JP2911536B2 - 現像剤濃度検出装置 - Google Patents

現像剤濃度検出装置

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JP2911536B2
JP2911536B2 JP2091688A JP9168890A JP2911536B2 JP 2911536 B2 JP2911536 B2 JP 2911536B2 JP 2091688 A JP2091688 A JP 2091688A JP 9168890 A JP9168890 A JP 9168890A JP 2911536 B2 JP2911536 B2 JP 2911536B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等の画像形成装置において現像器内
の現像剤の濃度を検出する現像剤濃度検出装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、複写機等の画像形成装置においては、現像器内
の現像剤の濃度変化に対応して現像器による現像濃度を
制御し、これによって安定した画像濃度を得るようにし
たものがあり、このような画像形成装置には、現像剤の
濃度を検出する現像剤濃度検出装置が設けられている。
従来のこの種の現像剤濃度検出装置としては、例えば
第3、4図に示すようなものがある。この装置は、一定
光量の光を発する発光素子部1およびこの発光素子部1
からの光を受光する受光素子部2を有する現像剤濃度セ
ンサ3を具備しており、第3図に示すように、発光素子
部1と受光素子部2の間を通って現像剤(トナー)が所
定方向に流れるとき、受光素子部2が受光光量の変化に
応じた信号を出力t、この出力信号から現像剤濃度が検
出されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の現像剤濃度検出装置
にあっては、単一の現像剤濃度センサ3によって現像剤
の濃度を検知する構成であったため、この現像剤濃度セ
ンサ3に何らかの異常が発生した場合に正常な現像剤濃
度の検出が行えなくなって安定した画像濃度を得ること
ができなくなってしまうという問題があり、しかも、現
像剤濃度センサ3に異常が発生したことを検知すること
すらできないという問題があった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、複数の現像剤濃度センサの出力を
比較して常に正常な現像剤濃度センサによって現像剤濃
度を検出できるようにすることを目的とし、さらに、何
れかの現像剤濃度センサに異常が発生した場合にこれを
検知することができるようにすることを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、画像形成装置の
現像器に収容された現像剤の濃度をそれぞれ検知する複
数の現像剤濃度センサと、該複数の現像剤濃度センサの
出力に基づいて各現像剤濃度センサの作動状態が正常か
異常かを半別する判別手段と、前記複数の現像剤濃度セ
ンサの出力および前記判別手段の半別結果に基づいて現
像剤の濃度データを生成する濃度データ生成手段と、を
備え、新たに濃度データを生成する際、前記判別手段に
おいて、前記複数の現像剤濃度センサの出力同士を比較
し、さらに各現像剤濃度センサの出力と前回生成した濃
度データとを比較することにより、各現像剤濃度センサ
の作動状態が正常か異常かを判別することを特徴とする
ものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1、2図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1、2図において、11は現像剤濃度検出装置、12、
13は図示しない複写機の現像器に装着された複数、例え
ば二つの現像剤濃度センサである。現像剤濃度センサ1
2、13は、それぞれ前記現像器内に収容されたげ像剤
(トナー)の濃度を検知するもので、例えば第3、4図
に示す従来の現像剤濃度センサ3と同様のものである。
これら現像剤濃度センサ12、13の出力信号はそれぞれI/
Oポート14を介しデジタル信号としてCPU15(判別手段)
に読み込まれ、RAM16に格納される。17はROMであり、CP
U15はROM17に予め記憶された所定のプログラムに従って
後述する処理を実行し、濃度検出データを生成する。す
なわち、CPU15、RAM16およびROM17は複数の現像剤濃度
センサ12、13の出力と、判別手段であるCPU15の判別結
果とに基づいて濃度データを生成する濃度データ生成手
段18を構成している。
なお、本実施例においては、現像剤濃度センサを二つ
としているがこれ以上の数であってもよい。また、I/O
ポート14には図示しない表示手段が接続されており、こ
の表示手段は現像剤濃度センサ12、13の何れかに異常が
発生した場合に前記複写機の操作パネル上にこれを表示
する。
次に、作用を説明する。
第2図はCPU15によって実行されるプログラムを示す
フローチャートである。
同図においては、各ステップをPnで表しており、ま
ず、P1で現像剤濃度センサ12、13からの信号をCPU15に
読み込んでRAM16に格納した後、P2で現像剤濃度検知が
初回か否かを判別する。このとき、判別結果がYES(初
回)であれば、P6で現像剤濃度センサ12、13に異常なし
とし、P7で現像剤濃度センサ12からの読み込みデータA
と現像剤濃度センサ13からの読み込みデータBとの平均
値を算出してこれをRAM16の所定のエリア(仮にγとい
う)に格納し、今回の処理を終了する。
ステップP2での判別結果がNOであれば、P3に進み、現
像剤濃度センサ12、13が正常に作動しているか否かを半
別するためP1でRAM16に格納したデータA、BをCPU15に
読み込んでA−Bの計算を行い、その計算結果を所定値
αと比較する。この所定値αとは、現像剤濃度センサ1
2、13が正常に作動している場合に想定されるA−Bの
ほぼ最大値であり、A−B<αの関係が成立すれば、現
像剤濃度センサ12、13が共に正常に作動しているものと
してP6、P7を実行し、今回の処理を終了する。
スッテプP3での判別結果がNO、すなわち、A−B<α
が成立しなかった場合、現像剤濃度センサ12、13の何れ
に異常が発生しているかチェックする。この場合、P4
RAM16のエリアγに格納された前回の検知データ(以
下、単にデータγともいう)からAを減算した値と所定
量βとを比較する。この所定値βとは、現像剤濃度セン
サ12が正常に作動している場合に想定されるデータγ−
A,データγ−Bのほぼ最大値である。したがって、P4
の判別結果がYES(γ−A>βの関係が成立する)なら
ば現像剤濃度センサ12に異常が発生したことになり、P8
に進む。一方、P4での判別結果がNOであれば、P5でエリ
アγに格納されたデータからBを減算した値とβとを比
較する。このとき、γ−B>βの関係が成立すれば、P9
で現像剤濃度センサ13に異常が発生していると判断し、
P10でAをγに格納した後、P11で、現像剤濃度センサ12
に異常が発生したことを前記表示手段によって表示す
る。P8では、P5と同様な判別を行、この判別結果がNOで
あれば、P1で現像剤濃度センサ12に異常が発生したと判
断し、P13でBをγに格納する。P8での判別結果がYESで
あれば、P14で現像剤濃度センサ12、13に異常が発生し
たと判断し、P15で現像剤濃度センサ12、13両方の異常
を表示して、複写機を停止する。
このように、本実施例においては、現像剤濃度センサ
12、13のそれぞれの出力信号を比較して各現像剤濃度セ
ンサ12、13の作動状態が正常か異常かをCPU15によって
判別し、複数の現像剤濃度センサ12、13の出力およびCP
U15の前記判別結果に基づいて常に正常なデータA又は
BをRAM16のエリアγに格納して濃度検出データを生成
するようにしているので、現像剤濃度センサ12、13の何
れかに何らかの異常が発生した場合であっても、正常な
現像剤濃度の検出を行って安定した画像濃度を確保する
ことができ、複写機の画像品質を向上させることができ
る。さらに、現像剤濃度センサの異常の発生を表示手段
により表示して操作者に即座に知らせることができる。
〔効果〕
本発明によれば、判別手段により、複数の現像剤濃度
センサのそれぞれの出力を各現像剤濃度センサの作動状
態が正常か異常かを判別し、濃度データ生成手段により
複数の現像剤濃度センサの出力とこの判別手段の判別結
果とに基づいて、正常な現像剤濃度センサのセンサ出力
から濃度検出データを生成するようにしているので、常
に正常な現像剤濃度検出を行うことができ、複数の現像
剤濃度センサの何れかに何らかの異常が発生した場合で
も安定した画像濃度を確保することができ、複写機の画
像品質を向上させることができる。さらに、現像剤濃度
センサの異常の発生を表示手段により表示するようにし
ているので、この異常の発生を即座に検知することかで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係る現像剤濃度検出装置の一実施
例を示す図であり、第1図はそのブロック構成図、第2
図はそのCPUにより実行されるプログラムを示すフロー
チャートである。 第3、4図は従来例を示す図であり、第3図はその要部
斜視図、第4図はその現像剤濃度センサの実装状態を示
す平面図である。 11……現像剤濃度検出装置、 12、13……現像剤濃度センサ、 15……CPU(判別手段)、 18……濃度データ生成手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置の現像器に収容された現像剤
    の濃度をそれぞれ検知する複数の現像剤濃度センサと、
    該複数の現像剤濃度センサの出力に基づいて各現像剤濃
    度センサの作動状態が正常か異常かを判別する判別手段
    と、前記複数の現像剤濃度センサの出力および前記判別
    手段の判別結果に基づいて濃度データを生成する濃度デ
    ータ生成手段と、を備え、新たに濃度データを生成する
    際、前記判別手段において、前記複数の現像剤濃度セン
    サの出力同士を比較し、さらに各現像剤濃度センサの出
    力と前回生成した濃度データとを比較することにより、
    各現像剤濃度センサの作動状態が正常か異常かを判別す
    ることを特徴とする現像剤濃度検出装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段の判別結果に基づいて現像剤
    濃度センサに異常が発生したことを表示する表示手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の現像剤濃度検出
    装置。
JP2091688A 1990-04-06 1990-04-06 現像剤濃度検出装置 Expired - Lifetime JP2911536B2 (ja)

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