JP2896875B2 - 厨房装置 - Google Patents

厨房装置

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JP2896875B2
JP2896875B2 JP7242365A JP24236595A JP2896875B2 JP 2896875 B2 JP2896875 B2 JP 2896875B2 JP 7242365 A JP7242365 A JP 7242365A JP 24236595 A JP24236595 A JP 24236595A JP 2896875 B2 JP2896875 B2 JP 2896875B2
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友哉 佐藤
正明 赤坂
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SANUEEBU KOGYO KK
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シンクと兼用される
電磁調理鍋が流し台等の天板部に一体的に組み込まれて
なる厨房装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、電磁調理器は、
電磁波によって鍋等を加熱する加熱機器として広く用い
られており、このような電磁調理器が組み込まれたキッ
チンとしては、例えば、図5に示すようなものが知られ
ている。
【0003】この従来のキッチンは、流し台キャビネッ
トの天板Tに結晶化硝子Gを嵌め込み、この結晶化硝子
Gの下面に磁力発生コイルCを配設することで、上記結
晶化硝子Gの上に載置された電気抵抗を有する鍋N等を
発熱させるように構成されている。
【0004】ところで、上記したように、電磁調理器
は、鉄ホーロや鋳物またはフェライト系のステンレス等
の素材で形成された鍋類を電気抵抗で加熱するように構
成されているため、加熱効率を向上させるためには、鍋
類を、素材の比重が大きく、かつ、ぶ厚い材料で形成し
なければならないため、上記従来のキッチンで煮炊きす
る場合や使用済みの鍋をシンクで洗う場合には、重い鍋
類を持ち上げたりして移動させなければならないため、
かかる作業が非常に重労働であり、また、洗浄作業も円
滑に行ないにくい、という問題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、鍋自体を電磁
調理器として形成して流し台等の天板部に一体的に組み
込むことで、重い鍋を運ぶ作業をなくし、かつ、シンク
としても利用することができる使い勝手に優れた厨房装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、厨房装置を、電磁波発生装置
を備え、電磁波によって発熱する鍋部を天板部に一体的
に形成し、該鍋部の底部に、蓋体等で閉塞自在な排水管
を連通接続したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この発
明を詳細に説明する。
【0008】図1乃至図3は、この発明の第1実施例に
係る厨房装置1を示しており、この実施例に係る厨房装
置1は、キャビネット本体2と、このキャビネット本体
の上部に取り付けられ、かつ、浅く凹設された天板部3
と、この天板部3の右側に形成された調理面部4と、こ
の調理面部4に隣接して取り付けられたシンク5と、こ
のシンク5に湯水を供給する水栓6と、上記天板部3の
左側に並設された電磁調理器として形成された2つの鍋
部7,7と、この鍋部7,7の蓋体8,8と、上記鍋部
7,7に湯水を供給する水栓9と、から構成されてい
る。尚、上記キャビネット本体2,調理面部4,シンク
5および水栓6,9は、公知の流し台で用いられている
ものを適宜適用することができるので、その詳細な説明
をここでは省略する。
【0009】天板部3は、図3に示すように、上記鍋部
7,7が一体に取り付けられる部位を除く部分が、磁力
の影響を受けないオーステナイト系ステンレス板3aで
形成されており、また、上記鍋部7,7を構成する部分
は、磁力が作用することで電気抵抗が増加して発熱する
フェライト系ステンレス板3bで形成され、両ステンレ
ス板3a,3bの接合端部は、溶接されて一体化されて
いる。このように鍋部7,7が一体に取り付けられる部
位を除く部分を、磁力の影響を受けないオーステナイト
系ステンレス板3aで形成することで、鍋部7,7を使
用していても、オーステナイト系ステンレス板3aの部
分は磁力の影響で発熱することがないので、熱による事
故を有効に防止することができる。
【0010】また、上記鍋部7,7は、フェライト系ス
テンレス板3bで断面形状が略凹状となるように円筒状
に形成されており、その壁面部10の外周面には、ホー
ローまたはセラミックスで形成された絶縁体11が配設
されていると共に、その底部12には、同様に、ホーロ
ーまたはセラミックスで形成された絶縁板13が配設さ
れており、該絶縁板13の下面に電磁コイル14が配設
されている。尚、この電磁コイル14への電力の供給手
段は、図面に特に図示はしていないが、公知の電気機器
と同様であり、また、絶縁体11,絶縁板13及び電磁
コイル14自体の構成も公知のものと同様であるので、
その詳細な説明をここでは省略する。
【0011】また、上記鍋部7,7の底部12の略中央
に開設された穴部には、パッキング(図示せず)を介し
て断面形状が略凹状に形成されたごみ収納部を有する排
水管15がナット16により締め付け固定されている。
【0012】この排水管15は、磁力の影響を受けない
オーステナイト系ステンレス材で形成されており、その
内周面の上端面部には、排水管15を閉塞するために用
いられる蓋体17の外周面に刻設された雄螺子18と螺
合する雌螺子19が刻設されていると共に、該排水管1
5内には、上記したように、ごみ収納器20が着脱自在
に収納されるように構成されている。勿論、上記蓋体1
7は、排水管15のごみ収納部に配設されたパッキング
を介して液密状に上記排水管15に螺着され、該排水管
15を閉塞するように構成されている。尚、このごみ収
納器20自体は、公知のごみ収納器と同様に構成されて
いるのでその詳細な説明をここでは省略する。
【0013】このように構成された排水管15の下端部
には、接続管21がナット22を介して連通接続されて
おり、該接続管21の下端にはフレキシブルホース23
が連通接続され、該フレキシブルホース23の下端部
は、下水管(図示せず)に連通接続されている。
【0014】一方、上記蓋体8,8は、湾曲されて形成
されており、その頂部には把手24が取り付けられてい
ると共に、ヒンジ25を介して開閉自在に天板部3に取
り付けられている。この場合、上記蓋体8,8は平面形
状が円形に形成されているので、開閉操作時に該蓋体
8,8が水栓9と衝合しないように配慮されている。勿
論、この蓋体8,8は、図示の実施例のようにヒンジ2
5で開閉自在に構成するのではなく、単に着脱自在に構
成してもよい。
【0015】次に、このように構成されてなる厨房装置
1を用いて加熱調理する一例を説明すると、先ず、把手
24を把持して蓋体8,8を開け、上記蓋体17で排水
管15を閉塞した後、水栓9を操作して鍋部7,7内に
湯水を供給する等すると共に具類を入れ、次に、蓋8,
8を閉じた後、キャビネット本体2の前面側に配設され
たスイッチ(図示せず)をオンする。
【0016】すると、電磁コイル14から電磁波が鍋部
7,7に供給されて電気抵抗値が上がり発熱するため、
内部が加熱される。所望の加熱作業が終了した後は、上
記スイッチをオフする。
【0017】次に、上記鍋部7,7を洗う場合について
説明すると、先ず、蓋体8,8を開けた後、前記蓋体1
7を排水管15の上部から取り外し、該鍋部7,7内に
残っている汁や具をごみ収納器20で濾して下水管へと
排水する。次に、上記水栓9を操作して水を鍋部7,7
へと供給しつつ、該鍋部7,7の内周壁面を洗う。この
ようにして洗浄された後の汚水は、ごみ収納器20を経
て下水管へと排水される。
【0018】このように、この実施例では、蓋体8,8
がヒンジ25を介して開閉するように構成されているの
で、蓋体8,8の置き場所を捜す必要がなく、天板回り
を広く使用することができ、また、鍋部7,7が天板部
3に一体的に取り付けられているため、従来のように重
い電磁調理鍋を持ち運ぶ必要なく、さらには、鍋部7,
7内に残った汁や具は、ごみ収納器20で濾過して排水
することができると共に、鍋部7,7の内部を洗浄した
汚水も上記ごみ収納器20を通って排水されるので、洗
浄作業も容易である、という効果が得られる。
【0019】また、上記実施例では、上記鍋部7,7の
回りを絶縁体11及び絶縁板13で覆っているので、保
温性が良好であり、また、昇温スピードも早くすること
ができるので、調理時間を短縮化することができる。勿
論、この発明にあっては、上記構成に加え、調理タイマ
ーや電磁波出力調整回路を付設して構成することもでき
る。
【0020】図4は、この発明の第2実施例に係る厨房
装置を示しており、該実施例では、上記天板部3Aを人
造大理石や大理石等で構成し、これにオーステナイト系
ステンレス板3aおよびフェライト系ステンレス板3b
で形成された鍋部7,7を、上記天板部3Aに開設され
た穴部30に下付けして固定することで、加熱調理時に
天板部3Aが熱くならないように構成した他は、他の構
成・作用は、前記第1実施例と同様であるので、図面に
は第1実施例で用いた符号と同一の符号を付して、その
詳細な説明をここでは省略する。
【0021】尚、上記各実施例では、この発明を、据え
付け型の流し台に適用した場合を例にとり説明したが、
この発明にあっては、これに限定されるものではなく、
他の厨房キャビネットやワゴンタイプのような移動式厨
房キャビネットにも適用することができ、また、鍋部7
も2個に限定されるものではなく、1個以上であればそ
の大きさや形状は上記実施例に限定されるものではな
い。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る厨房装置は、以上説明し
たように、鍋自体を電磁調理器として形成して流し台等
の天板部に一体的に組み込むことで、重い鍋等を運ぶ作
業がなくなり、電磁調理作業が非常に簡便化されると共
に、鍋として使用しないときには、例えば、補助シンク
としても利用することができるので、使い勝手が非常に
良好となる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る厨房装置の構成を
示す一部断面斜視図である。
【図2】同厨房装置の平面図である。
【図3】同厨房装置の鍋部の半截断面図である。
【図4】この発明の第2実施例に係る厨房装置の断面図
である。
【図5】従来の電磁調理器が組み込まれた流し台の天板
の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 厨房装置 3,3A 天板部 7 鍋部 15 排水管 17 蓋体 20 ごみ収納器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 77/08 A47J 27/00 E03C 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波発生装置を備え、電磁波によって
    発熱する鍋部を天板部に一体的に形成し、該鍋部の底部
    に、蓋体等で閉塞自在な排水管を連通接続したことを特
    徴とする厨房装置。
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