JP2899858B2 - 出力駆動装置及び同装置におけるラッチアップ減少方法 - Google Patents

出力駆動装置及び同装置におけるラッチアップ減少方法

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JP2899858B2 JP5218078A JP21807893A JP2899858B2 JP 2899858 B2 JP2899858 B2 JP 2899858B2 JP 5218078 A JP5218078 A JP 5218078A JP 21807893 A JP21807893 A JP 21807893A JP 2899858 B2 JP2899858 B2 JP 2899858B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体回路、集積回路に関
し、特に相補型金属酸化膜半導体(CMOS)回路にお
いてラッチアップを克服した出力駆動装置に関する。本
発明によりラッチアップを回避若しくは最小限にとどめ
た出力駆動回路が提供される。
【0002】
【従来の技術】ラッチアップの問題は、CMOS技術を
用いた集積回路素子の動作における1つの関心事となっ
ている。CMOS回路におけるラッチアップについては
米国特許第4、571、505号に開示がある。一般的
に、ラッチアップは無意識に形成され、そして電源電
圧、光、放射線、入力及び出力の過剰電圧における急激
な変化並びにチップ上の容量性障害のような場合に応答
してPNP及びNPNトランジスタのような(通常寄生
性の)素子によって引き起こされるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】集積回路の1本の出力
ノード、即ちピンを最大電力供給レベル(一般に「VC
C」と呼ばれる)で駆動する際、従来はゲート電極をV
CCからゼロボルトに駆動するP−チャンネルトランジ
スタ、あるいはゲート電極をゼロボルトからVCCより
幾らか高い電圧に駆動するN−チャンネルトランジスタ
を用いていた。ブートストラップ駆動装置を用いればこ
のような電圧上昇を達成することができる。しかしなが
ら、P−チャンネルトランジスタを用いた場合、出力を
VCC以上に強制するとラッチアップが起こることがあ
る。また、N−チャンネルトランジスタを用いた場合、
ゲート電極をVCC以上の電圧で駆動するために、速度
の低下あるいは信頼性の低下といった問題が生じる可能
性がある。また、N−チャンネルトランジスタのゲート
電極をゼロボルトにしても、その出力を負電圧(例え
ば、−1.0ボルト)に強制すると、トランジスタはオ
ン状態となり、基板電流が生じ信頼性の問題に発展する
可能性もある。
【0004】前記米国特許では、電源電圧の遷移を感知
しこの遷移感知に応答して基板をグラウンドにクランプ
し、その後このクランプを解除する方法がが提案されて
いる。
【0005】本発明は、ラッチアップを実質的に回避す
ることができ、かつ速度低下、信頼性の低下を招来しな
い構成の出力駆動装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、N−チャンネルトランジスタ(16)と
P−チャンネルトランジスタ(14)とから成り、それ
ぞれのトランジスタはゲート電極(42、36)とソー
ス−ドレイン経路とを有し、前記N−チャンネルトラン
ジスタ(16)とP−チャンネルトランジスタ(14)
トランジスタそれぞれのソース−ドレイン経路は直列に
結合されてその間にノード(A)を有しており、前記2
つのトランジスタのソース−ドレイン経路は該部から供
給される第1の供給電圧の印加端子と第2の電圧の印加
端子間の回路(10)内にあり、データ出力経路が前記
第1の供給電圧の印加端子と前記第2の電圧の印加端子
の前記回路(10)に結合されており、前記P−チャ
ンネルトランジスタ(14)のゲート電極(36)には
データ信号が印加され、前記N−チャンネルトランジス
タ(16)のゲート電極(42)には高電圧が印加さ
れ、前記高電圧は前記第1の供給電圧より高く、前記高
電圧が前記P−チャンネルトランジスタ(14)が構成
されている基板領域(32)に印加され、前記N−チャ
ンネルトランジスタのソース−ドレイン経路が前記デー
タ出力経路と前記P−チャンネルトランジスタの間に結
合されるように構成した集積回路における出力駆動回路
を提供する。
【0007】前記N−チャンネルトランジスタ(16)
は第1のN−チャンネルトランジスタ(16)を有し、
該出力駆動回路が更にゲート電極(26)とソース−ド
レイン経路を有する第2のN−チャンネルトランジスタ
(12)を備えており、前記P−チャンネルトランジス
タ(14)の前記ソース−ドレイン経路は前記第1及び
第2のN−チャンネルトランジスタ(12、16)それ
ぞれの前記ソース−ドレイン経路の間に直列に結合され
ており、前記3本の直列結合されたソース−ドレイン経
路は、前記第1の供給電圧と前記第2の電圧との間の回
路内にあり、前記第2のN−チャンネルトランジスタ
(12)のゲート電極(26)には前記高電圧が印可さ
れる。
【0008】前記第1の供給電圧は前記第2のN−チャ
ンネルトランジスタ(12)のドレイン電極(24)に
印加され、前記データ出力経路は選択的に前記第2の電
圧の印加端子に結合される。また、前記データ出力経路
を前記第2の供給電圧に選択的に結合するトランジスタ
回路(18)を更に備えているのが好ましい。また、前
記トランジスタ回路は前記データ出力経路と前記第2の
供給電圧の印加端子間に結合されたソース−ドレイン経
路を有するN−チャンネルトランジスタ(18)を備え
ており、前記トランジスタ回路のN−チャンネルトラン
ジスタ(18)のゲート電極に第1の電圧レベルの信号
が印加された時に前記データ出力経路と前記第2の供給
電圧の印加端子が接続され、第2の電圧レベルの信号が
印加された時に前記データ出力経路と前記第2の供給電
圧の印加端子が遮断されるようにするのが好ましい。
【0009】前記第1のN−チャンネルトランジスタ
(16)には前記高電圧が常に印加されるように結合さ
れており、前記第1のN−チャンネルトランジスタ(1
6)は、データ出力経路を駆動する基準となるデータ信
号に基づいて、前記高電圧を選択的に受け取るように結
合されている。
【0010】更に、本発明によれば、P−チャンネルト
ランジスタ(14)のソース−ドレイン経路をN−チャ
ンネルトランジスタ(16)のソース−ドレイン経路と
直列に結合し、前記直列接続したソース−ドレイン経路
を第1の電力供給電圧と第2の電力供給電圧との間の回
路に結合した出力駆動回路におけるラッチアップ減少方
法において、前記第1の電力供給電圧より高い高電圧を
発生し、前記高電圧を前記N−チャンネルトランジスタ
(16)と、基板上で前記P−チャンネルトランジスタ
(14)が形成されている領域とに印加し、出力信号の
基準を形成するデータ入力信号を前記P−チャンネルト
ランジスタ(14)のゲート電極(36)に印加し、前
記第1の電力供給電圧と前記第2の電力供給電圧との間
の回路経路から出力信号を得る工程から成るCMOS回
路用出力駆動装置におけるラッチアップ減少方法が提供
される。
【0011】前記高電圧は、前記データ入力信号に応じ
てN−チャンネルトランジスタ(16)のゲート電極
(42)に選択的に印加され、これによって出力信号を
2つの内の選択した1つに駆動すべき時に、N−チャン
ネルトランジスタが選択的にオンできるように構成され
ている。前記N−チャンネルトランジスタ(16)のゲ
ート電極(42)に印加される電極は、データ入力信号
と逆に応答するようにしてもよい。更に、第2のN−チ
ャンネルトランジスタ(12)を結合して、そのソース
−ドレイン経路が、前記第1と命名したN−チャンネル
トランジスタ(16)及び前記P−チャンネルトランジ
スタ(14)と直列となるようにし、前記データ入力信
号の論理状態変化かかわらず、前記高電圧を前記第2
のN−チャンネルトランジスタ(12)に常に印加する
工程を含むようにすることも可能である。
【0012】前記高電圧を前記N−チャンネルトランジ
スタ(16)に印加する工程は、前記データ入力信号の
論理状態にはかかわらず、前記高電圧を常に結合する工
程を含む。更に、第2のN−チャンネルトランジスタ
(12)を結合して、そのソースードレイン経路が前記
第1と命名したN−チャンネルトランジスタ(16)及
び前記P−チャンネルトランジスタ(14)と直列とな
るようにし、前記データ入力信号の論理状態にはかかわ
らず、前記高電圧を前記第2のN−チャンネルトランジ
スタ(12)に常に印加する工程とを含むようにしても
よい。
【0013】
【作用】出力駆動装置のプルアップ部分に単一のN−チ
ャンネル若しくはP−チャンネルトランジスタを用いる
代りに、2つのN−チャンネルトランジスタと、これら
2つのN−チャンネルトランジスタの間に直列に接続さ
れた1つのP−チャンネルトランジスタを用いる。VC
CPをVCCより高い内部電圧源、VTNをN−チャン
ネルトランジスタのスレシホルド電圧とすると、P−チ
ャンネルトランジスタのP+ソース及びドレイン領域は
VCCP−VTN以上にはならないので、ラッチアップ
に対する防御となる。P−チャンネルトランジスタ本体
またはウエルはVCCPにつながれているので、P+ま
たはN−ソース及びドレイン接合は順方向にはバイアス
されない。したがって、ラッチアップが生じることはな
い。
【0014】P−チャンネルトランジスタのゲートをV
CCに駆動した時、このトランジスタはオフとなり、そ
の出力を負電圧に強制しても(アンダーシュート)、基
板電圧は発生しない。
【0015】VCCPは、好ましくは、ポンプ回路を用
いてチップ上で発生するようにし、最大VCCレベルに
駆動すべき出力に対して、VCC+VTNより高くする
必要がある。
【0016】上記3つのトランジスタを「上部トランジ
スタ」、「中間トランジスタ」及び「下部トランジス
タ」と呼ぶことにすると、上部トランジスタは、そのド
レイン電極がVCC(外部で発生した電力供給電圧)
に、ゲート電極がVCCPに、そしてソース電極が前記
中間トランジスタのソース−ドレイン経路に結合された
N−チャンネル電界効果トランジスタ(FET)であ
る。中間トランジスタは、P−チャンネルトランジスタ
であり、上部のN−チャンネルトランジスタのソース電
極はP−チャンネルトランジスタのソース電極に結合さ
れている。P−チャンネルトランジスタのゲート電極
は、ゼロボルトとVCCとの間で駆動される。そのドレ
イン電極は、下部(N−チャンネル)トランジスタのド
レイン電極に結合されている。下部(N−チャンネル)
トランジスタは、そのゲート電極がVCCPに結合さ
れ、そしてそのソース電極が出力に結合されている。
【0017】上部のN−チャンネルトランジスタはでき
るだけ大きく、そしてその他のトランジスタは出力負荷
を駆動するような大きさに形成されているのが好まし
い。P−チャンネルトランジスタの本体またはNウエル
は、VCCPに結合されている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図中、同一部分には同一の参照番号を付して
ある。
【0019】図1の(a)において、出力駆動回路10
は複数の電界効果トランジスタ(FET)により構成さ
れている。それぞれのトランジスタはソース電極、ゲー
ト電極及びドレイン電極を有している。ソース−ドレイ
ン経路の導電率は、ゲート電極の電圧によって変調また
は制御される。図1の(a)に示すように、出力駆動回
路10は、参照番号12、14、16及び18で示され
る4つのトランジスタを備えている。これら4つのトラ
ンジスタのうち、トランジスタ14はP−チャンネル素
子であり、その他はN−チャンネル素子である。これら
4つのトランジスタのソース−ドレイン経路は、VCC
EXTと呼ばれる外部から供給される電源電圧とVS
Sと呼ばれるグラウンド間に直列に結合されており、ト
ランジスタ12のドレイン電極がVCC EXTに、ト
ランジスタ18のソース電極がグラウンドに結合されて
いる。
【0020】データ出力はDOと記されているが、トラ
ンジスタ18のドレイン電極とトランジスタ16のソー
ス電極との間のノード、即ち接続点から取り出されてい
る。トランジスタ18がオン状態の時には、データ出力
DOの電圧は低レベル(グラウンドに向かって)に引か
れている。また、トランジスタ12、14及び16がオ
ンで、好ましくはトランジスタ18がオフの時には、出
力DOはVCC EXTに引かれている。勿論、トラン
ジスタ12、14、16及び18全てがオンであれば、
データ出力DOは、VCC EXTとVSSとの中間の
ある電圧レベルにあることになる。
【0021】N−チャンネルFETがオンとなるのは、
そのゲート電極がソース電圧に対して少なくとも1N−
チャンネルスレシホルド電圧Vtnだけ高くなった時で
ある。また、P−チャンネルFETがオンとなるのは、
そのゲート電極電圧がソース電圧より少なくとも1P−
チャンネルシレシュホルド電圧Vtpだけ低くなった時
である。
【0022】図1の(a)において、第1のノードA
は、トランジスタ16のドレイン電極とP−チャンネル
トランジスタ14のドレイン電極との間に位置してい
る。第2のノードBは、トランジスタ12のソース電極
とトランジスタ14のソース電極との間に配置されてい
る。
【0023】出力駆動回路10の複数の部分に電圧VC
CPが印加されている。この電圧は、内部で発生された
ものでVCCより高い電圧である。例示として、VCC
が3.3ボルトの場合、VCCPは5.0ボルトとな
る。VCCPを選択する際の一般的な基準は、VCCP
が少なくともVCC EXT+VTNと等しくなるよう
にすることであるが、高すぎて回路の信頼性に問題を生
ずるようであってはならない。図1の(a)からわかる
ように、VCCPは、N−チャンネルトランジスタ12
及び16のゲート電極に印加されている。更に、同一電
圧VCCPがP−チャンネルトランジスタ14を構成す
る基板またはウエルにも印加されている。
【0024】P−チャンネルトランジスタ14のゲート
電極にはゼロボルトからVCC EXTの間の電圧が印
加される。これは出力ピンに駆動されるべきデータ信号
である。その電圧はバッファまたは出力駆動装置10と
関連するまたはその一部であるメモリ回路から入力する
ようにしてもよい。高レベルでデータ出力をする場合に
は、トランジスタ18のゲート電極にはトランジスタ1
8をオフとするような信号が印加され、低レベルでデー
タ出力をする場合には、トランジスタ18のゲート電極
にはトランジスタ18をオンとするような信号が印加さ
れる。トランジスタ18のゲート電極に印加される電圧
は、トランジスタ14のゲート電極に印加される信号と
同一であるか、あるいはトランジスタ14のゲート電極
に印加される信号に追随して変化するものであってもよ
い。トランジスタ14はゲート電極に印加される電圧が
ゼロボルトの時オンとなる。なぜなら、ゲート電極の電
圧がVCC EXTにほぼ等しい電圧レベルにあるノー
ドB、即ちトランジスタ14のソース電圧より1Vt以
上低いからである。これは、出力ノードDOをVCC
EXTに向かって駆動するのに役立つ状態であるので、
この「プルアップ」作用がFET18による「プルダウ
ン」によってオフセットされないことが好ましい。した
がって、トランジスタ18をオフにするためには、トラ
ンジスタ18がN−チャンネル素子の場合、そのゲート
電極をゼロボルトとしなければならず、そしてそれはト
ランジスタ14のゲート電極に印加される電圧に対応す
る。
【0025】逆に、データ出力を低電圧に駆動する場
合、トランジスタ14のようなプルアップトランジスタ
の少なくとも1つをオフとし、そしてトランジスタ18
をオンにしなければならない。これは2つのトランジス
タの各々のゲート電極の電圧を上昇させることにより達
成することができる。そこで、トランジスタ14をプル
アップトランジスタと呼び、トランジスタ18をプルダ
ウントランジスタと呼ぶことができる。
【0026】図1の(b)は、同図の(a)に示した出
力駆動回路10と同じ構成の実施例を示したものである
が、P−チャンネルトランジスタ14のゲート電極に印
加される信号の極性が図1の(a)に示した実施例の場
合とは逆になっている。即ち、P−チャンネルトランジ
スタ14のゲート電極には0ボルトからVCC EXT
への低レベルから高レベルへ変化する信号に代わってV
CC EXTからゼロボルトへ変化する信号が印加され
る。また、出力信号DOが高レベルに駆動される時、N
−チャンネルトランジスタ16は0ボルトからVCCP
へ変化する。トランジスタ12、14及び16のゲート
電極にそれぞれVCCP、VCC EXT及び0レベル
の電圧が印加するようにすれば、トランジスタ12はオ
ン、トランジスタ14はオフ、そしてトランジスタ16
はオフとなる。したがって、トランジスタ18がオン
で、DO出力ノードをプルダウンしても、トランジスタ
12のドレイン(VCC EXT)からデータ出力ノー
ドへの経路には電流は流れない。しかし、図2に概略的
に示したように、上記2つの変化が起こってトランジス
タ12、14及び16がVCCP、0及びVCCPのゲ
ート電極電圧を受けるようになると、トランジスタ12
はオン(停止)のままであり、トランジスタ14はオン
となり、トランジスタ16もオンとなる。データ出力ノ
ードDOのトランジスタ8のソース−ドレイン経路を介
してグラウンドに向かうプルダウンを終了させるために
は、トランジスタ18を遮断しなければならない。
【0027】図1の(b)の構成は、図1の(a)の実
施例のようにN−チャンネルトランジスタ16が常にオ
ンのままであり出力ノード上に過剰容量が生じるのを改
善するための妥協案である。しかし、0ボルトをゲート
電極から印加することによってトランジスタ16をオフ
に切り変えると、出力ノードDO上の過剰容量は除去或
いは低減される。この方法は後述する図6に示した実施
例と同じ問題を有する可能性があるが、P−チャンネル
トランジスタ14もオフされているので、基板電流の問
題が起こることがない。
【0028】図2は、本発明の他の実施例によるトラン
ジスタ12、14及び16の断面図を示したものであ
る。図2において、領域20はドープされたP−として
示されている。領域20は基板、エピタキシャル層、ウ
エル、モートまたは集積回路素子の他のいずれかの領域
から成るものである。また、領域20をP型不純物、通
常は硼素を比較的低い濃度でドープしてもよい。
【0029】領域20内には、更に、N−ドーピングを
有するように示された領域22がある。領域22は、燐
または砒素を用いて軽度にドープしたものであってもよ
い。領域22は、「領域」、「モート」或いは「ウエ
ル」と呼ぶこともできる。N−チャンネルトランジスタ
12及び16が領域20内及びその上であるが、領域2
2の外側に形成されており、P−チャンネルトランジス
タ14は領域22内及びその上に形成されている。
【0030】トランジスタ12に関しては、ソース及び
トレイン領域24、28は、領域20内のN+領域とし
て示されている。ゲート電極26が、領域20の上側表
面上に示されている。ゲート電極26は、ポリシリコ
ン、ポリサイド、金属導体、または集積回路製造におい
て一般的に用いられているその他の導電性材料で形成さ
れている。(ゲート電極下のパッド用酸化物、絶縁用酸
化物またはその他の絶縁機構、レベル間誘電体、及びパ
ッシベーション並びに集積回路の断面図において通常見
られるその他の領域は図3には示されていないが、図の
明確化を図るためにそれらを省略してある。また、ゲー
ト電極及びその他の全ての領域は、これらに対してある
深度を有しており、大幅に拡張することが可能であるこ
とは当業者であれば理解できよう。)その他のソース及
びドレイン領域並びにゲート電極は、トランジスタ12
のソース、ドレイン及びゲート電極と同様の材料で形成
されている。
【0031】図2において、トランジスタ12の左側に
は、P+不純物を有する拡散領域30が示されている。
これは領域20内の不純物濃度より高い濃度の、硼素の
ようなIII群不純物でドープすればよい。領域30は
バックバイアス電圧であるVBBに接続されている。し
たがって、領域20が基板である所では、この基板がバ
ックバイアス電圧を受け取ることになる。このバックバ
イアス電圧は、Nチャンネルスレシホールド電圧を調整
し、素子(例えばメモリ素子)の入出力ピンがラッチア
ップを起こすことなく、負電圧に移行することができる
ようにするものである。VBBは、例えば、−2.0ボ
ルトの負電圧であり、通常はチップ上で発生される。
【0032】領域24には電力供給電圧VCC EXT
が印加されるが、この電圧は外部から供給されている。
ゲート電極26は、図2に代表的な導電線で示すよう
に、電圧VCCPを受けるように結合されている。
【0033】次に、N−領域22に移って、トランジス
タ14はP+領域34、領域22の上側面上に配置され
たゲート電極36及び領域22内のP+領域38によっ
て、形成されている。領域34は、トランジスタ14の
ソース電極であり、代表的な導電線によってN+領域に
接続されている。ゲート電極36は、データまたは当該
集積回路から出力されるその他の信号を受けるように結
合されている。しかしながら、これは駆動装置への入力
であり、それ故「入力」と呼ぶこともできる。
【0034】領域22内には、N+拡散領域32が形成
されている。この領域32は、好ましくは砒素または燐
で高濃度にドープされた領域であり、電圧VCCPを受
けるように電気的に結合されている。
【0035】図2の右側には、N+領域40がある。こ
れはトランジスタ16のドレイン電極を構成し、代表的
な(導電)線によって、領域20の上側表面を通してト
ランジスタ14のドレイン領域38に電気的に結合され
ている。ゲート電極42が領域20の上側表面上に示さ
れている。ソース電極は、領域20内のN+領域44に
よって形成されている。領域44は、代表的な(導電)
線によって、当該集積回路素子の出力信号を与えるよう
に、結合されている。
【0036】時として「ゲート」とも呼ばれるチャンネ
ル領域が、領域24と28との間に形成され、そしてゲ
ート電極26がそのチャンネル領域上に配置されてい
る。同様に、第2のチャンネル領域が領域34と38と
の間に形成されており、ゲート電極36がそのチャンネ
ル領域上に配置されている。同様に、もう1つのチャン
ネル領域が領域40と44との間に形成されており、ゲ
ート電極42がその第3のチャンネル領域上に配置され
ている。
【0037】上述の構造は、電源上昇中及び出力オーバ
シュート中にP−チャンネルトランジスタ14を保護し
なくてはならない。オーバシュートが起こるのは領域4
4が過度に高い電圧に到達した場合である。この構成で
は、ノードAもノードBもVCCP−VTNを越えて駆
動することはできない。PMOSトランジスタ14のた
めのN−ウエル22は、VCCに(領域32を介して)
結び付けられて(結合されて)おり、しかもVCCPは
VCC(VCC EXTより高い)より高い電圧であ
る。このVCCP電圧のために、P+/N−接合部が、
順方向にバイアスされることはない。このようなP+/
N−接合部が起こるのは、領域22と領域34または3
8との間の界面においてである。
【0038】ノードBがVCCP−VTN以上になり得
ない理由は、ノードBが常にトランジスタ12のゲート
電圧より1N−チャンネルスレシホルド電圧低くなけれ
ばならないからである。そうでないと、トランジスタ1
2はオンすることはない。トランジスタ12のゲート電
極はVCCPを受け取るので、ノードBは必然的にVC
C−VTNより高くはならない。
【0039】ノードAがVCCP−VTN以上になり得
ない理由は、ノードAが常にトランジスタ16のゲート
電圧より1N−チャンネルスレシホールド電圧低くなけ
ればならないからである。そうでないと、トランジスタ
16はオンすることはない。トランジスタ16のゲート
電極がVCCPを受け取るので、ノードAは必然的にV
CCP−VTNより高くはならない。
【0040】したがって、N−チャンネルトランジスタ
をP−チャンネルトランジスタのソース−ドレイン経路
と電力供給電圧(VCC EXT)との間に介在させる
ことによって、ラッチアップを制御できる。好ましく
は、更にもう1つN−チャンネルトランジスタをP−チ
ャンネルトランジスタの他方の側に配置し、そのソース
−ドレイン経路がP−チャンネルトランジスタのソース
ードレイン経路と出力電極との間となるようにする。
【0041】図3は別の出力駆動用回路50を表したも
ので、トランジスタ12がないことが出力駆動用回路1
0と相違している。出力DOに結合された出力ピンによ
って、ノードAをVCCP−VTN以上に駆動すること
ができないので、この回路はPMOSトランジスタ14
を出力オーバシュートから保護する。(この理由は、ソ
ース44からドレイン40への電圧降下は少なくともV
CCP−VTNでなければならないからである。)しか
しながら、電力上昇中は、VCC EXTはVCCP
(内部で発生するのが好ましいが必ずしもそうでなくて
もよい)より前に上昇し、そしてラッチアップ状態が生
じることがある。
【0042】図4は出力駆動装置60を得るより簡単な
方法を示したものである。これはN−チャンネルトラン
ジスタ64と直列に結合したPMOSトランジスタ62
を備えている。PMOSトランジスタ62のソース66
にはVCC EXTが印加され、これと同一電極がウエ
ル、モート或いは68で示されるPチャンネル(PMO
S)トランジスタが形成されている領域に結合されてい
る。PMOSトランジスタ62のゲート電極はデータ信
号に結合されており、このデータ信号がゼロからVCC
EXTまで遷移してそれぞれトランジスタ62をオン
及びオフする。データ出力DOは、トランジスタ62と
64とのドレイン電極の間のノードから取り出される。
トランジスタ64は、図1(a)のトランジスタ18と
同様であり、N−チャンネル素子である。駆動装置60
はDOが接続されている出力ピンを1VDだけVCC
EXTより高い電圧に強制した場合に、P+/N−ダイ
オードを順方向にバイアスするという問題があり、ここ
でVDは約0.6ボルトのP+/N−ダイオード降下を
表す。これが起きた場合、垂直型PNPトランジスタが
オンし、電流をP型基板(VBB)に放出することにな
る。
【0043】第4の出力駆動回路70を図5に示す。同
回路70はN−チャンネルトランジスタ74と直列に結
合されたP−チャンネルトランジスタ72を備えてい
る。データ出力DOはこれらの間のノードから取り出さ
れる。トランジスタ72のソース電極76はVCC E
XTに結合されており、そしてウエル、モート、或いは
P−チャンネルトランジスタ72が形成されている領域
はVCCPと結合されている。VCCPは上述のものと
同一電圧である。ゲート電極78は、ゼロボルトとVC
C EXTとの間で遷移するデータ信号を受信するよう
に結合されている。回路70は回路60の問題を解決す
るものである。しかしながら、VCC EXTが5.5
ボルトの場合、内部電圧VCCPは7.5ボルト以上で
なければならない。DOを強制的にVCCP以上にする
と、垂直PNPトランジスタはそれでもオンとなる。別
の問題は、電力上昇の間、VCCPは内部で吸い上げた
電圧なので、VCC EXTがVCCPよりも先に上昇
することである。これはラッチアップの原因となり得る
ものである。
【0044】図6に示した第5の出力駆動装置80は更
に別の方法を表すものである。これは、直列に結合され
た2つのN−チャンネルトランジスタ82及び84を用
いている。トランジスタ82のドレインはVCC EX
Tに結合されており、そしてトランジスタ84のソース
はグラウンド(VSS)に結合されている。データ出力
は、これら2つのトランジスタの間のノードから取り出
される。トランジスタ82のゲート電極はゼロボルトか
らVCC EXTより高いVCCPまで遷移し、これに
よってDOをVCCP−VTNの出力電圧に駆動するこ
とができる。これによって、上述の問題を根絶すること
ができる。しかしながら、VCCPは、ランダムな出力
遷移に追従することができるブートストラップ駆動装置
またはポンプ回路によって発生されなければならない。
この方法は、余分な電流がVCCPから引き出される結
果となり、かなり大きなVCCPポンプを結果として必
要とすることになる。
【0045】図1(a)に示した回路10はラッチアッ
プに対する最大の防御を与えるので、上述の全ての回路
の中からこれを用いるのが好ましい。しかしながら、用
途によっては、上述したように、複雑度の低い回路のほ
うが望ましく、そして用いられることもある。本発明は
以上説明した種々の実施例に限定されるものではなく、
種々の変更及び代用が可能である。例えば、トランジス
タ18(並びに64、74及び84)は別の形状を取っ
てもよい。主となる機能は、出力信号DOを効果的にV
SSにまで引き下げることで、データ出力信号の2つの
二進状態の1つを表す方法を提供することである。
【0046】図1(a)の出力駆動回路10の各素子の
好ましいサイズを表1に示す。表1において、長さ及び
幅の単位はマイクロメータ(ミクロン)である。 素子 長さ 幅 トランジスタ12 0.8 2000 トランジスタ14 1.2 1200 トランジスタ16 0.8 400 トランジスタ18 0.8 400
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラッチアップを回避しつつ出力を全VCCレベルにおい
て駆動することができる。即ち、ラッチアップの危険性
がなく、基板電流も発生させずに出力をVCC以上また
はVSS以下に強制することが可能である。これは、3
ボルトと5ボルトの部分が互いに隣接するようなシステ
ムあるいはアンダーシュートが問題となるようなシステ
ムにおいて非常に有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の回路図をしめし
たものであり、(b)は(a)と同一の構成で極性が逆
の信号で駆動する第2の実施例の回路図。
【図2】図1の回路のプルアップ部分を表す概略断面
図。
【図3】本発明の第3の実施例を示した回路図。
【図4】本発明の第4の実施例を示した回路図。
【図5】本発明の第5の実施例を示した回路図。
【図6】本発明の第6の実施例を示した回路図。
【符号の説明】
10 出力駆動回路 12、14、16、18 トランジスタ 26、42 ゲート電極 32 領域 34 ソース電極 VCC EXT 電力供給電圧 VSS グラウンド電圧 A、B ノード VCCP 高電圧
フロントページの続き (72)発明者 キム シー.ハーディー アメリカ合衆国 コロラド 80920 コ ロラド スプリングス キット カーソ ン レーン 9760 (56)参考文献 特開 平4−83421(JP,A) 特開 昭62−76923(JP,A) 特開 平3−194965(JP,A) 特開 平6−28859(JP,A) 特開 平2−276309(JP,A) 特開 昭61−270917(JP,A) 特開 平2−273393(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 19/003 H01L 27/08 331 H03K 19/0175 H03K 19/0948

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−チャンネルトランジスタ(16)と
    P−チャンネルトランジスタ(14)とから成り、それ
    ぞれのトランジスタはゲート電極(42、36)とソー
    ス−ドレイン経路とを有し、前記N−チャンネルトラン
    ジスタ(16)とP−チャンネルトランジスタ(14)
    それぞれのソース−ドレイン経路は直列に結合されてそ
    の間にノード(A)を有しており、前記2つのトランジ
    スタのソース−ドレイン経路は外部から供給される第1
    の供給電圧の印加端子と第2の電圧の印加端子間の回路
    (10)内にあり、データ出力経路が前記第1の供給電
    圧の印加端子と前記第2の電圧の印加端子の前記回路
    (10)に結合されており、前記P−チャンネルトラン
    ジスタ(14)のゲート電極(36)にはデータ信号が
    印加され、前記N−チャンネルトランジスタ(16)の
    ゲート電極(42)には高電圧が印加され、前記高電圧
    は前記第1の供給電圧より高く、前記高電圧が前記P−
    チャンネルトランジスタ(14)が構成されている基板
    領域(32)に印加され、前記N−チャンネルトランジ
    スタのソース−ドレイン経路が前記データ出力経路と前
    記P−チャンネルトランジスタの間に結合されるように
    構成したことを特徴とする集積回路における出力駆動
  2. 【請求項2】 該出力駆動回路が更にゲート電極(2
    6)とソース−ドレイン経路を有する第2のN−チャン
    ネルトランジスタ(12)を備えており、前記P−チャ
    ンネルトランジスタ(14)の前記ソース−ドレイン経
    路は前記N−チャンネルトランジスタ及び前記第2のN
    −チャンネルトランジスタ(16、12)それぞれの前
    記ソース−ドレイン経路の間に直列に結合されており、
    前記3本の直列結合されたソース−ドレイン経路は、前
    記第1の供給電圧の印加端子と前記第2の電圧の印加端
    との間の回路内にあり、前記第2のN−チャンネルト
    ランジスタ(12)のゲート電極(26)には前記高電
    圧が印加されるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の出力駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の供給電圧の印加端子は前記第
    2のN−チャンネルトランジスタ(12)のドレイン電
    極(24)に結合され、前記データ出力経路は選択的に
    前記第2の電圧の印加端子に結合されることを特徴とす
    る請求項2に記載の出力駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記データ出力経路と前記第2の電圧の
    印加端子を選択的に結合するトランジスタ回路は前記デ
    ータ出力経路と前記第2の供給電圧の印加端子間に結合
    されたソース−ドレイン経路を有するN−チャンネルト
    ランジスタ(18)を備えており、前記トランジスタ回
    路のN−チャンネルトランジスタ(18)のゲート電極
    に第1の電圧レベルの信号が印加された時に前記データ
    出力経路と前記第2の供給電圧の印加端子が接続され、
    第2の電圧レベルの信号が印加された時に前記データ出
    力経路と前記第2の供給電圧の印加端子が遮断されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載の出力駆動
  5. 【請求項5】 P−チャンネルトランジスタ(14)の
    ソース−ドレイン経路をN−チャンネルトランジスタ
    (16)のソース−ドレイン経路と直列に結合し、 前記直列接続したソース−ドレイン経路を第1の電力供
    給電圧と第2の電力供給電圧との間の回路に結合した出
    力駆動回路におけるラッチアップ減少方法において、 前記第1の電力供給電圧より高い高電圧を発生し、 前記高電圧を前記N−チャンネルトランジスタ(16)
    と、基板上で前記P−チャンネルトランジスタ(14)
    が形成されている領域とに印加し、 出力信号の基準を形成するデータ入力信号を前記P−チ
    ャンネルトランジスタ(14)のゲート電極(36)に
    印加し、 前記第1の電力供給電圧と前記第2の電力供給電圧との
    間の回路経路から出力信号を得る工程から成ることを特
    徴とするCMOS回路用出力駆動装置におけるラッチア
    ップ減少方法。
  6. 【請求項6】 前記高電圧は、前記データ入力信号
    答し、N−チャンネルトランジスタ(16)のゲート電
    極(42)に選択的に印加され、これによって、N−チ
    ャンネルトランジスタが選択的にオンできるようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 そのソース−ドレイン経路が前記N−チ
    ャンネルトランジスタ(16)及び前記P−チャンネル
    トランジスタ(14)と直列となるように接続された第
    2のN−チャンネルトランジスタ(12)を有し、前記
    データ入力信号の論理状態変化かかわらず、前記項電
    圧を前記第2のN−チャンネルトランジスタ(12)に
    常に印加する工程を特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記高電圧を前記N−チャンネルトラン
    ジスタ(16)に印加する工程は、前記データ入力信号
    の論理状態かかわらず、前記高電圧を常に印加する工
    程を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 そのソース−ドレイン経路が、前記N−
    チャンネルトランジスタ(16)及び前記P−チャンネ
    ルトランジスタ(14)と直列となるように接続された
    第2のN−チャンネルトランジスタ(12)を有し、前
    記データ入力信号の論理状態かかわらず、前記高電圧
    を前記第2のN−チャンネルトランジスタ(12)に常
    に印加する工程とを含むことを特徴とする請求項8に記
    載の方法。
JP5218078A 1992-08-10 1993-08-10 出力駆動装置及び同装置におけるラッチアップ減少方法 Expired - Lifetime JP2899858B2 (ja)

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JPH06268511A JPH06268511A (ja) 1994-09-22
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