JP2901744B2 - レーザトリマーにおけるダスト除去方法 - Google Patents

レーザトリマーにおけるダスト除去方法

Info

Publication number
JP2901744B2
JP2901744B2 JP2302788A JP30278890A JP2901744B2 JP 2901744 B2 JP2901744 B2 JP 2901744B2 JP 2302788 A JP2302788 A JP 2302788A JP 30278890 A JP30278890 A JP 30278890A JP 2901744 B2 JP2901744 B2 JP 2901744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
nozzle
dust
substrate
glass substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2302788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04178289A (ja
Inventor
燿一郎 宮口
敏 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2302788A priority Critical patent/JP2901744B2/ja
Publication of JPH04178289A publication Critical patent/JPH04178289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2901744B2 publication Critical patent/JP2901744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/005Devices for removing chips by blowing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハイブリッドIC等の微細な加工パターンの
修正に使用されるレーザトリマー(レーザリペア)にお
けるダスト除去手段に関するものである。
〔従来の技術〕
ハイブリッドICに使用する受動素子としては抵抗,コ
ンデンサ,インダクタがあるが、トリミングの対象とな
るのは、抵抗膜素子、特に厚膜抵抗体である。
厚膜抵抗体は、スクリーン印刷,乾燥,焼成を基板上
に形成されるが、その抵抗値は設計上の所定値に適合し
ておらず、ばらつきを示す。
このばらつきを吸収して目標値に適合させるため、レ
ーザトリミングが使用されており、レーザ光を集光レン
ズにより基板上の抵抗体の所定位置に集光しながら、基
板を移動し、抵抗値が規定範囲に達する迄、トリミング
を行っている。
この場合、レーザの熱は抵抗体を瞬時に蒸発させて不
要部分を除去するが、その蒸発部分の周縁部のレーザパ
ワーの弱い部分は、蒸発が起こらず溶融加熱の状態とな
り、周辺部に微粒子状となって飛散し溶融物の付着を起
こす。
これらの飛散・凝集は、トリミング後の抵抗体の特性
及び安定性に重大な影響を与えている。
液晶素子セルの作成に際しても、ガラス基板上に形成
したITO(In2O3,SnO2)をレーザトリミング後、ポリア
ミド系の配向膜を1000〜3000Å塗布し、ラビング工程に
より所定方向に配向性を与えているが、この時、レーザ
トリミングにより3000〜5000Åのダストがあることによ
り、配向膜に傷やすじを与え、このため、配向性異常を
部分的に生じている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、レーザトリミングによって発生した微粒子
状の飛散した溶融物が基板の周辺部に付着することを阻
止し、トリミンングの後の製品の特性に異常を与えるこ
とのない手段を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、基板上に形成
されたパターンをレーザトリマーにより修正する装置に
おいて、基板上の照射されるレーザビームの位置に向か
って清浄な気体を噴出するエアノズルを、レーザスポッ
トの近傍に配置し、上記エアノズルを超音波振動子によ
り支持して該ノズルからの噴出流に振動を与え、溶融蒸
発されたダストを飛散させることを特徴とするものであ
り、更に前記溶融蒸発されたダストを吸引する吸引ノズ
ルを前記エアノズルと対向した位置に配置したことを特
徴とするものである。
〔作 用〕
本発明の構成により、エアノズルを超音波振動子によ
り支持して該ノズルからの噴出流に振動を与えているの
で、レーザトリミングによって発生した微粒子状の飛散
した溶融物が基板の周辺部に付着することがなく、トリ
ミングの後の製品の特性に、溶融物の付着に起因する異
常を生じることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、液晶素子セルの作成におけるガラス
基板上に形成したITO(In2O3,SnO2)をレーザトリミン
グする場合について、本発明を説明する。
ステージ7上には、ITOのパターンを形成したガラス
基板1が載置され、ガラス基板1上のITOのパターン材
料2に対して、図示されていないレーザ光源からのレー
ザビームBは、集光レンズ3により集光され、パターン
材料2の一部2aを加熱溶融する。
パターン材料2の一部2aから加熱溶融された蒸発物が
