JP2902469B2 - 毛玉取り器 - Google Patents

毛玉取り器

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JP2902469B2
JP2902469B2 JP25585390A JP25585390A JP2902469B2 JP 2902469 B2 JP2902469 B2 JP 2902469B2 JP 25585390 A JP25585390 A JP 25585390A JP 25585390 A JP25585390 A JP 25585390A JP 2902469 B2 JP2902469 B2 JP 2902469B2
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信泰 久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は衣類に発生する毛玉を除去する毛玉取り器に
関するものである。
【従来の技術】
毛玉取り器は、毛玉導入用の刃穴を備えた外刃と、外
刃内面に摺接して外刃との間で毛玉を切断する内刃とを
備えたものとして構成されており、また従来から第8図
以下に示すように、外刃30の周囲を囲むとともに螺旋状
ガイド溝38に係合するガイドボス80を備えて回転によっ
て外刃30からの突出量が変化して、外刃30と衣類7との
接触圧を調整する調整リング8を備えたものが提供され
ている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、毛玉71が生じる衣類の中にはその毛羽立ち
70が風合いをもたらせているものがある。モヘアのよう
なこの種の衣類7では、先端の毛玉71のみを切断除去
し、毛羽立ち70は残すようにしなくてはならない。 しかし、従来の毛玉取り器では、上記調理リング8を
突出させることで、衣類7と外刃30との接触圧が大きく
ならないようにしたところで、外刃30の刃穴から外刃内
に導入されたものはすべて切断するようになっていたこ
とから、そして衣類7は毛玉取り器を押し当てて衣類7
表面に沿って動かす時にどうしても凹凸が生じてしまう
ことから、表面の毛羽立ち70まで切断除去してしまって
風合いをなくしてしまうことがある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは衣類の種類に応じた毛玉の除去を
行うことができて、衣類の持つ風合いを損ねてしまうこ
とがない毛玉取り器を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、毛玉導入用の刃穴を備えた外刃
と、外刃内面に摺接して外刃との間で毛玉を切断する内
刃とを備えるとともに、外刃からの突出量が可変とされ
た起毛用アタッチメントを具備した毛玉取り器であっ
て、起毛用アタッチメントの突出量変化に応じて外刃と
内刃との間の接触圧を可変とする切れ味調整機構を備え
ていることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、起毛用アタッチメントを突出させれ
ば、外刃と内刃との間の接触圧が低下し、切れ味が悪く
なるために、毛玉は切断できるものの毛羽立ちは切断で
きなくなるために、毛羽立ちまで切断してしまうことが
ないものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の毛玉取り器は、第1図乃至第3図に示すように、モー
タ5を内蔵した本体1と、本体1の一端の開口部内に納
められた筒体2と、筒体2の先端開口縁に外刃フレーム
3を介して取り付けられたドーム状の外刃30と、モータ
5の出力軸に継ぎ手51を介して連結された内刃ブロック
6と、外刃フレーム3の外周に取り付けられた筒状で且
つ先端縁が波状とされた起毛用アタッチメント4とから
なるもので、継ぎ手51は切断した毛屑を本体1に付設さ
れた毛屑収納部(図示せず)に開口部15を通じて送り込
むファン50を一体に備えている。 ここにおける上記筒体2は、その外壁面に複数個の孔
が斜めに複数個連続するものとして形成されて本体1内
面から突出する突起12が係合する係合孔22を備えてお
り、筒体2の先端の内周面に形成された雌ねじ20に螺合
している外刃フレーム3は、その外周面に起毛用アタッ
チメント4の内周面から突設されたガイド突起41が係合
する斜めのガイド溝31を備えている。なお、このガイド
溝31の傾斜方向は、上記係合孔22の傾斜方向と同じとさ
れている。 また記内刃ブロック6は、第4図に示すように、基台
60と、この基台60に押し上げばね62を介して取り付けら
れた複数枚の内刃61とからなるものとして形成されてお
り、各内刃61は押し上げばね62による付勢を受けて外刃
30内面に接触している。 そしてこの毛玉取り器では、第1図に示すように、起
毛用アタッチメント4の先端が外刃30の頂部よりも突出
しない状態となっている時には、筒体2も本体1内に納
まっており、内刃6における押し上げばね62は図中δ
で示す分のたわみで生じる反力で内刃61を外刃30の内面
に接触させている。 しかし、外刃フレーム3の傾斜したガイド溝31にガイ
ド突起41を係合させた起毛用アタッチメント4を大きく
回転させることで、第2図に示すように、起毛用アタッ
チメント4の先端を外刃30の頂部よりも突出させるとと
もに外刃フレーム3を回転させたならば、外刃フレーム
3と共に回転する筒体2は、本体1の突起12に斜めの係
合孔22を係合させているために、モータ5から離れる方
向に図中αだけ移動するものであり、この結果、外刃30
は内刃61から離れる方向に動くことになり、内刃61が外
刃30に接する圧力を生み出す押し上げばね62のたわみ量
が少なく(δ>δ)なって外刃30と内刃61との接触
圧が小さくなる。 起毛用アタッチメント4を逆方向に大きく回転させた
ならば、起毛アタッチメント4は第1図に示す状態に戻
るとともに、筒体2も後退するために、内刃61と外刃30
との接触圧も元に戻る。 従って、衣類7表面の毛をすべて切断したい時には、
第6図に示すように、起毛用アタッチメント4を下げて
外刃30と内刃61との接触圧を高め、外刃30の刃穴から導
入される毛がすべて切断されるようにすればよく、毛羽
立ち70の先端に生ずる毛玉71のみを切断して毛羽立ち70
は残しておきたい時には、第7図に示すように、起毛用
アタッチメント4を突出させることで、筒体2も移動さ
せて外刃30と内刃61との接触圧を下げ、切れ味が悪くな
るようにすれば、外刃30の刃穴を通じて外刃30内に導入
された毛羽立ち70及び毛玉71のうち、毛玉71は切断され
るものの、毛羽立ち70は切断されることがなく、毛羽立
ち70まで切断してしまうことで衣類7の風合いを損ねて
しまうということがない。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、起毛用アタッチメン
トを突出させたならば、外刃と内刃との間の接触圧が低
下して切れ味が低下し、毛玉は切断できるものの毛羽立
ちは切断できなくなるために、毛羽立ちまで切断してし
まうということがなく、従って毛羽立ちを切断してしま
うことで毛羽立ちによる衣類の風合いを損ねてしまうと
いうことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明一実施例の断面図、第3図及
び第4図は同上の分解斜視図、第5図(a)(b)は同
上の斜視図、第6図及び第7図は同上の断面図、第8図
(a)(b)は従来例の斜視図、第9図及び第10図は同
上の断面図であって、4は起毛用アタッチメント、30は
外刃、61は内刃を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】毛玉導入用の刃穴を備えた外刃と、外刃内
    面に摺接して外刃との間で毛玉を切断する内刃とを備え
    るとともに、外刃からの突出量が可変とされた起毛用ア
    タッチメントを具備した毛玉取り器であって、起毛用ア
    タッチメントの突出量変化に応じて外刃と内刃との間の
    接触圧を可変とする切れ味調整機構を備えていることを
    特徴とする毛玉取り器。
JP25585390A 1990-09-25 1990-09-25 毛玉取り器 Expired - Lifetime JP2902469B2 (ja)

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JPH04136260A JPH04136260A (ja) 1992-05-11
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KR100852653B1 (ko) * 2008-04-29 2008-08-18 백성국 온수매트 제조장치 및 제조방법
JP7067763B2 (ja) * 2017-09-25 2022-05-16 テスコム電機株式会社 毛玉取り器のアタッチメント、及び毛玉取り器

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