JP2905437B2 - ビデオ装置 - Google Patents

ビデオ装置

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JP2905437B2
JP2905437B2 JP8036930A JP3693096A JP2905437B2 JP 2905437 B2 JP2905437 B2 JP 2905437B2 JP 8036930 A JP8036930 A JP 8036930A JP 3693096 A JP3693096 A JP 3693096A JP 2905437 B2 JP2905437 B2 JP 2905437B2
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宏和 田切
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオ装置に関し、
詳しくはビデオ装置に使用する半導体装置の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ信号等の録画動作、録画さ
れた磁気テープの再生動作及び録画予約等のタイマ動作
等が行えるようなビデオ装置(以下「VCR」と略す)
では、その動作状態や時間等の表示器として認識性が高
く高級感の有る蛍光表示管(以下「FL管」と略す)を
用いるのが一般的になっている。一方、録画動作のでき
ない再生動作専用のビデオ装置(以下「VCP」と略
す)では、高価なFL管ではなく安価なLED等を用い
たり表示を無くしたりして、できるだけ装置を安価に構
成できるようにしている。従って、これらのビデオ装置
は図3に示すようなシステム構成になっていた。
【0003】図3(a)に示す従来のVCRは、ビデオ
装置の動作制御を行うためにシステム制御回路31a、
サーボ制御回路31b、タイマ制御回路31c及びチュ
ーナ制御回路31d等が1チップに集積化された半導体
装置(以下「シスコン」と略す)31と、時間や動作状
態等の表示を行うためのFL管14と、シスコン31か
らの信号を配線L1を介して受けてFL管14を駆動す
るための駆動IC32と、チューナ制御回路31dに設
けられたPWMからの出力信号をトランジスタ36を介
して受けることにより選局動作を行うチューナ装置13
とから構成されている。更に、システム制御回路31a
は配線L0を介して図示しないスイッチ入力等からの信
号が入力され、サーボ制御回路31bは入力信号に応じ
て配線L4を介してサーボモータやキャプスタンモータ
の回転制御等を行うようになっている。尚、FL管14
やチューナ装置13を駆動するには10V以上の電源電
圧が必要なので、同図に示すようにトランジスタ36を
介してチューナ装置13を駆動するか、シスコン31を
高耐圧対応のプロセスで形成してトランジスタ36を省
略するようにしている。尚、トランジスタ36のコレク
タをプルアップする抵抗35、チューナ装置13、駆動
IC32及びFL管14にはシスコン31の電源電圧
(Vcc1)よりも高い電圧(Vcc2)が接続されて
いる。
【0004】一方、図3(b)のVCPは、テレビ信号
の録画動作や録画予約等のタイマ動作を行わないととも
にFL管による動作表示も行わないので、図3(a)の
シスコン31の内のシステム制御回路31aとサーボ制
御回路31bと同様な構成の回路部のみから半導体装置
36が構成され、配線L0からの信号入力に応じた各モ
ータの回転制御等を配線L5を介して行うことにより録
画されたテープの再生動作が行えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、VCR
とVCPのシスコンでは要求される機能が大幅に異なっ
ているので、VCRのシスコン31をVCPにそのまま
使用することやVCPのシスコン36をVCRにそのま
ま使用することは無駄が多かった。即ち、VCRのシス
コン31をVCPに使用する場合には、VCPでは使用
しないタイマ制御回路やチューナ制御回路等の大規模な
回路を有する分だけシスコン31のチップ面積が大きい
とともに使用しない半導体装置の端子が多いので、シス
コンの単価が高くなってVCPが割高になってしまう。
また、シスコン31を高耐圧対応のプロセスで形成する
ことによりチューナ装置13を直接駆動できるようにす
る場合には、デザインルール的にそのチップ面積が更に
大きくなってしまうので更に割高になってしまう。
【0006】逆に、VCPのシスコン36をVCRに使
用する場合には、別途タイマ制御やチューナ制御のため
の半導体装置を形成しなければならないとともに、半導
体装置の端子接続箇所が増加して信頼性が低下したり、
複数の半導体装置を搭載する基板の面積が増加したりす
ることになる。また、シスコン36の端子数が足りない
ような場合には、端子を共用できるようにプログラムを
変更したり基板の配線パターンを大幅に変更したりしな
ければならなかった。従って、シスコン36以外に共用
できる部分は殆どなく、開発期間及び費用がかかってい
た。
【0007】また、上述のような理由から、VCRとV
CPとにそれぞれに専用のシスコン及び基板を開発する
場合が多かったが、このような方法ではVCR及びVC
Pで共通に使用できる部分が殆どないので開発期間及び
費用がかかることとなり、開発効率を良くすることが難
しかった。そこで本発明はこれらの問題を解決し、VC
Rに用いるシスコンとVCPに用いるシスコンとに共通
の半導体装置を使用できるようにすることによって、シ
スコンのプログラム及びこれを搭載する基板の配線パタ
ーン等をできるだけ共通に使用できるようにしてプログ
ラムや基板の開発期間を短縮しその開発費等を削減でき
るようにするとともに、シスコンを通常耐圧のプロセス
で形成できるようにして更にコストパフォーマンスの良
いビデオ装置を提供できるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の記載に係わるビデオ装置(VCR)
は、チューナ装置によりテレビ信号を選局して磁気テー
プに記録したり記録された信号を再生したりするビデオ
装置において、記録及び再生を含むシステム動作を制御
するための第1の半導体装置と、システム動作の状態表
示を行う蛍光表示管を駆動するための第2の半導体装置
とを有するとともに、第2の半導体装置はチューナ装置
を制御するための制御回路を内蔵し第1の半導体装置の
電源電圧よりも高い電源電圧を印加するように構成され
ていることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の記載に係わる再生ビデオ
装置(VCP)は、記録を行なわない再生専用の再生ビ
デオ装置のシステム動作を制御するための半導体装置に
第1の半導体装置を用いたことを特徴とする。本発明の
ようなシステム構成をとることにより、VCR及びVC
Pに共通に用いることのできるシスコンとしての半導体
装置を高耐圧プロセスを用いないでも外付け部品数を少
なく形成できるようになるとともに、半導体装置を含め
た回路及びこれらを搭載する基板の配線パターン等を共
通に使用することのできる割合を多くすることができる
ようになる。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。尚、本明細書では、全図面を通
して、同一または同様の部位には同一の符号を付して説
明することにより説明を簡略化するようにしている。図
1は本発明のビデオ装置のシステム構成例を示し、図1
(a)に示すVCRは、ビデオ装置の動作制御を行うた
めにシステム制御回路部11a、サーボ制御回路部11
b及びタイマ制御回路部11c等の回路部が1チップに
集積化されたシスコン11と、時間や動作状態等の状態
表示を行うためのFL管14と、テレビ信号の選局動作
を行うためのチューナ装置(「チューナユニット」とも
いう)13と、FL管14及びチューナ装置13を駆動
するための回路が1チップに集積化された駆動装置12
とから構成されている。また、駆動装置12は、複数本
の配線L2を介してFL管14を駆動するためのFLド
ライバ回路部12aと、複数本の配線L3を介してチュ
ーナ装置13を駆動するためにPWM出力が内蔵された
チューナ制御回路部12bとから構成されている。更
に、システム制御回路部11aは複数本の配線L0を介
して図示しないキー入力やリモコン入力等の信号が入力
されるとともに複数本の配線L1を介して駆動装置12
と接続され、サーボ制御回路部11bは複数本の配線L
4を介して図示しないサーボモータやキャプスタンモー
タ等と接続されている。尚、駆動装置12、チューナ装
置13、FL管14及び配線L3のプルアップ抵抗15
はシスコン11に印加される電源電圧(Vcc1:3V
乃至5V)よりも高い電源電圧(Vcc2:10V以
上)が印加されている。
【0011】このような構成により、システム制御回路
部11aで配線L0からの入力信号に応じた各回路部の
制御動作を行い、サーボ制御回路部11bで各動作状態
に応じて各モータのサーボ制御等を行い、タイマ制御回
路部11cで録画予約の時間制御等を行い、FLドライ
バ回路部12aでFL管14に動作状態や時間等の表示
制御を行い、チューナ制御回路部12bのPWM出力で
チューナ装置13の選局動作の制御を行うことにより、
VCR装置が動作するようになっている。
【0012】一方、図1(b)に示すVCPは、選局動
作やFL管への表示動作が必要ないので、VCRのシス
コン11により基本システムが構成され、動作プログラ
ムの変更のみにより配線L0からの入力信号に応じて各
モータのサーボ制御やLED表示やオンスクリーン表示
等を行うようになっている。尚、VCPは再生動作のみ
なので時計等の時間制御を行うことが少なくタイマ制御
回路部11cは殆ど使用しない不要な回路となってしま
うが、従来のシスコン31に比べればチューナ制御回路
部が無くなっている分小さく形成されているので、従来
に比べてコストパフォーマンスが良くなっている。
【0013】図2は本発明のビデオ装置の他のシステム
構成例を示し、図2(a)に示すVCRは、各制御用の
半導体装置(IC)を制御して所定の動作を行わせるた
めの1チップマイクロコンピュータ等からなるシステム
制御用IC21と、モータ制御等を行うためのサーボ制
御用IC26と、録画予約等の時間制御を行うためのタ
イマ制御用IC27と、チューナ装置13及びFL管1
4と、FL管14及びチューナ装置13を駆動するため
の駆動装置12′とから構成されている。また、サーボ
制御用IC26は複数本の配線L4を介して図示しない
各モータ等と接続され、システム制御用IC21は複数
本の配線L1を介して駆動装置12′と接続され、駆動
回路12は複数本の配線L2を介してFL管14と接続
され、駆動回路12′のPWM出力は複数本の配線L3
を介してチューナ装置13と接続され、システム制御用
IC21とサーボ制御用IC26及びタイマ制御用IC
27との間はそれぞれ複数本の配線L6及びL7を介し
て接続されている。尚、駆動装置12′の構成は、図1
(a)の抵抗15に相当するプルアップ抵抗を内蔵して
いる以外は同図の駆動回路12と同じ構成になってい
る。尚、このような構成で図1(a)のVCRと同様な
動作が可能になっているので、詳細な動作説明は割愛す
る。
【0014】一方、図2(b)に示すVCPは、図2
(a)のVCRと同様のシステム制御用IC21とサー
ボ制御用IC26とによりシステムが構成され、動作プ
ログラムの変更等により再生専用の動作を行うようにな
っている。尚、図2(b)のVCPはタイマ制御用IC
27も使用しない簡略化された構成になっているが、各
制御用IC用の半導体チップを個別にパッケージングす
る事になるので、VCRとしては図1の場合よりも高価
になることもある。
【0015】尚、本発明のビデオ装置は上述の実施の形
態に限定されるものではなく、例えば、図2(a)のシ
ステム制御用IC21とサーボ制御用IC26とを1チ
ップに集積したマイコンサーボを構成するようにすれば
半導体装置を更に安価に形成できるとともに基板面積を
更に小さくすることができ、信頼性を向上することがで
きるようになる。また、駆動装置12、FL管14及び
チューナ装置13の電源電圧は同一である必要は無いと
ともに、FL管14またはチューナ装置13の一方がシ
スコンと同様な電源電圧の場合には駆動回路12の出力
電圧を分圧等して出力するようにしても構わない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビデオ装
置のシステム構成によれば、VCR及びVCPに共通に
用いることのできるシスコンとしての半導体装置を高耐
圧プロセスを用いないでも外付け部品数を少なく形成で
きるようになるので、従来に比べてチップ面積が小さく
なって半導体装置が安価に形成できるとともに、これら
を搭載する基板の部品数が少なくなって基板面積を小さ
く形成でき、信頼性が向上するという効果がある。ま
た、半導体装置を含めた回路及びこれらを搭載する基板
の配線パターン等を共通に使用することのできる割合を
多くすることができるようになるので、シスコンのプロ
グラム及び基板の配線パターン等の開発期間を短縮し開
発費用を削減できるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のビデオ装置のシステム構成を示す説
明図、
【図2】 本発明の他のビデオ装置のシステム構成を示
す説明図、
【図3】 従来のビデオ装置のシステム構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
11 :シスコン(システムコントローラ) 11a:システム制御回路 11b:サーボ制御回路 11c:タイマ制御回路 12 :駆動装置 12a:FLドライバ回路 12b:チューナ制御回路 13 :チューナ装置(チューナユニット) 14 :蛍光表示管(FL管)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナ装置によりテレビ信号を選局し
    て磁気テープに記録したり記録された信号を再生したり
    するビデオ装置において、前記記録及び再生を含むシス
    テム動作を制御するための第1の半導体装置と、前記シ
    ステム動作の状態表示を行う蛍光表示管を駆動するため
    の第2の半導体装置とを有するとともに、前記第2の半
    導体装置は前記チューナ装置を制御するための制御回路
    を内蔵し前記第1の半導体装置の電源電圧よりも高い電
    源電圧を印加するように構成されていることを特徴とす
    るビデオ装置。
  2. 【請求項2】 記録を行なわない再生専用の再生ビデオ
    装置のシステム動作を制御するための半導体装置に前記
    第1の半導体装置を用いたことを特徴とする再生ビデオ
    装置。
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