JP2902519B2 - 屋根下地シート - Google Patents
屋根下地シートInfo
- Publication number
- JP2902519B2 JP2902519B2 JP16656492A JP16656492A JP2902519B2 JP 2902519 B2 JP2902519 B2 JP 2902519B2 JP 16656492 A JP16656492 A JP 16656492A JP 16656492 A JP16656492 A JP 16656492A JP 2902519 B2 JP2902519 B2 JP 2902519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridges
- roof base
- base sheet
- concave
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根下地の上に敷いて
防水するのに用いる屋根下地シートに関するものであ
る。
防水するのに用いる屋根下地シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の屋根下地シートは塩化ビニルのよ
うな合成樹脂にて単にシート状に形成されているだけで
ある。この屋根下地シートは野地板等の屋根下地の上に
敷かれ、その上に屋根材を葺き、屋根材から浸入した水
が屋根下地に浸入するのを防止する役目を果たすように
なっている。
うな合成樹脂にて単にシート状に形成されているだけで
ある。この屋根下地シートは野地板等の屋根下地の上に
敷かれ、その上に屋根材を葺き、屋根材から浸入した水
が屋根下地に浸入するのを防止する役目を果たすように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記屋根下
地シートの上面は単なる平滑な面であり、屋根下地シー
ト上に乗って屋根材を施工するとき足が滑るという問題
がある。また上面が平滑な面であるため水が浸入したと
き水がスムーズに排水されないという問題がある。
地シートの上面は単なる平滑な面であり、屋根下地シー
ト上に乗って屋根材を施工するとき足が滑るという問題
がある。また上面が平滑な面であるため水が浸入したと
き水がスムーズに排水されないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは屋根材を施工す
るとき滑り止めでき、しかも水が浸入してもスムーズに
排水できる屋根下地シートを提供するにある。
であって、本発明の目的とするところは屋根材を施工す
るとき滑り止めでき、しかも水が浸入してもスムーズに
排水できる屋根下地シートを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明屋根下地シートAは、防水性を有するシート材1
の上面に適当な間隔で平行に凹溝2を長手方向に亙るよ
うに設け、隣り合う凹溝2間に斜めに傾斜せる多数の突
条3を平行に設けると共に突条3の断面形状を略三角形
状に形成し、隣合う突条3間を断面略U字状の凹条4と
して成ることを特徴とする。
本発明屋根下地シートAは、防水性を有するシート材1
の上面に適当な間隔で平行に凹溝2を長手方向に亙るよ
うに設け、隣り合う凹溝2間に斜めに傾斜せる多数の突
条3を平行に設けると共に突条3の断面形状を略三角形
状に形成し、隣合う突条3間を断面略U字状の凹条4と
して成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、突条3や凹条4や凹溝2に
よる凹凸が存在することにより、屋根材を施工するとき
足の滑り止めができる。また凹条4や凹溝2に沿ってス
ムーズに排水できて浸入した水が溜まらないようにでき
る。さらに凹条4や凹溝2にて屋根材との間に空気層が
できて断熱性を向上できる。
よる凹凸が存在することにより、屋根材を施工するとき
足の滑り止めができる。また凹条4や凹溝2に沿ってス
ムーズに排水できて浸入した水が溜まらないようにでき
る。さらに凹条4や凹溝2にて屋根材との間に空気層が
できて断熱性を向上できる。
【0007】
【実施例】屋根下地シートAは、図1乃至図3に示すよ
うに防水性を有するシート材1の上面に複数本の凹溝2
を長手方向に亙るように設け、隣り合う凹溝2間に斜め
に傾斜せる多数の突条3を平行に設けると共に隣合う突
条3間を凹条4として形成されている。シート材1は吸
湿性のある紙1aに上に塩化ビニルのような合成樹脂1
bを積層して形成されており、上面をロールで加熱加圧
することにより凹溝2や突条3や凹条4が形成されてい
る。凹溝2はシート材1の長手方向と平行になるように
複数本等間隔に凹設されている。突条3や凹条4は各凹
溝2間で凹溝2の長手方向に対して直交する方向に対し
て約30゜程度傾斜するように形成してある。また隣り
合う凹溝2間の突条3や凹条4の向きは逆向きになって
いる。また各凹条4の端部は凹溝2に連通している。上
記のように構成せる屋根下地シートAは野地板のような
屋根下地の上に全面に亙って敷かれ、屋根下地シートA
の上に屋根材が葺かれる。
うに防水性を有するシート材1の上面に複数本の凹溝2