ガラス基板1上に飛散し、蒸発物は空気により冷却され
て、300〜5000Åの微細な粒子となってガラス基板1に
付着する。
本発明において、蒸発物が微細な粒子となってガラス
基板1に付着するのを防止するため、パターン材料2の
加熱溶融される一部2aに向かってジェット気流を与える
ジェットノズル4が設けられ、ジェットノズル4の噴出
孔4aからは清浄なN2を連続して約2〜3m/secの流速で噴
出させ、これによって、加熱溶融された飛散する微粒子
状のダスト2bは、ガラス基板1の外方に吹き飛ばし、ガ
ラス基板1に再付着することはない。
ジェットノズル4の噴出孔4aから噴出する気体として
は、N2に限ることなく、清浄な空気でもよく、又、噴出
状態は連続的でも、間欠的でもよく、0.5〜2kg/cm2程度
であれば、良好な除去作用を達成する。
しかも、ジェットノズル4の動作をレーザ照射の作動
と同期し、連続的或いは間欠的に制御するように構成す
ることができる。
第2図には、ジェット気流を与えるジェットノズル4
に振動を与え、ガラス基板1の外方に吹き飛ばされるダ
スト2bをガラス基板1上に完全に残留することがない本
発明の他の実施例を示している。
この実施例では、第1図に示したジェットノズル4に
超音波振動子5を取付け、ジェットノズル4に超音波振
動を与え、ジェットノズル4の噴出孔4aから噴出する気
流に粗密波を重畳し、ダスト2bの除去効果を上げてい
る。
そして、レーザビームBを中心に、ジェットノズル4
に相対する位置に、吸引ノズル6を配置している。吸引
ノズル6の圧力を、10-1〜10-3Torrとすることにより、
前記超音波振動を与えられたジェットノズル4の噴出孔
4aから噴出する気流(0.5〜2kg/cm2)との関係で、レー
ザビームにより飛散する微細な粒子2b、特に300〜5000
Åの範囲の除去しにくい粒子についても、吸引ノズル6
に完全に吸引される。
〔効 果〕
本発明の構成により、ジェットノズルに超音波振動を
与えて、ジェットノズルから噴出する気流に粗密波を重
畳し、ダストの除去効果を上げることにより、微細なダ
ストの除去を可能とし、レーザトリミングによって発生
した微粒子状の飛散した溶融物が基板の周辺部に付着す
ることを防止し、トリミングの後の製品の特性に異常を
与えることがなく、吸引ノズルの併用により、レーザト
リマーの雰囲気を常に低ダストクリーン状態に維持で
き、レーザトリマー後の製品の洗浄工程を不要とし、製
品の製作の効率化を計ることができる。
また、ジェットノズルに超音波振動を与えて、ジェッ
トノズルから噴出する気流に粗密波を重畳したことによ
り、超音波振動子が加工対象を支持して加工対象を振動
させるか、又は加工領域に焦点を結ぶように超音波振動
子を配置した場合に比べて、超音波振動子が加工対象を
支持する必要がなく、又加工領域に焦点を結ぶように超
音波振動子を配置する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、 第2図は本発明の他の実施例を示す概略断面図である。 1……ガラス基板、2……パターン材料、2a……パター
ン材料の照射部、2b……ダスト、3……集光レンズ、4
……ジェットノズル、4a……噴出孔、5……超音波振動
子、6……吸引ノズル、7……ステージ、B……レーザ
ビーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 - 26/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成されたパターンをレーザトリ
    マーにより修正する装置において、基板上の照射される
    レーザビームの位置に向かって清浄な気体を噴出するエ
    アノズルを、レーザスポットの近傍に配置し、上記エア
    ノズルを超音波振動子により支持して該ノズルからの噴
    出流に振動を与え、溶融蒸発されたダストを飛散させる
    ことを特徴とするレーザトリマーにおけるダスト除去方
    法。
  2. 【請求項2】前記溶融蒸発されたダストを吸引する吸引
    ノズルを前記エアノズルと対向した位置に配置したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーザトリマ
    ーにおけるダスト除去方法。
JP2302788A 1990-11-09 1990-11-09 レーザトリマーにおけるダスト除去方法 Expired - Fee Related JP2901744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302788A JP2901744B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 レーザトリマーにおけるダスト除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302788A JP2901744B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 レーザトリマーにおけるダスト除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04178289A JPH04178289A (ja) 1992-06-25
JP2901744B2 true JP2901744B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=17913130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2302788A Expired - Fee Related JP2901744B2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 レーザトリマーにおけるダスト除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2901744B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2831280B2 (ja) * 1994-09-16 1998-12-02 株式会社富士電機総合研究所 レーザ加工装置
JP4712147B2 (ja) * 1999-12-28 2011-06-29 株式会社半導体エネルギー研究所 レーザ照射方法、表皮が除去された物の作製方法
JP2002066776A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Showa Denko Kk レーザビーム溶接法
GB0509727D0 (en) * 2005-05-13 2005-06-22 Renishaw Plc Method and apparatus for scale manufacture
JP5016223B2 (ja) * 2006-01-06 2012-09-05 積水化学工業株式会社 基材外周処理装置
US8093532B2 (en) * 2008-03-31 2012-01-10 Electro Scientific Industries, Inc. Laser machining of fired ceramic and other hard and/or thick materials
JP4937185B2 (ja) * 2008-05-15 2012-05-23 Ntn株式会社 パターン修正方法
KR101094284B1 (ko) 2009-09-02 2011-12-19 삼성모바일디스플레이주식회사 기판 절단 장치 및 이를 이용한 기판 절단 방법
CN103286446B (zh) * 2013-05-23 2016-08-24 昆山丞麟激光科技有限公司 一种激光加工同步碎屑清除装置
KR101721191B1 (ko) * 2015-07-10 2017-03-31 주식회사 필옵틱스 초음파 흡인 장치 및 이를 포함하는 레이저 스캐너 장치
WO2023166730A1 (ja) * 2022-03-04 2023-09-07 三菱電機株式会社 レーザ加工ヘッドおよびレーザ加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04178289A (ja) 1992-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2901744B2 (ja) レーザトリマーにおけるダスト除去方法
US5466908A (en) Method and apparatus for cutting patterns of printed wiring boards and method and apparatus for cleaning printed wiring boards
JPH0799283A (ja) 電子回路基板の配線修正方法およびその装置
US6441339B1 (en) Apparatus for manufacturing circuit modules
TW200800461A (en) Method for removing by-products in laser beam process and apparatus for the same
JPH04275490A (ja) 電子部品接続方法
JP5852770B2 (ja) 電子部品を取り付ける方法及び装置
JP2010050344A (ja) リワーク装置
JPH04364088A (ja) 回路基板のスクライブ方法
JPH0671135B2 (ja) Icチップのはんだ付け方法
JP4292389B2 (ja) 異物除去方法及び異物除去装置
JPH10335806A (ja) 回路モジュールの製造方法及びその装置
JPH10154322A (ja) ディスクのバリ除去方法及び装置、並びにディスク
JP3344289B2 (ja) バンプ付ワークの実装方法
JP2802823B2 (ja) 半導体組立装置における異物除去装置
JPS6035736B2 (ja) レ−ザ記録装置
JP2658431B2 (ja) レーザcvd装置
JPH0212943A (ja) セラミックス基板のスクライブ方法
JP3705900B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの銀電極リペア方法
JPS61169167A (ja) レ−ザハンダ付け方法
JPH09214117A (ja) 半田バンプの形成方法
JPS58179589A (ja) レ−ザ加工法
JP3387645B2 (ja) 電極端子処理方法および装置
JPH05343832A (ja) レーザを用いたプリント配線板のパターン切断方法およびパターン切断装置
JP3240831B2 (ja) 半田バンプの形成装置および形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees