JP2898295B2 - 録音装置における自動録音レベル調整装置 - Google Patents

録音装置における自動録音レベル調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はテープレコーダ等の録音装置における自動録
音レベル調整装置に関する。
背景技術 録音装置においては、記録媒体への録音レベルが最適
レベルになるように手動で調整することができるものが
ある。しかしながら、いわゆる生録音の際のように入力
レベルが一定していない場合には最適レベルに調整する
ことは容易でなかった。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、録音レベルを最適レベルに
自動的に調整することができる録音装置における自動録
音レベル調整装置を提供することである。
本発明の録音装置における自動録音レベル調整装置
は、手動操作可能な位置決め用の可動部材を含み可動部
材の位置に応じて記録媒体に記録さるべきオーディオ信
号のレベルを調整する利得調整手段と、レベル調整され
たオーディオ信号レベルと所定レベルとの差を示すエラ
ー信号を生成する生成手段と、可動部材の位置に対応す
るレベルを示す位置信号を発生する検出手段と、エラー
信号と位置信号とのレベル差を発生する手段と、レベル
差の大きさを減少せしめるように可動部材を駆動する駆
動手段とを有することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明による自動録音レベル調整装置を備え
たディジタルオーディオテープレコーダを示している。
このテープレコーダにおいては、入力オーディオ信号が
バッファアンプ1を介して可変抵抗器2に供給されて減
衰される。可変抵抗器2は第2図に示すように手動で操
作できるように可動部材としての回転シャフト2aに操作
ツマミ2bを有している。また回転シャフト2aにはポテン
ショメータからなるロータリエンコーダ20及びモータ21
が設けられている。ロータリエンコーダ20は回転シャフ
ト2aの回転角度に応じた電圧を第3図に示すような特性
で発生し、モータ21は回転シャフト2aを駆動して可変抵
抗器2の抵抗値を変化せしめる。可変抵抗器2の出力に
はエンファシス機能を有するバッファアンプ3が接続さ
れている。バッファアンプ3にはエンファシス機能を作
動及び停止させるためのスイッチSWが設けられている。
またバッファアンプ3の出力にはLPF4を介してサンプル
ホールド回路5が接続されている。サンプルホールド回
路5はLPF4から出力されるオーディオ信号を所定周波数
でサンプリングし、サンプリング毎に次のサンプリング
時点までサンプリングした信号レベルを保持出力する。
サンプルホールド回路5の出力信号はA/D変換器6によ
ってディジタル信号に変換されてディジタル信号処理系
7に供給される。なお、上記の符号1〜5の回路は左チ
ャンネル用の回路であり、右チャンネル用の回路も図に
符号11〜15で示した如く同様に設けられており、右チャ
ンネルの信号もA/D変換器6を介してディジタル信号処
理系7に供給される。信号処理系7は左右チャンネルの
入力信号のエラー訂正符号付加、インターリーブ等の処
理を行なうと共に8−10変調して後段の記録アンプ(図
示せず)に出力する。その記録アンプの出力信号が録音
時に磁気ヘッド(図示せず)に供給される。また信号処
理系7にはマイクロコンピュータからなる制御回路8が
接続され、制御回路8によって制御される。一方、レベ
ル表示駆動回路9は信号処理系7内のディジタル信号に
応じてオーディオ信号レベルと録音の最適レベル(例え
ば、最大許容レベル)との差レベルを図示しないディジ
タルコンパレータによりATTレベル信号(エラー信号)
として発生させて表示装置10に出力する。表示装置10は
7セグメントの複数の数字表示器からなり、供給される
ディジタル信号が示す数字を表示する。レベル表示駆動
回路9から出力されるATTレベル信号はD/A変換器16によ
ってアナログ信号に変換されてコンパレータ17の一方の
入力端子(反転入力端子)に供給される。コンパレータ
17の出力信号はモータ21を駆動するモータ駆動回路18に
接続されている。モータ駆動回路18は制御回路8からの
指令に応じて駆動動作をオンオフする。なお、ATTレベ
ル信号はD/A変換器16に供給される。
ロータリエンコーダ20の出力電圧は反転増幅器19によ
って反転される。反転増幅器19はオペアンプ19a基準電
圧源19b及び帰還抵抗19cからなり、反転増幅器19の出力
電圧はコンパレータ17の他方の入力端子(非反転入力端
子)に供給される。またロータリエンコーダ20の出力電
圧はVR限界回路22に供給される。VR限界回路22はウイン
ドコンパレータからなり、ロータリエンコーダ20の出力
電圧が上限電圧又は下限電圧に達したときに、すなわ
ち、可変抵抗器2の抵抗値が上限値又は下限値であると
き発光ダイオード23を点灯させる。
制御回路8には複数の指令スイッチ(図示せず)から
なるキーボード24が接続され、指令スイッチに応じて動
作する。また制御回路8は図示しない制御ラインを介し
てサンプルホールド回路5,15、A/D変換器6、及びD/A変
換器16の動作タイミングを制御する。
かかる構成においては、キーボード24のALC(自動レ
ベル制御)スイッチが操作されてオンとなると、制御回
路8はモータ駆動回路18を作動状態にせしめる。一方、
入力オーディオ信号は、可変抵抗器2,12によってレベル
調整された後、LPF4、14、そしてサンプルホールド回路
5,15を介してA/D変化器6に供給される。A/D変換器6で
ディジタル信号に変換されたオーディオ信号は信号処理
系7でエラー訂正符号付加、インターリーブ等の信号処
理を施されて記録アンプ及びレベル表示駆動回路9に供
給される。
レベル表示駆動回路9で得られるATTレベル信号はD/A
変換器16でアナログ信号に変換されてコンパレータ17に
供給される。一方、ロータリエンコーダ20から出力され
る可変抵抗器2,12の作動位置、すなわち回転シャフト2a
の回転角度を示す電圧は反転増幅器19に供給される。コ
ンパレータ17は反転増幅器19の出力電圧からD/A変換器1
6の出力電圧を差し引いた電圧を出力する。
例えば、オーディオ信号の録音レベルが最高レベル以
上であるときその差レベルを示すATTレベル信号は正の
レベルとなるので、コンパレータ17の出力は負のレベル
となる。このときモータ駆動回路18は可変抵抗器2,12の
抵抗値が増加する方向にモータ21を回転駆動する。モー
タ21の回転により可変抵抗器2,12の抵抗値が増加し、信
号処理系7内のオーディオ信号レベルと最適レベルとの
差レベルが小さくなりATTレベル信号、すなわちD/A変換
器16の出力電圧が低下する。一方、可変抵抗器2,12の抵
抗値が上昇するのでその上昇に従ってロータリエンコー
ダ20の出力電圧は低下し、その電圧低下に応じて反転増
幅器19からコンパレータ17への供給電圧は上昇する。D/
A変換器16の出力電圧とロータリエンコーダ20の出力電
圧の反転増幅器19による反転出力電圧とが互いに接近
し、信号処理系7内のオーディオ信号レベルと最適レベ
ルとの差レベルがほぼ0になることによりD/A変換器16
の出力電圧と反転増幅器19の出力電圧とがほぼ等しくな
るとコンパレータ17の出力がなくなるので、モータ駆動
回路18はモータ21の駆動を停止する。反対に、オーディ
オ信号の録音レベルが最適レベル以下であるときその差
レベルを示すATTレベル信号は負のレベルとなるので、
コンパレータ17の出力は正のレベルとなる。このときモ
ータ駆動回路18は可変抵抗器2,12の抵抗値を低下させる
方向にモータ21を回転駆動する。モータ21の回転により
可変抵抗値2,12が低下し、信号処理系7内のオーディオ
信号レベルと最適レベルとの差レベルが小さくなりATT
レベル信号、すなわちD/A変換器16の出力電圧は負レベ
ルにおいて正レベル側に上昇する。一方、可変抵抗器2,
12の抵抗値が低下するのでその低下に従ってロータリエ
ンコーダ20の出力電圧は上昇し、その電圧上昇に応じて
反転増幅器19からコンパレータ17への供給電圧は低下す
る。D/A変換器16の出力電圧とロータリエンコーダ20の
出力電圧の反転増幅器19による反転出力電圧とが互いに
接近し、信号処理系7内のオーディオ信号レベルと最適
レベルとの差レベルがほぼ0になることによりD/A変換
器16の出力電圧と反転増幅器19の出力電圧とがほぼ等し
くなるとコンパレータ17の出力がなくなるのでモータ駆
動回路18はモータ21の駆動を停止する。従って、録音レ
ベルは最適レベルに制御されるのである。
かかるレベル制御中に可変抵抗器2,12の抵抗値が上限
