JP2904750B2 - 凍結防止剤供給ノズル - Google Patents
凍結防止剤供給ノズルInfo
- Publication number
- JP2904750B2 JP2904750B2 JP24258496A JP24258496A JP2904750B2 JP 2904750 B2 JP2904750 B2 JP 2904750B2 JP 24258496 A JP24258496 A JP 24258496A JP 24258496 A JP24258496 A JP 24258496A JP 2904750 B2 JP2904750 B2 JP 2904750B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply nozzle
- porous material
- road surface
- metal case
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- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷積雪地における道
路や駐車場での降雪や降雨による凍結を防止するため
の、凍結防止剤を自動的に供給するための装置に関す
る。
路や駐車場での降雪や降雨による凍結を防止するため
の、凍結防止剤を自動的に供給するための装置に関す
る。
【従来の技術】従来、寒冷積雪地における路表面に凍結
防止剤を自動的に供給するためのノズルは、金属パイプ
や金属板などに小穴をあけた散水型のものが主流であ
り、1部ゴムパイプを使用したものもある。
防止剤を自動的に供給するためのノズルは、金属パイプ
や金属板などに小穴をあけた散水型のものが主流であ
り、1部ゴムパイプを使用したものもある。
【発明が解決しようとする課題】従来の凍結防止剤供給
ノズルは、構造的に凍結防止剤を文字通り散水するもの
である。しかし、実際の路表面は中心部から若干斜めに
なっており、散水した凍結防止剤が路肩に流れてしまう
場合が少なくない。従って、必要以上の凍結防止剤を散
水しないと効果が現れないという問題がある。又、金属
パイプは金属板などに小穴をあけたものであると、あけ
れる小穴は限られているため、大型車や除雪車などによ
って、その小穴に障害が起き、目詰まりなどが発生する
と、最悪の場合、凍結防止剤を散水できなく 整理番号=C−014−96T
(ページ2) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−− なるなどの問題もある。
ノズルは、構造的に凍結防止剤を文字通り散水するもの
である。しかし、実際の路表面は中心部から若干斜めに
なっており、散水した凍結防止剤が路肩に流れてしまう
場合が少なくない。従って、必要以上の凍結防止剤を散
水しないと効果が現れないという問題がある。又、金属
パイプは金属板などに小穴をあけたものであると、あけ
れる小穴は限られているため、大型車や除雪車などによ
って、その小穴に障害が起き、目詰まりなどが発生する
と、最悪の場合、凍結防止剤を散水できなく 整理番号=C−014−96T
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−−−−−−−−−− なるなどの問題もある。
【0002】
【問題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するためになされたものであり、凍結防止剤の路表
面への供給部に多孔質材を利用することにより、凍結防
止剤を散水するのではなく、にじみ出させるようにした
ものである。これにより、凍結防止剤が路肩に流れてい
く量が激減し、凍結防止剤を路表面に無駄なく供給する
ことが可能である。さらに、多孔質材は細かい隙間が無
数にあるため、仮に1部分が目詰まりなどを起こしても
他の隙間から問題なく、凍結防止剤が供給されるもので
ある。
解決するためになされたものであり、凍結防止剤の路表
面への供給部に多孔質材を利用することにより、凍結防
止剤を散水するのではなく、にじみ出させるようにした
ものである。これにより、凍結防止剤が路肩に流れてい
く量が激減し、凍結防止剤を路表面に無駄なく供給する
ことが可能である。さらに、多孔質材は細かい隙間が無
数にあるため、仮に1部分が目詰まりなどを起こしても
他の隙間から問題なく、凍結防止剤が供給されるもので
ある。
【0003】
【実施例】第1図は、本発明の実施例を構成図で表した
ものである。1は多孔質材の充填部であり、2は金属ケ
ースである。3は金属ケースを保護するためのコンクリ
ートブロックであり、4は、外部より凍結防止剤を供給
するための、パイプ取り付け口であり、これらは1体構
造となっている。この1体構造のものを路面に埋設し、
凍結防止剤の供給ノズルとして使用することになる。凍
結防止剤は、はじめに4のパイプ取り付け口より2の金
属ケース内に導かれ、2の金属ケース内に充填されてい
る1の多孔質材の細かい隙間を通って、路表面に供給さ
れる。5は2の金属ケースを3のコンクリートブロック
に固定するための固定ボルトであり、路面の埋設後もメ
ンテナンスなどのために、5の固定ボルトを外せば、2
の金属ケースは、3のコンクリートブロックから取り外
しできるような構造としている。尚、5の固定ボルトは
固定フックに代用しても同様な効果がある。
ものである。1は多孔質材の充填部であり、2は金属ケ
ースである。3は金属ケースを保護するためのコンクリ
ートブロックであり、4は、外部より凍結防止剤を供給
するための、パイプ取り付け口であり、これらは1体構
造となっている。この1体構造のものを路面に埋設し、
凍結防止剤の供給ノズルとして使用することになる。凍
結防止剤は、はじめに4のパイプ取り付け口より2の金
属ケース内に導かれ、2の金属ケース内に充填されてい
る1の多孔質材の細かい隙間を通って、路表面に供給さ
れる。5は2の金属ケースを3のコンクリートブロック
に固定するための固定ボルトであり、路面の埋設後もメ
ンテナンスなどのために、5の固定ボルトを外せば、2
の金属ケースは、3のコンクリートブロックから取り外
しできるような構造としている。尚、5の固定ボルトは
固定フックに代用しても同様な効果がある。
【0004】
1)多孔質材を利用しているため、凍結防止剤を路表面
ににじみ出させるこ 整理番号=C−014−96T
(ページ3) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−− とが可能であり、路肩に凍結防止剤が流れてしまうこと
を最小限にくい止めることができる。 2)多孔質材を利用しているため、仮に1部分が目詰ま
りをおこしても問題なく、路表面に凍結防止剤を供給す
ることができる。 3)路面に埋設後も簡単に取り外しができるため、メン
テナンスが容易であり、ノズル交換作業についても再度
路面を掘削することなく行える。
ににじみ出させるこ 整理番号=C−014−96T
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−−−−−−−−−− とが可能であり、路肩に凍結防止剤が流れてしまうこと
を最小限にくい止めることができる。 2)多孔質材を利用しているため、仮に1部分が目詰ま
りをおこしても問題なく、路表面に凍結防止剤を供給す
ることができる。 3)路面に埋設後も簡単に取り外しができるため、メン
テナンスが容易であり、ノズル交換作業についても再度
路面を掘削することなく行える。
【図1】本発明を説明するための構成図の1例である。
1 多孔質材充填部 2 金属ケース 3 コンクリートブロック 4 パイプ取り付け口 5 固定ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 凍結防止剤を外部から供給するためのパ
イプ取り付け口及び、凍結防止剤を外部に供給する供給
部をもった金属ケース内に多孔質材を充填し、金属ケー
スの周辺をコンクリートブロックで保護した凍結防止剤
供給ノズル。 - 【請求項2】 多孔質材を充填した金属ケースに、フッ
クもしくはねじを取り付ける構造とし、周辺のコンクリ
ートブロックから容易に取り外しのできる、請求項1記
載の凍結防止剤供給ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24258496A JP2904750B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 凍結防止剤供給ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24258496A JP2904750B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 凍結防止剤供給ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1060809A JPH1060809A (ja) | 1998-03-03 |
JP2904750B2 true JP2904750B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17091240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24258496A Expired - Fee Related JP2904750B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 凍結防止剤供給ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904750B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP24258496A patent/JP2904750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1060809A (ja) | 1998-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S531 | Written request for registration of change of domicile |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |