JP2914613B2 - ガス漏洩検知装置 - Google Patents

ガス漏洩検知装置

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JP2914613B2
JP2914613B2 JP1347095A JP1347095A JP2914613B2 JP 2914613 B2 JP2914613 B2 JP 2914613B2 JP 1347095 A JP1347095 A JP 1347095A JP 1347095 A JP1347095 A JP 1347095A JP 2914613 B2 JP2914613 B2 JP 2914613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス漏洩検知装置に係
り、特に都市ガスなどを集合住宅の各戸に供給する集団
供給設備において、ガス供給管の特にマイコンメータ上
流側の部分や埋設管におけるガス漏洩の有無についてガ
ス供給を停止することなく検知するガス漏洩検知装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】LPガスや都市ガスなどの集団供給設備
において、各戸にはガス使用量を計量するガスメータが
設けられているが、最近のガスメータには、内蔵したマ
イクロコンピュータによりガスメータを通じて流れるガ
ス流量を監視し、ガスメータとガス機器との間のガス配
管における漏洩を判定できるようになった、所謂マイコ
ンメータと称されるものが使用されるようになってきて
いる。このため、マイコンメータより下流側におけるガ
ス漏洩については、ガスメータにその検知機能をもたせ
ることによって安全を確保することができる。
【0003】一方、各戸のガスメータに至るガス供給管
におけるガス漏洩も検知できるように集団供給設備にお
けるガス供給管の入口部分にもガス漏洩検知装置を設
け、ガス監視装置としても機能する各戸のガスメータの
上流の埋設管を含む低圧部のガス供給管のガス漏洩の有
無についてガス供給を停止することなく検知することも
提案されている。このような場所に設置されるガス漏洩
検知装置として、各戸のガスメータと同様な構成のもの
を使用することも考えられる。しかし、この場合には、
集団供給設備の入口部に流れる大量のガス流を許容する
大容量のガスメータを使用しなければならないので、微
少なガス漏洩を検知する感度が得られず成り立たない。
【0004】そこで、ガス流量が少なくなったときに、
大流路を閉じることによって大流路と並列に設けた小流
路としてのバイパス流路にのみガスが流れるようにして
流路を大流路から小流路に自動的に切り替える流路切替
手段を設けると共に、小流路に小容量の膜式ガスメータ
を設け、このガスメータの機能を流用することにより小
流路におけるガス流を監視して、マイコンメータまでの
ガス流路における微少ガス漏洩を検知するようにしたも
のも提案されている。
【0005】この提案の漏洩検知装置では、夜間や深夜
のガス消費が殆どなくなる時には流路切替手段により小
流路にのみガスが流れるようにし、この流路切替手段の
下流側のガス供給管を通じて流れる微少なガス流量を小
流路の膜式ガスメータにより監視することができるよう
にする。この時、ガス消費が全く無く、しかもガスの微
少漏洩も生じていなければ、膜式ガスメータはガス流量
を検出することがなくなる。
【0006】そして、この様なことは、例えば30日の
比較的長い所定期間の間には少なくとも1回は生じるこ
とを前提にし、もしこの所定期間の間に膜式ガスメータ
がガス流量を検出することがなくならないときには、微
少ガス漏洩が生じていると判断できるようになる。
【0007】このようにガス供給管の一部にバイパス流
路を設け、低流量時にガスをバイパス流路に流し、この
バイパス流路に設けた微少流量を検出できるガスメータ
によって流量を監視して微少ガス漏洩を検知するように
しているので、ガス供給管のガス漏洩検知をガス供給を
強制的に停止することなく、容易にかつ確実に行うこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置において微少ガス流量を監視するため流用してい
る膜式ガスメータは、本来計量機能をもった構造が複雑
で高性能のものであるため、大型でしかも高価なもので
ある。このためガス漏洩検知装置が必要以上に大型化し
たりコスト高になったりするという問題があった。
【0009】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
小型化、低コスト化、軽量化を図ったガス漏洩検知装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明により成されたガス漏洩検知装置は、ガス流
量が小さくなったときメイン供給路を閉じ、このメイン
供給路と並列に設けられたサブ供給路のみを通じてガス
を供給できるようにし、サブ供給路に設けた流量検知手
段による流量監視によって下流側のガス漏洩を検知する
ようにしたガス漏洩検知装置において、微細孔を有し、
該微細孔を通じてのみガスが前記サブ供給路に流れるよ
うに前記サブ供給路の途中に設けられ、前記微細孔にガ
スが流れることによって生じる所定値以上の差圧を両面
に受けて変位するダイヤフラムと、該ダイヤフラムの変
位に応動して流量信号を出力する流量検知手段と、該流
量検知手段からの流量信号によりガス漏洩を判定する判
定手段とを備えることを特徴としている。
【0011】前記所定値を、前記ダイヤフラムを前記変
位の方向と反対方向に常時付勢しているばね手段の付勢
力によって設定したことを特徴としている。
【0012】前記流量検知手段が、前記ダイヤフラムに
設けられ、ダイヤフラムと共に変位するマグネットと、
該マグネットの変位によってオン又はオフする近接スイ
ッチとからなることを特徴としている。
【0013】前記判定手段が、前記近接スイッチが一定
期間の間オフ又はオンする回数を計数する計数手段と、
該計数手段による計数値と所定数を比較する比較手段と
を有し、計数値が所定数以下になったときガス漏洩の可
能性を判定することを特徴としている。
【0014】ガス漏洩検知装置が、ガス流量が小さくな
ったときメイン供給路を閉じ、このメイン供給路と並列
に設けられたサブ供給路のみを通じてガスを供給できる
ようにする供給路切替手段と、前記サブ供給路の流入口
に設けられた弁口を開閉する弁体を有する開閉手段と、
該開閉手段の弁体と前記供給路切替手段の弁体とを同時
に弁閉状態に拘束する拘束手段とを備えることを特徴と
している。
【0015】前記拘束手段が前記メイン供給路の弁口を
閉じるように前記供給路切替手段の弁体を弁口に対して
強制的に押しつけ弁閉状態を保持すると共に前記サブ供
給路の流入口に設けられた弁口を開閉手段の弁体で閉じ
て弁閉状態を保持することを特徴としている。
【0016】
【作用】上記構成により、サブ供給路と並列となるよう
にメイン供給路の途中に設けられた供給路切替手段の弁
体は、ガス流量が大きいとき弁開しガス流量が小さいと
き弁閉するようになっていて、流量の大小によって流路
を切り替えるので、大きな圧力損失を生じることはな
い。
【0017】流量が小さくなったときにサブ供給路にの
み流れるようになったガスが微細孔を通じて流れるよう
になっており、また微細孔に所定値以上の微少ガスが流
れたときに微細孔の作用により所定値以上の差圧が生じ
てこれを両面に受けるダイヤフラムが変位し、この変位
に応動して流量検知手段が流量信号を出力し、更にこの
流量信号に基づいて判定手段がガス漏洩を判定するよう
になっているので、サブ供給路を塞ぐように設けたダイ
ヤフラムとこれに設けた微細孔との簡単な構成によっ
て、サブ供給路に所定値以上の微少ガスが流れているか
どうかを検知し、この検知によりガス漏洩の可能性を判
定することができると共に、微細孔の径の設定によって
微少ガス流の有無を判定する所定値を簡単にしかも自由
に設定することができるようになっている。
【0018】また、ダイヤフラムを変位の方向と反対方
向にばね手段により常時付勢しているので、このばね手
段の付勢力によって微少ガス流の有無を判定する所定値
を簡単にしかも自由に設定することができる。
【0019】更に、ダイヤフラムに設けられダイヤフラ
ムと共に変位するマグネットの変位による近接スイッチ
のオン又はオフによって流量検知を行っているので、流
量検知手段がコンパクトになっている。
【0020】更にまた、近接スイッチが一定期間の間オ
フ又はオンする回数を計数手段が計数し、この計数値と
所定数を比較手段が比較し、計数値が所定数以下になっ
たときガス漏洩の可能性があると判定しているので、ガ
ス漏洩があるとき差圧が常に発生し、差圧がなくなるこ
とがほとんどなくなって計数値が小さくなり、確実にガ
ス漏洩の可能性を判定することができる。
【0021】また、ガス流量が小さくなったときメイン
供給路を閉じ、このメイン供給路と並列に設けられたサ
ブ供給路のみを通じてガスを供給できるようにする供給
路切替手段と、サブ供給路の流入口に設けられた弁口を
開閉する弁体を有する開閉手段とを拘束手段により、開
閉手段の弁体と供給路切替手段の弁体とを同時に弁閉状
態に拘束し、具体的には、メイン供給路の弁口を閉じる
ように供給路切替手段の弁体を弁口に対して強制的に押
しつけると共にサブ供給路の流入口に設けられた弁口を
開閉手段の弁体で閉じて弁閉状態を保持するので、供給
路切替手段と協動して切替弁としても使用できるように
なり、ガス流を完全に遮断したり、あるいは遮断しなか
ったりすることが任意に行え、既設のガス供給管や内管
を大幅に変更したり、あるいは修理したりする工事をす
る必要が生じた時、ガス流を完全に遮断することがで
き、工事を安全に行うことができるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のガス漏洩検知装置の一実施例を示
すブロック図である。同図において、ガス漏洩検知装置
1は閉止弁の機能が組み込まれて低圧支管11から分岐
された灯外内管の元バルブを兼用した流路切替型に構成
されている。ガス漏洩検知装置1は、その入口を灯外内
管13の供給元側に、出口を灯外内管13の下流側にし
て灯外内管13の途中に接続されており、供給路切替手
段としての流路切替弁2a及び開閉手段としての開閉弁
2bからなる切替部2と、流量検知部3と、ガス漏洩判
定部4とを有する。
【0023】切替部2の流路切替弁2aは、その切替弁
入口22が灯外内管13の供給元側に、切替弁出口23
が下流側に接続され、灯外内管13と共にメイン供給路
5を構成している。メイン供給路5の一部分を構成して
いる流路切替弁2aには、その上流側と下流側に流入口
24と流出口25を有するサブ供給路としてのサブ供給
管6が並列に接続されている。
【0024】サブ供給管6の流入口24と流出口25と
の間には、サブ供給管6を開閉する開閉手段としての開
閉弁2bとサブ供給管6に流れるガス流量を検知する流
量検知部3とが上流側から順に接続されている。流路切
替弁2aと開閉弁2bは後で説明する拘束手段により互
いに連動されて弁閉されるようになっている。なお、開
閉弁2b及び流量検知部3は、サブ供給管6と共にサブ
供給路を構成している。ガス漏洩判定部4は、流量検知
部3からの流量検知信号に基づいてガス漏洩を判定す
る。
【0025】集合住宅14で使用されるLPガスや都市
ガスなどは、ガス供給源(図示されず)から低圧支管1
1、灯外内管13を通って集合住宅14の集団供給設備
15に供給される。集団供給設備15の各戸に対応する
設備15aには、図示しないマイコンメータが含まれ、
このマイコンメータにはその下流側のガス漏洩について
判定する機能をもたせることができる。低圧支管11は
地中に埋設された管であり、既に低圧圧力の状態にされ
たガスを供給する。灯外内管13は、低圧支管11から
分岐して接続された管であり、低圧支管11と同じく地
中に埋設される。
【0026】図2及び図3は図1の切替部2及び流量検
知部3の具体的な構造を示し、供給路切替手段としての
流路切替弁2aと、開閉手段としての開閉弁2bとが一
体に構成され、図2は切替部の非拘束状態を、図3は切
替部の拘束状態を示す断面図である。
【0027】切替部2はガス供給路である灯外内管13
の途中に挿入されて接続される切替部本体21を有し、
この切替部本体21には、上流側及び下流側の灯外内管
13の端がそれぞれねじ結合される雌ねじを形成した流
入口22及び流出口23が形成されている。切替部本体
21にはまた、流入口22と流出口23との間に上流側
と下流側とを仕切る隔壁26が設けられ、かつこの隔壁
26に隣接して二つの開口21a,21bがその一側に
形成されている。切替部本体21には更に、サブ供給路
の流入口24及び流出口25が上記開口21a,21b
が設けられているのと反対側に形成されている。流入口
24及び流出口25も、隔壁26によって仕切られてお
り、流入口22の少し下流側と、流出口23の少し上流
側にそれぞれ設けられている。
【0028】隔壁26に隣接して形成された二つの開口
21a,21bは、切替部本体21上に気密リング28
を用いて取付けられた湾曲カバー27が形成する流通空
間Sを介して互いに連通され、メイン供給路の一部を形
成している。また、カバー27の頂部には軸受孔27a
があけられ、この軸受孔にはカバー27内に固定された
支持板45bに下端をスラスト軸受された開閉用回転操
作棒45が気密リング45aを用いて気密にかつ回転可
能に取付けられている。回転操作棒45には操作カム部
材45cがナット45dによって固着されている。
【0029】上記開口21aには弁口となる円筒状のノ
ズル31が気密リング32を用いて気密にかつ摺動可能
に取付けられている。また、このノズル31にはフロー
ト38を案内するフロートガイド33がノズル31から
外側に横方向に張り出すフランジ34を介して一体に形
成されている。フロートガイド33は、フランジ34か
ら起立した3〜4本の支柱33bをリング33aによっ
て連結した形状に形成され、フロート38が浮上したと
きに支柱33bの間S1 をガスが自由に通過できるよう
になっている。ノズル31の下部には3〜4本のアーム
35aの上端が等角度で取付けられてガス通路S2 が形
成され、そしてこれらのアーム35aの下端がノズル3
1より小径でかつノズル31と同心円の円筒部35bに
取付けられている。
【0030】この円筒部35bの中には弁棒36がスラ
スト方向に摺動自在に挿通され、止めリング36aと円
筒部35bとの間に縮設されたコイルばね36bによっ
て下方に突出されて保持されている。アーム35aと円
筒部35bとは一体に形成され、弁棒36を支持する弁
棒支持体35を構成している。ノズル31の外側の切替
部本体21の上面とフランジ34の下面との間には、フ
ランジ34を下から押し上げるようにばね37が縮設さ
れている。これによりフランジ34と一体化形成されて
いるフロートガイド33も、フランジ34の一部がスト
ッパ34aに当接するまで押し上げられている。
【0031】上記フロートガイド33の内に配されるフ
ロート38は、上下の端面が閉じた円筒の下面に円筒状
の突部を設けた形に作られ、内部は空洞になっている。
下面の円筒状の突部の周囲には、ノズル31の開口を塞
いで弁体の一部として作用するパッキング39が取付け
られている。フロート38はフロートガイド33の内側
を上下動することが可能で、ガス流が大きいときはガス
流に押されて浮き上がり、パッキング39がノズル31
から離れ、ガスがノズル31を通って流通空間Sへ流入
するようになり、ガス流が小さいときは自重により下が
り、パッキング39がノズル31の上端周囲に接触し、
ノズル31を弁閉し、ガス流を遮断する。すなわち、フ
ロート38は、供給路切替手段の弁体の一部分と浮きの
二つの作用を兼ね備えていることになる。よって、フロ
ート38及びパッキング39は、供給路切替手段の弁体
を構成している。
【0032】サブ供給管の流入口24の上端には弁口と
してノズル41が設けられている。このノズル41を弁
開閉する弁体42は釘状に作られ、針部分がノズル41
の中に通されている。ばね43がノズル41の外側に設
けられ、弁体42の釘頭を下方から支えている。弁体4
2は、通常はばね43により持ち上げられてノズル41
は開いているが、弁棒36で押し下げられるとノズル4
1を弁閉する。
【0033】カバー27内には開閉用回転操作軸45に
隣接してガイド押さえ46が設けられている。ガイド押
さえ46は、その上方に突出された摺動棒46aが上記
支持板45bの摺動孔45b1 に上下方向に摺動自在に
挿通されて案内されると共に、その突出端の止めリング
46bと支持板45bとの間に縮設されたコイルばね4
6cによって常に上方向の付勢力が付与されて保持され
ている。この構成により、摺動棒46aの先端がカム部
材45cのカム面45c1 に弾接される。ガイド押さえ
46は、フロートガイド33の上端を押す円盤部材46
dと、フロート38の上面を押すフロート押さえ部材4
6eと、円盤部材46dとフロート押さえ部材46eと
を支持する支持部材46fとからなり、フロート押さえ
部材46eは屈曲部で回動自在に軸支されたばね材から
なる略L字状のてこ部材からなり、その一端がフロート
ガイド33の上端縁に弾接され、他端がその時計回転方
向の回動によって下方に変位してフロート38の上端面
に弾接されるようになっている。
【0034】開閉用回転操作棒45を回転させるとカム
部材45cも一緒に回転され、そのカム面45c1 に弾
接されている摺動棒46aの先端がカム面の高部に乗り
上げて摺動棒46a及びこれと一体のガイド押さえ46
がコイルばね46cに抗して下降する。このガイド押さ
え46の下降により、まずフロート押さえ部材46eが
時計回転方向に回動してその他端がフロート38の上面
に突き当たりフロート38を押し下げ、パッキング39
をノズル31の上端周囲に接触させてノズル31を弁閉
する。そして、フロート38がそれ以上下がらなくなる
タイミングで円盤部材46dがフロートガイド33に突
き当たるが、これによりガイド押さえ46がコイルばね
46cに抗して更に下降すると、円盤部材46dがフロ
ートガイド33を前記フロート38と共にコイルばね3
7に抗して押し下げ、これと同時に弁棒支持体35の弁
棒36が弁体42をばね43に抗して押し下げる。弁体
42が押し下げられると、弁体42によりノズル41を
弁閉する。弁体42がノズル41に当たってそれ以上下
がらなくなるとコイルばね36bが圧縮して弁棒36が
逃げるので、フロートガイド33がそれ以上下降しても
必要以上に大きな力が弁体42及びノズル41の開口に
かからなくなっている。
【0035】開閉用回転操作棒45は、最後まで回転さ
れ摺動棒46aの先端がカム部材45cのカム面45c
1 の平坦な最も高いカム面部分に乗り上がると、その状
態に保持される。従って、開閉用回転操作棒45とガイ
ド押さえ46は、弁体としてのフロート38及びパッキ
ング39と弁体42の動きを拘束する拘束手段となって
いる。
【0036】以上説明した構造により、供給路切替手段
の弁体の一部分としてのフロート38は、ガス流量が大
きいときノズル31を弁開し、ガス流量が小さいとき弁
閉するようになっていて、流量の大小によって流路を切
替えるので、大きな圧力損失を生じることはない。ま
た、弁体の一部分を構成するフロート38の重さの選択
によって切替ガス流量を設定することができる。
【0037】隔壁26に隣接して形成された流入口24
及び流出口25には、接続管41a及び41bの一端が
それぞれねじ込まれ、接続管41a及び41bの他端に
は流量検知部3の入口3aと出口3bが接続ナット44
a及び44bにより接続されている。流量検知部3は入
口3aを構成する導管44cに連通した導入孔47aを
有する検知部本体47と、この検知部本体47と協動し
て流量検知室47cを形成すると共に上記出口3bを有
する蓋体47dとからなる。蓋体47dが気密リング4
7bを介して検知部本体47に取り付けられて気密に形
成された流量検知室47cは、検知部本体47bと蓋体
47dとの間に周縁部が挟まれたダイヤフラム47eに
よって、入口3aに導入孔47aを通じて連通された入
口圧力室47c1 と、出口3bに連通された出口圧力室
47c2 とに仕切られている。
【0038】図4に部分拡大して示すように、ダイヤフ
ラム47eの下面には補強円板47fが添設されてい
る。ダイヤフラム47e及び補強円板47fの中央には
円孔47e1 及び47f1 がそれぞれあけられ、この円
孔の周縁がダイヤフラム47eの上面側に起立されて互
いに嵌合されている。円孔47e1 及び47f1 には、
中心に入口圧力室47c1 と出口圧力室47c2 を連通
する微細孔47g1 が、一端に鍔47g2 が、外周にね
じ47g3 がそれぞれ形成されたノズル部材47gが挿
入されている。そして、ダイヤフラム47e、補強円板
47f及びノズル部材47gは、挿入端のねじ47g3
にキャップ状ナット47hをねじ込むことにより、ダイ
ヤフラム47e及び補強円板47fが鍔47g2 とキャ
ップ状ナット47hとの間に挟まれて一体化されてい
る。
【0039】ノズル部材47gの鍔47g2 には、微細
孔47g1 の真下に間隙をもってマグネット47iを保
持するためのマグネットホルダ47jが加締め止めされ
ており、マグネットホルダ47jには入口圧力室47c
1 と微細孔47g1 を連通するための流路47j1 が形
成されている。
【0040】なお、蓋体47dとダイヤフラム47eと
の間にはコイルばね47kが縮設されてダイヤフラム4
7eが図において下方向に付勢されている。このコイル
ばね47kによる付勢力がコイルばね47kの位置がず
れて変化しないように、蓋体47dの内面に形成した突
部47d1 と、ダイヤフラム47eの上面に形成した環
状リブ47e2 にコイルばね47kの各端を嵌合させて
いる。
【0041】検知部本体47において特にマグネット4
7iに隣接した入口圧力室47c1を形成している壁の
一部分が薄く形成されている。この壁を挟んでマグネッ
ト47iと対向する検知部本体47の外側には、マグネ
ット47iの接近によりオンするリードスイッチ48が
固定され、またこのリードスイッチ48に隣接してリー
ドスイッチ48のオン・オフ信号を流量検知信号として
入力してガス漏洩を判定するガス漏洩判定部4が設けら
れている。ガス漏洩判定部4は、図5に示すように、予
め定めたプログラムに従って後述のように動作するマイ
クロコンピュータ(CPU)4aがリードスイッチ4
8、リセットスイッチ4bなどからの信号を入力してこ
れを処理し、漏洩があるときには警報信号を出力するよ
うに構成されている。CPU4aは、制御プログラムの
他、各種の固定データを格納したROM4a1 と、処理
中の各種データを格納するデータエリアの他、図6に示
すようにタイマT1 ,T2 やカウンタnなどを機能手段
を構成するワークエリアを有するRAM4a2 とを内蔵
している。また、リセットスイッチ4bは、供給ガスが
LPGの場合にはガスボンベ庫内に設置され、ボンベ交
換時に作業者が漏洩の有無を漏洩警報インジケータラン
プの点灯・不点灯により確認した後操作される。都市ガ
スの場合には集合住宅の監視盤に設けられ、監視盤の漏
洩警報インジケータランプの点灯・不点灯により、例え
ば1ヶ月毎に定期確認した後に操作されるものでよい。
【0042】以上説明した構造により、切替手段の弁体
の一部分としてのフロート38は、ガス流量が大きいと
きノズル31を弁開し、ガス流量が小さいとき弁閉する
ようになるが、ガス流がある限り、何れの場合にもサブ
供給路中の流量検知部3の微細孔47g1 にはガスが流
れる。そして、微細孔47g1 にガスが流れると、その
流量をQ(m3 /h)、微細孔47g1 の直径をD(m
m)、微細孔47g1により入口圧力室47c1 と出口
圧力室47c2 との間に発生する差圧をΔP(mmH2
O)、ガス密度をρ(空気を基準にした数値)、係数を
k(0.0092)とすると次式が成り立ち、入口圧力室
47c1 と出口圧力室47c2 との間に差圧ΔPが生じ
る。 Q=k×D2 ×(ΔP/ρ)1/2
【0043】上式から明らかなように、微細孔47g1
の直径を適当に設定することによって、微少ガス流によ
って所定値以上の差圧ΔPを発生させ、この圧力差を利
用してダイヤフラム47eをコイルばね47kの付勢力
に抗して上方に変位させることができる。このダイヤフ
ラム47eの変位は、ダイヤフラム47eと共に変位す
るマグネット47iがリードスイッチ48から離れリー
ドスイッチ48がオフすることによって検知することが
できる。従って、上記所定値を検知すべき微少ガス漏洩
に応じて設定することによって、微少ガス漏洩に伴うガ
ス流によってもリードスイッチ48をオフ状態に保持す
ることができるようになる。よって、サブ供給路の途中
に設けられた流量検知部3からの所定値以上のガス流量
の有無を示す信号を入力して漏洩判定部4はガス漏洩を
判定することができる。
【0044】以上の構成において、ガスが未使用のと
き、切替部2の働きによってメイン供給路にはガスが流
れないようになっている。もし、漏洩検知装置より下流
にガス漏洩があり、その漏洩が微少であるときには、切
替部2は依然メイン供給路を閉状態に保持する。従っ
て、サブ供給路中にある微細孔46g1 を通じてガスが
流れ、このガス流によって発生する差圧を受けてダイヤ
フラム46eはコイルばね46kの付勢力に抗して変位
し、マグネット47iはリードスイッチ47から離れた
位置に保持され、リードスイッチ47はオフ状態に保持
される。これに対し、ガス漏洩がないときには、微細孔
47g1 にはガスが流れなくなって、ダイヤフラム47
eを自重及びコイルばね47kに抗して変位させる差圧
が生じなくなり、マグネット47iが自重及びコイルば
ね47kによりリードスイッチ48に接近するようにな
るので、リードスイッチ48はオンする。
【0045】この流量0の状態(リードスイッチがオン
の状態)が例えば1分間継続して発生したときこれを計
数し、この動作を例えば30日間行い、この間の計数値
が所定数未満のときには漏洩の可能性あり、所定数以上
のときには漏洩の可能性なしと判定する。そうして、判
定により漏洩の可能性があると判断したときには、電話
回線を介して管理センタ側へ送信し、漏洩の有無につい
て漏洩監視を遠隔地において行えるようにする。
【0046】次に、概略説明した漏洩判定部の動作の詳
細を、漏洩判定部のマイクロコンピュータ(CPU)4
aが行う処理を示す図7のフローチャートを参照して以
下説明する。CPU4aは電源の投入により動作を開始
し、その最初のステップS1においてリセットスイッチ
4bがオン操作されたか否かを判定し、この判定がYE
SのときにはステップS2に進んでRAM4a2 のワー
クエリアに構成した図6に示すようなタイマT1 及びT
2 、カウンタnを全てリセットしてからステップS3に
進む。また、ステップS1の判定がNOのときにはステ
ップS2を飛ばしてステップS3に進む。
【0047】ステップS3においては、リードスイッチ
48がオンしているか否かを判定し、この判定がYES
のとき、すなわち、微細孔47g1 にガス流がないとき
にはステップS4に進んで例えば1分タイマからなるタ
イマT1 をリセットしてから後述するステップS7に進
む。ステップS3の判定がNOのとき、すなわち、微細
孔46g1 にガス流があるときにはステップS5に進ん
でタイマT1 がタイムオーバとなったか否かを判定す
る。このステップS5の判定がNOのときには後述する
ステップS7に進み、ステップS5の判定がYESのと
き、すなわち、リードスイッチ48のオンが1分以上継
続しているときにはステップS6に進んでカウンタnを
インクリメントしてからステップS7に進む。
【0048】ステップS7においては、例えば30日タ
イマからなるタイマT2 がタイムオーバとなったか否か
を判定する。このステップS7の判定がNOのときには
上記ステップS1に戻り、上述のステップS1〜S6の
処理を繰り返し、ステップS7の判定がYESになる
と、ステップS8に進んでカウンタの計数値が予め設定
した例えば3からなる所定数未満であるか否かを判定
し、この判定がNOのとき、すなわち、カウンタnの計
数値が例えば3以上であるときには、ガス漏洩がないと
判断してステップS9に進んでタイマT2 をリセットし
てから上記ステップS1に戻り、ステップS1〜8の処
理を繰り返す。ステップS8の判定がYESのとき、す
なわち、カウンタnの計数値が3未満のときにはガス漏
洩がある可能性があると判断してステップS10に進ん
で漏洩警報信号を出力してから元に戻る。この漏洩警報
信号はガスボンベ庫や監視盤に設けた漏洩警報インジケ
ータを点灯するために利用される他、遠隔の監視センタ
ーにその旨を通報するために利用される。
【0049】以上は、夜間や深夜のように、ガス消費が
ほとんどなくなる時には、フロート38は自重により下
がってパッキング39がノズル31に接触し、ノズル3
1を通るガス流は遮断され、ノズル41を通って流入口
24から流量検知部3へ流れて行くガスのみとなり、こ
れにより流量検知部3へ流れる微少なガス流量を監視す
ることができるようなるからである。またこの時、ガス
消費が全く無く、しかもガスの微少漏洩も生じていなけ
れば、流量検知部3はガス流量を検出することがなくな
る。そして、従来と同様に、例えば30日の比較的長い
所定期間の間にはこの様なことが少なくとも3回は生じ
ることを前提にし、もしこの所定期間の間に流量検知部
3がガス流量を3回以上検出しない時には、微少ガス漏
洩が生じていると判断する。
【0050】以上により、流量検知手段からの流量信号
によりガス漏洩を判定する判定手段として働くCPU4
aは、図5に示すように、リードスイッチ48が一定期
間の間オフ又はオンする回数を計数する計数手段4a3
と、この計数値と所定数を比較する比較手段4a4 とし
て働き、計数値が所定数以下になったときガス漏洩を判
定する。
【0051】既設のガス供給管や内管を大幅に変更した
り、あるいは修理したりする工事をする必要が生じた
時、たとえ微少といえどもガスが流れていると具合が悪
いのでガス流を完全に遮断する必要がある。このような
時には、図3に示すように、開閉軸45を回転させてガ
イド押さえ46を下げると、ガイド押さえ46の円盤部
材46aはばね37の弾性力に抗してフロートガイド3
3を押し下げ、フロート押さえ部材46bはフロート3
8を押し下げる。このときフロートガイド33に連結し
ているノズル31は気密リング32と共に切替部本体2
1の開口部を気密を保ちながら摺動して下がる。弁棒3
6は、ノズル31に連結しているから同時に押し下げら
れ、弁棒36は弁体42を押し下げる。弁体42は、弁
口であるノズル41を弁閉し、ガス流は完全に遮断さ
れ、既設のガス供給管や内管を大幅に変更したり、ある
いは修理したりする工事を安全に行うことができるよう
になる。
【0052】工事終了後、開閉軸45を逆方向回転させ
てガイド押さえ46を上げると、フロートガイド33は
ばね37の弾性力により上に上がり、弁体42もばね4
3の弾性力により上に上がり、ノズル41を弁開する。
従来は、手動閉止弁をガス流の上流に別に設ける必要が
あったが、本実施例のガス漏洩検知装置は、開閉軸45
とガイド押さえ46とを付加することにより流路閉止弁
の機能を組み込んだ切替弁兼用型となっているのでその
必要がないので、別途閉止弁を設けたものに比較して小
型化、低コスト化、軽量化が図れる。
【0053】なお、上述した実施例では、マグネットの
接近によってオンするリードスイッチ48を近接スイッ
チとして使用しているが、この代わりに、マグネットの
接近によってオフするリードスイッチを使用するように
してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サブ供給路と並列となるようにメイン供給路の途中に設
けられた供給路切替手段の弁体は、ガス流量が大きいと
き弁開しガス流量が小さいとき弁閉するようになってい
て、流量の大小によって流路を切り替えるので、大きな
圧力損失を生じることはない。
【0055】また、サブ供給路を塞ぐように設けたダイ
ヤフラムとこれに設けた微細孔との簡単な構成によっ
て、小型化、低コスト化、軽量化を図りつつ、サブ供給
路に所定値以上の微少ガスが流れているかどうかを検知
し、この検知によりガス漏洩の可能性を判定することが
できると共に、微細孔の径の設定によって微少ガス流の
有無を判定する所定値を簡単にしかも自由に設定するこ
とができるようになっている。
【0056】また、ばね手段の付勢力によって微少ガス
流の有無を判定する所定値を簡単にしかも自由に設定す
ることや、流量検知手段のコンパクト化も図られる。そ
して、ガス漏洩があるとき差圧が常に発生し、差圧がな
くなることがほとんどなくなって計数値が小さくなり、
確実にガス漏洩の可能性を判定することができる。
【0057】更に、弁体案内部材に沿って自重によって
下降して弁口を閉じ、大きなガス流量により浮上して弁
口を開く部材の重さの選択によって切替ガス流量を簡単
に設定できる。
【0058】更にまた、メイン供給路とサブ供給路とを
同時に弁閉状態に拘束することがで流路のガス流を完全
に遮断したり、あるいは遮断しなかったりすることが任
意に行え、既設のガス供給管や内管を大幅に変更した
り、あるいは修理したりする工事をする必要が生じた
時、ガス流を完全に遮断することができ、工事を安全に
行うことができるようになる。
【0059】更に、別途閉止弁を設けることなく、既設
のガス供給管や内管を大幅に変更したり、あるいは修理
したりする工事を安全に行うことができ、実装性が高く
既設設備への対応を極めて簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス漏洩検知装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の切替部の開状態を示す断面図である。
【図3】図1の切替部の閉状態を示す断面図である。
【図4】図1の流量検知部の一部分の拡大断面図であ
る。
【図5】図1のガス漏洩判定部の回路構成を示す図であ
る。
【図6】図5中のRAM内のワークエリアの一部分を示
す図である。
【図7】図5中のCPUが行う処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ガス漏洩検知装置 2a 供給路切替手段(供給路切替弁) 2b 開閉手段(開閉弁) 3 流量検知手段(流量検知部) 4 判定手段(ガス漏洩判定部) 4a3 計数手段(CPU) 4a4 比較手段(CPU) 5 メイン供給路 6 サブ供給路 31 弁口(ノズル) 33 弁体案内部材(フロートガイド) 36 弁棒 38,39 弁体(フロート,パッキング) 42 弁体 45 拘束手段(開閉用回転操作軸) 46 拘束手段(ガイド押さえ) 47g1 微細孔 47e ダイヤフラム 47k ばね手段(コイルばね) 47i マグネット 48 近接スイッチ(リードスイッチ)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流量が小さくなったときメイン供給
    路を閉じ、このメイン供給路と並列に設けられたサブ供
    給路のみを通じてガスを供給できるようにし、サブ供給
    路に設けた流量検知手段による流量監視によって下流側
    のガス漏洩を検知するようにしたガス漏洩検知装置にお
    いて、 微細孔を有し、該微細孔を通じてのみガスが前記サブ供
    給路に流れるように前記サブ供給路の途中に設けられ、
    前記微細孔にガスが流れることによって生じる所定値以
    上の差圧を両面に受けて変位するダイヤフラムと、 該ダイヤフラムの変位に応動して流量信号を出力する流
    量検知手段と、 該流量検知手段からの流量信号によりガス漏洩を判定す
    る判定手段とを備えることを特徴とするガス漏洩検知装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定値を、前記ダイヤフラムを前記
    変位の方向と反対方向に常時付勢しているばね手段の付
    勢力によって設定したことを特徴とする請求項1記載の
    ガス漏洩検知装置。
  3. 【請求項3】 前記流量検知手段が、前記ダイヤフラム
    に設けられ、ダイヤフラムと共に変位するマグネット
    と、該マグネットの変位によってオン又はオフする近接
    スイッチとからなることを特徴とする請求項1又は2記
    載のガス漏洩検知装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段が、前記近接スイッチが一
    定期間の間オフ又はオンする回数を計数する計数手段
    と、該計数手段による計数値と所定数を比較する比較手
    段とを有し、計数値が所定数以下になったときガス漏洩
    を判定することを特徴とする請求項3記載のガス漏洩検
    知装置。
  5. 【請求項5】 ガス流量が小さくなったときメイン供給
    路を閉じ、このメイン供給路と並列に設けられたサブ供
    給路のみを通じてガスを供給できるようにする供給路切
    替手段と、 前記サブ供給路の流入口に設けられた弁口を開閉する弁
    体を有する開閉手段と、 該開閉手段の弁体と前記供給路切替手段の弁体とを同時
    に弁閉状態に拘束する拘束手段とを備えることを特徴と
    する請求項1〜4の何れかに記載のガス漏洩検知装置。
  6. 【請求項6】 前記拘束手段が前記メイン供給路の弁口
    を閉じるように前記供給路切替手段の弁体を弁口に対し
    て強制的に押しつけ弁閉状態を保持すると共に前記サブ
    供給路の流入口に設けられた弁口を開閉手段の弁体で閉
    じて弁閉状態を保持することを特徴とする請求項5記載
    のガス漏洩検知装置。
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