JP3203409B2 - 双方向バスライン用スイッチ回路 - Google Patents

双方向バスライン用スイッチ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器における
双方向バスラインに電源が異なる複数のデバイスを接続
する場合の双方向バスライン用スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の双方向バスラインへの接続
手段について図面を参照しながら説明する。図3は双方
向バスラインに各デバイスの出力を直結する接続手段を
用いた場合の構成を示す回路図である。図において、1
は直流電圧が+V_1である電源、2は電源1とは別の、
直流電圧が+V_2である電源、3および4は電源1で駆
動されるデバイス、5および6は電源2で駆動されるデ
バイス、7はデバイス3の信号入出力端とデバイス4の
信号入出力端とを接続する電源1側の双方向バスライ
ン、8はデバイス5の信号入出力端とデバイス6の信号
入出力端とを接続する電源2側の双方向バスライン、9
は双方向バスライン7と双方向バスライン8とを介して
電源1側の各デバイスの信号入出力端と電源2側の各デ
バイスの信号入出力端とを相互に接続する双方向バスラ
インである。10と11はデバイス3の信号入出力端に
接続されたバスライン保護用のダイオードであり、12
と13、14と15、16と17も同様にバスライン保
護用のダイオードである。
【0003】上記構成において、電源1と電源2とがと
もにハイレベル(以下、Hレベルと記す)のとき、デバ
イス3とデバイス4とは電源1で駆動され、双方向バス
ライン7を介して相互に信号を授受し、また、デバイス
5とデバイス6とは電源2で駆動され、双方向バスライ
ン8を介して相互に信号を授受するとともに、電源1側
のデバイス3およびデバイス4は双方向バスライン9を
介して電源2側のデバイス5およびデバイス6と相互に
信号を授受する。このとき、各デバイスの信号入出力端
に接続されたバスライン保護用のダイオード10ないし
17は、双方向バスライン7、双方向バスライン8、お
よび双方向バスライン9を介して静電気や過電圧が印加
されるのを防止して各デバイスを保護している。
【0004】しかし、上記構成において、たとえば、電
源2をローレベル(以下、Lレベルと記す)にした場
合、電源2側のデバイス5とデバイス6とに設けたバス
ライン保護用のダイオード14および16とは双方向バ
スライン9のHレベルに対してオンとなり、電源1側の
双方向バスライン7をLレベルに固定するので電源1側
のデバイス3とデバイス4との間の通信ができなくな
る。また、電源1がLレベル、電源2がHレベルの場合
には、上記と同様に、電源2側のデバイス5とデバイス
6との間の通信ができなくなる。このように、双方向バ
スライン9に各デバイスを直結する手段では、一方の電
源の状態が他方の電源で駆動されるデバイスの動作に影
響を及ぼす欠点がある。
【0005】図4は双方向バスラインへの他の接続手段
を示す回路図である。なお、図3と同じ構成要素には同
一番号を付与して詳細な説明を省略する。この手段は上
記の欠点をなくした手段であり、双方向バスライン用ス
イッチ回路Sを備えている。
【0006】上記構成において、双方向バスライン用ス
イッチ回路Sは双方向バスライン9に直列に挿入され、
いずれか一方の電源がLレベルになると、それに対応す
る制御信号により双方向バスライン9を切断して電源1
側の双方向バスライン9aと電源2側の双方向バスライ
ン9bとに分離し、電源1側のデバイスと電源2側のデ
バイスとを分離する。したがって、たとえば電源1がL
レベルになっても電源2側の各デバイス間では双方向通
信が可能となる。このような双方向バスライン用スイッ
チ回路Sは、たとえば、制御信号により開閉制御される
アナログスイッチを備えた専用の集積回路が用いられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の接続
手段において、図3に示した直結手段では、バスライン
保護用のダイオードによって各電源ラインの状態がすべ
てのデバイスの動作に影響を与え、電源の立ち上がりシ
ーケンス等における制御が難しいと言う問題があった。
この課題を解決するためにバスライン保護用のダイオー
ドを削除する対策もあるが、外部からの静電気や過電圧
等によりデバイスが破壊されやすくなり、バスライン保
護用のダイオードを削除するのは非常に困難な課題であ
った。
【0008】また、図4に示した双方向バスライン用ス
イッチ回路を用いる接続手段では、専用の制御信号を必
要とするので、制御が複雑になる等の問題があった。
【0009】本発明は上記の課題を解決するもので、デ
バイスにおけるバスライン保護用のダイオードを削除す
る必要がなく、かつ専用の制御信号も不要で、異なる電
源に接続されたデバイス間の双方向通信を可能とする双
方向バスライン用スイッチ回路を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、電源が駆動しているデバイスの双方向バ
スラインをその電源によりプルアップするとともに、そ
の電源のオフで切断するスイッチと逆流防止用のダイオ
ードとを介して他の電源で駆動されるデバイスの双方向
ラインに接続するようにした双方向バスライン用スイッ
チ回路である。
【0011】これにより、各デバイスが双方向に信号を
伝送できるとともに、格別の制御信号を必要とせずに電
源のオフ状態でその電源に接続されたデバイスの双方向
バスラインを他の電源で駆動されるデバイスの双方向バ
スラインから切り離すことにより他の電源のデバイスの
動作に影響を与えず、また、バスライン保護用のダイオ
ードを削除する必要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】双方向バスラインは同一電源で駆
動される複数のデバイスの信号入出力端を相互接続する
とともに、他の電源で駆動されるデバイスへの双方向伝
送用のバスラインを意味する。
【0013】上記双方向バスラインをプルアップ用の抵
抗を介して前記電源に接続することによりプルアップす
る。
【0014】電源のオフで切断されるスイッチはトラン
ジスタで実現し、ベースを前記電源に抵抗を介して接続
するとともにエミッタを前記双方向バスラインに接続
し、コレクタを逆流防止用のダイオードを介して他の電
源で駆動されるデバイスの双方向バスラインに接続す
る。電源がオンであるときは双方向バスラインのLレベ
ルをコレクタから出力するが、電源がオフであるときは
ベースバイアス電圧を失ってオフとなり、双方向バスラ
インを他の電源の双方向バスラインから分離する。な
お、スイッチを上記のようにトランジスタで構成した場
合には、双方向バスラインがHレベルになったときにト
ランジスタが逆トランジスタ動作(エミッタとコレクタ
が逆転し、h FE =1のトランジスタとして動作してしま
う)となる場合があり、他のオフとなった電源側の双方
向バスラインの影響を受けてしまうので、逆流防止用の
ダイオードを設ける必要がある
【0015】以下実施例について説明する。
【0016】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の双方向バスライン用スイッチ回路の実施
例1について図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本実施例の構成を示す回路図であ
る。なお、図3および図4に示した従来例と同じ構成要
素には同一番号を付与して詳細な説明を省略する。本実
施例が従来例と異なる点は、電源の状態を検出する特別
な検出回路や制御信号を必要としない本発明の双方向バ
スライン用スイッチ回路を備え、電源が異なる複数のデ
バイス間を接続している双方向バスラインを、デバイス
を駆動している電源の状態に対応して接続/切断し、か
つ双方向のデータ通信を可能にしたことにある。
【0018】図において、18は電源1のオフに対応し
て電源1側の双方向バスライン9aを切断するスイッチ
用のトランジスタ、19はトランジスタ18にベース電
圧を与える抵抗、20は双方向バスライン9aを電源1
によりプルアップする抵抗、21は電源2側の双方向バ
スライン9bから電源1側の双方向バスライン9aへの
逆流を防止するダイオード、22は電源2のオフに対応
して電源2側の双方向バスライン9bを切断するスイッ
チ用のトランジスタ、23はトランジスタ22にベース
電圧を与える抵抗、24は双方向バスライン9bを電源
2によりプルアップする抵抗、25は双方向バスライン
9aから双方向バスライン9bへの逆流を防止するダイ
オードである。上記のトランジスタ18および22と、
抵抗19、20、23および24と、ダイオード21お
よび25とが本実施例の双方向バスライン用スイッチ回
路を構成する。なお、ベース電圧を与える抵抗19およ
び23はプルアップ用の抵抗の一部を構成しているとも
いえる。
【0019】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず、通常動作時、すなわち電源1と電源2とがともにH
レベルの場合について説明する。電源1側のデバイス3
またはデバイス4が信号を出力するとき、その信号出力
がHレベルのときは、トランジスタ18はオフとなる
が、双方向バスライン9bは抵抗23および24を介し
て電源2によりHレベルに引き上げられる。なお、この
場合、トランジスタ22のベース・エミッタ間接合ダイ
オードもプルアップに寄与している。一方、前記信号出
力がLレベルのときはトランジスタ18がオンとなり、
双方向バスライン9bはトランジスタ18とダイオード
25とを介してLレベルに引き下げられる。したがっ
て、電源1側のデバイスの信号出力は電源2側のデバイ
スに正常に伝送される。
【0020】また、電源2側のデバイス5またはデバイ
ス6が信号を出力するとき、上記と同様に、その信号出
力がHレベルのときは、電源1側の双方向バスライン9
aはプルアップ用の抵抗19および20とトランジスタ
18のベース・エミッタ間接合ダイオードとを介して電
源1によりHレベルに引き上げられる。一方、前記信号
出力がLレベルのときはトランジスタ22がオンとな
り、双方向バスライン9aはトランジスタ22とダイオ
ード21とを介してLレベルに引き下げられる。したが
って、電源2側のデバイスの信号出力は電源1側のデバ
イスに正常に伝送される。
【0021】以上のように、電源1と電源2がともにH
レベルである場合、双方向バスライン7、双方向バスラ
イン8、電源1側の双方向バスライン9a、本実施例の
双方向バスライン用スイッチ回路、および電源2側の双
方向バスライン9bを介してすべてのデバイス間で信号
が双方向に伝送される。
【0022】つぎに、電源1または電源2のいずれか一
方が立ち上がっていない場合について説明する。いま、
電源2が立ち上がっていない状態とすると、電源2側の
双方向バスライン9bはデバイス5およびデバイス6の
バスライン保護用のダイオード14ないし17によりL
レベルに引き下げられた状態にあり、また、トランジス
タ22は常にオフ状態になって電源2側の双方向バスラ
イン9bを電源1側の双方向バスライン9aから切り離
す。このとき、電源1側のデバイスが信号を出力する場
合、その信号出力がHレベルのときはトランジスタ18
はオフとなるが、たとえエミッタとコレクタを逆バイア
スした事による逆トランジスタ動作でオンとなっても
流防止用のダイオード25によって双方向バスライン9
aのHレベルは電源2側の双方向バスライン9bのLレ
ベルから分離され、結局は、電源1側の双方向バスライ
ン9aは電源2側の双方向バスライン9bのLレベルの
影響を受けずにHレベルとなる。したがって、電源1側
では双方向バスライン7を介してデバイス3とデバイス
4との間で信号が正常に伝送される。
【0023】また、電源1が立ち上がっていない状態と
すると、上記と同様に、電源1側の双方向バスライン9
aはデバイス3およびデバイス4のバスライン保護用の
ダイオード10ないし13によりLレベルに引き下げら
れた状態にあり、また、トランジスタ18は常にオフ状
態になり、電源1側の双方向バスライン9aを電源2側
の双方向バスライン9bから切り離す。このとき、電源
2側のデバイスが信号を出力する場合、その信号出力が
Hレベルのときはトランジスタ22がオフとなるが、た
とえエミッタとコレクタを逆バイアスした事による逆ト
ランジスタ動作 でオンとなっても逆流防止用のダイオー
ド21により双方向バスライン9bのHレベルは電源1
側の双方向バスライン9aのLレベルから分離され、結
局は、電源2側の双方向バスライン9bは電源1側の双
方向バスライン9aのLレベルの影響を受けずにHレベ
ルとなる。したがって、電源2側では双方向バスライン
8を介してデバイス5とデバイス6との間で信号が正常
に伝送される。
【0024】以上のように本実施例の双方向バスライン
用スイッチ回路によれば、電源に属するデバイスの双方
向バスラインを前記電源にプルアップするとともに、前
記電源のオフで切断するスイッチと逆流防止用のダイオ
ードとを介して他の電源に属するデバイスの双方向バス
ラインに接続するようにしたことにより、電源がオンと
なっているデバイス間で正常に双方向通信ができるとと
もに、オフとなった電源で駆動されるデバイスの双方向
バスラインを格別の制御信号を要することなく分離して
その影響を排除でき、また、バスライン保護用のダイオ
ードを削除する必要もなく、簡単な構成の双方向バスラ
イン用スイッチ回路を構成することができる。
【0025】(実施例2) 以下、本発明の双方向バスライン用スイッチ回路の実施
例2について図面を参照しながら説明する。
【0026】図2は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例1と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例1と異
なる点は、双方向バスラインに接続する一方の電源とデ
バイスとを外部機器とし、その外部機器を電子機器の双
方向バスラインに接続するようにしたことにあり、本実
施例における双方向バスライン用スイッチ回路の構成は
実施例1と同じである。
【0027】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず、通常動作時、すなわち外部機器の電源1と電子機器
の電源2とがともにHレベルの場合について説明する。
外部機器側のデバイス3またはデバイス4が信号を出力
するとき、その信号出力がHレベルのときは、トランジ
スタ18はオフとなるが、双方向バスライン9bは抵抗
23および24を介して電源2によりHレベルに引き上
げられる。なお、この場合、トランジスタ22のベース
・エミッタ間接合ダイオードもプルアップに寄与してい
る。一方、前記信号出力がLレベルのときはトランジス
タ18がオンとなり、双方向バスライン9bはトランジ
スタ18とダイオード25とを介してLレベルに引き下
げられる。したがって、外部機器側のデバイスの信号出
力は電子機器側のデバイスに正常に伝送される。
【0028】また、電子機器側のデバイス5またはデバ
イス6が信号を出力するとき、上記と同様に、その信号
出力がHレベルのときは、外部機器側の双方向バスライ
ン9aはプルアップ用の抵抗19および20とトランジ
スタ18のベース・エミッタ間接合ダイオードとを介し
て電源1によりHレベルに引き上げられる。一方、前記
信号出力がLレベルのときはトランジスタ22がオンと
なり、双方向バスライン9aはトランジスタ22とダイ
オード21とを介してLレベルに引き下げられる。した
がって、電子機器側のデバイスの信号出力は外部機器側
のデバイスに正常に伝送される。以上のように、外部機
器の電源1と電子機器の電源2がともにHレベルである
場合、外部機器側の双方向バスライン9aと双方向バス
ライン用スイッチ回路と電子機器側の双方向バスライン
9bとを介して双方向に信号が伝送される。
【0029】つぎに、電子機器の電源2が立ち上がって
いない場合について説明する。いま、電子機器の電源2
が立ち上がっていない状態とすると、電子機器側の双方
向バスライン9bはデバイス5およびデバイス6のバス
ライン保護用のダイオード14ないし17によりLレベ
ルに引き下げられた状態にあり、また、トランジスタ
8および22は常にオフ状態になって電子機器側の双方
向バスライン9bを外部機器側の双方向バスライン9a
から切り離す。このとき、外部機器側のデバイスが信号
を出力する場合、その信号出力がHレベルのときはトラ
ンジスタ18および逆流防止用のダイオード25によっ
て双方向バスライン9aのHレベルは電子機器側の双方
向バスライン9bのLレベルから分離され、結局は、外
部機器側の双方向バスライン9aは電子機器側の双方向
バスライン9bのLレベルの影響を受けずにHレベルと
なる。したがって、外部機器側では双方向バスライン7
を介してデバイス3とデバイス4との間で信号が正常に
伝送される。
【0030】以上のように本実施例の双方向バスライン
用スイッチ回路によれば、外部機器および電子機器にお
いて、それぞれの電源に属するデバイスの双方向バスラ
インを前記電子機器の電源にプルアップするとともに、
前記電子機器の電源のオフで切断するスイッチと逆流防
止用のダイオードとを介して前記外部機器に属するデバ
イスの双方向バスラインに接続するようにしたことによ
り、前記外部機器および前記電子機器の電源がオンとな
っている時には、前記外部機器と前記電子機器のデバイ
ス間で正常に双方向通信ができるとともに、前記電子機
器がオフとなった時に、前記電子機器の双方向バスライ
ンを格別の制御信号を要することなく前記外部機器の双
方向バスラインから分離してその影響を排除でき、ま
た、バスライン保護用のダイオードを削除する必要もな
い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の双方向バスライン用スイッチ回路によれば、電源の異
なる複数のデバイスの双方向バスラインを相互に接続し
たとき、オンである電源で駆動されるすべてのデバイス
間で正常に信号を双方向に伝送できるとともに、オフと
なった電源で駆動されるデバイスの影響を格別の制御信
号を生成することなく排除でき、また、バスライン保護
用のダイオードを削除する必要もなく、簡単な構成の双
方向バスライン用スイッチ回路を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双方向バスライン用スイッチ回路の実
施例1の構成を示す回路図
【図2】本発明の双方向バスライン用スイッチ回路の実
施例2の構成を示す回路図
【図3】電源が異なる複数のデバイスを双方向バスライ
ンに直結する従来の接続手段を示す回路図
【図4】専用の制御信号により接続/切断する双方向バ
スライン用スイッチ回路を用いた従来の接続手段を示す
回路図
【符号の説明】
1,2 電源 3,4 デバイス(電源1に帰属するデバイス) 5,6 デバイス(電源2に帰属するデバイス) 7,9a 双方向バスライン(電源1に帰属するデバイ
スの双方向バスライン) 8,9b 双方向バスライン(電源2に帰属するデバイ
スの双方向バスライン) 10〜17 バスライン保護用のダイオード 18 トランジスタ(電源1のオフで切断するスイッ
チ) 19,23 抵抗 20 抵抗(電源1にプルアップする抵抗) 21,25 ダイオード(逆流防止用のダイオード) 22 トランジスタ(電源2のオフで切断するスイッ
チ) 24 抵抗(電源2にプルアップする抵抗)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 5/16 G06F 3/00 H03K 17/68 H03K 19/0175 H04L 12/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源がそれぞれに帰属するデバイ
    スを駆動し、すべてのデバイスが相互に信号を授受する
    ように接続するとき、同一電源に帰属するデバイスの双
    方向バスラインを抵抗を介して帰属電源にプルアップす
    るとともに帰属電源のオフで切断するスイッチと逆流防
    止用のダイオードとを介して他の電源に帰属するデバイ
    スの双方向バスラインに接続するように各電源について
    構成し、電源がオンであるすべてのデバイスがそれぞれ
    の前記双方向バスラインと前記スイッチとを介して相互
    に双方向に信号を授受するとともに、電源がオフである
    双方向バスラインが他の電源に帰属する双方向バスライ
    ンから切り離されるようにした双方向バスライン用スイ
    ッチ回路。
  2. 【請求項2】 電源に属するデバイスの双方向バスライ
    ンを抵抗を介して前記電源にプルアップし、スイッチと
    して、トランジスタのベースを前記電源に抵抗を介して
    接続するとともにエミッタを前記双方向バスラインに接
    続し、コレクタを逆流防止用のダイオードを介して他の
    電源で駆動されるデバイスの双方向バスラインに接続
    し、前記電源のオフにより前記トランジスタをオフとす
    るようにした請求項1記載の双方向バスライン用スイッ
    チ回路。
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