JP2911636B2 - モノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物 - Google Patents
モノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物Info
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- JP2911636B2 JP2911636B2 JP12208691A JP12208691A JP2911636B2 JP 2911636 B2 JP2911636 B2 JP 2911636B2 JP 12208691 A JP12208691 A JP 12208691A JP 12208691 A JP12208691 A JP 12208691A JP 2911636 B2 JP2911636 B2 JP 2911636B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノフルオロベンゼン
環を含む液晶化合物に関し、詳しくは液晶表示素子に使
用するのに適したモノフルオロベンゼン環を含む強誘電
性あるいは反強誘電性を有する液晶化合物に関する。
環を含む液晶化合物に関し、詳しくは液晶表示素子に使
用するのに適したモノフルオロベンゼン環を含む強誘電
性あるいは反強誘電性を有する液晶化合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
各種表示素子,電子光学デバイスなど、液晶の利用分野
が著しく拡大しつつあり、それに伴って様々な構造の液
晶化合物が提案されてきた。特にカイラルスメクチック
C相(SmC* ) を有する強誘電性液晶は1980年に
ClarkとLagawallによりそのマイクロ秒オーダーの高速
応答性とメモリー性が報告されて以来、ネマチック液晶
を用いた液晶表示素子に代わる新しい表示素子の材料と
して注目され、多くの液晶化合物が合成されてきた。
各種表示素子,電子光学デバイスなど、液晶の利用分野
が著しく拡大しつつあり、それに伴って様々な構造の液
晶化合物が提案されてきた。特にカイラルスメクチック
C相(SmC* ) を有する強誘電性液晶は1980年に
ClarkとLagawallによりそのマイクロ秒オーダーの高速
応答性とメモリー性が報告されて以来、ネマチック液晶
を用いた液晶表示素子に代わる新しい表示素子の材料と
して注目され、多くの液晶化合物が合成されてきた。
【0003】強誘電性液晶の応答速度は、τ=η/Ps・
Eで知られている。ここで、ηは回転粘性を示し、Psは
自発分極を示し、Eは電界強度を示す。これから、高速
応答性を得るため、粘性が小さく、自発分極の大きな液
晶材料が開発目標とされてきた。また、液晶材料として
は、化学的安定性,広動作温度範囲などの特性が要求さ
れるが、単一の化合物でこれらの諸特性を満たすことは
困難であった。したがって、従来、複数のカイラルスメ
クチックC相(SmC* )を有する化合物どうしを混合
したり、粘性の低いスメクチックC相(SmC)を有す
る母体液晶に光学活性な化合物を添加して所望の性能を
有するSmC* 相を有する強誘電性液晶組成物を得る方
法が用いられてきた。
Eで知られている。ここで、ηは回転粘性を示し、Psは
自発分極を示し、Eは電界強度を示す。これから、高速
応答性を得るため、粘性が小さく、自発分極の大きな液
晶材料が開発目標とされてきた。また、液晶材料として
は、化学的安定性,広動作温度範囲などの特性が要求さ
れるが、単一の化合物でこれらの諸特性を満たすことは
困難であった。したがって、従来、複数のカイラルスメ
クチックC相(SmC* )を有する化合物どうしを混合
したり、粘性の低いスメクチックC相(SmC)を有す
る母体液晶に光学活性な化合物を添加して所望の性能を
有するSmC* 相を有する強誘電性液晶組成物を得る方
法が用いられてきた。
【0004】後者の場合には、添加するカイラルドーパ
ントは、それ自体SmC* 相を有していても、有してい
なくてもよく、母体液晶との相溶性が良好で、大きな自
発分極を誘起し、粘性を増大させないことが要求され
る。
ントは、それ自体SmC* 相を有していても、有してい
なくてもよく、母体液晶との相溶性が良好で、大きな自
発分極を誘起し、粘性を増大させないことが要求され
る。
【0005】さらに近年、新しいスメクチック相として
見出された反強誘電性カイラルスメクチックC相(Sm
CA * ) を利用する液晶表示素子が注目を集めている
(Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 27,pp
L 729,1988) 。反強誘電性液晶では、三安定状態間の
スイッチングが起こること、明確なしきい値特性を有
すること、ダブルヒステリシスが存在すること、良
好なメモリー性を有すること、及び層構造が電界によ
りスイッチングすることなどの特徴を有することから、
新しい液晶表示素子へ応用が試みられている(Japanese
Journal of Applied Pysics, Vol.29, pp.L 107, 1990
