JP2904253B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS型電界効果トラ
ンジスタ(以後、MOS型FETと呼ぶ)等の半導体装
置の構造およびその製造方法に関し、特に、積み上げ構
造を有する半導体装置の構造およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体装置においては、そのチ
ャネル長が短くなるのに伴って、しきい値電圧が低下す
る問題(いわゆる短チャンネル効果)がある。一般に、
短チャネル効果を抑えるためには、ソース部およびドレ
イン部における不純物領域を浅くすることが有効であ
る。例えば、チャネル長が0.1μm以下の場合には、
深さ0.05μm程度以下の不純物領域を形成する必要
がある。ところが、従来のイオン注入技術のみでは、
0.05μm程度以下のかなり浅い不純物領域を形成す
ることは困難である。これに対して、ソース・ドレイン
部にシリコンを成長させて、LDD(Lightly Doped Dr
ain )構造の半導体装置を形成することによって実効的
に不純物領域の深さを小さくする手段が提案されてい
る。例えば、特開昭63-263767 号公報や特開昭63-28706
4 号公報には、LDD構造の半導体装置が記載されてい
る。特開昭63-287064 号公報にはまた、LDD構造を改
良した構造である積み上げ構造や埋め込み構造の半導体
装置も記載されている。
【0003】図4(a)〜(d)は、積み上げ構造を有
する従来の半導体装置の製造方法の一例を示す工程図で
ある。以下、図4(a)〜(d)を参照して、この製造
方法を説明する。
【0004】まず、図4(a)に示すように、LOCOS 法
等によってp型シリコン基板401の一部にフィールド
絶縁膜402を形成した後、このp型シリコン基板40
1の一部を熱酸化してゲート絶縁膜403を形成し、ゲ
ート絶縁膜403上に多結晶シリコンから成るゲート電
極404を形成し、さらに、ゲート電極404の周辺に
酸化シリコン(SiOx (x>0))から成る絶縁膜4
05を形成する。
【0005】次に、超高真空中で850℃程度の熱処理
を行ってソースおよびドレインとなるp型シリコン基板
401表面の自然酸化膜やその他の汚染物質を除去す
る。これに続いて、図4(b)に示すように、露出した
p型シリコン基板401にシリコン層406を選択的に
エピタキシャル成長させる。
【0006】次いで、図4(c)に示すように、シリコ
ン層406に砒素イオンを注入し、さらに燐イオンを注
入した後、図4(d)のように、熱処理を施して砒素と
燐の拡散係数の差を利用して主に砒素を含む高濃度不純
物領域407と、その下に主に燐を含む低濃度不純物領
域408を形成する。高濃度不純物領域407は、低濃
度不純物領域408よりも高濃度に不純物を含んでい
る。
【0007】この後、図示はしないが、上部に層間絶縁
膜を滞積し、不純物の活性化のために熱処理し、さらに
コンタクト開口部を開け、バリアメタルとこの上に形成
したシリコンを含むアルミニウムにより上部配線を形成
することで、半導体装置が完成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した半導体装
置において、低濃度不純物領域408の横方向の形成長
(拡散長)は、ゲート電極404を覆う絶縁膜405の
膜厚に対して、同じかあるいは長くする必要がある。こ
れは、仮に、低濃度不純物領域408の形成端(拡散
端)がゲート電極404(ゲート絶縁膜403)に覆わ
れた下部領域にまで達さない場合、チャネルの両端に反
転しない領域が形成されることになり、チャネル・コン
ダクタンスが著しく低下してしまうからである。一方、
低濃度不純物領域408の深さ方向の拡散と横方向の拡
散とは互いに同じ拡散度で進行するため、低濃度不純物
領域408の横方向の拡散長を絶縁膜405の膜厚に対
して同じかあるいは長くする場合には、低濃度不純物領
域408の拡散深さはこれに見合う深さとなる。これら
のことを換言すれば、低濃度不純物領域408の深さ
は、絶縁膜405の膜厚に依存するといえる。
【0009】他方、選択エピタキシャル成長の方法とし
ては、超高真空気相成長法(UHV−CVD)が一般的
であるが、この方法を用いる場合には、図4(b)に示
したごとくp型シリコン基板401にシリコン層406
を成長させる前に、p型シリコン基板401表面の自然
酸化膜等を除去するために、超高真空中にて熱処理を行
わなければならない。この際に、ゲート電極404を覆
っている絶縁膜405が昇華しないためには、絶縁膜4
05を十分な膜厚にしなければならない。例えば、従来
より通常用いられているSiO2 膜の場合には、およそ
50nm以上の膜厚が必要である。仮に、絶縁膜405
の膜厚を50nm程度よりも薄くすると、超高真空中で
の加熱の際に、膜の一部または全部が昇華してしまう虞
がある。
【0010】ここで、前述した事実を併せ考えると、低
濃度不純物領域408の横方向の拡散長さは絶縁膜40
5の厚さ50nm以上に応じた長さよりも短くすること
はできず、この結果、低濃度不純物領域408の深さも
横方向の拡散長に見合った深さより浅くすることはでき
ない。
【0011】以上説明したように、従来の半導体装置で
は、そのゲート電極を覆う絶縁膜の膜厚を十分に確保し
なければならないという実情によって、ソース部および
ドレイン部における低濃度不純物領域を浅くしようとし
てもその層深さが制約され、ひいては短チャネル効果を
抑止することが十分にできないという問題点がある。
【0012】本発明の課題は、短チャネル効果が十分に
抑止された半導体装置を提供することである。
【0013】本発明の他の課題は、上記半導体装置を比
較的簡単な製造工程で製造できる半導体装置の製造方法
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一導電
型の半導体基板の表面上にゲート絶縁膜を介してゲート
電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側面に窒素成
分を必須成分として含むシリコン材料を絶縁材料として
用いて該絶縁材料から成る側壁を形成する工程と、前記
側壁を形成した後に前記半導体基板を超高真空中で熱処
理して該半導体基板の表面を清浄化する工程と、前記側
壁の外側の前記半導体基板の表面上に超高真空気相成長
法によって反対導電型の半導体層を形成する工程とを有
することを特徴とする半導体装置の製造方法が得られ
る。前記側壁の外側の前記半導体基板の表面上に反対導
電型の半導体層を形成する前記工程は、前記側壁の外側
の前記半導体基板の表面上に同一導電型の半導体層およ
び真性半導体層のうちのいずれかの半導体層を形成する
前工程と、前記半導体層に不純物を注入して該半導体層
を反対導電型とする後工程とから成っていてもよい。
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例によ
る半導体装置およびその製造方法を説明する。
【0018】[実施例1]図1(a)〜(d)は、本発
明の実施例1による半導体装置の製造方法を説明するた
めの工程図である。
【0019】以下、製造方法の説明によって、半導体装
置の構造をも説明する。
【0020】まず、図1(a)に示すように、LOCOS 法
等によってp型シリコン基板101の一部にフィールド
絶縁膜102を形成した後、このp型シリコン基板10
1の一部を熱酸化してゲート絶縁膜103を形成し、ゲ
ート絶縁膜103上に、多結晶シリコンのゲート電極材
料と酸化シリコンの絶縁材料を被着形成した後にパター
ニングしてゲート電極104と絶縁膜105の積層構造
を形成する。
【0021】次に、図1(b)に示すように、窒化シリ
コンから成る絶縁材料を気相成長法等によって10〜5
0nm程度被着形成した後に異方性エッチングしてゲー
ト電極104に接する側壁106を形成する。尚、側壁
106を形成する絶縁材料としては、窒化シリコンに限
らず、SiOx y (ただし、0≦x≦2、かつ0<
y)等、窒素成分を必須成分として含むシリコン材料で
あればよい。このシリコン材料は、そのいわゆる昇華点
が酸化シリコンよりも高い。
【0022】次に、超高真空中で850℃程度の熱処理
を行ってソースおよびドレインとなるp型シリコン基板
101表面の自然酸化膜やその他の汚染物質を除去す
る。尚、窒化シリコンを含め、窒素成分を必須成分とす
るシリコン材料は、いわゆる昇華点が酸化シリコンに比
べて非常に高いため、側壁106の形成厚が10nm程
度に薄くても、上記熱処理によって昇華してしまうこと
はない。
【0023】これに続いて、図1(c)に示すように、
露出したシリコン基板にシリコン層107を100〜3
00nm程度の膜厚で選択的にエピタキシャル成長させ
る。尚、本発明では、露出したシリコン基板に成長させ
るシリコン層として、予めシリコン基板と反対導電型の
ものを形成してもよい。この場合には、後述する不純物
の注入工程は不要となる。
【0024】次に、図1(c)に示すように、シリコン
層107に砒素イオンを注入し、さらに燐イオンを注入
した後、図1(d)のように、熱処理を施して燐と砒素
の拡散係数の差を利用して主に砒素を含む高濃度不純物
領域108と、その下に主に燐を含む低濃度不純物領域
109を形成する。高濃度不純物領域108は、低濃度
不純物領域109よりも高濃度に不純物を含んでいる。
【0025】尚、実施例1では、シリコン層107の表
面からゲート絶縁膜103の下までの領域に、高濃度不
純物領域108と低濃度不純物領域109との二種類か
らなる不純物領域を形成するが、本発明では、例えば、
砒素イオンのみを注入後熱処理して高濃度不純物領域の
みからなる不純物領域を形成してもよい。
【0026】この後、図示はしないが、上部に層間絶縁
膜を滞積し、不純物の活性化のために熱処理し、さらに
コンタクト開口部を開け、バリアメタルとこの上に形成
したシリコンを含むアルミニウムにより上部配線を形成
することで、本発明の実施例1による半導体装置が完成
される。
【0027】また、実施例1による半導体装置は、nチ
ャネルMOS型FETであるが、本発明によれば、pチ
ャネルMOS型FETを製造することも可能であること
はいうまでもない。
【0028】[実施例2]図2(a)〜(d)および図
3(a)〜(c)は、本発明の実施例2による半導体装
置の製造方法を説明するための工程図である。
【0029】以下、製造方法の説明によって、半導体装
置の構造をも説明する。
【0030】まず、図2(a)に示すように、LOCOS 法
等によってp型シリコン基板201の一部にフィールド
絶縁膜202を形成した後、このp型シリコン基板20
1の一部を熱酸化してゲート絶縁膜203を形成し、ゲ
ート絶縁膜203上に、多結晶シリコンのゲート電極材
料と酸化シリコンの絶縁材料を被着形成した後にパター
ニングしてゲート電極204と絶縁膜205の積層構造
を形成する。
【0031】次に、図2(b)に示すように、窒化シリ
コンから成る第1の絶縁材料を気相成長法等によって1
0〜50nm程度被着形成した後に異方性エッチングし
てゲート電極204に接する第1の側壁206を形成す
る。尚、第1の側壁206を形成する第1の絶縁材料
も、実施例1における側壁106と同様に、窒化シリコ
ンに限らず、SiOx y (ただし、0≦x≦2、かつ
0<y)等、窒素成分を必須成分として含むシリコン材
料であればよい。
【0032】次に、超高真空中で850℃程度の熱処理
を行ってソースおよびドレインとなるp型シリコン基板
201表面の自然酸化膜やその他の汚染物質を除去す
る。尚、第1の側壁206も、窒化シリコンの昇華点が
高いことにより、形成厚が10nm程度に薄くても、上
記熱処理によって昇華してしまうことはない。これに続
いて、図2(c)に示すように、露出したシリコン基板
にシリコン層207を20〜100nm程度の膜厚で選
択的にエピタキシャル成長させる。尚、露出したシリコ
ン基板に成長させるシリコン層207についても、実施
例1と同様に、予めシリコン基板と反対導電型のものを
形成してもよい。この場合には、後述する第1の不純物
の注入工程は不要となる。
【0033】以上の工程は、実施例1と同じである。
【0034】次に、図2(d)に示すように、シリコン
層207に第1の不純物としての燐イオンを5×1014
/cm2 以下注入する。
【0035】次に、図3(a)に示すように、第2の絶
縁材料としての酸化シリコン(SiO2 )を気相成長法
等によって50〜200nm程度被着形成した後に異方
性エッチングして、第1の側壁206に接する第2の側
壁208を形成する。尚、第2の絶縁材料としての酸化
シリコンは、例えば、窒化シリコンに比べては勿論、シ
リコンに比べてもいわゆる剛性率が低いため、後述する
熱処理を施した際に、酸化シリコンと窒化シリコンやシ
リコンとの間において各々の熱膨張係数差により生ずる
歪みを吸収する。したがって、シリコン中の結晶欠陥の
発生等が防止され、半導体装置としての信頼性に優れ
る。
【0036】次に、図2(b)に示すように、シリコン
層207に第2の不純物としての砒素イオンを1×10
15/cm2 以上注入する。尚、本実施例では、第1の不純
物として燐イオンを注入する一方、第2の不純物として
砒素イオンを注入しているが、本発明では、第1および
第2の不純物は、それぞれ燐イオンあるいは砒素イオン
とは異なる物質でもよく、また、互いに同じ物質とする
ことも可能である。
【0037】次に、図3(c)に示すように、この工程
体を熱処理し、主に燐を含んだ低濃度不純物領域210
と、主に砒素を含んだ高濃度不純物領域209を形成す
る。高濃度不純物領域209は、低濃度不純物領域21
0よりも高濃度に不純物を含んでいる。
【0038】この後、図示はしないが、上部に層間絶縁
膜を滞積し、不純物の活性化のために熱処理し、さらに
コンタクト開口部を開け、バリアメタルとこの上に形成
したシリコンを含むアルミニウムにより上部配線を形成
することで、本発明の実施例2による半導体装置が完成
される。
【0039】以上説明した実施例2においては、側壁が
第1の側壁206と第2の側壁208との2段構造であ
るため、形成厚の薄い第1の側壁206によって不純物
領域の深さを浅くできることは勿論、高濃度不純物領域
209がゲート電極204から横方向に離れて形成され
るので、シリコン層207を十分に薄くすることができ
る。よって、積み上げ構造に特有のゲート電極とソース
およびドレインとの間の寄生容量の増加を最小限に抑え
ることができ、半導体装置としての動作速度の高速化に
有利である。また、比較的厚い第2の側壁208が低い
剛性率を持つ酸化シリコンから成るため、熱処理の際の
各部間の歪が吸収されてシリコン中の結晶欠陥の発生等
が防止され、半導体装置としての信頼性に優れる。
【0040】尚、実施例2による半導体装置もnチャネ
ルMOS型FETであるが、本発明によれば、pチャネ
ルMOS型FETを製造することも可能であることは勿
論である。
【0041】
【発明の効果】本発明による半導体装置においては、選
択エピタキシャル成長前に形成される側壁が酸化シリコ
ン等よりもいわゆる昇華点の高い絶縁材料から成るた
め、側壁形成後結晶成長直前の熱処理の影響に拘らず側
壁厚を薄くすることが可能になり、不純物領域の深さを
例えば10〜30nmときわめて浅くしてもその拡散端
がチャネルに届く。したがって、電流駆動能力を犠牲に
することなく、短チャネル効果を抑えることができる。
【0042】また、側壁を2段構造とすれば、形成厚の
薄い第1の側壁によって不純物領域の深さを浅くできる
ことは勿論、高濃度不純物領域がゲート電極から横方向
に離れて形成されるので、半導体層を十分に薄くするこ
とができる。よって、積み上げ構造に特有のゲート電極
とソースおよびドレインとの間の寄生容量の増加を最小
限に抑えることができ、半導体装置としての動作速度の
高速化に有利である。また、比較的厚い第2の側壁が低
い剛性率を持つ酸化シリコンから成るため、熱処理の際
の各部間の歪が吸収されてシリコン中の結晶欠陥の発生
等が防止され、半導体装置としての信頼性に優れる。
【0043】さらに、本発明による半導体装置の製造方
法によれば、短チャネル効果を十分に抑えた上記半導体
装置を比較的簡単な製造工程で製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による半導体装置およびその
製造方法を説明するための工程図である。
【図2】本発明の実施例2による半導体装置およびその
製造方法を説明するための工程図である。
【図3】本発明の実施例2による半導体装置およびその
製造方法を説明するための工程図である。
【図4】従来例による半導体装置およびその製造方法を
説明するための工程図である。
【符号の説明】
101、201、401 p型シリコン基板 102、202、402 フィールド絶縁膜 103、203、403 ゲート絶縁膜 104、204、404 ゲート電極 105、205、405 絶縁膜 106 側壁 206 第1の側壁 208 第2の側壁 107、207、406 シリコン層 108、209、407 高濃度不純物領域 109、210、408 低濃度不純物領域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板の表面上にゲート
    絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲー
    ト電極の側面に窒素成分を必須成分として含むシリコン
    材料を第1の絶縁材料として用いて該第1の絶縁材料か
    ら成る第1の側壁を前記ゲート電極側面に直接接するよ
    うに形成する工程と、前記第1の側壁を形成した後に前
    記半導体基板を超高真空中で熱処理して該半導体基板の
    表面を清浄化する工程と、前記第1の側壁の外側の前記
    半導体基板の表面上に超高真空気相成長法によって反対
    導電型の半導体層を形成する工程と、前記反対導電型の
    半導体層を形成した後に前記第1の側壁の側面に酸化シ
    リコンを第2の絶縁材料として用いて該第2の絶縁材料
    から成る第2の側壁を形成する工程と、前記第2の側壁
    の外側の前記半導体層に不純物を注入した後に前記半導
    体基板を熱処理して該半導体基板内の不純物を活性化す
    る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の側壁の外側の前記半導体基板
    の表面上に反対導電型の半導体層を形成する前記工程
    は、前記第1の側壁の外側の前記半導体基板の表面上に
    同一導電型の半導体層および真性半導体層のうちのいず
    れかの半導体層を形成する前工程と、前記半導体層に不
    純物を注入して該半導体層を反対導電型とする後工程と
    から成る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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