JP2008121225A - 槽体ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】水を多量に使用する槽体ユニットにおいて電気部材を用いることが出来、水を多量に使用する槽体ユニットにおいて電気部材を用いても漏電の危険がない槽体ユニットであるので、各種機器において、使用用途が格段に広がった。
【解決手段】電力の供給を受けて仕事をする負荷部3を備えると共に、電気を送電する送電ユニット1、送電ユニット1からの送電を受電する受電ユニット2のそれぞれを完全分離で構成して、送電ユニット1から非接触に受電ユニット2に電力を供給する非接触電源装置6を、底面に排水口8を備えた槽体部7に一つのユニットとして組み込んで構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、槽体ユニットに用いられる非接触電源装置に関するものである。
従来よく知られた、槽体ユニットとしては、例えば図13に図示する槽体がある。以下に槽体ユニットの従来例を図面を参照しつつ説明する。
図13に図示した従来の槽体は、台所における流し台であって、以下に記載する槽体部、キャビネット部、排水口、排水管部から構成される。
槽体部は、水を貯水/排水する凹部を有する箱体である。
キャビネット部は、槽体部を設置する箱状の台であって、内部に収納空間を有している。
排水口は、槽体部底面に開口した穴であって、槽体部内の水を槽体部の外部に排出するための開口である。
排水管部は、排水口の下流から下水管まで接続して、槽体部内の水を下水へと排出する部材であって、キャビネット部内に配置される。また、排水管部には、公知技術である、下水からの排水や害虫の室内側への逆流を防止する排水トラップを構成している。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のような排水の流れとなる。
槽体部に排水が発生すれば、槽体部内の水は排水口を介し、その後排水管部を介して最終的には下水管へと排水される。
また、従来よく知られた、槽体ユニットとしては、例えば図14に図示する槽体がある。以下に槽体ユニットの従来例を図面を参照しつつ説明する。
図14に図示した従来の槽体は、洗面台における洗面ボウルであって、以下に記載する槽体部、キャビネット部、排水口、排水管部から構成される。
槽体部は、水を貯水/排水する凹部を有する箱体である。
キャビネット部は、槽体部を設置する箱状の台であって、内部に収納空間を有している。
排水口は、槽体部底面に開口した穴であって、槽体部内の水を槽体部の外部に排出するための開口である。
また、本実施例では、排水口の止水/排水を行う弁体を配置し、当該弁体は操作部からの操作で遠隔的に止水/排水を行う公知の遠隔操作式排水栓装置を備える。この遠隔操作式排水栓装置は、レリースワイヤを用いることで、操作部の操作をレリースワイヤを介して排水口の弁体に伝動して作動させる装置である。
排水管部は、排水口の下流から下水管まで接続して、槽体部内の水を下水へと排出する部材であって、キャビネット部内に配置される。また、排水管部には、公知技術である、下水からの排水や害虫の室内側への逆流を防止する排水トラップを構成している。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のような排水の流れとなる。
槽体部に排水が発生すれば、槽体部内の水は排水口を介し、その後排水管部を介して最終的には下水管へと排水される。
また、従来よく知られた、槽体ユニットとしては、例えば図15に図示する槽体がある。以下に槽体ユニットの従来例を図面を参照しつつ説明する。
図15に図示した従来の槽体部は、浴室における浴槽であって、以下に記載する槽体部、防水パン部、エプロン部、排水口、排水管部から構成される。
槽体部は、水を貯水/排水する凹部を有する箱体であり、本従来例では浴槽である。
防水パン部は、槽体部を載置するパンと、洗い場を形成するパンから構成され、両者共に排水穴を開口している。
エプロン部は、防水パン部と槽体部を水密的に区画する板材であって、洗い場部から脱着自在に構成される。
排水口は、槽体部底面に開口した穴であって、槽体部内の水を槽体部の外部に排出するための開口である。
排水管部は、防水パン部の排水穴を介し排水口の下流から下水管まで接続して、槽体部内の水を下水へと排出する部材であって、防水パン部の裏面に配置される。洗い場側にも排水管は接続され、洗い場上の排水も排水管を介して排水される。また、排水管部には、公知技術である、下水からの排水や害虫の室内側への逆流を防止する排水トラップを構成している。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のような排水の流れとなる。
槽体部に排水が発生すれば、槽体部内の水は排水口を介し、その後排水管部を介して最終的には下水管へと排水される。
実登3004762号公報 特開2003−293417号公報 特開2001−241079号公報
従来例のような槽体ユニットは、以下のような問題点があった。
通常、槽体ユニットでは大量に水を使用するが、このような槽体ユニットにおいて、何らかの電気手段を用いる場合については非常に注意を払わなければならない。なぜならば、水は導電率が高いため、このような水を大量に使用する機器において電気部品を用いると漏電の危険性が高く、漏電が発生すれば最悪の場合使用者の死亡など、重大事故発生の危険が高かった。このような危険が高いため、槽体において電気部材を用いることはできなかった。
また、電気機器と槽体ユニットは、漏電などの可能性があるため離れて設置されていることが多く、各種電気機器の負荷部から発生した液体や廃棄する液体については、わざわざ使用者が都度排水口のある槽体ユニットやゴミ箱に廃棄していたので非常に手間であった。
従って、本発明の槽体ユニットは、以下の課題を解決するために発明された。
1.水を多量に使用する槽体ユニットにおいて電気部材を用いることが出来ること。
2.水を多量に使用する槽体ユニットにおいて電気部材を用いても漏電の危険がないこと。
3.上記1.乃至2.の課題が解決できたことで、各種機器において、使用用途が格段に広がった。
請求項1に記載の本発明は、電力の供給を受けて仕事をする負荷部3を備えると共に、電気を送電する送電ユニット1、送電ユニット1からの送電を受電する受電ユニット2のそれぞれを完全分離で構成して、送電ユニット1から非接触に受電ユニット2に電力を供給する非接触電源装置6を、底面に排水口8を備えた槽体部7に一つのユニットとして組み込んで構成したことを特徴とする槽体ユニットである。
請求項2に記載の本発明は、前記負荷部3を受電ユニット2に一体的に構成したことを特徴とする前記段落0008に記載の槽体ユニットである。
請求項3に記載の本発明は、前記槽体部7に、前記非接触電源装置6を複数構成したことを特徴とする前記段落0008又は段落0009に記載の槽体ユニットである。
請求項4に記載の本発明は、槽体部7内部に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記段落0008乃至段落0010のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項5に記載の本発明は、槽体部7の排水口8に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記段落0008乃至段落0010のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項6に記載の本発明は、槽体部7の上縁に構成される天板に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記段落0008乃至段落0010のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項7に記載の本発明は、前記槽体ユニットに複数の槽体部7を構成したことを特徴とする前記段落0008乃至段落0013のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項8に記載の本発明は、前記受電ユニット2を槽体部7から脱着自在に構成したことを特徴とする前記段落0008乃至段落0014のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項9に記載の本発明は、前記受電ユニット2を取り替え可能に構成したことを特徴とする前記段落0015に記載の槽体ユニットである。
請求項10に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を撹拌装置18としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項11に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を粉砕装置19としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項12に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を温度調節装置としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項13に記載の本発明は、前記温度調節装置を加熱装置21としたことを特徴とする前記段落0019に記載の槽体ユニットである。
請求項14に記載の本発明は、前記温度調節装置を冷却装置20としたことを特徴とする前記段落0019に記載の槽体ユニットである。
請求項15に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を記録媒体の再生装置22としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項16に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を超音波発生装置23としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項17に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を振動発生装置24としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項18に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を光源装置25としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項19に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3をセンサー装置26としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項20に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を食器洗浄機27としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項21に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を充電装置28としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
請求項22に記載の本発明は、前記受電ユニット2の負荷部3を、排水口8に備えられる弁体を上昇/下降駆動させる駆動装置29としたことを特徴とする前記段落0008乃至段落0016のいずれか一つに記載の槽体ユニットである。
本発明の槽体ユニットは、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の槽体ユニットは、非接触電源装置6をユニットとして槽体ユニットに構成したことで、水を多量に使用しても、漏電や感電の危険性がない。また、水を大量に使用する槽体部7に電気部材を用いることが出来るようになったので、各方面分野における使用用途が拡大した。
請求項2に記載の槽体ユニットは、負荷部3と受電ユニット2を一体的に構成したので、負荷部3と受電ユニット2のパーツが減り、当該パーツの組み立て及び施工性が向上することができるし、部材点数減によるコストダウンにもなる。
請求項3に記載の槽体ユニットは、非接触電源装置6を複数構成したことから、負荷部3を複数設置することが出来るので、多種多様の負荷部3を備えることが出来るようになる。
請求項4に記載の槽体ユニットは、槽体部7内部に受電ユニット2が配置されることから、負荷部3で使用した使用済み液体や、廃棄液体、こぼれ落ちた液体などを、そのまま排水口8を介して下水へと排水することが出来るので、負荷部3から発生した液体はゴミ箱や流し台にわざわざ都度排水しに行かずとも、その場で排水することができる。
請求項5に記載の槽体ユニットは、槽体部7の排水口8に受電ユニット2が配置されることから、槽体部7のスペースを使用することがないので、槽体部7を広く使用することができるし、負荷部3及び槽体部7に発生した排水はそのまま下水へと排水することができる。
請求項6に記載の槽体ユニットは、槽体部7の上縁部の天板に受電ユニット2を配置したことから、槽体部7の近傍に負荷部3を配置することができ、負荷部3で排水が発生すれば、使用者が煩わしいと感じずに負荷部3近傍の槽体部7に排水することができる。
請求項7に記載の槽体ユニットは、槽体部7を複数構成したことから、負荷部3の内容によって槽体部7毎に分別することができる。
請求項8に記載の槽体ユニットは、受電ユニット2を槽体部7から脱着自在に構成したことから、受電ユニット2を洗浄することができる。また、受電ユニット2を取り外すことで受電ユニット2の槽体部7のスペースを広く確保することができるので、使用者の作業性向上に繋がるし、槽体部7の清掃もしやすくなる。
請求項9に記載の槽体ユニットは、受電ユニット2を取り替え可能に構成したことから、他種類の負荷部3パーツを用意することで、使用者の使用用途によって適宜負荷部3を選択して使用することが出来る。
請求項10に記載の槽体ユニットは、負荷部3を撹拌装置18としたことから、例えば台所や飲食店などの槽体ユニットに用いられることで、ミキサーの用途として用いることが出来る。また、病院の槽体ユニットに用いられることで、薬剤の調剤用撹拌機の用途として用いることができるし、血液や試薬などの分析用の撹拌機として用いることができる。また、理髪店の槽体ユニットに用いられることで、髭剃り用のシェービングクリームの撹拌の用途として用いる。
請求項11に記載の槽体ユニットは、負荷部3を粉砕装置19としたことから、例えば台所の槽体ユニットに用いられることで、厨芥粉砕用のディスポーザーの用途や、食物粉砕用ミキサーの用途、飲食店の槽体ユニットに用いられることで氷粉砕の用途として用いることが出来る。
請求項12に記載の槽体ユニットは、負荷部3を温度調節装置としたことから、例えば台所の槽体ユニットに用いられることで、調理保温や調理加熱、調理冷却の用途に用いられたり、その他各種温度調節用途に用いることが出来る。
請求項13に記載の槽体ユニットは、温度調節装置を加熱装置21としたことから、例えば台所の槽体ユニットに用いられることで、調理用加熱の用途、飲食店の槽体ユニットに用いられることで、酒の加熱・保温の用途、茶道用の槽体ユニットに用いられることで、茶道の保温用加熱・保温装置として用いることが出来る。また、理髪店の槽体ユニットに用いられることで、髭剃り用のシェービングクリームの撹拌の加熱・保温として用いることができる。
請求項14に記載の槽体ユニットは、温度調節装置を冷却装置20としたことから、例えば飲食店の槽体ユニットに用いられることで、ビールサーバーの冷却装置20の用途や、ミニ冷蔵庫の用途として用いることが出来る。
請求項15に記載の槽体ユニットは、負荷部3を記録媒体の再生装置22としたことから、例えば浴室の槽体ユニットに用いられることで、音楽再生装置22の用途や、DVD再生装置22の用途として用いることが出来る。
請求項16に記載の槽体ユニットは、負荷部3を超音波発生装置23としたことから、例えば洗面台の槽体ユニットに用いられることで、眼鏡洗浄機の用途や、コンタクト洗浄機の用途として用いることが出来る。
請求項17に記載の槽体ユニットは、負荷部3を振動発生装置24としたことから、各種研究施設や医療現場の槽体ユニットに用いられることで、各種試験機器の用途や、各種分析機器の用途として用いることができる。また、台所や各種設備機器の槽体ユニットに用いられることで、槽体部7自身の自動洗浄装置の用途や、食器を洗浄する洗浄装置の用途として用いることが出来る。
請求項18に記載の槽体ユニットは、負荷部3を光源装置25としたことから、各種設備機器の槽体ユニットに用いられることで、光源装置25であるLED装置の用途や、玩具の用途として用いることが出来る。
請求項19に記載の槽体ユニットは、負荷部3をセンサー装置26としたことから、各種研究施設や医療現場に用いられることで、各種試薬及び分析機器の用途として用いることが出来る。
請求項20に記載の槽体ユニットは、負荷部3を食器洗浄機27としたことから、槽体に食器を載置するだけで食器を洗浄することができ、従来のように食器洗浄機27のスペースをわざわざ別に設ける必要がない。
請求項21に記載の槽体ユニットは、負荷部3を充電装置28としたことから、各種電気機器の充電に用いられ、例えば電気シェーバー、電動歯ブラシ、ドライヤーなどの用途として用いることが出来る。
請求項22に記載の槽体ユニットは、負荷部3を排水口8に備えられる弁体を上昇/下降駆動させる駆動装置29としたことから、排水口8の弁体を電動かつ安全に上下動の駆動を行うことができる。
以下に本発明の第1実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図4に図示した本実施例の槽体ユニットは、図1に示す飲食店においてよく用いる一般的には流し台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7底面に相当する箇所に配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する槽体部7底面に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では負荷部3として温度調節装置である冷却装置20を備えている。具体的にはビールサーバーで、このビールサーバーはビールを抽出する際に瞬間的に冷却する冷却装置20を備えている。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、飲食店において、ビールを抽出したいときに、当該負荷部3を備えたビールサーバーを槽体部7の印のついた箇所に載置するだけで、冷たいビールを抽出することができる。また、ビールを抽出時にこぼれてしまっても、そのまま槽体ユニットの蛇口17から槽体部7内に上水を流すことできれいに洗浄できるし、漏電などの危険もない。また、槽体部7内で食器洗いなどをする場合には槽体部7内部を広く使えた方が使いやすいので、その場合には負荷部3であるビールサーバーを取り外す事で槽体部7内部を広く使うことができる。この場合にももちろん漏電などの危険は全くない。
また、図12に示したように、当該非接触電源装置6は以下のように電力を送電する。
高周波発振回路31により高周波電流を発生させ、送電ユニット1のコイルで高周波電磁界を発生させる。そして、受電ユニット2のコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電し、受電ユニット2の高周波電流を整流回路32により直流に変換し、負荷部3まで電力を送電することが出来る。尚、送電コイル、受電コイルはフェライトコアに巻き線を施したものである。
以下に本発明の第2実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図5に図示した本実施例の槽体ユニットは、図1に示す飲食店においてよく用いる一般的には流し台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7底面に相当する箇所及び槽体部7裏側の天板位置に相当する箇所に配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する槽体部7底面及び槽体部7の天板に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では負荷部3として槽体部7底面に配置される負荷部3は撹拌装置18が備えられて、調理用の撹拌装置18(一般的にはミキサーと呼ぶ)として用いられる。また、槽体部7天板上の負荷部3は温度調節装置である加温・保温装置が備えられて、日本酒の熱燗の保温・加熱装置21として用いられる。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、飲食店において、例えば卵を撹拌する場合、撹拌には人間が行うと非常に時間が掛かるものであるが、本実施例では負荷部3であるミキサーを槽体部7底面の印の上に載置し、卵を負荷部3のミキサーに投入するだけで自動的に撹拌できるので、撹拌中にその他の仕事を行いながら調理をすることが出来る。また、日本酒の熱燗においては温度管理が非常に難しいが、電気的制御で温度を一定に保つことが出来るので、いつどんなときにでもすぐさま熱燗を用意することが出来る。そして、仮にミキサーから撹拌物が飛び出したりしてもすぐさま蛇口17から水を出すだけで槽体部7内部を簡単に清掃することができる。また、このような使用状況でも漏電の可能性はない。また、槽体部7内で食器洗いなどをする場合には槽体部7内部を広く使えた方が使いやすいので、その場合には負荷部3であるミキサーを取り外す事で槽体部7内部を広く使うことができる。この場合にももちろん漏電などの危険は全くない。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第3実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図6に図示した本実施例の槽体ユニットは、図1に示す家庭の台所において用いる一般的には流し台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。また、本実施例では大きさの相違する槽体部7を2個構成してなり、本実施例では、便宜上大きい槽体部7を槽体部7と呼称し、小さい槽体部7をポケットシンク10と呼称する。
排水口8は、前記槽体部7底面及びポケットシンク10底面に開口される穴であって、槽体部7やポケットシンク10内に貯水された水や排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方及びポケットシンク10下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。槽体部7排水口8からの排水管15とポケットシンク10排水口8からの排水管15は合流し、最終的には下水管へと接続される。尚、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。尚、当該蛇口17は槽体部7内及びポケットシンク10の両方共に上水を供給できるように配置構成されている。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側方向の排水口8の下方の排水管15に配置構成され、他方のポケットシンク10裏面にも複数の送電ユニット1を配置構成して成る。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、ポケットシンク10の裏面及び排水口8の裏面の排水管15付近に設置されている送電ユニット1に対し、ポケットシンク10や排水管15を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2はポケットシンク10や排水管15を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当するポケットシンク10底面及び排水口8付近に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、ポケットシンク10もしくは排水管15の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。尚、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では排水口8に配置される受電ユニット2に負荷部3として粉砕装置19が備えられる。この粉砕装置19は調理用の粉砕装置19(一般的にはディスポーザーと呼ぶ)として用いられ、主に台所で発生した調理中の厨芥や食べ残しなどの厨芥を粉砕して下水へと排出する装置として備えられる。また、他方のポケットシンク10底面の複数の負荷部3は、例えば調理用の持ち運び可能な撹拌装置18(一般的にはハンドミキサーと呼ぶ)や、入れ歯などを洗浄する超音波発生装置23、そして充電装置28として電動式歯ブラシが備えられてそれぞれの用途で用いられる。また、本実施例ではポケットシンク10に沿うようにカバー体30を構成した。このカバー体30は、ポケットシンク10及びポケットシンク10底面の複数の受電ユニット2の上に被さるように装着でき、このカバー体30底面にも超音波発生装置23である負荷部3をそなえ、ポケットシンク10に取り付けられたときにポケットシンク10底面の受電ユニット2から電力を受電する構造となっている。尚、このカバー体30が取り付けられた場合には、ポケットシンク10自身が超音波発生装置23となっているため、食器などを当該ポケットシンク10に入れるだけで食器を超音波洗浄することができる。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7から排水口8を介して排水管15の合流部を通過し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。また、ポケットシンク10に排水が発生した場合にも、ポケットシンク10から排水口8を介して排水管15の合流部を通過し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、台所において、調理中に発生する厨芥や食後の食べ残しなどの厨芥が発生した場合場合には、排水口8内にその厨芥を投入してスイッチを入れるだけで粉砕装置19が作動し、厨芥を細かく粉砕してそのまま排水管15下流へ排水するので、わざわざゴミ箱などに生ごみを捨てる必要がないので非常に手軽であるし、調理中の手間もなくなる。
また、調理中に卵や粉体の撹拌などを使用する場合はポケットシンク10で充電している撹拌装置18を使用したり、入れ歯などの清掃がしたければポケットシンク10内の超音波発生装置23で清掃したり、ポケットシンク10内で充電した電動歯ブラシで歯磨きなどを行ってもよい。また、食器などを洗浄したければ、カバー体30をポケットシンク10内に設置するだけで、カバー体30に内蔵されている超音波発生装置23が作動して、ポケットシンク10内の食器を超音波洗浄することができる。
そして、ポケットシンク10内が汚れても、すぐさま蛇口17から水を出すだけでポケットシンク10内部を簡単に清掃することができる。また、このような使用状況でも漏電の可能性はない。また、槽体部7に排水しても、もちろん漏電などの危険は全くない。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第4実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図7に図示した本実施例の槽体ユニットは、図2に示す家庭においてよく用いる一般的には洗面台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。また、槽体部7側面には、槽体部7内に貯水される排水があふれ出すことを防止するためのオーバーフロー口11を開口している。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。また、オーバーフロー口11にも排水管15が接続され、排水口8からの排水管15と適宜箇所で合流して構成される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7底面に相当する箇所に配置構成されている。また、槽体部7のオーバーフロー口11の側面に位置する裏面にも送電ユニット1が配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対しては、槽体部7を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する槽体部7底面に脱着自在に配置される。また、オーバーフロー口11の裏面の側面位置に設置されている送電ユニット1に対しては、槽体部7を介して槽体部7のオーバーフロー口11の位置する側面方向に配置して、送電ユニット1から電力を受電させる。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ側面に相当する槽体部7側面のオーバーフロー口11に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では槽体部7底面に備えた負荷部3として超音波発生装置23を備えている。具体的にはコンタクトレンズ洗浄機である。
また、オーバーフロー口11の受電ユニット2に一体的に備えられた負荷部3はセンサー装置26であり、具体的には、槽体部7内の水位を検出するセンサー装置26が備えられている。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、合流部を介して排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、槽体部7内の水が溢れそうになれば、槽体部7側面に構成されたオーバーフロー口11から排水が排水管15へ排出され、この排水も合流部を介して排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、洗面ボウルにおいて、コンタクトレンズを清掃したいときに、当該負荷部3である超音波発生装置23を槽体部7の印のついた箇所に載置するだけで、超音波発生装置23に電力を供給することが出来る。また、槽体部7内に排水が貯水され、オーバーフロー口11からの排水量をも超えた場合には、オーバーフロー口11に設置された水位検出装置(センサー装置26)が水位を検知し、警告音を発信することで使用者に知らしめることができ、排水が槽体部7からあふれ出すことを防止することができる。
また、超音波発生装置23内の水溶液を排出するのも槽体部7内に排水するので、わざわざ排水する場所への移動がなく、手間が必要ない。そして、当該水溶液などによる漏電などの危険もない。また、槽体部7内を広く使う場合には負荷部3である超音波発生装置23を取り外す事で槽体部7内部を広く使うことができる。この場合にももちろん漏電などの危険は全くない。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第5実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図8に図示した本実施例の槽体ユニットは、図2に示す家庭においてよく用いる一般的には洗面台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7側面に相当する箇所に配置構成されている。また、槽体部7裏側の排水口8の直下位置に相当する排水管15にも送電ユニット1が配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ側面に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ側面に相当する槽体部7底面に脱着自在に配置される。また、同じ理由から、槽体部7の裏面の排水口8の直下に設置されている送電ユニット1に対し、排水管15を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電し、受電ユニット2は排水管15を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する排水口8直下位置に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7又は排水管15の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では槽体部7側面に備えられた受電ユニット2の負荷部3として光源装置25であるLED装置を備えている。具体的には暗い槽体部7付近を明るく照射する装置である。また、排水口8直下に備えられる受電ユニット2の負荷部3は、排水口8に備えられる遠隔操作式排水栓装置の駆動装置29であって、この駆動装置29は操作部(図示せず)からの操作により駆動し、排水口8内に配置している弁体を上下動させる上に、この上動又は下動の弁体を位置固定までを行うことができる。また、弁体は上動時には槽体部7内の排水を排水口8から排水管15へ排出させ、弁体の下動時は排水口8を閉口させて、槽体部7内の排水を槽体部7内に貯水することができる。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、家庭において、真夜中などに槽体部7を使用したい際、わざわざ室内の電気を点灯せずとも槽体部7側面の光源装置25であるLED装置を点灯するだけで槽体部7内がLED装置により照射することができるので、点灯箇所の削減になり、その分の電気代が削減できる。また、遠隔操作式排水栓装置を設置したことにより、排水口8の止水・排水を遠隔操作により行うことができるので、老人や子供でも手軽で簡単に操作することが出来るようになった。また、これらの電力供給手段を非接触電源装置6を用いるので、漏電や感電の恐れもないので安全に使うことが出来る。また、特に遠隔操作式排水栓装置では、従来のようにワイヤー部材などの部材を使用しないため、排水口8及び排水管15内が凹凸なくフラットに出来るので、排水管15内の清掃も容易となる。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第6実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図9に図示した本実施例の槽体ユニットは、図2に示す医療施設や開発研究施設においてよく用いる一般的には流し台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7底面に相当する箇所に配置構成されている。また、槽体部7裏側の排水口8の直下位置に相当する排水管15にも送電ユニット1が配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する槽体部7底面に脱着自在に配置される。また、同じ理由から、槽体部7の裏面の排水口8の直下に位置するよう設置されている送電ユニット1に対し、排水管15を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電し、受電ユニット2は排水管15を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する排水口8直下位置に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7または排水管15の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続し電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では負荷部3として振動発生装置24または撹拌装置18である各種分析装置、各種調剤装置を備えている。尚、当該振動発生装置24と撹拌装置18は、それぞれ適宜脱着して取り替えることが可能である。これらは使用に応じて適宜取り替えることができる。
また、排水口8直下に備えられる受電ユニット2の負荷部3は、排水口8に備えられる遠隔操作式排水栓装置の駆動装置29であって、この駆動装置29は操作部(図示せず)からの操作により駆動し、排水口8内に配置している弁体を上下動させる上に、この上動又は下動の弁体を位置固定までを行うことができる。また、弁体は上動時には槽体部7内の排水を排水口8から排水管15へ排出させ、弁体の下動時は排水口8を閉口させて、槽体部7内の排水を槽体部7内に貯水することができる。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、医療施設、開発研究施設において、調剤などの撹拌や血液の撹拌を行いたい場合は撹拌装置18を用いたり、薬剤の分析や血液の分析を行いたい場合において振動発生装置24を用いることで、各種血液や薬剤の分析や撹拌などを行うことができる。また、これらの分析や撹拌が行った薬剤については、法律で許される範囲内においてそのまま下水へと排出することができる。そして、この撹拌装置18や振動発生装置24を洗浄する場合もこの槽体部7内で行うことができる。また、遠隔操作式排水栓装置を設置したことにより、排水口8の止水・排水を遠隔操作により行うことができるので、老人や子供でも手軽で簡単に操作することが出来るようになった。また、これらの電力供給手段を非接触電源装置6を用いるので、漏電や感電の恐れもないので安全に使うことが出来る。また、特に遠隔操作式排水栓装置では、従来のようにワイヤー部材などの部材を使用しないため、排水口8及び排水管15内が凹凸なくフラットに出来るので、排水管15内の清掃も容易となる。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第7実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図10に図示した本実施例の槽体ユニットは、図3に示す浴室においてよく用いる一般的には浴室の浴槽と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、防水パン部12、エプロン部14、排水口8、排水管15、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。本実施例では浴槽を槽体部7として備える。
防水パン部12は、槽体部7を載置するパンと、洗い場を形成するパンから構成され、両者共に排水穴13を開口している。
エプロン部14は、防水パン部12と槽体部7を水密的に区画する板材であって、洗い場部から脱着自在に構成される。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では防水パン部12の排水穴13を介して防水パン部12裏側に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、槽体部7側面方向の槽体部7裏面側に相当する箇所に配置構成されている。尚、当該槽体部7裏面はエプロン部14で水密的に区切られている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏側に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ側面となるように配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ側面に相当する槽体部7側面に脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、エプロン部14で水密的に区切られた壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では負荷部3として記録媒体に記録された音楽再生装置22を備えている。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、入浴中において、リラックス効果などを目的として音楽を楽しみたい場合、音楽再生装置22を再生するだけで音楽を再生することが出来、音楽を楽しむことが出来る。また、槽体部7内を清掃したい場合などは再生装置22を取り外すことができるので、槽体部7内の隅々を清掃することができる。また、電力を非接触電源装置6を用いているので漏電の危険もない。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
以下に本発明の第8実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図11に図示した本実施例の槽体ユニットは、図1に示す台所においてよく用いる一般的には流し台と呼ばれる槽体ユニットに用いられると共に、以下に記載する槽体部7、排水口8、排水管15、キャビネット部9、蛇口17、非接触電源装置6、から構成される。
槽体部7は、内部に水を貯水することができる箱体であって、底部に後記する排水口8を開口して構成する。
排水口8は、前記槽体部7底面に開口される穴であって、槽体部7内に貯水された水や、槽体部7で発生した排水を最終的には下水へと排水するための開口である。
排水管15は、槽体部7下方から排水口8に接続される管体であって、当該実施例では後記するキャビネット部9内に配置される。排水管15は最終的には下水管へと接続されると共に、当該実施例では排水管15の途中位置に、下水管からの臭気や害虫が室内側へ逆流することを防止する排水トラップ装置16を備えて構成される。
キャビネット部9は、槽体部7下方に設置される前面に開閉扉のある箱体であって、内部に洗剤や鍋などを収納する収納スペースと前記した排水管15を備えて構成される。
蛇口17は、槽体部7の天板に構成され、上水管と接続されているので、蛇口17を開栓すると上水が蛇口17から排出される。
非接触電源装置6は、受電ユニット2、送電ユニット1、電源プラグ4、電源5、負荷部3、から構成される。
送電ユニット1は、電気を送電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで高周波電磁界を発生させる装置である。本実施例では、キャビネット部9内の槽体部7裏側の槽体部7底面に相当する箇所に複数配置構成されている。
電源プラグ4は、後記する電源5から電力を送電ユニット1に入力する装置で、前記送電ユニット1に接続構成される。
受電ユニット2は、送電ユニット1からの送電を受電する装置であり、具体的には銅線などの線材を螺旋状に巻いたコイルで送電ユニット1の電磁界を電磁誘導で受電する装置である。そして、受電ユニット2は送電ユニット1からの電力を受電しなければならないので、槽体部7の裏面に設置されている送電ユニット1に対し、槽体部7を介してほぼ直上に配置して、送電ユニット1から電力を受電しなければならない。従って、受電ユニット2は槽体部7を介して送電ユニット1のほぼ直上に相当する槽体部7底面に複数個脱着自在に配置される。
尚、送電ユニット1と受電ユニット2は完全分離で構成されているので、槽体部7の厚み部分を介して送電/受電を行っている。
また、槽体部7表側からは槽体部7裏面に配置されている送電ユニット1が目視できないから受電ユニット2をセットする箇所がわかりにくい。従って、本実施例では予め送電ユニット1の配置箇所が槽体部7表側から視認できるよう、槽体部7表側の送電ユニット1の配置箇所に相当する部分に印をつけている。このようにすることで、受電ユニット2を配置する個所は槽体部7表側から使用者がすぐ視認できるようにしている。
電源5は、負荷部3に連続して電力を供給するものであって、本実施例では、家庭用電源コンセントを指す。直、本実施例については、キャビネット部9内の壁面に構成された電源コンセントに、電源プラグ4を差し込むことで、電力を送電ユニット1側へ入力することが出来る。
負荷部3は、電力の供給を受けて仕事をする装置であり、前記受電ユニット2に一体的に構成される。本実施例では負荷部3として水圧噴霧機及び水圧調整機能付き食器洗浄機27を備えている。また、当該食器洗浄機27用に上水が必要なため、当該上水管は送電ユニット1を介して水密的に負荷部3まで接続される。
以上のように構成された槽体ユニットは、以下のように作動または使用する。
槽体部7に排水が発生した場合には、槽体部7の排水は槽体部7から排水口8を介し排水管15へと排出され、更には排水管15中の排水トラップ装置16を介して最終的には下水へと排水される。
また、食器などを洗浄したい場合、槽体部7内に食器を載置し、スイッチを入れるだけで送電ユニット1が作動し、受電ユニット2を介して負荷部3まで電力を送電するので食器洗浄機27の水圧噴霧機や水圧調整機を作動させることが出来るので、食器を簡単に洗浄することができる。この場合にももちろん漏電などの危険は全くない。
また、本実施例においての非接触電源装置6の送電は、段落0033に記載した内容と同じ原理であるため省略する。
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲において適宜変更は可能である。
例えば上記実施例においては、遠隔操作式排水栓装置は洗面台に備えられた洗面ボウルに用いられているが、あくまでも洗面ボウルに採用すると効果的である、というだけであって、上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて浴室の浴槽などに採用しても構わない。
また、上記実施例では、受電ユニット2と負荷部3を一体的に構成しているが、別体に構成してもかまわない。
また、上記実施例においては、受電ユニット2と負荷部3を取り外し可能に構成しているが、取り外し不可の構成としても構わない。
また、受電ユニット2もしくは負荷部3は、適宜必要に応じて取り替えることももちろん可能である。
本発明の槽体ユニットを示す斜視図である。 本発明の槽体ユニットを示す斜視図である。 本発明の槽体ユニットを示す斜視図である。 本発明の第1実施例を示す断面図である。 本発明の第2実施例を示す断面図である。 本発明の第3実施例を示す断面図である。 本発明の第4実施例を示す断面図である。 本発明の第5実施例を示す断面図である。 本発明の第6実施例を示す断面図である。 本発明の第7実施例を示す断面図である。 本発明の第8実施例を示す断面図である。 本発明の非接触電源装置の原理図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 送電ユニット
2 受電ユニット
3 負荷部
4 電源プラグ
5 電源
6 非接触電源装置
7 槽体部
8 排水口
9 キャビネット部
10 ポケットシンク
11 オーバーフロー口
12 防水パン部
13 排水穴
14 エプロン部
15 排水管
16 排水トラップ装置
17 蛇口
18 撹拌装置
19 粉砕装置
20 冷却装置
21 加熱装置
22 再生装置
23 超音波発生装置
24 振動発生装置
25 光源装置
26 センサー装置
27 食器洗浄機
28 充電装置
29 遠隔操作式排水栓装置の駆動装置
30 カバー体
31 高周波発振回路
32 整流回路

Claims (22)

  1. 電力の供給を受けて仕事をする負荷部3を備えると共に、電気を送電する送電ユニット1、送電ユニット1からの送電を受電する受電ユニット2のそれぞれを完全分離で構成して、送電ユニット1から非接触に受電ユニット2に電力を供給する非接触電源装置6を、底面に排水口8を備えた槽体部7に一つのユニットとして組み込んで構成したことを特徴とする槽体ユニット。
  2. 前記負荷部3を受電ユニット2に一体的に構成したことを特徴とする前記請求項1に記載の槽体ユニット。
  3. 前記槽体部7に、前記非接触電源装置6を複数構成したことを特徴とする前記請求項1又は請求項2に記載の槽体ユニット。
  4. 槽体部7内部に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  5. 槽体部7の排水口8に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  6. 槽体部7の上縁に構成される天板に受電ユニット2が配置されることを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  7. 前記槽体ユニットに複数の槽体部7を構成したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  8. 前記受電ユニット2を槽体部7から脱着自在に構成したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  9. 前記受電ユニット2を取り替え可能に構成したことを特徴とする前記請求項8に記載の槽体ユニット。
  10. 前記受電ユニット2の負荷部3を撹拌装置18としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  11. 前記受電ユニット2の負荷部3を粉砕装置19としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  12. 前記受電ユニット2の負荷部3を温度調節装置としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  13. 前記温度調節装置を加熱装置21としたことを特徴とする前記請求項12に記載の槽体ユニット。
  14. 前記温度調節装置を冷却装置20としたことを特徴とする前記請求項12に記載の槽体ユニット。
  15. 前記受電ユニット2の負荷部3を記録媒体の再生装置22としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  16. 前記受電ユニット2の負荷部3を超音波発生装置23としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  17. 前記受電ユニット2の負荷部3を振動発生装置24としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  18. 前記受電ユニット2の負荷部3を光源装置25としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  19. 前記受電ユニット2の負荷部3をセンサー装置26としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  20. 前記受電ユニット2の負荷部3を食器洗浄機27としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  21. 前記受電ユニット2の負荷部3を充電装置28としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
  22. 前記受電ユニット2の負荷部3を、排水口8に備えられる弁体を上昇/下降駆動させる駆動装置29としたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の槽体ユニット。
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