JP2896136B2 - 冷凍生地またはその類似物のための容器および調味料カップ - Google Patents
冷凍生地またはその類似物のための容器および調味料カップInfo
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍生地または他
の膨張性の製品のための容器および、該容器内に収納す
る、冷却剤またはその類似物を収容するための調味料カ
ップに関するものである。
の膨張性の製品のための容器および、該容器内に収納す
る、冷却剤またはその類似物を収容するための調味料カ
ップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】冷凍生地製品を容器に詰めるに際し、そ
の容器は、二重に接合した金属製の端部を有する、螺旋
状に巻いた複合材料製の容器を含み、時としてこの容器
内部に、冷却剤やその類似物のような調味料を含むこと
が望ましい。それによって、消費者が容器を開けて冷凍
生地を焼くために取り出す時、前記の冷却剤やその類似
物のような調味料にもアクセスするようになる。従来
は、冷却剤はポーチ内に詰められ、この冷却剤は紙製ス
リーブ内に配置され、またこの紙製スリーブは冷凍生地
容器の一端に配置され、さらに生地と前記紙スリーブ内
に配置した冷却剤用ポーチとの間に緩い金属製隔壁を設
けている。しかしながら、こうした配置には、以下のよ
うな大きな問題がある。すなわち、容器内の生地から
は、しばしば「シロップ」状の物質が浸み出し、これは
前記金属製隔壁を通過して冷却剤用ポーチを収納した前
記紙製スリーブに侵入することが可能であり、そのため
前記スリーブを分解かつ破壊し、最終的には容器を破損
させてしまう。前記金属隔壁の縁部は、しばしば、前記
生地からの「シロップ」が容器の本体を濡らしてしまう
ことにより容器の内張りを切断し、その結果冷凍生地用
パッケージの耐用期間を減少させてしまう。
の容器は、二重に接合した金属製の端部を有する、螺旋
状に巻いた複合材料製の容器を含み、時としてこの容器
内部に、冷却剤やその類似物のような調味料を含むこと
が望ましい。それによって、消費者が容器を開けて冷凍
生地を焼くために取り出す時、前記の冷却剤やその類似
物のような調味料にもアクセスするようになる。従来
は、冷却剤はポーチ内に詰められ、この冷却剤は紙製ス
リーブ内に配置され、またこの紙製スリーブは冷凍生地
容器の一端に配置され、さらに生地と前記紙スリーブ内
に配置した冷却剤用ポーチとの間に緩い金属製隔壁を設
けている。しかしながら、こうした配置には、以下のよ
うな大きな問題がある。すなわち、容器内の生地から
は、しばしば「シロップ」状の物質が浸み出し、これは
前記金属製隔壁を通過して冷却剤用ポーチを収納した前
記紙製スリーブに侵入することが可能であり、そのため
前記スリーブを分解かつ破壊し、最終的には容器を破損
させてしまう。前記金属隔壁の縁部は、しばしば、前記
生地からの「シロップ」が容器の本体を濡らしてしまう
ことにより容器の内張りを切断し、その結果冷凍生地用
パッケージの耐用期間を減少させてしまう。
【０００３】これらの問題のいくつかを解決するため、
プラスチックまたはその類似物からなる小さいカップ
を、冷凍生地容器の中の一端に、前記カップに調味料を
入れるために、このカップの開放された側の端部を容器
端部の閉鎖部に向けるように配置することが提案されて
いる。この調味料を収容したプラスチック製カップの閉
鎖された端部にフランジを設けることにより、カップの
他の部分と、カップ内の調味料を収容する開放された端
部とを、容器内の生地から浸み出る液体または「シロッ
プ」からシールすることが提案されている。こうした形
の構成は、先行する米国特許第 3,182,890号に開示され
ている。この特許では、生地が「出て行く」ことによる
生地の膨張と発生する圧力により、プラスチック製カッ
プ上のフランジに対して加わる圧力が、生地からの液体
が調味料の収容されている区画を通過するのを防ぐため
のシールの効果を増加させる。
