JP2910687B2 - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置より印刷
データを受信して印刷を行う、複数のプリンタ言語のコ
マンド解析手段を有するプリンタ等の印刷装置および印
刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置および印刷方法
は、たとえば特開平6−242895号公報に示される
ように、利用者の手間を軽減し、利用者が間違った設定
のまま印刷するのを防止するために用いられている。図
10を参照しながら概要を説明する。ホスト装置200
からプリンタ本体100に印刷データが送られてくる
と、受信バッファ111に記憶され、プリンタ言語判別
部112によりプリンタ言語の判別を行う。判別により
プリンタ言語を解析できる印刷制御部(113あるいは
114あるいは115)を決定し、印刷制御部で解析を
して、記録部116から出力を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ある特定の印刷制御部で解析される可能性が高い場
合にも、プリンタ言語判別部112によりプリンタ言語
の判別を行い、一定の処理時間を費やしているため、印
刷まで時間がかかってしまう。
【0004】また、ホスト装置200において、何らか
の障害が発生し、途中で印刷データが送られてこなくな
り、続けて印刷制御部で解析できないプリンタ言語の印
刷データが送られてきた場合には、そのまま同じ印刷制
御部で印刷データを解析することになり誤印字してしま
う。
【0005】これを改善するためには、印刷データが中
断したら即座にプリンタ言語判別部に戻すことが考えら
れるが、その場合には、印刷データの途中で何回もプリ
ンタ言語の判別を行うため印刷までに非常に時間がかか
ってしまう。
【0006】本発明の目的は、利用者が操作することな
しに異なるプリンタ言語の処理ができる印刷装置および
印刷方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、利用者の設定の間違
いによる誤印刷を防ぐ印刷装置および印刷方法を提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、印刷時間を短縮した
印刷装置および印刷方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、印刷データの受信が
中断し、続けて別のプリンタ言語の印刷データを受信し
ても誤印刷することがない印刷装置および印刷方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、上
位装置(図1の20)から印刷データを受信する受信手
段(図1の11)と、それぞれ特定のプリンタ言語を解
析し、入力されたコマンドが解析できないコマンドであ
る場合に解析エラーを出力する第1から第XMのコマン
ド解析手段(図1の14、15、19)と、解析エラー
が発生したコマンドの前後一定量の印刷データを用いて
プリンタ言語を判別をするプリンタ言語自動判別手段
(図1の13)と、解析エラーが発生した場合にのみ
リンタ言語自動判別手段(図1の13)を呼びだす言語
判別部呼出手段(図1の16)とを有する。
【0011】本発明の印刷装置は、特定のプリンタ言語
を解析し、入力されたコマンドが解析できないコマンド
である場合に解析エラーを出力する複数のコマンド解析
手段を有し、印刷データの終わりをコマンド解析手段に
入力されたコマンドが解析できないコマンドである場合
に出力される解析エラーで検出している。このため、何
らかの障害が発生し、途中で印刷データが送られてこな
くなり、連続してプリンタ言語の異なる印刷データが送
られてきた場合にもコマンド解析手段で解析エラーが発
生することによりプリンタ言語自動判別手段を呼びだ
し、プリンタ言語自動判別手段で判別をして、別の適切
なコマンド解析手段に切り替えることが可能なので、誤
印刷せずにすむ。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0014】プリンタ本体10は、受信手段11と、受
信手段から入力される印刷データのプリンタ言語を判別
をするプリンタ言語自動判別手段13と、それぞれ特定
のプリンタ言語を解析し、入力されたコマンドが解析で
きないコマンドである場合に解析エラーを出力する第1
から第XMまでのコマンド解析手段と、言語判別部呼出
手段16と、出力するための手段として描画手段17と
エンジン制御手段18とを有する。
【0015】受信手段11は、上位装置20であるネッ
トワーク上でつながれているパソコンから送られる印刷
データを受信する手段である。
【0016】プリンタ言語自動判別手段13は、印刷デ
ータを参照してプリンタ言語を判別し第1から第XMま
でのコマンド解析手段のいずれに印刷データを送るか決
定する手段である。
【0017】第1から第XMまでのコマンド解析手段
は、印刷データを解析する手段である。第1のコマンド
解析手段はプリンタ言語Aを解析でき、第2のコマンド
解析手段はプリンタ言語Bを解析でき、第XMのコマン
ド解析手段はプリンタ言語Mを解析できるものとする。
第1から第XMまでのコマンド解析手段は入力されたコ
マンドを解析し、そのコマンドが解析できないコマンド
である場合解析エラーを出力する機能を持っている。
【0018】言語判別部呼出手段16は、第1から第X
Mまでのコマンド解析手段で解析エラーが発生した場合
にプリンタ言語自動判別手段13を呼び出す手段であ
る。呼出時にプリンタ言語自動判別手段13で必要とな
る解析用印刷データ、エラー情報等は言語判別部呼出手
段16より提供する。
【0019】描画手段17は、第1から第XMまでのコ
マンド解析手段で解析した結果から印刷手段で認識でき
る描画データを作成する手段である。
【0020】エンジン制御手段18は、描画手段で作成
された描画データを印刷する手段である。
【0021】次に図2を参照して、本発明の第1の実施
の形態の動作について詳細に説明する。
【0022】上位装置20から印刷データを受信する
と、印刷データは受信手段11に記憶され、設定された
あるコマンド解析手段で印刷データ中の最初のコマンド
が読み出されて解析される(ステップS1)。最初にど
のコマンド解析手段でコマンドが解析されるかは、利用
者によってあらかじめ選択され、設定されている。コマ
ンドが解析される際に解析エラーが発生したかを判断し
(ステップS2)、エラーが検出されなければ、印刷デ
ータが終わりであるか判断し(ステップS3)、終わり
でなければステップS1にもどり、次のコマンドが解析
される。印刷データが終わりであればエンジン制御手段
18により印刷される(ステップS11)。もし、ステ
ップS2において解析エラーが検出されると、エラーが
検出される前のコマンドまでの印刷データを解析した結
果得られた描画データのうち、有効なものは印刷し、有
効でないものは廃棄する(ステップS4)。そして、言
語判別部呼出手段16がプリンタ言語自動判別手段13
を呼び出してプリンタ言語の判別を行う(ステップS
5)。その際、プリンタ言語自動判別手段13で判別す
るのに必要な情報は、言語判別部呼出手段16から提供
する。
【0023】プリンタ言語自動判別手段13での判別の
結果、例えば第2のコマンド解析手段15が選択され、
第2のコマンド解析手段15での解析が始まる(ステッ
プS6)。第2のコマンド解析手段15で解析されて
(ステップS7)、解析エラーの有無を判断し(ステッ
プS8)、解析エラーがあれば、第2の解析手段で解析
した描画データで有効なものがあれば印刷し、そうでな
ければ描画データを破棄し(ステップS9)、そしてス
テップS5にもどりプリンタ言語自動判別手段13が呼
び出されて再度判別が行われる。
【0024】解析エラーが無ければ、印刷データが終わ
りであるか判断(ステップS10)し、受信手段11の
印刷データがなくなれば、エンジン制御手段18により
印刷される(ステップS11)。
【0025】次に、上述のステップS3のプリンタ言語
自動判別手段13の動作に付いて詳細に説明する。
【0026】まず、言語判別部呼出手段16は、図8の
ような、複数のコマンドについてそれぞれプリンタ言語
AからMまでの言語である可能性を並べた評価テーブル
を備えている。コマンドによっては複数の種類の言語で
使用されているものがあり、そのプリンタ言語である可
能性を1または0であらわすことはできない。例えば図
8のように可能性のポイントは0から10で表し、ポイ
ントは大きいほどそのプリンタ言語である可能性が高
く、0のときはその可能性はないとしてよい。この評価
テーブルをもとに、後述のように、印刷データ中にどの
コマンドが含まれているかを示す図9のような評価リス
トを作成し、次に作成した評価リストを基に言語A〜M
である可能性をそれぞれ求め、相対的に比較し、判別す
る。
【0027】図3は、プリンタ言語自動判別手段13
が、印刷データの言語を特定するための判断材料とする
評価リストを作成する動作を示すフローチャートであ
る。図9は動作の結果として作成される評価リストの例
である。
【0028】プリンタ言語自動判別手段13は、解析エ
ラーが発生したコマンドの前一定量、後一定量の解析用
印刷データを言語判別部呼出手段16から受け取り、評
価リストを作成する。まず、評価テーブルからコマンド
1を読み込み(ステップS31)、解析用印刷データと
比較する(ステップS32)。比較は文字列探索法で行
う。コマンド1が解析用印刷データに含まれているか判
断し(ステップS33)、含まれていたら図9のような
リストとして、コマンドの位置と各プリンタ言語ごとの
可能性のポイントとともに記憶する(ステップS3
4)。この際、パラメータは含まないコマンド部分のみ
の比較を行う。
【0029】解析用印刷データの終わりまで比較が終わ
ったか判断し(ステップS35)、終わっていなければ
ステップS32にもどり印刷データとの比較を続ける。
解析用印刷データにいくつもコマンド1が含まれている
場合は何度も追加して記憶する。
【0030】解析用印刷データの終わりまで比較が終わ
っていれば、評価したコマンドが評価テーブルの最後の
コマンドであるか判断し(ステップS36)、最後のコ
マンドでなければ、ステップS31にもどり、次のコマ
ンドを評価テーブルから読み込み、解析用印刷データと
比較する。
【0031】最後のコマンドまで終わったら、リストを
コマンドの位置の情報を見ながら解析用印刷データ中で
並んでいた順に並べ替える(ステップS37)。その
後、解析したデータの中で何番目のコマンドかを示す順
番を書き込む。このようにして解析のための評価リスト
を作成する。
【0032】図4は、作成した評価リストを基に言語A
〜Mである可能性がどのコマンドからであるかを求める
動作を示すフローチャートである。
【0033】解析エラーの発生した時のコマンド解析手
段である第1のコマンド解析手段14に関連するプリン
タ言語Aのポイントを上から順に見ていく。まずコマン
ドの順番Yを1とし(ステップS301)、エラーの発
生した言語についての列のY番目のコマンドのポイント
を読み出す(ステップS302)。所定の基準値、例え
ば5ポイント以上かどうかの判断をして(ステップS3
04)、基準値以上で有ればYに1を加え(ステップS
303)、ステップS302にもどる。基準値を下回っ
た時はYの値をレジスタY1に格納する(ステップS3
05)。図9では6番目のコマンドとして記憶される。
【0034】次に全プリンタ言語を対象に下から上にポ
イントを順に見ていく。言語の順番Xを1とし及びコマ
ンドの順番Yを最後の番号(図9のリストでは8)とし
(ステップS311)、言語Xの列のコマンドYの行の
ポイントを読み出す(ステップS312)。所定の基準
値、例えば5以上かどうかの判断をして(ステップS3
14)、基準値以上で有ればYから1を引いて(ステッ
プS313)、ステップS312にもどる。基準値を下
回った時は、Y+1の値をレジスタY2[X]に格納す
る(ステップS315)。図9では、プリンタ言語Aが
9番目(実際は、8番目の解析時に基準値を下回るが、
記憶する値はそれに1を足したもの)、プリンタ言語B
が5番目(実際は、4番目の解析時に基準値を下回る
が、記憶する値はそれに1を足したもの)となる。
【0035】図5はプリンタ言語自動判別手段13にお
いて図4で記憶しておいた順番を示すデータY1、およ
びY2[X]の比較を行い、解析エラー発生後の適切な
プリンタ言語を判別し、新しく決定するプリンタ言語の
印刷データの先頭を決定する手順を示している。図4で
記憶したどの位置までエラーのコマンドかを示す情報Y
1と、どの位置から別のプリンタ言語のコマンドかを示
す情報Y2[X]を比較して(ステップS322)、一致
していればその時点で判別は終了する(ステップS33
0)。一致していない場合は、図9の他に別途用意した
各コマンドのパラメータ情報と比較をして、ポイントの
変更を行う(ステップS325)。その後もう1度、図
4で記憶したどの位置までエラーのコマンドかを示す情
報Y1と、どの位置から別のプリンタ言語のコマンドか
を示す情報Y2[X]を比較する(ステップS327)。
一致していれば判別終了で、一致していなければ判別は
失敗となり、判別失敗時の処理をする(ステップS33
1)。判別成功時は、決定した印刷データの先頭から決
定したコマンド解析手段により解析を始める。
【0036】図9のリストの例について具体的に説明す
る。
【0037】プリンタ言語Aで上から見ていき基準を下
回った位置Y1が6番目であり、プリンタ言語Aで下か
ら見ていき基準を下回った位置Y2[1]が8番目であ
るので、プリンタ言語Aである可能性はない。プリンタ
言語Bで下から見ていき基準を下回った位置Y2[2]
