JP2913158B2 - 静電破壊防止回路を有するmosトランジスタ構造体 - Google Patents

静電破壊防止回路を有するmosトランジスタ構造体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路
(IC)装置における静電気放電(ESD)保護回路用
MOS(金属酸化膜半導体)トランジスタ構造体に係
り、詳しくは、半導体IC装置、例えば、自己整合(セ
ルフアライン)により、サリサイドを用いて製造された
IC装置において、拡散抵抗の形態で製造されるESD
保護回路用MOSトランジスタ構造の構成に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】N型MOSトランジスタは、ゲート接地
型とゲート結合型のいずれも、半導体IC装置内のES
D保護回路用主要素子としてこれまで広く利用されてき
た。例えば、アラン・リー他の「2モードの抵抗特性を
有する静電保護回路(Electro−static
protection circuit with b
imodal resistance charact
eristics)」と題する米国特許第5,270,
565号には、保護手段としてMOSトランジスタを利
用したESD保護回路が提案されている。しかし、この
MOSトランジスタは、自己整合製造法によって生成さ
れたものではない。添付図面の図7(a)は、保護回路
用にリー他によって採用されたNMOS ESD保護ト
ランジスタの略平面図である。図7(b)は、図7
(a)のESD保護装置の等価回路についての略図であ
る。
【0003】図7(a)に示すように、金属被膜11に
より、トランジスタ素子のドレイン領域のドレイン接点
14、15、16、および17が接続され、金属被膜1
2により、ソース領域のソース接点18、19、20、
および21が接続されている。参照番号13が示す領域
には、このトランジスタ構造に必要なn+拡散ドレイン
領域が含まれており、参照番号13’は、n+拡散ソー
ス領域を示している。通常、リー他の特許に開示されて
いるように、ドレイン接点14〜17は、トランジスタ
すなわちトランジスタ構造体のゲート10の端から約数
マイクロメートル、例えば、5マイクロメートルの間隔
で離間している。これによって、n拡散抵抗を、図7
(b)において参照番号22により示される抵抗ネット
ワークのようなネットワーク型の分布抵抗にすることが
できる。分布抵抗網22の動作について以下に簡単に述
べる。
【0004】まず初めに、ESD現象が発生すると、M
OS保護トランジスタ構造体のドレイン領域から流れる
放電電流は分布抵抗網によって、一様に分散しながらソ
ース領域の方向に流動することができる。
【0005】次に、ESD現象の過渡電流がトランジス
タ構造体のゲートに近接する希薄領域(ウィークスポッ
ト)に流れ込むと、分布抵抗網によって希薄領域付近の
電位が上昇し、この上昇により、局部熱応力の発生によ
る装置損傷を防止する。
【0006】ESD電流がドレインからソースへと一様
に分散するように設計されたESD保護トランジスタ構
造体の従来型の配列を、図8(a)および図8(b)に
示している。図8(a)は、保護回路用のNMOS E
SD保護トランジスタ構造体の従来型配列の平面図を概
略的に示したものであり、図8(b)は、図8(a)の
回路装置の略図である。
【0007】周知のように、IC装置のリードピンは、
静電電位が与えられることから、IC装置でのESD現
象を開始する経路となる。保護の必要上、ESD保護M
OSトランジスタ網は、通常、ICパッケージの内部
で、各ICリードピン用のワイヤボンディングパッドと
その後方にある回路素子との間に設けられる。図8
(a)に示すように、ワイヤボンディングパッド25
は、ダイ上に配置されたIC回路をチップキャリアのリ
ードフレームに連結可能にするが、それ自体は、保護M
OSトランジスタ構造体のドレイン接点に連結されてい
る。一方、ESD保護MOSトランジスタ構造体のソー
ス接点は、図中に点27として概略的に示されている装
置接地電圧VSSに連結されている。
【0008】ESD現象の発生時に保護MOSトランジ
スタ構造体の内部にESD電流を配電するため、ESD
保護MOSトランジスタ構造体のソース接点と装置接地
点27との接続は、図8(a)の例に示されるように、
物理的にはボンディングパッド25の位置に対して斜め
向かい側の位置に配置されなければならない。図8
(a)の破線矢印と図8(b)の実線矢印によってそれ
ぞれ概略的に示される通り、これによってESD現象発