プラスチックまたはその類似物からなる小さいカップ
を、冷凍生地容器の中の一端に、前記カップに調味料を
入れるために、このカップの開放された側の端部を容器
端部の閉鎖部に向けるように配置することが提案されて
いる。この調味料を収容したプラスチック製カップの閉
鎖された端部にフランジを設けることにより、カップの
他の部分と、カップ内の調味料を収容する開放された端
部とを、容器内の生地から浸み出る液体または「シロッ
プ」からシールすることが提案されている。こうした形
の構成は、先行する米国特許第 3,182,890号に開示され
ている。この特許では、生地が「出て行く」ことによる
生地の膨張と発生する圧力により、プラスチック製カッ
プ上のフランジに対して加わる圧力が、生地からの液体
が調味料の収容されている区画を通過するのを防ぐため
のシールの効果を増加させる。
【０００４】理論的には、この先行する米国特許第 3,1
82,890号のプラスチック製容器の調味料の配置は、上で
議論したような従来の配置の問題のいくつかを解消しう
ることとなりうるが、フランジを有するプラスチック製
カップの開示された構造は、商業的に生産する立場から
は、現実的なものではない。プラスチック製カップは、
プラスチック材料から射出成形またはブロー成形のいず
れか一方により形成され、前記カップの閉鎖された端部
のフランジの形成は、商業的に生産する立場からは、現
実的なものではない。また、容器内の生地が「出て行
く」ことにより生じる圧力および力が、先行する米国特
許第 3,182,890号のプラスチック製調味料カップの閉鎖
された端部の平坦面を凹ませることとなり、それによっ
て調味料カップのフランジと容器内部とのシールされた
係合が移動もしくは緩むこととなる。
82,890号のプラスチック製容器の調味料の配置は、上で
議論したような従来の配置の問題のいくつかを解消しう
ることとなりうるが、フランジを有するプラスチック製
カップの開示された構造は、商業的に生産する立場から
は、現実的なものではない。プラスチック製カップは、
プラスチック材料から射出成形またはブロー成形のいず
れか一方により形成され、前記カップの閉鎖された端部
のフランジの形成は、商業的に生産する立場からは、現
実的なものではない。また、容器内の生地が「出て行
く」ことにより生じる圧力および力が、先行する米国特
許第 3,182,890号のプラスチック製調味料カップの閉鎖
された端部の平坦面を凹ませることとなり、それによっ
て調味料カップのフランジと容器内部とのシールされた
係合が移動もしくは緩むこととなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、冷凍生地または他の膨張性の製品の容器に用い
る、冷却剤またはその類似物を収容するためのプラスチ
ック製調味料カップを提供するものであり、このカップ
は経済的に商業的な生産を行うことができ、かつ、調味
料カップと容器内の生地または他の膨張性の製品との間
の望ましいシールをもたらすものである。
目的は、冷凍生地または他の膨張性の製品の容器に用い
る、冷却剤またはその類似物を収容するためのプラスチ
ック製調味料カップを提供するものであり、このカップ
は経済的に商業的な生産を行うことができ、かつ、調味
料カップと容器内の生地または他の膨張性の製品との間
の望ましいシールをもたらすものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明により、上記の目
的が、以下のような要素を含む容器および調味料カップ
を提案することにより達成されることが理解されるであ
ろう。容器は、所定の直径の内壁を有する細長の円筒形
本体と、端部の閉鎖部とを具え、調味料カップは、一端
がドーム状の凸型端部で閉じられ、他端が開放された略
円筒形の側壁を有する可撓性プラスチックの略カップ形
の部材を具える。前記円筒形の側壁は、調味料カップを
前記容器の前記円筒形本体内部に配置したときにゆるや
かな摩擦による嵌合がなされるように前記容器の内壁の