及びJapanese Journal of Applied Physics, Vol.29, p
p.L 111, 1990)。
見出された反強誘電性カイラルスメクチックC相(Sm
CA * ) を利用する液晶表示素子が注目を集めている
(Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 27,pp
L 729,1988) 。反強誘電性液晶では、三安定状態間の
スイッチングが起こること、明確なしきい値特性を有
すること、ダブルヒステリシスが存在すること、良
好なメモリー性を有すること、及び層構造が電界によ
りスイッチングすることなどの特徴を有することから、
新しい液晶表示素子へ応用が試みられている(Japanese
Journal of Applied Pysics, Vol.29, pp.L 107, 1990
及びJapanese Journal of Applied Physics, Vol.29, p
p.L 111, 1990)。
【0006】反強誘電性カイラルスメクチックC相を有
する液晶化合物については、特開平1−213390号
公報, 同1−316367号公報,同1−316372
号公報及び同2−28128号公報等に記載されている
が、未だ十分な性能を有するものが得られていないのが
実状である。
する液晶化合物については、特開平1−213390号
公報, 同1−316367号公報,同1−316372
号公報及び同2−28128号公報等に記載されている
が、未だ十分な性能を有するものが得られていないのが
実状である。
【0007】本発明はこれらの点に鑑み、新しい液晶表
示素子として利用できる反強誘電性カイラルスメクチッ
クC相を有する新規な液晶化合物を探索した結果、モノ
フルオロベンゼン環を含む特定の液晶化合物が、室温を
含む広い温度範囲で反強誘電性カイラルスメクチックC
相を示すことを見出した。本発明は、かかる知見に基い
て完成したものである。
示素子として利用できる反強誘電性カイラルスメクチッ
クC相を有する新規な液晶化合物を探索した結果、モノ
フルオロベンゼン環を含む特定の液晶化合物が、室温を
含む広い温度範囲で反強誘電性カイラルスメクチックC
相を示すことを見出した。本発明は、かかる知見に基い
て完成したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【化3】 〔式中、Rfは炭素数1又は2のフルオロアルキル基を
示し、R1は炭素数3〜18の直鎖又は分岐鎖アルキル
基を示し、nは0又は1を示し、R2は炭素数5〜15
の直鎖又は分岐鎖アルキル基を示し、Aは−COO−又
は−OCO−を示し、*は不斉炭素原子を示し、X1は
示し、R1は炭素数3〜18の直鎖又は分岐鎖アルキル
基を示し、nは0又は1を示し、R2は炭素数5〜15
の直鎖又は分岐鎖アルキル基を示し、Aは−COO−又
は−OCO−を示し、*は不斉炭素原子を示し、X1は
【化4】 を示す。〕で表されるモノフルオロベンゼン環を含む液
晶化合物を提供するものである。
晶化合物を提供するものである。
【0009】本発明のモノフルオロベンゼン環を含む液
晶化合物は、Rf の種類により様々なものであるが、い
ずれもフルオロアルキル基に結合する炭素原子が不斉中
心となった光学活性化合物である。
晶化合物は、Rf の種類により様々なものであるが、い
ずれもフルオロアルキル基に結合する炭素原子が不斉中
心となった光学活性化合物である。
【0010】一般式(I)において、上記のようにRf
は炭素数1又は2のフルオロアルキル基を示し、具体的
にはトリフルオロメチル基,ジフルオロメチル基,クロ
ロジフルオロメチル基,ペンタフルオロエチル基などで
あり、好ましくはトリフルオロメチル基である。
は炭素数1又は2のフルオロアルキル基を示し、具体的
にはトリフルオロメチル基,ジフルオロメチル基,クロ
ロジフルオロメチル基,ペンタフルオロエチル基などで
あり、好ましくはトリフルオロメチル基である。
【0011】また、R1 は炭素数3〜18の直鎖又は分
岐鎖アルキル基、例えばn−プロピル基,イソプロピル
基,n−ブチル基,イソブチル基,sec −ブチル基,te
rt−ブチル基,n−ペンチル基,n−ヘキシル基,n−
ヘプチル基,n−オクチル基,n−ノニル基,n−デシ
ル基,n−ウンデシル基,n−ドデシル基,n−トリデ
シル基,n−テトラデシル基,n−ペンタデシル基,n
−ヘキサデシル基,n−ヘプタデシル基,n−オクタデ
シル基などである。これらのうち、分岐鎖アルキル基で
あって、不斉炭素を有する基は、光学活性基である。
岐鎖アルキル基、例えばn−プロピル基,イソプロピル
基,n−ブチル基,イソブチル基,sec −ブチル基,te
rt−ブチル基,n−ペンチル基,n−ヘキシル基,n−
ヘプチル基,n−オクチル基,n−ノニル基,n−デシ
ル基,n−ウンデシル基,n−ドデシル基,n−トリデ
シル基,n−テトラデシル基,n−ペンタデシル基,n
−ヘキサデシル基,n−ヘプタデシル基,n−オクタデ
シル基などである。これらのうち、分岐鎖アルキル基で
あって、不斉炭素を有する基は、光学活性基である。
【0012】さらに、R2 は炭素数5〜15の直鎖又は