生中にESD電流Iのほぼ均一な配電を行うことが出来
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ESD
保護MOSトランジスタ構造体の各ソース接点が接地点
27に物理的に接続されている位置は、図9に概略的に
示されるように、ボンディングパッド25の位置に対し
て実質的に斜方向に位置していないことから、ESD現
象中にESD電流Iの均一な配電は期待できない。この
状態は、図9の中で、ESD電流Iの配電を表す不均等
に配分された破線矢印により概略的に示されている。図
9の例において、ボンディングパッド25と接地点27
の双方に対する接続位置が、ESD保護MOSトランジ
スタ構造体の左側に偏向している。
【0010】図8(a)と図9に示されるような相異な
る配列の影響によって生じるESD電流の作用の違いに
ついては、例えば、1991年の「EOS/ESDシン
ポジウム議事録(EOS/ESD Symposium
Proceedings)」に述べられている。論文
「不適切な金属経路選択による不均一なESD電流の配
電(Nonuniform ESD Current
Distribution Due To Impro
per Metal Routing)」の104〜1
09頁に、ガディ・クリーガー他がこの現象について論
じている。
【0011】半導体IC装置の機能サイズがミクロン以
下の水準にまで縮小していることから、高速ICの作成
に関するデザインルールの指針の一つとして、MOSト
ランジスタ構成部品を作成するために自己整合によるシ
リサイド(サリサイド)製造法の採用が考えられる。そ
の目的は、ソース/ドレイン領域のシート抵抗を効果的
に低下させることにあるため、製造されたMOSトラン
ジスタは、高速な動作が可能である。しかし、高速回路
素子にサリサイドを使用する場合には、これらのIC装
置の回路に対して適切なESD保護を維持しなければな
らない。基本的に、ESD保護回路を同じサリサイド類
の製造技術によって実現した場合、ESD保護回路のn
+拡散領域におけるシート抵抗は、1スクエア当たり約
60Ωの従来の範囲から1スクエア当たり約2〜3Ωま
で減少する。例えば、図7(a)の配列を取り上げる
と、領域13内のn+拡散領域における抵抗は、約30
0Ωから約10〜15Ωまで低下する。
【0012】ESD保護素子に見られるこのような抵抗
の減少により直接得られる結果は明らかである。最も重
要な点は、保護回路の後ろにある回路素子に対するES
D保護の効力が3〜5倍減少することである。基本的
に、IC素子に対するESD保護の効力が大幅に減少す
るので、場合によっては、効力がないとみなされること
もある。例えば、装置の耐圧が、必要とされている2K
Vではなく、わずか600Vしか維持できない。さら
に、ESD保護能力が低下した場合、ESDによって発
生した高い電界強度により、MOSトランジスタ構造体
のゲート酸化膜が破壊する可能性が大きくなる。すなわ
ち、ESD対策としての保護がとても効果的とはいえな
い状態にあることから、MOSトランジスタ構造体のソ
ースおよびドレイン領域が短絡を引き起こす可能性があ
る。
【0013】デイビッド・クラカウア他は、1992年
のEOS/ESDシンポジウム議事録(EOS/ESD
Symposium Proceedings)に発表
された論文「3.3VサブミクロンシリサイドCMOS
技法によるESD保護(ESD Protection
in a 3.3V Sub−micron Sil
icided CMOS Technology)」の
中で、この問題の解決策を提案している。クラカウア他
は、サリサイド製造法を実施する前にホトマスクを利用
して、ESD保護回路のトランジスタチャネル領域の端
から約3.0マイクロメートル以内の領域をカバーする
ことを提案している。これにより、n+拡散ドレイン領
域(図7(a)の領域13)の抵抗を増加させることが
できるが、明らかに不利益と思われる点が依然としてあ
る程度残っている。すなわち、追加したホトマスク層を
使用することにより、装置製造のコストだけでなく、複
雑さも増加する。
【0014】そこで、本発明は、IC装置製造工程を複
雑にする保護回路用の別の製造工程に頼ることなく、自
己整合によるシリサイド製造技術と互換性のあるIC装
置のESD保護回路用MOSトランジスタ構造体を提供
することを目的としている。
【0015】さらに、本発明は、トランジスタのゲート
端部およびドレイン間の領域内で得られる空間的効果に
より、自己整合によるシリサイド製造技術を用いてドレ
インの分布抵抗を利用するIC装置のESD保護回路用
MOSトランジスタ構造を提供することを目的としてい
る。
【0016】さらに、本発明は、ワイヤボンディングパ
ッドから装置接地までESD電流を均一に配電できるよ
うなIC装置のESD保護回路用MOSトランジスタ構
造を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、IC装置のシリコン基板に形成された
ドレイン拡散領域と、シリコン基板に形成されたソース
拡散領域と、シリコン基板に形成されたゲートと、ドレ
イン拡散領域に均等に配分された複数の分離した島とか
ら成るIC装置のESD保護回路用MOSトランジスタ
構造を提供する。この分離した島により、ドレイン領域
の拡散抵抗がESD電流保護手段として使用するのに適
した水準まで増加する。ここに開示されるMOSトラン
ジスタ構造は、IC装置用回路構成の作製に用いられる
サリサイド製法と完全に互換性のあるサリサイド製法に
基づく製造方法により製造できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(a)〜(c)と図2(a)
〜(c)に、本発明の第1実施例が示されている。図1
(a)〜(c)は、それぞれ、選択された製造段階にお
ける保護回路の第1実施例のESD保護MOSトランジ
スタ構造の平面図を示しており、これに対応する図2
(a)〜(c)は、その各断面図を示している。ESD
保護MOSトランジスタ構造体が本発明の主題であるこ
とから、トランジスタ構造体を中心に説明を行い、保護
回路の他のあらゆる関連部分については、当業者にとっ
て周知であることから、詳細な説明は行わない。
【0019】図1(a)および図2(a)に示すよう
に、本発明の第1実施例によるESD保護MOSトラン
ジスタの製造工程には、P型シリコン基板40上に酸化
膜41とポリシリコン膜42とを連続的に形成する第1
段階が含まれている。次に、図1(b)および図2
(b)に示す通り、ホトリソグラフィ法により、複数の
浮遊ポリシリコン島44、45、および46と、細長い
ストリップ形状のポリシリコンゲート43とを形成す
る。最後に、図1(c)および図2(c)に示すよう
に、イオン注入法により、n+拡散ドレイン領域47と
n+拡散ソース領域48とをそれぞれ形成する。この段
階では、複数の浮遊ポリシリコン島44、45、および
46がストリップ型ポリシリコンゲート43の両側に沿
って形成され、下層の酸化膜41と組み合わされて後述
する機能を備えた本発明の分離島形状を組成できること
が明らかである。
【0020】一方、重要点として指摘したいのは、分離
島形状を作成するための上記の製造工程段階は、シリサ
イド拡散またはサリサイドCMOS製法に基づく構成部
品を作成するための半導体製造工程と完全に互換性があ
る点である。周知のように、これにより、ESD保護回
路と当該IC装置の主回路の両方を同じ技術で製造でき
るようになる。以下に説明するように、このことは、コ
ストの削減にとどまらず、製造上の煩雑さも減少させる
ことを意味している。さらに、本発明の方法は、シリサ
イドCMOS製法に基づく構成部品、例えば、シリサイ
ドのソースおよびドレインを備えた構成部品を作成する
ための半導体製造工程とも互換性がある。
【0021】次に、図3(a)〜(c)および図4
(a)〜(c)を参照しながら、本発明の第2実施例に
ついて説明する。図3(a)〜(c)は、第2実施例に
よるESD保護MOSトランジスタの半導体構造の平面
図であり、製造工程の選択された段階の状態を示してい
る。図4(a)〜(c)は、図3(a)〜(c)の各平
面図に対応する断面図である。
【0022】図3(a)および図4(a)に示すよう
に、第2実施例のESD保護MOSトランジスタの製造
工程には、P型シリコン基板60上にパッド酸化膜61
と窒化膜62を連続的に形成する段階が含まれている。
次に、図3(b)および図4(b)に示すように、ホト
リソグラフィ法により、マスク層で保護された面から露
出した部分の窒化膜62とパッド酸化膜61とのそれぞ
れの領域にエッチングをほどこすことにより、所望のフ
ィールド酸化領域を形成する。さらに、トランジスタの
フィールド酸化膜を形成する多くのフィールド酸化島6
3、64、および65が、例えば、ロコス(LOCO
S:シリコン選択酸化法)法により形成される。次に、
図3(c)および図4(c)に示すように、エッチング
法により、パッド酸化膜61と窒化膜62とを取り除
く。別のホトリソグラフィ法により、この後に、ゲート
酸化膜66の形成とゲートとしてのポリシリコン膜67
の形成が行われる。最後に、イオン注入法により、n+
拡散ドレイン領域68とn+拡散ソース領域69とを形
成する。
【0023】前記の第1実施例の製造に用いたものと同
様に、トランジスタ構造体のゲート67の両側に沿って
形成されたフィールド酸化島63、64、および65に
より、本発明の分離島形状が構成される。ESD保護手
段としてのこのような分離島形状の動作について、以下
に詳しく説明する。
【0024】第2実施例の分離島形状の作成に関する前
述の製造工程も、また、シリサイドのみならず、サリサ
イドCMOS製法に基づく構成部品の半導体製造工程と
互換性がある。これによって、確実に、全体的な製造上
の煩雑性およびコストが削減される。
【0025】次に、図5には、本発明の第3実施例の略
平面図が示されている。多数の分離島81〜86が複数
列に配置されている。各列では、島自体の長さ方向に沿
って、複数の分離島が一直線に並んでおり、1列内の各
分離島は、(上下)両側の隣接する列の最も近い島と相
対的に交互に重なり合う関係にある。1列内の各島の中
心は、その両側に隣接する2つの列の連続した2島の間
にある分離した空間の中心とほぼ一致する。例えば、図
示されるように、島86の中心は、島83と島84との
間にある分離した空間の中心と一致する。本実施例で
は、島81〜86はすべて幅と長さの両方のサイズがほ
ぼ同じである。これは、各列の分離島間の交互に重なり
合う関係に対称的な並びが見られるようにするためであ
る。さらに、各列の島相互の有効ピッチは、ゲート80
の端からそのすぐ隣の最初の列の島までの距離の2倍で
あり、さらに任意の2つの隣接し合う列相互間の距離の
約2倍に等しい。
【0026】前記の通り、このような設計形態で製造さ
れたESD保護トランジスタ構造体は、ESD現象中
に、実質的により均一なESD電流の配電を行うことが
出来る。分離島が均一な分布によって配列されているこ
とにより、ESD電流は、図5の破線矢印によって示さ
れるように、均一な形状の抵抗格子に沿って配電され
る。ESD電流は、ドレイン領域87から流れ、分離島
の格子内を均一に配電された後、ゲート80の下を通っ
てソース領域88に流入し、再び分離島の格子内を均一
に配電される。図5からわかるように、ストリップ型分
離島の両端は、先が細くなっている。技術上周知の通
り、これによって鋭角のかどにおける電流のクラウディ
ング(集中)効果を防止する。
【0027】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図6は、第4実施例の設計を備えたIC装置99の
平面図を示しており、金属被膜95により、分離島93
の格子内にあるESD保護トランジスタ構造体のドレイ
ン接点96を接続している。金属被膜95の一端は、金
属被膜95を介して、素子ダイのワイヤボンディングパ
ッド98に連結されている。一方、金属被膜94は、ト
ランジスタ構造体のソース接点97の連結に用いられ、
さらに、その一端は、装置接地電位面、すなわちVSS
連結されている。
【0028】本実施例では、図面は、ドレイン接点96
の列とゲートストリップ90の列の間に配置された3列
の分離島を示している。前記の通り、この3列の分離島
は、1列内の分離島を両脇の列の島と比較した場合、相
対的に交互に重なるように調整配置されている。この分
離島は、前記の第1、第2、および第3実施例について
説明した通り、ESD保護トランジスタ構造体のn+拡
散ドレイン領域91内に形成される。分離島93の1列
は、ESD保護トランジスタ構造体のn+拡散ソース領
域92内のソース接点97の列とゲートストリップ90
との間に配置される。
【0029】図6の前記第4実施例に概略が示されてい
るESD保護トランジスタ構造体の各構成部分の設計上
の寸法は、1例として、次のように指定してもよい。
【0030】分離島93は、それぞれ、長さが約8.5
マイクロメートルで、幅が約0.75マイクロメートル
とする。
【0031】各列内の分離島のピッチは、約10マイク
ロメートルで、その内訳は、連続した8.5マイクロメ
ートルの分離島間に1.5マイクロメートル間隔が開い
ている割合とする。
【0032】分離島の連続した2列間の距離と、島の最
終列からゲートストリップ90までの距離を、それぞ
れ、約0.75マイクロメートルとする。
【0033】ESD現象が発生すると、放電電流は、一
端が素子ダイのワイヤボンディングパッドに連結されて
いる金属被膜95に沿って流れ出し、ドレイン接点96
の列に沿って配電され、さらに、ESD保護トランジス
タ構造体の一部を構成する分離島の格子に沿って配電さ
れ、金属被膜94に連結されたソース接点97の列を通
って金属被膜94に集電し、最後に装置接地電位VSS
流れる。分離島の格子内では、図5の実施例について述
べたように、ESD電流は均一に配電される。基本的
に、ESD電流は、島の周囲を通り、ドレイン接点96
からゲート90の方向に流れる。
【0034】前記の実際の寸法を備えた本実施例では、
ESD保護トランジスタの分割されたESD電流部分の
各々は、約20スクエアのシート抵抗、すなわち40〜
60Ω(シート抵抗を2〜3Ω/スクエアとする)の等
価抵抗を有する経路上を伝わる。同じ例では、図示され
るように、ESD電流は、ESD保護トランジスタ構造
体の2つの格子状形態の方向に中央の金属被膜95の両
脇に沿って上下に分れてもよく、保護回路全体では約1
0スクエアの拡散抵抗を有し、この抵抗は、それぞれ2
0スクエアを有する2つの格子状形態を並列に接続した
ものに等しい。言うまでもなく、このような抵抗値は、
前記寸法に基づく評価である。当業者にとって明らかな
ように、このような素子が実際に製造された場合、小さ
な相違点があることは予想される。
【0035】したがって、このことは、10スクエアの
拡散抵抗が生じるゲート90の10マイクロメートルの
各幅に対し、ゲート90の1マイクロメートルの幅ごと
に約100スクエアの拡散抵抗を有していることに等し
い。前記の通り、サリサイド製法に基づく工程によって
製造されたトランジスタのシート抵抗が約2〜3Ω/ス
クエアであることから、100スクエアの拡散抵抗によ
り、その抵抗は約200〜300Ωとなるが、これは、
拡散接点がゲートの端から5マイクロメートル離間した
1マイクロメートルチャネル幅当たりの非シリサイドn
+拡散抵抗と同じ水準である。当業者にとって明らかな
ように、1列内の島のピッチ等の他に、分離島の長さや
幅、あるいは島を構成する列相互間の距離を調節するこ
とにより、様々な値の拡散抵抗が得られる。したがっ
て、図6の実施例における実際の寸法は、あくまでも代
表的な例であり、本発明の範囲を限定するものではな
い。
【0036】さらに、本発明は、一般的なシリサイドソ
ース/ドレイン拡散工程に適用でき、自己整合によるシ
リサイド化工程およびサリサイド化工程に限定されな
い。例えば、分離島のピッチは、2〜15マイクロメー
トルの範囲内で作成可能である。したがって、前記各実
施例により、本発明のESD保護回路のMOSトランジ
スタ構造体は、IC装置の主回路用に用いる同様のサリ
サイド製法をESD保護回路の製造に利用できることか
ら、少なくとも次のような利点を有していることが明ら
かである。
【0037】
【発明の効果】
1.本工程は、サリサイドブロッキング段階の追加もな
く、簡素化されている。この利点が加わったことによ
り、コストの増加が一切なくなる。
【0038】2.保護回路の分離島の実際の寸法を適度
に調整することにより、所望の値の拡散抵抗を有する保
護回路が得られる。
【0039】3.ESD現象中にESD電流のより均一
な配電が行える。
【0040】4.本製造工程は、非サリサイド保護回路
とも互換性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれ、選択された製造工程段階における、
本発明の第1実施例によるESD保護MOSトランジス
タ構造の半導体構造形態を示す略平面図。
【図2】図1の各平面図に対応する断面図。
【図3】それぞれ、選択された製造工程段階における、
本発明の第2実施例によるESD保護MOSトランジス
タ構造の半導体構造形態を示す略平面図。
【図4】図3の各平面図に対応する断面図。
【図5】本発明の第3実施例についての略平面図。
【図6】本発明の第4実施例に関する配置の略図。
【図7】保護回路に利用される従来型NMOS ESD
保護トランジスタ構造の略平面図とその等価回路。
【図8】従来型保護回路の配置を示す略平面図とその等
価回路。
【図9】従来型保護回路の不適切な配置による設計につ
いて説明する略平面図。
【符号の説明】
40 シリコン基板 42 ポリシリコン膜 43 ポリシリコンゲート 44〜46 ポリシリコン島 47 ドレイン領域 48 ソース領域 60 シリコン基板 62 窒化膜 63〜65 フィールド酸化島 67 ポリシリコン膜 68 ドレイン領域 69 ソース領域 80 ゲート 81〜86 分離島 87 ドレイン領域 88 ソース領域 90 ゲートストリップ 91 ドレイン領域 92 ソース領域 94〜95 金属被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 596068419 No.4,Creation Road III,Science−Based Industrial Park,Hs inchu City,Taiwan, R.O.C. (56)参考文献 特開 平2−273971(JP,A) 特開 平7−38097(JP,A) 特開 平2−34969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/04 H01L 27/088 H01L 29/78

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板と、 前記シリコン基板に形成された拡散抵抗を有するドレイ
    ン拡散領域と、 前記シリコン基板に形成されたソース拡散領域と、 前記シリコン基板に形成されたゲートと、 前記ドレイン拡散領域の前記拡散抵抗を増加させるよう
    に前記ドレイン拡散領域全体にわたり均一に分布し、各
    々がほぼ同じ物理的寸法を有する複数の分離島とを有
    し、前記複数の分離島が前記ゲートの幅方向に沿ってほぼ平
    行に前記ドレイン拡散 領域に列状に配置され、かつ前記
    分離島の各列が1分離島を上回る数の島から成ることを
    特徴とする金属酸化物半導体トランジスタ構造体。
  2. 【請求項2】 前記分離島の各々が、前記シリコン基板
    の上に形成された酸化膜と前記酸化膜の上に形成された
    ポリシリコン膜とから成ることを特徴とする請求項1に
    記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造体。
  3. 【請求項3】 フィールド酸化膜を具備し、前記複数の
    分離島が前記フィールド酸化膜を形成することを特徴と
    する請求項1に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構
    造体。
  4. 【請求項4】 前記複数の分離島の各々が約8.5マイ
    クロメートルの長さを有することを特徴とする請求項
    に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造体。
  5. 【請求項5】 前記複数の分離島の各々が約0.75マ
    イクロメートルの幅を有することを特徴とする請求項
    に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造体。
  6. 【請求項6】 任意の2つの連続する分離島相互間の距
    離が約1.5マイクロメートルであることを特徴とする
    請求項に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造
    体。
  7. 【請求項7】 前記分離島から成る列の各々のピッチが
    約10マイクロメートルであることを特徴とする請求項
    に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造体。
  8. 【請求項8】 前記ゲートとそれに最も近い分離島列と
    の距離が約0.75マイクロメートルであることを特徴
    とする請求項に記載の金属酸化物半導体トランジスタ
    構造体。
  9. 【請求項9】 ドレイン接点を有する金属被膜を前記基
    板上にさらに具備し、前記複数の分離島が前記ドレイン
    接点および前記ゲート間にほぼ均一な拡散抵抗を提供す
    る請求項1に記載の金属酸化物半導体トランジスタ構造
    体。
  10. 【請求項10】 前記金属酸化物半導体トランジスタ構
    造体がサリサイド製造法によって製造されることを特徴
    とする請求項に記載の金属酸化物半導体トランジスタ
    構造体。
  11. 【請求項11】 前記金属酸化物半導体トランジスタ構
    造体がシリサイド製造法によって製造されることを特徴
    とする請求項に記載の金属酸化物半導体トランジスタ
    構造体。
  12. 【請求項12】 シリコン基板に拡散抵抗を有するドレ
    イン拡散領域を形成する段階と、 前記シリコン基板にソース拡散領域を形成する段階と、 前記シリコン基板にゲートを形成する段階と、 前記ドレイン拡散領域の前記拡散抵抗を増加させるよう
    に前記ドレイン拡散領域全体にわたって均一に分布し、
    各々が同じ物理的寸法を有する複数の分離島を前記ゲー
