JP2905641B2 - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜トランジスタ及びそ
の製造方法に関し、更に詳しくはシャッターアレー、液
晶表示装置などに使用されるアクティブマトリックス基
板に対し、スッチング素子として形成される薄膜トラン
ジスタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄型・低消費電力という特徴を有してい
る液晶表示装置は、CRTに代わる表示装置として注目
をあつめている。中でも、スイッチング素子として薄膜
トランジスタ(以下TFTと記す)を用いたアクティブ
マトリックス駆動方式の液晶表示装置は、液晶の応答速
度が速く、表示品位が高い等の利点を持っている。
【0003】図14、図15は、従来のイオン注入によ
る薄膜トランジスタ(TFT)の構造を示す。このTF
T50は、例えば透明な絶縁性の基板51の上にその基
板51の側から順に、ゲート電極52、金属酸化膜53
a、ゲート絶縁膜53bが形成されている。そして、ゲ
ート電極52の上方部分に相当するゲート絶縁膜53b
には、半導体層54と、この半導体層54の両側にコン
タクト層56a、56bが形成されている。
【0004】図15に示すように、半導体層54、コン
タクト層56a及び56bは、半導体層54よりも広
く、後の処理でコンタクト層56a及び56bに形成さ
れる範囲にわたって半導体からなる層が形成される。中
央部に残される半導体層54の上にはチャネル保護膜5
5が形成される。また、半導体層54の上以外の残部で
あってチャネル保護膜55で覆われていない部分には、
上記コンタクト層56a、56bが形成される。
【0005】次いで図14に示すように、チャネル保護
膜55の一部、コンタクト層56a及び56b、ゲート
絶縁膜53bの一部の上には、ソース電極57及びドレ
イン電極58がそれぞれ分離して積層される。このよう
な製造工程を経て図13に示すように、ドレイン電極5
8が絵素電極59に電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、液晶やエレクト
ロルミネセンス(EL)を用いた表示装置として、HD
TVやグラフィックディスプレイ等を指向した大容量で
高密度のアクティブマトリクス型表示装置が製造されて
いる。このアクティブマトリクス型表示装置は、大面
積、大容量、高密度の実用化や生産時の不良率を下げた
りする為に、製造方法の簡略化が必要とされる。つま
り、この製造方法に用いられるデポ工程又はスパッタ工
程、エッチング工程、フォトマスクと露光工程は出来る
限り減らされた方が良い。
【0007】図14、図15に示したTFT50の形成
にはイオン注入を用い、従来のP−CVD装置によりa
−Siからなるコンタクト層56a、56bのデポ工程
が簡略化される。しかし、TFT50の形成には、5回
のデポ工程又はスパッタ工程と、5回のエッチング工程
が必要であり、また、各パターンの形成の際にフォトマ
スクとパターニング工程が必要である。TFT50の完
成までには、フォトマスクは5枚、パターニング工程は
5回が必要である。
【0008】大面積の基板51ではエッチングの均一性
が問題となり、ソース電極57とドレイン電極58や絵
素電極59のエッチング不良等による導電性薄膜の残渣
はリーク電流の原因となる。
【0009】他方、イオン注入法を用いた従来の薄膜ト
ランジスタ50の場合には、次のような問題点がある。
即ち、図15に示すように、チャネル保護膜55をマス
クにして半導体層54にイオン注入を行うが、SiNx
膜等からなるチャネル保護膜55の厚さはせいぜい厚く
ても300nm程度である。この場合、イオン注入の加
速電圧を大きくすると半導体層54にイオン注入がチャ
ネル保護膜55を突き抜けて打ち込まれてしまい、リー
ク電流の原因となる。
【0010】質量分離を行わないでイオンを注入する方
式の場合、低い加速電圧でも水素イオン等の軽いイオン
は、チャネル保護膜55を簡単に突き抜けてしまう。こ
のため、半導体層54に悪影響を与えてしまうのでチャ
ネル保護膜55は厚い程よい。
【0011】イオン注入法を用いた薄膜トランジスタ5
0の特性や信頼性を向上させる方法として、LDD(L
ightly Doped Drain)構造が知られ
ている。しかし、このLDD構造は工程数が増加するの
で、上述の工程の簡略化に反する。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するために成されたものであり、その目的はイオン注
入法を用いて工程を簡略化し、不良の発生を抑制して薄
膜トランジスタの特性や信頼性を向上し、高精細で歩留
まりの良い表示装置に適用できる薄膜トランジスタ及び
その製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タの製造方法は、基板上に、ゲート電極と、ゲート絶縁