分岐鎖アルキル基、例えばn−ペンチル基,イソペンチ
ル基,1−メチルブチル基,n−ヘキシル基,n−ヘプ
チル基,1−メチルヘプチル基,n−オクチル基,1−
エチルヘプチル基,1−メチルオクチル基,n−ノニル
基,1−エチルオクチル基,1−メチルノニル基,n−
デシル基,n−ウンデシル基,n−ドデシル基,n−ト
リデシル基,n−テトラデシル基,n−ペンタデシル基
などである。R2 が分岐鎖アルキル基である場合、不斉
炭素を有する基は、光学活性基である。
分岐鎖アルキル基、例えばn−ペンチル基,イソペンチ
ル基,1−メチルブチル基,n−ヘキシル基,n−ヘプ
チル基,1−メチルヘプチル基,n−オクチル基,1−
エチルヘプチル基,1−メチルオクチル基,n−ノニル
基,1−エチルオクチル基,1−メチルノニル基,n−
デシル基,n−ウンデシル基,n−ドデシル基,n−ト
リデシル基,n−テトラデシル基,n−ペンタデシル基
などである。R2 が分岐鎖アルキル基である場合、不斉
炭素を有する基は、光学活性基である。
【0013】また、Aは−COO−又は−OCO−を示
す。
す。
【0014】また、X1は
【化5】 を示す
【0015】一般式(I)において、R1 又はR2 が光
学活性基である場合、4種の光学異性体が存在し、R1
とR2 が同時に光学活性基であれば、8種の光学異性体
が存在するが、本発明は特定の光学異性体に限定するも
のではない。また、光学純度は望ましくは100%e
e、100%deであるが、特にこれを規定するもので
はない。
学活性基である場合、4種の光学異性体が存在し、R1
とR2 が同時に光学活性基であれば、8種の光学異性体
が存在するが、本発明は特定の光学異性体に限定するも
のではない。また、光学純度は望ましくは100%e
e、100%deであるが、特にこれを規定するもので
はない。
【0016】本発明による一般式(I)の化合物は、様
々な方法で製造することができるが、例えば以下の工程
により製造することができる。A=−COO−の場合、
一般式(II)
々な方法で製造することができるが、例えば以下の工程
により製造することができる。A=−COO−の場合、
一般式(II)
【化6】 〔式中、Bzはベンジル基を示す。〕で表される化合物を
一般式(III)
一般式(III)
【化7】 〔式中、Rf 及びR2 は前記と同じである。〕で表され
る化合物と反応させて、一般式(IV)
る化合物と反応させて、一般式(IV)
【化8】 〔式中、Bz,Rf 及びR2 は前記と同じである。〕で表
される化合物を得る。この反応は、有機塩基、例えばピ
リジン,トリエチルアミン等の存在でトルエン,ベンゼ
ン,塩化メチレン等の溶媒中で−20〜80℃の温度で
行うことができる。
される化合物を得る。この反応は、有機塩基、例えばピ
リジン,トリエチルアミン等の存在でトルエン,ベンゼ
ン,塩化メチレン等の溶媒中で−20〜80℃の温度で
行うことができる。
【0017】次に、得られた一般式(IV)の化合物中の
ベンジル基を常法で脱離させれば、一般式(V)
ベンジル基を常法で脱離させれば、一般式(V)
【化9】 〔式中、Rf 及びR2 は前記と同じである。〕で表され
る化合物が生成する。この脱ベンジル化反応は、例えば
Pd −C触媒の存在でメタノール,エタノール,プロパ
ノール等のアルコール性溶媒あるいは酢酸を用いて常圧
で水素化分解することによって行うことができる。
る化合物が生成する。この脱ベンジル化反応は、例えば
Pd −C触媒の存在でメタノール,エタノール,プロパ
ノール等のアルコール性溶媒あるいは酢酸を用いて常圧
で水素化分解することによって行うことができる。
【0018】上記のようにして得た一般式(V)の化合
物を一般式(VI) R1O−X1−COCl ・・・(VI) 〔式中、R1 及びX1 は前記と同じである。〕で表わさ
れる化合物と反応させることにより上記一般式(I)の
化合物を得る。この反応は、有機塩基、例えばピリジ
ン,トリエチルアミンなどの存在下にトルエン,ベンゼ
ン,塩化メチレン等の溶媒中で−20℃〜80℃の温度
で行うことができる。
物を一般式(VI) R1O−X1−COCl ・・・(VI) 〔式中、R1 及びX1 は前記と同じである。〕で表わさ
れる化合物と反応させることにより上記一般式(I)の
化合物を得る。この反応は、有機塩基、例えばピリジ
ン,トリエチルアミンなどの存在下にトルエン,ベンゼ
ン,塩化メチレン等の溶媒中で−20℃〜80℃の温度
で行うことができる。
【0019】本発明による一般式(I)の化合物の具体
例を以下に列挙する。
例を以下に列挙する。
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【0020】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0021】実施例1 (R)−4' −オクチルオキシ−4−ビフェニルカルボ
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
【化16】 a)4−ベンジルオキシ−3−フルオロ安息香酸クロリ
ド 5.94g(22.5ミリモル)と(R) −1,1,1−
トリフルオロ−2−デカノール 3.97g(18.7ミリモ
