JP2906649B2 - 加工機械のエプロンカバー装置 - Google Patents

加工機械のエプロンカバー装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加工機械の内部に切屑等が入らないよう防
護するエプロンカバー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のエプロンカバー装置を、第3図に例示して説明
する。
エプロンカバー装置は、ベッド101と、そのベッド101
上を往復移動する移動体たる主軸ヘッド102と、ベッド1
01の上面と一端面を覆うエプロンカバー体103とから概
略構成される。
エプロンカバー体103は、主軸ヘッド102の進行方向に
対してのみ可撓性を有するように構成されており、該エ
プロンカバー体103の一端を主軸ヘッド102の移動方向側
たる前面下縁に固定すると共に、前記ベッド101の上面
と一端面を覆うようにしてベッド101の一端面から下方
に垂下させ、この垂下部をさらにU字状に折り返して前
記ベッド101の下部内方に固定してなるものである。
そして、主軸ヘッド102が前進するとエプロンカバー
体103が主軸ヘッド102の端面から繰り出され、自重によ
り垂れ下がるのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようにエプロンカバー装置のエプロンカバー体
103は、主軸ヘッド102の移動によって移動し、これに伴
ってU字状の垂下部が上下動するものであるが、従来
は、エプロンカバー体103の垂下部を鉛直方向に真っ直
ぐ垂れ下がらせていたため、エプロンカバー体103の垂
下部が上下動するに必要な広い領域をベッド101の下側
に設ける必要があった。
しかし一方、ベッド101の下側には切屑の処理部材等
を設ける必要があり、従来のエプロンカバー装置ではエ
プロンカバー体103が垂れ下がるために占有する領域が
広すぎて邪魔なものであった。
そこで本発明の目的は、エプロンカバー体103の垂下
部が上下動に要する領域を小さくし、以て無駄なスペー
スを無くして加工機械のコンパクト化に寄与することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため本発明は、ベッド1と、そ
のベッド1上を往復移動する移動体4と、 その移動体4の移動方向側の一端面に一端が固定さ
れ、他端が前記ベッド1の上面からベッド1の一端面を
覆って下方に延び、ベッド1の一端面の下方に垂下部5a
を形成して上方に折り返されてベッド1の下部内方に固
定されたエプロンカバー体5と、そのエプロンカバー体
5の折り返し部の内側に当接して載置された重錘部材6
と、その重錘部材6を前記ベッド1の端面より内方に向
かって斜め下方に案内するベッド1に固定された案内部
7とを備えた加工機械のエプロンカバー装置を提供する
ものである。
〔作用〕
移動体4がベッド1上で前進すると、エプロンカバー
体5がベッド1の一端面から繰り出される。
エプロンカバー体5の垂下部5aは、折り返し部に載置
した重錘部材6の作用によって常に下向きに付勢されて
おり、前記ベッド1の一端面から繰り出されたエプロン
カバー体5がベッド1の下側に引っ張られて垂れ下が
る。
そして、前記重錘部材6は、案内部7によってベッド
1の端面よりも内方に向かって斜め下方に案内されるた
め、エプロンカバー体5もベッド1の内方に向かって斜
めに垂下する。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
ベッド1は、左右一対のガイド部2の間に、送りねじ
3a等からなる往復運動装置3を有する。この往復運動装
置3は、ベッド1上に設けた移動体たる主軸ヘッド4を
往復移動させるものである。
前記主軸ヘッド4は、前部に工具装着部を有する主軸
を回転自在に支承するものである。
ベッド1のガイド部2間の上面と一端面を覆う帯状の
エプロンカバー体5は、アルミアスベストスやポリエス
テルシート等を積層した柔軟な基布に細帯板状の金属板
を多数平行に並設したもので、主軸ヘッド4の進行方向
に対してのみ可撓性を有する。そして、エプロンカバー
体5は、その一端を主軸ヘッド4の移動方向側たる前面
下縁に蝶番ブラケット8を介して固定すると共に、ベッ
ド1のガイド部2間の上面と一端面を覆って下方に延ば
すことによってベッド1の一端面の下方に垂下部5aを形
成し、この垂下部5aをさらに上方にU字状に折り返して
ベッド1の下部内方にブラケット9を介して固定され
る。
このエプロンカバー体5の折り返し部の内側には、重
錘部材6が載置されている。重錘部材6は、金属製のパ
イプ10と、このパイプ10の両端に固着した円筒部11とか
らなり、前記エプロンカバー体5の垂下部5aが該円筒部
11の下側半周に沿って当接している。
また、重錘部材6の両端面にはパイプ10の軸心を通る
回転自在なシャフト12の両端が突出しており、該シャフ
ト12に案内ローラ13が取り付けられている。
この重錘部材6は、ベッド1側のサイドカバー1aに、
ベッド1の端面よりも内方に向けて斜め下向きに固定し
た案内部7によって案内される。該案内部7は、第2図
に示したように左右一対の枠状レールであり、重錘部材
6の案内ローラ13が枠の中に移動自在に嵌まっているた
め、重錘部材6が案内部7に沿って斜め方向に上下動す
る。
次に本発明の動作説明をする。
往復運動装置3の作動によって主軸ヘッド4がベッド
1上を前進すると、エプロンカバー体5がベッド1の端
面から繰り出される。エプロンカバー体5は、主軸ヘッ
ド4の進行方向に対して可撓性があり、かつ、垂下部5a
が重錘部材6により下向きに引っ張られているため、繰
り出されたエプロンカバー体5は順次ベッド1の下方に
引き込まれる。こうしてエプロンカバー体5が移動する
と、それにつれて重錘部材6が下動する。前記のように
重錘部材6は、案内部7によってベッド1の端面よりも
内方に向かって斜め下方に案内されるため、エプロンカ
バー体5の垂下部5aが第1図鎖線のようにベッド1側に
向かって斜めに垂下する。
次に主軸ヘッド4が後退する場合は、垂れ下がってい
たエプロンカバー体5がベッド1上に引き上げられ、重
錘部材6が案内部7に沿って上動する。
以上本発明の実施例について説明したが、もちろん本
発明はかかる実施例に限定されるものではない。例え
ば、重錘部材6は、パイプ10と円筒部11の組み合わせで
なくとも全体が一本の円筒体であってもよい。
また、エプロンカバー体5の垂下部5aを前記ベッド1
の端面よりも内方に向けて斜め下方に案内する手段とし
て、枠状レールを斜めにした案内部7をベッド1に固定
するものを例示したが、この枠状レールに代えて振り子
状のアームを利用することも考えられる。すなわち、ベ
ッド1に、重錘部材6が上がりきった高さと同程度の高
さ位置に回転支軸を設け、該回転支軸にアームを揺動自
在に軸着し、さらにこのアームの先端に重錘部材6の案
内ローラ13を取り付けるのである。こうすることによっ
て重錘部材6は、アームにガイドされて回転支軸を中心
とする円周上を移動することになり、前記の実施例と同
様、エプロンカバー体5の垂下部5aの下動に伴って該垂
下部5aがベッド1側に引き寄せられるのである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、エプロンカバー体5の折り返
し部の内側に重錘部材6を載置するとともに、その重錘
部材6をベッド1の端面よりも内方に向けて斜め下方に
案内し、以てエプロンカバー体5をベッド1側に向けて
垂下させるようにしたため、従来のエプロンカバー装置
に比べてエプロンカバー体5の垂下領域を小さくするこ
とができる。従って、ベッド1の下方に切屑の処理部材
を設けるスペースが確保でき、かつ、加工機械のコンパ
クト化に大きく貢献し得る。
また、エプロンカバー体5を重錘部材6で引っ張って
いるため、エプロンカバー体5が浮き上がってガイド部
2との間に隙間が生ずるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は加工機械の要部を示す縦断面図、第2図は第1
図のA−A線の拡大断面図、第3図は従来のエプロンカ
バー装置を示す要部の縦断面図である。 1……ベッド、4……移動体(主軸ヘッド)、5……エ
プロンカバー体、5a……垂下部、6……重錘部材、7…
…案内部、11……円筒部、13……案内ローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドと、 そのベッド上を往復移動する移動体と、 その移動体の移動方向側の一端面に一端が固定され、他
    端が前記ベッドの上面からベッドの一端面を覆って下方
    に延び、ベッドの一端面の下方に垂下部を形成して上方
    に折り返されてベッドの下部内方に固定されたエプロン
    カバー体と、 そのエプロンカバー体の折り返し部の内側に当接して載
    置された重錘部材と、 その重錘部材を前記ベッドの端面より内方に向かって斜
    め下方に案内するベッドに固定された案内部と を備えたことを特徴とする加工機械のエプロンカバー装
    置。
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