JP2906792B2 - ディジタルプロセッサ及びその制御方法 - Google Patents

ディジタルプロセッサ及びその制御方法

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JP2906792B2
JP2906792B2 JP3328214A JP32821491A JP2906792B2 JP 2906792 B2 JP2906792 B2 JP 2906792B2 JP 3328214 A JP3328214 A JP 3328214A JP 32821491 A JP32821491 A JP 32821491A JP 2906792 B2 JP2906792 B2 JP 2906792B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルプロセッサお
よびその制御方法に関し、特にディジタル信号処理プロ
セッサや高い処理性能のプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】アドレス生成は加算を基本としており、
従来のディジタルプロセッサでは、メモリのアドレス生
成とデータの演算を算術論理演算器(Arithmet
ic−Logic Unit:ALU)を兼用して行っ
ていた。このため処理性能の向上の障害となっていた。
特に信号処理で必須である積和演算など繰り返しの多い
処理を実行するディジタル信号処理プロセッサ(Deg
ital SignalProcessor:DSP)
においては、アドレス生成をデータの演算と独立して効
率良く実行することが重要である。最近では図5に示す
ようなアドレス生成回路を搭載したDSPが発表されて
いる(例えば1987年2月、アイ・トリプル・イー
(IEEE)発行の「1987 アイ・トリプル・イー
・インターナショナル・ソリッド・ステイト・サーキッ
ツ・コンファレンス ダイジェスト・オブ・テクニカル
・ペーパーズ(1987 IEEE INTERNAT
IONAL SOLID−STATE CIRCUIT
S CONFERENCEDIGEST OF TEC
HNICAL PAPERS)のPP.158−159
に記載されている)。この回路では、アドレスレジスタ
50に保持されている現在アドレスに、セレクタ30で
選択されたディスプレースメントレジスタ10、20あ
るいは値+1のいずれかが、加算器40で加算されて、
新たなアドレスとして再びアドレスレジスタ50に格納
される。セレクタ30の選択信号は、プロセッサ内の制
御回路から動作クロック周期毎に供給される。この様な
アドレス生成回路は、画像処理において重要である。画
像処理では、図6(a)に示すように、メモリの個々の
アドレスに1個づつ画素を格納し、これに対して矩形領
域状にアクセスすることが頻繁に行われる。この図の例
では、横の画素数Mを16、縦の画素数Nを20とし、
その中の矩形領域(横m画素=3、縦n画素=4)をア
クセスする場合を示している。このアクセスのためのア
ドレスを図5のアドレス生成回路によって行う。図6
(a)ので示すアドレスの変化は、アドレスレジスタ
50に格納されている現在アドレスに1を足せば良く、
これはセレクタ30で+1を選択することで行う。で
示すアドレスの変化は、現在アドレスにM−(m−1)
=14を加算すれば良く、予めディスプレースメントレ
ジスタ10にこの14を格納しておき、セレクタ30で
これを選択することで行う。で示すアドレスの変化
は、現在アドレスから(n−1)M+(m−1)=50
を引けば良く、予めディスプレースメントレジスタ20
にこの50の符合を反転した−50を格納しておき、セ
レクタ30でこれを選択することで行う。このアドレス
生成のフローチャートは図6(b)で示され、3重のル
ープ処理になっている。このループ処理は、各ループの
回数、終了判定等をプログラムとして記述される。これ
を制御回路が1ステップづつ解読し、セレクタ30への
選択信号を生成して実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた従来のデ
ィジタルプロセッサおよびその制御方法では、同時にア
クセスすべきメモリが多くなると、上記の選択信号も同
時に多数供給されなければならない。プロセッサの処理
能力向上のために、多数のメモリへの同時アクセスが要
求されることは、十分考えられることである。ところ
が、多くのプロセッサの制御回路は、いわゆる水平型マ
イクロ命令を動作クロック周期毎に読出し、これをデコ
ードして選択信号を含めた各種の制御信号を作ってプロ
セッサの各部に供給している。従って、選択信号を同時
に多数供給するためには、1つのマイクロ命令の長さを
長くする必要がある。これはマイクロ命令を格納するマ
イクロプログラムメモリの容量を大きくすることを必要
とし、読出し速度の低下やコスト増大を招くことにな
る。
【0004】また、動作クロック周期を高めるために、
演算回路を含むプロセッサの各種回路にパイプライン動
作を行わせることが必要となる場合がある。この場合、
演算器のパイプライン段数のために、演算器にデータを
供給するメモリのアドレス生成のループ処理と、演算器
の結果を格納するメモリのアドレス生成のループ処理が
時間差を持って実行されなければならない。しかし、こ
のようなずれを持った2つの(場合によってはそれ以上
の)ループ処理は、1つのクロック周期に1つのマイク
ロ命令を読出し、これを解釈しながら処理を行うという
制御方法では不可能である。
【0005】本発明は、処理能力を向上させるために、
多数のメモリへの同時アクセスを効率良く実行するディ
ジタルプロセッサとその制御方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)メモリ1〜メモリ
mのm個のメモリで構成されるメモリ群と、演算器1〜
演算器nのn個の演算器で構成される演算器群と、前記
メモリ群の出力を調停して前記演算器群に供給する第1
の調停回路と、前記演算器群の出力を調停して前記メモ
リ群に供給する第2の調停回路と、クロック信号供給回
路と、前記クロック信号に同期して前記演算器群と前記
メモリ群と前記第1の調停回路と前記第2の調停回路に
制御信号を供給する制御回路とを搭載し、前記メモリi
(i=1〜m)が、pi 個のアドレスポートij(j=
1〜pi )を持つディジタルプロセッサにおいて、各々
が、予め前記制御回路から設定され、再度設定されるま
で有効となるアドレス生成規則に従って、前記クロック
信号に同期して、前記制御回路から独立して、逐次アド
レスを生成するq個のアドレス生成回路1〜アドレス生
成回路qで構成されるアドレス生成回路群と、予め前記
制御回路から設定され、再度設定されるまで有効となる
調停規則に従って、前記アドレス生成回路群が生成する
アドレスを、前記アドレスポートijの一部または全部
に供給するアドレス調停回路とを搭載することを特微と
するディジタルプロセッサ。
【0009】(2)メモリ1〜メモリmのm個のメモリ
で構成されるメモリ群と、演算器1〜演算器nのn個の
演算器で構成される演算器群と、前記メモリ群の出力を
調停して前記演算器群に供給する第1の調停回路と、前
記演算器群の出力を調停して前記メモリ群に供給する第
2の調停回路と、クロック信号供給回路と、前記クロッ
ク信号に同期して前記演算器群と前記メモリ群と前記第
1の調停回路と前記第2の調停回路に制御信号を供給す
る制御回路とを搭載するとともに、前記メモリi(i=
1〜m)が、pi 個のアドレスポートij(j=1〜p
i )を持ち、各々が、予め前記制御回路から設定され、
再度設定されるまで有効となるアドレス生成規則に従っ
て、前記クロック信号に同期して、前記制御回路から独
立して、逐次アドレスを生成するq個のアドレス生成回
路1〜アドレス生成回路qで構成されるアドレス生成回
路群と、予め前記制御回路から設定されて、再度設定さ
れるまで有効となる調停規則に従って、前記アドレス生
成回路群が生成するアドレスを、前記アドレスポートi
jの一部または全部に供給するアドレス調停回路とを搭
載するディジタルプロセッサにおいて、前記アドレス調
停回路に前記制御回路から調停規則を設定し、前記各ア
ドレス生成回路k(k=1〜q)の中から1個以上を選
択し、これらに前記制御回路から各アドレス生成規則を
設定し、しかる後、前記制御回路から前記選択されたア
ドレス生成回路に同時にあるいは時間差をもってアドレ
ス生成開始信号を供給することで各アドレス生成を開始
し、しかる後、前記選択された各アドレス生成回路が、
前記各アドレス生成規則が示すアドレス生成終了時ま
で、前記クロック信号に同期して、前記制御回路から独
立して、逐次前記アドレス調停回路にアドレスを供給し
続け、前記アドレス調停回路が、前記調停規則に従って
前記メモリ群のアドレスポートijの一部または全部
に、前記各アドレスを供給し続け、前記選択された各ア
ドレス生成回路が、前記アドレス生成終了特にアドレス
生成終了信号を出力し、これら各アドレス生成終了信号
の中から選択した1つを、前記制御回路が検出すること
で、一連の処理を実行することを特微とするディジタル
プロセッサの制御方法。
【0010】
【0011】
【0012】(3)前記(1)のディジタルプロセッサ
において、アドレス生成回路1〜アドレス生成回路q
が、リードイネーブル信号またはライトイネーブル信号
をアドレス調停回路に供給し、前記アドレス調停回路
が、前記リードイネーブル信号またはライトイネーブル
信号を、予め設定されたアドレス調停規則に従って前記
アドレスポートの一部または全部に供給することを特徴
とするディジタルプロセッサ。
【0013】(4)前記(2)のディジタルプロセッサ
の制御方法において、アドレス生成回路1〜アドレス生
成回路qが、リードイネーブル信号またはライトイネー
ブル信号をアドレス調停回路に供給し、前記アドレス調
停回路が、前記リードイネーブル信号またはライトイネ
ーブル信号を、予め設定されたアドレス調停規則に従っ
て前記アドレスポートの一部または全部に供給すること
を特徴とするディジタルプロセッサの制御方法。
【0014】
【0015】
【0016】(5)前記(1)のディジタルプロセッサ
において、演算回路i(i=1〜n)の全て又は一部
が、1段以上のパイプライン段数を持って動作すること
を特徴とするディジタルプロセッサ。
【0017】(6)前記(2)のディジタルプロセッサ
の制御方法において、演算回路i(i=1〜n)の全て
又は一部が、1段以上のパイプライン段数を持って動作
することを特徴とするディジタルプロセッサの制御方
法。
【0018】
【作用】全てのメモリの全てのアドレスポートに、その
アドレスを制御回路から独立して生成するアドレス生成
回路を搭載することにより、多数のメモリへの同時アク
セスを可能とする。各アドレス生成回路は、アクセスを
開始するアドレス、「従来の技術」の項で述べたような
ループの回数などのアドレス生成規則を予め制御回路か
ら供給される。また各アドレス生成回路は、制御回路か
らアドレス生成開始信号を供給されることで、アドレス
生成を開始する。このアドレス生成開始信号を、多数の
アドレス生成回路に同時に供給することにより、多数の
メモリへの同時アクセスが実行できる。アドレス生成実
行中は、各アドレス生成回路は、従来プログラムとして
記述され、制御回路が解読、実行していたループのカウ
ント、ループの終了判定等を実行する。
【0019】また、演算回路がパイプライン動作を行う
場合には、演算器のパイプライン段数のために、演算器
にデータを供給するメモリのアドレス生成のループ処理
と、演算器の結果を格納するメモリのアドレス生成のル
ープ処理が時間差を持って実行されなければならない。
このようなメモリアクセスも、データ供給メモリのアド
レス生成回路にアドレス生成開始信号を供給した後、上
記の時間差だけ遅れて、演算結果格納メモリのアドレス
生成回路にアドレス生成開始信号を供給することで可能
となる。各アドレス生成回路は、制御回路から供給され
たアクセス回数だけアドレス生成を行うと、アドレス生
成終了信号を制御回路に供給する。この間、アドレス生
成回路は制御回路から独立してアドレス生成を行うこと
になる。
【0020】以上のように、各メモリが、制御回路から
独立してアドレスを生成するアドレス回路を持つこと
で、多数のメモリアクセスが同時に実行できる。
【0021】また必ずしもアドレス生成回路を全てのア
ドレスポートに搭載する必要は無く、必要最小限のアド
レス生成回路を搭載し、セレクタ等の調停手段を用い
て、アクセスしたいメモリにアドレスを振り分けること
も可能である。
【0022】
【実施例】次に、図を用いて本発明について詳細に説明
する。図1は本発明のディジタルプロセッサの前提技術
を示すブロック図である。同図で、11、12、…、1
mは、それぞれメモリ1、メモリ2、…、メモリmであ
り、これらが1のメモリ群を構成する。メモリ1は、ア
ドレスポート11〜アドレスポート1p1のp1個のアド
レスポートを持ち、メモリ2は、アドレスポート21〜
アドレスポート2p2のp2個のアドレスポートを持ち、
以下同様に、メモリmは、アドレスポートm1〜アドレ
スポートmpmのpm個のアドレスポートを持つ。なお図
1では、各アドレスポートij(i=1〜m、j=1〜
i )の符号は、2ijで示してある。各アドレスポー
トijには、アドレス生成回路ijを搭載し、その符号
を1ijで示す。21、22、…、2nは、それぞれ演
算器1、演算器2、…、演算器nであり、これらが2の
演算器群を構成する。3、4はそれぞれ第1、第2の調
停手段、5は制御回路、6はクロック信号供給回路、7
はクロック信号である。
【0023】図2は本発明のディジタルプロセッサの他
の前提技術を示すブロック図である。AとBは、アドレ
ス生成を行わせたい1個以上のアドレス生成回路に、各
アドレス生成規則を、個々のアドレス生成回路に順次設
定する操作である。アドレス生成規則とは、図6
(a)、(b)に示す3重ループによるアクセスを行う
場合には、初期アドレス、3個のループ回数、2個のデ
ィスプレースメント(この場合、1個のディスプレース
メントは+1に固定されている)のパラメータのことで
ある。これらのパラメータは、マイクロ命令中に2進数
にビットパタンとして記億され、制御回路がこれを読出
して、各アドレス生成回路に供給する方法が考えられ
る。これは、図1において設定したいアドレス生成回路
ijとすると、制御回路5から信号線51と信号線5i
jを経由して、パラメータを供給することである。信号
線51、信号線5ijとしては、16ビット、32ビッ
トといったビットラレルな信号線が望ましい。信号線5
1、信号線5ijをセレクタあるいはバスで接続するな
らば、そのセレクタあるいはパスの切り替えを順次行う
ことで、目的とするアドレス生成回路にパラメータを供
給することができる。この操作を必要回数、つまりアド
レス生成規則を設定したいアドレス生成回路の個数分だ
け繰り返す。
【0024】続いてC、D、Eは、アドレス生成規則を
設定したアドレス生成回路アドレス生成開始信号を供給
する操作である。この信号は1ビットで表現できるため
(例えば通常“0”であり、“1”になったらアドレス
生成開始とする)、マイクロ命令中にこの信号を多数記
憶することは容易であり、複数のアドレス生成回路を同
時にアドレス生成開始状態にすることができる。図1で
は、信号線51、信号線5ijに、この1ビットの信号
線を含めたものとしている。また、パイプライン動作す
る演算器にデータを供給するメモリのアドレス生成と、
演算器の結果を格納するメモリのアドレス生成を実行す
る場合には、先ず前者のアドレス生成回路に開始信号を
供給し、その後パイプライン段数のクロック周期分遅れ
て、後者のアドレス生成回路に開始信号を供給すれば良
い。
【0025】その後、各アドレス生成回路はアドレス生
成規則で決められた3重ループ処埋を終了するまで、制
御回路5から独立してアドレス生成を実行する。そして
アドレス終了時に、1ビットのアドレス生成終了信号を
出力する(例えぱアドレス生成中ほ“0”であり、終了
したら“1”とする)。一方、制御回路5は、アドレス
生成開始信号を供給した後は、アドレス生成終了信号を
フラグとする条件ジャンプ命令によってループを実行す
ることで、待ち状態となる。フラグとするアドレス生成
信号は、複数存在するアドレス生成終了信号の内から1
つを選択する。例えば演算器の演算給果を格納するメモ
リのアドレス生成回路の終了信号が考えられる。図1で
は、各信号線6ijがアドレス生成終了信号を示してお
り、これをセレクタおよび信号線52を経由して、制御
回路5に供給する。このセレクタの処理を図2のFで示
している。もしこのセレクタを、そのセレクト信号が再
度設定されるまで有効となるように構成するならば(セ
レクト信号をレジスタに格納することで可能)、Fの処
理をアドレス生成開始以前に行うこともできる。いずれ
にしてもGの処理は、アドレス終了信号の1つをフラグ
とする条件ジャンプとして実現できる。以上が、本願の
前提技術の説明である。
【0026】本願の請求項1および2に記載した発明
は、アドレス生成回路をメモリの全アドレスポート数よ
り少ない個数だけ搭載し、ハードウェア量を削減するこ
とを可能とするものである。全てのメモリが完全に同時
動作する必要性は小さいからである。これらの構成は前
述した前提技術および他の前提技術と同様である。異な
る点は、どのアドレス生成回路の生成するアドレスを、
どのメモリのどのアドレスポートに供給するかを決定す
る手段が必要となることである。これが図3のアドレス
調停回路110であり、セレクタあるいはバス構成が考
えられる。どのアドレス生成回路の生成するアドレス
を、どのメモリのどのアドレスポートに供給するか、つ
まり調停規則は、アドレス調停回路110に対して制御
回路5から制御信号を供給することで設定することが可
能であるが、この制御信号をレジスタに格納すること
で、アドレス生成回路がアドレス生成を終了するまで、
再設定を不要とできる。図4では、hの処理がアドレス
調停回路110への調停規則の設定である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数のメモリ
および演算器を搭載するディジタルプロセッサにおい
て、アドレス生成に必要なループ処理が実行できるアド
レス生成回路を全メモリの全アドレスポートにそれぞれ
搭載することにより、複数のメモリへのアクセスが可能
となり、効率の良い処理を実現する。また、アドレス生
成回路を、全メモリの全アドレスポートに必ずしも搭載
する必要はなく、セレクタ等によって、アドレス生成回
路が生成するアドレスを、それを必要とするメモリに振
り分けることができる。この場合、ハードウェア量を削
減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提技術を示すブロック図。
【図2】本発明の他の前提技術を示すブロック図。
【図3】請求項1に記載した発明の一実施例を示す図。
【図4】請求項2に記載した発明の他の実施例を示す
図。
【図5】従来のアドレス生成回路例を示す図。
【図6】矩形領域状のメモリアクセスを説明するための
図。
【符号の説明】
1 メモリ群 2 演算器群 3 第1の調停回路 4 第2の調停回路 5 制御回路 6 クロック信号供給回路 7 クロック信号 11,12,〜,1m メモリ1,2,〜,m 21,22,〜,2n 演算器1,2,〜,n 110 アドレス調停回路 111〜11p1,121〜12p2,〜,1m1〜1m
m アドレス生成回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ1〜メモリmのm個のメモリで構
    成されるメモリ群と、演算器1〜演算器nのn個の演算
    器で構成される演算器群と、前記メモリ群の出力を調停
    して前記演算器群に供給する第1の調停回路と、前記演
    算器群の出力を調停して前記メモリ群に供給する第2の
    調停回路と、クロック信号供給回路と、前記クロック信
    号に同期して前記演算器群と前記メモリ群と前記第1の
    調停回路と前記第2の調停回路に制御信号を供給する制
    御回路とを搭載し、前記メモリi(i=1〜m)が、p
    i 個のアドレスポートij(j=1〜pi )を持つディ
    ジタルプロセッサにおいて、各々が、予め前記制御回路
    から設定され、再度設定されるまで有効となるアドレス
    生成規則に従って、前記クロック信号に同期して、前記
    制御回路から独立して、逐次アドレスを生成するq個の
    アドレス生成回路1〜アドレス生成回路qで構成される
    アドレス生成回路群と、予め前記制御回路から設定さ
    れ、再度設定されるまで有効となる調停規則に従って、
    前記アドレス生成回路群が生成するアドレスを、前記ア
    ドレスポートijの一部または全部に供給するアドレス
    調停回路とを搭載することを特微とするディジタルプロ
    セッサ。
  2. 【請求項2】 メモリ1〜メモリmのm個のメモリで構
    成されるメモリ群と、演算器1〜演算器nのn個の演算
    器で構成される演算器群と、前記メモリ群の出力を調停
    して前記演算器群に供給する第1の調停回路と、前記演
    算器群の出力を調停して前記メモリ群に供給する第2の
    調停回路と、クロック信号供給回路と、前記クロック信
    号に同期して前記演算器群と前記メモリ群と前記第1の
    調停回路と前記第2の調停回路に制御信号を供給する制
    御回路とを搭載するとともに、前記メモリi(i=1〜
    m)が、pi 個のアドレスポートij(j=1〜pi
    を持ち、各々が、予め前記制御回路から設定され、再度
    設定されるまで有効となるアドレス生成規則に従って、
    前記クロック信号に同期して、前記制御回路から独立し
    て、逐次アドレスを生成するq個のアドレス生成回路1
    〜アドレス生成回路qで構成されるアドレス生成回路群
    と、予め前記制御回路から設定されて、再度設定される
    まで有効となる調停規則に従って、前記アドレス生成回
    路群が生成するアドレスを、前記アドレスポートijの
    一部または全部に供給するアドレス調停回路とを搭載す
    るディジタルプロセッサにおいて、前記アドレス調停回
    路に前記制御回路から調停規則を設定し、前記各アドレ
    ス生成回路k(k=1〜q)の中から1個以上を選択
    し、これらに前記制御回路から各アドレス生成規則を設
    定し、しかる後、前記制御回路から前記選択されたアド
    レス生成回路に同時にあるいは時間差をもってアドレス
    生成開始信号を供給することで各アドレス生成を開始
    し、しかる後、前記選択された各アドレス生成回路が、
    前記各アドレス生成規則が示すアドレス生成終了時ま
    で、前記クロック信号に同期して、前記制御回路から独
    立して、逐次前記アドレス調停回路にアドレスを供給し
    続け、前記アドレス調停回路が、前記調停規則に従って
    前記メモリ群のアドレスポートijの一部または全部
    に、前記各アドレスを供給し続け、前記選択された各ア
    ドレス生成回路が、前記アドレス生成終了特にアドレス
    生成終了信号を出力し、これら各アドレス生成終了信号
    の中から選択した1つを、前記制御回路が検出すること
    で、一連の処理を実行することを特微とするディジタル
    プロセッサの制御方法。
  3. 【請求項3】 アドレス生成回路1〜アドレス生成回路
    qが、リードイネーブル信号またはライトイネーブル信
    号をアドレス調停回路に供給し、前記アドレス調停回路
    が、前記リードイネーブル信号またはライトイネーブル
    信号を、予め設定されたアドレス調停規則に従って前記
    アドレスポートの一部または全部に供給する請求項1に
    記載のディジタルプロセッサ。
  4. 【請求項4】 アドレス生成回路1〜アドレス生成回路
    qが、リードイネーブル信号またはライトイネーブル信
    号をアドレス調停回路に供給し、前記アドレス調停回路
    が、前記リードイネーブル信号またはライトイネーブル
    信号を、予め設定されたアドレス調停規則に従って前記
    アドレスポートの一部または全部に供給する請求項2に
    記載のディジタルプロセッサの制御方法。
  5. 【請求項5】 演算回路i(i=1〜n)の全て又は一
    部が、1段以上のパイプライン段数を持って動作する請
    求項1に記載のディジタルプロセッサ。
  6. 【請求項6】 演算回路i(i=1〜n)の全て又は一
    部が、1段以上のパイプライン段数を持って動作する請
    求項2に記載のディジタルプロセッサの制御方法。
JP3328214A 1991-11-15 1991-11-15 ディジタルプロセッサ及びその制御方法 Expired - Lifetime JP2906792B2 (ja)

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