JP2914249B2 - 光半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

光半導体素子及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストライプ構造の活
性層、光吸収層或いは光ガイド層等の半導体ストライプ
層を有する光半導体素子に関し、特に選択MOVPE法
を用いてストライプを形成する光半導体素子とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストライプ構造の光半導体素子の
製造では、選択MOVPE(Metal Organi
c Vapor Phase Epitaxy)法が採
用される。この選択MOVPE法を用いてストライプ構
造を形成する場合には、半導体基板上にマスクパターン
を設け、このマスクパターンで被覆されていない2μm
程度の細幅のストライプ状空隙部に順次所要の半導体層
をMOVPE成長することにより、活性層、光ガイド層
或いは光吸収層を含むメサストライプを成長することが
できる。このようなMOVPE法によりメサストライプ
は、それまでの平坦な半導体層を選択エッチングしてス
トライプを形成する方法に比較し、再現性及び均一性に
優れたものを得ることができる。
【0003】また、MOVPE法では、ストライプ空隙
部を構成するマクス自体をストライプ状に形成し、この
マスク幅を変えることにより成長される半導体結晶の組
成を変えることもできる。これを利用すれば、バンドギ
ャップエネルギが異なる複数の半導体層を含む半導体ス
トライプを一括した工程で形成することができる。この
MOVPE法を用いて光半導体素子を製作した報告例の
うち、InP基板上で製作したものとして次のものがあ
る。
【0004】(1)EA−変調器として、λ=1.45
μm組成のバルクInGaAsP結晶からなる光吸収層
を選択MOVPE法で形成し、このEA−変調器の特性
としては、λ=1.55μmのレーザ光に対して、消光
比22dB(3V印加時)、変調帯域5GHzが得られ
ている。K.Komatsu. et.al, Optoelectronics Vol.9 N
o.2 pp241-250(1994)
【0005】(2)サブミクロン幅の活性層(λ=1.
3μm組成のInGaAsP結晶)を選択MOVPE法
により形成し、利得20dB、飽和出力+8dBmの偏
光無依存型4チャンネルLDアンプアレイが報告されて
いる。S.Kitamura.et.al,IEEEPhotonics Technol.Lett.
Vol.7 pp147-148(1995)
【0006】(3)光変調器集積型DFB−LD(レー
ザダイオード)として、MQWの活性層及び光吸収層を
1回の結晶成長で同時に形成し、さらにそれらの層をク
ラッド層で覆う構造となっている。このDFB−LD
は、λ=1.55μmの単一波長で発振し、光出力1.
8mWで消光比22dB(2V印加時)の特性を得てい
る。T.Sasaki and I.Mito,OFC/IOOC '93 Technical Dig
est ThK1 pp210-212(1993)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、選択M
OVPE法を用いてInGaAs結晶、或いはλ=1.
55μmより長波組成のバルクInGaAsP結晶を活
性層等にもつ光半導体素子を製造する場合には、次のよ
うな問題が発生している。すなわち、図4に示すよう
に、n型InP基板31上にマスク32を形成し、この
マスク32の空隙部にInP結晶33からなるバッファ
層33を形成した後、その上に長波組成のInGaAs
P結晶、或いはInGaAs結晶からなる活性層34を
成長しようとした場合、InP結晶からのP元素の離
脱、或いはInP結晶中のP元素とAs元素の置換が生
じ、これにより形成されたInP結晶の一部が崩れてし
まうことがある。この場合、上層に形成されるInGa
AsP結晶或いはInGaAs結晶自体も良好に形成さ
れなくなる。また、活性層34の上にInP結晶のカバ
ー層35を形成する場合も同じである。この現象は形成
される半導体結晶の端部で顕著に生じるため、空隙部と
して領域の狭いストライプ状空隙部を用いて活性層を含
む半導体ストライプ層を形成する場合に問題となる。
【0008】なお、前記した(1)〜(3)の報告にお
いては、このような問題は報告されていない。これは、
各報告では、活性層、光吸収層、光ガイド層等の素子特
性に影響の大きな部分において、InGaAs結晶、或
いはλ=1.5μmより長波組成のInGaAsP結晶
とInP結晶が互いに積層して直に接する構造がとられ
ていないためである。また、(1),(2)では、バル
クInGaAsP結晶がInP層に直に挟まれているも
ののInGaAsP結晶の組成は前記した問題が生じる
ほど長波組成ではない。また、(3)は活性層がバルク
ではなくMQW構造であり、MQW構造は厚さ1000
Å程度のSCH層に上下から挟まれている。SCH層
は、MQW及びこれを埋め込むInP結晶等からなる光
導波路における光分布を調節するための層であり、この
MQWは1.5μm以上の長波組成InGaAsP結晶
からなるウェル層を含んでいるものの、SCH層がある
ためInP結晶と直に接してはいないためである。
【0009】しかしながら、実際に1.55μm帯LD
アンプを製作しようとした場合には、前記した各報告の
場合と異なり、InP結晶層上にバルクInGaAs結
晶を活性層として設ける必要があるため、前記したIn
P結晶の崩れが生じてしまうことになる。また、選択M
OVPE法において、InGaAs結晶、或いはλ=
1.5μmより長波組成のInGaAs結晶を1.1μ
mより短波組成のInGaAsP層と直に接して形成し
ようと試みると、前記と同様にInP結晶の崩れが生じ
てしまうことになる。本発明の目的は、このような結晶
の崩れを防止した半導体層をMOVPE法に製造するこ
とを可能にした光半導体素子及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光半導体素子
は、InP結晶或いはInGaAsP結晶からなるバッ
ファ層と、InGaAs結晶或いはλ=1.5μmより
長波組成のInGaAsP結晶からなる活性層と、In
P結晶或いはInGaAsP結晶からなるカバー層を積
層したストライプ構造を有する光半導体素子において、
前記バッファ層と活性層との間、又は活性層とカバー層
との間の少なくとも一方にInGaAsP結晶からな
、前記活性層の厚さの略1/10の厚さの中間層を有
することを特徴としている。ここで、中間層はλ=1.
1〜1.4μm組成またはλ=1.1μmより短波組成
であり、また、中間層は500Å以下の厚さであること
が好ましい。
【0011】また、本発明の製造方法は、半導体基板上
にInP結晶或いはInGaAsP結晶からなるバッフ
ァ層と、InGaAs結晶或いはλ=1.5μmより長
波組成のInGaAsP結晶からなる活性層と、InP
結晶或いはInGaAsP結晶からなるカバー層とを
層したストライプ構造を形成するに際し、前記バッファ
層又は活性層を形成した後に、その上にInGaAsP
結晶で活性層の膜厚の略1/10の厚さの中間層を形成
し、その上に活性層又はカバー層を形成することを特徴
とする。ここで、中間層は、λ=1.1〜1.4μm組
成またはλ=1.1μmより短波組成であり、また、
ッファ層、活性層、カバー層、及び中間層はMOVPE
法により成長することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の基本構成に基づく実
施形態を示す斜視図であり、図4に示した従来構成と対
比した図である。n型InP基板1にSiO2 膜でマス
ク2を形成し、細幅のストライプ状空隙部を形成する。
そして、このストライプ状空隙部に露呈された基板1の
表面にMOVPE法によりn型InPバッファ層3、ア
ンドープInGaAs活性層4、p型InPカバー層5
からなるメサストライプ6を形成する。ここで、InP
層とInGaAs層とが直に接している前記バッファ層
3と活性層4との間、及び活性層4とカバー層5との間
にはそれぞれλ1.1〜1.4μm組成のInGaAs
P結晶からなる中間層7,8を挿入している。
【0013】したがって、このような光半導体素子で
は、MOVPE法により、バッファ層3、中間層7、活
性層4、中間層8、カバー層5を順次成長してメサスト
ライプ6を形成しているため、バッファ層3及びカバー
層5のInPと、活性層4のInGaAsとは中間層
7,8により直接に接触することがなく、各層の間で元
素の置換が生じることがなくなり、それぞれ下地の層の
結晶の崩れが防止される。この中間層7,8は、活性層
4の厚さに対して1/10程度の厚さであり、活性層4
とこれを挟むバッファ層3及びカバー層5からなる光導
波路における光分布に大きな影響を与えないようにす
る。一方、中間層7,8の厚さは少なくとも100Å程
度以上は必要であり、これよりも薄いと中間層を挿入し
た効果が発揮されなくなる。
【0014】ここで、前記中間層と従来技術におけるS
CH層とを比較すると、SCH層も結晶層間に介在され
ることで上下の結晶の直接接触が回避されて元素の置換
が防止される点では同じであるが、SCH層はMQW構
造で必要とされて光分布に影響を与えて調整する層であ
り、本発明のようなバルク活性層に通常用いられるもの
ではない。また、SCH層の厚さは1000Åと前記中
間層に比較すると厚いものとなっており、前記中間層の
ように薄く形成した場合には本来の機能は発揮されなく
なる。
【0015】図2は本発明をLDアンプに適用した実施
形態の斜視図である。このLDアンプは、λ=1.55
μm光増幅用の素子として用いられ、素子長は700μ
mである。n型InP基板11上の中央部にはλ=1.
6μm組成の幅0.5μm、厚さ3000ÅのInGa
AsP活性層14を含む半導体ストライプ16が形成さ
れている。この半導体ストライプ16は、後述するよう
にn型InP結晶からなるバッファ層13と、1.35
μm組成のアンドープInGaAsP結晶の中間層17
と、1.55μm組成のアンドープInGaAsP結晶
の活性層14と、1.35μm組成のアンドープInG
aAsP結晶の中間層18と、p型InP結晶のカバー
層15とで構成される。さらに、この半導体ストライプ
16をp型InP結晶からなるクラッド層19で覆って
いる。また、このクラッド層19の上にはキャップ層2
0が形成され。かつ絶縁膜21で被覆した上で、その開
口部21aには前記キャップ層20に接続された電極2
2が形成されている。
【0016】図3は図2のLDアンプの製造方法を工程
順に示す図である。先ず、図3(a)のように、表面が
(100)面のn型InP基板11上に<011>方向
に間隔0.8μmの空隙部12aを挟んで一対のストラ
イプ状のマスク12を形成する。このマスク12は、そ
れぞれ幅15μm、厚さ700ÅのSiO2 膜で構成さ
れる。
【0017】次いで、図3(b)のように、選択MOV
PE法により、前記空隙部12aにn型InP結晶を厚
さ1000Åに成長してバッファ層13を形成し、その
上に1.35μm組成のアンドープInGaAsP結晶
を厚さ200Åに成長して中間層17を形成し、しかる
上でその上に1.55μm組成のアンドープInGaA
sP結晶を厚さ3000Åに成長して活性層14を成長
する。さらに、その上に1.35μm組成のアンドープ
InGaAsP結晶を厚さ200Åに成長して中間層1
8を形成し、しかる上でその上にp型InP結晶を厚さ
1000Åに成長してカバー層15を形成する。これに
より、半導体ストライプ16が形成される。
【0018】このとき、活性層14を成長する際には、
下地のバッファ層13との間に中間層17が存在してい
るため、活性層14とバッファ層13との間で元素の置
換が生じることがなく、バッファ層13における結晶の
崩れが防止される。また、同様にカバー層15を形成す
る際には、下地の活性層14との間に中間層18が存在
しているため、活性層14とカバー層15との間で元素
の置換が生じることがなく、活性層14における結晶の
崩れが防止される。
【0019】次いで、図3(c)のように、前記半導体
ストライプ16の両側のマスク12を部分的に除去して
空隙部12aを7μmに拡大する。そして、図3(d)
のように、選択MOVPE法により、前記半導体ストラ
イプ16を覆うように、p型InP結晶を厚さ5μmに
成長してクラッド層19を形成し、さらにその上にp +
型InGaAs結晶を厚さ3000Åに成長してキャッ
プ層20を形成する。このとき、半導体ストライプ16
が存在しない領域にもクラッド層19が形成され、かつ
クラッド層19の水平面上にのみキャップ層20が形成
される。
【0020】しかる後、図2に示したように、全面を3
000Åの厚さのSiO2 膜からなる絶縁膜21で覆
い、キャップ層20の水平面上のみ絶縁膜を選択的に除
去して開口21aを開設した上で、厚さ4000Å,5
00ÅのAu膜及びTi膜を被着して電極22を形成す
る。その後、アロイ処理、裏面研磨、裏面電極を形成し
た後、開口21aの領域でへき開を行い、素子長700
μmに切り出し、両端面を無反射被覆してLDアンプを
完成した。
【0021】このように、このLDアンプでは、バッフ
ァ層13と活性層14との間、活性層14とカバー層1
5との間にそれぞれ薄い中間層17,18を設けている
ので、その製造に際して隣接する結晶層の間での元素の
置換が防止でき、結晶の崩れが生じることがない良好な
特性の活性層構造及びこれを含む半導体ストライプを得
ることができる。
【0022】ここで、本発明における中間層は、λ=
1.1〜1.4μmのInGaAsP結晶を用いても、
実施形態と同様に1.5μmより長波組成のInGaA
sP活性層を良好に形成することができる。また、バッ
ファ層或いはカバー層として、λ=1.1μmより短波
組成のInGaAsP層を用いた場合でも、同様に良好
な活性層を形成することができる。さらに、本発明はI
nPバッファ層及びカバー層の間にInGaAs活性層
を形成する場合でも同様に適用することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、InP結
晶或いはInGaAsP結晶からなるバッファ層と、I
nGaAs結晶或いはλ=1.5μmより長波組成のI
nGaAsP結晶からなる活性層と、InP結晶或いは
InGaAsP結晶からなるカバー層を積層したストラ
イプ構造において、バッファ層と活性層との間又は活性
層とカバー層との間の少なくとも一方の間にInGaA
sP結晶からなり、活性層の厚さの略1/10の厚さの
中間層を有しているので、ストライプ構造を製造する際
に、バッファ層及びカバー層と活性層との間での元素の
置換が防止でき、下地となる層の結晶の崩れが防止で
き、良好なストライプ構造を製造することができる。
【0024】また、本発明の製造方法では、半導体基板
上にInP結晶或いはInGaAsP結晶からなるバッ
ファ層と、InGaAs結晶或いはλ=1.5μmより
長波組成のInGaAsP結晶からなる活性層と、In
P結晶或いはInGaAsP結晶からなるカバー層を積
層したストライプ構造を形成するに際し、前記バッファ
層又は活性層を形成した後に、その上にInGaAsP
結晶からなる中間層を活性層の厚さの略1/10の厚さ
形成し、その上に活性層又はカバー層を形成すること
により、前記した本発明の光半導体素子を好適に製造す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成にかかる第1の実施形態の要
部の斜視図である。
【図2】本発明をLDアンプに適用した第2の実施形態
の一部を破断した要部の斜視図である。
【図3】図2のLDアンプの製造方法の一部の工程を示
す斜視図である。
【図4】従来の構造とその問題点を説明するための斜視
図である。
【符号の説明】 1,11 基板 2,12 マスク 3,13 バッファ層 4,14 活性層 5,15 カバー層 6,16 半導体ストライプ 7,8,17,18 中間層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 InP結晶或いはInGaAsP結晶か
    らなるバッファ層と、InGaAs結晶或いはλ=1.
    5μmより長波組成のInGaAsP結晶からなる活性
    層と、InP結晶或いはInGaAsP結晶からなるカ
    バー層を積層したストライプ構造を有する光半導体素子
    において、前記バッファ層と活性層及び活性層とカバー
    層の少なくとも一方の間にInGaAsP結晶からな
    り、前記活性層の厚さの略1/10の厚さの中間層を有
    することを特徴とする光半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記中間層はλ=1.1〜1.4μm組
    成またはλ=1.1μmより短波組成である請求項1
    記載の光半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記活性層とバッファ層及びカバー層で
    半導体ストライプが形成され、この半導体ストライプを
    半導体基板上に形成してクラッド層で被覆し、かつこの
    クラッド層の上面にキャップ層を有するLDアンプとし
    て構成されてなる請求項1または2に記載の光半導体素
    子。
  4. 【請求項4】 半導体基板上にInP結晶或いはInG
    aAsP結晶からなるバッファ層と、InGaAs結晶
    或いはλ=1.5μmより長波組成のInGaAsP結
    晶からなる活性層と、InP結晶或いはInGaAsP
    結晶からなるカバー層とを積層したストライプ構造を形
    成するに際し、前記バッファ層又は活性層を形成した後
    に、その上にInGaAsP結晶で前記活性層の厚さの
    略1/10の厚さの中間層を形成し、その上に活性層ま
    たはカバー層を形成することを特徴とする光半導体素子
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に空隙部を有するマスクを
    形成する工程と、前記空隙部内にInP結晶或いはIn
    GaAsP結晶からなるバッファ層を成長する工程と、
    このバッファ層の上にInGaAsP結晶からなる第1
    中間層を成長する工程と、前記第1の中間層の上にI
    nGaAs結晶或いはλ=1.5μmより長波組成のI
    nGaAsP結晶からなる活性層を形成する工程と、こ
    のバッファ層の上にInGaAsP結晶からなる第2の
    中間層を成長する工程と、前記第2の中間層の上にIn
    P結晶或いはInGaAsP結晶からなるカバー層を成
    長する工程とを含み、前記第1及び第2の中間層は前記
    活性層の厚さの略1/1 0の厚さに形成することを特徴
    とする光半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記バッファ層、活性層、カバー層、
    中間層をMOVPE法により成長する請求項4又は5
    に記載の光半導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記中間層は、λ=1.1〜1.4μm
    組成またはλ=1.1μmより短波組成である請求項6
    に記載の光半導体素子の製造方法。
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