JP2901023B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2901023B2
JP2901023B2 JP3184703A JP18470391A JP2901023B2 JP 2901023 B2 JP2901023 B2 JP 2901023B2 JP 3184703 A JP3184703 A JP 3184703A JP 18470391 A JP18470391 A JP 18470391A JP 2901023 B2 JP2901023 B2 JP 2901023B2
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ccd sensor
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和也 高木
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCDセンサーで画像を
読取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿移動型の画像読取装置は、原稿を
送ローラを用いて副走査方向に移動させ、原稿上の画像
を1ラインずつ主走査して読取っている。図4、図5
は、原稿移動型の画像読取装置であって、原稿は搬送ロ
ーラ2と押圧ローラ4との協働によりガイド6,7内を
副走査方向(X方向)に送られ、搬送ローラ3と押圧ロ
ーラ5との協働により第4図で右側に排出される。
【0003】CCDセンサー1は、ガイド7と搬送経路
を形成するガイド6の開口部8から原稿に臨み、かつ主
走査方向(紙面に垂直方向)に沿って配設されている。
10は駆動制御ユニットでエンジンの一部を構成する搬
送ローラ2,3用のステッピングモータ20を適時に駆
動する、とともに原稿面を照射する光源9を点灯する。
また、シフトゲートパルスSGを出力してCCDセンサ
ー1を駆動して画像相当電気信号Imを得る。
【0004】ここに、シフトゲートパルスSGの周期
は、CCDセンサー1に蓄積された電荷をシフトレジス
タ側にディスチャージする、とともに次のラインの画像
光量を蓄積し始めるいわゆる信号電荷蓄積時間を規定す
るものであり、この蓄積時間は、画像読取速度と読取解
像度から決められる。
【0005】したがって、光源9の発光量等を一定とし
ておき、原稿を搬送ローラ2(3)で単位時間当りに一
定の基準送り量ずつ、つまり基準読取速度で副走査方向
に送り、かつ一定の基準蓄積時間を律する周期のシフト
ゲートパルスSGでCCDセンサー1を駆動すれば、所
定の読取解像度で画像を読取ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿の搬送
速度はステッピングモータ20の回転数と搬送ローラ2
(3)の外径とで決まるが、搬送ローラ2(3)の少な
くとも外周面は一般的にゴム製とされているので、外径
が経時的に摩擦等により微妙に変化し単位時間当りの原
稿送り量が基準送り量よりも小さくなってしまう。する
と、送り量の変化分だけ読取画像が副走査方向に歪み精
度が悪くなるという問題がある。ここに、益々の高解像
度化が望まれる現今では、上記搬送速度の変化による歪
みを無視できなくなっている。
【0007】これに対して、ステッピングモータ20の
駆動パルス周波数(PPS)を調整して搬送ローラ2
(3)の回転数を補正することが考えられるが、この方
法では微小な回転数の調整が難しく、かつ周波数変換の
ために発振回路等に大幅な改変を加えなければならずコ
スト的にも不利である。
【0008】ここに、本発明は搬送ローラの外径変化に
よる歪みを発生させないで高精度な画像読取りができる
画像読取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を搬送ロ
ーラによって副走査方向に移動させ、原稿上の画像を1
ラインずつ主走査して読取る画像読取装置において、
記搬送ローラの経時的変化を補正する補正値設定入力手
段と、設定入力された補正値と予め記憶された前記CC
Dセンサーの基準蓄積時間とから補正蓄積時間を求める
補正算出手段と、算出された補正蓄積時間を記憶する補
正蓄積時間記憶手段と、補正蓄積時間が記憶されている
場合に該基準蓄積時間に代えてその記憶補正蓄積時間で
前記CCDセンサーを駆動制御する補正駆動制御手段と
を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明では、通常は基準蓄積時間に
よってCCDセンサーは駆動制御されている。しかし、
搬送ローラの摩滅等により、読取画像が副走査方向に歪
む場合がある。かかる場合には、補正値設定入力手段で
補正値を設定入力すると、補正算出手段が、予め記憶さ
れた基準蓄積時間と設定入力された補正値とから補正蓄
積時間を算出し、補正蓄積時間記憶手段がこれを記憶す
る。かくして、補正駆動制御手段は、基準蓄積時間に代
えてこの補正蓄積時間を用いてCCDセンサーを駆動制
御する。よって、用紙送り速度に変化があったとして
も、高精度な画像読取りができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本画像読取装置は、図1に示す如く、基本構成
が従来例(図4,図5)と同じとされるが、さらに補正
値設定入力手段(33,34,13)と補正算出手段
(11,12)と補正蓄積時間記憶手段(12)と補正
駆動制御手段(11,12)とを設け、副走査方向の画
像の歪みを簡単に補正することができる構成とされてい
る。
【0012】図1において、10は画像読取装置全体を
駆動制御する駆動制御ユニットで、CPU11と読取プ
ログラム等を格納した書替可能なEEPROM12とR
AM13と入力ポート16と入出力ポート15と出力ポ
ート17,18,19等からなり、CCDセンサー1の
蓄積時間を規定するシフトゲートパルスSGをCCDセ
ンサー1へ出力し、CCDセサー1からの画像相当電気
信号Imを受けて、原稿上の画像を読取ることができ
る。
【0013】なお、前出図5に示す従来例と同じステッ
ピングモータ20に単位時間当りの送り量つまり原稿搬
送速度を得る駆動信号PSを出力する。
【0014】また、30はオペレーションパネルで、ス
タートキー31、ストップキー32、濃度設定用のライ
トキー33,ダークキー34,表示部35等を含み形成
され、駆動制御ユニット10に入出力ポート15を介し
て接続されている。
【0015】ここに、搬送ローラ2(3)が基準外径で
原稿を基準速度で搬送するために必要な駆動信号PSの
パルス周波数、基準速度で原稿を搬送した場合において
所定の精度で画像を読取るために必要なシフトゲートパ
ルスSGの基準周期つまり基準蓄積時間Ks、および基
準速度における単位時間当りの基準送り量つまり駆動信
号PSのパルス数Csは、EEPROM12に予め記憶
されている。
【0016】さて、補正値設定入力手段は、予め記憶さ
れた基準蓄積時間Ksを補正するための補正値を入力す
るもので、この実施例ではオペレーションパネル30の
ライトキー33とダークキー34と駆動制御ユニット1
0のRAM13を兼用して構成されている。
【0017】さらに、この実施例では、補正値は直接的
に補正時間(t)を入力するのでなく、±0.1%の単
位で入力し、その後入力数値を対応する補正時間(±
t)に変換するものとされ、かつ補正値は表示部35で
目視確認できるように形成されている。
【0018】すなわち、プラス側補正用のライトキー3
3で+0.1%〜+0.9%を設定すれば表示部35に
11〜19が表示され、マイナス側補正用のダークキー
34で−0.1%〜−0.9%を設定すれば、表示部
(2桁デジタル表示器)35に01〜09が表示される
ものとされている。因に、図1に示した表示“05”は
−0.5を設定入力したことになる。このようにして入
力された補正値は、CPU11とEEPROMO12と
の協働により対応時間tに変換され、RAM13に一時
記憶される(図3のST10,11)。
【0019】なお、オペレーションパネル30の通常使
用の場合と、この蓄積時間補正モードの場合とを区分す
るために、この実施例では、スタートキー31を押しな
がら本装置の主電源(図示省略)をONすれば蓄積時間
補正モードとなり、一方、主電源をOFFしたときに蓄
積時間補正モードでなくなるように形成されている。
【0020】次に、補正算出手段は、図2のST14に
示す演算式(Kc=Ks±t)を格納したEEPROM
12と、これを実行するCPU11とからなる。すなわ
ち、ストップキー31を押すと、EEPROM12に記
憶されていた基準蓄積時間Ksと、設定入力されRAM
13に一時記憶されていた補正値(±t)とを読出し
(ST13)て、ST14の演算を行う。算出した補正
蓄積時間Kcは、補正蓄積時間記憶手段を形成するEE
PROM12に書込記憶される(ST15)。
【0021】続いて、補正駆動制御手段は、補正蓄積時
間Kcが記憶されている場合(図3のST20でYES
判断された場合)、基準蓄積時間Ksに代えて、その補
正蓄積時間Kcに対応する周期のシフトゲートパルスS
Gを出力してCCDセンサー1を駆動制御する手段で、
CPU11とEEPROM12とから形成されている。
【0022】次に、作用を説明する。今、搬送ローラ2
が摩滅し、用紙送り速度が低下した場合を考える。する
と、読取画像の副走査方向倍率精度が悪くなる。つま
り、読取画像は副走査方向に拡大傾斜となる歪みが生じ
る。かかる場合、オペレータは、装置を一旦停止して、
オペレーションパネル30のスタートキー31を押しな
がら装置電源をONする。すると、蓄積時間補正モード
に切替わる。
【0023】そして、ダークキー34(必要によってラ
イトキー33も用いる)を入力操作して、補正値を設定
入力する。補正値は−0.1%単位で行え、表示部35
で目視確認できる。この補正値は対応する時間(−t)
に変換され、RAM13に一時記憶される(図2のST
10,11)。
【0024】ここで、ストップキー32を押すと、補正
算出手段としてのCPU11は、EEPROM12に予
め記憶されていた基準蓄積時間KsとRAM13に一時
記憶されていた補正時間(−t)とを読出し(ST1
3)て、ST14の演算を行い補正蓄積時間Kcを求め
る。この補正蓄積時間Kcは、補正蓄積時間記憶手段を
形成するEEPROM12に書込み記憶される(ST1
5)。
【0025】かくして、補正が終了したので、装置電源
をOFFして補正モードを終了する。
【0026】次に、装置電源をONして通常運転に入る
と、CPU11(補正駆動制御手段)は、補正蓄積時間
Kcが記憶されていることを確認(図3のST20のY
ES)すると、その補正蓄積時間Kcを用い相当するシ
フトゲートパルスSGでCCDセンサー1を駆動制御す
る。したがって、副走査方向の歪みがなくなり、所定精
度で円滑に画像を読取ることができる。
【0027】しかして、この実施例によれば、補正設定
入力手段(33,34,13)と補正算出手段(11,
12)と補正蓄積時間記憶手段(12)と補正駆動制御
手段(11,12)とを設け、基準蓄積時間Ksに代え
て補正蓄積時間Kcで運転することができる構成とされ
ているので、搬送ローラ2の摩滅による副走査方向の歪
みを解消し所定精度の画像読取りを安定して行える。
【0028】また、補正蓄積時間Kcは、オペレーショ
ンパネル30のキー(33,34)操作で簡単に入力で
き、かつ表示部35で±0.1%単位の補正値を目視確
認できるから、正確な補正作業ができ取扱も簡単であ
る。
【0029】さらに、搬送ローラ2(3)の外径変化は
定性的に必ず生じるが、その量は非常に小さい。したが
って、ステッピングモータ20の駆動信号PSの周波数
(PPS)を微調整したのでは、装置的,コスト的にも
不利でかつ微量を高精度で補正することは至難である
が、本発明ではCCDセンサー1の蓄積時間をソフトウ
エア的に微調整するものであるから、簡単な操作で副走
査方向の歪みを解消できかつ低コストで具現化できる。
【0030】さらにまた、CCDセンサー1の蓄積時間
の微調整は、基準蓄積時間Ksに対して±0.1%程度
の範囲でよいことから、読取解像度に与える影響はほと
んどなく実用的価値が高い。
【0031】
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、原稿を
送ローラによって副走査方向に移動させ、原稿上の画像
を1ラインずつ主走査して読取る画像読取装置におい
て、搬送ローラの経時的変化を補正する補正値設定入力
手段と、設定入力された補正値と予め記憶されたCCD
センサーの基準蓄積時間とから補正蓄積時間を求める補
正算出手段と、補正蓄積時間を記憶する補正蓄積時間記
憶手段と、補正蓄積時間が記憶されている場合に予め設
定された基準蓄積時間に代えてその記憶補正蓄積時間で
CCDセンサーを駆動制御する補正駆動制御手段とを設
けた構成であるから、読取解像度に影響を与えることな
く、搬送ローラの外径変化による副走査方向の歪みを解
消して高精度な画像読取りができる低コストで取扱容易
な画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を説明するための
ブロック図である。
【図2】同じく、補正動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】同じく、補正後の駆動制御動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】本発明および従来例の搬送ローラとCCDセン
サーとの関係を示す側断面図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 CCDセンサー 2,3 搬送ローラ 9 光源 10 駆動制御ユニット 11 CPU(補正算出手段、補正駆動制御手段) 12 EEPROM(補正算出手段、補正蓄積時間記憶
手段、補正駆動制御手段) 13 RAM(補正値設定入力手段) 20 ステッピングモータ 30 オペレーションパネル 31 スタートキー 32 ストップキー 33 ライトキー(補正値設定入力手段) 34 ダークキー(補正値設定入力手段) 35 表示部 Ks 基準蓄積時間 Kc 補正蓄積時間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送ローラによって副走査方向に
    移動させ、原稿上の画像を1ラインずつ主走査して読取
    る画像読取装置において、前記搬送ローラの経時的変化を補正する 補正値設定入力
    手段と、 設定入力された補正値と予め記憶された前記CCDセン
    サーの基準蓄積時間とから補正蓄積時間を求める補正算
    出手段と、 算出された補正蓄積時間を記憶する補正蓄積時間記憶手
    段と、 補正蓄積時間が記憶されている場合に該基準蓄積時間に
    代えてその記憶補正蓄積時間で前記CCDセンサーを駆
    動制御する補正駆動制御手段とを設けたこと、を特徴と
    する画像読取装置。
JP3184703A 1991-07-24 1991-07-24 画像読取装置 Expired - Lifetime JP2901023B2 (ja)

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JPH0530306A JPH0530306A (ja) 1993-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03149956A (ja) * 1989-11-06 1991-06-26 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置

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