JP2885330B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2885330B2 JP4143271A JP14327192A JP2885330B2 JP 2885330 B2 JP2885330 B2 JP 2885330B2 JP 4143271 A JP4143271 A JP 4143271A JP 14327192 A JP14327192 A JP 14327192A JP 2885330 B2 JP2885330 B2 JP 2885330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型テレビジョン受像
機の電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年携帯型のテレビジョン受像機(以下
TVという)の電源の開閉は、マイクロコンピュータに
より制御されるものがある。一方、車載用として利用さ
れる携帯型TVには、安全性の配慮又は電池寿命の配慮
から複数の動作モードを有する電源スイッチが設けられ
ている。この電源装置には、例えば映像及び音声を共に
オフするモード1と、音声のみを出力したりバックライ
ト輝度切換えによる省電力のモード2と、映像及び音声
を共に出力するモード3とがある。
【0003】以下図面を参照しながら従来の携帯型TV
における電源回路について説明する。図3(a)は従来
の電源回路の構成例を示す回路図であり、(b)は各動
作モードにおける電源回路の出力波形を示す説明図であ
る。図3(a)において、切換スイッチ1は例えばノン
ショーティングタイプの2回路3接点のスライドスイッ
チであり、2つの切換回路A,Bを有している。切換回
路Aは入力接点2a〜2cと共通接点2dを有してい
る。又切換回路Bは入力接点3a〜3cと共通接点3d
を有している。切換回路A,Bの共通接点2d,3dが
連動して入力接点2c,3cに接続されるときの動作モ
ードをモード1とする。又出力端2d,3dが入力接点
2b,3bに接続されるときの動作モードをモード2と
し、入力接点2a,3aに接続されるときの動作モード
をモード3とする。
【0004】直流電源4は携帯型TVの電源であり、例
えば電池又はカーアダプタである。直流電源4の電圧は
入力接点2a,2b,3aに夫々与えられる。又切換ス
イッチ1の入力接点2c,3b,3cは接地される。一
方、切換スイッチ1の共通接点2dはマイクロコンピュ
ータの電源入力端に接続され、共通接点3dはマイクロ
コンピュータのモード切換入力端に接続される。
【0005】このように構成された電源回路の動作を図
3(a),(b)を用いて説明する。図3(b)で示す
ように期間T1で切換スイッチ1をモード1にしている
と、共通接点2d,3dは夫々接地されるので電圧が出
力されない。このためTVは完全なオフ状態となり、映
像及び音声を共に出力しない。次に切換スイッチ1をモ
ード2に切換えると、共通接点2d,3dは夫々入力接
点2c,3cの接点から離れ、短い期間T2で中立状態
となる。この期間T2では切換回路A,Bは共に信号を
出力せず、Lレベル状態となる。この状態は切換スイッ
チ1がノンショーティングタイプのため生じる現象であ
り、一般に切換スイッチにディテント機構が付加される
ためこの時間は短い。やがて共通接点2d,3dは入力
接点2b,3bに接続される。
【0006】この状態では期間T3に示すように切換回
路Aから電源電圧が出力されるが、切換回路BはLレベ
ルに保持されたままである。このようにモード2では、
TVは音声のみを出力する。
【0007】次に切換スイッチ1をモード3側に切換え
ると、共通接点2d,3dが入力接点2b,3bから離
れ、再び短時間の期間T4で中立状態となる。この間は
切換回路Aが一時的に電源電圧を出力せず、切換回路B
もLレベルのままとなる。期間T4は極めて短いが、切
換回路A,Bは共にLレベルとなるので、マイクロコン
ピュータは期間T1と同様リセットされ、モード1の状
態となる。
【0008】やがて共通接点2d,3dは入力接点2
a,3aと接触し、モード3の状態となる。このとき期
間T5に示すようにTVから映像及び音声が共に出力さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では切換スイッチ1を用いてモード2からモード
3に、又は逆方向に切換えるとき、切換回路A,Bが共
に信号を出力しない期間が生じる。このためマイクロコ
ンピュータが一時リセットされ、TVの表示部に電源の
オフ時に生じる画面の乱れが発生する。このためTVを
音声モードから映像モードに切換えるとき、画像が乱れ
るという違和感が生じていた。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ノンショートニングの切換スイ
ッチを用いても、TVを音声モードから音声及び映像モ
ード,又はその逆方向に切換えるとき、画像の乱れが生
じない携帯型TVの電源回路を実現することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、テレビジョン受像機の信号処理回路に電源出力を開
閉し、電圧信号の組合わせにより複数の動作モードを指
示する電源回路であって、電源に接続される複数の入力
接点と共通接点と有し、動作モードを択一的に選択し、
切換時に入力接点の端子間が短絡しないノンショーティ
ングタイプの切換スイッチと、切換スイッチの共通接点
に接続され、切換スイッチの共通接点が中立状態にある
ときも電源の電圧を出力する電源の開閉制御回路と、を
具備することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項2の発明では、開閉制御回路
は、切換スイッチの共通接点にベース抵抗を介して接続
され、該共通接点が中立状態で導通する第1のトランジ
スタと、切換スイッチの共通接点と電源間に接続される
抵抗と、電源と電源回路の出力端間に接続され、第1の
トランジスタの動作によって駆動され、電源電圧を開閉
出力する第2のトランジスタと、を含むことを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、切換
スイッチにより音声モード、映像及び音声モード間の切
り換えを行うとき、切換スイッチの共通接点が中立状態
になっても、切換スイッチの共通接点に接続される開閉
制御回路は、直流電源の電圧を安定して出力する。この
ためモード切換時にマイクロコンピュータに与えられる
電圧が安定し、切換時の画像の乱れがなくなる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例における携帯型TVの電源
回路について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
の一実施例における電源回路の構成を示す回路図であ
り、従来例と同一部分は同一の符号を付けて詳細な説明
は省略する。本図において直流電源4の出力は、図3と
同様切換スイッチ1に出力される。切換スイッチ1は、
連動の2回路3接点のノンショーティングタイプのスラ
イドスイッチであり、切換回路A,Bを有している。切
換回路Aの入力接点2a〜2cは従来例と同様である
が、共通接点2dは従来例と異なり、抵抗R1,ベース
抵抗R2の共通接続端に接続される。抵抗R1の他端部
は直流電源4に接続され、ベース抵抗R2の他端部はN
PN型の第1のトランジスタQ1のベースに接続され
る。トランジスタQ1のエミッタは接地され、コレクタ
は抵抗R3を介しPNP型の第2のトランジスタQ2の
ベースに接続される。又直流電源4と切換回路Aの出力
端間2eにトランジスタQ2のエミッタ及びコレクタが
夫々接続されている。尚切換回路Aの共通接点2dは必
要に応じてコンデンサC1を介し接地される。
【0015】ここでトランジスタQ1,Q2,抵抗R1
〜R3,コンデンサC1は、切換スイッチ1の共通接点
が中立状態にあるときも電源電圧を出力する電源の開閉
制御回路5を構成している。一方、切換スイッチ1の共
通接点3dは抵抗R4を介して接地され、切換回路Bの
出力端3eに接続される。
【0016】このように構成されたTVの電源回路につ
いて、図1の回路図及び図2に示す信号波形図を用いて
その動作を説明する。切換スイッチ1の共通接点2d,
3dを夫々入力接点2c,3cに接続するとモード1と
なる。この場合は期間S1に示すように切換回路A,B
の出力が共にLレベルとなり、トランジスタQ1はベー
スがLレベルになりオフする。このため抵抗R3を経て
トランジスタQ2のベースに電流が流れず、トランジス
タQ2もオフする。このため切換回路Aは電源電圧を出
力せず、切換回路BもLレベルのままである。従ってT
Vは音声及び映像を共に出力しない。
【0017】次に切換スイッチ1をモード2にするた
め、共通接点2d,3dをスライドさせると、短時間S
2だけ中立状態になる。このとき共通接点2dは抵抗R
1を介し直流電源4の電圧が与えられるため、Hレベル
となる。このためトランジスタQ1はオンし、トランジ
スタQ2にベース電流が流れる。従ってトランジスタQ
2もオンし、切換回路Aはその出力端2eに直流電源4
の電圧を出力する。このため期間S2で示すように、共
通接点2dが非接触であっても、切換回路Aの出力端2
eに接続されたマイクロコンピュータに電源電圧が与え
られる。やがて共通接点2d,3dが入力接点2b,3
bに接触する期間S3となる。これらの期間S2,S3
はモード2の状態となる。このときTVは音声モードと
なり音声のみが出力される。
【0018】次に切換スイッチ1を切り換え、モード3
に移行する状態について考える。共通接点2d,3dが
入力接点2b,3bから離れ、期間S4に中立状態とな
ると、共通接点3dは抵抗R4を介し接地されるので電
圧を出力しない。一方、共通接点2dは、コンデンサC
1に充電された電荷、又は抵抗R1による直流電源4の
電圧によりHレベルとなり、トランジスタQ1はオンし
たままである。このためトランジスタQ2もオンを続
け、期間S4に示すように切換回路Aは直流電源4の電
圧を出力する。このため共通接点2dが非接触であって
もマイクロコンピュータが動作し、TVの表示部に乱れ
た画像が発生することなく、音声のみが正常に出力され
る。やがて共通接点2d,3dが入力接点2a,3aに
接触した以後の期間S5には、切換回路Bからも直流電
源4の電圧が出力され、モード3の状態となる。この状
態ではTVより音声及び映像が同時に出力される。
【0019】尚以上の動作は切換スイッチ1をモード1
からモード2を経由してモード3に切換えるものとして
説明したが、モード3からモードに切換えるときにも
切換スイッチ1の共通接点2d,3dが非接触となる状
態が生じる。この場合も期間S4でTVの映像が不安定
な状態にならない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、テレビジョン受像機の電源出力を開閉し、複数の動
作モードに切り換える。切換スイッチにノンショーティ
ングタイプのスライドスイッチを用いた場合にも、切換
スイッチの共通接点に開閉制御回路を設けることによ
り、安定した切換信号が出力される。このためモード切
換時に映像が乱れる現象が解消され、安定した画像又は
音声が出力されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯型TVの電源回路
の構成を示す回路図である。
【図2】本実施例の電源回路の動作を示す信号の波形図
である。
【図3】(a)は従来の携帯型TVの電源回路の構成を
示す回路図であり、(b)は電源回路の動作を示す信号
波形図である。
【符号の説明】
1 切換スイッチ 2a〜2c,3a〜3c 入力接点 2d,3d 共通接点 2e,3e 出力端 4 直流電源 1 開閉制御回路 Q1,Q2 トランジスタ R1〜R4 抵抗 C1 コンデンサ A,B 切換回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機の信号処理回路に電
    源出力を開閉し、電圧信号の組合わせにより複数の動作
    モードを指示する電源回路であって、 電源に接続される複数の入力接点と共通接点と有し、動
    作モードを択一的に選択し、切換時に前記入力接点の端
    子間が短絡しないノンショーティングタイプの切換スイ
    ッチと、 前記切換スイッチの共通接点に接続され、前記切換スイ
    ッチの共通接点が中立状態にあるときも電源の電圧を出
    力する開閉制御回路と、を具備することを特徴とする電
    源回路。
  2. 【請求項2】 前記開閉制御回路は、 前記切換スイッチの共通接点にベース抵抗を介して接続
    され、該共通接点が中立状態で導通する第1のトランジ
    スタと、 前記切換スイッチの共通接点と電源間に接続される抵抗
    と、 前記電源と電源回路の出力端間に接続され、前記第1の
    トランジスタの動作によって駆動され、電源電圧を開閉
    出力する第2のトランジスタと、を含むものであること
    を特徴とする請求項1記載の電源回路。
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