    トの幅方向に沿ってほぼ平行に列状に配置し、かつ前記
    分離島の各列が1分離島を上回る数の島となるよう形成
    する段階と、 から成る金属酸化物半導体トランジスタ構造体の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ドレイン拡散領域、前記ゲート、
    前記ソース拡散領域、および前記分離島がサリサイド製
    造法によって形成されることを特徴とする請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ドレイン拡散領域、前記ソース拡
    散領域、および前記分離島がシリサイド製造法によって
    形成されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 シリコン選択酸化法により前記基板上
    にフィールド酸化膜として前記複数の分離島を形成する
    段階をさらに備えた請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 シリコン基板と静電破壊保護回路を備
    えた集積回路装置において、 前記静電破壊保護回路が、 前記シリコン基板に形成されたドレイン拡散領域と、 前記シリコン基板に形成されたソース拡散領域と、 前記シリコン基板に形成されたゲートと、 前記ドレイン拡散領域の拡散抵抗を増加させるように
    記ドレイン拡散領域全体にわたり均一に分布し、各々が
    ほぼ同じ物理的寸法を有する複数の分離島と、からなる
    金属酸化物半導体トランジスタ構造体を具備し、前記複数の分離島は、前記ゲートの幅方向に沿ってほぼ
    平行に前記ドレイン拡 散領域に列状に配置され、かつ前
    記分離島の各列が1分離島を上回る数の島を有すること
    を特徴とする集積回路装置。
  17. 【請求項17】 ドレイン接点を有する金属被膜を前記
    基板上にさらに具備し、前記複数の分離島が前記ドレイ
    ン接点および前記ゲート間にほぼ均一な拡散抵抗を提供
    することを特徴とする請求項16に記載の集積回路装
    置。
  18. 【請求項18】 ドレイン接点を有する金属被膜を前記
    基板上にさらに具備し、前記複数の分離島が前記ドレイ
    ン接点および前記ゲート間にほぼ均一な拡散抵抗を提供
    する請求項16に記載の集積回路装置。
  19. 【請求項19】 前記金属酸化物半導体トランジスタ構
    造体がサリサイド製造法により製造されることを特徴と
    する請求項16に記載の集積回路装置。
  20. 【請求項20】 前記分離島の各々が前記シリコン基板
    上に形成された酸化膜と前記酸化膜上に形成されたポリ
    シリコン膜とから成ることを特徴とする請求項16に記
    載の集積回路装置。
  21. 【請求項21】 前記トランジスタがフィールド酸化膜
    を有し、かつ前記複数の分離島が前記フィールド酸化膜
    を形成することを特徴とする請求項16に記載の集積回
    路装置。
  22. 【請求項22】 前記フィールド酸化膜がシリコン選択
    酸化法により形成されることを特徴とする請求項21
    記載の集積回路装置。
  23. 【請求項23】 前記複数の分離島の各々が約8.5マ
    イクロメートルの長さを有することを特徴とする請求項
    16に記載の集積回路装置。
  24. 【請求項24】 前記複数の分離島の各々が約0.75
    マイクロメートルの幅を有することを特徴とする請求項
    16に記載の集積回路装置。
  25. 【請求項25】 任意の連続する2つの分離島相互間の
    距離が約1.5マイクロメートルであることを特徴とす
    る請求項16に記載の集積回路装置。
  26. 【請求項26】 前記列の各々の分離島のピッチが約1
    0マイクロメートルであることを特徴とする請求項16
    に記載の集積回路装置。
  27. 【請求項27】 前記列が前記ゲートに最も近い列を有
    し、かつ前記ゲートとその最も近い列との間の距離が約
    0.75マイクロメートルであることを特徴とする請求
    16に記載の集積回路装置。
  28. 【請求項28】 前記列の各々の各分離島の中心がその
    すぐ隣の各列内の連続する2つの分離島相互間の間隔の
    中心とほぼ一致することを特徴とする請求項16に記載
    の集積回路装置。
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