JP3050745B2 - ガス漏洩検知装置 - Google Patents

ガス漏洩検知装置

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JP3050745B2
JP3050745B2 JP6035040A JP3504094A JP3050745B2 JP 3050745 B2 JP3050745 B2 JP 3050745B2 JP 6035040 A JP6035040 A JP 6035040A JP 3504094 A JP3504094 A JP 3504094A JP 3050745 B2 JP3050745 B2 JP 3050745B2
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恒男 見城
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複数のLPガ
スボンベからなる集団供給装置から各家庭へガスを供給
する配管設備等におけるガス漏れの検知に用いて好適な
ガス漏洩検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス漏洩検知装置として
は、図7に示すものが知られている。図において、1は
複数のLPガスボンベ2と複数の圧力調整器R1 ,R2
,R3を組み合せた自動切換調整器3からなる集団供給
装置である主管路4に、二次圧力調整器をバイパスする
少流量のバイパス管5を設け、この管路にオリフィス
6、圧力調整器7,8を設けて、その出口圧力を前記調
整器R3 の出口圧力設定より少し高く設定して、主管路
4にガスが流れるときは、バイパス管路5にも必ずガス
が流れるようにし、さらにバイパス管路5に検知管路1
0を連結して、この管路10に圧力センサ11を連結
し、さらにこの圧力センサ11で作動する表示部12を
設けたものである。
【0003】そして、オフィリス6の上流側の圧力をP
1 、下流側の圧力をP2 とした場合に、バイパス管路5
内をガスが流れると、オリフィス6によって上流側と下
流側との間には圧力損失が生じてP1 >P2 となる。
【0004】したがって、圧力センサ11の作動圧力を
P1 に設定しておくと、ガスが流れている間は検知管路
10から圧力センサ11に働く圧力P2 は、P1 より低
い状態となっているが、主管路4内のガスの流れが微少
になるか、又は停止するとオリフィス6の下流側の圧力
が次第に上昇してP1 =P2 となり、圧力センサ11が
動作して表示部12にガスの流れの微少または停止を表
示するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
図7に示すガス漏洩検知装置にあっては、ガスの漏洩を
検知するために、オリフィス6の上流側と下流側の両方
に圧力調整器7,8を設け、上流側圧力調整器7によっ
て上流側の圧力が一定と成るように調整し、この上流側
の圧力に対する下流側の圧力変動を測定することによ
り、流量を測定するようにしたので、オリフィス6の上
流側と下流側との両方に圧力調整器が必要となり、コス
ト高となるという問題点があった。
【0006】この発明は、上述した問題を解決するため
になされたものであり、バイパス管に設けられた一個の
圧力調整器によって微少流量を計測し、ガス供給管から
ガスが漏れていないかどうかを検知することのできるガ
ス漏洩検知装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上流側のガスを装置本体内へ導入する
高圧ノズル部と、この高圧ノズル部からの吐出ガス流量
を調節する高圧弁体と、この高圧弁体によって減圧され
たガス圧を計測するガス圧計測部と、このガス圧計測部
からの流量を調整して装置本体の下流側と連通する定圧
部へガスを導入する減圧手段と、前記定圧部に設けられ
て該定圧部内の圧力を一定に保持するように、前記高圧
ノズル部と高圧弁体との開度を制御する圧制御手段を設
けたことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、主管に設けられた
主圧力調整器と、前記主管に設けられて前記主管圧力調
整器をバイパスする枝管と、この枝管に設けられて前記
主圧力調整器の閉弁圧力より高い閉弁圧力に設定された
副圧力調整器とを備えたガス漏洩検知装置であって、前
記副圧力調整器には、前記主圧力調整器の上流側のガス
を該副圧力調整器内へ導入する高圧ノズル部と、前記主
圧力調整器の下流側と連通する定圧部とを設け、さらに
前記高圧ノズル部と定圧部との間には、前記高圧ノズル
部からの吐出ガス流量を調節する高圧弁体と、この高圧
弁体によって減圧されたガス圧を計測するガス圧計測部
と、このガス圧計測部からの流量を調整して定圧部へ導
入する減圧手段とを設け、さらに前記定圧部には、該定
圧部内の圧力を一定に保持するように前記高圧ノズル部
と高圧弁体との開度を制御する圧制御手段を設けたこと
を特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、前記減圧手段が、
前記副圧力調整器に一体に設けられて、前記圧計測部と
定圧部との間を連通させる1又は複数のノズルと、この
ノズルを個々に開閉可能な1又は複数の弁体とを備えた
ことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、前記ノズルが同径
又は異径の複数のノズルから構成されていることを特徴
としている。
【0011】請求項5記載の発明は、前記減圧手段が、
前記副圧力調整器のガス圧計測部の下流側の配管に配設
されたオリフィスであることを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、前記ガス圧計測部
には、時間経過とともに回転駆動される円板状の記録紙
と、この記録紙上を前記ガス圧計測部の圧力状況に応じ
て移動する記録針とを備えた自記圧力計が接続されてい
ることを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、前記圧制御手段
が、裏面がバネによって付勢される膜板と、この膜板の
中央部に、該膜体と直交する方向に移動自在に固定され
た作動杆と、この作動杆に一端が摺動自在に保持される
と共に他端側が装置本体に回動自在に支持された操作レ
バーとを備えてなり、さらに前記操作レバーの作用端に
は支軸を支点として回動する係合部が設けられ、この係
合部は高圧弁体に設けられた係止部に摺動自在に係止さ
れていることを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、前記圧制御手段
が、前記定圧部とガス圧計測部との間を気密に遮蔽する
弾性隔膜が設けられており、この弾性隔膜が前記高圧弁
体に一体かつ隙間なく取り付けられていることを特徴と
している。
【0015】請求項9記載の発明は、前記圧制御手段
が、前記定圧部とガス圧計測部との間を気密に遮蔽する
弾性隔膜が設けられており、この弾性隔膜が前記作動杆
に一体かつ隙間なく取り付けられていることを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】この発明のガス漏洩検知装置は、ガスの使用量
が多く、主管のガスの供給量が多く、主管の下流側の圧
力が低下している状態では、主圧力調整器が作動して、
主管内を大量のガスが流れるが、夜間や昼間等にガス使
用量が少なくなると、主管の下流側のガス圧が高くな
り、所定の圧力となると主圧力調整器が閉弁する。主圧
力調整器が閉弁しても、閉弁圧が高く設定された副圧力
調整器は閉弁されず、この副圧力調整器を介して枝管内
をガスが流れる。
【0017】さらに、ガスの使用量が微少になると、定
圧部内のガス圧がさらに上昇し、これによって定圧部に
設けられた圧制御手段が作動して、高圧弁体を高圧ノズ
ル部側に近づけて、高圧ノズル部からガス圧力計測部へ
のガス供給量を少なくすると同時に、ガス圧力計測部か
ら該定圧部内へ供給されるガスの量が減少する。
【0018】ガス圧力計測部から定圧部へ流れるガス流
量が減少すると、定圧室の圧力は一定のため、ガス圧力
計測部内の圧力が下降し、ガス圧力計測部側と定圧部側
との内圧も近づき、やがて各圧力が同一となって閉弁さ
れ、定圧部側へのガスの供給が無くなる。従って、ガス
流量が減少するにつれてガス圧力計測部内の圧力も下降
していく。
【0019】逆に、ガスの使用量が増加し、定圧部内の
圧力が低下すると、定圧部に設けられた圧制御手段が作
動して、高圧弁体を高圧ノズル部より離して、高圧ノズ
ル部からガス圧力計測部へのガス供給量が増加すると同
時に、ガス圧力計測部から該定圧部内へ供給されるガス
の量が増加する。
【0020】ガス圧力計測部から定圧部へ流れるガス流
量が増加すると、定圧室の圧力は一定のため、ガス圧力
計測部内の圧力が上昇し、ガス圧力計測部側と定圧部側
との差圧が大きくなる。従って、上記ガス圧力計測部の
圧力が副圧力調整器の下流を流れるガス流量に応じて変
化することとなる。
【0021】そして、上記のガス圧力計測部のガスの圧
力状態を自記圧力計に記録することにより、この圧力状
態を供給されるガスの流量に置き換えて、副圧力調整器
を流れるガスの流量を知ることができる。これによっ
て、ガスが使用されていないと予想される時間にも、常
時、副圧力調整器内をガスが流れる状態が検知される
と、ガス漏洩の可能性有りと判断される。
【0022】また、減圧手段のノズル部を小径とするこ
とにより、微少なガスの流れも検知される。また、ノズ
ル部を同径又は異径の複数のノズルから構成することに
より、ガスの使用状況に応じて、最適な流量が検知され
る。
【0023】ガス圧力計測部に電気を使用しない自記圧
力計を接続すれば、電気的ショートによる火花や漏電が
発生することもない。
【0024】
【実施例】以下、この発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1ないし図5はこの発明の一実施例を示すもので
あり、図1は、この実施例のガス漏洩検知装置が使用さ
れているガス供給システムの全体概要を示し、図中符号
20はガス漏洩検知装置である。
【0025】このガス漏洩検知装置20は、主管21に
設けられた主圧力調整器22と、主管21から分岐して
主圧力調整器22をバイパスする枝管23と、この枝管
23に設けられた副圧力調整器24とから主に構成され
ており、副圧力調整器24には自記圧力計25が接続さ
れている。主管21の上流にはガスの供給源としてのL
Pガスボンベ26が設けられており、これらLPガスボ
ンベ26から供給されるガスはヘッダー管27によって
主管22に供給される。主管22の下流には、集合住宅
28の各部屋毎に分岐する分岐管29が分岐弁30を介
して接続されており、これら各分岐管29の下流側に
は、元弁31、ガスメータ32を介して各ガス器具33
が接続されている。ヘッダー管27と主管21との接続
部には自動切換調整器34が設けてあり、これによって
主管21の吐出圧力が0.4〜0.7kg/cm2 に調節さ
れる。
【0026】上記、主圧力調整器22は、供給先の集合
住宅でのガスの使用量が多く、下流側の圧力が低い状態
の時には、開弁状態となって、下流側へガスを供給する
が、ガスの使用量が少なくなり、下流側の圧力が上昇し
て、所定の設定値となると閉弁状態となり、主管21へ
のガスの供給を停止するようになっている。また、分岐
管23は、主管21の内径よりかなり小さな内径とされ
ており、この実施例においては、50l/h程度の流量
が流れるような内径寸法の管であればよい。そして、こ
の枝管23に設置された副圧力調整器24の閉弁圧力
(例えば320mmH2 O)は、上記主圧力調整器22の
閉弁圧力(例えば300mmH2 O)より高い圧力に設定
されている。
【0027】副圧力調整器25は、図2に示すように、
箱型容器の装置本体41の上流側に高圧ノズル部42が
設けられており、装置本体41の下流側には定圧部43
が設けられている。高圧ノズル部42は装置本体41の
上流側に枝管23が挿入される接続口44と、この接続
口44と定圧部43側とを挿通させるノズル本体42a
とからなっており、ノズル本体42aの出口は定圧部4
3側へわずかに突出した状態で設けられている。この高
圧ノズル本体42aの出口面には高圧弁体45が離接自
在に設けられており、この高圧弁体45の中間部には、
弾性膜体、即ちベローズ46の中央部が水平移動自在に
かつ隙間のない状態の設けられ、このベローズ46の外
周は装置本体41に隙間無く取り付けられることによ
り、高圧ノズル部42と定圧部43との間を気密に画成
し、高圧ノズル部42側にガス圧力計測部47を形成し
ている。
【0028】このガス圧力計測部47は、装置本体41
の高圧弁体45側に形成された弁体室47aと、この弁
体室47aから底部側へ開口する下部連通孔47bと、
この下部連通孔47bから分岐して装置本体41の上流
側へ開口する側部連通孔47cとから構成されている。
そして、このガス圧力計測部47の底部挿通孔47b
は、装置本体41の底部にネジによって一体に固定され
た減圧手段50に挿通されている。
【0029】減圧手段50は、減圧容器51の内部に設
けられたノズルと、これを開閉する弁体とから構成され
ている。減圧容器51は、装置本体41の底部に面して
開口部52が形成されており、この開口部52には底部
連通孔47bの下端が開口されると共に、この開口部5
2には3つの異径のノズル53,54,55が開口して
いる。これらノズル53,54,55は、本実施例で
は、それぞれ6l/h、24l/h、50l/h程度の
流量が流れた時に、所定の圧力損失が発生するようにノ
ズルの内径が設定されており、これらノズル53,5
4,55が開口する出口側の弁体室56には、これらノ
ズル53,54,55を開閉自在な弁体57,58,5
9がそれぞれ取り付けられている。
【0030】これら各弁体57,58,59は、減圧容
器51の外側へ突出する弁軸57a,58a,59aに
よって、該減圧容器51に移動自在に支持されており、
これら弁軸57a,58a,59aの突出端部には、そ
れぞれ係合部57b,58b,59bが形成され、これ
ら係合部57b,58b,59bは、減圧容器51の外
側に形成された係止部57c,58c,59cに係止さ
れることにより、各弁体57,58,59は各ノズル5
3,54,55から離れて開弁状態となる。また、弁軸
57a,58a,59aを回転させて、これら係止部5
7c,58c,59cから、係合部57b,58b,5
9bを外すと、カバー本体51内の各弁軸57a,58
a,59aに装着されたスプリングによって各弁体5
7,58,59がノズル53,54,55の出口面に付
勢されて閉弁状態となる。また、弁体57,58,59
の各ノズルとの接触面にはノズルとの密着度を高めるた
めの弁ゴムが取り付けられている。
【0031】また、上記減圧容器51には、弁体室56
から装置本体41側に連通する連通孔65が形成され、
この連通孔65は、装置本体41の底部に形成された連
通穴66を介して定圧部43に連通されている。そし
て、減圧容器51と装置本体41の接触面には、減圧容
器51の上面に形成された凹溝の内部に装着されたOリ
ングによってシールされ、また弁軸57a,58a,5
9aと減圧容器51との貫通部もOリングによってシー
ルされている。
【0032】定圧部43は、装置本体41の下流側に形
成された定圧室70と、この定圧室70を密閉状態に覆
う弾性膜体、即ちダイヤフラム71と、このダイヤフラ
ム71を上部から定圧室70側に付勢するばね72と、
このばね72を収納すると共に、ダイヤフラム71の上
部を覆い、かつその外周縁を装置本体41の上面との間
に気密に挟持する弁蓋73とにより構成されている。ま
た、装置本体41の下流側には枝管23の端部が接続さ
れる接続口74が形成され、この接続口74から枝管2
3の下流側の主管21と連通されている。また、弁蓋7
3はねじによって装置本体41に固定されている。
【0033】また、定圧部43には、この定圧部43を
一定の圧力に調整するための圧制御手段80が設けられ
ている。この圧制御手段80は、定圧室70内の圧力の
変化に応じて上下動するダイヤフラム71と、このダイ
ヤフラム71の中央部に上下動可能かつ気密に固定され
た作動杆82、この作動杆82に一端が摺動自在に保持
されると共に他端側が装置本体41に回動自在に支持さ
れた操作レバー83とから主に構成されている。作動杆
82は上端部にねじ部が形成されており、このねじ部を
ダイヤフラム71の挿通孔を挿通させた後、該ダイヤフ
ラム71を介してダイヤフラム受板81のボス部81a
に螺合させることにより、ダイヤフラム71に取り付け
られている一方、作動杆82の下端部には操作レバー8
3を摺動自在に保持するための支持孔82aが形成され
ている。
【0034】操作レバー83の他端部は、装置本体41
に固定された支軸84により回動自在に取り付けられて
おり、作用端は作用ピン85を介して高圧弁体45に係
合されている。高圧弁体45は、ノズル本体42aとの
接触面に弁ゴム86が取り付けられており、中央部には
上述したベローズ46が取り付けられ、さらにベローズ
46の定圧室70側の側部には上記操作レバー83の作
用端に形成された係合溝87と摺動自在に係合する作用
ピン85が固定されている。これによって、作動杆82
が軸方向に移動すると、操作レバー83の一端部が支軸
84を支点として上下に回動する一方、操作レバー83
の作用端は作用ピン85をノズル本体側に離接させ、こ
れによって高圧ノズル部47と高圧弁体45との開度が
調整される。
【0035】そして、ガス圧力計測部47の側部連通孔
47cの開口部には、接続ノズル90が螺着され、この
接続ノズル90にはゴムホース91の一端が接続され、
このゴムホース91の他端は自記圧力計25に接続され
ている。
【0036】自記圧力計25は、図3に示すように、上
ケース92と下ケース93とで密閉容器が形成され、下
ケース93の底部にはゴムホース91の接続口94が形
成されている。接続口94の上部にはガス圧力計測部4
7の圧力状態に応じて上下に伸縮するベローズ95が設
けられ、このベローズ95には、このベローズ95の変
位を拡大ギア97に回転運動として伝達する圧伝達シャ
フト96が取り付けられている。さらに、拡大ギア97
には水平方向に配置されたスライドギア98が噛合して
おり、拡大ギア97の回動に応じて水平方向に移動する
ようになっている。スライドギア98の端部には記録針
99が固定されており、この記録針99は円板状に形成
された記録紙100にばねによって付勢されている。記
録紙100は、上ケース92の天井に固定された時計体
101の表面板に装着され、該時計体101は図示しな
いゼンマイバネによって回転駆動されるようになってい
る。このゼンマイバネは、1日ないし1週間で一回転す
るように設定可能である。
【0037】記録紙100には、図5に示すように、円
板状の表面に周方向に沿って同心円の流量目盛100a
が付され、またこの流量目盛100aと直交して放射状
に時間目盛100bが付されている。この実施例の場合
には、流量目盛100aは中心部から外側へ向かって1
l/hから6l/hの目盛りが付され、時間目盛100
bは、基準時間0から出発して1日で一回転するような
24時間の目盛りが付されている。そして、ゼンマイバ
ネによって自転する記録紙100の表面を、ガス圧力計
測部47の圧力に応じて水平方向に移動する記録針99
によって、符号102で示される圧力変化、即ち流量が
記録されるようになっている。
【0038】このように構成された、この実施例のガス
漏洩検知装置20は、集合住宅28において、食事の支
度をする昼や夕方にはガスの使用量が多くなるため、主
管21の下流側の圧力が低下し、これによって主圧力調
整器22が作動して、主管21内を大量のガスが流れ
る。また、深夜や食事の合間等の時間帯には、ガス使用
量が少なくなり、主管21の下流側のガス圧が高くな
る。そして、主管21内が所定の設定圧力となると、主
圧力調整器22が閉弁する。しかし、主圧力調整器22
が閉弁しても、閉弁圧が高く設定された副圧力調整器2
3は閉弁されないため、この副圧力調整器24を介して
枝管23内をガスが流れ、主管の下流側へ小量のガスが
供給される。
【0039】さらに、ガスの使用量が微少になると、副
圧力調整器24の定圧室70内のガス圧はさらに上昇す
る。定圧部43のガス圧が上昇すると、圧制御手段80
が作動して、高圧弁体45を高圧ノズル部42側へ近づ
けて、高圧ノズル部42からガス圧力計測部47へのガ
ス供給量が少なくなると同時に、ガス圧力計測部47か
ら定圧部43へ供給されるガスの量が減少する。
【0040】即ち、圧制御手段80は、ダイヤフラム7
1がばね72の付勢力に抗して上部へ押し上げられる。
ダイヤフラム71が上側へ変形すると、これに伴って作
動杆82の下端に保持された操作レバー83の一端を上
側へ回動させ、この操作レバー83の回動に応じて支軸
84を支点として作用端側に形成された係合溝87の内
部を作用ピン85がノズル本体42a側へ移動し、これ
に従って高圧弁体45をノズル本体42aの出口面に押
しつけ、高圧ノズル42aからのガスの吐出量を制限
し、ガス圧力計測部47内へ供給されるガスの流量を減
らす。また、これと同時に、ガス圧力計測部47から減
圧手段50を介して定圧室70へ流れるガス流量も減少
する。
【0041】したがって、ガス圧力計測部47から定圧
室70内へのガス流量が減少すると、これらの間の圧力
損失が小さくなり、ガス圧力計測部47内の圧力が下降
し、ガス圧力計測部47側の圧力P1 と定圧室70側と
の圧力P2 も段々等しくなるように近づいて、ついに
は、閉弁状態となって定圧室70側へのガスの供給が無
くなる。定圧室70の圧力は一定のため、ガス流量が減
少すると、ガス圧力計測部47の圧力も減少することと
なる。
【0042】逆に、集合住宅28でのガスの使用量が増
加し、主管21の下流側へ多量のガスが流れると、まず
定圧部43のガス圧が低下し、定圧部43に設けられた
圧制御手段80が作動して、高圧弁体45を高圧ノズル
部42より離して、高圧ノズル部42からガス圧力計測
部47へのガス供給量を多くすると同時に、ガス圧力計
測部47から定圧部43内へ供給されるガスの量が増加
する。
【0043】即ち、圧制御手段80は、ダイヤフラム7
1がばね72の付勢力に従って下部へ押し下げられる。
ダイヤフラム71が下側へ変形すると、作動杆82の下
端に保持された操作レバー83の一端を下側へ回動さ
せ、この操作レバー83の回動に応じて支持軸84を支
点として作用端側に形成された係合溝87の内部を作用
ピン85が定圧室70側へ移動し、これに従って高圧弁
体45を高圧ノズル42aの出口面から離間させ、高圧
ノズル42aからのガスの吐出量が増加し、ガス圧力計
測部47内へ供給されるガスの流量が増加する。また、
これと同時に、ガス圧力計測部47から減圧手段50を
介して定圧室70へ流れるガス流量も増加する。
【0044】このようにガス圧力計測部47から定圧部
43へ流れるガス流量が増加すると、ガス圧力計測部4
7側の圧力P1 と定圧部43側の圧力P2 との差圧が大
きくなり、定圧室70の圧力は一定のため、上記ガス圧
力計測部47の圧力が、副圧力調整器の下流を流れるガ
ス流量に応じて変化することとなり、このガス圧力計測
部47の圧力を検出することにより、該副圧力調整器2
4内を流れるガスの流量を検出することができる。
【0045】そして、減圧手段50に設けられたノズル
53,54,55の内径を微少寸法、例えば0.1m
m、0.5mm、1.0mm程度とすることにより、そ
れぞれ6l/h、24l/h、50l/h程度の流量が
流れた際にも、所定の圧力損失が発生し、微少流量を測
定することが可能となる。これらのノズル53,54,
55をそれぞれ単独に使用した場合の、これらのノズル
を流れるガスの流量と、圧力損失との性能曲線は、図4
に示すようになる。
【0046】また、これらノズル53,54,55は、
弁体57,58,59を開閉させることにより、単独或
いは組み合わせて使用することができ、微少流量から大
流量まで計測することが可能となる。この実施例の場合
には、ガスの漏洩を計測することが目的であるため、3
種類のノズルで充分目的を達成することができる。
【0047】そして、上記のガス圧力計測部47のガス
の圧力変化を自記圧力計25で、上述したように記録す
ることにより、このガス圧力をガスの流量に置き換えて
見ることができ、副圧力調整器24を流れるガスの流量
の変化、例えば3l/h程度の微少な流量をも検知する
ことができる。ガス圧力計測部47の圧力は定圧室70
の調整圧である320mmH2 Oが最小で、そこから流量
が大きくなるにつれて圧力が高くなる。
【0048】したがって、この自記記録計25の圧力変
化(=流量)を分析することにより、ガスが使用されて
いないと予想される時間にも、例えば1週間〜1カ月等
の長期に亙って、副圧力調整器内を一定量のガスが流れ
る状態が検知されると、ガス漏洩の可能性有りと判断す
ることができる。
【0049】また、副圧力調整器24や自記圧力計25
には、電気を使用していないためショートして火花が発
生したり、漏電したりすることもなく、ガスボンベ26
が設置されている場所に、併設することができる。
【0050】つぎに、図6を用いてこの発明の第2実施
例を説明する。この第2実施例のガス漏洩検知装置12
0は、上記第1の実施例の装置本体41をガス圧力計測
部47と、定圧部43とをベローズ46を用いて上下に
分離すると共に、減圧手段50を装置本体41から分離
して装置本体41のガス圧力計測部47に接続された枝
管23の下流に設けたものである。この図において、上
記実施例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0051】主管21には、該主管21に設けられた主
圧力調整器22をバイパスして枝管23が設けられてお
り、この枝管23の途中には副圧力調整器24が介装さ
れている。副圧力調整器24の装置本体41は箱状の容
器の内部が隔壁41aによって、下部のガス圧力計測部
47と上部の定圧室70とに仕切られており、下部のガ
ス圧力計測部47の上流部には高圧ノズル部42が突出
して設けられており、この高圧ノズル部42に枝管23
の上流側が接続されている。また、ガス圧力計測部47
の下流部には、アウトレットポート47dが形成され、
このアウトレットポート47dには下流側の枝管23の
一端が接続されている。
【0052】そして、枝管23の所定の位置には、フラ
ンジ23aの間にオリフィス110が設けられ、このオ
リフィス110によって枝管23の上流側と下流側との
間に差圧が生じるようになっている。
【0053】一方、装置本体41の上部には、弁蓋73
が取り付けられることにより定圧室70が形成されてい
る。定圧室70内のダイヤフラム81には作動杆82が
固定され、この作動杆82の中間部には、隔壁41aと
の間に設けられたベローズ46が上下動可能に支持され
ている。そして、装置本体41の定圧室70とガス圧力
計測部47との間はこのベローズ48によって気密に画
成されている。また、定圧室70のアウトレットポート
47d側には、オリフィス110の下流側の枝管23と
の圧力を連通させるためのフィードバック管111が接
続されて、これによって主管21の下流側の圧力を一定
に維持するようになっている。
【0054】さらに、オリフィス110の上流側の枝管
23には、分岐ノズル113が設けられており、この分
岐ノズル113にはガス圧力計測部47内の圧力変化を
自記圧力計25に導入するための導管114が接続され
た構成となっている。その他の構成については、上記第
1実施例と同様である。
【0055】したがって、この第2実施例のガス漏洩検
知装置120では、上記実施例と同様に、主管21の下
流側と連通する定圧室70内の圧力を一定に維持するよ
うに、高圧ノズル42からガス圧力計測部47内へ流入
するガスの流量が制御されるようになっており、ガスが
多く流れる程、オリフィス110の上流側と下流側との
差圧が大きくなり、一定に保たれる下流側の圧力P2 に
対して、変動するガス圧力計測部47の圧力P1 を、分
岐ノズル113で取り出して、自記記録計25で記録す
ることにより、枝管を流れるガスの流量を検知すること
ができる。そして、オリフィス110の開口部を小さく
することにより、微少流量のガス流量をも検出すること
が可能となる。
【0056】以上、図を用いて本発明を詳細に説明した
が、この発明は上述した実施例に限定されるものでない
ことは勿論である。
【0057】例えば、上記実施例においては、枝管の内
径をガス流量が50l/h程度流れるように設定した
が、これに限定されるものではなく任意である。また、
実施例では減圧手段に3種類の内径の異なるノズルを用
いたが、ノズルは単体でも、複数でも良く、同径でも異
径でも良く、計測したい流量に応じて適宜選択すれば良
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のガス漏
洩検知装置は、高圧ノズル部と、定圧部との間にガス圧
力計測部を設け、定圧部のガスの圧力が一定となるよう
に高圧ノズル部からのガスの供給量を制御することによ
り、ガスの供給量に対応してガス圧力計測部との圧力状
態を変化させ、これによって、ガスの流量を検知するこ
とができ、その結果、ガスの漏洩も予測することができ
る。また、電気を使用する必要がなく、ガスボンベ収納
室にも設置することができる。
【0059】請求項2記載のガス漏洩検知装置は、バイ
パスの枝管に設けられた副圧力調整器に、上記副圧力調
整器を設け、この一個の副圧力調整器のガス圧力計測部
の圧力変化の状態から、枝間を流れるガスの流量を検知
することができる。副圧力調整器の閉弁圧力を主圧力調
整器の閉弁圧力より少なく設定することにより、主圧力
調整器が閉弁した状態で、主管の下流側へ流れる微少な
ガスの流量をも検知することができ、これによってガス
の漏洩を予測することができる。
【0060】請求項3記載のガス漏洩検知装置は、減圧
手段がノズルとこれを開閉する弁体とを副圧力調整器に
一体に設けたので、減圧手段をコンパクトにすることが
できる。また、ノズルを複数にすることにより、流量を
細かく調節することができる。
【0061】請求項4記載のガス漏洩検知装置は、ノズ
ル部が同径又は異径の複数のノズル部から構成されてい
るため、ガス圧計測部から定圧部に流れる流量を複数の
異なる微少流量に調整することができる。
【0062】請求項5記載のガス漏洩検知装置は、減圧
手段に副圧力調整器のガス圧計測部の下流側の配管にオ
リフィスを設けたので、副圧力調整器の構造を簡単にす
ることができる。
【0063】請求項6記載のガス漏洩検知装置は、ガス
圧力計測部に時間経過とともに回転駆動される円板状の
記録紙と、この記録紙上を前記ガス圧計測部の圧力状況
に応じて移動する記録針と自記記録計が接続されている
ため、電気を使用する必要がなく、副圧力調整器の側に
設置することができる。
【0064】請求項7記載のガス漏洩検知装置は、圧制
御手段は定圧部内の膜板の変形に応じて、作動杆を移動
させ、この作動杆の移動に応じて操作レバーの一端を回
動させ、この操作レバーの回動に応じて支軸を支点とし
て作用端を回動させ、これによって高圧弁体を高圧ノズ
ル部に離接させることにより、高圧ノズル部からのガス
の供給量を調節し、定圧部側の圧力が一定となるように
しているため、高圧ノズル部から供給されるガスの流量
をガス圧の変化として検出することができる。
【0065】請求項8記載のガス漏洩検知装置は、圧制
御手段に定圧部とガス圧計測部との間を遮蔽する弾性隔
膜が高圧弁体に一体かつ隙間なく取り付けられているた
め、定圧部とガス圧力計測部との間を気密に遮蔽するこ
とができ、かつ定圧部の膜板の変化を確実に高圧弁体に
伝えることができる。
【0066】請求項9記載のガス漏洩検知装置は、圧制
御手段に定圧部とガス圧計測部との間を遮蔽する弾性隔
膜が作動杆に一体かつ隙間なく取り付けられているた
め、定圧部とガス圧力計測部との間を気密に遮蔽するこ
とができ、かつ定圧部の膜板の変化を確実に操作レバー
に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス漏洩検知装置が設置されるシス
テムの全体を説明する説明図である。
【図2】この発明の第1実施例のガス漏洩検知装置の要
部の断面正面図である。
【図3】上記実施例の自記圧力計の断面正面図である。
【図4】上記実施例の減圧手段に設けられたノズルの流
量と圧力損失との性能曲線を示す説明図である。
【図5】上記実施例の装置に接続する自記圧力計の記録
紙の平面図である。
【図6】この発明の第2実施例のガス漏洩検知装置の要
部の一部断面正面図である。
【図7】従来のガス漏洩検知装置の概略図である。
【符号の説明】
20,120 ガス漏洩検知装置 21 主管 22 主圧力調整器 23 枝管 24 副圧力調整器 25 自記圧力計 41 装置本体 42 高圧ノズル部 43 定圧部 45 高圧弁体 46 ベローズ(弾性隔膜) 47 ガス圧力計測部 50 減圧手段 53,54,55 ノズル 57,58,59 弁体 80 圧制御手段 82 作動杆 83 操作レバー 84 支軸 85 作用ピン(係止部) 87 係合溝(係合部) 99 記録計 100 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01M 3/28 G01M 3/28 A B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/00 F17D 5/02 F23N 5/24 101 G01F 3/22 G01M 3/00 G01M 3/28

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側のガスを装置本体内へ導入する高
    圧ノズル部と、この高圧ノズル部からの吐出ガス流量を
    調節する高圧弁体と、この高圧弁体によって減圧された
    ガス圧を計測するガス圧計測部と、このガス圧計測部か
    らの流量を調整して装置本体の下流側と連通する定圧部
    へガスを導入する減圧手段と、前記定圧部に設けられて
    該定圧部内の圧力を一定に保持するように、前記高圧ノ
    ズル部と高圧弁体との開度を制御する圧制御手段を設け
    たことを特徴とするガス漏洩検知装置。
  2. 【請求項2】 主管に設けられた主圧力調整器と、前記
    主管に設けられて前記主管圧力調整器をバイパスする枝
    管と、この枝管に設けられて前記主圧力調整器の閉弁圧
    力より高い閉弁圧力に設定された副圧力調整器とを備え
    たガス漏洩検知装置であって、前記副圧力調整器には、
    前記主圧力調整器の上流側のガスを該副圧力調整器内へ
    導入する高圧ノズル部と、前記主圧力調整器の下流側と
    連通する定圧部とを設け、さらに前記高圧ノズル部と定
    圧部との間には、前記高圧ノズル部からの吐出ガス流量
    を調節する高圧弁体と、この高圧弁体によって減圧され
    たガス圧を計測するガス圧計測部と、このガス圧計測部
    からの流量を調整して定圧部へ導入する減圧手段とを設
    け、さらに前記定圧部には、該定圧部内の圧力を一定に
    保持するように前記高圧ノズル部と高圧弁体との開度を
    制御する圧制御手段を設けたことを特徴とするガス漏洩
    検知装置。
  3. 【請求項3】 前記減圧手段が、前記副圧力調整器に一
    体に設けられて、前記ガス圧計測部と定圧部との間を連
    通させる1又は複数のノズルと、このノズルを個々に開
    閉可能な1又は複数の弁体とを備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のガス漏洩検知装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルが同径又は異径の複数のノズ
    ルから構成されていることを特徴とする請求項1,2又
    は3記載のガス漏洩検知装置。
  5. 【請求項5】 前記減圧手段が、前記副圧力調整器のガ
    ス圧計測部の下流側の配管に配設されたオリフィスであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のガス漏洩検知
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス圧計測部には、時間経過ととも
    に回転駆動される円板状の記録紙と、この記録紙上を前
    記ガス圧計測部の圧力状況に応じて移動する記録針とを
    備えた自記圧力計が接続されていることを特徴とする請
    求項1,2,3,4又は5記載のガス漏洩検知装置。
  7. 【請求項7】 前記圧制御手段は、裏面がバネによって
    付勢される膜板と、この膜板の中央部に、該膜板と直交
    する方向に移動可能に固定された作動杆と、この作動杆
    に一端が摺動自在に保持されると共に他端側が装置本体
    に回動自在に支持された操作レバーとを備えてなり、さ
    らに前記操作レバーの作用端には支軸を支点として回動
    する係合部が設けられ、この係合部は高圧弁体に設けら
    れた係止部に摺動自在に係止されていることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5又は6記載のガス漏洩検知
    装置。
  8. 【請求項8】 前記圧制御手段には、前記定圧部とガス
    圧計測部との間を気密に遮蔽する弾性隔膜が設けられて
    おり、この弾性隔膜が前記高圧弁体に一体かつ隙間なく
    取り付けられていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6又は7記載のガス漏洩検知装置。
  9. 【請求項9】 前記圧制御手段には、前記定圧部とガス
    圧計測部との間を気密に遮蔽する弾性隔膜が設けられて
    おり、この弾性隔膜が前記作動杆に一体かつ隙間なく取
    り付けられていることを特徴とする請求項1,2,5,
    6又は7記載のガス漏洩検知装置。
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