膜と、第1の領域及び第2の領域を有する半導体層と、
をこの順で形成する工程と、前記半導体層の第1の領域
を覆うように、マスクパターンを形成する工程と、前記
マスクパターンを注入マスクとして、前記半導体層の上
方からイオンを注入することによって、前記半導体層の
第2の領域にコンタクト層を形成する工程と、前記コン
タクト層に電気的に接続するソース・ドレイン電極を形
成する工程と、を包含しており、前記マスクパターンは
テーパ状のエッジ部を有し、該エッジ部は、前記半導体
層の第2の領域に含まれる、前記第1の領域に隣接する
第3の領域上に位置しており、前記イオン注入工程によ
って、前記第3の領域における不純物濃度が、前記第2
の領域から第1の領域に向かって徐々に減少することを
特徴とするものであり、そのことにより上記目的が達成
される。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】本発明の製造方法は、次のように従来の製造工
程が簡略化される。即ち、通常はP−CVD装置等でデ
ポされたSiNx膜等からなるチャネル保護膜を形成し
ないで、半導体層の上に直接、感光性樹脂膜等のイオン
注入用マスクによりチャネル保護膜が形成される。これ
により、デポ工程、エッチング工程がそれぞれ1回ずつ
省略される。この際、イオン注入用マスクをゲート電極
による裏面露光を用いてパターンを形成すればデポ工程
を1回、エッチング工程を1回、フォトマスクを1枚省
略できる。
【0021】上記の工程ではイオンを注入した後イオン
注入用マスクは剥離される。少なくともイオンを注入し
たのち導電性薄膜を形成し、イオン注入用マスクを剥離
してソース電極とドレイン電極とをそれぞれ分離して形
成する。この工程と、通常のソース電極とドレイン電極
や絵素電極を形成する工程とを併用すれば、ソース電極
とドレイン電極の間で起こるリーク電流は無くなる。
【0022】薄膜トランジスタの特性不良を抑える為に
は、イオン注入の際チャネル部分へのイオンの侵入を減
らさねばならない。感光性樹脂膜等のイオン注入用マス
クによりチャネル保護膜を形成できるので、容易に膜厚
を1μm以上にできチャネル部分への侵入を抑え得る。
このため、薄膜トランジスタの不良は抑制される。
【0023】イオン注入法を用いた薄膜トランジスタの
特性や信頼性を向上する方法として、LDD構造が知ら
れている。イオン注入用マスクによりチャネル保護膜を
形成する際、その側面は傾斜して形成される。傾斜した
斜面の下の半導体層にも、わずかであるがチャネル保護
膜を突き抜けたイオンが打ち込まれる。半導体層とコン
タクト層との間の部分に、低濃度にイオンが打ち込まれ
たコンタクト層を形成でき、容易にLDD構造の薄膜ト
ランジスタを形成できる。上記の製造方法を用いれば、
薄膜トランジスタの特性や信頼性は向上される。
【0024】
【実施例】以下、本発明薄膜トランジスタ及びその製造
方法の実施例について説明する。図1は本発明薄膜トラ
ンジスタの実施例1の一部を示す。また、図5は図1の
B−B線に於ける断面矢視図である。このTFT10
は、基板11の上に形成されたゲート電極12と、ゲー
ト電極12を被覆する金属酸化膜13a及びゲート絶縁
膜13bと、ゲート絶縁膜13bの上に形成された半導
体層14と、半導体層14の両側にそれぞれ分離して形
成されたコンタクト層16a及び16bと、コンタクト
層16a及び16bの一部とゲート絶縁膜13bの一部
を被覆し両側にそれぞれ分離して形成されたソース電極
17並びにドレイン電極18とを具備する。
【0025】以下、本発明薄膜トランジスタの製造方法
について説明する。このTFT10の製造方法は、まず
ガラス等の透明な絶縁性の基板11の上にゲート電極1
2が形成される。ゲート電極12はTa、Ti、Al、
Cr等の単層又は多層の金属をスパッタリングにより透
明な絶縁性の基板11の上に厚さ200nm〜400n
m、望ましくは300nm程度堆積し、その後にパター
ニングして作製される。この際同時に、途中で分岐した
ゲート電極12を有するゲートバスライン12aが形成
される。
【0026】ゲート電極12が形成された基板11の上
には、金属酸化膜13a、ゲート絶縁膜13b、a−S
iからなる半導体層14’が形成される。金属酸化膜1
3aは、例えば陽極酸化法によって厚さ200nm〜5
00nm、望ましくは400nmに形成される。金属酸
化膜13aの上のゲート絶縁膜13bは、たとえばP−
CVD法によってSiNxを厚さ200nm〜500n
m、望ましくは300nm程堆積したものである。ゲー
ト絶縁膜13bの上の半導体層14’は、外側から順に
コンタクト層16a、16b及び半導体層14が形成さ
れる。これらは、前記半導体層14’にイオンの注入を
行うことによって形成される。
【0027】図6は、本発明薄膜トランジスタのイオン
注入時の構造を示す。具体的には図6に示すように、T
FT10はゲート絶縁膜13bの上に上記半導体層1
4’を、例えばP−CVD法によって厚さ20nm〜1
00nm、望ましくは50nm程堆積してパターニング
し、さらに半導体層14’の上に感光性樹脂膜15を同
様に厚さ約1μm程度塗布し、パターニングして形成さ
れる。
【0028】次いで、感光性樹脂膜15の上から例えば
V族元素又はその化合物や、III族元素又はその化合物
の不純物を、半導体層14’に加速電圧1keV〜10
0keV、望ましくは10keV〜30keVでイオン
を注入する。このとき、感光性樹脂膜15で覆われてい
ない半導体層14’の部分は、不純物が打ち込まれたコ
ンタクト層16a、16bとなる。
【0029】続いて、このTFT10はイオンの注入が
行われた後、感光性樹脂膜15を剥離液等を用いて剥離
する。基板11の上にはソース電極17とドレイン電極
18とが分離して形成される。これらソース電極17と
ドレイン電極18とは、Ti、Al、Mo、Cr等を用
いて、それぞれ厚さ200nm〜400nm、望ましく
は300nmに形成される。
【0030】続いて、基板11の上にはドレイン電極1
8に電気的に接続された絵素電極19が形成される。絵
素電極19はインジウム錫酸化膜ITOを用いて、厚さ
50nm〜100nm、望ましくは80nmに形成され
る。
【0031】本発明の薄膜トランジスタはこのように構
成されているので、図5に示すようにチャネル保護膜1
5が存在しない状態となる。このため、デポ工程、エッ
チング工程が1回省略される。
【0032】図2、図3、図4は本発明薄膜トランジス
タの実施例1の変形例である実施例2、3、4の一部を
示す。図7は図2に示す実施例2のC−C線に於ける断
面図であり、図11は図4に示す実施例4のD−D線に
於ける断面図である。実施例2が実施例1と異なる点
は、ゲート電極12、ゲート絶縁膜13bが、コンタク
ト層16a、16bよりも幅狭に形成されていることで
ある。また、実施例4が実施例1と異なる点は、半導体
層14とコンタクト層16a及びコンタクト層16bと
の間に、低濃度にイオンが打ち込まれたコンタクト層1
6’a、16b’が各々形成されていることである。
【0033】感光性樹脂膜15’等のイオン注入用マス
クによるチャネル保護膜15のパターン形成は、ゲート
電極12による裏面露光でも可能である。その結果、デ
ポ工程を1回、エッチング工程を1回、フォトマスクを
1枚省略でき、工程の簡略化が可能となる。
【0034】図10は、本発明薄膜トランジスタの裏面
露光時の製造工程に於ける構造を示す。従来の製造工程
ではイオンを注入した後感光性樹脂膜15を剥離する
が、本発明の製造工程ではイオンを注入した後感光性樹
脂膜15を剥離しないで金属薄膜17’を形成する。そ
して、通常のソース電極17とドレイン電極18を形成
する工程を行う。
【0035】次に、感光性樹脂膜15を剥離しないで導
電性薄膜19’を全面に形成した後絵素電極19を形成
し、イオン注入用マスク15を剥離することによりソー
ス電極17とドレイン電極18とをそれぞれ分離して形
成する。つまり、ソース電極17とドレイン電極18や
絵素電極19のエッチング不良などによる導電性薄膜の
残渣を剥離する。この結果、ソース電極17とドレイン
電極18の間で起こるリーク電流を無くすることができ
る。
【0036】感光性樹脂膜15等のイオン注入用マスク
によるチャネル保護膜15は、容易に厚さを1μm以上
にできる。ここで、イオン注入のときのチャネル部分へ
のイオンの侵入を十分に抑えることができるので、TF
T10の特性は向上する。感光性樹脂膜15等のイオン
注入用マスクによりチャネル保護膜15を形成する際
に、チャネル保護膜15の側面は傾斜して形成される。
この側面の傾斜角度は5°〜60°、望ましくは30°
位とする。傾斜した側面は、感光性樹脂膜15の粘度、
焼成温度、露光強度等の条件を調整することにより形成
される。
【0037】次いで、その上から同様に例えばV族元素
又はその化合物や、III族元素又はその化合物の不純物
を半導体層14’に加速電圧1keV〜100keV、
望ましくは10keV〜30keVでイオンを注入す
る。このとき、感光性樹脂膜15で覆われていない半導
体層14’の部分は、不純物が打ち込まれたコンタクト
層16a、16bとなる。
【0038】図11は図4に示す実施例4のイオン注入
時の構造の断面図であり、図12は薄膜トランジスタに
イオンを注入する製造工程時の構造を示す。図12に示
すように、感光性樹脂膜15の傾斜した側面の下の半導
体層24にも、わずかであるがチャネル保護膜25を突
き抜けたイオンが打ち込まれ、低濃度にイオンが打ち込
まれたコンタクト層16a’、16b’が形成される。
その結果、容易にLDD構造のTFT10が形成され
る。
【0039】なお、上記実施例4の製造方法では、イオ
ン注入法を用いてコンタクト層16a’、16b’を形
成しているが、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は
上記の製造方法に限定されるものではない。上記イオン
注入法以外の他の方法を用いて同一部分にコンタクト層
16a’、16b’を形成してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の薄膜トランジスタの製造方法で
は、感光性樹脂膜等のイオン注入用マスクによるチャネ
ル保護膜のパターン形成はゲート電極による裏面露光で
も可能である。その結果、デポ工程を1回、エッチング
工程を1回、フォトマスクを1枚省略でき、製造工程の
簡略化が可能となる。
【0041】上記製造方法による構造によれば、パター
ニングした時のアライメントずれによるマージンを設計
上考えないでよいので、パターンの高精細化も可能であ
る。導電性膜を形成した後に、感光性樹脂膜等のイオン
注入用マスクによるチャネル保護膜を剥離して、ソース
電極とドレイン電極の間のリーク電流を無くすることが
できる。イオン注入用マスクによるチャネル保護膜はそ
の側面が傾斜して形成され、容易にLDD構造の薄膜ト
ランジスタを形成でき、特性や信頼性が向上する。
【0042】この製造方法を用いれば、製造工程やフォ
トマスクの数を増やすことなく、上記構造の薄膜トラン
ジスタを製造することが可能となる。この結果、高精細
で歩留まりが要求されたアクティブマトリクス型の表示
装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明薄膜トランジスタの実施例1の構造を示
す平面図。
【図2】本発明薄膜トランジスタの実施例2の構造を示
す平面図。
【図3】本発明薄膜トランジスタの実施例3の構造を示
す平面図。
【図4】本発明薄膜トランジスタの実施例4の構造を示
す平面図。
【図5】図1のB−B線に於ける断面矢視図。
【図6】本発明のイオン注入時の薄膜トランジスタの構
造を示す断面図。
【図7】図2のC−C線に於ける断面矢視図。
【図8】本発明薄膜トランジスタの裏面露光時の構造を
示す断面図。
【図9】本発明薄膜トランジスタのイオン注入時の構造
を示す断面図。
【図10】本発明薄膜トランジスタの裏面露光時の構造
を示す断面図。
【図11】図4のC−C線に於ける断面矢視図。
【図12】本発明薄膜トランジスタのイオン注入時の構
造を示す断面図。
【図13】従来の薄膜トランジスタのイオン注入による
構造を示す平面図。
【図14】従来の薄膜トランジスタのイオン注入による
構造を示す断面図。
【図15】従来の薄膜トランジスタのイオン注入時の構
造を示す断面図。
【符号の説明】
10、 TFT 11、 基板 12、 ゲート電極 12a、 ゲートバスライン 13a、 金属酸化膜 13b、 ゲート絶縁膜 14、 半導体層 14’、 イオンを注入する前の半導体層 15、 イオン注入用マスクからなるチャ
ネル保護膜 15’ 感光した感光性樹脂膜 16a、16b、 コンタクト層 16a’、16b’ 低濃度にイオンが打ち込まれたコ
ンタクト層 17、 ソース電極 17a、 ソースバスライン 18、 ドレイン電極 17’、 金属薄膜 19、 絵素電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−21864(JP,A) 特開 平3−231473(JP,A) 特開 平5−129330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 29/786 H01L 21/336 G02F 1/136 500

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜
    と、第1の領域及び第2の領域を有する半導体層と、を
    この順で形成する工程と、 前記半導体層の第1の領域を覆うように、マスクパター
    ンを形成する工程と、 前記マスクパターンを注入マスクとして、前記半導体層
    の上方からイオンを注入することによって、前記半導体
    層の第2の領域にコンタクト層を形成する工程と、 前記コンタクト層に電気的に接続するソース・ドレイン
    電極を形成する工程と、を包含しており、 前記マスクパターンはテーパ状のエッジ部を有し、該エ
    ッジ部は、前記半導体層の第2の領域に含まれる、前記
    第1の領域に隣接する第3の領域上に位置しており、 前記イオン注入工程によって、前記第3の領域における
    不純物濃度が、前記第2の領域から第1の領域に向かっ
    て徐々に減少することを特徴とする薄膜トランジスタの
    製造方法。
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