JP2898121B2 - 導体ぺーストおよび配線基板 - Google Patents

導体ぺーストおよび配線基板

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JP2898121B2
JP2898121B2 JP12845591A JP12845591A JP2898121B2 JP 2898121 B2 JP2898121 B2 JP 2898121B2 JP 12845591 A JP12845591 A JP 12845591A JP 12845591 A JP12845591 A JP 12845591A JP 2898121 B2 JP2898121 B2 JP 2898121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路等の素
子を実装する配線基板に外部導体を形成するための導体
ペーストと、この導体ペーストによって外部導体を形成
した配線基板とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、基板材料と導体とを約1000℃
以下の低温で同時焼成して得られる配線基板の開発が進
められている。このような低温焼成配線基板の基板材料
は、アルミナーガラス複合体を主成分としたものであ
る。一方、導体材料は、従来のWやMoに代り、導通抵
抗が低いAg系の材料の使用が可能となっている。
【0003】このような配線基板の内部導体としてはA
gが用いられているが、外部導体は実装部品と半田付け
されるので、外部導体には半田濡れ性が良好であること
が要求され、主にAg合金系材料が用いられている。
【0004】また、半田後の接着強度は、初期において
も経時後においても十分高いことが必要である。一般に
エージング劣化は、半田中のSnのAg中への拡散が原
因であるとされているが、長時間にわたり、高温にさら
されるような場合にも、十分な装着強度を示すエージン
グ特性に優れたものであることが必要とされる。
【0005】ところで、導体ペーストは一般に、Ag系
等の導体金属粉末とガラスフリットを含む無機結合剤と
をビヒクル中に分散して得られている。
【0006】そこで、半田濡れ性と接着強度とを向上さ
せるために、外部導体用の導体組成物における無機結合
剤に対し種々の提案がなされている(特公昭62−32
562号、特開昭63−207001号、特開昭64−
86404号、特開平1−298090号等)。
【0007】ところで、このような配線基板は、通常、
基板材料のグリーンシートに内部導体パターンを形成
後、これを積層して焼成したのち、外部導体パターンを
形成して焼成し、さらに抵抗体パターンを形成して焼成
して作製される。そして、抵抗体パターンは、導電体な
いし抵抗体粒子とガラスフリットを含む無機結合剤とを
ビヒクル中に分散した抵抗体組成物を印刷して形成され
ている。
【0008】このように、焼成後の外部導体パターンに
抵抗体パターンを印刷、焼成すると、導体中のガラスと
抵抗体中のガラスとが反応して、導体のガラスが押し出
されるブリードアウト現象が生じてしまい、抵抗体の電
気特性に悪影響を及ぼしてしまうという問題がある。特
に、配線パターンを微細にし、かつ膜厚を薄くした高密
度配線基板では、このブリードアウト現象によりショー
トが生じやすい。
【0009】さらには、ブリードアウトにより導体内の
ガラスの組成ずれが生じ、導体の接着強度が低下する。
また、エージングないし負荷エージングにより、導体の
接着強度が低下し、使用中に接点不良等を起こす危険性
があり、信頼性が低下する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ブリ
ードアウト現象が防止され、接着強度、特にエージング
後の接着強度が高く、しかも半田濡れ性に優れる導体ペ
ーストと、このような導体ペーストを用いた配線基板と
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(11)の本発明により達成される。
【0012】(1) AgとPdおよび/またはPtと
を含有する導体と、Bi酸化物と、B酸化物と、Si酸
化物と、Pb酸化物と、Ti、Zr、V、Nb、Cr、
Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびAlから選ばれる
1種以上の金属酸化物とを含有し、前記B酸化物、Si
酸化物およびPb酸化物全体の前記導体に対する含有量
が体積比で0.5〜6%であり、前記金属酸化物の前記
導体に対する含有量が体積比で500ppm 〜8%であ
り、実質的にZn酸化物を含有しないことを特徴とする
導体ペースト。
【0013】(2) 前記Bi酸化物の前記導体に対す
る含有量が体積比で10〜30%である上記(1)に記
載の導体ペースト。
【0014】(3) 前記Bi酸化物、B酸化物、Si
酸化物、Pb酸化物および金属酸化物の一部または全部
がガラスフリットとして含有される上記(1)または
(2)に記載の導体ペースト。
【0015】(4) 前記Bi酸化物が酸化物粒子とし
て含有される上記(1)ないし(3)のいずれかに記載
の導体ペースト。
【0016】(5) 前記B酸化物、Si酸化物および
Pb酸化物がPbO−B23 −SiO2 系ガラスのガ
ラスフリットとして含有され、前記PbO−B23
SiO2 系ガラスのガラスフリットの前記導体に対する
体積比が酸化物換算で0.5〜6%である上記(1)な
いし(4)のいずれかに記載の導体ペースト。
【0017】(6) 前記B酸化物、Si酸化物および
Pb酸化物と、前記金属酸化物の一部または全部とが、
PbO−B23 −SiO2 −α系ガラスのガラスフリ
ットとして含有され、前記PbO−B23 −SiO2
−α系ガラスのガラスフリットの前記導体に対する体積
比が酸化物換算で0.5〜6%であり、前記αが、T
i、Zr、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、
CuおよびAlから選ばれる1種以上の金属酸化物であ
る上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の導体ペー
スト。
【0018】(7) 前記導体中のPdの含有量が5〜
30重量%である上記(1)ないし(6)のいずれかに
記載の導体ペースト。
【0019】(8) 前記導体中のPtの含有量が0.
5〜5重量%である上記(1)ないし(7)のいずれか
に記載の導体ペースト。
【0020】(9) 上記(1)ないし(8)のいずれ
かに記載の導体ペーストを用いて外部導体を形成したこ
とを特徴とする配線基板。
【0021】(10) 前記外部導体は、アルカリ土類
金属を含むガラスと、Al23 の骨材とを含有する基
板上に形成されている上記(9)に記載の配線基板。
【0022】(11) 前記外部導体と接してガラスを
含有する抵抗体を有する上記(9)または(10)に記
載の配線基板。
【0023】
【作用】本発明の導体ペーストは、Bi酸化物と、B酸
化物と、Si酸化物と、Pb酸化物と、Ti、Zr、
V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cuおよび
Alから選ばれる1種以上の金属酸化物とをそれぞれ所
定量含有し、しかも、Zn酸化物を実質的に含有しな
い。
【0024】このような導体ペーストは、基板中のアル
カリ土類金属酸化物、Al23 、SiO2 、B23
等と反応し、基板と外部導体との界面近傍の基板構成成
分を結晶化させる。この結果、基板と外部導体間に、例
えばSrAl2 Si28 等の結晶を有する針状結晶物
が形成され、基板と外部導体間の接着強度、特にエージ
ング後の接着強度が向上する。
【0025】また、本発明の導体ペーストは、所定の金
属酸化物を所定量含むことにより、針状結晶物の析出を
促進するため、外部導体中のガラスのブリードアウト現
象の発生が防止される。また、外部導体のパターンを例
えば200μm以下の細線パターンとしてその膜厚も薄
くした高密度配線基板においてもショートの発生を有効
に防止できる。
【0026】また、本発明の導体ペーストは、ガラスフ
リット等の無機結合剤が基板成分と過不足なく反応する
ため、外部導体表面の無機結合剤の浮きが無くなり、半
田濡れ性が向上する。
【0027】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
【0028】本発明の導体ペーストは、導体の基本組成
となるAgとPdおよび/またはPtと、無機結合剤
と、ビヒクルとを含有する。すなわち、導体として、A
g−Pd、Ag−Pt、Ag−Pd−Ptのいずれかの
合金を含有する。
【0029】このように、Ag合金を用いることによっ
て、Ag単独とするよりも、Pdの場合、耐マイグレー
ション性、耐半田喰われ性が向上する効果が得られ、P
tの場合は、少量の添加より半田濡れ性が向上する効果
が得られる。
【0030】このようなAg合金におけるAg、Pd、
Ptの割合は、目的に応じて適宜決定されるが、Ag−
Pd合金では、Pdの含有率を5〜30重量%とするこ
とが好ましい。Pd含有率が5重量%未満であると、P
d添加の効果が得られず、また30重量%を超えると導
体の導電性が悪くなるからである。
【0031】また、Ag−Pt合金では、Ptの含有率
を0.5〜5重量%とすることが好ましい。Pt含有率
が0.5重量%未満であると、Pt添加の効果が得られ
ず、また5重量%を超えると導体の導電性が悪くなるか
らである。
【0032】また、Ag−Pd−Pt合金では、Pdの
含有率を5〜30重量%とし、Ptの含有率を0.5〜
5重量%とすることが好ましい。このような含有率とす
ることによってPd、Pt添加の効果を得ることがで
き、導体の導電性も十分とすることができる。
【0033】本発明の導体ペーストは、ペーストないし
スラリー状であり、このような状態ではAgとPdおよ
び/またはPtとが別個に存在していてもよい。この場
合、後の焼成によりAg合金となる。
【0034】このようなAg合金、あるいは、上記のよ
うにAg合金となる金属は、通常、ペースト中に粒子と
して存在する。
【0035】Ag合金粒子の平均粒径は、0.01〜1
0μm 程度とするのが好ましい。その理由は、平均粒径
が0.01μm 未満であると導体の収縮率が大きくなり
すぎ、また10μm を超えると導体ペーストの印刷性、
分散性が悪くなるからである。
【0036】また、Ag合金となる金属の粒子では、A
g粒子、Pd粒子、Pt粒子ともに、平均粒径は0.0
1〜10μm 程度とするのが好ましい。その理由は、平
均粒径が0.01μm 未満であると上記Ag合金粒子の
場合と同様、収縮率の点で不十分となり、また10μm
を超えるとPdの添加による耐マイグレーション性の改
善効果等が小さくなるからである。
【0037】本発明の導体ペーストの無機結合剤には、
Bi酸化物と、B酸化物と、Si酸化物と、Pb酸化物
と、Ti、Zr、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、
Ni、CuおよびAlから選ばれる1種以上の金属酸化
物とが含まれ、これらは、ガラスフリットおよび/また
は酸化物粒子として含有される。
【0038】この場合、Zn酸化物は、ガラスフリット
としても酸化物粒子としても実質的に含有されない。Z
n酸化物が含まれていると針状結晶物の析出が妨げら
れ、接着強度、特にエージング後の接着強度が低下し、
しかも半田濡れ性が悪くなり、さらには半田喰われが生
じる。
【0039】なお、実質的に含有しないとは、全く含有
しない場合のほか、不可避的不純物等として入ってくる
場合を含むものとする。
【0040】導体ペーストの無機結合剤中の酸化物全体
(ガラスフリット+酸化物粒子)に対するガラスフリッ
トの体積比は酸化物換算で5〜25%、特に10〜20
%が好ましい。前記範囲未満では外部導体の接着強度、
特にエージング後の接着強度が低下し、前記範囲を超え
るとブリードアウト現象が生じ、また半田濡れ性が悪く
なる。
【0041】前記酸化物が酸化物粒子として含有される
場合、Bi酸化物としてはBi23 、B酸化物として
はB23 、Si酸化物としてはSiO2 、Pb酸化物
としてはPbO、Ti酸化物としてはTiO2 、Zr酸
化物としてはZrO2 、V酸化物としてはV23 、V
25 、Nb酸化物としてはNb23 、Nb25
Cr酸化物としてはCrO、Cr23 、Mn酸化物と
してはMnO、MnO2 、Fe酸化物としてはFe2
3 、Co酸化物としてはCoO、Ni酸化物としてはN
iO、Cu酸化物としてはCuO、Al酸化物としては
Al23 がそれぞれ好ましい。
【0042】また、酸化物粒子の平均粒径は0.1〜1
0μm 程度が好ましい。前記範囲未満では、粉砕時の不
純物の混入が著しくなり、前記範囲を超えると印刷性が
悪化する傾向にある。
【0043】また、前記酸化物がガラスフリットとして
含有される場合、ガラスフリットの平均粒径は0.1〜
10μm 程度が好ましい。前記範囲未満では粉砕時の不
純物混入が著しくなり、前記範囲を超えると印刷性が悪
くなる傾向にある。
【0044】Bi酸化物の前記導体に対する含有量は体
積比で10〜30%、特に15〜25%が好ましい。
【0045】前記範囲未満では、外部導体と接している
基板の表層部の結晶化が十分でなく、外部導体の接着強
度、特にエージング後の接着強度が不十分である。前記
範囲を超えると、ブリードアウト現象が発生し、また半
田濡れ性が悪くなる。
【0046】Bi酸化物は酸化物粒子として含有される
ことが好ましい。
【0047】Ti、Zr、V、Nb、Cr、Mn、F
e、Co、Ni、CuおよびAlから選らればれる1種
以上の金属酸化物の前記導体に対する含有量は体積比で
500ppm 〜8%、好ましくは900ppm 〜8%、特に
好ましくは1000ppm 〜6%である。
【0048】このような金属酸化物を添加することによ
り、外部導体の接着強度、特にエージング後の接着強度
が向上し、しかもブリードアウト現象を防止できる。こ
の場合、含有量が前記範囲未満では、前記の添加による
効果が得られず、前記範囲を超えるとエージンブ後の接
着強度が低下し、また半田濡れ性が悪くなる。
【0049】なお、前記金属酸化物の中ではMn酸化物
および/またはAl酸化物が好適であり、Mn酸化物は
ガラスフリットとして含有されることが好ましい。
【0050】B酸化物、Si酸化物およびPb酸化物全
体の前記導体に対する含有量は体積比で0.5〜6%、
好ましくは1〜5%である。
【0051】含有量が前記範囲未満では外部導体と接し
ている基板の表層部の結晶化が十分でなく、外部導体の
接着強度、特にエージング後の接着強度が不十分であ
る。前記範囲を超えると、ブリードアウト現象が発生
し、また半田濡れ性が悪くなる。
【0052】この場合、B酸化物の導体に対する含有量
は体積比で0.2〜2.5%、特に0.4〜2.0%が
好ましい。前記範囲未満では結晶化が不十分であり、前
記範囲を超えるとブリードアウト現象を助長する。
【0053】また、Si酸化物の導体に対する含有量は
体積比で0.1〜1.5%、特に0.3〜1.5%が好
ましい。前記範囲未満では、結晶化が不十分であり、前
記範囲を超えるとブリードアウト現象を助長する。
【0054】また、Pb酸化物の導体に対する含有量は
体積比で0.2〜2.0%、特に0.3〜1.5%が好
ましい。前記範囲未満では、基板内への十分な拡散が得
られず、高い強度が得られない。前記範囲を超えると、
ブリードアウト現象を助長する。
【0055】B酸化物、Si酸化物およびPb酸化物
は、通常、PbO−B23 −SiO2 系ガラスのガラ
スフリットとして含有される。
【0056】この場合、PbO−B23 −SiO2
ガラスのガラスフリットの前記導体に対する体積比は酸
化物換算で0.5〜6%、特に1〜5%が好ましい。
【0057】また、ガラスはブリードアウト現象の防止
効果が高い等の点で軟化点が450℃以上、特に500
℃以上、例えば450〜600℃程度のものが好まし
く、主成分となる酸化物の割合は下記のものが好まし
い。
【0058】PbO:50〜70重量%、特に、55〜
65重量% B23 :15〜28%重量%、特に、18〜25重量
% SiO2 :9〜16重量%、特に、11〜15重量%
【0059】また、前記金属酸化物がガラスフリットし
て含有される場合、通常PbO−B23 −SiO2
α系ガラスのガラスフリットとして含有される。この場
合αは、Ti、Zr、V、Nb、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、CuおよびAlから選ばれる1種以上の金属
酸化物である。
【0060】PbO−B23 −SiO2 −α系ガラス
のガラスフリットの前記導体に対する体積比は酸化物換
算で0.5〜6%、特に1〜5%が好ましい。
【0061】また、ガラスはブリードアウト現象の防止
効果が高い等の点で、軟化点が500℃以上、例えば5
00〜600℃程度のものが好ましく、主成分となる酸
化物の割合は下記のものが好ましい。
【0062】PbO:50〜70重量%、特に、55〜
65重量% B23 :15〜28%重量%、特に、18〜25重量
% SiO2 :9〜16重量%、特に、11〜15重量% α:0.1〜20重量%、特に4〜15重量%
【0063】本発明に用いるビヒクルとしては、エチル
セルロース、ニトロセルロース、アクリル系樹脂等のバ
インダー、テルピネオール、ブチルカルビトール等の溶
剤、その他分散剤、活性剤等が挙げられ、これらのうち
任意のものが目的に応じて適宜添加される。なお、一般
に、ペースト中の上記ビヒクルの含有率は、10〜70
重量%程度である。
【0064】本発明の導体ペーストは、前記Ag合金粒
あるいはAg粒とPd粒および/またはPt粒の金属粒
と、前記の無機結合剤とを混合し、これにバインダー、
溶剤等のビヒクルを加え、これらを混練してスラリー化
することにより得ることができる。ここで、ペースト組
成物の粘度は、3万〜30万cps 程度に調製しておくの
がよい。
【0065】本発明の導体ペーストは、基板上に所定の
パターンに印刷されて焼成するなどして使用される。
【0066】このように、本発明の導体組成物を用いて
外部導体とした多層配線基板の一構成例が図1に示され
ている。図1は、多層配線基板の部分断面図である。
【0067】同図に示すように、多層配線基板1は、複
数の層を積層し、焼成により一体化した絶縁体の基板4
を有し、この基板4の内部には、所定パターンの内部導
体2が形成され、この内部導体2が基板4の表面に露出
した部分に外部導体3が形成されている。
【0068】基板4の構成材料としては、内部導体2等
とともに同時焼成可能なものとして、アルミナ−ホウケ
イ酸ガラス、アルミナ−鉛ホウケイ酸ガラス、アルミナ
−ホウケイ酸バリウムガラス、アルミナ−ホウケイ酸カ
ルシウムガラス、アルミナ−ホウケイ酸ストロンチウム
ガラス、アルミナ−ホウケイ酸マグネシウムガラス等の
酸化物骨材とガラスとを含む低温焼結材料が好ましい。
【0069】そして特に主成分となる酸化物の割合が下
記のとおりのガラスを含むものが好ましい。
【0070】SiO2 :46〜65重量% B23 :0.5〜8%重量% アルカリ土類金属酸化物、特にMgO、CaO、SrO
およびBaOの1種以上:25〜45重量%
【0071】このような基板材料において、ガラスの含
有率は50〜70重量%程度が好ましい。
【0072】内部導体2は、通常多層配線され、基板4
の厚さ方向に形成されたスルーホール5を介して互いに
導通されている。
【0073】外部導体3は、基板4の表面に形成され、
チップインダクタ、チップコンデンサ等のチップ部品や
半導体集積回路素子、ダイオード等の素子等の表面実装
部品7を半田6により半田付けするためのパッドとして
用いられ、あるいは抵抗体8への導通用として用いられ
る。なお、表面を覆うように絶縁被覆層が形成されてい
てもよい。
【0074】本発明の導体ペーストは、上記外部導体3
を形成するのに適用される。
【0075】なお、内部導体2は、導電性が良いことを
優先させる点でAgを主体とする導体、特にAgとする
のが好ましい。内部導体用ペーストは、導体と、導体に
対し、5〜10重量%程度のガラスフリットとを含有す
る。
【0076】また、内部導体2の膜厚は、通常5〜20
μm 程度、外部導体3の膜厚は、通常5〜20μm 程度
とされる。そして、内部導体および外部導体の導通抵抗
は、その組成にもよるが、一般的に、前者は2〜10m
Ω/□、後者は、10〜30mΩ/□程度とするのがよ
い。
【0077】さらに、抵抗体8は、酸化ルテニウム、鉛
ルテニウムパイロクロア等の抵抗体とガラスフリットと
を含有する。抵抗体粒子の粒径は、0.05〜0.5μ
m 程度とし、この抵抗体8に対し、ガラスフリットの含
有量は35〜95重量%程度である。
【0078】ガラスフリットは、一般にPbO45〜6
0重量%、B23 10〜20重量%、SiO2 20〜
30重量%、ZnO0〜8重量%程度、軟化点450〜
600℃程度とし、ガラスフリット中、非晶質ガラスが
90重量%以上含有される。そして、このような抵抗体
中のガラスフリットに対し、本発明に従い、ブリードア
ウト現象が良好に防止されるものである。
【0079】このような多層配線基板は、例えば以下の
ようにして製造する。
【0080】まず、基板材料となるグリーンシートを作
製する。
【0081】このグリーンシートは、基板の原材料であ
るアルミナ粉末等の骨材とガラス粉末(例えば、ホウケ
イ酸ガラス)とを所定量混合し、これにバインダー樹
脂、溶剤等を加え、これらを混練してスラリー化し、例
えばドクターブレード法により0.1〜0.3mm程度の
厚さのグリーンシートを所定枚数作製する。
【0082】次いで、グリーンシートにパンチングマシ
ーンや金型プレスを用いてスルーホール5を形成し、そ
の後、内部導体用ペーストを各グリーンシート上に例え
ばスクリーン印刷法により印刷し、所定パターンの内部
導体を形成するとともにスルーホール5内に充填する。
【0083】次いで、各グリーンシートを重ね合せ、熱
プレス(約40〜120℃、50〜1000Kgf/cm2)を
加えてグリーンシートの積層体とし、必要に応じて脱バ
インダー処理、切断用溝の形成等を行なう。
【0084】その後、グリーンシートの積層体を通常空
気中で800〜1000℃程度の温度で焼成、一体化
し、基板4に内部導体が形成された多層配線基板を得
る。
【0085】そして、外部導体用ペーストをスクリーン
印刷法等により印刷し、焼成して外部導体3を形成す
る。さらに、抵抗体材料ペーストを印刷して焼成し、抵
抗体8を形成する。なお、これら外部導体3や抵抗体8
は基板4と一体同時焼成して形成してもよい。ただし、
基板を焼成後、基板上に印刷、焼成するときには、接着
強度が低いものとなるが、本発明の適用により接着強度
はきわめて高いものとなる。
【0086】その後、所定の表面実装部品7を外部導体
3に半田付けし、必要に応じ、絶縁被覆層を形成して図
1に示す多層配線基板1が得られる。
【0087】なお、基板も上記グリーンシート法に代り
印刷法により作製してもよい。
【0088】以上では、本発明を多層配線基板に適用し
た場合の例を説明したが、本発明は、これに限らず、同
時焼成配線基板のような単層の基板等にも適用すること
ができる。
【0089】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0090】(1)導体ペーストの作製 平均粒径10μm のAg:86重量部と、平均粒径1μ
m のPd:14重量部と、ビヒクルとしてエチルセルロ
ース系樹脂および高沸点溶剤(テルピネオール):20
〜40重量部と、前記AgおよびPdに対し体積比で下
記の配合比の組成物とを混練して導体ペーストNo.1
〜4を得た。
【0091】導体ペーストNo.1(本発明) Bi23 (平均粒径3μm ):20体積% Al23 (平均粒径3μm ):4体積% ガラスフリット(平均粒径8μm ):3体積% ガラスフリットの軟化点は530℃であり、ガラス組成
は、PbO:60重量%、B23 :20重量%、Si
2 12重量%、MnO:8重量%とした。
【0092】導体ペーストNo.2(比較) Bi23 (平均粒径3μm ):16体積% Al23 (平均粒径3μm ):1体積% ガラスフリット(平均粒径8μm ):19体積% ガラスフリットの軟化点は530℃であり、ガラス組成
は、PbO:60重量%、B23 :20重量%、Si
2 12重量%、MnO:8重量%とした。
【0093】導体ペーストNo.3(比較) Bi23 (平均粒径3μm ):20体積% ガラスフリット(平均粒径8μm ):3体積% ガラスフリットの軟化点は460℃であり、ガラス組成
は、PbO:65重量%、B23 :22重量%、Si
2 :13重量%とした。
【0094】導体ペーストNo.4(比較) Bi23 (平均粒径3μm ):20体積% Al23 (平均粒径3μm ):8体積% ガラスフリット(平均粒径8μm ):3体積% ガラスフリットの軟化点は570℃であり、ガラス組成
は、PbO:51重量%、B23 :17重量%、Si
2 11重量%、MnO:21重量%とした。
【0095】導体ペーストNo.5(比較) Bi23 (平均粒径3μm ):20体積% Al23 (平均粒径3μm ):4体積% ガラスフリット(平均粒径8μm ):3体積% ガラスフリットの軟化点は580℃であり、ガラス組成
は、PbO:50重量%、B23 :20重量%、Si
2 11重量%、MnO:10重量%、ZnO:9重量
%とした。
【0096】前記各導体ペースト中のガラスフリットの
含有量は、ガラスそのもののAgおよびPdに対する体
積比であるため、酸化物粒子およびガラスフリットの酸
化物換算でのAgおよびPdに対する体積比を表1に示
す。
【0097】
【表1】
【0098】(2)グリーンシートの作製 Al23 :40重量%、ガラス粉末:60重量%の組
成で厚さ100〜300μmのグリーンシートを作製し
た。この場合、ガラス組成は、SiO2 :59重量%、
23 :4重量%、SrO:31重量%、CaO:4
重量%、MgO:2重量%とした。
【0099】(3)抵抗体ペーストの作製 平均粒径0.1μmのRuO2 :9.1重量%、ガラス
粉末77.8重量%、添加剤としてZrSiO4 :4.
1重量%、TCR調整剤としてCuOとMnOとNb2
5 とを合計で9重量%を用いて抵抗体ペーストを作製
した。ガラス組成は、PbO:47.8重量%、B2
3 :16.7重量%、SiO2 :27.8重量%、Zn
O:5重量%、Al23 :5.2重量%の非晶質ガラ
スを用いた。
【0100】(4)配線基板の作製 前記のグリーンシートにAg内部導体形成後、熱プレス
により積層してグリーンシート積層体を得た。その後、
この積層体を脱脂後、空気中で温度900℃で同時焼成
した配線基板を得た。
【0101】この配線基板にスクリーン印刷により、導
体ペーストを、縮率15%にて、焼成後の寸法が2mm×
2mm、膜厚12±2μmのパッドになるように印刷し、
空気中で850℃で焼成し外部導体を形成した。
【0102】得られた各基板について、外部導体の初期
およびエージング後の接着強度、外部導体の半田濡れ性
を以下のようにして調べた。
【0103】(a)接着強度試験 デュポン社の剥離試験に準じた。被着した導体膜の横方
向に直径0.8mmの銅線をのばし導体膜に重なる部分に
ついて半田付けし、その半田付けの終わる一端からのび
た銅線を導体膜被着面にほぼ垂直でかつ導体膜を剥離す
る方向に引っ張り試験機を用いて引っ張り、剥離した時
の荷重を読んだ。エージングは、150℃の恒温槽に7
2時間放置し、同様に荷重を読んだ。
【0104】(b)半田濡れ性 各サンプルを230℃の溶融半田に約5秒間浸漬し、パ
ッドの濡れ面積率により評価した。
【0105】また、上記と同じ配線基板上に導体ペース
トを印刷し、焼成し、巾200μm、厚さ15μmの細
線パターンの外部導体層を形成した。この後、さらにこ
の外部導体層上の先端部に前記の抵抗体ペーストを用い
て外部導体層より広巾に印刷し、上記と同様に焼成し
た。
【0106】この配線基板を用いてブリードアウト現象
の発生の有無を以下のようにして調べた。
【0107】(c)ブリードアウト現象の発生の有無 光学顕微鏡により、抵抗体近傍の細線導体パターン端部
を観察し、下記の4段階で評価した。この評価について
は◎、△、×、××で示す。
【0108】◎ ブリードアウト全くなし △ 10μm以下の距離にブリードアウト観察 × 50μm以下の距離にブリードアウト観察 ×× 50μmを超える距離にブリードアウト観察
【0109】これらの結果は表2に示されるとおりであ
る。なお、表2には外部導体の抵抗値も併記する。
【0110】
【表2】
【0111】表2に示される結果から本発明の効果が明
らかである。
【0112】なお、各サンプルの外部導体と接している
基板の界面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察した
ところNo.1には長さ10〜20μm の針状結晶物が
析出しており、X線回析によりSrAl2 Si28
結晶物であることが分かった。
【0113】No.2、No.4にも針状結晶物が析出
していたが、No.2の場合、ブリードアウトが激し
く、No.4は、半田濡れ不良が生じた。また、No.
5には少量の針状結晶物が析出していたが、結晶化が不
十分であるためエージング後の接着強度が低い。一方、
No.3は、そのような針状結晶物は確認されなかっ
た。
【0114】また、この他サンプルNo.1においてA
gおよびPdをAg:99重量部およびPt:1重量
部、またはAg:85.1重量部、Pd:13.9重量
部およびPt:1.0重量部にかえた各サンプル、Pb
O−B23 −SiO2 −MnOガラスのガラスフリッ
トをPbO−B23 −SiO2 ガラス(PbO:65
重量%、B23 :22重量%、SiO2 :13重量
%、軟化点460℃)のガラスフリットにかえ、MnO
を酸化物粒子で添加した各サンプル、さらにはTi、Z
r、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cuお
よびAlから選ばれる1種以上の金属酸化物を、金属酸
化物粒子として添加した各サンプル、ガラスフリットと
して添加した各サンプルを作製し、前記と同様の評価を
行なったところ同等の結果が得られた。
【0115】
【発明の効果】本発明の外部導体は、半田濡れ性が良好
で、かつ初期およびエージング後の基板との接着強度が
高い。またブリードアウト現象の発生を防止することが
でき、配線間のショートや電気特性の劣化を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導体ペーストを用いて作製した多層配
線基板の部分断面図である。
【符号の説明】
1 多層配線基板 2 内部導体 3 外部導体 4 基板 5 スルーホール 6 半田 7 表面実装部品 8 抵抗体
フロントページの続き (72)発明者 川村 敬三 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−196(JP,A) 特開 昭60−137847(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 1/09

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AgとPdおよび/またはPtとを含有
    する導体と、Bi酸化物と、B酸化物と、Si酸化物
    と、Pb酸化物と、Ti、Zr、V、Nb、Cr、M
    n、Fe、Co、Ni、CuおよびAlから選ばれる1
    種以上の金属酸化物とを含有し、前記B酸化物、Si酸
    化物およびPb酸化物全体の前記導体に対する含有量が
    体積比で0.5〜6%であり、前記金属酸化物の前記導
    体に対する含有量が体積比で500ppm 〜8%であり、
    実質的にZn酸化物を含有しないことを特徴とする導体
    ペースト。
  2. 【請求項2】 前記Bi酸化物の前記導体に対する含有
    量が体積比で10〜30%である請求項1に記載の導体
    ペースト。
  3. 【請求項3】 前記Bi酸化物、B酸化物、Si酸化
    物、Pb酸化物および金属酸化物の一部または全部がガ
    ラスフリットとして含有される請求項1または2に記載
    の導体ペースト。
  4. 【請求項4】 前記Bi酸化物が酸化物粒子として含有
    される請求項1ないし3のいずれかに記載の導体ペース
    ト。
  5. 【請求項5】 前記B酸化物、Si酸化物およびPb酸
    化物がPbO−B23 −SiO2 系ガラスのガラスフ
    リットとして含有され、前記PbO−B23 −SiO
    2 系ガラスのガラスフリットの前記導体に対する体積比
    が酸化物換算で0.5〜6%である請求項1ないし4の
    いずれかに記載の導体ペースト。
  6. 【請求項6】 前記B酸化物、Si酸化物およびPb酸
    化物と、前記金属酸化物の一部または全部とが、PbO
    −B23 −SiO2 −α系ガラスのガラスフリットと
    して含有され、前記PbO−B23 −SiO2 −α系
    ガラスのガラスフリットの前記導体に対する体積比が酸
    化物換算で0.5〜6%であり、前記αが、Ti、Z
    r、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cuお
    よびAlから選ばれる1種以上の金属酸化物である請求
    項1ないし4のいずれかに記載の導体ペースト。
  7. 【請求項7】 前記導体中のPdの含有量が5〜30重
    量%である請求項1ないし6のいずれかに記載の導体ペ
    ースト。
  8. 【請求項8】 前記導体中のPtの含有量が0.5〜5
    重量%である請求項1ないし7のいずれかに記載の導体
    ペースト。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の導
    体ペーストを用いて外部導体を形成したことを特徴とす
    る配線基板。
  10. 【請求項10】 前記外部導体は、アルカリ土類金属を
    含むガラスと、Al23 の骨材とを含有する基板上に
    形成されている請求項9に記載の配線基板。
  11. 【請求項11】 前記外部導体と接してガラスを含有す
    る抵抗体を有する請求項9または10に記載の配線基
    板。
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