JP3096674U - バス通信装置 - Google Patents

バス通信装置

Info

Publication number
JP3096674U
JP3096674U JP2003001557U JP2003001557U JP3096674U JP 3096674 U JP3096674 U JP 3096674U JP 2003001557 U JP2003001557 U JP 2003001557U JP 2003001557 U JP2003001557 U JP 2003001557U JP 3096674 U JP3096674 U JP 3096674U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch circuit
bus
microcomputer
level signal
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003001557U
Other languages
English (en)
Inventor
幸治郎 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2003001557U priority Critical patent/JP3096674U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096674U publication Critical patent/JP3096674U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】バスで発生したノイズがアナログ信号に影響を
与えず、回路基板を小型にできるバス通信装置を提供す
る。 【解決手段】データライン22のマイコン1側に設けら
れたスイッチ回路41と、データライン22のデバイス
A側に設けられたスイッチ回路42と、マイコン1とス
イッチ回路41との間、およびデバイスAとスイッチ回
路42との間に5Vを供給する電源Vcc1と、スイッ
チ回路41、42の間に3.3Vを供給する電源Vcc
2とを備える。マイコン1からデバイスAへ5VのHレ
ベル信号を送る場合、スイッチ回路41、42をOFF
状態としてバスの途中区間c〜dの信号レベルを5Vか
ら3.3Vに下げ、bでもとの5VのHレベル信号に戻
してデバイスAに入力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マイクロコンピュータと各デバイスとの間をバスで接続して相互に 通信を行なうバス通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビやオーディオ機器などの装置において、マイクロコンピュータと各回路 ブロックとの間をIIC(Inter Integrated Circuit)バスで接続することが従 来から行われている。図2はその一例を示したブロック図である。図2において 、1はビデオ一体型テレビ100に内蔵されているマイクロコンピュータ(以下 、「マイコン」という)、2はマイコン1と各IICデバイス(以下、単に「デ バイス」という)3〜9とを接続するIICバスである。
【0003】 IICバス2は、SCL(Serial Clock Line)と呼ばれるクロックライン2 1と、SDA(Serial Data Line)と呼ばれるデータライン22とからなる2線 式のシリアルバスであって、「ICバス」と表記されることもある。クロック ライン21は、マイコン1から出力されるクロック信号をデバイス3〜9へ伝送 し、データライン22は、マイコン1から出力されるシリアルデータ信号を、ク ロック信号と同期してデバイス3〜9へ伝送する。また、データライン22は、 デバイス3〜9からの応答信号などをマイコン1へ伝送する。すなわち、IIC バス2は双方向性のバスとなっている。IICバスによる双方向通信に関しては 、例えば後記の特許文献1に記載されている。
【0004】 デバイス3〜9は、ビデオ一体型テレビ100を構成する回路ブロックであっ て、IC(Integrated Circuit)から構成されており、3はCRT(陰極線管) 10を駆動するクロマIC、4は音声信号を処理してスピーカへ出力するオーデ ィオIC、5はビデオ信号を処理してVCR(Video Cassette Recorder)へ出 力するビデオIC、6は不揮発性メモリであるEEPROM、7は放送電波を受 信するチューナ、8はチューナ7が受信した信号に対して復調等の処理を行うI F(Intermediate Frequency)IC、9は文字放送であるテレテキストの受信信 号を処理するテレテキストICである。実際には、これら以外の回路も存在する が、本考案とは直接関係しないため図示は省略する。なお、マイコン1および各 デバイス3〜9には、それぞれに応じた電源電圧が供給され、マイコン1やクロ マIC3などは5Vの電圧で駆動され、テレテキストIC9は3.3Vの電圧で 駆動される。回路ごとにそれぞれに応じた電源電圧を供給する方法は、例えば後 記の特許文献2に記載されている。
【0005】 デバイス3〜9のそれぞれには、図示しないIICバス制御回路が設けられて いる。この制御回路は、マイコン1に対するバスインターフェイスを構成し、マ イコン1から出力されるシリアルデータを解読して、各デバイスに組み込まれて いる回路に所定の動作を行わせる。すなわち、各デバイス3〜9では、マイコン 1からのアドレス信号をIICバス制御回路が解読して、自己のアドレスか否か を判定し、自己のアドレスであれば、IICバス2のデータライン22を通じて マイコン1へ応答信号を送信する。マイコン1は、この応答信号を受信すると、 指定されたデバイス3〜9へデータ信号を送る。データ信号を受け取ったデバイ ス3〜9では、この信号に基づいて内部回路を駆動し所定の動作を実行する。
【0006】
【特許文献1】 特開2002−268957号公報
【特許文献2】 特開平4−205887号公報
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図2の装置においては、上述したようにマイコン1が5Vの電源で駆動される ため、IICバス2を介してマイコン1と各デバイス間で送受信される信号のレ ベルも5Vであるのが普通である。しかしながら、IICバス2は回路基板上で 広範囲にわたって設けられるため、IICバス2のラインと近接してアナログ信 号のラインが存在する場合も多く、5Vという比較的大きなレベルの信号がII Cバス2を流れると、アナログ信号にノイズを与える可能性が大きくなる。
【0008】 これを図3で説明すると、回路基板70上でIICバス2と並行して、アナロ グ信号のライン51〜53が存在する場合、基板の集積度を上げるためにライン 51〜53はIICバス2と近接して設けられている。このため、ライン51〜 53のアナログ信号には、IICバス2を流れる5Vの信号によるノイズが混入 しやすくなり、特に、中間周波信号やビデオ再生信号などのアナログ信号は、信 号のレベルが微小であることから、IICバス2からのノイズが重畳すると、映 像や音声の再生に悪影響を及ぼす結果となる。
【0009】 この対策として従来は、図4に示すように、IICバス2とアナログ信号のラ イン51〜53との間に接地ライン61、62を設けることにより、IICバス 2のノイズがアナログ信号に影響を与えないようにしている。しかしながら、こ のような接地ライン61、62を設けると、ラインが2本余分に必要となって、 回路基板70に占める配線パターンのスペースが増大する。IICバスの利点は 、2線式で複数デバイスをパラレルに接続できることにあるが、上記のようにラ イン数が増えたのではこの利点が生かされず、回路基板70が大型化するという 問題が生じる。このことはIICバスだけに限らず、他のバスを用いた場合も事 情は同じである。
【0010】 本考案は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、バス で発生したノイズがアナログ信号に影響を与えず、回路基板を小型にできるバス 通信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案では、マイクロコンピュータとデバイスとの間をバスで接続し、このバ スを介してマイクロコンピュータとデバイス間でHレベル信号およびLレベル信 号を送受信するバス通信装置において、バスのマイクロコンピュータ側に設けら れた第1のスイッチ回路と、バスのデバイス側に設けられた第2のスイッチ回路 と、マイクロコンピュータと第1のスイッチ回路との間、およびデバイスと第2 のスイッチ回路との間に第1の電圧を供給する第1の電源と、第1のスイッチ回 路と第2のスイッチ回路との間に、第1の電圧よりも低い電圧を供給する第2の 電源とを備える。マイクロコンピュータとデバイス間で第1の電圧のHレベル信 号を送受信するときは、第1のスイッチ回路と第2のスイッチ回路がともにOF F状態となって、両スイッチ回路間のバスには第2の電圧にレベルダウンされた Hレベル信号が伝送されるとともに、マイクロコンピュータおよびデバイスには 第1の電圧に戻されたHレベル信号が入力される。一方、マイクロコンピュータ とデバイス間でLレベル信号を送受信するときは、第1のスイッチ回路と第2の スイッチ回路がともにON状態となって、Lレベル信号がバスを介してマイクロ コンピュータおよびデバイスに入力される。
【0012】 このようにすれば、Hレベル信号を送受信する場合は、2つのスイッチ回路が OFFとなってバスの途中区間の信号レベルが下がるため、バスからのノイズが アナログ信号に与える影響を小さくすることができる。また、信号の受信側では 、もとの電圧に戻されたHレベル信号を受信できるので、回路変更を伴うことな く従来の素子をそのまま用いることができる。一方、Lレベル信号を送受信する 場合は、2つのスイッチ回路がONとなって信号がそのまま伝達されるが、信号 のレベル自体が低いのでノイズの問題は発生しない。こうして、ノイズがアナロ グ信号に与える影響を低減できる結果、回路基板上で接地ラインを設ける必要が なくなり、回路基板を小型にすることができる。
【0013】 本考案においては、第2の電圧を供給する第2の電源を、デバイスの駆動電源 から得ることが好ましい。これによれば、第2の電圧を得るために特別な降圧回 路を設ける必要がなく、回路が簡略化される。例えば、テレテキスト(文字放送 )用のICは3.3Vの電源で駆動されるので、この電源をそのまま第2の電源 として利用することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施形態に係るバス通信装置を示している。1は前述のマイ コン、Aは図2におけるデバイス3〜9のうちの1つである。31はマイコン1 のSDA端子、32はデバイスAのSDA端子であって、これらはIICバスの データライン22で結ばれている。データライン22において、aは抵抗R1を 介して5Vの電源Vcc1が供給される電源供給点、bは抵抗R2を介して5V の電源Vcc1が供給される電源供給点、cは抵抗R3を介して3.3Vの電源 Vcc2が供給される電源供給点である。電源Vcc1は、マイコン1やデバイ スAを駆動するための電源から得ており、電源Vcc2は、デバイスAのうちテ レテキストIC9を駆動するための電源から得ている。
【0015】 41はマイコン1側に設けられた電圧切替用のスイッチ回路であって、データ ライン22上の5V電源供給点aと、3.3V電源供給点cとの間に設けられて いる。スイッチ回路41は、FET(電界効果トランジスタ)からなる半導体ス イッチQ1と、これに並列に接続されたダイオードD1とを備えており、3.3 Vの電源Vcc2によって駆動される。なお、半導体スイッチQ1としては、F ETに代えてバイポーラ形トランジスタを用いてもよい。
【0016】 42はデバイスA側に設けられた電圧切替用のスイッチ回路であって、データ ライン22上の5V電源供給点bと、3.3V電源供給点cとの間に設けられて いる。このスイッチ回路42も、FETからなる半導体スイッチQ2と、これに 並列に接続されたダイオードD2とを備えており、3.3Vの電源Vcc2によ って駆動される。半導体スイッチQ2としては、バイポーラ形トランジスタを用 いてもよい。なお、スイッチ回路42は、図2の各デバイス3〜9ごとに設けら れる。
【0017】 以上のように、図1の装置では、データライン22のマイコン1側に設けられ た第1のスイッチ回路41と、データライン22のデバイスA側に設けられた第 2のスイッチ回路42と、マイコン1と第1のスイッチ回路41との間、および デバイスAと第2のスイッチ回路42との間に第1の電圧5Vを供給する第1の 電源Vcc1と、第1のスイッチ回路41と第2のスイッチ回路42との間に、 5Vよりも低い第2の電圧3.3Vを供給する第2の電源Vcc2とが設けられ る。なお、クロックライン21についても同様に構成することができるが、クロ ック信号のレベルが小さければ、上記のような回路を設ける必要はない。
【0018】 次に、上記構成からなるバス通信装置の動作について説明する。マイコン1か らデバイスAへは、データライン22を介してH(High)レベル信号とL(Low )レベル信号が伝送される。マイコン1のSDA端子31が「H」の状態におい ては、データライン22のa点は電源Vcc1によって5Vにプルアップされて いるので、マイコン1からは5VのHレベル信号が出力される。このとき、a点 の電圧がc点の電圧より高いので、スイッチ回路41のダイオードD1は導通せ ず、半導体スイッチQ1もONしない。したがって、スイッチ回路41はOFF 状態であり、c点の電圧は電源Vcc2から供給される3.3Vとなる。すなわ ち、c点から先は、5Vから3.3VにレベルダウンしたHレベル信号が伝送さ れることになる。この3.3VのHレベル信号は、スイッチ回路42に入力され る。しかるに、データライン22のb点は電源Vcc1によって5Vにプルアッ プされているので、スイッチ回路42のダイオードD2は導通せず、半導体スイ ッチQ2もONしない。したがって、スイッチ回路42はOFF状態であり、b 点の電圧は電源Vcc1から供給される5Vとなる。すなわち、c点から伝送さ れてきた3.3VのHレベル信号は、b点でもとの5VのHレベル信号に戻され 、デバイスAのSDA端子32に入力される。
【0019】 一方、マイコン1のSDA端子31が「L」の状態においては、データライン 22のa点がLレベルに引き込まれるため、マイコン1からはLレベル信号が出 力される。このとき、a点の電圧がc点の電圧より低くなるので、スイッチ回路 41のダイオードD1が導通状態となって、Lレベル信号がc点に伝達される。 このLレベル信号はスイッチ回路42に入力され、スイッチ回路42では、d点 がLレベルになることで半導体スイッチQ2がONする。この半導体スイッチQ 2のONによって、Lレベル信号はb点に伝達され、デバイスAのSDA端子3 2に入力される。
【0020】 以上は、マイコン1からデバイスAへ信号を送る場合の動作であるが、デバイ スAからマイコン1へ信号を送る場合も、データライン22を介してHレベル信 号とLレベル信号が伝送される。デバイスAのSDA端子32が「H」の状態に おいては、データライン22のb点は電源Vcc1によって5Vにプルアップさ れているので、デバイスAからは5VのHレベル信号が出力される。このとき、 b点の電圧がd点の電圧より高いので、スイッチ回路42のダイオードD2は導 通せず、半導体スイッチQ2もONしない。したがって、スイッチ回路42はO FF状態であり、d点の電圧は電源Vcc2から供給される3.3Vとなる。す なわち、d点から先は、5Vから3.3VにレベルダウンしたHレベル信号が伝 送されることになる。この3.3VのHレベル信号は、スイッチ回路41に入力 される。しかるに、データライン22のa点は電源Vcc1によって5Vにプル アップされているので、スイッチ回路41のダイオードD1は導通せず、半導体 スイッチQ1もONしない。したがって、スイッチ回路41はOFF状態であり 、a点の電圧は電源Vcc1から供給される5Vとなる。すなわち、d点から伝 送されてきた3.3VのHレベル信号は、a点でもとの5VのHレベル信号に戻 され、マイコン1のSDA端子31に入力される。
【0021】 一方、デバイスAのSDA端子32が「L」の状態においては、データライン 22のb点がLレベルに引き込まれるため、デバイスAからはLレベル信号が出 力される。このとき、b点の電圧がd点の電圧より低くなるので、スイッチ回路 42のダイオードD2が導通状態となって、Lレベル信号がc点に伝達される。 このLレベル信号はスイッチ回路41に入力され、スイッチ回路41ではc点が Lレベルになることで半導体スイッチQ1がONする。この半導体スイッチQ1 のONによって、Lレベル信号はa点に伝達され、マイコン1のSDA端子31 に入力される。
【0022】 このように図1の装置では、マイコン1とデバイスA間でHレベル信号を送受 信するときは、スイッチ回路41、42がともにOFF状態となって、IICバ スの途中区間(図1でc〜dの区間)は5Vから3.3Vにレベルダウンされた 信号が伝送される。このため、IICバス2の信号レベルが小さくなって、II Cバス2からアナログ信号へノイズが重畳しにくくなり、映像や音声の再生に悪 影響を及ぼすことが回避される。また、信号の受信側では、もとの5Vに戻され たHレベル信号を受信できるので、回路変更を伴うことなく従来の素子をそのま ま用いることができる。一方、マイコン1とデバイスA間でLレベル信号を送受 信するときは、スイッチ回路41、42がともにON状態となって信号がそのま ま伝達されるが、信号のレベル自体が低いのでノイズの問題は発生しない。こう して、ノイズがアナログ信号に与える影響を低減できる結果、図4のように回路 基板70上で接地ライン61、62を設ける必要がなくなり、図3のようにアナ ログ信号のライン51〜53をIICバス2に近接させて設けることで、回路基 板70を小型にすることができる。
【0023】 また、図1の場合は、Hレベル信号を3.3Vにレベルダウンするための電源 Vcc2を、テレテキストIC9(図2)の駆動電源からそのまま得ているので 、特別な降圧回路を設ける必要がなく、回路が簡略化される利点がある。但し、 電源Vcc2の電圧は必ずしも3.3Vである必要はなく、降圧回路によって例 えば2Vや1.5Vに降圧された電圧であってもよい。このようにすれば、II Cバス2の途中を伝送される信号のレベルがさらに小さくなり、アナログ信号へ のノイズの影響をより一層低減することができる。
【0024】 上記実施形態においては、ビデオ一体型テレビ100に用いられるバス通信装 置を例に挙げたが、本考案は他の機器に用いられるバス通信装置にも適用が可能 であり、また、IIC以外のバスを用いた装置にも適用することができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、マイコンとデバイスとの間でHレベル信号を送受信する場合 に、バスの途中区間で信号レベルを下げるようにしたので、バスのノイズがアナ ログ信号に影響を与えるのを回避できるとともに、回路基板上で接地ラインを設 ける必要がないため、回路基板を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバス通信装置の実施形態を示した
図である。
【図2】IICバスを用いたビデオ一体型テレビのブロ
ック図である。
【図3】回路基板上のラインを示した図である。
【図4】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 IICバス 3〜9 IICデバイス 21 クロックライン 22 データライン 41 スイッチ回路 42 スイッチ回路 51〜53 アナログ信号ライン 61、62 接地ライン 70 回路基板 Vcc1 5V電源 Vcc2 3.3V電源 A IICデバイス

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータと複数のデバイスと
    の間をIIC(InterIntegrated Circuit)バスで接続
    し、前記IICバスを介してマイクロコンピュータと各
    デバイス間でHレベル信号およびLレベル信号を送受信
    する装置であって、回路基板上で前記IICバスとアナ
    ログ信号のラインとが接地ラインを介さずに近接して設
    けられるバス通信装置において、 IICバスのマイクロコンピュータ側に設けられた第1
    のスイッチ回路と、 IICバスのデバイス側に設けられた第2のスイッチ回
    路と、 マイクロコンピュータと第1のスイッチ回路との間、お
    よびデバイスと第2のスイッチ回路との間に第1の電圧
    を供給する第1の電源と、 第1のスイッチ回路と第2のスイッチ回路との間に、第
    1の電圧よりも低い第2の電圧を供給する第2の電源と
    を備え、 マイクロコンピュータから前記第1の電圧のHレベル信
    号が出力されるときは、第1のスイッチ回路と第2のス
    イッチ回路がともにOFF状態となって、両スイッチ回
    路間のIICバスには前記第2の電圧にレベルダウンさ
    れたHレベル信号が伝送されるとともに、デバイスには
    第1の電圧に戻されたHレベル信号が入力され、 マイクロコンピュータからLレベル信号が出力されると
    きは、第1のスイッチ回路と第2のスイッチ回路がとも
    にON状態となって、前記Lレベル信号がIICバスを
    介してデバイスに入力され、 デバイスからHレベル信号が出力されるときは、第2の
    スイッチ回路と第1のスイッチ回路がともにOFF状態
    となって、両スイッチ回路間のIICバスには前記第2
    の電圧にレベルダウンされたHレベル信号が伝送される
    とともに、マイクロコンピュータには第1の電圧に戻さ
    れたHレベル信号が入力され、 デバイスからLレベル信号が出力されるときは、第2の
    スイッチ回路と第1のスイッチ回路がともにON状態と
    なって、前記Lレベル信号がIICバスを介してマイク
    ロコンピュータに入力されることを特徴とするバス通信
    装置。
  2. 【請求項2】マイクロコンピュータとデバイスとの間を
    バスで接続し、前記バスを介してマイクロコンピュータ
    とデバイス間でHレベル信号およびLレベル信号を送受
    信するバス通信装置において、 バスのマイクロコンピュータ側に設けられた第1のスイ
    ッチ回路と、 バスのデバイス側に設けられた第2のスイッチ回路と、 マイクロコンピュータと第1のスイッチ回路との間、お
    よびデバイスと第2のスイッチ回路との間に第1の電圧
    を供給する第1の電源と、 第1のスイッチ回路と第2のスイッチ回路との間に、第
    1の電圧よりも低い第2の電圧を供給する第2の電源と
    を備え、 マイクロコンピュータとデバイス間で前記第1の電圧の
    Hレベル信号を送受信するときは、第1のスイッチ回路
    と第2のスイッチ回路がともにOFF状態となって、両
    スイッチ回路間のバスには前記第2の電圧にレベルダウ
    ンされたHレベル信号が伝送されるとともに、マイクロ
    コンピュータおよびデバイスには第1の電圧に戻された
    Hレベル信号が入力され、 マイクロコンピュータとデバイス間でLレベル信号を送
    受信するときは、第1のスイッチ回路と第2のスイッチ
    回路がともにON状態となって、前記Lレベル信号がバ
    スを介してマイクロコンピュータおよびデバイスに入力
    されることを特徴とするバス通信装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のバス通信装置において、 前記バスはIICバスであり、回路基板上でIICバス
    とアナログ信号のラインとを接地ラインを介さずに近接
    して設けたことを特徴とするバス通信装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載のバス通信
    装置において、 前記デバイスは複数のデバイスからなり、第2の電圧を
    供給する第2の電源を前記デバイスのいずれかの駆動電
    源から得ることを特徴とするバス通信装置。
JP2003001557U 2003-03-25 2003-03-25 バス通信装置 Expired - Fee Related JP3096674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001557U JP3096674U (ja) 2003-03-25 2003-03-25 バス通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001557U JP3096674U (ja) 2003-03-25 2003-03-25 バス通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096674U true JP3096674U (ja) 2003-09-26

Family

ID=43250533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003001557U Expired - Fee Related JP3096674U (ja) 2003-03-25 2003-03-25 バス通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096674U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8214659B2 (en) 2007-08-20 2012-07-03 Funai Electric Co., Ltd. Communication device having pull-up voltage supply circuit supplying pull-up voltage via one power supply during standby state and another power supply during power-on state

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8214659B2 (en) 2007-08-20 2012-07-03 Funai Electric Co., Ltd. Communication device having pull-up voltage supply circuit supplying pull-up voltage via one power supply during standby state and another power supply during power-on state

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0148018B1 (ko) 텔레비젼 신호 스위칭 시스템
US20090327474A1 (en) Electronic Device and Connected Device Searching Method
US7907208B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method for signal conversion
US20100165197A1 (en) Display processing apparatus
JP4808904B2 (ja) 無電力供給状態での集積回路のバス動作
JP3096674U (ja) バス通信装置
US6816203B2 (en) Method and apparatus for isolating noise from a tuner in a television signal receiver
JP4277917B2 (ja) ワイヤレス受信装置及び電子機器
JP2004334823A (ja) 通信線切り替え回路、通信線切り替え方法、情報処理装置及び番組記録装置
US8300148B2 (en) Video processing device
JP2000307413A (ja) 電圧変換回路及び通信回路網
US20070047736A1 (en) Sound signal processing device
JP3131609U (ja) ハイブリッドチューナを備えた電子装置
US10841722B2 (en) Audio signal interface circuit, and control method, apparatus and terminal thereof
US7443911B2 (en) Communication devices capable of using system clock inputs for embedded television applications
JP4695800B2 (ja) テレビジョン受像機においてバス(母線)ノイズをチューナから分離する方法および装置
KR100710385B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 수신용 이동통신 단말기 및 디지털멀티미디어 방송용 단말기의 전원 제어방법
US10102350B1 (en) System and method for protecting data stored in the control registers of an integrated circuit
JP4329413B2 (ja) 分配回路、および、信号処理装置
KR100589778B1 (ko) 디지털 티브이의 외부 데이터 재생 방법 및 장치
KR100294211B1 (ko) 집적회로간 버스 스톱 모드에 의한 시스템 조정 장치
JP2001346234A (ja) メモリ書換回路
JPH11126178A (ja) マイコン制御システム、マイコン制御方法およびマイコン制御プログラムを記録した媒体
JPH04345239A (ja) 車載用データ通信システム
JPH06205008A (ja) 通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees