JP2903363B2 - 局間コミュニケーションシステム - Google Patents

局間コミュニケーションシステム

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JP2903363B2
JP2903363B2 JP3785394A JP3785394A JP2903363B2 JP 2903363 B2 JP2903363 B2 JP 2903363B2 JP 3785394 A JP3785394 A JP 3785394A JP 3785394 A JP3785394 A JP 3785394A JP 2903363 B2 JP2903363 B2 JP 2903363B2
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馨 湯浅
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MOKURO DENSHI SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト局と端末局との
間のコミュニケーションを画像及び音声によって図る局
間コミュニケーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のパチンコホールを出店
・管理しているパチンコ業者は、各パチンコホールに設
置したホールコンピュータと、本社に設置したホストコ
ンピュータとを、公衆電話回線で結んでなるデータ管理
システムを導入し、各パチンコホールのホールコンピュ
ータで計算された売上金額、景品金額、割数等のデータ
を本社に伝送し、本社のホストコンピュータに接続した
プリンタにより印刷して一括管理している。
【0003】さらに、最近では、各パチンコホールに設
置したテレビカメラと、本社に設置したCRTモニタと
を、専用通信回線で結んでなる店内監視システムを導入
し、店内状況を静止画像で本社に伝送し、本社のCRT
モニタに映して監視する業者も増えてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のホー
ル内状況監視システムは、各パチンコホールの店内状況
を本社に一方向伝送するだけのものであり、各パチンコ
ホールは本社から一方的に監視される立場となるため、
必ずしも各パチンコホールと本社との信頼関係を築ける
ものとはいえなかった。
【0005】また、上記のデータ管理システムと店内監
視システムは、互いに別体で独立していたため、共用で
きるはずの装置や部品や通信回線が別々に必要になり、
無駄なコストがかかっていた。また、売上金額、景品金
額、割数等のデータと店内状況の画像とを組み合せて表
示したり記憶したりすることもできなかった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、ホス
ト局と端末局との間で画像及び音声を双方向伝送でき、
対等の立場でコミュニケーションを図れるとともに、端
末局からの画像とデータとをホスト局で重ね合わせて表
示することにより同時にかつ容易に把握でき、また、シ
ステムの一体化により装置や部品や通信回線をできる限
り共用化でき、無駄なコストを省ける局間コミュニケー
ションシステムを提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、ホスト局から端末局
の画像入力手段を遠隔操作できる局間コミュニケーショ
ンシステムを提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、ホスト局から端末局
の画像入力手段を選択できる局間コミュニケーションシ
ステムを提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、前記の重ね合わされ
た画像とデータとを、ホスト局の記憶手段に記憶させる
ことにより、それらの自動管理や保存利用を可能にする
局間コミュニケーションシステムを提供することにあ
る。
【0010】本発明の別の目的は、ホスト局から端末局
の特定の人を選択し、その人のみと音声でコミュニケー
ションを図ることができる局間コミュニケーションシス
テムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の局間コミュニケーションシステムは、画像
信号及び音声信号の符号化装置を備えた画像音声伝送装
置、該画像音声伝送装置に接続されて該画像音声伝送装
置又はホスト局の画像音声伝送装置を制御する制御装
置、該画像音声伝送装置又は制御装置に接続されて画像
を入力及び出力する画像入力手段及び画像出力手段、該
画像音声伝送装置又は制御装置に接続されて音声を入力
及び出力する音声入力手段及び音声出力手段、並びに、
該画像音声伝送装置又は制御装置に接続されてデータを
入力するデータ入力手段を備えた端末局と、画像信号及
び音声信号の符号化装置を備えた画像音声伝送装置、該
画像音声伝送装置に接続されて該画像音声伝送装置又は
端末局の画像音声伝送装置を制御する制御装置、該画像
音声伝送装置又は制御装置に接続されて画像を入力及び
出力する画像入力手段及び画像出力手段、該画像音声伝
送装置又は制御装置に接続されて音声を入力及び出力す
る音声入力手段及び音声出力手段、並びに、該画像音声
伝送装置又は制御装置に接続されて端末局からの画像と
データとを重ね合わせて該画像出力手段に表示させるス
ーパーインポーズ手段を備えたホスト局と、前記端末局
の画像音声伝送装置とホスト局の画像音声伝送装置とを
結んで画像、音声及びデータを伝送するディジタル回線
とからなる構成とした。
【0012】ここで、制御装置としてはマイクロコンピ
ュータを使用した装置を例示できる。画像入力手段とし
てはテレビカメラを例示でき、画像出力手段としては、
CRTモニタ、液晶モニタ、プラズマディスプレイ、E
Lディスプレイ、LEDディスプレイ等を例示できる。
音声入力手段としてはマイクロホンを例示でき、音声出
力手段としてはスピーカ、ヘッドホン、イヤホン等を例
示できる。
【0013】また、端末局の制御装置に、端末局の画像
入力手段の外部制御入力端子を接続することもできる。
【0014】また、端末局の制御装置に、端末局の画像
入力手段を少なくとも二つ接続することもできる。
【0015】また、ホスト局のスーパーインポーズ手段
に、該スーパーインポーズ手段で重ね合わされた端末局
からの画像とデータとを記憶する記憶手段を接続するこ
とができる。記憶手段としては、VTR、CD−RO
M、光磁気ディスク、ハードディスク等を例示できる。
【0016】また、端末局の画像音声伝送装置に、無線
による音声の送信及び受信が可能な親機と複数の子機と
からなり、ホスト局の画像音声伝送装置により親機に接
続可能な子機が選択される選択的通信手段を接続するこ
ともできる。選択的通信手段の子機としては、ハンドセ
ット受話器や、ヘッドホンとマイクロホンとが一体化さ
れたインターカム装置等を例示できる。
【0017】
【作用】本発明の局間コミュニケーションシステムによ
れば、端末局及びホスト局におけるそれぞれの画像入力
手段、画像出力手段、音声入力手段及び音声出力手段を
使用し、両局の画像音声伝送装置とそれらを結ぶディジ
タル回線によって、画像及び音声を双方向に伝送するこ
とにより、ホスト局と端末局との間で画像及び音声を双
方向伝送でき、対等の立場でコミュニケーションを図れ
るようになる。また、端末局からの画像とデータとをホ
スト局のスーパーインポーズ手段により重ね合わせて画
像出力手段に表示することにより、同時にかつ容易に把
握できるようになる。また、システムの一体化により装
置や部品や通信回線をできる限り共用化できるようにな
る。
【0018】上記作用に加え、端末局の制御装置に端末
局の画像入力手段の外部制御入力端子を接続した場合に
は、ホスト局の制御装置から端末局の制御装置を通し
て、端末局の画像入力手段を遠隔操作できるようにな
る。
【0019】また、端末局の制御装置に端末局の画像入
力手段を少なくとも二つ接続した場合には、ホスト局の
制御装置から端末局の制御装置を通して、端末局の画像
入力手段を選択できるようになる。
【0020】また、ホスト局のスーパーインポーズ手段
に前記記憶手段を接続した場合には、前記の重ね合わさ
れた画像とデータとを、ホスト局の記憶手段に記憶させ
ることにより、それらの自動管理や保存利用ができるよ
うになる。
【0021】また、端末局の画像音声伝送装置に前記選
択的通信手段を接続した場合には、ホスト局から端末局
の特定の人を選択し、その人のみと音声でコミュニケー
ションを図れるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明をパチンコホールと本社との間
の局間コミュニケーションシステムに具体化した一実施
例について、図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、この局間コミュニケーションシステムは、複数の各
パチンコホールに設置される端末局1と、本社に設置さ
れるホスト局21と、端末局1の画像音声伝送装置とホ
スト局21の画像音声伝送装置とを結んで画像、音声及
びデータを伝送するディジタル回線41とから構成され
ている。
【0023】まず、各パチンコホールに設置される端末
局1は、符号化装置を備えた画像音声伝送装置2を中心
にして構成されている。この画像音声伝送装置2には、
日本電信電話株式会社製の商品コーデック(型番FM−
C1000)が使用されている。この商品は、次の表1
に示すような内容を備え、特にCCITT(国際電信電
話諮問委員会)勧告に準拠した国際標準方式の画像符号
化装置と、PCM(パルスコード変調)方式の音声符号
化装置とを備えている。
【0024】
【表1】
【0025】画像音声伝送装置2の外部制御端子には、
該画像音声伝送装置2と後述するホスト局の画像音声伝
送装置とを遠隔制御する制御装置3が接続されている。
この制御装置3は、図2に示すようにコンパクトにまと
められ、そのパネル面15には電源スイッチ16と、テ
レビカメラ台数を表示する複数のLED17とが設けら
れている。また、制御装置3は、次の表2に示すような
内容を備え、特に標準仕様で各15チャンネルの画像入
力端子と画像出力端子とを備えている。
【0026】
【表2】
【0027】制御装置3の画像入力端子には、画像入力
手段としてのテレビカメラ4が最大で15台接続され、
さらに制御装置3の外部制御出力端子には各テレビカメ
ラ4の外部制御入力端子が接続され、後述するホスト局
21からの遠隔操作が可能となっている。制御装置3の
画像出力端子には画像出力手段としてのCRTモニタ5
が最大で15台接続されている。これらのテレビカメラ
4及びCRTモニタ5には、パチンコホールに既設の店
内監視用のものをそのまま利用することができる。な
お、図1における3a,3bはそれぞれテレビカメラ4
の切換装置及びCRTモニタ5の切替装置を示し、制御
装置3の一部である。
【0028】画像音声伝送装置2の音声入力端子と音声
出力端子には、増幅器6を介して、音声入力手段として
のマイクロホン7と音声出力手段としてのスピーカ8と
が接続されている。また、制御装置3の外部信号入力端
子にはデータ入力手段としての既設のホールコンピュー
タ9が接続され、該ホールコンピュータ9で計算された
売上金額、景品金額、割数等のデータが、制御装置3を
通じて画像音声伝送装置2に入力されるようになってい
る。
【0029】さらに、画像音声伝送装置2には、無線に
よる音声の送信及び受信が可能な親機11と複数の子機
12とからなり、ホスト局の画像音声伝送装置により親
機11に接続可能な子機12が選択される、選択的通信
手段としてのインターカム装置10が接続されている。
子機12はヘッドホンとマイクロホンとを一体化したも
ので、パチンコホールの店員が装着して使用する。
【0030】次に、本社に設置されるホスト局21も、
端末局1と同一の符号化装置を備えた画像音声伝送装置
22を中心にして構成されている。
【0031】画像音声伝送装置22の外部制御端子に
は、該画像音声伝送装置22と端末局1の画像音声伝送
装置2とを遠隔制御する制御装置23が接続されてい
る。制御装置23は、図3に示すようにコンパクトにま
とめられ、そのパネル面24には、図4に示すように電
源スイッチ25、ホスト優先スイッチ26、画面送りス
イッチ27、解除スイッチ28及び合計10個の液晶表
示付スイッチ29が設けられている。また、制御装置2
3は、次の表3に示すような内容を備えている。
【0032】
【表3】
【0033】画像音声伝送装置22の画像入力端子に
は、画像入力手段としてのテレビカメラ31が接続され
ている。また、画像音声伝送装置22の画像出力端子に
は、スーパーインポーズ装置32を介して、画像出力手
段としてのCRTモニタ33が接続されている。画像音
声伝送装置22の音声入力端子と音声出力端子には、増
幅器34を介して、音声入力手段としてのマイクロホン
35と音声出力手段としてのスピーカ36とが接続され
ている。また、制御装置23のデータ入力端子にはホス
トコンピュータ37が接続され、前記ホールコンピュー
タ9で計算された売上金額、景品金額、割数等のデータ
が画像音声伝送装置22及び制御装置23を通じてホス
トコンピュータ37に入力されるようになっている。
【0034】スーパーインポーズ装置32は、図9及び
図10に例示するように、端末局1からの画像とデータ
とを重ね合わせてCRTモニタ33に表示させるもので
ある。スーパーインポーズ装置32には、前記の重ね合
わされた画像とデータとを記憶する記憶手段としてのV
TR38が接続されている。
【0035】前記端末局1の画像音声伝送装置2とホス
ト局21の画像音声伝送装置22との間はディジタル回
線41で結ばれ、画像及び音声を双方向に伝送するとと
もに、端末局で入力されたデータを伝送する。このディ
ジタル回線41には、日本電信電話株式会社によるIS
DN(ディジタル統合サービス網)の商品INSネット
64が使用されている。
【0036】以上のように構成された局間コミュニケー
ションシステムの使用方法について、構成を補足しなが
ら説明する。
【0037】(1)本社から各パチンコホールの店内監
視をするとき 図4に示すように、ホスト局21の制御装置23の
電源スイッチ25をONすると、10個の液晶表示付ス