値又は下限値に達した場合にはVR限界回路22は発光ダイ
オード23を点灯させると共にモータ駆動回路18に対して
限界到達信号を発生する。モータ駆動回路18は限界到達
信号が供給されている間はコンパレータ17の出力信号に
関係なくモータ21の駆動を停止する。
キーボード24のALCスイッチがオフのときには、制御
回路8はモータ駆動回路18を停止状態にせしめるので、
手動操作に応じた可変抵抗器2,12の作動位置によって録
音レベルは定まる。
第4図は本発明の他の実施例を部分的に示している。
レベル表示駆動回路9からのATTレベル信号が制御回路
8に供給され、ロータリエンコーダ20の出力電圧はA/D
変換器26によってディジタル信号に変換されて制御回路
8に供給される。また制御回路にD/A変換器27が接続さ
れD/A変換器27の出力電圧がモータ駆動回路18に供給さ
れる。その他の構成は第1図に示した装置と同様であ
る。
かかる構成の本発明の自動録音レベル調整装置におい
ては、制御回路8内におけるプロセッサによるプログラ
ムに従った動作により上記した第1図の装置中における
反転増幅器19の反転動作及びコンパレータ17の比較動作
が行なわれる。その他の動作は第1図に示した装置と同
様であるので動作説明は省略する。
なお、上記した各実施例においては、録音装置として
ディジタルオーディオテープレコーダに適用した場合に
ついて説明したが、これに限らず、例えば、アナログ式
のカセットテープレコーダ、光ディスク若しくは光磁気
ディスク記録再生装置等にも本発明を適用することがで
きる。
発明の効果 以上の如く、本発明による録音装置における自動録音
レベル調整装置においては、レベル調整されたオーディ
オ信号レベルと所定レベルとの差を示すエラー信号を得
ると共に利得調整手段によるレベル調整位置、すなわち
可動部材の位置に対応するレベルをを示す位置信号を得
て、その各信号のレベル差の大きさを減少せしめるよう
に可動部材を駆動することが行なわれる。よって、録音
レベルが自動的に最適レベルに設定されるので生録音の
際のように入力オーディオ信号レベルが一定していない
場合に手動操作でレベル調整しなくとも良好に録音され
るのである。また、手動操作での録音レベル調整も可能
であるので、任意の録音レベルにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の装置中の可変抵抗器、ロータリエンコーダ及びモ
ータの部分を示す機構図、第3図はロータリエンコーダ
の特性を示す図、第4図は本発明の他の実施例を部分的
に示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 2…可変抵抗器、7…信号処理系 8…制御回路 9…レベル表示駆動回路 20…ロータリエンコーダ 21…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03G 3/20 H03G 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動操作可能な位置決め用の可動部材を含
    み前記可動部材の位置に応じて記録媒体に記録さるべき
    オーディオ信号のレベルを調整する利得調整手段と、レ
    ベル調整されたオーディオ信号レベルと所定レベルとの
    差を示すエラー信号を生成する生成手段と、前記可動部
    材の位置に対応するレベルを示す位置信号を発生する検
    出手段と、前記エラー信号と位置信号とのレベル差を発
    生する手段と、前記レベル差の大きさを減少せしめるよ
    うに前記可動部材を駆動する駆動手段とを有することを
    特徴とする録音装置における自動録音レベル調整装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は前記可動部材の位置が上限
    位置又は下限位置にあることを検出したとき警報を発生
    する手段を有することを特徴とする請求項1記載の自動
    録音レベル調整装置。
  3. 【請求項3】前記利得調整手段は、可変抵抗器からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の自動録音レベル調整装
    置。
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