JP2899870B2 - 組立フェンス - Google Patents
組立フェンスInfo
- Publication number
- JP2899870B2 JP2899870B2 JP8195682A JP19568296A JP2899870B2 JP 2899870 B2 JP2899870 B2 JP 2899870B2 JP 8195682 A JP8195682 A JP 8195682A JP 19568296 A JP19568296 A JP 19568296A JP 2899870 B2 JP2899870 B2 JP 2899870B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- fence
- pipe
- hooks
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路工事現場や建
築工事現場等で歩行者の安全を図るために使用される組
立フェンスに関するもので、殊に現場でビスや取付金具
を使用することなく簡単に組み立てることのできる組立
フェンスに関するものである。
築工事現場等で歩行者の安全を図るために使用される組
立フェンスに関するもので、殊に現場でビスや取付金具
を使用することなく簡単に組み立てることのできる組立
フェンスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、道路工事等で歩行者の安全を図
るための安全柵、即ちフェンスの多くは、コンクリート
等のベースブロックに立設された多数の支柱と、これら
支柱に連結された横桟とによって構成されている。そし
てこの支柱と横桟は、組立の際に専用の取付金具やビス
等により固定されている。
るための安全柵、即ちフェンスの多くは、コンクリート
等のベースブロックに立設された多数の支柱と、これら
支柱に連結された横桟とによって構成されている。そし
てこの支柱と横桟は、組立の際に専用の取付金具やビス
等により固定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のフェ
ンスにあっては、数多くの支柱と横桟との組み合わせに
よって構成されているから、支柱と横桟との連結部分の
数が多く、このため連結金具を多く必要とすると共に、
取り付けに手間がかかり、組立や分解作業が大変面倒で
あった。
ンスにあっては、数多くの支柱と横桟との組み合わせに
よって構成されているから、支柱と横桟との連結部分の
数が多く、このため連結金具を多く必要とすると共に、
取り付けに手間がかかり、組立や分解作業が大変面倒で
あった。
【０００４】そこで本発明は、連結金具や取付ビス等の
金具を全く使用することなく簡単にしかも確実堅固に組
み立てることのできる組立フェンスを提供することを主
たる目的とするものである。
金具を全く使用することなく簡単にしかも確実堅固に組
み立てることのできる組立フェンスを提供することを主
たる目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる組立フェンスにあっては、ベースブロック５
に垂直に立設されるポール１と、該ポール１に着脱自在
に連結される所定長さのパイプ２とからなり、前記ポー
ル１の周面の少なくとも一側に、上下方向に所定の間隔
をあけて複数のフック部３…が形成され、前記パイプ２
の両端に前記フック部３に着脱自在に嵌合する係合部４
が設けられ、前記フック部３は、ポール１から突出させ
た該ポールと平行な前板３ｂにＵの字状の受溝３ｃで形
成され、前記係合部４は、前記受溝３ｃに嵌入するネッ
ク部４ａとその前部に形成された膨大部４ｂとによって
形成されている構造としたものである。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる組立フェンスにあっては、ベースブロック５
に垂直に立設されるポール１と、該ポール１に着脱自在
に連結される所定長さのパイプ２とからなり、前記ポー
ル１の周面の少なくとも一側に、上下方向に所定の間隔
をあけて複数のフック部３…が形成され、前記パイプ２
の両端に前記フック部３に着脱自在に嵌合する係合部４
が設けられ、前記フック部３は、ポール１から突出させ
た該ポールと平行な前板３ｂにＵの字状の受溝３ｃで形
成され、前記係合部４は、前記受溝３ｃに嵌入するネッ
ク部４ａとその前部に形成された膨大部４ｂとによって
形成されている構造としたものである。
【０００６】また本発明では、前記ポール１が上端が開
口した筒体で形成され、ポール１の下端に細径の脚部１
ａを有し、この脚部１ａが他のポール１の上端開口部に
嵌入できる寸法に形成され、これによりポール同志を上
下に連結できるように構成されている構造も特徴とす
る。
口した筒体で形成され、ポール１の下端に細径の脚部１
ａを有し、この脚部１ａが他のポール１の上端開口部に
嵌入できる寸法に形成され、これによりポール同志を上
下に連結できるように構成されている構造も特徴とす
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図１〜図
５に基づいて説明する。図面に示すように本発明に係る
組立フェンスにあっては、垂直なポール１と、該ポール
１に着脱自在に連結される水平なパイプ２とから成る。
前記ポール１はその周面の両側面に、上下方向に所定の
間隔をあけて複数の、例えば３つのフック部３…が形成
されている。また、前記パイプ２の両端には、前記フッ
ク部３に着脱自在に嵌合する係合部４が設けられてい
る。
５に基づいて説明する。図面に示すように本発明に係る
組立フェンスにあっては、垂直なポール１と、該ポール
１に着脱自在に連結される水平なパイプ２とから成る。
前記ポール１はその周面の両側面に、上下方向に所定の
間隔をあけて複数の、例えば３つのフック部３…が形成
されている。また、前記パイプ２の両端には、前記フッ
ク部３に着脱自在に嵌合する係合部４が設けられてい
る。
【０００８】前記ポール１は上端が開口した円筒体で形
成され、前記フック部３…と共に合成樹脂材で一体的に
成形されている。また、ポール１の下端に細径の脚部１
ａが設けられ、この脚部１ａが他のポール１の上端開口
部に嵌入できる寸法に形成されている。即ち、脚部１ａ
の直径が、図４に示すように、ポール１の内面に設けら
れた補強リブ１ｂの先端によって形成される内径Ａより
稍小径で形成され、これによりポール同志を上下に連結
できるように構成されている。
成され、前記フック部３…と共に合成樹脂材で一体的に
成形されている。また、ポール１の下端に細径の脚部１
ａが設けられ、この脚部１ａが他のポール１の上端開口
部に嵌入できる寸法に形成されている。即ち、脚部１ａ
の直径が、図４に示すように、ポール１の内面に設けら
れた補強リブ１ｂの先端によって形成される内径Ａより
稍小径で形成され、これによりポール同志を上下に連結
できるように構成されている。
【０００９】本実施例で示された前記フック部３は、左
右側壁３ａと前板３ｂとによって平面視コ形に形成さ
れ、この前板３ｂにＵの字状の受溝３ｃが設けられてい
る。また、このフック部３に嵌合するパイプ２の係合部
４は、前記受溝３ｃに嵌入するネック部４ａと、その前
部に形成された膨大部４ｂとによって形成されている。
本実施例では、このネック部４ａ並びに膨大部４ｂは、
パイプ２の両端に被せられた合成樹脂製のキャップ４ｃ
と共に一体的に成形されている。
右側壁３ａと前板３ｂとによって平面視コ形に形成さ
れ、この前板３ｂにＵの字状の受溝３ｃが設けられてい
る。また、このフック部３に嵌合するパイプ２の係合部
４は、前記受溝３ｃに嵌入するネック部４ａと、その前
部に形成された膨大部４ｂとによって形成されている。
本実施例では、このネック部４ａ並びに膨大部４ｂは、
パイプ２の両端に被せられた合成樹脂製のキャップ４ｃ
と共に一体的に成形されている。
【００１０】上記の組立フェンスは、ポール１…の脚部
１ａをコンクリート製のベースブロック５にあけた穴に
差し込んで立設したものを所定の間隔をあけて配置し、
これのフック部３…にパイプ２…の係合部４…を順次差
し込むことにより直線状のフェンスを簡単に組み立てる
ことができる。この場合、図７並びに図８に示すような
３方向又は４方向に向かってフック部３…を設けたもの
を用意しておき、これらを適宜組み合わせて使用するこ
とにより、パイプ２…を縦横に交差させて組み立てるこ
とができる。また図６に示すようにフック部１を一方向
だけに形成したものを用意しておけば、フェンスの終端
ポールにこれを使用することにより、フェンスの終端部
を体裁良く仕上げることができよう。
１ａをコンクリート製のベースブロック５にあけた穴に
差し込んで立設したものを所定の間隔をあけて配置し、
これのフック部３…にパイプ２…の係合部４…を順次差
し込むことにより直線状のフェンスを簡単に組み立てる
ことができる。この場合、図７並びに図８に示すような
３方向又は４方向に向かってフック部３…を設けたもの
を用意しておき、これらを適宜組み合わせて使用するこ
とにより、パイプ２…を縦横に交差させて組み立てるこ
とができる。また図６に示すようにフック部１を一方向
だけに形成したものを用意しておけば、フェンスの終端
ポールにこれを使用することにより、フェンスの終端部
を体裁良く仕上げることができよう。
【００１１】また、ポール１の下端脚部１ａを他のポー
ル１の上端開口部に嵌入できる寸法にして、ポール同志
を上下に連結できるように構成されているので、ポール
を連結することにより、背を高くしたフェンスを組み立
てることも可能である。
ル１の上端開口部に嵌入できる寸法にして、ポール同志
を上下に連結できるように構成されているので、ポール
を連結することにより、背を高くしたフェンスを組み立
てることも可能である。
【００１２】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えばポール１に上下
間隔を隔てて設けられるフック部３…の数や、これら上
下フック部の間隔の寸法等は特定されない。また上記実
施例ではポール１を円筒体で形成したが、角筒であって
も良いことは勿論である。また、ポール１は上記実施例
で示したようにフック部３と共に樹脂成型品で一体成形
するのが好ましいが、ポール１並びにフック部３を金属
材で形成して溶接等の手段により固定して製作すること
も可能である。その他本発明ではその構成要件を備え、
かつ前記の目的を達成し、下記の効果を有する限りにお
いては適宜に改変して実施することができるものであ
る。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えばポール１に上下
間隔を隔てて設けられるフック部３…の数や、これら上
下フック部の間隔の寸法等は特定されない。また上記実
施例ではポール１を円筒体で形成したが、角筒であって
も良いことは勿論である。また、ポール１は上記実施例
で示したようにフック部３と共に樹脂成型品で一体成形
するのが好ましいが、ポール１並びにフック部３を金属
材で形成して溶接等の手段により固定して製作すること
も可能である。その他本発明ではその構成要件を備え、
かつ前記の目的を達成し、下記の効果を有する限りにお
いては適宜に改変して実施することができるものであ
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明の組立フェンスは上記の如く構成
したものであるから、ポールを所定の間隔をあけて立設
させてこれのＵの字状受溝としたフック部にパイプの嵌
合ネック部とした係合部を順次差し込むだけで、連結金
具や取付ビス等の金具を全く使用することなく、極めて
簡単にしかも確実堅固に組み立てることができ、且つ分
解も容易に行うことができ、現場での作業の迅速化を図
ることができる。
したものであるから、ポールを所定の間隔をあけて立設
させてこれのＵの字状受溝としたフック部にパイプの嵌
合ネック部とした係合部を順次差し込むだけで、連結金
具や取付ビス等の金具を全く使用することなく、極めて
簡単にしかも確実堅固に組み立てることができ、且つ分
解も容易に行うことができ、現場での作業の迅速化を図
ることができる。
【００１４】また請求項２の構成によれば、ポール同志
を簡単に上下に連結することが可能であるので、現場の
状況に応じて背の高いフェンスも簡単に組み立てること
もできるといった効果がある。
を簡単に上下に連結することが可能であるので、現場の
状況に応じて背の高いフェンスも簡単に組み立てること
もできるといった効果がある。
【図１】本発明に係る組立フェンスの一実施例を示す一
部の分解斜視図。
部の分解斜視図。
【図２】上記組立フェンスの分解側面図。
【図３】上記組立フェンスに於けるポール部分の正面
図。
図。
【図４】図３のＢーＢ線から見た断面図。
【図５】上記組立フェンスの要部の一部断面平面図。
【図６】上記組立フェンスに於けるポールの他の実施例
を示す平面図。
を示す平面図。
【図７】上記組立フェンスに於けるポールの更に他の実
施例を示す平面図。
施例を示す平面図。
【図８】上記組立フェンスに於けるポールの更に別の実
施例を示す平面図。
施例を示す平面図。
１ ポール １ａ 脚部 ２ パイプ ３ フック部 ４ 係合部 ５ ベースブロック
Claims (2)
- 【請求項１】 ベースブロック（５）に垂直に立設され
るポール（１）と、該ポール（１）に着脱自在に連結さ
れる所定長さのパイプ（２）とからなり、前記ポール
（１）の周面の少なくとも一側に、上下方向に所定の間
隔をあけて複数のフック部（３）…が形成され、前記パ
イプ（２）の両端に前記フック部（３）に着脱自在に嵌
合する係合部（４）が設けられ、前記フック部（３）
は、ポール（１）から突出させた該ポールと平行な前板
（３ｂ）にＵの字状の受溝（３ｃ）で形成され、前記係
合部（４）は、前記受溝（３ｃ）に嵌入するネック部
（４ａ）とその前部に形成された膨大部（４ｂ）とによ
って形成されている組立フェンス。 - 【請求項２】 ポール（１）が上端が開口した筒体で形
成され、ポール（１）の下端に細径の脚部（１ａ）を有
し、この脚部（１ａ）が他のポール（１）の上端開口部
に嵌入できる寸法に形成され、これによりポール同志を
上下に連結できるように構成されている請求項１に記載
の組立フェンス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195682A JP2899870B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 組立フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195682A JP2899870B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 組立フェンス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018249A JPH1018249A (ja) | 1998-01-20 |
| JP2899870B2 true JP2899870B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=16345254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195682A Expired - Lifetime JP2899870B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 組立フェンス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899870B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5253202A (en) * | 1991-02-05 | 1993-10-12 | International Business Machines Corporation | Word line driver circuit for dynamic random access memories |
| KR100785747B1 (ko) * | 2006-10-12 | 2007-12-18 | (주)씨티이안 | 안전펜스 결합구조 |
| KR100908328B1 (ko) | 2009-03-26 | 2009-07-17 | (주) 미래기업 | 도로용 안전펜스 |
| KR100961525B1 (ko) | 2009-07-09 | 2010-06-07 | 동성안전산업(주) | 도로용 안전 펜스 |
| CN102127901A (zh) * | 2011-03-10 | 2011-07-20 | 湖南波比木业有限责任公司 | 栏杆锁扣 |
| CN102505648B (zh) * | 2011-12-23 | 2015-05-27 | 杨杰 | 一种交通道路幕墙及其工作方法 |
| CN103711090B (zh) * | 2014-01-21 | 2016-05-04 | 周心德 | 一种可移动插拔式活动防护栏 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194215U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-24 | 丸栄工業株式会社 | 簡易防護柵 |
| JP2744585B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1998-04-28 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 組立式フェンス |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8195682A patent/JP2899870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1018249A (ja) | 1998-01-20 |
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