ル)のトルエン溶液5ml中に無水ピリジン5mlを加え、
室温で21時間反応させた。この反応溶液に1N塩酸を
加えて反応を停止させ、エーテルにより抽出した。次い
で、1N水酸化カリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧
留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り分離精製した。収量 7.89g
ド 5.94g(22.5ミリモル)と(R) −1,1,1−
トリフルオロ−2−デカノール 3.97g(18.7ミリモ
ル)のトルエン溶液5ml中に無水ピリジン5mlを加え、
室温で21時間反応させた。この反応溶液に1N塩酸を
加えて反応を停止させ、エーテルにより抽出した。次い
で、1N水酸化カリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧
留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り分離精製した。収量 7.89g
【0022】b)上記a)で得られた化合物のトルエン
(15ml)・酢酸(5ml)混合溶液に10%パラジウム
−チャーコール 1.0gを添加し、水素雰囲気下に室温で
水素化分解を 5.5時間行った。その後、反応液をろ過
し、溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより分離精製した。収量 5.90g
(15ml)・酢酸(5ml)混合溶液に10%パラジウム
−チャーコール 1.0gを添加し、水素雰囲気下に室温で
水素化分解を 5.5時間行った。その後、反応液をろ過
し、溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより分離精製した。収量 5.90g
【0023】c)上記b)で得られた化合物 1.97g(
5.62 ミリモル)と4’−オクチルオキシ−4−ビフェ
ニルカルボン酸クロリド 2.32g( 6.74ミリモル)の
トルエン溶液10ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温
で23時間反応させた。この反応溶液に1N塩酸を加え
て反応を停止させ、エーテルにより抽出した。次いで、
1N水酸化カリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去
した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタ
ノールからの再結晶により精製し、目的化合物である
(R)−4’−オクチルオキシ−4−ビフェニルカルボ
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステル 3.55
gを得た。
5.62 ミリモル)と4’−オクチルオキシ−4−ビフェ
ニルカルボン酸クロリド 2.32g( 6.74ミリモル)の
トルエン溶液10ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温
で23時間反応させた。この反応溶液に1N塩酸を加え
て反応を停止させ、エーテルにより抽出した。次いで、
1N水酸化カリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去
した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタ
ノールからの再結晶により精製し、目的化合物である
(R)−4’−オクチルオキシ−4−ビフェニルカルボ
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステル 3.55
gを得た。
【0024】 得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式:C38H46O5F4 1 H−NMR; δ(ppm) 0.81〜0.98(m,6H),1.18〜1.57(m,2
2H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.01(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H) ,7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.95
(m,2H),8.25(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ) ;δ(ppm) −77.54(d,J=6.0Hz,3F) −126.56(t,J=8.6Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1730,1605,1510,1190,
1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 658.3282 実測値 658.3287 〔α〕D 28=+31.1゜(c=1.03,CHCl3 )
2H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.01(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H) ,7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.95
(m,2H),8.25(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ) ;δ(ppm) −77.54(d,J=6.0Hz,3F) −126.56(t,J=8.6Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1730,1605,1510,1190,
1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 658.3282 実測値 658.3287 〔α〕D 28=+31.1゜(c=1.03,CHCl3 )
【0025】得られた化合物は液晶性を示し、その相転
移温度はDSC(示差走査熱量計)測定及び偏光顕微鏡
による観察から次のとおりであった。
移温度はDSC(示差走査熱量計)測定及び偏光顕微鏡
による観察から次のとおりであった。
【化17】 ここでCryは結晶を、SmAはスメクチックA相を、Is
o は等方相をそれぞれ表わし、SmXは同定を行ってい
ないスメクチック相を表わす。
o は等方相をそれぞれ表わし、SmXは同定を行ってい
ないスメクチック相を表わす。
【0026】実施例2 (R)−4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン
酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカルボ
ニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカルボ
ニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
【化18】 実施例1b)で得られた化合物 1.97g( 5.62 ミリモ
ル)と4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸
クロリド 2.51g( 6.74ミリモル)のトルエン溶液1
0ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温で20時間反応
させた。この反応溶液に1N塩酸を加えて反応を停止さ
せ、エーテルにより抽出した。次いで、1N水酸化カリ
ウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールからの再
結晶により精製し、目的化合物である(R)−4’−デ
シルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1−ト
リフルオロメチルノニルオキシカルボニル)−3−フル
オロ−4−フェニルエステル 3.64gを得た。
ル)と4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸
クロリド 2.51g( 6.74ミリモル)のトルエン溶液1
0ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温で20時間反応
させた。この反応溶液に1N塩酸を加えて反応を停止さ
せ、エーテルにより抽出した。次いで、1N水酸化カリ
ウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールからの再
結晶により精製し、目的化合物である(R)−4’−デ
シルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1−ト
リフルオロメチルノニルオキシカルボニル)−3−フル
オロ−4−フェニルエステル 3.64gを得た。
【0027】 得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式:C40H50O5F4 1 H−NMR; δ(ppm) 0.85〜0.94(m,6H),1.18〜1.58(m,2
6H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.00(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H),7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.95
(m,2H),8.24(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ); δ(ppm) −77.50(d,J=6.1Hz,3F) −126.52(t,J=8.7Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1610,1510,1185,1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 686.3594 実測値 686.3622 〔α〕D 27=+29.6゜(c=1.09,CHCl3 )
6H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.00(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H),7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.95
(m,2H),8.24(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ); δ(ppm) −77.50(d,J=6.1Hz,3F) −126.52(t,J=8.7Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1610,1510,1185,1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 686.3594 実測値 686.3622 〔α〕D 27=+29.6゜(c=1.09,CHCl3 )
【0028】得られた化合物は液晶性を示し、その相転
移温度はDSC測定及び偏光顕微鏡による観察から次の
とおりであった。
移温度はDSC測定及び偏光顕微鏡による観察から次の
とおりであった。
【化19】 ここでSmCA * は反強誘電性カイラルスメクチックC
相を表わす。
相を表わす。
【0029】実施例3 (R)−4’−ドデシルオキシ−4−ビフェニルカルボ
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
ン酸−1−(1−トリフルオロメチルノニルオキシカル
ボニル)−3−フルオロ−4−フェニルエステルの合成
【化20】 実施例1b)で得られた化合物 1.97g( 5.62 ミリモ
ル)と4’−ドデシルオキシ−4−ビフェニルカルボン
酸クロリド 2.70g( 6.74ミリモル)のトルエン溶液
10ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温で40時間反
応させた。この反応溶液に1N塩酸を加えて反応を停止
させ、エーテルにより抽出した。次いで、1N水酸化カ
リウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールからの
再結晶により精製し、目的化合物である(R)−4’−
ドデシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1
−トリフルオロメチルノニルオキシカルボニル)−3−
フルオロ−4−フェニルエステル 3.95gを得た。
ル)と4’−ドデシルオキシ−4−ビフェニルカルボン
酸クロリド 2.70g( 6.74ミリモル)のトルエン溶液
10ml中に無水ピリジン5mlを加え、室温で40時間反
応させた。この反応溶液に1N塩酸を加えて反応を停止
させ、エーテルにより抽出した。次いで、1N水酸化カ
リウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールからの
再結晶により精製し、目的化合物である(R)−4’−
ドデシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1
−トリフルオロメチルノニルオキシカルボニル)−3−
フルオロ−4−フェニルエステル 3.95gを得た。
【0030】 得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式:C42H54O5F4 1 H−NMR; δ(ppm) 0.80〜0.94(m,6H),1.17〜1.56(m,3
0H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.00(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H),7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.96
(m,2H),8.24(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ); δ(ppm) −77.50(d,J=6.1Hz,3F) −126.52(t,J=8.9Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1735,1605,1510,1190,
1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 714.3908 実測値 714.3914 〔α〕D 26=+29.7゜(c=1.00,CHCl3 )
0H),1.76〜1.93(m,4H),4.02(t,J
=6.5Hz,2H),5.55(tq,J=6.6,6.6Hz,
1H),7.00(d,J=8.7Hz,2H),7.42
(t,J=8.0Hz,1H),7.60(d,J=8.7Hz,
2H),7.71(d,J=8.4Hz,2H),7.96
(m,2H),8.24(d,J=8.4Hz,2H)19 F−NMR(基準 CFCl3 ); δ(ppm) −77.50(d,J=6.1Hz,3F) −126.52(t,J=8.9Hz,1F) IR(cm-1) 1750,1735,1605,1510,1190,
1060 質量分析 m/e(M+) 計算値 714.3908 実測値 714.3914 〔α〕D 26=+29.7゜(c=1.00,CHCl3 )
【0031】得られた化合物は液晶性を示し、その相転
移温度はDSC測定及び偏光顕微鏡による観察結果から
次のとおりであった。
移温度はDSC測定及び偏光顕微鏡による観察結果から
次のとおりであった。
【化21】 ここでSmC* は強誘電性カイラルスメクチックC相を
表わす。
表わす。
【0032】実施例4 ITO(酸化インジウムと酸化スズとの混合酸化物)電
極付の一対のガラス基板にポリイミドをコーティングし
た後、一方の基板のみをラビング処理して、セル間隔
2.5μmの液晶素子を作製した。この素子に実施例2で
得られた液晶化合物(R)−4’−デシルオキシ−4−
ビフェニルカルボン酸−1−(1−トリフルオロメチル
ノニルオキシカルボニル)−3−フルオロ−4−フェニ
ルエステルを等方相(Iso)において注入した後、徐冷し
てSmA相とした。この素子に温度65℃で±40V,
1Hz の三角波電圧を印加した時の透過光強度変化をフ
ォトマルチプライヤー付の偏光顕微鏡を用いて観測した
ところ、図1に示したエレクトロクリニック効果が認め
られた。さらに降温してSmCA * 相とし、温度30℃
で±40V,0.02Hz の三角波電圧を印加したとこ
ろ、図2に示したようなダブルヒステリシスが観察さ
れ、反強誘電性カイラルスメクチックC相であることを
確認した。またこの温度におけるみかけのチルト角は2
7°であり、自発分極の値は122nC/cm2 であっ
た。
極付の一対のガラス基板にポリイミドをコーティングし
た後、一方の基板のみをラビング処理して、セル間隔
2.5μmの液晶素子を作製した。この素子に実施例2で
得られた液晶化合物(R)−4’−デシルオキシ−4−
ビフェニルカルボン酸−1−(1−トリフルオロメチル
ノニルオキシカルボニル)−3−フルオロ−4−フェニ
ルエステルを等方相(Iso)において注入した後、徐冷し
てSmA相とした。この素子に温度65℃で±40V,
1Hz の三角波電圧を印加した時の透過光強度変化をフ
ォトマルチプライヤー付の偏光顕微鏡を用いて観測した
ところ、図1に示したエレクトロクリニック効果が認め
られた。さらに降温してSmCA * 相とし、温度30℃
で±40V,0.02Hz の三角波電圧を印加したとこ
ろ、図2に示したようなダブルヒステリシスが観察さ
れ、反強誘電性カイラルスメクチックC相であることを
確認した。またこの温度におけるみかけのチルト角は2
7°であり、自発分極の値は122nC/cm2 であっ
た。
【0033】実施例5 実施例4と同様にして液晶セルを作製し、この素子に実
施例3で得られた液晶化合物(R)−4’−ドデシルオ
キシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1−トリフル
オロメチルノニルオキシカルボニル)−3−フルオロ−
4−フェニルエステルを等方相にて注入し、徐冷してS
mCA * 相とした。この素子に温度40℃で実施例4と
同様に±40V,0.02Hz の三角波電圧を印加した
時、図2と同様のダブルヒステリシスを確認した。ま
た、この温度におけるみかけのチルト角は31°であ
り、自発分極の値は116nC/cm2 であった。さらに
±30Vの矩形波電圧を印加した時の応答速度τ10-90
は47μ秒であった。
施例3で得られた液晶化合物(R)−4’−ドデシルオ
キシ−4−ビフェニルカルボン酸−1−(1−トリフル
オロメチルノニルオキシカルボニル)−3−フルオロ−
4−フェニルエステルを等方相にて注入し、徐冷してS
mCA * 相とした。この素子に温度40℃で実施例4と
同様に±40V,0.02Hz の三角波電圧を印加した
時、図2と同様のダブルヒステリシスを確認した。ま
た、この温度におけるみかけのチルト角は31°であ
り、自発分極の値は116nC/cm2 であった。さらに
±30Vの矩形波電圧を印加した時の応答速度τ10-90
は47μ秒であった。
【0034】比較例1 本発明の化合物と比較するために、フッ素原子の置換位
置が異なる次の化合物を合成した。
置が異なる次の化合物を合成した。
【化22】 すなわち、4−ベンジルオキシ−2−フルオロ安息香酸
クロリドと(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−デ
カノールとを実施例1のa)と同様の方法でエステル化
し、得られた化合物を実施例1のb)と同様の方法で水
素化分解してアルコールとした後、実施例2と同様に
4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリ
ドと反応させて、上記化合物を合成した。 〔α〕D 27=+8.7°(c=1.02,CHCl3 )
クロリドと(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−デ
カノールとを実施例1のa)と同様の方法でエステル化
し、得られた化合物を実施例1のb)と同様の方法で水
素化分解してアルコールとした後、実施例2と同様に
4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリ
ドと反応させて、上記化合物を合成した。 〔α〕D 27=+8.7°(c=1.02,CHCl3 )
【0035】得られた化合物の相転移を観察したとこ
ろ、常温で等方相を示し、冷却下においても液晶相を観
察することはできなかった。
ろ、常温で等方相を示し、冷却下においても液晶相を観
察することはできなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明のモノフルオロベンゼン環を含む
液晶化合物は、室温を含む広い温度範囲で反強誘電性カ
イラルスメクチックC相を示し、大きな自発分極を持つ
ため、高速応答性を示し、各種表示素子,電子光学デバ
イスなどに好適に使用することができる。
液晶化合物は、室温を含む広い温度範囲で反強誘電性カ
イラルスメクチックC相を示し、大きな自発分極を持つ
ため、高速応答性を示し、各種表示素子,電子光学デバ
イスなどに好適に使用することができる。
【図1】実施例4における透過光強度と印加電圧の関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図2】実施例4における透過光強度と印加電圧の関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 19/20 C09K 19/20 19/30 19/30 19/32 19/32 G02F 1/13 500 G02F 1/13 500 (72)発明者 小林 正明 茨城県鹿島郡神栖町東和田4番地 鹿島 石油株式会社内 (72)発明者 伊藤 恵造 茨城県鹿島郡神栖町東和田4番地 鹿島 石油株式会社内 (72)発明者 竹田 充範 茨城県鹿島郡神栖町東和田4番地 鹿島 石油株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−316562(JP,A) 特開 平3−223390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 69/82 C07C 69/90 C07D 213/64 - 213/79 C07D 237/14 C07D 239/26 - 239/32 CA(STN) EPAT(QUESTEL) WPI(QUESTEL)
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、Rfは炭素数1又は2のフルオロアルキル基を
示し、R1は炭素数3〜18の直鎖又は分岐鎖アルキル
基を示し、nは0又は1を示し、R2は炭素数5〜15
の直鎖又は分岐鎖アルキル基を示し、Aは−COO−又
は−OCO−を示し、*は不斉炭素原子を示し、X1は 【化2】 を示す。〕で表されるモノフルオロベンゼン環を含む液
晶化合物。 - 【請求項2】 一般式(I)においてAが−COO−で
あり、X1が4,4’−ビフェニレン基である請求項1
記載のモノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12208691A JP2911636B2 (ja) | 1990-06-20 | 1991-04-24 | モノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16214890 | 1990-06-20 | ||
JP2-162148 | 1990-06-20 | ||
JP12208691A JP2911636B2 (ja) | 1990-06-20 | 1991-04-24 | モノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305555A JPH04305555A (ja) | 1992-10-28 |
JP2911636B2 true JP2911636B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=26459295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12208691A Expired - Fee Related JP2911636B2 (ja) | 1990-06-20 | 1991-04-24 | モノフルオロベンゼン環を含む液晶化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2911636B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP12208691A patent/JP2911636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04305555A (ja) | 1992-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |