JPH07296100A - イメージデータ認識装置 - Google Patents

イメージデータ認識装置

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JPH07296100A
JPH07296100A JP6085061A JP8506194A JPH07296100A JP H07296100 A JPH07296100 A JP H07296100A JP 6085061 A JP6085061 A JP 6085061A JP 8506194 A JP8506194 A JP 8506194A JP H07296100 A JPH07296100 A JP H07296100A
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Kenji Araki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、エラーデータが発生した場
合にオペレータに負荷をかけずに、自動的にエラーデー
タの修正が可能な自動データ修正方法を提供することで
ある。 【構成】 本発明は、データ入力部121、特徴抽出部
122、パターンマッチング部123、認識パターン保
持部124、エラーデータのエラー種別を判断し、エラ
ー種別に基づいて、ルール127を選択して、実行し、
再認識処理または、ルールにより認識結果を修正するエ
ラー分析部125、さらにエラーが発生した場合にアラ
ームを出力して、オペレータに処理依頼するアラーム生
成部126より構成される文字認識処理部120を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージデータ認識装
置に係り、特に、ファクシミリ通信により受信した画像
データが認識できない場合に、受信した画像データが認
識可能となるように修正するイメージデータ認識装置に
関する。
【0002】詳しくは、ファクシミリ通信により受信し
たOCRファクシミリ原稿により入力された画像データ
の文字認識を行う場合に、認識不可となる文字を人手を
介さずに修正して認識可能とするシステムが望まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】図9は、従来のデータ修正を説明するた
めの図である。同図に示すように、OCR用の記入用紙
に利用者が必要事項を記入し、ファクシミリ装置100
からファクシミリ通信制御部110を介して文字認識装
置120に送信する。文字認識装置120は、ファクシ
ミリ装置100からOCRの画像データを受信すると、
当該データをスキャナ221で走査する。スキャナ22
1により読み取られたデータは文字認識処理部222に
渡され、解析され、認識された認識結果は、利用者デー
タ編集部130に出力される。また、文字認識処理部2
22で認識できなかったエラーデータは、人手により修
正され、文字認識装置120に再入力される。
【0004】また、文字認識処理部122で人手を介し
て修正しても認識できなかったエラーデータは、ファク
シミリ装置100に対してエラーデータがある旨を通知
し、再度記入の上、送信するよう促す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の例は、文字認識装置からエラーデータが出力された
場合には、人手で正常パターンと認識されるように修正
して再入力する必要がある。このとき、エラーデータと
して出力されたデータがオペレータにより、マーキング
が薄い、数値等がある一定の枠から外れている等、オペ
レータに判断できる範囲では、修正が可能であるが、数
値等により読みにくい文字等があった場合には、当該文
字がどのように判読してよいか決定できない。この場合
には、ファクシリミリや電話を用いて、直接何と判読す
ればよいかを問い合わせる必要がある。
【0006】また、判読できないものは、電話により再
度入力するように要求する等の処理が必要となってお
り、オペレータに負荷がかかるという問題がある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、エラーデータが発生し
た場合にオペレータに負荷をかけずに、自動的にエラー
データの修正が可能なイメージデータ認識装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージデータ
認識装置は、入力されたイメージデータの所定の項目欄
に記入された文字の認識を行うイメージデータ認識装置
において、項目の種別毎に入力データの訂正ルールを定
義したルール情報300と、イメージデータとして入力
された文字を認識する認識手段120と、認識手段12
0でエラーと判定された入力データについて、該入力デ
ータの属する項目の種別に該当するルール情報300に
基づいて、入力データの訂正を行う訂正手段125とを
備える。
【0009】また、上記の修正手段125は、一回のイ
メージデータの入力操作で同じ項目のデータを複数個入
力可能とし、入力された複数個の入力データのうち、前
記認識手段120でエラーとなった入力データを認識手
段120で認識できた入力データに基づいて訂正する。
【0010】
【作用】本発明は、入力された画像データの通常の文字
認識処理を行い、その認識結果においてエラーが検出さ
れた場合には、当該エラーに対してエラー種別を決定
し、エラー種別に対応するルールを選択し、いずれかの
ルールを実行し、修正された認識結果を得る。
【0011】また、認識結果によりエラーが検出された
場合でも連続する帳票等、1回の入力操作で複数の入力
データを入力し、正しく認識されたデータでエラーデー
タの項目を修正するこことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す。同図中、図9と同一構成部分は、同一符号を付
す。本実施例では、ファクシミリ装置100からOCR
記入された画像情報が送信され、ファクシミリ通信制御
部110を介して文字認識処理部120に入力される。
文字認識処理部120は、入力された画像データに対し
て通常認識パターン200を用いて文字認識処理を行
い、認識結果を出力する。また、文字認識処理部120
は、認識結果がエラーである場合には、当該エラーに対
してエラーとなった認識パターンのエラー分析を行う。
認識エラー分析において、エラーの種類を判別し、その
結果に基づいてルール300を検索し、そのルールを実
行する。その結果、再度エラーとなった場合には、アラ
ームを出力し、当該エラーに対する処理を行う。この場
合には、オペレータがエラーパターンを分析し、ルール
を作成して追加するか、正常なデータの入力を行う。
【0014】また、正規に認識パターンをオペレータ自
身が生成して、認識パターン保持部200に登録してお
く。
【0015】文字認識部120において認識された認識
結果は、利用者データ編集処理部130に入力される。
【0016】図2は、本発明の一実施例の文字認識処理
部の構成を示す。同図に示す文字認識処理部120は、
データ入力部121、特徴抽出部122、パターンマッ
チング部123、認識パターン保持部124、エラー分
析部125、アラーム生成部126及び、ルール127
より構成される。
【0017】データ入力部121は、ファクシミリ通信
によりOCR記入された画像データが入力される。特徴
抽出部122は、入力された文字列をパターンマッチン
グで扱える形式に特徴抽出を行う。パターンマッチング
部123は、特徴抽出されたデータについて予め用意さ
れている認識パターン保持部124のパターンを参照し
てパターンマッチングを行う。パターンマッチングの結
果、抽出された特徴と認識パターン保持部124が有す
るパターンが一致すれば、認識結果を出力する。また、
不一致の場合には、エラー分析部125に出力する。エ
ラー分析部125は、エラーを画像データの鮮明度、そ
の時の通信状態、入力された端末の状態、利用者の操作
・記入ミス、OCRシート、認識フィールド属性、前後
データ関連性等の情報に基づいて分析する。その分析結
果に基づいてルール127を参照し、ルールを実行す
る。ルールには数値の計算を指示するもの、再認識処理
を指示するもの等がある。エラー分析部125は、ルー
ル127を適用してもエラーとなるデータについては、
アラーム生成部126にエラーの発生を通知する。
【0018】アラーム生成部126は、エラー分析部1
25で特定のパターンを用いて、示度認識処理を行った
結果、エラーとして出力されるデータがある場合には、
アラームを生成して、出力する。
【0019】図3は、本発明の一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0020】まず、画像データがデータ入力部121に
入力され、特徴抽出部122により特徴が抽出され、パ
ターンマッチング部123に入力されると、パターンマ
ッチング部123は、認識ターン保持部124と画像デ
ータのパターンマッチングによる認識を行う(ステップ
101)。ここで、認識が成功した場合には、認識結果
を出力して処理は終了する。一方、認識結果が得られな
い、即ち、入力されたデータが認識パターン保持部12
4内のパターンと整合しない場合には、エラー分析部1
25が、エラーパターンの分析を行い、エラー種別を選
択する(ステップ103)。このとき、エラー分析部1
25は、エラーとなった入力データに対応するルールが
存在するかを、エラー種別により判定し(ステップ10
4)、存在していない場合には、ステップ112に移行
する(ステップ112)。ルールの種別は、再度、認識
を行うための認識ルールか、ルールを実行することによ
り認識結果を修正する修正ルールかを判定し(ステップ
105)、認識ルールを用いる場合には、特定パターン
を検索して(ステップ106)、認識処理を行い(ステ
ップ107)、認識結果がエラーであれば、ステップ1
12に移行し、正常であれば、認識結果を出力する(ス
テップ108)。
【0021】修正ルールを用いる場合には、ルールを実
行して(ステップ109)、認識結果を修正する(ステ
ップ110)。
【0022】エラー種別に対応するルールが存在しなか
ったり、再度認識処理を行っても認識結果にエラーであ
る場合には、アラーム生成部126において、アラーム
を生成して出力する(ステップ112)。入力された画
像データにより再度認識処理を行い(ステップ11
3)、この認識結果に基づいてオペレータが、正常な認
識結果を作成する、新規のパターンを作成して認識パタ
ーン保持部124に登録する、ルールの変更・追加を行
う等の処理を行う(ステップ114)。最後に、利用者
データ編集処理部130に対してパターンの反映処理を
行う(ステップ115)。
【0023】図4は、本発明の一実施例のエラー分析部
の構成を示す。同図に示すエラー分析部125は、パタ
ーンマッチング部123でエラーとなった認識結果を再
認識または修正するものである。
【0024】エラー分析部125は、エラーとなった認
識結果のエラーの種別を要因毎に検討し、エラーの種別
を選択するエラー種別解析部1251と、エラーの種別
に基づいてエラーとなった認識結果に対して適用するル
ールを選択するルール選択部1252、適用するルール
を格納しておくルール保持部1255、認識パターン保
持部124に蓄積されている以外の特定パターンを記憶
する特定パターン保持部1256、ルール選択部125
2により選択されたルールを認識結果に対して実行し、
認識結果を修正するルール実行部1253、パターン認
識や、修正された認識結果がエラーであるかを判定する
認識結果認識判定部1254より構成される。
【0025】エラー種別解析部1251は、画像データ
の鮮明度について全体的に印字のトーンが薄い、通信時
のノイズ等の有無等の受信環境、OCR入力した送信側
の送信時の異常の有無、OCRシートに正確な形式が使
用されているか、エラーとなっている認識フィールドの
属性、前後のデータ関連性等の情報に基づいて、エラー
となった認識結果の種別を判定する。
【0026】ルール選択部1252は、エラー種別に対
応するルールをルール保持部1255より選択する。
【0027】ルール保持部1255は、エラーとなって
いる認識結果の種類毎にルールが設定してある。例え
ば、納品伝票の場合には、納品伝票のカラム毎に何が記
入されるべきか、また、記入の法則性等が記述してあ
り、あるカラムが数値項目であれば、計算によりエラー
となっているカラムのデータを修正するためのルールが
蓄積される。
【0028】ルール実行部1253は、ルール選択部1
252により選択されたルールに基づいて、エラーとな
っている認識結果の修正や、再認識処理等を行う。
【0029】認識判定部1254は、ルール実行部12
53から出力される認識結果に基づいてエラーがまだ除
去されない認識結果であるか、正確な認識結果であるか
を判定し、エラーがまだ除去されない場合には、再度エ
ラー分析部125の処理を行うか、アラーム生成部12
6にエラーとなっている認識結果があることを通知す
る。ここで、特定パターン保持部1256により認識結
果が正しければ、認識処理に用いた認識パターンを認識
パターン保持部124に追加してもよい。
【0030】図5は、本発明の一実施例のエラー分析部
の動作を示すフローチャートである。エラー分析部12
5のエラー種別解析部1251にエラーと判定された認
識結果が入力されると(ステップ201)、エラー種別
解析部1251は、認識結果のエラーの種類を判定す
る。例えば、認識エラーとなっているデータの帳票名、
項目名、文字項目か数字項目か等によりエラーの種別を
判定する(ステップ202)。ルール選択部1252
は、エラー種別判定部1251により判定されたエラー
の種別に基づいてルール保持部1255より、対応する
ルールを選択する(ステップ203)。例えば、画像デ
ータの鮮明度が低いこと(エラーコード:10)がエラ
ーの原因である場合には、ルールは、『再度鮮明度を上
げて、再走査する』(ルールコード:A−2)という内
容になる。このような対応付けは、以下に示す表のよう
なエラーコードよりルール保持部1255のルールコー
ドを検索する。
【0031】
【表1】 ルール実行部1253は、ルール選択部1252により
選択されたルールに基づいて、エラーとなっている認識
結果に対する修正や、パターンマッチングを行う(ステ
ップ204)。ルールの実行によりエラーとなっていた
認識結果が修正された、又は、エラーが除去された場合
には(ステップ205,Yes)、認識結果として出力
する。ルールを実行しても修正が不可能であったり、エ
ラーが除去されない場合には(ステップ206、N
o)、アラーム生成部126に人手による介入が必要で
ある旨を通知する(ステップ207)。
【0032】次に、エラー分析部125の詳細な動作を
具体例を用いて説明する。
【0033】エラー分析部125のエラー種別解析部1
251は、認識結果によりエラーとなった原因を解析
し、エラーコードをルール選択部1252に出力する。
ルール選択部1252は、エラーコードに基づいて対応
するルールコードを検索する。 (1)例えば、ルール選択部1252により前後データ
の関連性によるルール『前ページの同じ位置のカラムを
参照』が選択された場合にパターンマッチングを行う
例:納品伝票の場合には、項目名として納品先名、納品
先コード、納品元名、納品日、納品項目、納品数量、単
価、金額合計等の欄がある。ここで、納品先名が不鮮明
のために読み取れず、エラーとなっているような場合に
ついて説明する。
【0034】この納品伝票の場合は、同一納品元の業者
から複数の枚数の(連続帳票)納品伝票が入力される場
合を前提としている。
【0035】例えば、連続帳票の場合には、略同様の内
容が前後のページに書き込まれていることが統計的に多
いので、前ページの内容が正確に認識されていれば、そ
のページを参照する。前ページを参照するために、エラ
ーなっている認識結果のカラムの文字と同じ位置の前ペ
ージのカラムの文字を特定パターンとして特定パターン
保持部1256に登録しておき、その登録されたパター
ンとエラーとなっているパターンとのパターンマッチン
グを行う。
【0036】または、入力時に複数の伝票の入力、1回
の入力操作で入力し、以下のような結果となっている場
合、 1枚目のデータ 認識済み 2枚目のデータ 認識済み 3枚目のデータ エラー 4枚目のデータ エラー 5枚目のデータ 認識済み のとき、3枚目のデータがエラーであるので、この場合
には、先に入力された2枚目のデータのうち、3枚目の
データがエラーとなった項目と同一項目を参照して修正
する。4枚目のデータもエラーであるが、この時1つ前
の3枚目のデータは、エラーとなっているので、2枚目
のデータを参照して修正する。
【0037】なお、伝票中、固定項目はこのような方法
で参照して修正することが可能であるが、数値項目であ
る個数や金額欄等は、各伝票毎に異なる数値が記入され
る確率が高いので項目によって、この方法の適用が可能
か否かの判定を行うように構成してもよい。
【0038】図6は、本発明の一実施例のエラー分析部
の修正の例を示す。同図(A)は、パターンマッチング
処理においてエラーとなっている認識結果であり、得意
先名が“アルファ?ンキカブシキカイシャ”、所属部署
名“エイギョ?ホンブ”と認識されている。ここで、仮
に“?”マークを認識不能な部分であった場合に、同図
(B)に示す1ページ前のデータの認識結果を参照す
る。これにより、同じ位置の文字である『デ』、『ウ』
を用いてエラー認識結果(A)が修正される。
【0039】(2)ルール選択部1252により認識フ
ィールド属性によるルール『縦計、横計、総計を求めて
数値を修正』が選択された場合:図7(A)に示すよう
な記入済みのOCRシートが入力された場合に、パター
ンマッチング部123で認識された結果は同図(B)に
示す内容であった場合に、“?”のカラムが3か所存在
するため、すべてのカラムが認識されていないため、エ
ラーとしてエラー分析部125に出力される。このよう
な場合に、エラー分析部125は、認識するパターンと
して、発注伝票に関するルール127を用いる。ルール
127として、この時使用するルールは、『縦横の合計
をチェックして、データを修正するルールを用いる』と
する。ルール127は、まず、行毎に認識結果を判定
し、データ修正していく。
【0040】まず、第1列目のについては、1+2+a
=6となるため、“?”の部分aは3ということにな
る。第2列目については、0+0+1=1であり整合し
ている。第3列目については、0+b+3=cであり解
が求められないため、ここでは、未定としておく。第4
列目については 1+2+d=10となるため、“?”
の部分dは7となる。
【0041】次に、縦の合計から認識結果を判定し、デ
ータを修正する。縦の第1行目は1+0+0=1であり
正確に認識されていることが分かる。第2行目は2+0
+b=3であるため、“?”のbは0となる。次に第3
行目は、a+1+3=dとなり未定となる。第4行目
は、6+1+c=10であるので、“?”のcは3とな
る。即ち、 横の列 1)1+2+a=6 a=3 2)0+0+1=1 3)0+b+3=c b=?,c=? 4)1+2+d=10 d=7 縦の行 1)1+0+0=1 2)2+0+b=2 b=0 3)a+1+3=d a=?,d=? 4)6+1+c=10 c=3 の上記の結果から、a=3,b=0,c=3,d=7と
なる。このように、数値がわからない場合には、縦横の
合計からデータを修正する。修正された結果を認識結果
として出力する。
【0042】上記のようなエラーデータを修正するため
にルールは、OCR記入データを受け取る側において、
受け取る全ての帳票毎に解決のルールを設けておけばよ
い。上記の納品伝票の場合に文字項目となるのは、納品
先名、納品元名、納品項目であり、数字項目となるの
は、納品日、納品先コード、納品数量、単価、合計金額
等の欄である。数値項目のうち、計算により算出される
のは、納品数量、単価、合計金額である。即ち、この納
品書に対して修正を行う場合には、以下のようなルール
が適応されることになる。
【0043】図8は、本発明の一実施例のルールの一例
を示すフローチャートである。
【0044】まず、ルール選択部1252は、エラーと
なっている認識結果の箇所が文字項目であるか数値項目
であるかを判定する。上記の例で、納品先名、納品元
名、納品項目の項目にエラーが発生している場合には
(ステップ301)、文字項目のエラーであるので、ス
テップ302に移行する。また、エラーとなっている認
識結果の箇所が納品日、納品先コード、納品数量、単
価、合計金額である場合には(ステップ302)、ステ
ップ306に移行する。
【0045】文字項目である場合には、指定されている
ページ(例えば、前ページ、入力された最初のページ
等)のエラー位置に対応する同一箇所の項目を参照する
(ステップ302)。対応する箇所にデータがない場合
には(ステップ303,No))、さらに1ページ前の
ページの対応する箇所を参照する(ステップ304)。
また、対応する同一箇所にデータがある場合には(ステ
ップ303、Yes)、エラーとなっている箇所に参照
したデータを当てはめる(ステップ305)。
【0046】また、エラーとなっている項目が数値項目
の場合に(ステップ301)、当該項目が計算可能な項
目であるかを判断し(ステップ306)、計数できない
項目であれば、ステップ302に移行し、文字項目と同
様の処理を行う。また、計数可能な項目であれば、計算
ルールにより、エラーとなっている箇所の値を算出す
る。例えば、上記(2)のように縦横の計算を行う(ス
テップ307)。求められた値をエラー箇所に設定する
(ステップ308)。
【0047】なお、ルールの種類は、入力される帳票毎
に作成してもよいし、一般項目のみに絞って作成しても
よい。また、ルールとして例えば、画像データの鮮明度
が所定の値より低いレベルにある場合には、鮮明度(解
像度)を所定の値までに上げ、再認識処理を行う。ま
た、入力された文字パターンにより検出する領域を切り
出して正規化し、特徴抽出処理を施して、パターン認識
するという一連処理のうち、例えば、最初の認識処理で
は文字位置の正規化のみを行っていた場合に、文字の傾
きに関する正規化や、文字線幅の正規化も行った上で再
度、パターンマッチング処理を行い、それでもエラーデ
ータとなった場合には、項目毎の処理を行う等のルール
であってもよい。
【0048】上記のようにルールを用いることにより、
認識結果がエラーとされている項目に対して自動的に修
正が可能となる。
【0049】次に、アラーム生成部126は、エラー分
析部125より認識結果が誤認識であるとの旨の通知が
入力されると、アラーム信号を生成し、装置上のアラー
ムLEDを点灯させるか、アラームを鳴動させる。これ
により、オペレータはエラーとなっている認識結果をデ
ィスプレイ上に表示する等して確認し、オペレータが判
定できる認識結果については、オペレータが正しく修正
する。
【0050】また、エラーとなった文字パターンを複数
回学習することにより、所定の回数学習したものを認識
パターン保持部124に登録することも可能である。例
えば、エラーとなった文字(A1)と正しい認識結果
(A2)を対応させて、入力された文字(A3)の特徴
抽出処理を行った後に、先にエラーとなっている文字
(A1)とのパターンマッチングを行う。このような処
理が所定の回数繰り返され、入力される文字(A3)が
文字(A1)とマッチングが取れた場合には、文字(A
1)を認識パターン保持部124に登録することも可能
である。
【0051】さらに、エラーとなった認識結果がエラー
分析部125で修正されなかったものについては、ルー
ル保持部1252に新たにルールを追加したり、認識パ
ターンを作成して認識パターン保持124に格納する。
これにより、これ以降のデータが同様なパターンを持つ
ものであっても、次回から誤認識されない。
【0052】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲で種々変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、文字認識
処理においてエラーとなったデータに対して、エラーロ
ジックであるルールを検索して、エラーとなったデータ
に適用することにより、エラーの自動修正が可能とな
る。また、修正が不可能であるパターンについては、ア
ラームを発生させて、オペレータにより次の認識処理時
にエラーとならないようなルールを作成することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例の文字認識処理部の構成図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の一実施例のエラー分析部の構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のエラー分析部の動作を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のエラー分析部の修正の例を
示す図(その1)である。
【図7】本発明の一実施例のエラー分析部の修正の例を
示す図(その2)である。
【図8】本発明の一実施例のルールの一例を示すフロー
チャートである。
【図9】従来のデータ修正を説明するための図である。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置 110 ファクシミリ通信制御部 120 文字認識装置 121 データ入力部 122 特徴抽出部 123 パターンマッチング部 124 認識パターン保持部 125 エラー分析部 126 アラーム生成部 127 ルール 130 利用データ編集部 200 認識パターン 221 スキャナ 222 文字認識処理部 300 ルール 400 特定パターン 1251 エラー種別解析部 1252 ルール選択部 1253 ルール実行部 1254 認識結果判定部 1255 ルール保持部 1256 特定パターン保持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたイメージデータの所定の項目
    欄に記入された文字の認識を行うイメージデータ認識装
    置において、 該項目の種別毎に入力データの訂正ルールを定義したル
    ール情報(300)と、 イメージデータとして入力された文字を認識する認識手
    段(120)と、 該認識手段(120)でエラーと判定された入力データ
    について、該入力データの属する項目の種別に該当する
    ルール情報(300)に基づいて、入力データの訂正を
    行う訂正手段(125)とを備えたことを特徴とするイ
    メージデータ認識装置。
  2. 【請求項2】 一回のイメージデータの入力操作で同じ
    項目のデータを複数個入力可能とし、入力された複数個
    の入力データのうち、前記認識手段(120)でエラー
    となった入力データを前記認識手段(120)で認識で
    きた入力データに基づいて訂正する請求項1記載のイメ
    ージデータ認識装置。
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JP2019169026A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社Pfu 情報処理装置、文字認識エンジン最適化方法及びプログラム
JP2019169025A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社Pfu 情報処理装置、文字認識エンジン選択方法及びプログラム

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