JP3156509B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として携帯用のオーデ
ィオビジュアル機器に用い、有線で制御を行うリモート
コントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の目的には、たとえばヘッド
ホンコードの中間に設けたリモートコントロール部によ
って本体機器の操作を行っていた。以下図面を用いて従
来例のリモートコントロール装置について説明する。
【0003】従来例のリモートコントロール装置の構成
を示すブロック図である図2において、本体メカニズム
コントロール部においては本体側マイクロコンピュータ
21のVcc端子に電源電圧Vcc 1.2Vが印加さ
れ、同じくVss端子には電源電圧のGNDが印加され
ている。
【0004】図示しないが本体メカニズムコントロール
部、リモートコントロール部ともに、各種操作スイッ
チ、たとえばPLAY/STOP,FF/+,REW/
−,GEQおよびHOLD SW等を備え、これらのス
イッチの操作によって図3に示すような通信パルス列が
操作スイッチを操作した側のマイクロコンピュータで発
生する。本体側マイクロコンピュータ21のDATA
OUT端子は通常はオープンであってパルスの発生する
通信時にはLowレベルとなる設定である。この通信時
のLowレベルによって抵抗器R21を介してトランジ
スタQ21はオンとなり抵抗器R23の両端に発生した
電位が通信端子22を介してリモートコントロール側マ
イクロコンピュータ25のIn端子に与えられる。2
3,24はそれぞれ本体メカニズムコントロール部から
リモートコントロール部に電源電圧を与える電源端子で
ある。
【0005】またリモートコントロール側マイクロコン
ピュータ25の通信出力端子Outの電位は通常はオー
プンで、通信時にはHighとなり、通信端子22を介
して本体側マイクロコンピュータ21のREMOTE
IN端子に与えられ、リモートコントロール部からの操
作信号が本体に伝達され、パルス列に対応する機能操作
が行われる。いずれの場合もリモートコントロール部に
伝達されたパルス列を判別して液晶表示素子LCDで本
体の動作状態を表示し、確認することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例のリモートコントロール装置においては、リ
モートコントロール部から本体メカニズムコントロール
部へコントロール信号を送って本体メカニズムコントロ
ール部を制御するとともに、本体側のメカニズムコント
ロール部単独でも同様のコントロールができるので、本
体側の現在の動作状態をリモートコントロール部の表示
装置で表示して確認する必要があり、本体側のメカニズ
ムコントロール部における状態信号をリモートコントロ
ール部へ送り、それを処理してたとえばLCD表示器で
表示をするために、またリモートコントロール部から複
雑な制御信号を送信するためにリモートコントロール部
にもマイクロコンピュータを必要とし、そのための電源
供給線を信号線以外に設ける必要があった。
【0007】ところが一般にこのようなリモートコント
ロール部はヘッドホンコードの中間に設けられることが
多いため、ヘッドホンに音響信号を供給するコードとは
別に並行して設ける必要がある。そのためにリモートコ
ントロール部まではコードの太い束ができ外観上好まし
くなく、取り扱いにくいという問題点があり、1本でも
線の数を少なくしたいという要望が強かった。
【0008】本発明は上記のような従来の問題点を改善
するためのもので、本体メカニズムコントロール部から
リモートコントロール部へ供給する電源供給線と信号線
とを共用してコード数を減少させる手段の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のリモートコントロール装置は、電源と、電源
の一方の極性を接続した第1の電源端子と、電源の他方
の極性を電位引き上げ手段を介して接続した第2の電源
端子と、特定のパルス列を発生する第1のパルス列発生
手段と、第1のパルス列発生手段からの信号出力に応答
して第1の電源端子と第2の電源端子との間をオンさせ
ることにより電位引き上げ手段により第1および第2の
電源端子間の電位差を減少させる第1のスイッチング素
子とを有する本体メカニズムコントロール部と、通常は
オンであり第1の電源端子の電圧を第3の電源端子に供
給し、第1および第2の電源端子の電位差の減少を検出
してオフとなる第2のスイッチング素子と、第3および
第2の電源端子の電位差によって充電されるコンデンサ
と、第3および第2の電源端子の電位差を電源として動
作して第1および第2の電源端子の電位差を分割する第
2および第3の抵抗器の結合点電位を入力として特定の
パルス列を判別するパルス列判別手段と、第3および第
2の電源端子の電位差を電源として動作してパルス列判
別手段の出力により特定のパルス列対応の表示をさせる
表示制御手段と、第3および第2の電源端子の電位差を
電源として動作して表示制御手段により制御される表示
手段と、第3および第2の電源端子の電位差を電源とし
て動作して特定のパルス列を発生する第2のパルス列発
生手段と、第2のパルス列発生手段からの信号出力に応
答して第1の電源端子と第2の電源端子との間をオンさ
せる第3のスイッチング素子とを有するリモートコント
ロール部とを備えた構成である。
【0010】さらに具体的には 電源と、電源の一方の
極性を接続した第1の電源端子と、電源の他方の極性を
電位引き上げ手段である第1の抵抗を介して接続した第
2の電源端子と、電源の電圧を印加され、かつ第2の電
源端子を信号入力端子に接続し、特定のパルス列を発生
するパルス列発生手段、特定のパルス列を判別するパル
ス列判別手段およびパルス列判別手段の出力により特定
のパルス列対応の機能を作動させる機能作動手段を持っ
た本体側マイクロコンピュータと、本体側マイクロコン
ピュータの信号出力端子からの信号出力に応答して第1
の電源端子と第2の電源端子との間をオンさせる第1の
スイッチング素子とを有する本体メカニズムコントロー
ル部と、通常はオンであり第1の電源端子の電圧を第3
の電源端子に供給し、第1および第2の電源端子の電位
差の減少を検出してオフとなる第2のスイッチング素子
と、第3および第2の電源端子の電位差によって充電さ
れるコンデンサと、第1および第2の電源端子の電位差
またはコンデンサの充電電荷を電源として動作し第1お
よび第2の電源端子の電位差を分割する第2および第3
の抵抗器の結合点電位を信号入力端子に入力し、かつ特
定のパルス列を発生するパルス列発生手段、特定のパル
ス列を判別するパルス列判別手段およびパルス列判別手
段の出力により特定のパルス列対応の表示をさせる表示
制御手段を持ったリモートコントロール側マイクロコン
ピュータと、リモートコントロール側マイクロコンピュ
ータの信号出力端子からの信号出力に応答して第1の電
源端子と第2の電源端子との間をオンさせる第3のスイ
ッチング素子とを有するリモートコントロール部とを備
えた構成となっている。
【0011】
【作用】本発明は上記構成において、基本的には、特定
のパルス列を発生する第1または第2のパルス列発生手
段からのパルスの発生によって対応する第1または第3
のスイッチング素子をオンさせることにより第1と第2
の電源端子間の電位を電位引き上げ手段によって減少さ
せ、パルスの波形が生じて第1と第2の電源端子間の電
位が減少している期間は第2のスイッチング素子によっ
て第1の電源端子と第3の電源端子間が遮断され、コン
デンサの蓄積電荷によってリモートコントロール側の素
子に電源を与えるように作用することとなる。
【0012】
【実施例】以下本発明のリモートコントロール装置の一
実施例について図面に基づいて説明する。本発明の一実
施例のリモートコントロール装置のブロック図である図
1において、本体メカニズムコントロール部1とリモー
トコントロール部2とは電気的には第1の電源端子3,
第2の電源端子4で接続されている。本体メカニズムコ
ントロール部1には電源5を有し、その(−)端子は接
地され、(+)端子はたとえばVccとして1.2Vを
供給する。本体側マイクロコンピュータ6は電源5のV
ccに接続された図示の電源端子Vcc、接地端子Vs
s、信号出力端子Out、信号入力端子In以外に各種
操作用入力端子を有するが、ここでは図示を省略する。
【0013】本体側マイクロコンピュータ6の信号出力
端子Outからは抵抗器R4を介して本体メカニズムコ
ントロール部1からリモートコントロール部2への通信
用の第1のスイッチング素子であるトランジスタQ1の
ベースに接続され、そのベースとエミッタ間には抵抗R
5が接続され、そのエミッタは電源5のVcc側に接続
されている。電源5の(+)端子Vccはトランジスタ
Q2を介して電源端子3に接続されている。トランジス
タQ2のベースは抵抗器R6で接地されている。この本
体側マイクロコンピュータ6の信号出力端子Outは通
常はオープンとなっており、通信時にはLowとなる。
【0014】本体側マイクロコンピュータ6の機能とし
ては、少なくとも各種操作用入力端子への入力に対応し
て特定のパルス列を発生するパルス列発生手段と、入力
した特定のパルス列を判別するパルス列判別手段と、こ
のパルス列判別手段の出力により特定のパルス列に対応
する機能を本体機器に作動させる機能作動手段とを有す
る。以上はリモートコントロール部との通信に関わる機
能であるが、もちろん本体機器の各種制御用のマイクロ
コンピュータの機能の一部を兼用しても差し支えない。
【0015】一方第2の電源端子4からは電位引き上げ
手段である抵抗器R1で接地されるとともに本体側マイ
クロコンピュータ6のIn端子とトランジスタQ1のコ
レクタとに接続されている。
【0016】つぎにリモートコントロール部2において
は、リモートコントロール部2から本体メカニズムコン
トロール部1に対して送信するための第3のスイッチン
グ素子であるトランジスタQ−RMOUTのコレクタは
第1の電源端子3に、そのエミッタは第2の電源端子4
に接続され、そのベースは抵抗器R7を介してリモート
コントロール側マイクロコンピュータ7のOut端子R
00に接続され、また第1の電源端子3と第2の電源端
子4との間に抵抗器R2とR3の直列回路が接続され、
抵抗器R2に比べて抵抗器R3が十分大きくなるように
設定された中間接続点がリモートコントロール側マイク
ロコンピュータ7のIn端子K03に接続されているた
めに、非通信時には、リモートコントロール側マイクロ
コンピュータ7のIn端子K03はHighとなってい
る。またこのリモートコントロール側マイクロコンピュ
ータ7のOut端子R00は通常Lowレベルとなって
おり、通信時にはHighレベルとなる。
【0017】第1の電源端子3からはさらに第2のスイ
ッチング素子であるトランジスタQ−REMSWのエミ
ッタに接続され、このトランジスタのベースはトランジ
スタQ−INHのコレクタに接続されるとともに抵抗器
R8で第2の電源端子4に接続されている。リモートコ
ントロール部2への電源供給スイッチであるトランジス
タQ−REMSWのコレクタと、通信時にトランジスタ
QREMSWに逆電流が流れるのを防止するトランジス
タQ−INHのエミッタとは接続されて第3の電源端子
Vcc2を形成し、この第3の電源端子Vcc2に各種
操作スイッチPLAY/STOP,FF/+,REW/
−,GEQおよびHOLD SWの一端が接続され各種
操作スイッチの他端はそれぞれリモートコントロール側
マイクロコンピュータ7のK02,P00,P01,K
01およびP02の入力端子に接続されている。先に説
明は省略したが、本体メカニズムコントロール部1にも
これと同等または必要によってさらに他の機能を操作す
る操作スイッチを備えているものとする。
【0018】リモートコントロール側マイクロコンピュ
ータ7のVcc端子は先の第3の電源端子であるVcc
2端子に、Vss端子は第2の電源端子4に接続されて
いる。リモートコントロール側マイクロコンピュータ7
の機能としては、少なくとも各種操作スイッチ入力に対
応する特定のパルス列を発生するパルス列発生手段と、
入力された特定のパルス列を判別するパルス列判別手段
と、このパルス列判別手段の出力により特定のパルス列
に対応する表示を表示部にさせる表示制御手段とを有す
る。
【0019】なおコンデンサCが端子Vcc2と第2の
電源端子4との間に接続されている。各トランジスタは
図示の電源の極性に対して図示の極性のものを用いるも
のとする。なおリモートコントロール側マイクロコンピ
ュータ7のReset端子に電源投入時のリセットを行
うリセット回路が接続されているが、本発明の動作に直
接関係がないので説明は省略する。
【0020】以上のように構成され、つぎにその動作を
説明する。電源投入後本体メカニズムコントロール部
1、リモートコントロール部2とも機能操作がなく、双
方の間で通信がないときは第1の電源端子3,第2の電
源端子4で接続されている2本の線は電源供給用として
用いられる。この間にトランジスタQ2およびQ−RE
MSWを通して第3の電源端子として電圧Vcc2が与
えられ、これによってコンデンサCに電荷が蓄積され
る。この蓄積された電荷は後述するように通信時のリモ
ートコントロール側マイクロコンピュータ7の電源供給
源となる。
【0021】つぎに本体メカニズムコントロール部1か
らリモートコントロール部2への通信時について説明す
る。まず本体メカニズムコントロール部1のいずれかの
操作スイッチが操作され、本体側マイクロコンピュータ
6内で発生した図3に示すようなパルス列によって、本
体メカニズムコントロール部1からリモートコントロー
ル部2へと通信が行われるときは、パルス波形の発生ご
とに本体側マイクロコンピュータ6の信号出力端子Ou
tがオープンからLowレベルとなり、トランジスタQ
1はオフからオンとなり、抵抗器R1があるために第2
の電源端子4の電位はGNDからVccに引き上げら
れ、したがって抵抗R2とR3の接続点のVssを基準
とした場合の電位は、本体側マイクロコンピュータ6の
発生するパルスにしたがってVccから0へと変化し、
これがリモートコントロール側マイクロコンピュータ7
のIn端子K03に加えられ、パルス列判別手段によっ
て信号内容が判断され表示制御手段の制御で液晶表示素
子LCDによって表示される。
【0022】また第2の電源端子4の電位がGNDから
Vccに引き上げられたため、抵抗器R8を介してトラ
ンジスタQ−REMSWの順方向動作はオンからオフに
なる。トランジスタQ−REMSWの順方向オフ時には
リモートコントロール側マイクロコンピュータ7はコン
デンサCに蓄積された電荷を電源として動作する。この
とき、トランジスタQ−REMSWの順方向オフ時にコ
ンデンサCの電荷がトランジスタQ−REMSWのコレ
クタからベースに向かって逆流するのを逆電流防止素子
であるトランジスタQ−INHで阻止する。すなわち抵
抗器R9で印加される電源端子3の対GND電位よりト
ランジスタQ−INHのエミッタの対GND電位が高く
なるのでトランジスタQ−INHはオンし、トランジス
タQ−REMSWのコレクタとベース間を同電位として
トランジスタQ−REMSWは順方向動作、逆方向動作
とも完全にオフとなる。この逆流防止のためにトランジ
スタQ−REMSWの後に第3の電源端子Vcc2に向
けて順方向のダイオードを用いる、またはトランジスタ
Q−REMSWとQ−INHとを、第3の電源端子Vc
c2に向けて順方向のダイオードに置き換えることも原
理的にはできるが、ダイオード内部の順方向電圧降下が
大きいために電源電圧が十分高い場合でないと実用的で
はない。
【0023】つぎにリモートコントロール部2から本体
メカニズムコントロール部1への通信時について説明す
る。まずリモートコントロール部2のいずれかの操作ス
イッチが操作され、リモートコントロール側マイクロコ
ンピュータ7内のパルス列発生手段で発生した図3に示
すようなパルス列によって、リモートコントロール部2
から本体メカニズムコントロール部1へと通信が行われ
るときは、パルス波形の発生ごとにリモートコントロー
ル側マイクロコンピュータ7の信号出力端子Out,R
00がLoWからHighレベルとなり、トランジスタ
Q−RMOUTはオフからオンとなり、オフ時には第2
の電源端子4の電位はGND電位となり、オン時には抵
抗器R1があるために第2の電源端子4の電位はGND
からVccに引き上げられ、この電位変化が第2の電源
端子4に接続された本体側マイクロコンピュータ6の入
力端子Inに印加され、このパルス列を本体側マイクロ
コンピュータ6のパルス列判別手段で解析して機能作動
手段でそれに対応して本体メカニズムを動作させる。
【0024】このときも第2の電源端子4の電位がVc
cに上昇するごとに上記と同様に抵抗器R8を介してト
ランジスタQ−REMSWの順方向動作はオフとなり、
抵抗器R9を介してオンとなったトランジスタQ−IN
HによってトランジスタQ−REMSWは逆方向動作も
オフとなり、この期間のリモートコントロール側マイク
ロコンピュータ7の動作のための電源はコンデンサCの
蓄積電荷から供給される。
【0025】トランジスタQ2は本体メカニズムコント
ロール部からリモートコントロール部への電源電流を供
給し、接続時などに第1の電源端子3がGNDとショー
トしたとき、流れる電流を制限する保護用のもので本発
明の主題ではない。
【0026】実施例において本体メカニズムコントロー
ル部にもリモートコントロール部にもそれぞれマイクロ
コンピュータを持った場合を説明したが、これらは必ず
しもマイクロコンピュータでなくても、同一機能を有す
る専用のICやディスクリート回路でも差し支えない。
【0027】また本体側マイクロコンピュータとリモー
トコントロール側マイクロコンピュータの通常時と通信
時の出力状態が異なる実例で説明したが、マイクロコン
ピュータの都合で他の状態をとるようなものを用いても
差し支えない。さらに表示素子としては液晶表示素子を
用いるよう説明したが、他の表示素子たとえば電流容量
が許せばLEDその他を用いても差し支えない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常状態では電源線として用いる2本の配線のみを用い、
その配線間の電位差の低下を信号の伝送であるとして検
出することにより、信号伝送のための配線を不要にして
本体機器とリモートコントロール部との間の配線数を減
少し、外観を良好にし携帯、取り扱いに便利なリモート
コントロール装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリモートコントロール装置
のブロック図
【図2】従来例のリモートコントロール装置のブロック
【図3】従来例および本発明共通の本体部とリモートコ
ントロール部のマイクロコンピュータに発生する通信パ
ルスデータを示す波形図
【符号の説明】 1 本体メカニズムコントロール部 2 リモートコントロール部 3 第1の電源端子 4 第2の電源端子 5 電源 6 本体側マイクロコンピュータ 7 リモートコントロール側マイクロコンピュータ C コンデンサ LCD 表示素子 Q1 トランジスタ(第1のスイッチング素子) Q−REMSW トランジスタ(第2のスイッチング素
子) Q−INH トランジスタ(逆電流防止素子) Q−RMOUT トランジスタ(第3のスイッチング素
子) R1 第1の抵抗器(電位引き上げ手段) R2 第2の抵抗器 R3 第3の抵抗器 Vcc2 第3の電源端子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、 前記電源の一方の極性を接続した第1の電源端子と、 前記電源の他方の極性を電位引き上げ手段を介して接続
    した第2の電源端子と、 特定のパルス列を発生する第1のパルス列発生手段と、 前記第1のパルス列発生手段からの信号出力に応答して
    前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間をオン
    させることにより前記電位引き上げ手段により前記第1
    および第2の電源端子間の電位差を減少させる第1のス
    イッチング素子とを有する本体メカニズムコントロール
    部と、 通常はオンであり前記第1の電源端子の電圧を第3の電
    源端子に供給し、前記第1および第2の電源端子の電位
    差の減少を検出してオフとなる第2のスイッチング素子
    と、 前記第3および第2の電源端子の電位差によって充電さ
    れるコンデンサと、 前記第3および第2の電源端子の電位差を電源として動
    作して前記前記第1および第2の電源端子の電位差を分
    割する第2および第3の抵抗器の結合点電位を入力とし
    て特定のパルス列を判別するパルス列判別手段と、 前記第3および第2の電源端子の電位差を電源として動
    作して特定のパルス列を発生する第2のパルス列発生手
    段と、 前記第2のパルス列発生手段からの信号出力に応答して
    前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間をオン
    させる第3のスイッチング素子とを有するリモートコン
    トロール部とを備えたリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 電源と、 前記電源の一方の極性を接続した第1の電源端子と、 前記電源の他方の極性を電位引き上げ手段である第1の
    抵抗を介して接続した第2の電源端子と、 前記電源の電圧を印加され、かつ前記第2の電源端子を
    信号入力端子に接続し、特定のパルス列を発生するパル
    ス列発生手段、特定のパルス列を判別するパルス列判別
    手段および前記パルス列判別手段の出力により特定のパ
    ルス列対応の機能を作動させる機能作動手段を持った本
    体側マイクロコンピュータと、 前記本体側マイクロコンピュータの信号出力端子からの
    信号出力に応答して前記第1の電源端子と前記第2の電
    源端子との間をオンさせる第1のスイッチング素子とを
    有する本体メカニズムコントロール部と、 通常はオンであり前記第1の電源端子の電圧を第3の電
    源端子に供給し、前記第1および第2の電源端子の電位
    差の減少を検出してオフとなる第2のスイッチング素子
    と、 前記第3および第2の電源端子の電位差によって充電さ
    れるコンデンサと、 前記第1および第2の電源端子の電位差または前記コン
    デンサの充電電荷を電源として動作し前記第1および第
    2の電源端子の電位差を分割する第2および第3の抵抗
    器の結合点電位を信号入力端子に入力し、かつ特定のパ
    ルス列を発生するパルス列発生手段、特定のパルス列を
    判別するパルス列判別手段および前記パルス列判別手段
    の出力により特定のパルス列対応の表示をさせる表示制
    御手段を持ったリモートコントロール側マイクロコンピ
    ュータと、 前記リモートコントロール側マイクロコンピュータの信
    号出力端子からの信号出力に応答して前記第1の電源端
    子と前記第2の電源端子との間をオンさせる第3のスイ
    ッチング素子とを有するリモートコントロール部とを備
    え、 前記本体側またはリモートコントロール側マイクロコン
    ピュータのいずれかからの通信出力による前記第1およ
    び第2の電源端子間の電位差の減少により互いに他のマ
    イクロコンピュータ信号入力端子に信号入力を与えると
    ともに、その通信出力期間は前記第2のスイッチング素
    子のオフにより前記コンデンサの蓄積電荷を前記リモー
    トコントロール側マイクロコンピュータの電源とするこ
    とを特徴とするリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 コンデンサの電荷が第2のスイッチング
    素子のオフ時に、この第2のスイッチング素子にコンデ
    ンサの蓄積電荷が逆流するのを防止する逆電流防止素子
    を備えた請求項1または2に記載のリモートコントロー
    ル装置。
  4. 【請求項4】 第2のスイッチング素子に代えて第1の
    電源端子から第3の電源端子に向けて順方向となる整流
    素子を有する請求項1または2に記載のリモートコント
    ロール装置。
  5. 【請求項5】 第3および第2の電源端子の電位差を電
    源として動作してパルス列判別手段の出力により特定の
    パルス列対応の表示をさせる表示制御手段と、 前記第3および第2の電源端子の電位差を電源として動
    作して前記表示制御手段により制御される表示手段とを
    有する請求項1記載のリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 リモートコントロール側マイクロコンピ
    ュータの動作状態または第1および第2の電源端子を通
    じて本体側マイクロコンピュータからリモートコントロ
    ール側マイクロコンピュータに与えられた情報を表示す
    る表示素子を備えた請求項2記載のリモートコントロー
    ル装置。
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