JP2900601B2 - 2列縫いポケットセッター - Google Patents

2列縫いポケットセッター

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外側を縫製した後に内側を縫製する2列縫
いポケットセッターに関するものである。
[従来技術] 従来、ポケットセッターと呼ばれる自動縫製機では、
特開昭63−267388号公報、特開昭63−267389号公報に示
されているように、ポケット折機により、縁部を折りた
たまれたポケット地を身頃生地に縫いつけるものがあ
る。ポケットセッターの機能的な説明については、前記
公報に詳述されているので、ここでは省略する。2列縫
いの加工布保持装置については特願平1−280847号の願
書に添付した明細書及び図面で示されているように、下
板に対し、上板が移動することにより、縫製軌跡が内側
(2列目)に変更されるものがある。ここで2列縫いの
幅を変更するには、移動駆動機構部のシリンダのストロ
ーク調整により行なわれる。新たに設定された2列縫い
幅に対する運針データは、プログラム作成機により作成
を行なっていた。すなわち、運針データは1つの必要と
される縫製軌跡に対し、1つの運針データが対応してい
た。また、特願平2−129700号の願書に添付した明細書
及び図面に示されているような、2列縫い用の加工布保
持装置のようなものも知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の2列縫い加工布保持装置を
有する2列縫いポケットセッターでは、2列縫いの幅を
変更するたびに、運針データを作成するか、又は予め作
成して得られていた運針データを、FDD(フロッピーデ
ィスクドライブ)装置により、データ記憶媒体であるフ
ロッピーディスクから読み出す必要があり、運針データ
の作成、確認、保存に時間も手間もかかっていた。従っ
て少ロット生産でデザインにより、縫製物の2列縫いの
幅を変更することが多い生産工場において、迅速な縫製
作業を行なう上で問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、2列用加工布保持装置に設けられた距離検
出手段とその検出手段から得られた信号を処理して、2
列縫い幅に演算する演算手段及び2列縫い幅に応じた運
針データ作成手段とを使用することにより、任意の2列
縫い幅に応じたデータ作成を自動で可能ならしめ、デザ
イン変更に伴う縫製作業が迅速に行なえるような2列縫
いポケットセッターを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明の2列縫いポケット
セッターは、図1に示すように2列縫い用の加工布保持
装置において、下板に取りつけられて、上板をその下板
に対し平行及び垂直に移動させる移動駆動機構部に取り
つけられた被検出体と、その移動駆動機構部に、前記被
検出体と正対する位置に設置され、被検出体との距離を
検出する距離検出手段と、その検出手段から得られる信
号を処理して、2列縫いの幅を演算する演算手段と、既
に作成されてある運針データから2列縫いの幅に応じた
運針データを作成するデータ作成手段とから成る。
[作用] 上記の構成を有する本発明の距離検出手段は、移動駆
動機構部に取りつけられた被検出体と、その移動駆動機
構部に前記被検出体と正対する位置に設置され、被検出
体との距離を検出し、距離に応じた信号を出力する。演
算手段は前記検出手段から得られた信号から、2列縫い
幅を演算する。データ作成手段は既にある運針データか
ら、演算手段により得られた2列縫い幅に応じて、内側
の運針データを作成する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第2図及び第3図は2列縫い用の加工布保持装置を示
す平面図である。又、第9図はポケットセッターを示
し、加工布42はテーブル44と、押え板40の間に保持さ
れ、押えアーム41は、押え板40を保持している。押えア
ーム41は第9図で示すX軸方向、ミシン43はY軸方向に
移動可能である。
2列縫い用の加工布保持装置は、例えば、第9図に示
すポケットセッターの押え板40に置換して使用される。
尚、第2図はポケットの2列の縫目の内、外側の列の縫
目を縫製する状態を示し、第3図はその内側の列の縫目
を縫製する状態を示す。2列縫い用の加工布保持装置の
基本的構成は、前述した特願平2−129700号(特開平4
−24077号公報)の願書に添付した明細書及び図面に示
した加工布保持装置と同様のため簡単に説明するが、第
2図に示すように下板1に対し、上板2が移動駆動機構
3により水平、垂直に移動可能で、第3図に示すように
上板2の溝9は、下板1の開口部8に対し、相対的に内
側へ移動するように構成されている。すなわち、移動駆
動機構3は、下板1に取り付けられた水平方向駆動シリ
ンダ4を備えており、水平方向駆動シリンダ4の作動軸
には上板2が連結されている。そして、水平方向駆動シ
リンダ4の駆動により作動軸を介して上板2が水平方向
に移動するように構成されている。また、移動駆動機構
3の水平方向駆動シリンダ4の側面には距離検出手段と
しての距離検出センサ6が設置され、前記移動駆動機構
3上の正対する位置、具体的には水平方向駆動シリンダ
4の作動軸側には被検出体としての被検出板7が設置さ
れている。そして、水平方向駆動シリンダ4の駆動によ
り作動軸が移動するとき、被検出板7は、作動軸と共に
移動し距離検出センサ6に対して接近離脱するように構
成されている。距離検出センサ6は、2列縫い用加工布
保持装置が第2図に示す外側を縫製する状態の位置にあ
るとき、すなわち、距離検出センサ6に対して被検出板
7が離脱した状態の位置にあるとき、距離検出センサ6
と被検出板7との間の距離を計測するように構成されて
いる。
距離検出センサ6は、例えば、公知のレーザー変位計
等から構成され、レーザー光線を被検出板7に向かって
照射し、被検出板7から反射してくるレーザー光線の波
長や反射角度等を計測することによって、被検出板7ま
での距離に対応するアナログ信号を得、AD変換器20を介
してCPU11に被検出板7までの距離に対応するディジタ
ル信号を供給するように構成されている。又、前述の上
板2は、垂直方向駆動シリンダ5及び水平方向駆動シリ
ンダ4により、2列縫いの列が外側から内側又は内側か
ら外側へ移動される。
次に、2列縫い用のポケットセッターの制御回路ブロ
ック図を第4図に示す。図中、CPU11は、ROM12中に格納
されている制御プログラムにより遂一命令を実行処理す
る中央処理装置であり、RAM13は、読み出し書き込み可
能なメモリユニットであり、第5図に示すように、制御
プログラム用のフラグエリア13a、ワーキングエリア13
b、スタックエリア13d及び、運針データ、2列縫いの外
側と内側の距離データ等の格納用に使われるデータエリ
ア13cとから成る。又、出力インターフェース15を経由
して、モータドライバ21乃至23がつながり、該モータド
ライバにX軸モータMX24、Y軸モータMY25及びミシンモ
ータMS26を駆動させる。又、ソレノイドドライバ27によ
り、エアシリンダ28乃至32が駆動される。又、CPU11に
は入力インターフェース14を介して、プロッピーディス
クドライバ、FDD16、操作パネル17及びプログラム作成
機18が接続される。プログラム作成機18はよく知られて
いるように、必要な縫製パターンを得るために運針デー
タを作成するためのものである。運針データはRAM13内
のデータエリア13c(図5)に供給され、第6図に示す
ような構成でデータ属性バイト13e、X軸移動量13f、Y
軸移動量13gからなる。データ属性はXSで示すX軸方向
の符号、YSで示すY軸方向の符号、Wで示す2列縫い時
の外側の列から内側の列への変換点を示すフラグ等が示
されている。また、出力インターフェース15を介し、2
列縫ポケットセッターのX,Y軸送りモーター、ミシンモ
ータあるいは、2列縫い加工布保持装置のシリンダが制
御される。
前述した距離検出センサ6のアナログ出力信号は、AD
変換器20により、ディジタル信号に変換され、CPU11に
読み込まれる。2列縫いの外側の列及び内側の列の運針
の経路を第8図に示す。第8図において、A乃至Fは運
針データ作成時に指定する針位置の点を示し、G乃至L
は外側の指定点A乃至Fから演算で求められるものであ
る。
次に制御シーケンスについては第7図に示す。ステッ
プS1において、距離検出センサ6と被検出板7との距離
に応じた信号を読み込み、2列縫いの幅を演算して求め
る。ステップS2に於いて、前記ステップで読み込んだ幅
が、データを格納するRAM13c内の幅と同じかどうかチェ
ックし、同じデータならば何もせずにステップS8の縫製
実行に移り、異なるデータならばステップS3に移り、第
8図に示す2列縫変換点Fをさがす。ステップS4の補間
演算では、2列幅のデータから得られた第8図のFから
Gまでの間を、指定された縫目長さの点に分割し、運針
データを求める。次にステップS5で、第8図に示す外側
の座標点F,E,D,C,B,Aを結ぶ曲線に平行な曲線を求め
て、指定された縫い目長さの点に分割し、運針データを
求める。さらにステップS6ではステップS4と同じよう
に、第8図に示す内側の最終の点Lと外側の最初の点A
との間の運針データを求め、ステップS7で、針たな2列
幅のデータと、内側の作成されたデータをRAM13内のデ
ータエリア13Cに書き込む。尚、最初に運針データを作
成するときに、内側の曲線を求める際に必要な外側の
点、すなわち第8図に示すA,B,C,D,E及びF点の座標デ
ータはRAM13内のデータエリア13Cに格納されている。
第7図のステップS8の縫製実行において、第8図の縫
い初め点AからFまでの外側の列を縫製した後、点Fの
データに付属している第6図に示すデータ属性バイト13
eの2列変換フラグWで指定されたように、内側の列へ
移動駆動機構3が動作し、内側の列の縫製を続けて行な
う。
以上、説明したように、上記実施例において、2列縫
い加工布保持装置の移動駆動機構部3に設置された距離
検出センサ6及び被検出板7とにより、2列縫い幅の変
更に応じて、運針データの作成が自動的に行なわれるこ
とになる。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、2列縫いポケットセッターに設けられた距離検出手
段と、その検出手段から得られた信号を処理して、2列
縫い幅に演算する演算手段及び2列縫い幅に応じた運針
データ作成手段とを使用することにより、任意の2列縫
い幅に応じたデータ作成が自動で可能となり、デザイン
変更に伴なう付帯作業を大幅に減じせしめ縫製作業が迅
速に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本発明の構成要素の関連を示すクレ
ーム対応図、第2図は2列縫いポケットセッターの加工
布保持装置の外側を縫う状態を示す平面図、第3図は上
記の内側を縫う状態を示す平面図、第4図は制御回路の
ブロック図、第5図はRAMの構成を示す図、第6図は運
針データの1針分の構成を示す図、第7図は制御のフロ
ーを示す図、第8図はポケットの2列縫いを示す図、第
9図はポケットセッターの構造を示す斜視図である。 図中、1は下板、2は上板、3は移動駆動機構、6は距
離検出センサ、7は被検出板、11はCPU、13はRAM、42は
加工布、43はミシン、44はテーブルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル上に載せられた加工布を上から押
    さえつけ、テーブル上を運針データにもとづいて、ミシ
    ンの針落ち位置に相対的に移動して、縫製中上記加工布
    を押さえつけ、外側を縫い終わった後、内側を縫うこと
    ができる2列縫いポケットセッターにおいて、 下板に取りつけられて上板をその下板に対し平行及び垂
    直に移動させる移動駆動機構部に取り付けられた被検出
    体と、その移動駆動機構部に、前記被検出体と正対する
    位置に設置され、被検出体との距離を検出する距離検出
    手段と、その検出手段から得られる信号を処理して、2
    列縫いの幅を演算する演算手段と、既に作成されてある
    運針データから2列縫いの幅に応じた運針データを作成
    するデータ作成手段とを備えた2列縫いポケットセッタ
    ー。
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