を長手方向に亙るように設け、隣り合う凹溝2間に斜め
に傾斜せる多数の突条3を平行に設けると共に隣合う突
条3間を凹条4として形成されている。シート材1は吸
湿性のある紙1aに上に塩化ビニルのような合成樹脂1
bを積層して形成されており、上面をロールで加熱加圧
することにより凹溝2や突条3や凹条4が形成されてい
る。凹溝2はシート材1の長手方向と平行になるように
複数本等間隔に凹設されている。突条3や凹条4は各凹
溝2間で凹溝2の長手方向に対して直交する方向に対し
て約30゜程度傾斜するように形成してある。また隣り
合う凹溝2間の突条3や凹条4の向きは逆向きになって
いる。また各凹条4の端部は凹溝2に連通している。上
記のように構成せる屋根下地シートAは野地板のような
屋根下地の上に全面に亙って敷かれ、屋根下地シートA
の上に屋根材が葺かれる。
【0008】
【発明の効果】本発明屋根下地シートは叙述のように防
水性を有するシート材の上面に適当な間隔で平行に凹溝
を長手方向に亙るように設け、隣り合う凹溝間に斜めに
傾斜せる多数の突条を平行に設けると共に突条の断面形
状を略三角形状に形成し、隣合う突条間を断面略U字状
の凹条としているので、屋根材を施工するとき断面略三
角形状の突条によって足の滑り止めが確実にできるもの
であり、しかも隣合う突条間を断面略U字状の凹条とし
たことによって、施工後は凹条による排水効果が得ら
れ、浸入した水が溜まらないようにできるものであり、
さらに加えて、施工後においてシート材の突条と屋根材
の裏面との接触面積を小さく保つことができると共に、
断面略U字状の凹条によって空気層の接触面積を広げる
ことができ、この結果、施工性、排水性の向上に加え
て、断熱性も大幅に向上するものである。
水性を有するシート材の上面に適当な間隔で平行に凹溝
を長手方向に亙るように設け、隣り合う凹溝間に斜めに
傾斜せる多数の突条を平行に設けると共に突条の断面形
状を略三角形状に形成し、隣合う突条間を断面略U字状
の凹条としているので、屋根材を施工するとき断面略三
角形状の突条によって足の滑り止めが確実にできるもの
であり、しかも隣合う突条間を断面略U字状の凹条とし
たことによって、施工後は凹条による排水効果が得ら
れ、浸入した水が溜まらないようにできるものであり、
さらに加えて、施工後においてシート材の突条と屋根材
の裏面との接触面積を小さく保つことができると共に、
断面略U字状の凹条によって空気層の接触面積を広げる
ことができ、この結果、施工性、排水性の向上に加え
て、断熱性も大幅に向上するものである。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1のX−X線で切断せる拡大断面図である。
【図3】図1のY−Y線で切断せる拡大断面図である。
A 屋根下地シート 1 シート材 2 凹溝 3 突条 4 凹条
Claims (1)
- 【請求項1】 防水性を有するシート材の上面に適当な
間隔で平行に凹溝を長手方向に亙るように設け、隣り合
う凹溝間に斜めに傾斜せる多数の突条を平行に設けると
共に突条の断面形状を略三角形状に形成し、隣合う突条
間を断面略U字状の凹条として成ることを特徴とする屋
根下地シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16656492A JP2902519B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 屋根下地シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16656492A JP2902519B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 屋根下地シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264573A JPH06264573A (ja) | 1994-09-20 |
JP2902519B2 true JP2902519B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=15833606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16656492A Expired - Fee Related JP2902519B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 屋根下地シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2902519B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16656492A patent/JP2902519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06264573A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990309 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |