JP2900109B2 - 紙幣処理機の紙幣集積装置 - Google Patents
紙幣処理機の紙幣集積装置Info
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- JP2900109B2 JP2900109B2 JP5128448A JP12844893A JP2900109B2 JP 2900109 B2 JP2900109 B2 JP 2900109B2 JP 5128448 A JP5128448 A JP 5128448A JP 12844893 A JP12844893 A JP 12844893A JP 2900109 B2 JP2900109 B2 JP 2900109B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide plate
- banknote
- bills
- processing machine
- bill
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ベルトにより搬送
されてくる紙幣を一時貯溜するための集積部内に投げ込
んで集積させることができる紙幣処理機の紙幣集積装置
に関する。
されてくる紙幣を一時貯溜するための集積部内に投げ込
んで集積させることができる紙幣処理機の紙幣集積装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、搬送ベルトにより搬送されてく
る紙幣を羽根車により集積部内下方に叩き落としながら
集積して一時貯溜できるように構成した紙幣入出金機に
おいて、特開平４−１８２２５１号公報に見られるよう
に、羽根車の上方位より集積部内上方にかけて紙幣案内
用のガイドを傾斜状に架設することは知られている。
る紙幣を羽根車により集積部内下方に叩き落としながら
集積して一時貯溜できるように構成した紙幣入出金機に
おいて、特開平４−１８２２５１号公報に見られるよう
に、羽根車の上方位より集積部内上方にかけて紙幣案内
用のガイドを傾斜状に架設することは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなガイドは非弾性材からなるものであり、集積部内に
投げ込まれる紙幣を単に強制的に下方へ案内するだけの
ものであって、例えばカ−ルしたり折りぐせのある変形
紙幣が集積部内に投げ込まれたりすると、ガイドと紙幣
との力関係で、紙幣の方が負けてしまって変形紙幣がさ
らに変形してしまい、例えばガイドの下方でまるまって
整然と集積させることができなくなってしまう、といっ
た不具合を呈している。
うなガイドは非弾性材からなるものであり、集積部内に
投げ込まれる紙幣を単に強制的に下方へ案内するだけの
ものであって、例えばカ−ルしたり折りぐせのある変形
紙幣が集積部内に投げ込まれたりすると、ガイドと紙幣
との力関係で、紙幣の方が負けてしまって変形紙幣がさ
らに変形してしまい、例えばガイドの下方でまるまって
整然と集積させることができなくなってしまう、といっ
た不具合を呈している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、簡単な構造にして好適に実施できるよう
工夫したものであり、そのため、羽根車の上方位より集
積部内上方にかけて弾性力を有する薄板のガイド板を延
設するとともに、該ガイド板の後部が所定の高さに低く
なるまで傾斜して上下動自由となるようガイド板の前部
を支持部に遊びをもたせて取付け構成したものである。
具合を解決し、簡単な構造にして好適に実施できるよう
工夫したものであり、そのため、羽根車の上方位より集
積部内上方にかけて弾性力を有する薄板のガイド板を延
設するとともに、該ガイド板の後部が所定の高さに低く
なるまで傾斜して上下動自由となるようガイド板の前部
を支持部に遊びをもたせて取付け構成したものである。
【０００５】
【作用】したがって、搬送ベルトにより紙幣が集積部内
上方に送り込まれてくると、ガイド板はその紙幣によっ
て一旦、上方に押し上げられながら逃げる状態となっ
て、変形紙幣であってもソフトに導入されることにな
り、その直後に、ガイド板自体の復元力と自重によって
紙幣を下方へ案内しながら、例え変形紙幣であっても集
積部内下方に円滑に整然と集積させることができる。
上方に送り込まれてくると、ガイド板はその紙幣によっ
て一旦、上方に押し上げられながら逃げる状態となっ
て、変形紙幣であってもソフトに導入されることにな
り、その直後に、ガイド板自体の復元力と自重によって
紙幣を下方へ案内しながら、例え変形紙幣であっても集
積部内下方に円滑に整然と集積させることができる。
【０００６】
【実施例】図１は紙幣入出金機内部の一部を概略示した
側面図であり、搬送ベルト１により大きくタ−ンさせな
がら搬送する紙幣２を送り出しロ−ラ６により集積部Ａ
内上方に投げ込むとともに、可撓性の羽根３ａを有する
羽根車３により紙幣２の後部を叩いて集積部Ａの内方下
部に叩き落とすことができるよう従来形同様に構成する
が、前記集積部Ａを形成する前方仕切板７と後方仕切板
８の間の下方にはそれぞれ矢印イ、ロで示すように作動
して開閉するシャッタ９ａ、９ｂを設け、閉じているシ
ャッタ９ａ、９ｂの上方に紙幣２の集積が終了すると、
シャッタ９ａ、９ｂが開いて紙幣２群を下方の収納ボッ
クス（図示略）内に落とし込むことができるように構成
する。
側面図であり、搬送ベルト１により大きくタ−ンさせな
がら搬送する紙幣２を送り出しロ−ラ６により集積部Ａ
内上方に投げ込むとともに、可撓性の羽根３ａを有する
羽根車３により紙幣２の後部を叩いて集積部Ａの内方下
部に叩き落とすことができるよう従来形同様に構成する
が、前記集積部Ａを形成する前方仕切板７と後方仕切板
８の間の下方にはそれぞれ矢印イ、ロで示すように作動
して開閉するシャッタ９ａ、９ｂを設け、閉じているシ
ャッタ９ａ、９ｂの上方に紙幣２の集積が終了すると、
シャッタ９ａ、９ｂが開いて紙幣２群を下方の収納ボッ
クス（図示略）内に落とし込むことができるように構成
する。
【０００７】また、前記羽根車３の上方位より集積部Ａ
内上方にかけて弾性力を有する薄板のガイド板４を延設
するとともに、該ガイド板４の後部４ｂが所定の高さに
低くなるまで傾斜して上下動自由となるようガイド板４
の前部４ａを支持部５に遊びをもたせて取付けるが、前
記後方仕切板８の上端より前方に延出するステ−１０の
前端部に設ける前記支持部５は、ステ−１０の前端部の
下方に一定の隙間Ｃをもたせて平行にした支持板１１か
ら延出する軸１２をステ−１０の前端部のボス１３に固
定して構成し、ガイド板４の前部４ａを前記軸１２に遊
嵌して前記隙間Ｃ内に嵌装し、ガイド板４の後部４ｂよ
り上方に延設した係合片１４が、前記後方仕切板８の上
端より前方に延出する引掛片１５に係合できるようにし
て取付け構成する。
内上方にかけて弾性力を有する薄板のガイド板４を延設
するとともに、該ガイド板４の後部４ｂが所定の高さに
低くなるまで傾斜して上下動自由となるようガイド板４
の前部４ａを支持部５に遊びをもたせて取付けるが、前
記後方仕切板８の上端より前方に延出するステ−１０の
前端部に設ける前記支持部５は、ステ−１０の前端部の
下方に一定の隙間Ｃをもたせて平行にした支持板１１か
ら延出する軸１２をステ−１０の前端部のボス１３に固
定して構成し、ガイド板４の前部４ａを前記軸１２に遊
嵌して前記隙間Ｃ内に嵌装し、ガイド板４の後部４ｂよ
り上方に延設した係合片１４が、前記後方仕切板８の上
端より前方に延出する引掛片１５に係合できるようにし
て取付け構成する。
【０００８】従って、紙幣２が投げ込まれる前は、図１
及び図２に示すように、係合片１４が引掛片１５に係合
して後部４ｂが所定の高さに低くなるまでガイド板４が
傾斜する状態になっており、搬送ベルト１と送り出しロ
−ラ６により紙幣２が集積部Ａ内上方に送り込まれてく
ると、図３及び図２に仮想線で示すように、ガイド板４
は紙幣２によって一旦、上方に押し上げられながら逃げ
る状態となって、紙幣２が変形紙幣であってもソフトに
導入されることになり、その直後に、矢印ハで示すよう
に回転する羽根車３が紙幣２の後端を叩き落とす際に
は、図４に示すように、ガイド板４自体の復元力と自重
によって紙幣２を下方へ案内することができることにな
って、例え変形紙幣であっても集積部Ａ内下方に円滑に
整然と集積させることができる。
及び図２に示すように、係合片１４が引掛片１５に係合
して後部４ｂが所定の高さに低くなるまでガイド板４が
傾斜する状態になっており、搬送ベルト１と送り出しロ
−ラ６により紙幣２が集積部Ａ内上方に送り込まれてく
ると、図３及び図２に仮想線で示すように、ガイド板４
は紙幣２によって一旦、上方に押し上げられながら逃げ
る状態となって、紙幣２が変形紙幣であってもソフトに
導入されることになり、その直後に、矢印ハで示すよう
に回転する羽根車３が紙幣２の後端を叩き落とす際に
は、図４に示すように、ガイド板４自体の復元力と自重
によって紙幣２を下方へ案内することができることにな
って、例え変形紙幣であっても集積部Ａ内下方に円滑に
整然と集積させることができる。
【０００９】
【発明の効果】このように本発明は、搬送ベルト(１)に
より紙幣(２)が集積部(Ａ)内上方に送り込まれてくる
と、ガイド板(４)はその紙幣(２)によって一旦、上方に
押し上げられながら逃げる状態となって、紙幣(２)が変
形紙幣であってもソフトに良好に導入させることができ
ることになり、その直後にはガイド板(４)自体の復元力
と自重によって紙幣(２)を下方へ良好に案内することが
でき、例え変形紙幣であっても集積部(Ａ)内下方に円滑
に整然と集積させることができることになり、集積部
(Ａ)における紙幣の集積性を一段と向上させることが出
来ることになり、簡単な構造にして好適に実施できる特
長を有する。
より紙幣(２)が集積部(Ａ)内上方に送り込まれてくる
と、ガイド板(４)はその紙幣(２)によって一旦、上方に
押し上げられながら逃げる状態となって、紙幣(２)が変
形紙幣であってもソフトに良好に導入させることができ
ることになり、その直後にはガイド板(４)自体の復元力
と自重によって紙幣(２)を下方へ良好に案内することが
でき、例え変形紙幣であっても集積部(Ａ)内下方に円滑
に整然と集積させることができることになり、集積部
(Ａ)における紙幣の集積性を一段と向上させることが出
来ることになり、簡単な構造にして好適に実施できる特
長を有する。
【図１】本発明実施例の要部を示した側面図である。
【図２】図１の一部を拡大して示した側面図である。
【図３】図１の作動状態を示した側面図である。
【図４】図３の作動状態を示した側面図である。
１ 搬送ベルト ２ 紙幣 ３ 羽根車 ４ ガイド板 ４ａ 前部 ４ｂ 後部 ５ 支持部
Claims (1)
- 【請求項１】搬送ベルト（１）により搬送されてくる紙
幣（２）を羽根車（３）により集積部（Ａ）内下方に叩
き落としながら集積して一時貯溜できるように構成した
紙幣処理機において、前記羽根車（３）の上方位より集
積部（Ａ）内上方にかけて弾力性を有する薄板のガイド
板（４）を延設するとともに、該ガイド板（４）の後部
（４ｂ）が所定の高さになるまで傾斜して上下動自在と
なるようガイド板（４）の前部（４ａ）を支持部（５）
に遊びをもたせて取り付けることで、ガイド板が遊びに
より自重で、またはガイド板の復元力と自重の双方で、
紙幣を案内するように構成したことを特徴とする紙幣処
理機の紙幣集積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5128448A JP2900109B2 (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 紙幣処理機の紙幣集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5128448A JP2900109B2 (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 紙幣処理機の紙幣集積装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312872A JPH06312872A (ja) | 1994-11-08 |
| JP2900109B2 true JP2900109B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14984972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5128448A Expired - Fee Related JP2900109B2 (ja) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | 紙幣処理機の紙幣集積装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2900109B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4619922B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-01-26 | ローレル機械株式会社 | 紙幣入金機 |
| CN103150810B (zh) * | 2013-03-29 | 2015-11-25 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 纸币处理设备及其出入钞机构 |
| KR102529836B1 (ko) * | 2016-03-31 | 2023-05-09 | 효성티앤에스 주식회사 | 가변 스토퍼가 구비된 다권종 지폐카세트 |
| CN108573566B (zh) * | 2017-03-13 | 2021-01-19 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 钞箱及使用该钞箱的钞票处理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6093656U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-26 | 株式会社東芝 | 紙葉類集積装置 |
-
1993
- 1993-05-01 JP JP5128448A patent/JP2900109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06312872A (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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