JPH07162513A - ネットワーク監視システム - Google Patents

ネットワーク監視システム

Info

Publication number
JPH07162513A
JPH07162513A JP5310093A JP31009393A JPH07162513A JP H07162513 A JPH07162513 A JP H07162513A JP 5310093 A JP5310093 A JP 5310093A JP 31009393 A JP31009393 A JP 31009393A JP H07162513 A JPH07162513 A JP H07162513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
monitor
point
log information
remote control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5310093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2959942B2 (ja
Inventor
Mitsuo Sato
光夫 佐藤
Masaaki Kitahara
政明 北原
Yuji Sekine
裕司 関根
Satoshi Oshima
郷司 大島
Hiroshi Takeuchi
浩 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP5310093A priority Critical patent/JP2959942B2/ja
Publication of JPH07162513A publication Critical patent/JPH07162513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2959942B2 publication Critical patent/JP2959942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信システムの各信号回線上の各インタフェ
ース点の異常発生時点における通信状態を遠隔制御装置
で確実に収集できる。 【構成】 監視装置は、検出される最新の所定数のモニ
タ情報を記憶保持するモニタ情報メモリと検出されるロ
グ情報の発生回数を累積記憶するログ情報メモリとを有
し、ログ情報メモリの発生回数が所定の閥値を越えたと
き遠隔制御装置へトリガ情報を送信し、かつ操作部にお
ける異常検出操作に応動して遠隔制御装置へトリガ情報
を送信する。さらに、遠隔制御装置からのモニタ停止指
令に応動してモニタ情報の検出動作を停止し、送信指令
に応動して各メモリに記憶されたモニタ情報及びログ情
報を遠隔制御装置へ送信する。遠隔制御装置は、トリガ
情報を受信すると、監視装置へモニタ停止指令及び情報
送信指令を送信し。監視装置から受信したモニタ情報及
びログ情報を表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDNやパケット通信
網等の通信ネットワークの各信号回線の通信状態を監視
するネットワーク監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN(サービス総合デジタル網)や
パケット通信網等は多数かつ多重のデータを高速でかつ
能率よく伝送する通信システムである。このような通信
システムにおいては、通信ネッワーク内に組込まれたI
SDN交換機がISDN信号回線を介してユーザ宅内に
配設されたDSU(回線終端装置)に接続され、このD
SU(回線終端装置)に例えば電話機,テレックス,パ
ーソナルコンピュータ,ファクシミリ等の多数の端末が
接続される。
【0003】また、通信ネットワーク内のISDN交換
機はパケット信号回線及びDCE(データ回線終端装
置)を介してDTE(パケット端末)に接続されていて
る。また、場合によっては、ISDN交換機にアナログ
の電話回線を介して通常の電話端末が接続されている。
【0004】そして、このような構成の通信システムを
新規に構築した場合や定期的な点検保守時に、各ISD
N信号回線やパケット信号回線において、ケーブルの切
断故障や,コネクタの接触不良,また、交換機とDSU
やDCEとの間の接続異常等のハード的障害の有無を確
認する必要がある。さらに、伝送エラー等の回線品質は
長期間に亘って測定を行って統計的に評価する必要があ
る。
【0005】従来、このような試験を実施する場合には
各信号回線における各装置相互間の接続点、すなわちS
/T点,R点等の各インタフェース点に信号測定装置を
接続して、各点の通信状態をブラウン管等によってモニ
タ表示して、その信号波形又はデジタル値を分析して異
常発生位置を推定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザ宅内に
おける各インタフェース点に上述した各信号測定装置を
設置して、技術者が常駐して信号波形又は測定されたデ
ジタル値を観察する手法においてはまだ次に示すような
課題があった。
【0007】すなわち、常時発生している異常現象に対
しては、その異常現象を信号波形等で簡単に特定でき、
異常原因の究明も比較的短時間で実施できる。しかし、
単発的に発生する異常現象は、たとえこの通信システム
を熟知した技術者であったとしても簡単に再現できな
く、異常現象の特定及び異常原因究明に多大の時間と労
力が必要であった。
【0008】さらに、異常が発生したことを発生後一定
時間経過後に発見したとしても、その発生時点における
各インタフェース点における通信状態が記憶保持されて
いないので、異常現象の原因究明に多大の時間を必要と
した。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、信号回線上のインタフェース点で検出されたロ
グ情報が所定の閥値を越えたときに自動的にトリガを発
生することによって、監視装置で検出されているトリガ
発生時点におけるモニタ情報を遠隔制御装置で収集可能
となり、たとえ単発的に発生する異常であっても、確実
にこの異常発生に至る直前のインタフェース点のモニタ
情報を確保でき、各信号回線の異常発生時の原因究明を
短時間で実施できるネットワーク監視システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のネットワーク監視システムは、通信ネットワ
ークの信号回線上のインタフェース点におけるモニタ情
報及びログ情報を検出する監視装置と、この監視装置に
て検出されたモニタ情報及びログ情報を収集する遠隔制
御装置とで構成されている。
【0011】そして、監視装置に対して、順次検出され
るモニタ情報のうち常に最新の所定数のモニタ情報を記
憶保持するモニタ情報メモリと、順次検出されるログ情
報の発生回数を累積記憶するログ情報メモリと、ログ情
報メモリの発生回数が所定の閥値を越えたとき遠隔制御
装置へトリガ情報を送信する自動トリガ手段と、操作部
における異常検出操作に応動して遠隔制御装置へトリガ
情報を送信する手動トリガ手段と、遠隔制御装置からの
モニタ停止指令に応動してモニタ情報の検出動作を停止
するモニタ停止手段と、遠隔制御装置からの情報送信指
令に応動して各メモリに記憶されたモニタ情報及びログ
情報を遠隔制御装置へ送信する情報送信手段とを付加し
ている。
【0012】さらに、遠隔制御装置に対して、監視装置
からのトリガ情報に応動して、監視装置へモニタ停止指
令及び情報送信指令を送信する指令送信手段と、監視装
置から受信したモニタ情報及びログ情報を表示出力する
表示出力手段とを備えている。
【0013】
【作用】このように構成されたネットワーク監視システ
ムにおいては、通信ネットワークの信号回線上の例えば
S/T点,R点等の各インタフェース点に、このインタ
フェース点のモニタ情報及びログ情報を検出する監視装
置が接続され、また、監視装置で検出されたモニタ情報
及びログ情報を収集する遠隔制御装置が設けられてい
る。
【0014】そして、上述したインタフェース点におけ
る例えばプロトコル情報等で示されるモニタ情報はモニ
タ情報メモリに時系列的に書込まれる。当然モニタ情報
メモリの記憶容量にも一定の限界が存在するので、古い
モニタ情報は順次破棄されてる。その結果、このモニタ
情報メモリには常に最新の所定数のモニタ情報が記憶さ
れている。また、ログ情報メモリにはログ情報(事象発
生)の発生回数が累積記憶される。
【0015】例えば異常発生を示すログ情報の発生回数
が所定の閥値を越えると、自動的に遠隔制御装置へトリ
ガ情報が送信される。また、操作者が重大異常を発見し
た場合に異常検出操作を実施すると、同じく遠隔制御装
置へトリガ情報が送信される。
【0016】遠隔制御装置はトリガ情報を受信すると、
信号回線に何等かの異常が発生したと判断して、監視装
置へモニタ停止指令と情報送信指令を送出する。遠隔制
御装置からモニタ停止指令及び情報送信指令を受信した
監視装置は、モニタ動作を直ちに停止して、モニタ情報
メモリ及びログ情報メモリに記憶されているモニタ情報
及びログ情報を遠隔制御装置へ送出する。
【0017】よって、遠隔制御装置はトリガ発生(異常
発生)時刻より所定時間遡った時刻からトリカ発生時刻
までのモニタ情報(プロトコル情報)を把握できる。さ
らに、そのトリガ発生時刻までのログ情報(異常発生回
数)を把握できる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のネットワーク監視システムが組込ま
れた通信システムを示すブロック図である。
【0019】多数のISDN交換機やこれら相互間を接
続する多数の信号回線等で構成された通信ネットワーク
1内の一つのISDN交換機に接続されたISDN信号
回線2aはユーザ宅内に配設されたDSU(回線終端装
置)3aに接続されている。このDSU3aに対してT
A(端末アダプタ装置)4を介してパ一ソナルコンピュ
ータ等のTE2 (ISDN非標準端末)5に接続されて
いる。
【0020】さらに、通信ネットワーク1内のISDN
交換機に接続されたパケット信号回線6はDCE(デー
タ回線終端装置)7を介してDTE(パケット端末)8
に接続されていてる。
【0021】このような通信システムにおいて、ISD
N交換機とDSU3aとの間のインタフェースは[2B
+D]の基本インタフェース、又は、例えば[23B+
D]や[24B]等の一次群速度インタフェースで構成
されている。
【0022】また、DSU3aとTA4との間のインタ
フェース、すなわち、S/T点のインタフェースは基本
インタフェース又は一次群速度インタフェースで構成さ
れている。
【0023】さらにTA4とTE2 5との間のインタフ
ェース、すなわちR点のインタフェースは例えばRS−
232C等のシリアルインタフェースである。また、D
CE7とDTE8との間のインタフェース、すなわち、
DDX−P点のインタフェースもR点のインタフェース
に準じる。
【0024】このような基本構成を有する通信システム
内のS/T点,R点,DDX−P点及びV点の合計4つ
のインタフェース点の各通信状態を監視する3個の監視
装置9,10,11が配設されている。また、これらの
各監視装置9,10,11を遠隔制御する遠隔制御装置
12が組込まれている。
【0025】すなわち、ISDN信号回線2a上のDS
U(回線終端装置)3aとTA(端末アダプタ装置)4
との間のS/T点と、TA4とTE2 (ISDN非標準
端末)5との間のR点とに監視装置9が接続されてい
る。
【0026】また、パケット信号回線6上におけるDC
E(データ回線終端装置)7とDTE(パケット端末)
8との間のDDX−P点に監視装置10が接続されてい
る。この監視装置10はDSU3b及びISDN信号回
線2bを介して通信ネットワーク1内のISDN交換機
に接続されている。さらに、監視装置10はモデム13
a及び電話回線14aを介して通信ネットワーク1内の
ISDN交換機に接続されている。
【0027】また、通信ネットワーク1内のISDN交
換機内のV点に監視装置11が接続されている。この監
視装置11はDSU3c及びISDN信号回線2cを介
して通信ネットワーク1内のISDN交換機に接続され
ている。さらに、監視装置11はモデム13b及び電話
回線14bを介して通信ネットワーク1内のISDN交
換機に接続されている。
【0028】なお、通信ネットワーク1の交換機内のV
点とは、交換機内のインタフェース用信号装置と加入者
線端局装置との間のインタフェース点を示し、ユーザ宅
内に導入された信号回線2aを流れる交換機内の出力点
と見做すことが可能である。
【0029】さらに、通信ネットワーク1のISDN交
換機に接続された他のISDN信号回線2dにはDSU
3dを介して遠隔制御装置12が接続されている。ま
た、この遠隔制御装置12はモデム13c及び電話回線
14cを介して通信ネットワーク1内のISDN交換機
に接続されている。なお、この遠隔制御装置12は例え
ば電話会社の管理センター内に配設されている。
【0030】図2はS/T点,R点,DDX−P点,V
点の各インタフェース点の信号状態を検出する各監視装
置9,10,11の概略構成を示すブロック図である。
各監視装置9〜11は、図示するように、全部の監視装
置9〜11に亘って同一構成のS/T点の通信状態を検
出する監視装置本体24と、監視対象の各インタフェー
ス点(R点,DDX−P点,V点)によってそれぞれ異
なる仕様を有するアダブタ装置16とで構成されてい
る。なお、各アダプタ装置16は監視装置本体15のア
タプタ端子15aに対して着脱自在に設けられている。
【0031】したがって、S/T点の通信状態を検出す
る場合は監視装置本体15のみを用いて監視装置を構成
し、S/T点及びR点の各通信状態を検出する場合は監
視装置本体15とR点用のアダプタ装置16を用いて監
視装置9を構成する。
【0032】さらに、DDX−P点の通信状態を検出す
る場合は監視装置本体15とDDX−P点用のアダプタ
装置16を用いて監視装置10を構成する。V点の通信
状態を検出する場合は監視装置本体15とV点用のアダ
プタ装置16を用いて監視装置11を構成する。
【0033】DDX−P点用のアダプタ装置16はDD
X−P点の通信状態をR点の通信状態と同等な情報とし
て監視装置本体15へ送出する。同様に、V点用のアダ
プタ装置16はV点の通信状態をT点の通信状態と同等
な情報に変換して監視装置本体15へ送出する。
【0034】監視装置本体15はマイクロコンピュータ
等の一種の情報処理装置で構成されている。そして、監
視装置本体15は、図2に示すように、大きく分けて、
制御部17,モニタ部18,ログ情報検出部19,トリ
ガ発生部20,通信部21等で構成されている。そし
て、モニタ部18にはモニタ情報メモリ22が接続さ
れ、ログ情報検出部19にはログ情報メモリ23が接続
されている。トリガ発生回路20には操作部24a及び
外部トリガ端子24bが接続されている。
【0035】また、通信部21は切換部25を介して監
視対象のISDN信号回線のS/T点に接続される接続
端子26a,26b及び専用のISDN信号回線2b,
2cに接続された接続端子27に接続されている。さら
に、通信部21は電話回線14a,14bに接続される
接続端子28及び予備接続端子29に接続されている。
モニタ部18は前記S/T点に接続される接続端子26
a,26b及びアダプタ端子15aに接続される。
【0036】前記モニタ情報メモリ22内には、図3に
示すように、S/T点のモニタ情報を時系列的に発生時
刻と共に記憶するS/T点モニタ情報メモリ22aと、
R点のモニタ情報を時系列的に発生時刻と共に記憶する
R点モニタ情報メモリ22bとが形成されている。
【0037】また、ログ情報メモリ23内には、図4に
示すように、S/T点のログ情報の発生回数を記憶する
S/T点ログ情報メモリ23aと、R点のログ情報の発
生回数を記憶するR点ログ情報メモリ23bとが形成さ
れている。
【0038】次に各部の動作を順番に説明する。モニタ
部18は、ISDN信号回線2aのS/T点に接続され
る接続端子26a,26bから入力されるS/T点の通
信状態およびアダプタ端子15aに接続されたアダプタ
装置16から送信された各インタフェース点における通
信状態を監視する。具体的には、 (a) ISDN信号のレイヤ1のプロトコル情報 (b) Dチャンネル上のレイヤ2,3のプロトコル情報 (c) Bチャンネル上のレイヤ2,3のプロトコル情報 (d) R点又はDDX−P点上のレイヤ2,3のプロト
コル情報 を監視する。
【0039】そして、通信状態が変化すると、その変化
時刻と共にモニタ情報メモリ22内のS/T点モニタ情
報メモリ22aの各アドレスにS/T点モニタ情報とし
て時系列的に書込む。なお、S/T点モニタ情報メモリ
22aの最終アドレスまでモニタ情報が書込まれると、
書込アドレスが先頭アドレスに戻る。すなわち、このS
/T点モニタ情報メモリ22a内には常時最新の所定個
数Nのモニタ情報が発生時刻と共に記憶保持されてい
る。
【0040】また、このモニタ部18は、アダプタ端子
15に接続されたアダプタ装置16から入力された、該
当アダプタ装置16が接続された各インタフェース点の
通信状態のモニタ情報をモニタ情報メモリ22に時系列
的に書込んでいく。
【0041】例えば、アダプタ装置16がR点用アダプ
タ装置の場合、すなわち、図1の監視装置9である場
合、入力されたR点のモニタ情報をモニタ情報メモリ2
2内のR点モニタ情報メモリ22bに上述した手順と同
様の手順で書込んでいく。
【0042】アダプタ装置16がDDX−P点用アダプ
タ装置の場合、すなわち、図1の監視装置10である場
合、入力されたDDX−P点のモニタ情報をモニタ情報
メモリ22内のR点モニタ情報メモリ22bに上述した
手順と同様の手順で書込んでいく。この場合、信号接続
端子26a,26bは開放されているので、モニタ部1
8はS/T点の通信状態を監視しない。
【0043】アダプタ装置16がV点用アダプタ装置の
場合、すなわち、図1の監視装置11である場合、入力
されたV点のモニタ情報をモニタ情報メモリ22内のS
/T点モニタ情報メモリ22aに上述した手順と同様の
手順で書込んでいく。この場合、信号接続端子26a,
26bは開放されているので、モニタ部18はS/T点
の通信状態を監視しない。
【0044】ログ情報検出部19は、モニタ部18で検
出されたレイヤ1,2,3のモニタ情報のうちの予め定
められたログ情報(事象発生情報)を検出してログ情報
メモリ23のS/T点ログ情報メモリ23a及びR点ロ
グ情報メモリ23bに記憶されたその事象の発生回数を
増額更新する。
【0045】例えばS/T点のログ情報として、図4
(a)のS/T点ログ情報メモリ23aに示すように、
「ノーマル雑音検出」,「INFO同期はずれ」等の項
目が設定されている。さらに、発生許容限界値を示す閥
値が設定されている。なお、この閥値は全ての項目に対
して設定されているのではなくて、重要な項目に対して
のみ設定さている。この各項目の各閥値は予め遠隔制御
装置12から設定される。
【0046】同様に、R点のログ情報として、図4
(b)のR点ログ情報メモリ23bに示すように、受信
不可を示す「RNRフレーム発生」、Iフレームの再送
を示す「REJフレーム発生」等の項目及び各項目に対
応する閥値が設定されている。
【0047】なお、DDX−P点のログ情報はR点のロ
グ情報に準じ、V点のログ情報はT点、すなわちS/T
点のログ情報に準ずる。次に、トリガ発生部20につい
て説明する。この「トリガ」とは各監視装置9,10,
11から遠隔制御装置12に対して、モニタ情報メモリ
22及びログ情報メモリ23に記録されたモニタ情報及
びログ情報の送信要求を促すために送出する信号であ
る。
【0048】そして、トリガ発生部20は、(a) 操作員
が重要な異常を発見して操作部24aにてトリガ出力操
作を行ったとき、(b) 図示しない外部装置からトリガ端
子24bを介してトリガ指令が入力されたとき、(c) ロ
グ情報メモリ23のS/T点ログ情報メモリ23a及び
R点ログ情報メモリ23b内のログ情報の発生回数が閥
値を越えたとき、に通信部21を介して遠隔制御装置1
2へトリガ信号を送出する。
【0049】通信部21は、監視対象のISDN信号回
線2a、又は専用のISDN信号回線2b,2c,2
d、又は電話回線14a,14b,14cを介して遠隔
制御装置12との間で各種の情報交換及びデータ転送を
実行する。いずれの伝送経路を使用するかは操作者が予
め選択設定しておく。
【0050】前記制御部17は、接続されたアダプタ装
置16の種類を判定して、モニタ部18へ指示すると共
に、通信部21を介して受信した遠隔制御装置12から
の送信要求に応じて、モニタ情報メモリ22及びログ情
報メモリ23に記憶されたモニタ情報及びログ情報を遠
隔制御装置12へ送信する機能を有する。さらに、制御
部17は、遠隔制御装置12からモニタ停止指令が入力
すると、モニタ部18にモニタ停止指令を指示する。
【0051】図5は遠隔制御装置12の概略構成図であ
る。この遠隔制御装置12もパーソナルコンピュータ等
の一種の情報処理装置で構成されている。すなわち、こ
の遠隔制御装置12は、大きく分けて、制御部30,通
信部32,通信部32で受信したデータをデータファイ
ル33に書込むデータ収集部34,収集条件設定部3
5,CRT表示装置36aやキーボード36bで構成さ
れたマンマシン機能を備えた操作部36,及びプリンタ
37とで構成されている。
【0052】通信部32は接続端子32aを介してIS
DN信号回線2dに接続され、かつ接続端子32bを介
して電話回線14cに接続されている。さらに、外部の
ホストコンピュータ等と接続可能なRS−232Cイン
タフェース規格を有した接続端子32cに接続されてい
る。
【0053】前記データファイル33内には、各監視装
置9,10,11から送信されたモニタ情報を記憶する
モニタ情報収集メモリと、同じく各監視装置9,10,
11から送信されたログ情報を記憶するログ情報収集メ
モリとが形成されている。
【0054】前記収集条件設定部35は、例えば操作部
36にて操作者によって指示された各監視装置9〜11
に対するモニタ情報及びログ情報の送信要求を送出する
タイミングや,各監視装置9〜11の各モニタ情報メモ
リ22a,22bに蓄積された情報のうちのどの程度の
量の情報を送信するのか、また各ログ情報メモリ23
a,23bのうちのどのログ情報を送信するのか等の送
信条件を設定して記憶保持する。
【0055】なお、具体的な送信要求の送信タイミング
として、例えば夜中24時等の1日の予め定められた時
刻が設定されている。また、各監視装置9〜11毎に、
該当監視装置9〜11からトリガ信号を受信した場合に
は、送信元以外にどの監視装置に対してモニタ停止指令
及び情報送信指令を送出するかの情報もこの収集条件設
定部35にて設定される。
【0056】制御部30は、収集条件設定部35に記憶
保持された例えば真夜中等の規定時刻になると、各監視
装置9〜11に対して送信要求を送出する。また、制御
部30は、図6の流れ図に示すように、通信部32を介
して例えば一つの監視装置9〜11からトリガ信号を受
領すると、操作部36のCRT表示装置36aに、図7
に示すような、トリガ発生メッセージ38を表示する。
【0057】次に、トリガ信号の送信元の監視装置9〜
11及び収集条件設定部35に設定された監視装置9〜
11に対してインタフェース点の通信状態のモニタ停止
指令を送出し、同時に、モニタ情報及びログ情報の送信
指令を送出する。
【0058】そして、データ収集部34は指定された監
視装置9〜11からISDN信号回線2a,2b,2
c,2dを介してモニタ情報及びログ情報を受信する
と、この受信したモニタ情報及びログ情報をデータファ
イル33へ書込む。また、必要に応じて、操作部36の
CRT表示装置36aに受信したモニタ情報及びログ情
報を表示する。
【0059】図8は、CRT表示装置36aに表示され
たログ情報39を示す図である。この図においては、S
/T点におけるログ情報の各項目の発生回数が表示され
ている。そして、この場合、「INFO同期停止」の項
目の発生回数が閥値を越えてトリガ信号が送出されたこ
とを示す。
【0060】また、図9は、CRT表示装置36aに表
示されたモニタ情報40を示す図である。このモニタ情
報40においては、プロトコル情報で表記されたモニタ
情報の最終時刻は16時25分42秒538であること
を示す。すなわち、この最終のモニタ情報でもって「I
NFO同期停止」の発生回数が300の閥値に達したこ
とを示す。
【0061】なお、データ収集部34で収集された図8
及び図9以外の他のインタフェース点におけるモニタ情
報,ログ情報,及び他の監視装置から収集された他のモ
ニタ情報,ログ情報は既にデータファイル33に収集さ
れているので、操作者が操作部36のキーボード36b
を用いてCRT表示装置36aの表示画面に表示させる
ことが可能である。
【0062】このように構成されたネットワーク監視シ
ステムであれば、例えば監視対象の通信回線2a,2b
に何等かの異常が発生すると、異常発生地点に隣接する
各インタフェース点における通信状態(プロトコル情
報)が異常となる。したがって、その異常に対応するロ
グ情報(事象発生)の発生回数が急激に増加して、閥値
を越える。
【0063】よって、その時点でトリガ信号が遠隔監視
装置12へ送信される。そして、遠隔監視装置12から
モニタ停止指令及び情報送信指令が入力される。したが
って、トリガ発生した時点でモニタ情報の検出が停止す
るので、異常発生に至る直前の所定個数Nのモニタ情報
(プロトコル情報)がモニタ情報メモリ23に記憶保持
される。そして、記憶保持されたモニタ情報は遠隔制御
装置12へ送信される。
【0064】したがって、たとえ単発的に発生した異常
であったとしても、操作者は各インタフェース点におけ
る異常発生直前における通信状態(プロトコル情報)を
CRT表示装置36aによって確実に確認できる。しか
も、この場合、操作者はユーザ宅に据付られた各監視装
置9〜11を監視している必要がない。すなわち、各監
視装置9〜11は無人であってもよい。
【0065】また、遠隔制御装置12において、トリガ
発生時刻における他のインタフェース点におけるモニタ
情報もCRT表示装置26aに表示させることが可能で
ある。例えば、一つの端末から発せられた通信呼は通信
ネットワーク1のISDN交換機及びISDN信号回線
2aを経由して通信先のTE2 (端末)5へ伝送される
が、その伝送経路に存在するV点,S/T点のプロトコ
ル情報等の通信状態を示すモニタ情報を比較対照するこ
とによって、異常発生位置を比較的容易に特定できる。
【0066】また、ユーザ宅に監視者が駐在して例えば
重大異常を発見した場合には、該当異常のログ情報の発
生回数が閥値に達する前に、手動操作でトリガを発生さ
せることが可能である。すなわち、重大事態に達する前
に原因究明及び対策が実施可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
ク監視システムにおいては、監視装置に対して信号回線
上のインタフェース点で検出されログ情報が所定の閥値
を越えたときに自動的に遠隔制御装置に対してトリガを
送信している。したがって、監視装置で検出されている
トリガ発生時点におけるモニタ情報を遠隔制御装置で自
動的に収集可能となり、たとえ単発的に発生する異常で
あっても、確実にこの異常発生に至る直前のインタフェ
ース点のモニタ情報を把握できる。その結果、各信号回
線の異常発生時の原因究明を短時間で実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるネットワーク監視
システムが組込まれた通信システムを示すブロック図。
【図2】 実施例監視システムの監視装置の概略構成を
示すブロック図。
【図3】 同監視装置のモニタ情報メモリを示す図。
【図4】 同監視装置のログ情報メモリを示す図。
【図5】 同実施例監視システムの遠隔制御装置の概略
構成を示すブロック図。
【図6】 同遠隔制御装置の動作を示す流れ図。
【図7】 同遠隔制御装置に表示されたトリガメッセー
ジを示す図。
【図8】 同遠隔制御装置に表示されたログ情報を示す
図。
【図9】 同遠隔制御装置に表示されたモニタ情報を示
す図。
【符号の説明】
1…通信ネットワーク、2a〜2d…ISDN信号回
線、3a,3b,3c…DSU、4…TA、5…TE2
、6…パケット通信回線、7…DCE、9,10,1
1…監視装置、12…遠隔制御装置、15…監視装置本
体、16…アダプタ装置、18…モニタ部、19…ログ
情報検出部、20…トリガ発生部、21…通信部、22
…モニタ情報メモリ、23…ログ情報メモリ、24a…
操作部、34…データ収集部、33…データファイル、
35…収集条件設定部、36…操作部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26 29/14 H04M 3/00 B 7406−5K H04Q 11/04 9076−5K H04Q 11/04 L (72)発明者 関根 裕司 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 大島 郷司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 竹内 浩 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークの信号回線上のインタ
    フェース点におけるモニタ情報及びログ情報を検出する
    監視装置(9〜11) と、この監視装置にて検出されたモニ
    タ情報及びログ情報を収集する遠隔制御装置(12)とを有
    するネットワーク監視システムであって、 前記監視装置は、前記順次検出されるモニタ情報のうち
    常に最新の所定数のモニタ情報を記憶保持するモニタ情
    報メモリ(22)と、前記順次検出されるログ情報の発生回
    数を累積記憶するログ情報メモリ(23)と、このログ情報
    メモリの発生回数が所定の閥値を越えたとき前記遠隔制
    御装置へトリガ情報を送信する自動トリガ手段(20)と、
    操作部における異常検出操作に応動して前記遠隔制御装
    置へトリガ情報を送信する手動トリガ手段(24a.20)と、
    前記遠隔制御装置からのモニタ停止指令に応動して前記
    モニタ情報の検出動作を停止するモニタ停止手段(17,1
    8)と、前記遠隔制御装置からの情報送信指令に応動して
    前記各メモリに記憶されたモニタ情報及びログ情報を前
    記遠隔制御装置へ送信する情報送信手段(21)とを備え、 前記遠隔制御装置は、前記監視装置からのトリガ情報に
    応動して、前記監視装置へモニタ停止指令及び情報送信
    指令を送信する指令送信手段(32)と、前記監視装置から
    受信したモニタ情報及びログ情報を表示出力する表示出
    力手段(36a) とを備えたことを特徴とするネットワーク
    監視システム。
JP5310093A 1993-12-10 1993-12-10 ネットワーク監視システム Expired - Fee Related JP2959942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310093A JP2959942B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ネットワーク監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310093A JP2959942B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ネットワーク監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07162513A true JPH07162513A (ja) 1995-06-23
JP2959942B2 JP2959942B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=18001101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5310093A Expired - Fee Related JP2959942B2 (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ネットワーク監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2959942B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918479A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Fujitsu Ltd 監視システムの監視状態表示装置
JP2001148708A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Nec Corp ネットワーク管理システム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918479A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Fujitsu Ltd 監視システムの監視状態表示装置
JP2001148708A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Nec Corp ネットワーク管理システム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2959942B2 (ja) 1999-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0105916B1 (en) Method and apparatus for identifying faulty communications circuits
JPS649783B2 (ja)
US4187414A (en) Circuit arrangement for an interference data alarm system in communication facilities, particularly in telephone equipment
JPH07162513A (ja) ネットワーク監視システム
JP3379860B2 (ja) ネットワーク監視システム
JP2959943B2 (ja) ネットワーク監視システムの情報検索装置
JP2959940B2 (ja) ネットワーク監視システム
EP0033591B1 (en) Improvements in or relating to data transmission systems
JP4414628B2 (ja) 少なくとも1つの加入者線を監視する方法および監視システム
US5063584A (en) Method for testing subscriber's equipment
JPS61201595A (ja) 伝送装置における監視情報の収集方法及び装置
JP2883410B2 (ja) 電子交換システムにおける加入者線監視方法および加入者回路
JP2545890B2 (ja) 衛星通信地球局監視システム
JP2750548B2 (ja) 保守管理システム
JP2933471B2 (ja) 監視装置
JP3506553B2 (ja) 通信システム
JPH02223263A (ja) 交換機自動試験方式
JPH08335939A (ja) ネットワーク監視装置及びネットワーク監視システム
JP3086742B2 (ja) 電話回線の故障切り分け方法および装置
KR20060126619A (ko) 이더넷 기반 통신시스템에서의 장애 관리 시스템 및 방법
CA2222850C (en) Repeater bipolar violation in-service detection system
JPH07162512A (ja) 通信ネットワークの監視装置
JPH07162423A (ja) ネットワーク監視システムの遠隔制御装置
JPS60172870A (ja) 遠隔保守診断方式
JPH02230893A (ja) データ回線遠隔監視方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees