記重なり矩形部A内にあ
る点Oで、それぞれ相互に回転可能に連結されている。
【0012】第1、第2の発明は、各矩形板1の横方向
一辺に、その辺の中心線について線対称な縦方向に所要
長さ延びる所要形状の突片2を設けて、矩形板1とその
突片2でユニット屋根片pとしたユニット屋根材にも採
用し得る(請求項3)。
【0013】第3、第4の発明にあっては、矩形板1の
横方向一辺に、その辺の中心線について線対称な縦方向
に前記矩形板1の縦辺長さ以内で所要長さ延びる所要形
状の突片2を連設してユニット屋根片pとし、その同一
大きさのユニット屋根片pの複数枚を、その矩形板1の
縦横辺がそれぞれ平行になるように重ね、その重なる上
下の各ユニット屋根辺pは、縦方向に、前記矩形板1に
突片2を加えた縦長さの半分以上重なりながら順々にず
れているとともに、横方向に、一方のユニット屋根片p
の矩形板1の重なった縦辺が他方のユニット屋根片pの
突片2の頂点と縦方向同じかそれ以上内側の位置まで至
って縦方向交互に千鳥足状にずれているユニット屋根材
Pでおいて、下記の点又はを有する構成としたので
ある(請求項4、5)。
【0014】 重なる上下の各ユニット屋根片p、p
は、その重なり部の下側矩形板1の横方向他辺側を一辺
とする当該重なり部の外接矩形A’を考え、その外接矩
形A’の中点Oでそれぞれ相互に回転可能に連結されて
いる。(請求項4)。
【0015】 重なり合う上下の各ユニット屋根片
p、pは、その重なり部の下側矩形板1他辺側を一辺と
する当該重なり部の外接矩形A’を考え、その外接矩形
A’の両矩形板の交差する点の頂角αの二等分線と、そ
の交差点における両矩形板1、1の交差する辺の一方の
辺l上の前記頂角αの外角を一頂角βとしてその頂角
をなす外接矩形A’の一辺を一辺lとし、その頂角βを
なす外接矩形A’から突出する矩形板1の長さをもう1
つの辺mとする矩形B’の前記一頂角βの対頂角γの二
等分線との交点であって、前記重なり部内にある点O
で、それぞれ相互に回転可能に連結されている。(請求
項5)。
【0016】第5、第6の発明にあっては、矩形板1の
横方向一辺に、その辺の中心線について線対称な縦方向
に前記矩形板1の縦辺長さ以内で所要長さ延びる所要形
状の突片2を連設してユニット屋根片pとし、その同一
大きさのユニット屋根片pの複数枚を、その矩形板1の
縦横辺がそれぞれ平行になるように重ね、各ユニット屋
根辺pは、その矩形板1が、縦方向に、半分以上重なり
ながら順々にずれているとともに、横方向に、所要長さ
縦方向交互に千鳥足状にずれているユニット屋根材Pで
おいて、上記の点又はを有する構成としたのである
(請求項6、7)。
【0017】
【作用】第1の発明の作用を図1に基づき説明すると、
上下のユニット屋根片p、pにおいて、その重なり矩形
部A(ハッチングで囲む部分、以下同じ)の中点Oは矩
形部Aの対角線の二等分位置のため、一方のユニット屋
根片pに対し、他のユニット屋根片pを、その連結点O
を中心にして180度回転させればぴったり重なり合
う。
【0018】したがって、このユニット屋根材は、その
各ユニット屋根片p、pの上下に重なるものが重なり矩
形部Aの中点Oで順々に連結されているため、上述の回
転操作を行うことにより、各ユニット屋根片p…はぴっ
たり重なり合うこととなり、持ち運び易いものとなる。
【0019】第2の発明の作用を図2乃至図6に基づき
説明すると、図2において、上下の上下のユニット屋根
片p、pにおいて、その重なり矩形部Aの連結点Oは、
角αの二等分線上であるため、図示a、aの長さは同じ
であり、また、矩形部B(頂角βをなす辺がl、mの鎖
線ハッチングの部分)の頂角γの二等分線上でもあるた
め、図示b、bの長さは同じとなる。このため、一方の
ユニット屋根片pに対し、他のユニット屋根片pをその
連結点Oを中心に時計回りに90度回転させれば、図3
のごとく右側に寄って重なり部分が大きくなって、嵩が
小さくなる。
【0020】上記連結点Oは図4乃至図6に示す位置に
も得ることができ、図4の場合は、時計回りに90度回
転させれば、左側に寄って重なり、図5、図6の場合に
は、反時計回りに90度回転させれば右側によって重な
る。
【0021】したがって、このユニット屋根材は、その
各ユニット屋根片p…の上下に重なるものが点Oで連結
されているため、上述の回転操作を行うことにより、各
ユニット屋根片p…は重なり度合が大きくなり、嵩が小
さくなって持ち運び易いものとなる。
【0022】なお、突片を有するユニット屋根材にあっ
ては、回転した状態において、その突片が突出するもの
