JP2908704B2 - 魚釣用リールのハンドル折畳み装置 - Google Patents

魚釣用リールのハンドル折畳み装置

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JP2908704B2 JP19112494A JP19112494A JP2908704B2 JP 2908704 B2 JP2908704 B2 JP 2908704B2 JP 19112494 A JP19112494 A JP 19112494A JP 19112494 A JP19112494 A JP 19112494A JP 2908704 B2 JP2908704 B2 JP 2908704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣用リールのハンド
ル折畳み装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣用リールのハンドル折畳み手段とし
て、ハンドルスタンドにハンドルアームを軸支し、ハン
ドルアームとハンドルスタンド間にテーパー面を有する
ハンドルストッパーをスライド自在に設けて、該ハンド
ルストッパーの摺動操作によりハンドルアームを、使用
状態の起立位置と収納位置の折畳み位置に折畳み可能に
することが、特開平1−98435号で知られている。
【0003】しかしながら、この場合は実際の巻取操作
を行うに際し、ハンドルスタンドとハンドルアーム間に
介在しているハンドルストッパーには、釣糸巻取操作時
に折畳み方向の力が直接作用し、ハンドルストッパーの
起立保持のためのテーパー面の逆作用も加わって、特に
高負荷で巻取操作を行っているときに、ハンドルストッ
パーが次第に押出されてガタを発生し、遂には誤ってハ
ンドルアームが折畳まれてしまうという課題を残してい
る。
【0004】又、巻取操作時に上記のようにハンドルス
トッパーが押出されて、ハンドルアームが誤って折畳ん
でしまう不具合を解消するために、実開平6−1347
2号で、ハンドルストッパーの端部に係合凹部を形成
し、折畳み方向の力が作用した時にハンドルアームの開
口部に係合係止させた構造が知られているが、ハンドル
アームの開口部にハンドルストッパーの係合凹部が係合
するまでは、ハンドルストッパーが動いてハンドルアー
ムのガタが大きくなると共に、このガタの影響や海水、
異物等の係合凹部への付着により、引っ掛け係止構造で
あることから確実な係止が行われず不安定である等の問
題がある。
【0005】依って本発明の目的は、巻取操作時にハン
ドル折畳み方向に高負荷が加わってもハンドルストッパ
ーの押出現象が防止でき、巻取操作中の誤ったハンドル
の折畳みを確実に防止できる魚釣用リールのハンドル折
畳み装置を提供することにある。
【0006】上記目的を達成するために、本発明は、ハ
ンドル軸の端部に形成したハンドルスタンドにハンドル
を使用状態の起立位置と収納状態の折畳み位置に揺動可
能に軸支し、前記ハンドルスタンドとハンドルとの間に
操作部と係合部を形成したハンドルストッパーを前記ハ
ンドル軸に略直交する方向に摺動自在に装着して該ハン
ドルストッパーの操作部を突出付勢する方向にバネ付勢
してハンドルを起立保持した魚釣用リールのハンドル折
畳み装置において、前記ハンドルスタンドの前記軸支部
に対するハンドル折畳み方向側の端部に前記ハンドルス
トッパーのハンドルアーム内の摺動面に対して略平行な
平行面を形成し、該平行面に係合する係合面を前記ハン
ドルストッパーの一方に形成し、該ハンドルストッパー
の他方にハンドルを起立保持するテーパー係合部と押圧
操作部を形成したことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ハンドルスタンドの軸支部
に対するハンドル折畳み方向側の端部に、ハンドルスト
ッパーのハンドルアーム内の摺動面に対して略平行な平
行面を形成し、該平行面に係合する係合面をハンドルス
トッパーの一方に形成したので、巻取操作時にハンドル
折畳み方向に高負荷が加わってもハンドルストッパーを
押出す方向に作用せず、誤ったハンドルの折畳みを確実
に防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1〜図5は魚釣用リールのハンドル折畳み
装置につき本発明の第1実施例を示している。図1は本
発明の第1実施例に係る魚釣用リールのハンドル折畳み
装置の正面図である。図2は図1に示すハンドル折畳み
装置のハンドル折畳み状態時における要部拡大断面図で
ある。図3は図2に示すハンドル折畳み装置のハンドル
起立保持状態時における要部拡大断面図である。図4は
図3に示すハンドル折畳み装置にハンドル起立方向の力
が作用した状態時の要部拡大断面図である。図5は図3
に示すハンドル折畳み装置にハンドル折畳み方向の力が
作用した状態時の要部拡大断面図である。
【0009】スピニングリールのハンドル折畳み装置
は、ハンドル軸1の端部にハンドルスタンド2を設け、
ハンドルスタンド2の先端部にハンドル3を嵌着して使
用状態の起立位置と収納状態の折畳み位置に揺動可能に
軸支部4で軸支し、ハンドルスタンド2とハンドル3の
間には、押圧操作部5を形成したハンドルストッパー6
を軸に略直交する方向に摺動自在に装着して構成されて
いる。
【0010】本実施例では更に、ハンドルスタンド2
に、軸支部4に対するハンドル折畳み方向側の端部に、
ハンドルストッパー6のハンドルアーム3内の摺動面7
に対して、略平行な平行面8を形成している。
【0011】また、ハンドルストッパー6は、ハンドル
スタンド2の平行面8に係合する係合面9を一方に形成
し、他方にはハンドル3を起立保持するテーパー係合部
10と、釣人が操作する押圧操作部5を形成した構造と
して、ハンドル底部とハンドルストッパー6の係止部1
1間にバネ12が介装され、ハンドル3を起立保持する
ようハンドルストッパー6の押圧操作部5を突出付勢し
て、摺動自在に装着されている。
【0012】本実施例は上記のように構成されているか
ら、図3に示すハンドル3の使用状態時の起立位置にお
いて、ハンドルストッパー6の押圧操作部5をバネ12
の付勢力に抗して押圧して、ハンドルストッパー6を摺
動面7に従って押し下げながら、ハンドル3を反時計回
りに回動すると、ハンドルストッパー6の係合面9はハ
ンドルスタンド2の平行面8から脱れるので、ハンドル
3は図2に示すように収納状態に折畳まれる。
【0013】また、この図2に示す折畳んだ状態からハ
ンドル3を時計方向へ回動すると、ハンドルストッパー
6の係合面9はハンドルスタンド2の平行面8に衝接
し、テーパー係合によってハンドル3は軸支部4を中心
に時計方向に押圧回動され、ハンドルスタンド2の先端
面にテーパ係合部10が押圧され係合して、図3に示す
状態になりハンドル3は使用状態の起立位置にバネ12
により付勢保持される。
【0014】従って、本実施例の場合は図4に示すよう
に、折畳み方向とは反対の起立方向の力が加わった場合
は、ハンドルストッパー6を押出す方向の力が作用して
多少押出されるが、B点でハンドル3の端部とハンドル
スタンド2が度当てされて、それ以上はハンドル3は回
転しないと共にハンドルストッパー6もそれ以上押出さ
れることはない。
【0015】次に、図5に示すように、巻取操作時に折
畳み方向の力が作用した場合でも、ハンドルストッパー
6の一方は、ハンドル3とハンドルスタンド2に挟まれ
てAとA´には折畳む方向の力は働くが、ハンドルスト
ッパー6をその一方方向へ押出す方向には作用せず、矢
印の方向に作用するようにハンドルストッパー6を、摺
動面7と平行面9との間で挟着する構成としているの
で、ハンドルストッパー6が不用意に押出される、誤っ
たハンドルの折畳みは確実に防止できるものである。
【0016】つぎに本発明の第2実施例について説明す
る。図6は本発明の第2実施例に係る魚釣用リールのハ
ンドル折畳み装置の要部拡大断面図である。図7は図6
に示すハンドル折畳み装置にハンドル折畳み方向の力が
作用した状態時の要部拡大断面図である。図8は図6に
示すハンドル折畳み装置にハンドル起立方向の力が作用
した状態時の要部拡大断面図である。
【0017】第2実施例が第1実施例と異なる点は、第
1実施例では摺動面7と平行面8を傾斜状に形成して、
ハンドルストッパー6をハンドル軸1に対して略直交す
る方向に摺動させるように構成したのに対し、第2実施
例ではハンドルストッパー20がハンドル軸1に直交す
る方向に摺動させるように、平行面21と摺動面22の
傾斜を無くすと共に、テーパー係合部23の傾斜度を大
きめに形成している。
【0018】ハンドルストッパー20の押圧操作部5を
押圧してハンドル3を反時計方向へ回動して折畳み、逆
に時計方向へ回動して起立位置に保持する操作は第1実
施例と同様であり、巻取操作時にはハンドルストッパー
20の一方は、ハンドル3とハンドルスタンド2に挟ま
れて折畳む方向の力はAとA´矢印の方向に働き、ハン
ドルストッパー20を押出す方向には作用しない。ま
た、図8に示すように折畳み方向とは逆の起立方向の力
が加わった場合も、ハンドルストッパー20は多少押出
されるが、ハンドル3の端部24とハンドルスタンド2
がB´点で度当されて、それ以上ハンドル3は回転しな
いし、ハンドルストッパー20も押出されない。従っ
て、第1実施例と同様に誤ったハンドル3の折畳みは確
実に防止できると共に、押圧操作部5の押圧操作がより
容易になるものである。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ハンドルスタンドの軸支部に対するハンドル折畳み
方向側の端部に摺動面に対し略平行な平行面を形成し、
その平行面に係合する係合面をハンドルストッパーの一
方に形成し他方にハンドルを起立保持するテーパー係合
部と押圧操作部を形成して装着したので、巻取操作時に
ハンドル折畳み方向に高負荷が加わってもハンドルスト
ッパーの押出現象が防止でき、巻取操作中の誤ったハン
ドルの折畳みを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る魚釣用リールのハン
ドル折畳み装置の正面図である。
【図2】図1に示すハンドル折畳み装置のハンドル折畳
み状態時における要部拡大断面図である。
【図3】図1に示すハンドル折畳み装置のハンドル起立
保持状態時における要部拡大断面図である。
【図4】図3に示すハンドル折畳み装置にハンドル起立
方向の力が作用した状態時の要部拡大断面図である。
【図5】図3に示すハンドル折畳み装置にハンドル折畳
み方向の力が作用した状態時の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る魚釣用リールのハン
ドル折畳み装置の要部拡大断面図である。
【図7】図6に示すハンドル折畳み装置にハンドル折畳
み方向の力が作用した状態時の要部拡大図である。
【図8】図6に示すハンドル折畳み装置にハンドル起立
方向の力が作用した状態時の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル軸1 2 ハンドルスタンド 3 ハンドル 4 軸支部 5 押圧操作部 6、20 ハンドルストッパー 7、22 摺動面 8、21 平行面 9 係合面 10、23 テーパー係合部 11 係止部 12 バネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル軸の端部に形成したハンドルス
    タンドにハンドルを使用状態の起立位置と収納状態の折
    畳み位置に揺動可能に軸支し、前記ハンドルスタンドと
    ハンドルとの間に操作部と係合部を形成したハンドルス
    トッパーを前記ハンドル軸に略直交する方向に摺動自在
    に装着して該ハンドルストッパーの操作部を突出付勢す
    る方向にバネ付勢してハンドルを起立保持した魚釣用リ
    ールのハンドル折畳み装置において、 前記ハンドルスタンドの前記軸支部に対するハンドル折
    畳み方向側の端部に前記ハンドルストッパーのハンドル
    アーム内の摺動面に対して略平行な平行面を形成し、該
    平行面に係合する係合面を前記ハンドルストッパーの一
    方に形成し、該ハンドルストッパーの他方にハンドルを
    起立保持するテーパー係合部と押圧操作部を形成したこ
    とを特徴とする魚釣用リールのハンドル折畳み装置。
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EP95111012A EP0692190B1 (en) 1994-07-13 1995-07-13 Handle folding device for use in fishing reel
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