イッチ29には「店番表示して下さい。1,2,3,
4,5」という表示がされる。
【0038】 そこで、監視する店番すなわち端末局
1の端末局番号を選択し(6番以降の場合は、画面送り
スイッチ27を押すと、1,2,3,4,5の数字が、
6,7,8,9,10のように順次変化する。)、その
選択した液晶表示付スイッチ29(ここでは、仮に店番
1のスイッチとする)を押す。すると、図5に示すよう
に、10個の液晶表示付スイッチ29には「回線接続待
機中 しばらくお待ち下さい」という表示がされ、制御
装置23は、目的のパチンコホールに自動的にダイヤル
し、画像音声伝送装置22と端末局1の画像音声伝送装
置2とをディジタル回線41で接続する(オートダイヤ
リング機能)。
【0039】 上記接続が完了すると、図6に示すよ
うに、10個の液晶表示付スイッチ29には「店番1
回線接続中 回線セツダン カメラ1,カメラ2,カメ
ラ3,カメラ4,カメラ5」という表示がされる。そこ
で、目的のテレビカメラ番号を選択し(6番以降の場合
は、画面送りスイッチ27を押すと、カメラ1,カメラ
2,カメラ3,カメラ4,カメラ5の数字が、カメラ
6,カメラ7,カメラ8,カメラ9,カメラ10のよう
に順次変化する。)、その選択した液晶表示付スイッチ
29(ここでは、仮にカメラ4のスイッチとする)を押
す。
【0040】すると、図7に示すように、10個の液晶
表示付スイッチ29には「店番1回線接続中 カメラ4
カメラコントロール 回線セツダン」という表示がさ
れ、制御装置23は端末局1の画像音声伝送装置2を制
御して、4番のテレビカメラ4を選択する。このテレビ
カメラ4からの店内状況の画像信号は、画像音声伝送装
置2によって符号化され、ディジタル回線41によって
伝送され、画像音声伝送装置22によって符号が復元さ
れ、CRTモニタ33に表示される。その画像は3〜1
5フレーム/秒(適宜に設定可)の準動画なので、店内
状況を把握しやすい。
【0041】 このとき、カメラコントロールの液晶
表示付スイッチ29を押すと、図8に示すように、10
個の液晶表示付スイッチ29には「↑↓←→ 遠ズーム
近ズーム 遠ピント 近ピント 開くアイリス 閉る
アイリス」という表示がされ、選択しているテレビカメ
ラ4の制御が可能になる。つまり、↑↓←→の液晶表示
付スイッチ29を押すと、制御装置23は端末局1の画
像音声伝送装置2を介してテレビカメラ4を制御し、テ
レビカメラ4の向きを上下及び左右方向に変えることが
できる。同様の制御により、遠ズーム又は近ズームの液
晶表示付スイッチ29を押すと、テレビカメラ4をズー
ムによりアップ又はワイドに変更でき、遠ピント又は近
ピントの液晶表示付スイッチ29を押すと、テレビカメ
ラ4のピントを調整でき、開くアイリス又は閉るアイリ
スの液晶表示付スイッチ29を押すと、テレビカメラ4
の絞りを調整できる。このように、テレビカメラ4をホ
スト局21で自在に遠隔操作して、店内状況を十分に把
握できる。
【0042】なお、上記のホスト局21からのテレビカ
メラ4の遠隔操作や画像の取得は、各パチンコホール内
での店長等によるテレビカメラ4の制御を妨げたり画像
を損ねたりするものではなく、それらと並行するもので
あるから、パチンコホール内でも従来通りテレビカメラ
4の制御をしたり画像を見たりすることができる。
【0043】 上記カメラコントロールの状態で解除
スイッチ28を押すと、図7の表示に戻り、再び解除ス
イッチ28を押すと、図6の状態に戻るので、他の番号
のテレビカメラ4を選択して切換えれば、上記と同様の
手順で店内監視を続けることができる。
【0044】 図6又は図7の状態で回線セツダンの
液晶表示付スイッチ29を押すと、制御装置23からブ
ザー音が複数回鳴り、自動的にディジタル回線41が切
断される。
【0045】(2)本社から各パチンコホールのデータ
を管理するとき 上記のようにホスト局21でパチンコホールの店内
状況の画像をCRTモニタ33に表示して監視している
ときに、特定の液晶表示付スイッチ29(適宜に設定
可)を押すと、制御装置23は端末局1の画像音声伝送
装置2を制御し、ホールコンピュータ9で計算された売
上金額、景品金額、割数等のデータは画像音声伝送装置
2に入力される。このデータは、画像音声伝送装置2に
よって符号化され、ディジタル回線41によって伝送さ
れ、画像音声伝送装置22によって符号が復元され、ス
ーパーインポーズ装置32によって図9及び図10に例
示するように前記店内状況の画像に重ね合わされ、CR
Tモニタ33に表示される。
【0046】 このとき、VTR38の録画スイッチ
をONすれば、前記の重ね合わされた画像とデータとを
録画して記憶することができ、そのデータを保存利用す
ることができる。
【0047】 上記の手順は自動化が可能であ
り、従って自動的なデータの定時管理が可能となる。す
なわち、毎日決まった時間になると、自動的にホスト局
21から各端末局1を順番に選択して接続し、各パチン
コホールの店内状況の画像と前記データとを重ね合わせ
て順次VTR38に録画し、本社ではその録画した情報
によって、全パチンコホールのデータ管理を非常に効率
的に行うことができる。
【0048】(3)本社と各パチンコホールとの間で会
話、店長会議等を行うとき 各端末局1ではいずれかのテレビカメラ4及びCRTモ
ニタ5とマイクロホン7及びスピーカ8とを使用し、ホ
スト局21ではテレビカメラ31及びCRTモニタ33
とマイクロホン35及びスピーカ36とを使用し、両局
の画像音声伝送装置2,22及びそれらを結ぶディジタ
ル回線41によって、画像及び音声を本社及び各パチン
コホールのグループ内で双方向に伝送することにより、
会話、店長会議等を行うことができる。
【0049】このように、本実施例によれば、本社から
の一方的な店内監視だけでなく、本社と各パチンコホー
ルとの間で双方向コミュニケーションを図れるので、従
来より相互の信頼関係を築きやすくなる。モニタに大形
のものを使用すれば、大きい部屋で会議することもでき
る。しかも、画像は3〜15フレーム/秒の準動画なの
で、コミュニケーションを図りやすく、フレーム数を例
えば5フレーム以上(好ましくは7フレーム以上)にす
れば、手話による会話も容易になる。また、音声はAM
ラジオ放送規格と同じ7kHz 帯域の高品質音声なの
で、聞きとりやすい。
【0050】本実施例で使用した画像音声伝送装置2,
22によれば、音声の使用を止めた場合には、画像信号
の品質をさらに高めることもできる。また、ディジタル
回線41はID番号確認等によってセキュリティを高め
ることができ、特に使用したINSネット64はセキュ
リティに優れるので、本社と各パチンコホールとの間の
限定されたクループ通信が可能で、他からの侵入を排除
することができる。
【0051】(4)本社と各パチンコホールの特定の人
との間で会話するとき ホスト局21の制御装置23によって、端末局1のイン
ターカム装置10における親機11に接続可能な子機1
2を選択し、その子機12を装着した店員と本社(マイ
クロホン35及びスピーカ36を使用)との間だけで音
声による双方向コミュニケーションを図ることができ
る。
【0052】(5)拡張性について 本実施例によれば、制御装置3,23の外部信号入力端
子及び外部信号出力端子に用途に応じた外部装置を接続
し、該制御装置3,23によって各種の信号又は装置を
制御させることにより、例えば次のような拡張が可能で
ある。 ホスト局21からの遠隔操作によって、端末局1の
音楽データ(MIDI信号)をオンライン制御し、パチ
ンコホールの環境アップを図ること。 ホスト局21からの遠隔操作によって、端末局1の
調光システム、香りシステム等をオンライン制御し、パ
チンコホールの環境アップを図ること。 ホスト局21から新聞ニュース等の情報を端末局1
に伝送し、パチンコホール内の電光表示器に表示するこ
と。
【0053】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)画像及び音声の入力及び出力手段の数は適宜変更
できる。 (2)パチンコホール以外にも、例えばコンビニエンス
ストアと本社との間のように、各種局間のコミュニケー
ションシステムに具体化できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明に係
る局間コミュニケーションシステムによれば、ホスト局
と端末局との間で画像及び音声を双方向伝送でき、対等
の立場でコミュニケーションを図れるとともに、端末局
からの画像とデータとをホスト局で重ね合わせて表示す
ることにより同時にかつ容易に把握でき、また、システ
ムの一体化により装置や部品や通信回線をできる限り共
用化でき、無駄なコストを省けるという優れた効果を奏
する。
【0055】上記効果に加え、請求項2の発明に係る局
間コミュニケーションシステムによれば、ホスト局から
端末局の画像入力手段を遠隔操作することができる。
【0056】また、請求項3の発明に係る局間コミュニ
ケーションシステムによれば、ホスト局から端末局の画
像入力手段を選択することができる。
【0057】また、請求項4の発明に係る局間コミュニ
ケーションシステムによれば、前記の重ね合わされた画
像とデータとを、ホスト局の記憶手段に記憶させること
により、それらの自動管理や保存利用が可能になる。
【0058】また、請求項5の発明に係る局間コミュニ
ケーションシステムによれば、ホスト局から端末局の特
定の人を選択し、その人のみと音声でコミュニケーショ
ンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパチンコ業者における局間コミュニケ