となる。突出していても、施工状態の屋根材から見れば
嵩は小さいものである。
【0023】以上の発明にあっては、ユニット屋根片p
(矩形板1)が縦方向に半分以上重なっているため、そ
の重なり部縦方向全長において、ユニット屋根片pは、
隙間が生じることなく重なって、屋根全面をからなず隙
間なく覆う(図15参照)。
【0024】第3の発明の作用を図7に基づき説明する
と、突片2付きの上下の矩形板1、1から成るユニット
屋根片p、pにおいて、その重なり部分の外接矩形A’
(ハッチングで囲む部分)の中点Oは、第1の発明と同
様に位置するため、図8のごとく、一方のユニット屋根
片pに対し、他方のユニット屋根片pを、その連結点O
を中心にして180度回転させればぴったり重なり合
う。
【0025】したがって、このユニット屋根材も同様に
嵩の小さいものとなる。
【0026】第4の発明の作用を図9、図10に基づき
説明すると、突片2付きの矩形板1、1から成るユニッ
ト屋根片p、pにおいて、その重なり部分の外接矩形
A’内の連結点Oは、第2の発明と同様に、長さaと
a、bとbが同じとなって、図10のごとく、両ユニッ
ト屋根片p、pは重なり合う。
【0027】したがって、このユニット屋根材も同様に
嵩の小さいものとなる。
【0028】なお、図3、図10から理解できるよう
に、矩形板1が方形であったり、突片2を含めた矩形板
1のその他辺を一辺とする外接矩形(図11の鎖線で示
す矩形)が方形であれば、各矩形板1を回転して重ね合
わせた際、その平面形状も方形となって、最も嵩の小さ
いものとなる。
【0029】第3、第4の発明にあっては、突片2の長
さが矩形板1の縦辺と同じか短かく(縦辺長さ以内)、
重なる上下の各ユニット屋根片pが、各ユニット縦方向
に、矩形板1に突片2を加えた縦長さの半分以上重なり
ながら順々にずれているとともに、横方向に、一方のユ
ニット屋根片pの矩形板1の重なった縦辺が他方のユニ
ット屋根辺pの突辺2の頂点と縦方向同じかそれ以上
の位置まで至って縦方向交互に千鳥足状にずれている
ため、その重なり部縦方向全長において、ユニット屋根
片pは、隙間が生じることなく重なって屋根全面をかな
らず隙間なく覆う(図18、19、20、21、22参
照)。
【0030】第5、第6の発明にあっては、第3、第4
の発明と同様な作用によって一方のユニット屋根辺pに
対し、他方のユニット屋根辺pがぴったり重なり合っ
て、嵩の小さいものとし得る。この両発明にあっては、
ユニット屋根片pの矩形板1が縦方向に半分以上重なっ
ているため、その重なり部縦方向全長において、ユニッ
ト屋根片pは、隙間が生じることなく重なって、屋根全
体をかならず隙間なく覆う。
【0031】
【実施例】図12、図13に示すように、長辺:450
mm、短辺:240mmの金属製矩形板1の4枚を、横方向
40mmずらして縦方向160mm重ね、上下の各矩形板
1、1を第2の発明の点Oでもってブラインドリベット
10により回転可能に連結してユニット屋根材Pを製作
する。このとき、リベット10の位置は、リベット止め
する両矩形板1、1の上側の矩形板1で覆われる点とす
る。覆われない場合には、リベット部をシーリングす
る。矩形板1(ユニット屋根片p)の枚数は、工場にお
ける生産性及び運搬性を考慮し、また、縦方向の重ね度
合及び横方向のずらし度合は施工性、防水性等を考慮し
て、それぞれ適宜に決定する。この屋根材Pは、図3の
ごとく重ね合せて現場に運ぶ。
【0032】このユニット屋根材Pによって、図14に
示す屋根Rを葺くには、図12に示す状態に各矩形板1
…を回転したのち、つぎの手順で行い、それを図15乃
至図17を参照して説明する。なお、図15、図16に
おいて、横方向に隣接する一方の矩形板1にダッシュ
(1’、P’)を付している。
【0033】まず、図15、図16に示すように、縦方
向においては、各ユニット屋根材Pは、その各矩形板1
が重なり部において上面側のものが上側となり、上下の
ユニット屋根材Pの接する両矩形板1を各ユニット屋根
材Pの各矩形板と同一の重なり度合(3分の2)で上側
を上面側として施工する。一方、横方向においては、各
ユニット屋根材Pの各矩形板1の側縁を隣接するユニッ
ト屋根材の各矩形板1の間隙tに嵌め込み、その側縁に
当接させて施工する。図中、sはビス(くぎ)穴であ
る。
【0034】このように構成する屋根板Rは、下側(軒
先側)から施工し、適宜個所においてユニット屋根材P
をくぎc、ビス等により野地材3、むな木等に固定す
る。各重ね合い部には防水シール、接着材を介在するこ
ともできる。
【0035】図15に示す施工状態は、縦方向におい
て、上側の矩形板1が下側のもの1の上面に重なってい
るため、雨水は下側に向って円滑に流れる。また、横方
向の屋根材(矩形板)1重なり部(図17参照)は、各
矩形板1の側縁が間隙tに嵌まって隣りの矩形板側縁に
突き当っているため、その突き当りによって防水効果を
得ることができ、重ね合わせによる漏水防止をさらに向
上させている。
【0036】前記実施例は単なる矩形板1であったが、
図18、図20に示すように、その矩形板1の一辺にそ
の中心線について線対称な形状の突片2を設けたユニッ
ト屋根材Pにおいても、同様にしてブラインドリベット
10により連結したものとすることができ、屋根を葺い
た際、図19、図21に示すように、その突片2によっ
て平面形状の趣きが変わる。この突片2は図のものに限
らない。
【0037】突片2を有する実施例においては、重なる
上下のユニット屋根片pの縦方向の重なり度合を、その
矩形板1の縦方向の半分以上としているが、図22に示
すように、突片2を矩形板1の縦辺長さ以内とするとと
もに、重なり度合が突片2の長さを加えた長さの半分以
上であり、かつ、一方のユニット屋根片pの矩形板1の
重なった縦辺が他方のユニット屋根片pの突片2の頂点
縦方向同じかそれ以上内側の位置に至っておれば、前
述のように重なり部において隙間は生じることがなく、
この発明の効果を得ることができる。
【0038】なお、回転連結手段はブラインドリベット
10に限定されないことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上のように構成して、嵩を
小さくし得るようにしたので、運搬性のよいものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作用説明図
【図2】この発明の作用説明図
【図3】この発明の作用説明図
【図4】この発明の作用説明図
【図5】この発明の作用説明図
【図6】この発明の作用説明図
【図7】この発明の作用説明図
【図8】この発明の作用説明図
【図9】この発明の作用説明図
【図10】この発明の作用説明図
【図11】この発明の作用説明図
【図12】一実施例の斜視図
【図13】同実施例の要部断面図
【図14】一実施例の施工状態の切断正面図
【図15】同施工状態の部分平面図
【図16】同施工状態の要部斜視図
【図17】図16のX−X線断面図
【図18】他の実施例のユニット屋根材の斜視図
【図19】同実施例の施工状態の部分平面図
【図20】他の実施例のユニット屋根材の斜視図
【図21】同実施例の施工状態の部分平面図
【図22】他の実施例のユニット屋根材の平面図
【符号の説明】
A 重なり矩形部 A’外接矩形 B 頂角βを有する矩形部 B’頂角βを有する矩形 P ユニット屋根材 p ユニット屋根片 R 屋根板 1 矩形板 2 突片 3 野地材 10 ブラインドリベット t 間隙 O 連続点(中点)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形板1でユニット屋根片pを成し、こ
    の同一大きさのユニット屋根片pの複数枚をその縦横辺
    それぞれ平行に重ね、その各ユニット屋根片pは、縦方
    向に半分以上重なりながら順々にずれているとともに、
    横方向に所要長さ縦方向交互に千鳥足状にずれているユ
    ニット屋根材Pであって、下記の点を特徴とするも
    の。 重なる上下の各ユニット屋根片p、pは、その重な
    り矩形部Aの中点Oでそれぞれ相互に回転可能に連結さ
    れている。
  2. 【請求項2】 矩形板1でユニット屋根片pを成し、こ
    の同一大きさのユニット屋根片pの複数枚をその縦横辺
    それぞれ平行に重ね、その各ユニット屋根片pは、縦方
    向に半分以上重なりながら順々にずれているとともに、
    横方向に所要長さ縦方向交互に千鳥足状にずれているユ
    ニット屋根材Pであって、下記の点を特徴とするも
    の。 重なる上下の各ユニット屋根片p、pは、その
    重なり矩形部Aの両矩形板1、1の辺が交差する点の頂
    角αの二等分線と、その交差点における両矩形板1、1
    の交差する辺の一方の辺l上の前記頂角αの外角を一頂
    角βとしてその頂角をなす重なり矩形部Aの一辺を一
    辺lとし、その頂角βをなす重なり矩形部Aから突出す
    る矩形板1の辺の長さをもう1つの辺mとする矩形部B
    の前記一頂角βの対頂角γの二等分線との交点であっ
    て、前記重なり矩形部A内にある点Oで、それぞれ相互
    に回転可能に連結されている。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のユニット屋根材
    Pにおいて、その各矩形板1の横方向一辺に、その辺の
    中心線について線対称な縦方向に所要長さ延びる所要形
    状の突片2を設けて、矩形板1とその突片2でユニット
    屋根片pを成したことを特徴とするユニット屋根材。
  4. 【請求項4】 矩形板1の横方向一辺に、その辺の中心
    線について線対称な縦方向に前記矩形板1の縦辺長さ以
    内で所要長さ延びる所要形状の突片2を連設してユニッ
    ト屋根片pとし、その同一大きさのユニット屋根片pの
    複数枚を、その矩形板1の縦横辺がそれぞれ平行になる
    ように重ね、その重なる上下の各ユニット屋根pは、
    縦方向に、前記矩形板1に突片2を加えた縦長さの半分
    以上重なりながら順々にずれているとともに、横方向
    に、一方のユニット屋根片pの矩形板1の重なった縦辺
    が他方のユニット屋根片pの突片2の頂点と縦方向同じ
    かそれ以上内側の位置まで至って縦方向交互に千鳥足状
    にずれているユニット屋根材Pであって、下記の点を
    特徴とするもの。 重なる上下の各ユニット屋根片
    p、pは、その重なり部の下側矩形板1の横方向他辺側
    を一辺とする当該重なり部の外接矩形A’を考え、その
    外接矩形A’の中点Oでそれぞれ相互に回転可能に連結
    されている。
  5. 【請求項5】 矩形板1の横方向一辺に、その辺の中心
    線について線対称な縦方向に前記矩形板1の縦辺長さ以
    内で所要長さ延びる所要形状の突片2を連設してユニッ
    ト屋根片pとし、その同一大きさのユニット屋根片pの
    複数枚を、その矩形板1の縦横辺がそれぞれ平行になる
    ように重ね、その重なる上下の各ユニット屋根辺pは、
    縦方向に、前記矩形板1に突片2を加えた縦長さの半分
    以上重なりながら順々にずれているとともに、横方向
    に、一方のユニット屋根片pの矩形板1の重なった縦辺
    が他方のユニット屋根片pの突片2の頂点と縦方向同じ
    かそれ以上内側の位置まで至って縦方向交互に千鳥足状
    にずれているユニット屋根材Pであって、下記の点を
    特徴とするもの。 重なり合う上下の各ユニット屋根
    片p、pは、その重なり部の下側矩形板1の横方向他辺
    側を一辺とする当該重なり部の外接矩形A’を考え、そ
    の外接矩形A’の両矩形板1、1の辺が交差する点の頂
    角αの二等分線と、その交差点における両矩形板1、1
    の交差する辺の一方の辺l上の前記頂角αの外角を一頂
    角βとしてその頂角βをなす外接矩形A’の一辺を一
    辺lとし、その頂角βをなす外接矩形A’から突出する
    矩形板1の長さをもう1つの辺mとする矩形B’の前記
    一頂角βの対頂角γの二等分線との交点であって、前記
    重なり部内にある点Oで、それぞれ相互に回転可能に連
    結されている。
  6. 【請求項6】 矩形板1の横方向一辺に、その辺の中心
    線について線対称な縦方向に前記矩形板1の縦辺長さ以
    内で所要長さ延びる所要形状の突片2を連設してユニッ
    ト屋根片pとし、その同一大きさのユニット屋根片pの
    複数枚を、その矩形板1の縦横辺がそれぞれ平行になる
    ように重ね、各ユニット屋根辺pは、その矩形板1が、
    縦方向に、半分以上重なりながら順々にずれているとと
    もに、横方向に、所要長さ縦方向交互に千鳥足状にずれ
    ているユニット屋根材Pであって、請求項4記載の上記
    の点を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 矩形板1の横方向一辺に、その辺の中心
    線について線対称な縦方向に前記矩形板1の縦辺長さ以
    内で所要長さ延びる所要形状の突片2を連設してユニッ
    ト屋根片pとし、その同一大きさのユニット屋根片pの
    複数枚を、その矩形板1の縦横辺がそれぞれ平行になる
    ように重ね、各ユニット屋根辺pは、その矩形板1が、
    縦方向に、半分以上重なりながら順々にずれているとと
    もに、横方向に、所要長さ縦方向交互に千鳥足状にずれ
    ているユニット屋根材Pであって、請求項5記載の上記
    の点を特徴とするもの。
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