JP2795900B2 - 音量制御装置 - Google Patents

音量制御装置

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JP2795900B2
JP2795900B2 JP1128255A JP12825589A JP2795900B2 JP 2795900 B2 JP2795900 B2 JP 2795900B2 JP 1128255 A JP1128255 A JP 1128255A JP 12825589 A JP12825589 A JP 12825589A JP 2795900 B2 JP2795900 B2 JP 2795900B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、音響機器の出力信号を自動的に低減させる
のに用いて好適な音量制御装置に関する。
「従来の技術」 コンパクトディスクプレーヤ(CDプレーヤ)等の音源
から出力された音声信号を磁気テープ(テープ)等にダ
ビングする際、音声信号が継続しているにもかかわら
ず、テープが終了したために録音を中断せざるを得ない
ときがある。その際、録音を中断する前に、無音状態に
なるまで徐々に録音レベルを下げる、いわゆるフェード
アウトを行うと、中断による不自然さが目立たなくな
る。
フェードアウトを行うには、作業者が手動で可変抵抗
器等を操作して録音レベルを低減させる方法と、作業者
がフェードアウトスイッチを押すことにより自動的に録
音レベルを低減させる機能を装置に具備させる方法とが
一般的である。
また、近年のCDプレーヤには、作業者がある時間(テ
ープの録音時間等)を指定すると、指定された時間後に
自動的にフェードアウトを開始する、いわゆるタイムフ
ェードアウト装置が具備され始めている。このタイムフ
ェードアウト装置によるフェードアウトを第4図を参照
し、説明する。
図においてグラフの縦軸は音量調整器等の入力信号レ
ベルに対する出力信号レベルの比(ボリューム値)Nを
示す。ボリューム値Nは最小値0から最大値1までの値
をとる。時刻t0において作業者がフェードアウトをかけ
ずに録音する時間TAを指定すると、時刻t0から時間TA
け経過した時刻t1からフェードアウトが自動的に開始さ
れる。例えば時刻t1におけるボリューム値NをN3とする
と、ボリューム値Nは特性Fに示すように時刻t1から徐
々に低下し、時刻t3において0になる。ボリューム値N
が0になると、出力信号レベルが0になるので、フェー
ドアウトが終了する。
また、時刻t1におけるボリューム値NがN4(ただしN4
<N3)の場合、ボリューム値Nは特性Gに示すように、
時刻t2において0になり、フェードアウトが終了する。
このように従来のフェードアウト装置は、時刻t1におけ
るボリューム値Nにかかわらず、一律にボリューム値N
を低下させるものであった。
「発明が解決しようとする課題」 ところで上記装置によると、時刻t1におけるボリュー
ム値Nの値によってフェードアウトが終了する時刻が異
なる。したがって、ダビングする際にフェードアウトが
終了する前にテープが終了する、または、フェードアウ
トが終了した後に無録音状態が続く等の問題があった。
本発明の目的はフェードアウトが終了する時刻をほぼ
一定にすることができる音量制御装置を提供することで
ある。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するため第1図に示すよう
に、供給された制御信号に応じてボリューム値を設定す
る音量調整手段100と、前記設定されたボリューム値を
検知する検知手段101と、録音終了時刻を入力する入力
手段102と、前記検知手段101が検知したボリューム値と
前記入力手段102から入力された録音終了時刻に基づき
フェードアウト開始時刻を求め、前記ボリューム値が前
記開始時刻から減少を開始するとともに前記終了時刻に
おいてゼロになるように前記音量調整手段100に制御信
号を供給する制御手段103とを具備することを特徴とし
ている。
「作用」 まず、作業者が入力手段102を用いて録音終了時刻を
入力する。次に、検知手段101が音量調整手段100のボリ
ューム値を検知し、これを制御手段103に供給する。制
御手段103は、検知手段101が検知したボリューム値と、
入力手段102から入力された録音終了時刻とに基づい
て、フェードアウト開始時刻を求めた後、ボリューム値
が、そのフェードアウト開始時刻から減少を開始すると
ともに、録音終了時刻においてゼロになるように、音量
調整手段100に制御信号を供給する。
そして、フェードアウト開始時刻に制御信号が音量調
整手段100に供給されると、音量調整手段100は、そのフ
ェードアウト開始時刻からボリューム値の減少を開始
し、録音終了時刻においてゼロにする。
「実施例」 次に、本発明の実施例を図面を参照し、説明する。
第2図は本発明の一実施例の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
図において1は音量調整器であり、2はその内部に設
けられた可変抵抗器である。可変抵抗器2はつまみ30と
ステッピングモータ31とに連動するように構成されてい
る。これにより、つまみ30を手動操作して可変抵抗器2
のボリューム値Nを設定できるとともに、ステッピング
モータ31を回動させることによっても、ボリューム値N
を設定することができる。ステッピングモータ31は、供
給された制御信号S1に従って回動し、指定されたボリュ
ーム値Nを可変抵抗器2に設定するように構成されてい
る。
3はオーディオソースであり、ここから出力された音
声信号S3は可変抵抗器2を介して減衰され、出力端子4
から出力される。5はポジションメータであり、可変抵
抗器2と連動することにより、そのボリューム値Nを検
知し、検知信号S2として出力するように構成されてい
る。操作盤6、表示盤7は、それぞれ作業者からのデー
タ入力、作業者へのデータ表示を行うものである。8は
マイクロコンピュータであり、処理装置、記憶装置等を
具備し、予め設定された制御プログラムに基いて、適切
な制御信号S1を出力するように構成されている。また、
マイクロコンピュータ8にはオーディオソース3を監視
および制御するための種々のプログラムも設定されてい
る。
次に、第2図に示す装置の動作を説明する。第3図は
マイクロコンピュータ8に設定された制御プログラムの
概要を示すフローチャートである。
まずステップ11で録音終了時刻tDが操作盤6から入力
される。次にステップ12で検知信号S2がポジションメー
タ5から入力され、これに基いてステップ13で可変抵抗
器2のボリューム値Nが判定される。次にステップ14で
フェードアウトに要する時間TFが次式により計算され
る。
TF=TP×N ……(1) ここでTPは時間であり、予め所定の値が設定されてい
る。次にステップ15でフェードアウト開始時刻tAが次式
により計算され、ステップ16で処理が時刻tAまで待機さ
れる。
tA=tD−TF ……(2) 次にステップ17で、ボリューム値Nが徐々に小さくな
るように制御信号S1が時間TFにわたって出力される。こ
の結果、時刻tAから時間TF経過した後、すなわち録音終
了時刻tDにフェードアウトが終了する。
上記動作によると、録音終了時刻tDをt0+1800秒(た
だしt0は録音開始時刻)、時間TPを10秒、ボリューム値
Nを「0.5」に設定した場合のフェードアウト特性は第
5図の特性A(実線)に示すように変化する。すなわ
ち、フェードアウト開始時刻tAがt0+1795秒になる。ま
た、ボリューム値Nが「0.25」および「1」に設定され
た場合のフェードアウト特性を同図特性BおよびCに示
す。これらの特性によれば、ボリューム値Nに応じてフ
ェードアウト開始時刻tAが適宜設定され、フェードアウ
ト終了時刻t4が一定になる。
なお、上記実施例は第5図の特性DおよびE(破線)
に示すように、ボリューム値Nが小さい場合にステッピ
ングモータ31の回転速度を下げ、これによってボリュー
ム値Nの変化が小さくなるように構成すれば、ボリュー
ム値Nにかかわらず、時刻t1からフェードアウトが開始
されるようにすることもできる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、フェードアウト
が終了する時刻をほぼ一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図は前記実
施例の制御プログラムのフローチャート図、第4図は従
来のタイムフェードアウト装置によるフェードアウト特
性を示す図、第5図は前記実施例によるフェードアウト
特性を示す図である。 1……音量調整手段をなす音量調整器、5……検知手段
をなすポジションメータ、6……入力手段をなす操作
盤、8……制御手段をなすマイクロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給された制御信号に応じてボリューム値
    を設定する音量調整手段と、 前記設定されたボリューム値を検知する検知手段と、 録音終了時刻を入力する入力手段と、 前記検知手段が検知したボリューム値と前記入力手段か
    ら入力された録音終了時刻に基づきフェードアウト開始
    時刻を求め、前記ボリューム値が前記開始時刻から減少
    を開始するとともに前記終了時刻においてゼロになるよ
    うに前記音量調整手段に制御信号を供給する制御手段と を具備することを特徴とする音量制御装置。
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