JP2909303B2 - Isdn回線の給電監視装置 - Google Patents

Isdn回線の給電監視装置

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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDNに係わり、特
に、ISDNの信号回線を用いて例えばDSUから各端
末に給電される電圧を監視するISDN回線の給電監視
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数かつ多重のデジタルデータを高速で
かつ能率よく伝送する通信システムとしてISDN(サ
ービス総合デジタル網)が採用されている。このISD
Nにおいては、図5に示すように、電話会社の局内に設
置されたISDN交換機1がデータ回線を介して例えば
企業内に配設されたDSU(回線終端装置)2に接続さ
れ、このDSU(回線終端装置)2に信号回線3を介し
て例えば電話機,テレックス,パーソナルコンピュー
タ,ファクシミリ等の多数の端末4が接続される。
【0003】そして、DSU(回線終端装置)2と各端
末4との間のインタフェースは、[2B+D]の基本イ
ンタフェースで構成されている。DSU2と各端末4と
を接続する信号回線3は、図6に示すように、大きく分
けて、DSU(回線終端装置)2から各端末4方向へ信
号を送信する一対の信号線3aa,3abからなるR線3a
と、各端末4からDSU2へ信号を送信する一対の信号
線3ba,3bbからなるT線3bとで構成されている。そ
して、R線3aおよびT線3b上を伝送される制御用の
信号は一般にAMI(Alternate Mark Inversion)符号
化されたデジタルのパルス信号である。
【0004】通常の加入者電話機に局から電話機のベル
を鳴らす電力を信号線を介して供給している場合と同様
に、ISDNにおいても、DSU2から信号回線3を介
して各端末4へ電力を給電している。そして、その給電
方式として一般にファントム方式が採用されている。こ
のファントム方式においては、図6に示すように、DS
U2側および端末4側における信号路に絶縁トランス5
a,5b,6a,6bを介挿して、この絶縁トランス5
a,6a相互間にR線3aの各信号線3aa,3abが接続
され、絶縁トランス5b,6b相互間にT線3bの各信
号線3ba,3baが接続されている。
【0005】そして、DSU2側の各絶縁トランス5
a,5bの各2次巻線の中点相互間に直流電源7から直
流電圧Eが印加される。このR線3aとT線3bとの間
に印加された直流電圧Eは、端末4側の各絶縁トランス
5a,5bの各1次巻線の中点相互間に接続された受電
回路8でもって受電される。受電された電圧Eは所定の
駆動電圧Vc に変換されて、この端末4を構成する各電
子部品に供給される。
【0006】このようなISDNを新規に構築した場合
や定期的な点検保守時において、例えばDSU2から各
端末4に対して正しく電力が供給されていることを確認
する必要がある。
【0007】従来、給電電圧を信号回線3上で検出する
場合には、各信号線3aa,3ab,3ba,3bb相互間にオ
シロスコープやロジックアナライザ等を接続して作業員
が各信号線相互間に現れる電位差を観察していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、信号線3aa,
3ab間と信号線3ba,3bb間にはAMI符号化されたパ
ルス信号も伝送されているので、給電電圧のみを正確に
検出することは、ISDNに対する高度な知識と測定に
関する熟練した技術が必要であった。
【0009】また、近年、信号回線3に、内部にマイク
ロコンピュータが組込まれた高度な情報処理装置が端末
4として接続される場合が多い。このような情報処理装
置においては、処理動作中に停電が発生すると、誤った
処理結果を出力する場合がある。長期に亘る停電の場合
は、操作者が停電発生を認識できるので、処理動作をや
り直すことか可能である。しかし、瞬断と呼ばれるごく
短い停電発生は、操作者が気付ない場合があるので、誤
った処理結果がそのまま相手側に送信される懸念があ
る。
【0010】このような、給電電圧における発生時期が
予測できない瞬断現象を前述したオシロスコープやロジ
ックアナライザでもって観察することは実際上不可能で
あった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、信号回線を構成するR線およびT線の信号
線相互間に各電位検出用トランスを接続し、この各トラ
ンスの中点相互間の電位差を給電電圧として検出し、こ
の検出電圧を非常に短い周期でソフト的に監視すること
によって、給電電圧における異常電圧や瞬断現象を確実
にかつ自動的に検出でき、監視作業の簡素化と作業能率
を大幅に向上でき、さらに装置自体の信頼性を向上でき
るISDN回線の給電監視装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のISDN回線の給電監視装置においては、フ
ァントム方式で給電されるISDNの信号回線を構成す
るR線の信号線間に接続されたR線電位検出用トランス
と、信号回線を構成するT線の信号線間に接続されたT
線電位検出用トランスと、R線電位検出用トランスの巻
線の中点電位とT線電位検出用トランスの巻線の中点電
位との間の電位差を、それぞれ給電電圧の値に対応した
複数のしきい値と比較した複数の検出信号として出力
る電圧検出回路と、所定周期で電圧検出回路から出力さ
れた各検出信号を読取る電圧読取手段と、この電圧読取
手段によって前回の周期で読取られた各検出信号を前回
検出信号として記憶する前回データメモリと、電圧読取
手段にて読取った今回の各検出信号が前回データメモリ
に記憶されている前回の各検出信号から所定量以上変化
したことを検出する電圧変化検出手段と、この電圧変化
検出手段が変化を検出したとき、今回の検出信号を用
いて給電電圧に対する電圧異常および停電発生を判断す
る給電異常発生判断手段とを備えている。
【0013】
【作用】このように構成されたISDN回線の給電監視
装置において、例えばDSUから信号回線を介してファ
ントム方式で各端末に給電される電圧は、各電位検出用
トランスの中点電位相互間の電位差である。よって、電
圧検出回路で検出されたる電圧にはパルス信号のパルス
波形は現れれない。この電圧検出回路で検出される電圧
を例えば1秒以下の非常に短い所定周期でソフト的に読
取っていく。そして、今回の周期で読取った検出電圧が
前回の周期で読取った値に比較して変化した場合に、こ
の変化が、異常電圧発生に起因するものであるか停電発
生に起因するものであるか等が分析される。よって、瞬
断現象も含めて給電電圧の異常発生が自動的に検出され
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0015】図2は実施例の給電監視装置が組込まれた
ISDN全体を示す模式図である。図5に示す従来のI
SDNと同一部分には同一符号が付してある。したがっ
て、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0016】実施例装置において、ISDN交換機1に
はデジタルのDSU2の他に既存のアナログ回線9、お
よび専用のDSU10を介してこのISDN全体の動作
を監視制御するコンピュータからなるセンタ装置11が
接続されている。また、各端末4には、前述したよう
に、信号回線3を介してDSU2からファントム方式で
給電される。
【0017】そして、本発明の実施例の給電監視装置1
2が組込まれた診断装置13が試験対象となる信号回線
3に必要に応じて接続される。また、この診断装置13
は専用のDSU14を介してISDN交換機1に接続さ
れている。よって、診断装置13の診断結果は試験対象
の信号線3を介さずに、ISDN交換機1を介してセン
タ装置11へ直接送信することが可能である。逆に、セ
ンタ装置11から診断装置13を直接遠隔操作すること
も可能である。
【0018】診断装置13内に組込まれた給電監視装置
12は図1に示すように構成されている。R線3aを構
成する各信号線3aa,3ab相互間にR線電位検出用トラ
ンス15aが接続されている。そして、このR線電位検
出用トランス15aの各信号線3aa,3abが接続される
1次巻線の中点電位がハイインピーダンス回路16の
(+)側入力端子に入力される。同様に、T線3bを構
成する各信号線3ba,3bb相互間にT線電位検出用トラ
ンス15bが接続されている。そして、このT線電位検
出用トランス15bの各信号線3ba,3bbが接続される
1次巻線の中点電位がハイインピーダンス回路16の
(−)側入力端子に入力される。
【0019】ハイインピーダンス回路16へ入力された
各トランス15a,15bの中点電位相互間の差電圧を
有する差信号はハイインピーダンスに変換されて、図6
の電源装置7からR線3a,T線3b間に印加された電
圧Eに対応した検出出電圧として電圧検出回路18へ送
出する。
【0020】電圧検出回路18内には、4つの電圧比較
器と1つの極性判定回路が組込まれている。そして、入
力した検出電圧は各電圧比較器の一方の入力端子に入力
される。各電圧比較器の他方の入力端子にはそれぞれ4
4v,42v,34v,5vのしきい値電圧が印加され
ている。そして、各電圧比較器は入力した検出電圧が自
己に設定されたしきい値電圧より高いときに[1]レベ
ルを有する検出信号を出力する。また、入力した検出電
圧が自己に設定されたしきい値電圧より低いときに
[0]レベルを有する検出信号を有する。したがって、
この電圧検出回路18から各しきい値電圧44v,42
v,34v,5vにそれぞれ対応する4種類の電圧検出
信号d1 ,d2 ,d3 ,d4 が出力される。
【0021】また、極性判定回路は入力された検出電圧
の極性を検出する。そして、入力した検出電圧が(+)
極性、すなわち、R線3aが(+)側で、T線3bが
(−)側の場合は、図6に示す直流電源装置7が正しい
極性でもってR線3aおよびT線3bに接続されている
として、[1]レベルの極性検出信号d0 を出力する。
また、入力した検出信号が(−)極性の場合は、逆極性
を示す[0]の極性検出信号d0 を出力する。
【0022】したがって、電圧検出信号d1 ,d2 ,d
3 ,d4 と極性検出信号d0 との5ビットの組合データ
[d0 ,d1 ,d2 ,d3 ,d4 ]でもって概略の電圧
値と極性が判断できる。電圧検出回路18から出力され
た4つの電圧検出信号d1 ,d2 ,d3 ,d4 および1
つ極性検出信号d0 は電圧監視処理部19へ入力され
る。
【0023】電圧監視処理部19は図3に示すように一
種のマイクロコンピュータで構成されている。バスライ
ン20に、各種情報処理を実行するCPU21、制御プ
ログラムを記憶するROM22、各種可変データを記憶
するRAM23、前記電圧検出回路18から各電圧検出
地信号d1 ,d2 ,d3 ,d4 と極性検出信号d0 とが
入力される入力ポート24、所定処理周期Tm(=100m
s )毎にCPU21へ時間割込信号を送出するタイマ2
5、処理結果を表示する表示部26、診断装置13本体
との間で情報交換を行うための入出力インタフェース2
7等が接続されている。
【0024】前記RAM21内には、前記各所定周期毎
に読取った最新の値、すなわち今回読取った前記5ビッ
トの組合データ[d0 ,d1 ,d2 ,d3 ,d4 ]から
なる今回データDを一時記憶する今回データメモリ23
a,一つ前の周期で読取った組合データ[d0 ,d1
2 ,d3 ,d4 ]からなる前回データLDを記憶する
前回データメモリ23b、表示部26に表示したり、診
断装置13本体へ送信する給電異常情報を記憶する出力
メモリ23c等が形成されている。
【0025】なお、前記前回データメモリ23bにはこ
の給電監視装置12が起動された直後に、予め操作者よ
って設定されている正常値が自動的に初期設定される。
【0026】そして、前記CPU21はタイマ25から
100ms 毎に時間割込信号が入力されると図4(a)に示
す流れ図を実行する。
【0027】流れ図が開始されると、入力ポート24に
入力されている5ビットの組合データ[d0 ,d1 ,d
2 ,d3 ,d4 ]を読取る(P1)。読取った5ビット
データを今回データDとして今回データメモリ23aへ
書込む(P2)。そして、前回データメモリ23bに記
憶されて1周期前に読取られた前回データLDを読出す
(P3)。今回データDと前回データLDとが一致する
かいなかを調べる(P4)。一致すれば、R線3aとT
線3bとを介してDSU2から各端末4へ給電される電
圧は100ms (0.1秒)前に対して電圧検出回路18の
4段階分解能の許容範囲内においては変化が無かったの
で、なにもせずにこの時間割込処理を終了する。なお、
この場合、前回データメモリ23bの前回データLDは
今回データDと等しいので、書替える必要はない。
【0028】また、P4において、今回データDと前回
データLDが一致しない場合は、各端末4へ給電される
電圧が0,1秒前に対して前記電圧検出回路18の4段
階分解能の許容範囲以上に変化したと判断する。そし
て、今回デーテメモリ23aの今回データDを前回デー
タLDとして前回データメモリ23bへ書込む(P
5)。その後、P6にて図4(b)に示すデータ分析処
理ルーチンを起動する。
【0029】図4(b)のデータ分析処理ルーチンが開
始されると、まず最初に今回データメモリ23aの5ビ
ットデータ[d0 ,d1 ,d2 ,d3 ,d4 ]のうち5
vのしきい値電圧の検出信号d4 を調べる(P7)。
[0]の場合、検出電圧は5vに満たないので、[電圧
なし情報]を出力メモリ23cへ設定する。次に、44
vのしきい値電圧の検出信号d1 を調べる(P8)。
[1]の場合、検出電圧は44v以上であるので、[電
圧高すぎ情報]を出力メモリ23cへ設定する。次に、
34vのしきい値電圧の検出信号d3 を調べる(P
9)。[0]の場合、検出電圧は5v以上で34v未満
であるので、[電圧低すぎ情報]を出力メモリ23cへ
設定する。
【0030】最後に、P10にて、極性検出信号d0
調べる。[0]の場合、検出電圧は、R線3a側が
(−)で、T線3b側が(+)である正常状態に対して
逆極性であるので、[逆極性情報]を出力メモリ23c
へ設定する。
【0031】なお、5ビットデータ[d0 ,d1
2 ,d3 ,d4 ]のうち42vのしきい値電圧の検出
信号d2 はこの実施例装置においては判断に使用してい
ない。したがって、今回データDが[10011]およ
び[10111]の場合は、たとえ前回データLDから
変化していたとしても、異常発生とは見なさない。
【0032】図4(b)に示すデータ分析処理か終了す
ると、図4(a)のP11へ戻り、出力メモリ23cに
異常を示す情報が設定されていれば、表示部26に該当
異常情報を発生時刻とともに表示する(P12)。さら
に、その情報を入出力インタフェース27を介して診断
装置13本体へ送信する。
【0033】このように構成された給電監視装置であれ
ば、DSU2からファントム方式で信号回線3のR線3
a,T線3bを介して各端末4へ給電される電圧は、各
電位検出用トランス15a,14bを介して取出され、
電圧検出回路18もって、44v以上,44〜42v,
42〜34v,34〜5v,5v未満のうちのどの範囲
に所属するかの情報を示す各電圧検出信号d1 〜d4
電圧監視処理部19へ送出される。また、電圧検出回路
18は検出された電圧の極性も判断して、極性検出信号
0 を電圧監視処理部19へ送出する。
【0034】そして、電圧監視処理部19は電圧検出回
路18で検出される極性も含めた5ビットデータからな
る検出電圧[d0 ,d1 ,d2 ,d3 ,d4 ]を0.1
秒の非常に短い所定周期でソフト的に読取っていく。そ
して、今回の周期で読取ったデータDが前回の周期で読
取った前回データLDに一致しないときのみ、今回読取
った検出電圧[d0 ,d1 ,d2 ,d3 ,d4 ]が正常
な値であるか否かを図4(b)に示す所定の論理に従っ
て判断する。そして、正常でない場合、[電圧なし]
[高すぎる][低すぎる][逆極性]等の異常種別が自
動的に判断されて、表示部26に発生時刻と共に表示さ
れ、かつ診断装置13本体へ送出され記憶される。
【0035】したがって、たとえ短時間であっても停電
(瞬断)が発生すると、[電圧なし情報]が発生時刻と
共に表示部26に表示され、かつ例えば診断装置13本
体に記憶される。
【0036】また、今回データDが前回データLDに対
して変化しない場合は、データ分析処理を省略できるの
で、電圧監視処理部19における処理負担が軽減され
る。
【0037】このように、信号回線3を介して給電され
る電圧が異常に高くなったり、異常に低くなったり、停
電したり、また、極性が逆である場合は、自動的にその
異常発生と、異常の種類が検出され、表示される。した
がって、この装置の操作員の負担が大幅に軽減される。
また、誤った判断をすることはない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給電監視装
置によれば、信号回線を構成するR線およびT線の信号
線相互間に各電位検出用トランスを接続し、この各トラ
ンスの中点相互間の電位差を給電電圧として検出し、こ
の検出電圧を非常に短い周期でソフト的に監視してい
る。したがって、給電電圧における異常電圧や瞬断現象
を確実にかつ自動的に検出でき、監視作業の簡素化と作
業能率を大幅に向上でき、さらに装置自体の信頼性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるISDN回線の給
電監視装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】 同実施例装置が組込まれたISDN全体構成
を示す模式図、
【図3】 同実施例装置の電圧監視処理部を示すブロッ
ク図、
【図4】 同実施例装置の動作を示す流れ図、
【図5】 一般的なISDNを示すブロック図、
【図6】 ISDNにおけるファントム給電方式を示す
模式図。
【符号の説明】
1…ISDN交換機、2…DSU(回線終端装置)、3
…信号回線、3a…R線、3b…T線、4…端末、12
…給電監視装置、13…診断装置、15a…R線電位検
出用トランス、15b…T線電位検出用トランス、18
…電圧検出回路、19…電圧監視処理部、23a…今回
データメモリ、23b…前回データメモリ、23c…出
力メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/22 H04M 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファントム方式で給電されるISDNの
    信号回線を構成するR線の信号線間に接続されたR線電
    位検出用トランス(15a) と、 前記信号回線を構成するT線の信号線間に接続されたT
    線電位検出用トランス(15b) と、 前記R線電位検出用トランスの巻線の中点電位と前記T
    線電位検出用トランスの巻線の中点電位との間の電位差
    、それぞれ給電電圧の値に対応した複数のしきい値と
    比較した複数の検出信号として出力する電圧検出回路(1
    8)と、 所定周期で前記電圧検出回路から出力された各検出信号
    を読取る電圧読取手段(P1)と、 この電圧読取手段によって前回の周期で読取られた
    信号を前回検出信号として記憶する前回データメモリ
    (23b) と、 前記電圧読取手段にて読取った今回の検出信号が前記
    前回データメモリに記憶されている前回の各検出信号
    ら所定量以上変化したことを検出する電圧変化検出手段
    (P4)と、 この電圧変化検出手段が変化を検出したとき、前記今回
    検出信号を用いて前記給電電圧に対する電圧異常お
    よび停電発生を判断する給電異常発生判断手段(P6)とを
    備えたISDN回線の給電監視装置。
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