JP2899876B2 - 水性艶消しコ−ティング剤 - Google Patents

水性艶消しコ−ティング剤

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JP2899876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性艶消しコーティ
ング剤に関する。さらに詳しくは、耐摩耗性、耐擦傷
性、耐水性、耐溶剤性及び耐汚染性に優れた化粧板や壁
紙を提供することができ、化粧紙や樹脂製化粧シート
(塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステルなどの樹脂製の化粧シート)
のトップコート剤に適した水性艶消しコーティング剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧紙や樹脂製化粧シートのトッ
プコート剤として用いるコーティング剤としては、溶剤
系の樹脂が使用されていたが、最近では、環境問題、省
資源、労働安全性及び火災等の見地から、有機溶剤の使
用を極力抑えた水性のコーティング剤の要望が強くなっ
ている。さらに、この水性コーティング剤と艶消し剤の
配合比を調整することで任意の光沢を発現したり、高光
沢のコーティング層と艶消しのコーティング層を下地の
模様と同調させることで、より意匠性の高い化粧紙や樹
脂製化粧シートを作成できるコーティング剤の開発が要
望されている。水性コーティング剤としては、アクリル
樹脂系などのビニル重合系水性樹脂やウレタン樹脂系水
性樹脂が提案されており、これらに艶消し剤としてシリ
カなどの無機系微粒子を配合することで水性艶消しコー
ティング剤が調製されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この水性艶消
しコーティング剤をトップコート剤として使用すると、
透明性が悪いため白化現象を起こし、下地の印刷模様や
色調を著しく阻害するという問題があった。また、艶消
し剤の配合によって、耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性、
耐汚染性などが低下するという不都合が生じるという問
題もあった。さらに、より意匠性の高い化粧紙や樹脂製
化粧シートを作成する際、高光沢部と艶消し部の光沢差
を大きくする必要があるため、できるだけ艶消し部を低
光沢としたいが、そのためには艶消し剤の配合量を多く
しなければならず、前記の諸物性が著しく低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題を解決
すべくなされたもので、艶消し剤を配合しても、白化を
起こさず、耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性、耐汚染性等
に優れた塗膜を形成する水性艶消しコーティング剤を提
供するものである。すなわち本発明は、水溶性もしくは
水分散性のバインダー樹脂(A)およびポリマー微粒子
艶消し剤(B)からなる成分が水に希釈されてなり、
(A)と(B)の25℃における屈折率の差Δnが0
〜0.05であり、かつ(A)と(B)の質量比(A)
/(B)が90/10〜30/70であり、該バインダ
ー樹脂(A)が下記(A1−1)および/または(A1
−2)と(A1−3)とからなり且つ水溶性単量体の含
有量が2〜55重量%であり水不溶性単量体の含有量が
45〜98重量%であるエチレン性不飽和単量体の共重
合体(A1)からなることを特徴とする水性艶消しコー
ティング剤; (A1−1)カルボン酸(塩)基含有単量体、 (A1−2)スルホン酸(塩)基含有単量体、 (A1−3)スチレン類。 水溶性もしくは水分散性のバインダー樹脂(A)および
ポリマー微粒子艶消し剤(B)からなる成分が水に希釈
されてなり、(A)と(B)の25℃における屈折率の
差Δnが0〜0.05であり、かつ(A)と(B)の
質量比(A)/(B)が90/10〜30/70であ
り、該バインダー樹脂(A)が水溶性もしくは水分散性
ポリウレタン樹脂(A2)からなることを特徴とする水
性艶消しコーティング剤;並びに、化粧板もしくは壁紙
に用いられる化粧紙または樹脂製化粧シートのトップコ
ート剤として該コーティング剤を用いてなる化粧紙また
は樹脂製化粧シートである。
【0005】該バインダー樹脂(A)としては、例え
ば、水溶性もしくは水分散性のエチレン性不飽和単量体
の(共)重合体(A1)、水溶性もしくは水分散性のポ
リウレタン系樹脂(A2)などが挙げられる。
【0006】上記(A1)の製造方法としては、(A
1)を構成する単量体混合物を、通常の方法、例えば、
重合開始剤および必要により界面活性剤の存在下で水系
溶媒中で乳化重合するか、または、有機溶剤中で重合し
た後、必要により界面活性剤の存在下で水に溶媒置換し
たのち有機溶剤を留去する方法が例示できる。水系媒体
としては、水単独でも良いし、水に他の水混和性の有機
溶剤(メタノール、イソプロパノール、アセトンなど)
を併用しても良い。また、必要により重合反応に連鎖移
動剤(メルカプタンなど)、電解質(炭酸水素ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム、塩化カリウムなど)、
PH調整剤(アンモニア、水酸化ナトリウムなど)など
を併用しても良い。
【0007】(A1)の製造に用いられる単量体として
は、例えば下記(A1−1)〜(A1−3)のものが挙
げられ、これらは2種以上を併用することができる。
(A1−1)カルボン酸(塩)基含有単量体: (メタ)アクリル酸(塩)、(無水)マレイン酸
(塩)、フマル酸(塩)、イタコン酸(塩)など。(A
1−2)スルホン酸(塩)基含有単量体: スチレンスルホン酸(塩)、ビニルスルホン酸(塩)、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
(塩)、アリルスルホン酸(塩)など。(A1−3)ス
チレン類: スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなど。
これらのうちとくに好ましくは(A1−1)と(A1−
3)との組合わせである。上記(A1−1)として好ま
しいものは(メタ)アクリル酸(塩)およびマレイン酸
(塩)であり、該(A1−2)として好ましいものはス
チレンスルホン酸(塩)であり、(A1−3)として好
ましいものはスチレンである。
【0008】また、上記(A1−1)または(A1−
2)が塩を形成している場合の塩基としては、揮発性塩
基(アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ジエタノールアミンなどのアミン類)および不揮発
性塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアル
カリ金属水酸化物)が挙げられる。これらのうち好まし
いものは揮発性塩基であり、特に好ましいものはアンモ
ニアおよびトリエチルアミンである。
【0009】(A1)を構成する単量体のうちの水溶性
単量体の量は2〜55質量%、好ましくは3〜55質量
%であり、水不溶性単量体の量は45〜98質量%、好
ましくは45〜97質量%である。
【0010】(A1)の製造に用いられる重合開始剤と
しては、例えば、過硫酸塩類(過硫酸アンモニウム、過
硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムなど);パーオキシド
化合物類(ベンゾイルパーオキシド、ラウリルパーオキ
シド、t−ブチルパーオキシド、過酸化水素など);ア
ゾ系化合物類(アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
イソバレロニトリル、アゾビスアミジノプロパン−2硫
酸塩、アゾビスシアノ吉草酸など);レドックス系開始
剤(過硫酸アンモニウムと重亜硫酸ナトリウムのような
過酸化物と還元性(重)亜硫酸塩との組み合わせ、過硫
酸アンモニウムとジメチルアミノエタノールのような過
酸化物とアミン系化合物との組み合わせ、過酸化水素と
Fe2+のような過酸化物と多価金属イオンとの組み合わ
せなど)などが挙げられる。重合開始剤の使用量は、単
量体全量に対して通常0.1〜10質量%である。
【0011】(A1)の製造に際し必要により用いられ
る界面活性剤としては、非イオン系界面活性剤[脂肪族
アルコールのアルキレンオキサイド付加物(例えば、ラ
ウリルアルコールのアルキレンオキサイド付加物、ミリ
スチルアルコールのアルキレンオキサイド付加物、な
ど)、アルキルフェノールのアウキレンオキサイド付加
物(例えば、オクチルフェノールのアルキレンオキサイ
ド付加物、ノニルフェノールのアルキレンオキサイド付
加物など)、脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物(例
えば、ラウリン酸アルキレンオキサイド付加物、ステア
リン酸アルキレンオキサイド付加物など)、多価アルコ
ール脂肪酸エステルのアルキレンオキサイド付加物(例
えば、ポリアルキレングリコールオレイン酸モノエステ
ル、ポリアルキレングリコールラウリン酸ジエステルな
ど)、高級アルキルアミンアルキレンオキサイド付加
物、脂肪酸アミドアルキレンオキサイド付加物、油脂の
アルキレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコー
ルエチレンオキサイド付加物、グリセロールの脂肪酸エ
ステル、ペンタエリストールの脂肪酸エステル、ソルビ
トールおよびソルビタンの脂肪酸エステル、多価アルコ
ールのアルキルエーテル、アルカノールアミン類の脂肪
酸アミドなど];アニオン系界面活性剤(ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸エステルナト
リウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナト
リウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テルナトリウムなど);共重合性不飽和基を有する反応
性界面活性剤[アルキルアリルスルホコハク酸ナトリウ
ム、(メタ)アクリロイルポリオキシアルキレン硫酸エ
ステルナトリウムなど]およびこれらの2種以上の併用
などが挙げられる。乳化剤を使用する場合の使用量は、
単量体全量に対して通常1〜10質量%である。
【0012】また、本発明に用いられる水溶性もしくは
水分散性ポリウレタン樹脂(A2)の製造方法として
は、通常の方法、例えば、分子内にイオン性基を含有さ
せることで水溶性もしくは自己乳化型とする方法と、イ
オン性基を含有させずに界面活性剤を用いて界面活性剤
乳化型とする方法がある。
【0013】水溶性もしくは自己乳化型のポリウレタン
の製法としては、例えば、分子内に活性水素基を含まな
い有機溶剤(アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、トルエンなど)の存在下または非存在下で、有機ポ
リイソシアネート(A2−1)と、活性水素含有基を2
個以上有する化合物(A2−2)、分子内に活性水素と
アニオン性基もしくはアニオン形成性基とを有する化合
物(A2−3)および必要により重合停止剤[分子内に
活性水素含有基を1個有する化合物;例えば、モノアル
コール(メタノール、ブタノールなど)、モノアミン
(ブチルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミンなど)など]とを、イソシアネ
ート基/活性水素含有基の当量比が通常0.5〜1.
7、好ましくは0.7〜1.5で反応させてウレタンプ
レポリマーとし、ついで該プレポリマーを、アニオン形
成性基を有する場合は塩基で中和しアニオン性基を形成
させた後、水中に溶解または分散させ、必要に応じて
(該プレポリマーがイソシアネート基を含有している場
合)水またはポリアミン(エチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、イソホロンジアミン、ヒドラジンなど)
で鎖伸長反応を行い、必要により有機溶剤を留去する方
法が例示できる。
【0014】乳化剤乳化型のポリウレタンの製法として
は、例えば、上記と同様の方法で得た(A2−3)を含
まないウレタンプレポリマーに、前述の非イオン系界面
活性剤あるいはアニオン系界面活性剤の1種以上を加え
た後、水中に分散させ、必要に応じて水またはポリアミ
ンで鎖伸長反応を行い、必要により有機溶剤を留去する
方法が例示できる。
【0015】(A2)を構成する有機ポリイソシアネー
ト(A2−1)としては、例えば、芳香族ジイソシアネ
ート(2,4−または2,6−トリレンジイソシアネー
ト、4,4’−または2,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートなど);脂肪族ジイソシアネート(テトラ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、リジンジイソシアネートなど);脂環族ジイソ
シアネート(イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、1,4−
シクロヘキサンジイソシアネートなど);芳香脂肪族ジ
イソシアネート(キシリレンジイソシアネート、α,
α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ートなど);これらの有機ジイソシアネートの変性体
(例えばイソシアヌレート、ビュレット、カーボジイミ
ドなどの変性体)、およびこれら2種以上の混合物が挙
げられる。これらのうち好ましいものは脂肪族ジイソシ
アネートおよび脂環族ジイソシアネートであり、特に好
ましいものはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネートおよびジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジイソシアネートである。
【0016】活性水素含有基を2個以上有する化合物
(A2−2)としては、数平均分子量300〜5,00
0の高分子ジオール[例えばポリエーテルジオール(ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リオキシテトラメチレングリコール、ビスフェノールA
のエチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサ
イド付加物など)、ポリエステルジオール(例えばポリ
エチレンアジペートジオール、ポリブチレンアジペート
ジオール、ポリエチレンプチレンアジペートジオール、
ポリカプロラクトンジオールなど)およびポリカーボネ
ートジオール(ポリブチレンカーボネートジオール、ポ
リヘキサメチレンカーボネートジオールなど)など];
数平均分子量300〜5,000の高分子ジアミン(例
えばポリオキシプロピレンジアミンなど);数平均分子
量300未満の2官能低分子化合物[例えば、低分子量
ジオール(例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,4−ブタンジオールなど)、脂肪族ジアミ
ン(たとえばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ンなど)、脂環族ジアミン(例えばイソホロンジアミ
ン、4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンな
ど)、芳香族ジアミン(例えば4,4’−ジアミノジフ
ェニルメタンなど)および芳香脂肪族ジアミン(キシリ
レンジアミンなど)など];およびこれら2種以上の併
用が挙げられる。これらのうち好ましいものは、ポリエ
ーテルジオール、ポリエステルジオール、ポリカーボネ
ートジオールおよびこれらの1種以上と低分子量ジオー
ルとの併用である。なお、該(A2)の水溶性もしくは
水分散性を阻害しない範囲で、活性水素含有基を3個以
上有する化合物[例えばトリメチロールプロパン、グリ
セリン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、これらのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイ
ドおよび/またはプロピレンオキサイド付加物など)な
ど]を少量併用してもよい。
【0017】分子内に活性水素含有基とアニオン性基も
しくはアニオン形成性基とを有する化合物(A2−3)
としては、例えば、カルボキシル基とヒドロキシル基を
有する化合物(例えば乳酸、ジメチロールプロピオン酸
など)、スルホン酸基とアミノ基またはヒドロキシル基
とを有する化合物[例えばアミノエチルスルホン酸、3
−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)プロパンスルホ
ン酸など]など、およびこれらの揮発性塩基(アンモニ
ア、トリメチルアミン、トリエチルアミンなど)および
/または不揮発性塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムなど)などによる中和物などが挙げられる。これら
のうち好ましいものは、カルボキシル基とヒドロキシル
基を有する化合物およびそれらの揮発性塩基による塩で
あり、特に好ましいものはジメチロールプロピオン酸お
よびそのトリエチルアミン塩である。
【0018】本発明で用いるバインダー樹脂(A)とし
て好ましいものは、分子中にアニオン基またはアニオン
形成性基を有するものであり、特に好ましいものはカル
ボキシル基および/またはそれらの揮発性塩基の塩を有
するものである。該(A)中のアニオン基またはアニオ
ン形成性基の含有量は、樹脂固形分あたり通常1×10
-4〜1×10-2mol/g、好ましくは2×10-4〜8
×10-3mol/g、より好ましくは3×10-4〜5×
10-3mol/gである。アニオン基またはアニオン形
成性基の含量が1×10-4mol/g未満では塗膜の耐
溶剤性が不足し、1×10-2mol/gを超えると塗膜
の耐水性が低下する傾向となる。また、該樹脂(A)の
数平均分子量は1,000〜100,000またはそれ
以上、好ましくは10,000〜50,000またはそ
れ以上である。分子量が1000未満では得られる塗膜
の耐溶剤性が不十分となり好ましくない。
【0019】また、該(A)の屈折率は通常1.45〜
1.60、好ましくは1.47〜1.58である。上記
屈折率は、例えばJIS K−7105(1981)
5.1の方法により測定することができる。
【0020】本発明で用いるポリマー微粒子艶消し剤
(B)としては、例えば、ビニル重合系樹脂(B1)、
ポリウレタン樹脂(B2)、エポキシ樹脂(B3)など
の架橋ポリマー微粒子が好適に用いられる。
【0021】上記(B1)の製法としては、例えば、前
記(A1)の原料として例示した単量体のうちの多官能
単量体(A1−11)を0.5〜10モル%含む単量体
混合物を、分散剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポ
リアクリル酸塩、ポリアクリルアミド、セルロース誘導
体など)および前述したラジカル重合開始剤の1種以上
の存在下で通常の方法により懸濁重合して得られる架橋
ポリマー粒子を濾別した後、乾燥、分級する方法が例示
できる。
【0022】上記(B2)の製法としては、例えば、前
記(A2)の構成成分として例示した化合物のうち過剰
の(A2−1)と、(A2−2)および必要により(A
2−3)とからのイソシアネート基末端ウレタンプレポ
リマーを分散剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸塩、ポリアクリルアミド、セルロース誘導体
など)の存在下で水中に分散させた後、3官能以上のポ
リアミン(例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミンなど)で鎖伸長反応を行って得られる架橋
ポリマー粒子を濾別した後、乾燥、分級する方法が例示
できる。
【0023】(B3)の製法としては、例えば、ポリエ
ポキシ化合物[例えば、グリシジルエーテル類(グリシ
ジルエーテル化ビスフェノールA、グリシジルエーテル
化ビスフェノールF、グリシジルエーテル化ノボラック
など)、グリシジルエステル類(ヘキサヒドロフタル酸
ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステ
ルなど)、その他のポリエポキシ化合物(エポキシ化ポ
リブタジエン、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘ
キシルメチルカルボキシレート、3,4−エポキシシク
ロヘキシルメチルカルボキシレート、トリグリシジルイ
ソシアヌレートなど)]を、分散剤(例えば、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミ
ド、セルロース誘導体など)の存在下で水中に分散させ
た後、ポリアミン(例えば、エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジ
フェニルメタンなど)および/またはポリカルボン酸
(例えば、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸
など)を加えて重合を行って得られる架橋ポリマー粒子
を濾別した後、乾燥、分級する方法が例示できる。
【0024】該(B)の架橋の程度は、ゲル分率が通常
95%以上、好ましくは99%以上となる程度でる。ゲ
ル分率が95%未満では塗膜にしたときの耐溶剤性が不
十分となることがある。該ゲル分率は、例えばJIS
K−5400(1979)8.6の方法に準拠して測定
することができる。
【0025】該(B)の屈折率はバインダー樹脂(A)
の屈折率に近いほどよく、(A)と(B)の25℃にお
ける屈折率の差ΔnDは通常0〜0.05、好ましくは
0〜0.03である。(B)の組成は(A)の屈折率と
の差ΔnDが上記範囲内となるように設定される。該Δ
Dが0.05を超えると塗膜の透明性が低下するため
下地模様や色調の視感が阻害される。上記屈折率は、例
えばJIS K−7105(1981)5.1の方法に
より測定することができる。
【0026】また、該(B)の平均粒子径は体積基準で
通常0.1〜50μm、好ましくは0.5〜30μmで
ある。平均粒子径が0.1μm未満では艶消し効果が不
十分となり、50μmを越えると塗膜表面のざらつきが
大きくなる。該(B)の形状については特に制限はない
が、球状またはそれに近い形状のものが好ましい。上記
体積基準平均粒子径は、例えば、レーザー回折/散乱式
粒度分布測定装置「LA−700」[(株)堀場製作所
製]を用いて測定することができる。
【0027】さらに該(B)は、水酸基、カルボキシル
基、エポキシ基およびアミノ基から選ばれる反応性官能
基を分子内に有することが望ましい。これらの中では水
酸基およびカルボキシル基が好ましく、その含有量は通
常1×10-4〜1×10-2mol/g、好ましくは2×
10-4〜8×10-3mol/g、より好ましくは3×1
-4〜5×10-3mol/gである。該官能基の導入方
法としては前記(A)の項で例示した方法と同様の方法
が挙げられる。
【0028】本発明のコーティング剤における(A)と
(B)の配合割合は目標とする光沢に合わせて適宜選定
されるが、固形分質量比率で通常(30〜90):(1
0〜70)、好ましくは(50〜85):(15〜5
0)である。この範囲内とすることで良好な艶消し効果
と、優れた耐摩耗性、耐溶剤性、耐汚染性等とを有する
塗膜が得られる。また、該コーティング剤の固形分濃度
は通常50〜70質量%である。
【0029】本発明のコーティング剤は、(A)および
(B)とともに更に水溶性または水分散性の架橋剤
(C)を併用することにより、該(C)が(A)中のア
ニオン性基もしくはアニオン形成性基および(B)中の
反応性官能基と反応してより耐久性に優れた塗膜を形成
し、化粧紙又は化粧シートのトップコート用としてより
好適に用いることができる。
【0030】該架橋剤(C)としては、水溶性もしくは
水分散性または水性ポリエポキシ化合物(C1)[例え
ば、エチレングリコール又はポリエチレングリコール
(重合度2〜50)のジグリシジルエーテル;グリセリ
ン、ポリグリセリン(重合度2〜8)、トリメチロール
プロパン、ソルビトールなどの3〜8価またはそれ以上
の多価アルコールのポリグリシジルエーテル;上記多価
アルコールにアルキレンオキシド(炭素数2〜3)を付
加させたもの(付加モル数1〜50)のポリグリシジル
エーテルのうちの水溶性または水分散性のもの;ビスフ
ェノール類またはノボラックのポリグリシジルエーテル
の水性エマルションなど]、水溶性または水分散性のア
ミノプラスト(C2)[例えば、(炭素数1〜4のアル
コキシ)メチロール基を2個以上含有する尿素もしくは
メラミン誘導体など]、ポリイソシアネート系化合物の
水性エマルション(C3)[例えば、IPDIもしくは
HDIの3量化物などをメチルエチルケトオキシム又は
ε−カプロラクタムなどでブロックしたポリイソシアネ
ートの水性エマルションなど]、水溶性または水分散性
のオキサゾリン化合物(C4)[例えば、オキサゾリン
基含有ポリスチレン、オキサゾリン基含有アクリロニト
リルスチレン共重合体、ビス(4,4’−エチレンイミ
ノフェニル)メタンなど]などが挙げられる。これらの
うち好ましいものは(C1)であり、さらに好ましいも
のは3〜8価またはそれ以上の多価アルコールのポリグ
リシジルエーテルであり、特に好ましいものはポリグリ
セリン(重合度2〜5)ポリグリシジルエーテルであ
る。
【0031】該(C)を併用する場合の使用量は、固形
分として(A)と(B)の合計質量に対して通常50質
量%を超えない量、好ましくは3〜45質量%、より好
ましくは5〜40質量%である。(C)の割合を上記範
囲内とすることで、トップコートに用いたときに十分な
表面強度と優れた耐久性、耐摩耗性および耐擦傷性とを
有する塗膜が得られる。該(C)は、(A)と(B)か
らなるコーティング剤に予め混合されていてもよく、ま
た使用時に混合してもよい。
【0032】本発明の水系艶消しコーティング剤には必
要に応じて、染料、顔料、安定剤、分散剤、界面活性
剤、消泡剤、防腐剤、凍結防止剤及び増粘剤などの添加
剤を加えることができる。これらの具体例としては下記
のものが挙げられる。 染料:直接染料、反応性染料、金属錯体染料など。 顔料:酸化チタン、カーボンブラック、有機顔料など。 安定剤:ヒンダードフェノール系、ヒドラジン系、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、オキザリックア
シッドアニリド系、ヒンダードアミン系などの安定剤。 分散剤:ポリアクリル酸系分散剤など。 界面活性剤:ノニルフェノールのエチレンオキサイド付
加物などのノニオン界面活性剤。 消泡剤:シリコーン系、アルコール系などの消泡剤。 防腐剤:有機窒素硫黄化合物系、有機硫黄ハロゲン化合
物系などの防腐剤。 凍結防止剤:エチレングリコール、プロピレングリコー
ルなど。 増粘剤:セルロース誘導体、でんぷん誘導体、ポリビニ
ルアルコールなど。
【0033】なお、上記分散剤および/または増粘剤と
して前記(A)に包含される水溶性樹脂を使用すること
ができる。この場合の前記(A):(B)の配合比率は
これらの樹脂を(A)に含めて設定する。
【0034】本発明のコーティング剤が適用される基材
としては紙、各種プラスチック(塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ルなど)、金属、木材などが挙げられるが、とくに好ま
しくは下地模様や色彩を施した紙およびプラスチックシ
ートである。
【0035】本発明のコーティング剤の基材への塗布方
法についてはとくに制限はなく、公知の塗布装置、例え
ばロールコーター、リバースロールコーター、グラビア
コーター、ナイフコーターなどを用いて行われる。塗布
量は目的に応じて適宜選択することができるが、乾燥膜
厚で通常2〜20g/m2、好ましくは3〜10/m2
ある。該コーティング剤は基材に塗布、加熱乾燥された
後、50〜80℃で1〜3日間養生(特に架橋剤を併用
した場合)されることにより十分な塗膜物性と耐久性を
有する塗膜を形成する。
【0036】本発明の水性艶消しコーティング剤は透明
性と良好な艶消し効果とを有し、しかも優れた耐摩耗
性、耐擦傷性および耐久性を有する塗膜を与えるので、
特に壁紙に用いられる化粧紙や樹脂性化粧シートのトッ
プコート剤として好適に用いることができる。このほか
各種インテリアのトップコート剤としても有利に使用で
きる。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、以下において「部」は質量部、「%」は質量%を示
す。
【0038】 実施例1〜2、比較例1〜2 表1に示す配合処方によりそれぞれ艶消しコーティング
剤を調製した。得られた塗布液を上質紙上にバーコータ
ーを用いて20μm(ウェット厚さ)に塗布し、120
℃×1分間熱風乾燥後、塗布紙を60℃×3日間養生硬
化した。この塗布紙を酢酸ビニル樹胞エマルション系接
着剤(コニシ製、品名ボンド)にてパーチクルボードと
貼り合わせ、加圧プレス機にて圧力10kgf/c
、温度150℃で圧着して試験用サンプルを作成
し、表2に示す各試験を下記試験方法にて行った。な
お、透明性試験に関しては、PETフィルム(商品名:
ルミラー)上に同様に塗布し、120℃×1分間熱風乾
燥後、60℃×3日間養生硬化した後行った。各試験の
結果を表2に示す。
【0039】
【表1】
【0040】 注*1:メタクリル系樹脂エマルション(組成モル比;
メチルメタクリレート/メタクリル酸=95/5、固形
分濃度40%) *2:スチレンマレイン酸共重合体水溶液(組成モル
比;スチレン/無水マレイン酸=50/50のアンモニ
ア中和物、固形分濃度40%) *3:ポリウレタン樹脂エマルション[三洋化成工業
(株)製;ユーコートUX−497、水添MDI/ポリ
エーテル系のカルボン酸基含有ポリウレタンのトリエチ
ルアミン中和物、COOH含量=7.5×10−4mo
l/g、固形分濃度40%] *4:水酸基含有ポリメチルメタクリレート(PMM
A)架橋微粒子[ガンツ化成(株)製;GM−0605
H、ゲル分率99%以上] *5:未変性ポリスチレン架橋微粒子[積水化成品工業
(株)製;SBX−8、ゲル分率99%以上] *6:微粒子状合成シリカ[富士シリシア化学(株)
製;サイリシア450] *7:水溶性ポリエポキシ化合物[長瀬化成(株)製;
デナコールEX−521] *8:非イオン界面活性剤[三洋化成工業(株)製;ノ
ニポール100]
【0041】<試験方法及び評価> (1)透明性試験:目視にて透明性を評価した。 評価基準 ○;透明、△;やや白い、×;白い (2)光沢:光沢計[日本電飾工業(株)製]を使用
し、60°グロスを測定した。 (3)耐擦傷性試験:試験片の表面を鉛筆硬度試験機
[安田精機(株)製]を使用し、鋼針を用い荷重100
gで試験を行い、表面の状態を評価した。 評価基準 ○;キズなし、△;跡がつく、×;キズが
つく (4)耐摩耗性試験:試験片の表面を摩耗試験機[安田
精機(株)製]を使用して、摩耗輪CS17、荷重50
0gの条件で100回回転した後、表面の状態を評価し
た。 評価基準 ○;80%以上残る、△;80〜50%残
る、×;残りが50%未満 (5)耐水性試験:試験片を60℃の温水中に1時間浸
漬した後、60℃×2時間乾燥した後の表面状態を観察
した。 評価基準 ○;変化なし、△;一部分ふくれあり、
×;板からはがれる (6)耐汚染性:試験片の表面をマジックインキ(JI
S S−6037に規定のもの)で幅1cmの線を引
き、4時間放置後、エタノールで拭き取り、表面を観察
した。 評価基準 ○;汚れなし、△;少し汚れが残る、×;
汚れが残る
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明の水系艶消しコーテング剤は、従
来のシリカなどの無機系艶消し剤を用いた艶消しコーテ
ング剤に比べ、優れた透明性を有するとともに耐摩耗
性、耐擦傷性、耐水性および耐汚染性の良好な塗膜を形
成する。上記効果を奏することから本発明の水系艶消し
コーティング剤は、特に化粧板や壁紙に用いる化粧紙あ
るいは樹脂製化粧シート用のトップコート剤として極め
て有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 133/02 C09D 133/02 135/00 135/00 175/04 175/04 D21H 19/38 D21H 19/44 19/44 27/20 27/20 1/22 B 1/28 Z 5/00 A (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 5/00 C09D 7/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性もしくは水分散性のバインダー樹
    脂(A)およびポリマー微粒子艶消し剤(B)からなる
    成分が水に希釈されてなり、(A)と(B)の25℃に
    おける屈折率の差Δnが0〜0.05であり、かつ
    (A)と(B)の質量比(A)/(B)が90/10〜
    30/70であり、該バインダー樹脂(A)が下記(A
    1−1)および/または(A1−2)と(A1−3)か
    らなり且つ水溶性単量体の含有量が2〜55重量%であ
    り水不溶性単量体の含有量が45〜98重量%であるエ
    チレン性不飽和単量体の共重合体(A1)からなること
    を特徴とする水性艶消しコーティング剤。 (A1−1)カルボン酸(塩)基含有単量体、 (A1−2)スルホン酸(塩)基含有単量体、 (A1−3)スチレン類。
  2. 【請求項2】 水溶性もしくは水分散性のバインダー樹
    脂(A)およびポリマー微粒子艶消し剤(B)からなる
    成分が水に希釈されてなり、(A)と(B)の25℃に
    おける屈折率の差Δnが0〜0.05であり、かつ
    (A)と(B)の質量比(A)/(B)が90/10〜
    30/70であり、該バインダー樹脂(A)が水溶性も
    しくは水分散性ポリウレタン樹脂(A2)からなること
    を特徴とする水性艶消しコーティング剤。
  3. 【請求項3】 (A2)が、分子内にイオン性基を有す
    る水溶性もしくは自己乳化型のポリウレタン樹脂である
    請求項2記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 (A)が、カルボン酸(塩)基を有する
    樹脂である請求項1〜3のいずれか記載のコーティング
    剤。
  5. 【請求項5】 (B)が、架橋構造を有するポリマー微
    粒子であり、かつその平均粒子径が0.1〜50μmで
    ある請求項1〜4のいずれか記載のコーティング剤。
  6. 【請求項6】 (B)が、カルボキシル基または水酸基
    を分子内に有するポリマー微粒子である請求項1〜5の
    いずれか記載のコーティング剤。
  7. 【請求項7】 さらに水溶性または水分散性の架橋剤
    (C)を含有してなる請求項1〜6のいずれか記載のコ
    ーティング剤。
  8. 【請求項8】 (C)が、水溶性ポリエポキシ化合物で
    ある請求項7記載のコーティング剤
  9. 【請求項9】 化粧板もしくは壁紙に用いられる化粧紙
    または樹脂製化粧シートのトップコート剤として請求項
    1〜8のいずれか記載のコーティング剤を用いてなる化
    粧紙または樹脂製化粧シート。
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