JP2906246B2 - スクーターのスロットルケーブル - Google Patents

スクーターのスロットルケーブル

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JP2906246B2
JP2906246B2 JP1046679A JP4667989A JP2906246B2 JP 2906246 B2 JP2906246 B2 JP 2906246B2 JP 1046679 A JP1046679 A JP 1046679A JP 4667989 A JP4667989 A JP 4667989A JP 2906246 B2 JP2906246 B2 JP 2906246B2
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敬三 川崎
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクーターのスロットルケーブルに関する
ものである。
〔従来の技術〕
スクーターは、そのエンジンの一側が後方に延長され
て伝導装置が内蔵され、後端部に後輪を回転自在に軸支
したパワーユニットが用いられる。パワーユニットは、
その前下端部がフレーム下部に軸着され、クッションユ
ニットが連結されて揺動クッションし、後輪がクッショ
ン可能となっている。また、気化器は、パワーユニット
前部のエンジンケース部分の上部に取付けられている。
一方、パワーユニットの上側部は、車体後部で被覆さ
れ、上側部に運転者が着座するシートが装着されてい
る。このシートの下側とパワーユニットの間の車体後部
内側のスペースは、燃料タンク等の部品を装着したり、
大きい物入れを設ける等最大限に利用される。また、気
化器は、上端にスロットルケーブルが連結され、ハンド
ルのスロットルグリップにより、スロットルバルブの開
閉操作を行う。また、スロットルケーブルは、前側又は
横側から気化器の上方に導かれ、気化器の上端部に連結
される。
なお、この種の先行技術文献として、例えば実開昭60
−18891号公報等があげられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスクーターのスロットルケーブルは、以上のよ
うに構成され、気化器の上端部に連結されるスロットル
ケーブルが、前側又は横側から導かれているので、車体
後部の物入れ等に底面を高くして、スロットルケーブル
に当らないようにしており、車体後部のスペースが制約
を受けて小さくなるという不都合がある。
本発明は、係る点に鑑みなされたもので、スロットル
ケーブルを後側から気化器の上端部に連結し、車体後部
の底面を気化器に接近させて配置でき、スペースを広げ
て大きい物入れ等を設けることのできるスクーターのス
ロットルケーブルを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、上記目的を達成するため、メイン
フレームの下部に揺動可能に連結され、前後方向に延在
するパワーユニットと、このパワーユニットの前部のエ
ンジンケースの上部に取り付けられた気化器と、該パワ
ーユニットの後部に取り付けられ、該気化器の後方に近
接する後輪泥除けと、該パワーユニットの上部を覆う車
体後部と、この車体後部の内部に後ろ上がりの底板を用
いて区画形成された物入れと、該メインフレームに沿っ
て配索されたスロットルケーブルとを含み、 該スロットルケーブルを上記気化器の下方に位置する
上記パワーユニットの側部上側に沿わせて一坦該気化器
の後側に廻し、上向きに立ち上がるループ部を形成して
該気化器の後側から上部に連結するとともに、該ループ
部を上記後輪泥除けにクランプを介して止め、上記エン
ジンケースと上記気化器の前側とを接近させた状態で上
記底板を深く設けるようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、気化器に連結するスロットルケーブ
ルを、気化器の後側から気化器の上部に連結するので、
車体後部のシートの下側の気化器の上側や前側を、パワ
ーユニット及び底板に接近させて配置でき、物入れなど
の容積を大きくとることができる。また、スロットルケ
ーブルの上向きに立上がるループ部を後輪泥除けにクラ
ンプを介して止めるので、伸縮吸収用の大きな弛みを必
要とせず、スロットルケーブルの全長の長くなることが
ない。
〔実施例〕
以下、本発明に係るスクーターのスロットルケーブル
の実施例を図面を参照して説明する。
本発明に係るスクーターのスロットルケーブルは、ス
クーターのメインフレームの下部に揺動可能に連結さ
れ、前後方向に延在するパワーユニット2と、このパワ
ーユニット2の前部のエンジンケース1の上部に取り付
けられた気化器4と、パワーユニト2の後部に取り付け
られ、気化器4の後方に近接する後輪泥除け10と、パワ
ーユニット2の上部を覆う車体後部12と、この車体後部
12の内部に後ろ上がりの底板15を用いて区画形成された
物入れ14と、メインフレームに沿って配索されたスロト
ルケーブル5とを備えている。
エンジンケース1は、一側に後方に延長したパワーユ
ニット2が連結されて一体構成され、内部に伝導装置が
内蔵されており、後端に後輪3が回転自在に軸支されて
いる。
スロットルケーブル5は、その前端部がハンドル6の
右側のスロットルグリップ7に連結され、スロットルグ
リップ7の回動により巻込むよう構成されている。スロ
ットルケーブル5は、ハンドル6からメインフレーム8
に沿わせて配索され、エンジンケース1の側方部のパワ
ーユニット2の前側部から上側部に通されており、クラ
ンプ9で止められている。そして、後輪泥除け10の上に
廻され、クランプ9で止められており、一坦気化器4の
後側に廻されている。気化器4の上端には、L型金具11
が後側部に曲げて設けられ、後側からスロットルケーブ
ル5が連結される。
車体後部12は、上部に運転者が着座するシート13が被
着するよう設けられ、シート13の下側には大きい物入れ
14等が設けられている。
上記構成によれば、底板15は、気化器5の前側部をエ
ンジンケース1に接近させて設け、深くすることができ
て、大きい容積を確保することができる。また、スロッ
トルケーブル5は、気化器4の後側部で後輪泥除け10に
クランプ9で止められ、後輪泥除け10につけて配置され
るので、振止めすることが可能になり、場所もとらな
い。さらに、後輪泥除け10にクランプ9を一体成形する
場合には、コストダウンが期待できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、メインフレームの下部
に揺動可能に連結され、前後方向に延在するパワーユニ
ットと、このパワーユニットの前部のエンジンケースの
上部に取り付けられた気化器と、パワーユニットの後部
に取り付けられ、気化器の後方に近接する後輪泥除け
と、パワーユニットの上部を覆う車体後部と、この車体
後部の内部に後ろ上がりの底板を用いて区画形成された
物入れと、メインフレームに沿って配索されたスロット
ルケーブルとを備え、スロットルケーブルを気化器の下
方に位置するパワーユニットの側部上側に沿わせて一坦
気化器の後側に廻し、上向きに立ち上がるループ部を形
成して気化器の後側から上部に連結するとともに、ルー
プ部を後輪泥除けにクランプを介して止め、エンジンケ
ースと気化器の前側とを接近させた状態で底板を深く設
けるので、車体後部の底板を気化器に接近させて設ける
ことができるという効果がある。
特に、パワーユニットのエンジンケース部分に気化器
の前側部を近ずけることができ、車体後部内の容積を大
きくして物入れなどを大きくすることが可能になる。ま
た、一坦後側に廻したスロットルケーブルは、後輪泥除
けにクランプして触れ止めすることができ、しかも、後
輪泥除けに沿っていて場所もとらない。また、スロット
ルケーブルの上向きに立ち上がるループ部、還元すれ
ば、接続部を後輪泥除けにクランプを介して止めるの
で、伸縮吸収用の大きな弛みを必要とせず、スロットル
ケーブルの全長の長くなることがない。また、パワーユ
ニットの揺動や走行振動に伴うスロットルケーブルの揺
動伸縮による反力が気化器との接続部に直接作用するこ
とがなく、スロットルケーブルの耐久性を向上させるこ
とができる。このように本発明によれば、車体後部内の
容積を大きく確保しながら、スロットルケーブルがクッ
ション時に底板などに当たることも避けることができ、
都合良くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスクーターのスロットルケーブル
の一実施例を示す斜視図、第2図は本発明に係るスクー
ターのスロットルケーブルの一実施例を示す要部拡大斜
視図、第3図は本発明に係るスクーターのスロットルケ
ーブルの一実施例を示す全体側面図である。 1……エンジンケース、2……パワーユニット、4……
気化器、5……スロットルケーブル、6……ハンドル、
8……メインフレーム、9……クランプ、10……後輪泥
除け、12……車体後部、13……シート、14……物入れ、
15……底板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインフレームの下部に揺動可能に連結さ
    れ、前後方向に延在するパワーユニットと、このパワー
    ユニットの前部のエンジンケースの上部に取り付けられ
    た気化器と、該パワーユニットの後部に取り付けられ、
    該気化器の後方に近接する後輪泥除けと、該パワーユニ
    ットの上部を覆う車体後部と、この車体後部の内部に後
    ろ上がりの底板を用いて区画形成された物入れと、該メ
    インフレームに沿って配索されたスロットルケーブルと
    を含み、 該スロットルケーブルを上記気化器の下方に位置する上
    記パワーユニットの側部上側に沿わせて一坦該気化器の
    後側に廻し、上向きに立ち上がるループ部を形成して該
    気化器の後側から上部に連結するとともに、該ループ部
    を上記後輪泥除けにクランプを介して止め、上記エンジ
    ンケースと上記気化器の前側とを接近させた状態で上記
    底板を深く設けるようにしたことを特徴とするスクータ
    ーのスロットルケーブル。
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