が5番目であり、5番目のコマンドがどちらのプリンタ
言語でもある可能性が高いと考えられる。そこで、この
コマンドに関してはコマンドのパラメータについても調
べて、可能性が低い方のポイントを下げる(ステップS
326)。例えば、プリンタ言語Bのポイントを0とす
るとY2[2]は6番目となり、そして、もう1度比較
すると(ステップS327)、Y1とY2[2]が等し
く6番目であり、6番目が境界であることが確定する。
6番目のコマンドを先頭にして第2のコマンド解析手段
により解析を始める。
【0038】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態は第1から第XMまでのコマンド解析手段でエラー
を検出したときだけプリンタ言語自動判別手段13が呼
ばれるので、従来の技術にあるような印刷データの先頭
で常にプリンタ言語判別をする必要がない。このため、
処理時間の短縮が可能である。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態の構成に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0040】図6は本発明の第2の実施の形態のブロッ
ク図である。
【0041】本発明の第2の形態は、上位装置20から
印刷データが送られてくると直接プリンタ言語自動判別
手段13が呼び出される構成となっており、第1の実施
の形態において、第1から第XMまでのコマンド解析手
段のいずれかで解析エラーを検出した場合にのみプリン
タ言語自動判別手段13が呼び出される構成と異なる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0043】図7は本発明の第2の実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【0044】本発明の第2の形態では、プリンタ起動
後、印刷データが受信手段11に送られてくると最初の
一定量の印刷データについてプリンタ言語自動判別手段
13で解析・判別を行う(ステップS61)。
【0045】これにより、特定の言語以外のプリンタ言
語が使われる頻度が多い場合には、不適切なコマンド解
析手段で解析を開始し、解析エラーを発生させてその処
理に係る時間を省く事ができ、処理が高速化される。ま
た一定量のみを自動判別するので、特定の言語であった
としても時間をさほど無駄にする事はない。
【0046】解析された結果に基づいて、第1の実施の
形態と同様に、第1から第XMまでのコマンド解析手段
のどれか指定されたコマンド解析手段で解析し、コマン
ド解析手段による解析時に解析エラーを検出した場合に
は、再びプリンタ言語自動判別手段13で解析・判別を
行う。
【0047】また、第1及び第2の実施の形態に第1か
ら第XMまでのいずれかのコマンド解析手段による解析
が終了し、印刷結果が排出されてから一定時間が経過し
た場合には、それまで解析を行っていたコマンド解析手
段での印刷データ待ち受け状態からプリンタ言語自動判
別手段13での印刷データ待ち受け状態に戻る機能を追
加しても良い。
【0048】これにより複数のプリンタ言語が同程度の
確立で使用される様な場合には、中断された後に別の言
語の印刷データを受信する可能性が高く、不適切なコマ
ンド解析手段で解析を開始し、解析エラーを発生させて
その処理に係る時間を省く事ができる可能性が高くな
り、処理が高速化される。
【0049】また、第1および第2の実施の形態では、
解析エラー発生時のプリンタ言語自動判別手段13での
解析方法でポイント性を用いたが、まず解析エラーの原
因となったコマンドを調べ、あるプリンタ言語であるこ
とを特定できるものであって、初期化コマンド等の印刷
データ先頭に位置するべきコマンドである場合にはそれ
をもって直ちに印刷データの先頭とコマンド解析手段を
決定することもできる。
【0050】
【発明の効果】第1の効果は、誤印字が減少するという
ことである。
【0051】その理由は、誤ったコマンド解析手段での
解析時にエラーを検出して、プリンタ言語の自動判別を
行うためである。
【0052】第2の効果は、印刷時間が短縮されるとい
うことである。
【0053】その理由は、複数のプリンタ言語を使用す
るが特定のプリンタ言語を使う機会が比較的多いという
場合、プリンタが印刷データを受信開始した時に、少量
のデータでプリンタ言語自動判別を行うか、あるいは全
くプリンタ言語自動判別を行わずコマンド解析手段を特
定し、その後はエラーを検出した時にプリンタ言語自動
判別を行うだけであるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の動作を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップS5の詳細動作の1部を示すフ
ローチャートである。
【図4】図2のステップS5にて図3の動作に引き続い
て行われる詳細動作を示すフローチャートである。
【図5】図2のステップS5にて図4の動作に引き続い
て行われる詳細動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図7】図6の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る評価テーブルの例である。
【図9】本発明に係る評価リストの例である。
【図10】従来のプリンタ言語自動判別機能付きプリン
タのブロック図である。
【符号の説明】
10 プリンタ本体 11 受信手段 13 プリンタ言語自動判別手段 14 第1のコマンド解析手段 15 第2のコマンド解析手段 16 言語判別部呼出手段 17 描画手段 18 エンジン制御手段 19 第XMのコマンド解析手段 20 上位装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−270069(JP,A) 特開 平6−71978(JP,A) 特開 平5−104828(JP,A) 特開 平6−40124(JP,A) 特開 平5−96823(JP,A) 特開 平5−104826(JP,A) 特開 平6−71952(JP,A) 特開 平5−324930(JP,A) 特開 平8−123639(JP,A) 特開 平8−290635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から送信される印刷データを受
    信する受信手段と、印刷データのコマンドを順次読み込
    んで解析し、読み込んだコマンドが解析できないとき解
    析エラーを出力する複数のコマンド解析手段と、解析エ
    ラーが発生したコマンドの前後一定量の印刷データを用
    いてプリンタ言語を判別するプリンタ言語自動判別手段
    と、コマンド解析手段で解析エラーを検出した時のみ
    リンタ言語自動判別手段を呼び出す言語判別部呼出手段
    とを有する印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記言語判別部呼出手段は、コマンドご
    とに、そのコマンドを使用している印刷データが各プリ
    ンタ言語で記述されたものである確率を記したテーブル
    を有し、前記プリンタ言語自動判別手段は、判別する印
    刷データに含まれるすべてのコマンドについて、前記テ
    ーブルを参照して、印刷データが各プリンタ言語で記述
    されたものである確率を求め、プリンタ言語を判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタ言語自動判別手段は、判別
    する印刷データに含まれるすべてのコマンドについて、
    前記テーブルを参照して、印刷データが各プリンタ言語
    で記述されたものである確率を求め、印刷データの途中
    で記述する言語が変化する場合、変化する前後のプリン
    タ言語及びどのコマンドで記述する言語が変化したかを
    判別することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 上位装置から送信される印刷データを受
    信する受信工程と、印刷データのコマンドを順次読み込
    んで解析し、読み込んだコマンドが解析できないとき解
    析エラーを出力するコマンド解析工程と、解析エラーが
    発生したコマンドの前後一定量の印刷データを用いてプ
    リンタ言語を判別するプリンタ言語自動判別工程と、コ
    マンド解析手段で解析エラーを検出した時のみプリンタ
    言語自動判別手段を呼び出す言語判別部呼出工程とを有
    する印刷方法
  5. 【請求項5】 前記コマンド解析工程で印刷データのコ
    マンドの解析中に解析エラーを検出した時、前記プリン
    タ言語自動判別工程を呼び出して印刷データのプリンタ
    言語の判別を行い、判別の結果に基づいて第2のコマン
    ド解析工程を選択して印刷データのコマンドの解析を行
    うことを特徴とする請求項4に記載の印刷方法
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