JP2913654B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP2913654B2
JP2913654B2 JP1039555A JP3955589A JP2913654B2 JP 2913654 B2 JP2913654 B2 JP 2913654B2 JP 1039555 A JP1039555 A JP 1039555A JP 3955589 A JP3955589 A JP 3955589A JP 2913654 B2 JP2913654 B2 JP 2913654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は磁気誘導により加熱されるベースを設けたコ
ードレスアイロンに関する。
(従来技術) 従来、この種のものとして実開昭63−189199号公報に
は、磁性体からなるベースを設けたアイロン本体と、磁
束発生器を設けた載置台を有し、前記載置台に電源スイ
ッチを設けるとともに、前記磁束発生器には温度センサ
ーもしくは時限制御タイマーと連係して制御するための
制御回路を接続してなり、前記電源スイッチを閉成して
磁束発生器を動作することにより前記ベースを加熱し、
さらに前記温度センサーの動作もしくは時限制御タイマ
ーの動作に基づいて前記電源回路を自動的に遮断して前
記ベースを所定温度に保持するようにしたコードレスア
イロンが提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来技術においては、磁性体からなるアイロン本体の
ベースを載置台に載置して磁気誘導によって前記ベース
を加熱するものであるが、前記載置台に磁性体からなる
ハサミ,ナイフ,スプーンなどが誤って載置されたよう
な場合には、これらハサミなどが磁気誘導によって高温
に加熱され火傷などが生じる問題点があった。
また、特開昭61−154600号公報には、アイロンの基台
が加熱台の上に正しい姿勢であるか否かを監視,判断し
て、加熱台の裏面に配置した主誘導コイルの発振制御を
行なうものが開示されている。しかし、ここでの姿勢監
視は、電源投入後、主誘導コイルに短時間発振器の出力
を与え、その時得られた主誘導コイルからの負荷電力ま
たはそれに対応するものの検出により行なっているた
め、アイロンの基台以外の磁性体を加熱台に載置した場
合でも、アイロンの基台が加熱台の上に正しく置かれて
いると誤検出される虞れがある。
そこで本発明は載置台にアイロン本体を載置したとき
のみの磁束発生器を動作出来るようにしたコードレスア
イロンを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、磁性体からなるベースを設けたアイロン本
体と、前記アイロン本体を載置しないときには動作しな
い磁束発生器を設けた前記アイロン本体の載置台と、前
記磁束発生器とは独立して前記載置台に設けられ、前記
アイロン本体を載置したときに前記磁束発生器を動作す
る載置センサーとを具備したものである。
(作用) アイロン本体を載置台に載置すると、これを載置セン
サーが検知して磁束発生器を動作せしめて、磁束を発生
させ磁気誘導によりベースを加熱することができる。こ
の場合、アイロン本体を載置しないときには磁束発生器
が動作せず、しかも、載置センサーは磁束発生器とは独
立して載置台に設けられているため、誤って載置台にア
イロン本体のベース以外の磁性体が載置されても、磁束
発生器とは別の載置センサーによってアイロン本体の載
置を検知しない限り、磁束発生器は通電されない。した
がって、アイロン本体のベース以外の磁性体が載置され
たときに、磁束発生器が動作する不具合を一掃できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
1はアイロン本体であり、これは電気抵抗が低く、導
磁率の高い磁性材料からなる船形のベース2上にベース
カバー3を介してハンドル4を設けたものである。5は
前記アイロン本体1の載置台であり、これは上面6の裏
側にアイロン本体1を載置しないときには動作しない磁
束発生器7が前記ベース2に相対して設けられている。
8は前記ハンドル4の基端下部に設けたマグネットな
どの操作体であり、また9は前記操作体8に相対するよ
うに磁束発生器7とは独立して前記載置台5の上面6に
突設したリードスイッチなどの載置センサーである。こ
の載置センサー9は、アイロン本体1を載置台5に載置
した際、前記操作体8によって前記磁束発生器7を動作
するものである。
10は前記載置台5の一側に設けられ前記磁束発生器7
への通電を制御する制御装置であり、この制御装置10に
は前記載置センサー9と、前記上面6上に突設して前記
ベース2の温度を検出する温度センサー11と、所定の通
電時間後に断電するための時限制御タイマー12が接続さ
れている。
13は前記載置台5の上面6に突設してアイロン本体1
を3〜5mm程度の隙間Lを有して支持する支持部であ
り、この支持部13は耐熱性ゴムなどからなる。この支持
部13は例えばベース2の先端側1箇所と基端側の両側2
箇所に設けられて3箇所で前記アイロン本体1を支持す
るようになっている。
次に前記構成につきその作用を説明する。
アイロン本体1を載置台5にセットすると、アイロン
本体1に設けられた操作体8により載置センサー9が閉
成するとともに制御装置10が動作して磁束発生器7への
給電が開始される。また載置センサー9の動作を伴って
時限制御タイマー12は時間のカウントを開始する。そし
て磁束発生器7への通電が開始されることにより発生し
た交番磁束は、磁性材料により形成されたベース2を貫
通することによりベース2には渦電流損およびヒステリ
シス損が生じ、この結果ベース2は発熱する。そしてベ
ース2があらかじめ設定した温度に達すると、これを温
度センサー11が検知し、制御装置10は磁束発生器7への
通電を停止する。尚、ベース2の温度が低下するとこれ
を温度センサー11が検知して再び磁束発生器7に通電さ
せて発熱を繰り返す。このようにしてベース2は設定さ
れた温度に保たれる。
次にアイロンをかけるために、アイロン本体1を載置
台5より持ち上げると、これを載置センサー9が検知し
て開成され、この開成動作に伴って制御装置10は磁束発
生器7への通電を停止すると同時に時限制御タイマー12
はリセットされる。
さらに、アイロン本体1を載置台5に載置したままで
長時間放置したような場合には、時限制御タイマー12に
よりあらかじめ設定された時間に達した時点で磁束発生
器7への通電は停止できる。
また、誤って載置台5に磁性体からなるハサミなどが
載置されたような場合には、載置センサー9は動作せず
に開成状態が保持される。したがって磁束発生器7への
通電は停止状態のままとなり、ハサミなどが発熱して火
傷などの原因となることはない。
以上のように、磁束発生器7を設けた載置台5に、磁
性体からなるベース2を設けたアイロン本体1を載置し
て、磁気誘導により前記ベース2を加熱するコードレス
アイロンにおいて、アイロン本体1を載置しないときに
は磁束発生器7が動作せず、しかも、磁束発生器7とは
独立してアイロン本体1を載置したときに磁束発生器7
を動作する載置センサー9を前記載置台5に設けたこと
によって、磁性体からなるハサミなどが載置台5に置か
れても、磁束発生器7とは別の載置センサー9によって
アイロン本体1の載置を検知しない限り、磁束発生器7
は通電されない。この結果ハサミなどが発熱することは
なく、安全性を向上できる。
さらに、載置台5の上面6には、アイロン本体1を間
隙Lを有して支持するための支持部13が設けられている
ため、アイロンをかけて再びアイロン本体1を載置台5
に置いた際、ベース2の熱が載置台5側に伝熱するよう
なことはなく、直ちにベース2を所定温度まで加熱でき
る。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えばリミットスイッチなどの載置センサーを設けた受
け部を設けるとともに、アイロン本体には前記受け部に
挿入可能な操作体を設けてアイロン本体を載置した場
合、前記操作体によって載置センサーを動作せしめた
り、またロードセルなど一定以上の荷重が加わると閉成
するような載置センサーを載置台に設けてアイロン本体
を検出するなど種々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、磁性体からなるベースを設けたアイロン本
体の載置台にアイロン本体を載置しないときには動作し
ない磁束発生器を設け、前記アイロン本体を載置したと
きに前記磁束発生器を動作する載置センサーを前記磁束
発生器とは独立して前記載置台に設けたことによって、
磁性体からなるハサミなどが載置台に置かれても磁束発
生器とは別の載置センサーによってアイロン本体の載置
を検知しない限り前記ハサミなどが加熱されるようなこ
とはなく、安全性を向上したコードレスアイロンを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。 1……アイロン本体 2……ベース 5……載置台 7……磁束発生器 8……操作体 9……載置センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椿 一春 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝熱器具株式会社内 (72)発明者 坂井 博明 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東 芝熱器具株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−154600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 75/02 D06F 79/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体からなるベースを設けたアイロン本
    体と、前記アイロン本体を載置しないときには動作しな
    い磁束発生器を設けた前記アイロン本体の載置台と、前
    記磁束発生器とは独立して前記載置台に設けられ、前記
    アイロン本体を載置したときに前記磁束発生器を動作す
    る載置センサーとを具備したことを特徴とするコードレ
    スアイロン。
JP1039555A 1989-02-20 1989-02-20 コードレスアイロン Expired - Fee Related JP2913654B2 (ja)

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JPS62101499U (ja) * 1985-12-18 1987-06-27
JPS62165998U (ja) * 1986-04-14 1987-10-21

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