ーションシステムに具体化した一実施例のブロック図で
ある。
【図2】端末局の制御装置を示す斜視図である。
【図3】ホスト局の制御装置を示す斜視図である。
【図4】ホスト局の制御装置のパネル面を示す説明図で
ある。
【図5】同じく制御装置のパネル面のスイッチを示す説
明図である。
【図6】同じく制御装置のパネル面のスイッチを示す説
明図である。
【図7】同じく制御装置のパネル面のスイッチを示す説
明図である。
【図8】同じく制御装置のパネル面のスイッチを示す説
明図である。
【図9】ホスト局のCRTモニタに重ね合わせ表示され
た画像及びデータの一例を示す説明図である。
【図10】同画像及びデータの別例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 端末局 2 画像音声伝送装置 3 制御装置 4 テレビカメラ 5 CRTモニタ 7 マイクロホン 8 スピーカ 9 ホールコンピュータ 10 インターカム装置 11 親機 12 子機 21 ホスト局 22 画像音声伝送装置 23 制御装置 31 テレビカメラ 32 スーパーインポーズ装置 33 CRTモニタ 35 マイクロホン 36 スピーカ 37 ホストコンピュータ 38 VTR 41 ディジタル回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/21 Z (56)参考文献 特開 平5−75996(JP,A) 特開 平4−122186(JP,A) 特開 昭63−33985(JP,A) 特開 平2−192381(JP,A) 特開 平1−168154(JP,A) 特開 平6−315052(JP,A) 特開 平4−240988(JP,A) 特開 平4−82488(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/14 - 7/15 H04N 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号及び音声信号の符号化装置を備
    えた画像音声伝送装置、該画像音声伝送装置に接続され
    て該画像音声伝送装置又はホスト局の画像音声伝送装置
    を制御する制御装置、該画像音声伝送装置又は制御装置
    に接続されて画像を入力及び出力する画像入力手段及び
    画像出力手段、該画像音声伝送装置又は制御装置に接続
    されて音声を入力及び出力する音声入力手段及び音声出
    力手段、並びに、該画像音声伝送装置又は制御装置に接
    続されてデータを入力するデータ入力手段を備えた端末
    局と、 画像信号及び音声信号の符号化装置を備えた画像音声伝
    送装置、該画像音声伝送装置に接続されて該画像音声伝
    送装置又は端末局の画像音声伝送装置を制御する制御装
    置、該画像音声伝送装置又は制御装置に接続されて画像
    を入力及び出力する画像入力手段及び画像出力手段、該
    画像音声伝送装置又は制御装置に接続されて音声を入力
    及び出力する音声入力手段及び音声出力手段、並びに、
    該画像音声伝送装置又は制御装置に接続されて端末局か
    らの画像とデータとを重ね合わせて該画像出力手段に表
    示させるスーパーインポーズ手段を備えたホスト局と、 前記端末局の画像音声伝送装置とホスト局の画像音声伝
    送装置とを結んで画像、音声及びデータを伝送するディ
    ジタル回線とを含む局間コミュニケーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記端末局の制御装置に、端末局の画像
    入力手段の外部制御入力端子を接続した請求項1記載の
    局間コミュニケーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記端末局の制御装置に、端末局の画像
    入力手段を少なくとも二つ接続した請求項1記載の局間
    コミュニケーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記ホスト局のスーパーインポーズ手段
    に、前記の重ね合わされた端末局からの画像とデータと
    を記憶する記憶手段を接続した請求項1記載の局間コミ
    ュニケーションシステム。
  5. 【請求項5】 前記端末局の画像音声伝送装置に、無線
    による音声の送信及び受信が可能な親機と複数の子機と
    からなり、前記ホスト局の画像音声伝送装置により親機
    に接続可能な子機が選択される選択的通信手段を接続し
    た請求項1記載の局間コミュニケーションシステム。
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