直径よりもわずかに小さいだけの外径を有する。前記調
味料カップは、調味料を満たすように適応され、かつ前
記容器の円筒形本体内部の一端に、該カップの開放され
た側の端部を前記閉鎖部に対面させて収納するように前
記容器内に配置される。前記容器は、冷凍生地または他
の膨張性の製品を満たすように適応され、それによって
前記製品が該容器内で膨張したときに、前記製品が前記
調味料カップの前記ドーム状の凸型端部を圧迫してこの
端部を内側へ変形させ、そのため前記カップの側壁が外
方へ変形して前記容器の内壁と前記カップの側壁との間
の強固な摩擦による嵌合がなされることにより、前記カ
ップ内の調味料が前記容器内の生地に対して密封され
る。
的が、以下のような要素を含む容器および調味料カップ
を提案することにより達成されることが理解されるであ
ろう。容器は、所定の直径の内壁を有する細長の円筒形
本体と、端部の閉鎖部とを具え、調味料カップは、一端
がドーム状の凸型端部で閉じられ、他端が開放された略
円筒形の側壁を有する可撓性プラスチックの略カップ形
の部材を具える。前記円筒形の側壁は、調味料カップを
前記容器の前記円筒形本体内部に配置したときにゆるや
かな摩擦による嵌合がなされるように前記容器の内壁の
直径よりもわずかに小さいだけの外径を有する。前記調
味料カップは、調味料を満たすように適応され、かつ前
記容器の円筒形本体内部の一端に、該カップの開放され
た側の端部を前記閉鎖部に対面させて収納するように前
記容器内に配置される。前記容器は、冷凍生地または他
の膨張性の製品を満たすように適応され、それによって
前記製品が該容器内で膨張したときに、前記製品が前記
調味料カップの前記ドーム状の凸型端部を圧迫してこの
端部を内側へ変形させ、そのため前記カップの側壁が外
方へ変形して前記容器の内壁と前記カップの側壁との間
の強固な摩擦による嵌合がなされることにより、前記カ
ップ内の調味料が前記容器内の生地に対して密封され
る。
【０００７】好ましくは、調味料カップの前記円筒形の
側壁は厚さの増した部分を含み、この厚さの増した部分
での外径を規定するために、この部分で前記円筒形の側
壁と前記凸型端部とが接続し、前記厚さの増した部分の
外径は、カップと前記容器の内壁との間の摩擦による嵌
合を強化するとともに、前記ドーム状の凸型端部が前記
容器内の前記膨張性の製品によって内側へ変形したとき
に密封状態を形成するように、前記円筒形の側壁の外径
よりもわずかに大きい。容器の円筒形本体を、螺旋状に
巻いた複合材料により形成し、前記閉鎖部は、前記本体
と接合した金属製端部を具える。
側壁は厚さの増した部分を含み、この厚さの増した部分
での外径を規定するために、この部分で前記円筒形の側
壁と前記凸型端部とが接続し、前記厚さの増した部分の
外径は、カップと前記容器の内壁との間の摩擦による嵌
合を強化するとともに、前記ドーム状の凸型端部が前記
容器内の前記膨張性の製品によって内側へ変形したとき
に密封状態を形成するように、前記円筒形の側壁の外径
よりもわずかに大きい。容器の円筒形本体を、螺旋状に
巻いた複合材料により形成し、前記閉鎖部は、前記本体
と接合した金属製端部を具える。
【０００８】上述した構成によれば、好ましくは円筒形
の側壁とドーム状の凸型端部との接続部で厚さの増した
部分を有する調味料カップは、先に提案されている複雑
なフランジの配置を含まないため、射出成形またはブロ
ー成形により経済的な商業的生産を容易に行うことがで
きる。また、先行技術の調味料カップの構造における平
坦な端部に対して、このドーム状の凸型端部は、調味料
カップの側壁の拡張を強化し、かつ、好ましくは、厚さ
の増した部分は、平坦な端部が凹んだ端部に変形する時
のようにカップの収縮を生じさせることはない。
の側壁とドーム状の凸型端部との接続部で厚さの増した
部分を有する調味料カップは、先に提案されている複雑
なフランジの配置を含まないため、射出成形またはブロ
ー成形により経済的な商業的生産を容易に行うことがで
きる。また、先行技術の調味料カップの構造における平
坦な端部に対して、このドーム状の凸型端部は、調味料
カップの側壁の拡張を強化し、かつ、好ましくは、厚さ
の増した部分は、平坦な端部が凹んだ端部に変形する時
のようにカップの収縮を生じさせることはない。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明のいくつかの目的および利
点については前述したが、他の目的および利点について
は、以下の本発明の好適な実施形態の、添付の図面を組
み合わせた詳細な説明で明らかになるであろう。
点については前述したが、他の目的および利点について
は、以下の本発明の好適な実施形態の、添付の図面を組
み合わせた詳細な説明で明らかになるであろう。
【００１０】ここで図面、特に図１を参照すると、図
は、冷凍生地または他の膨張性の製品Ｐの容器10およ
び、この容器10内に配置した、冷却剤または他の調味料
Ｃを収容するための調味料カップ20を示すものである。
容器10は、細長の略円筒形の本体11を具え、本体11は所
定の直径の内壁12を有する。容器10はまた、端部の閉鎖
部14を含む。冷凍生地Ｐに用いるための、容器10の本体
11の好ましい構造は、複合材料を螺旋状に巻いた構造で
ある。この螺旋状に巻いた複合材料製の容器は、当業者
には良く理解されているものであり、本発明の理解のた
めには、完全な説明は必要ではないと考えられる。端部
の閉鎖部14は、好ましくは図１に示すように本体11と接
合した金属製の端部であり、これもまた当業者には公知
のものである。
は、冷凍生地または他の膨張性の製品Ｐの容器10およ
び、この容器10内に配置した、冷却剤または他の調味料
Ｃを収容するための調味料カップ20を示すものである。
容器10は、細長の略円筒形の本体11を具え、本体11は所
定の直径の内壁12を有する。容器10はまた、端部の閉鎖
部14を含む。冷凍生地Ｐに用いるための、容器10の本体
11の好ましい構造は、複合材料を螺旋状に巻いた構造で
ある。この螺旋状に巻いた複合材料製の容器は、当業者
には良く理解されているものであり、本発明の理解のた
めには、完全な説明は必要ではないと考えられる。端部
の閉鎖部14は、好ましくは図１に示すように本体11と接
合した金属製の端部であり、これもまた当業者には公知
のものである。
【００１１】調味料カップ20は、可撓性プラスチックの
略カップ型の部材を具え、この部材は、その一端をドー
ム状の凸型端部で閉じられた略円筒形の側壁21を有し、
この側壁の他端は開放されている。円筒形の側壁21は、
図面からも明らかなように、容器の内壁12の直径よりも
わずかに小さいだけの外径を有する。これは、調味料カ
ップ20を容器10の円筒形本体11内に配置したときに、こ
の本体との緩やかな摩擦による嵌合が生じるようにする
ためである。
略カップ型の部材を具え、この部材は、その一端をドー
ム状の凸型端部で閉じられた略円筒形の側壁21を有し、
この側壁の他端は開放されている。円筒形の側壁21は、
図面からも明らかなように、容器の内壁12の直径よりも
わずかに小さいだけの外径を有する。これは、調味料カ
ップ20を容器10の円筒形本体11内に配置したときに、こ
の本体との緩やかな摩擦による嵌合が生じるようにする
ためである。
【００１２】調味料カップ20の円筒形の側壁21は、好ま
しくは、円筒形の側壁21がドーム状の凸型端部と接続す
る箇所で厚さの増した壁部分21a を含み、この壁部分の
外径を規定するために、その外径は、円筒形の側壁21の
残りの部分の外径よりもわずかに大きい。
しくは、円筒形の側壁21がドーム状の凸型端部と接続す
る箇所で厚さの増した壁部分21a を含み、この壁部分の
外径を規定するために、その外径は、円筒形の側壁21の
残りの部分の外径よりもわずかに大きい。
【００１３】調味料Ｃを満たした調味料カップ20を、容
器10内の、その円筒形本体11の一端に、カップ20の開放
された側の端部を閉鎖部14に向けて配置する。容器10は
冷凍生地または他の膨張性の製品Ｐで満たされ、製品Ｐ
が容器10内で膨張すると、Ｐは（特に図４に示すよう
に）調味料カップ20の凸型端部22を圧迫するようにな
り、凸型端部22は、（図２および３に示すように）その
通常の位置から内側へ変形し、そのため、（図１から４
に示すように）カップ20内の調味料Ｃを容器10内の製品
Ｐからシールするように、容器10の内壁との強固な摩擦
による嵌合をもたらすために、カップの側壁21および21
a が外方へ変形する。壁21の厚さの増した部分は、容器
10内の膨張性の製品Ｐによって調味料カップ20のドーム
状の凸型端部22が内側へ変形するときに、この摩擦によ
る嵌合を強化し、かつシールを形成する。
器10内の、その円筒形本体11の一端に、カップ20の開放
された側の端部を閉鎖部14に向けて配置する。容器10は
冷凍生地または他の膨張性の製品Ｐで満たされ、製品Ｐ
が容器10内で膨張すると、Ｐは（特に図４に示すよう
に）調味料カップ20の凸型端部22を圧迫するようにな
り、凸型端部22は、（図２および３に示すように）その
通常の位置から内側へ変形し、そのため、（図１から４
に示すように）カップ20内の調味料Ｃを容器10内の製品
Ｐからシールするように、容器10の内壁との強固な摩擦
による嵌合をもたらすために、カップの側壁21および21
a が外方へ変形する。壁21の厚さの増した部分は、容器
10内の膨張性の製品Ｐによって調味料カップ20のドーム
状の凸型端部22が内側へ変形するときに、この摩擦によ
る嵌合を強化し、かつシールを形成する。
【００１４】好ましい厚さの増した壁部分21a を有する
プラスチック製調味料カップ20は、射出成形またはブロ
ー成形により容易に、また経済的かつ商業的に生産する
ことができ、また、商業的な生産のための作業を妨げる
ような複雑なフランジまたは他の構造を含まない。
プラスチック製調味料カップ20は、射出成形またはブロ
ー成形により容易に、また経済的かつ商業的に生産する
ことができ、また、商業的な生産のための作業を妨げる
ような複雑なフランジまたは他の構造を含まない。
【００１５】図面および明細書において、本発明の好適
な実施形態を述べ、また特殊な用語を用いたが、これら
の用語は、一般的かつ記述的にのみ用いたものであり、
請求項に記載した本発明の範囲を限定する目的のもので
はない。
な実施形態を述べ、また特殊な用語を用いたが、これら
の用語は、一般的かつ記述的にのみ用いたものであり、
請求項に記載した本発明の範囲を限定する目的のもので
はない。
【図１】本発明によって構成した、冷凍生地または他の
膨張性の製品を収容する容器および、冷却剤またはその
類似物を内部に収容する調味料カップを、一部を切り取
って、かつ断面で示す立面図である。
膨張性の製品を収容する容器および、冷却剤またはその
類似物を内部に収容する調味料カップを、一部を切り取
って、かつ断面で示す立面図である。
【図２】図１に示す、冷却剤またはその類似物を収容す
る調味料カップの斜視図である。
る調味料カップの斜視図である。
【図３】容器内の調味料カップおよびそのドーム状の凸
型端部が、冷凍した生地に対してこれに圧迫されてカッ
プの端部が内側に変形する前の状態を、一部を断面で示
す部分拡大図である。
型端部が、冷凍した生地に対してこれに圧迫されてカッ
プの端部が内側に変形する前の状態を、一部を断面で示
す部分拡大図である。
【図４】容器内の調味料カップを図３と同様に示す図で
あるが、カップのドーム状の凸型端部が膨張性の製品か
らの力によって変形し、それによってカップの側壁が外
方に変形して容器の内壁と強固な摩擦による嵌合をな
し、容器内の膨張性の製品からカップ内の中身をシール
する状態を示す部分断面図である。
あるが、カップのドーム状の凸型端部が膨張性の製品か
らの力によって変形し、それによってカップの側壁が外
方に変形して容器の内壁と強固な摩擦による嵌合をな
し、容器内の膨張性の製品からカップ内の中身をシール
する状態を示す部分断面図である。
10 冷凍生地容器 11 容器10の略円筒形本体 12 本体11の内壁 14 容器端部の閉鎖部 20 調味料カップ 21 カップ20の側壁 22 カップ20のドーム状の凸型端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレンダ カヒル アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29501 フローレンス ストックトン ドライヴ 3322 (72)発明者 ジェームス ヨハンソン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 12037 チャットハム チャーチ スト リート 52 (72)発明者 ヴィクター デスロジャース アメリカ合衆国 ニューヨーク州 12106 キンダーフック ウィリアムズ ストリート 55 (72)発明者 ジェームス スティーヴンス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 12033 キャッスルトン メープル ク レスト ドライヴ 1502 (56)参考文献 特開 平６−298256（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−52436（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−101466（ＪＰ，Ｕ) 米国特許3182890（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 67/00 - 79/02 B65D 81/18 - 81/30 B65D 81/38 B65D 8/04 B65D 25/20 B65D 85/50 A23L 1/22
Claims (3)
- 【請求項１】 冷凍生地または他の膨張性の製品のため
の容器および、この容器内に収納する調味料カップであ
って、 前記容器が、所定の直径の内壁を有する細長の円筒形本
体と、端部の閉鎖部とを具え、 前記調味料カップが、一端がドーム状の凸型端部で閉じ
られ、他端が開放された略円筒形の側壁を有する可撓性
プラスチックの略カップ形の部材を具え、前記円筒形の
側壁が、該調味料カップを前記容器の前記円筒形本体内
部に配置したときにゆるやかな摩擦による嵌合がなされ
るように前記容器の内壁の直径よりもわずかに小さいだ
けの外径を有する、容器およびカップにおいて、 前記調味料カップが、調味料を満たすように適応され、
かつ前記容器の円筒形本体内部の一端に、該カップの開
放された側の端部を前記閉鎖部に対面させて収納するよ
うに前記容器内に配置され、 前記容器が、冷凍生地または他の膨張性の製品を満たす
ように適応され、それによって前記製品が該容器内で膨
張したときに、前記製品が前記調味料カップの前記ドー
ム状の凸型端部を圧迫してこの端部を内側へ変形させ、
そのため前記カップの側壁が外方へ変形して前記容器の
内壁と前記カップの側壁との間の強固な摩擦による嵌合
がなされることにより、前記カップ内の調味料が前記容
器内の生地に対して密封される、冷凍生地または他の膨
張性の製品のための容器および、この容器内に収容する
調味料カップ。 - 【請求項２】 請求項１記載の容器およびカップにおい
て、 前記調味料カップの前記円筒形の側壁が厚さの増した部
分を含み、この厚さの増した部分での外径を規定するた
めに、この部分で前記円筒形の側壁と前記凸型端部とが
接続し、 前記厚さの増した部分の外径が、該カップと前記容器の
内壁との間の摩擦による嵌合を強化するとともに、前記
ドーム状の凸型端部が前記容器内の前記膨張性の製品に
よって内側へ変形したときに密封状態を形成するよう
に、前記円筒形の側壁の外径よりもわずかに大きい、冷
凍生地または他の膨張性の製品のための容器および、該
容器内に収容する調味料カップ。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の容器およびカッ
プにおいて、 前記容器の円筒形本体を、螺旋状に巻いた複合材料によ
り形成し、前記閉鎖部が、前記本体と接合した金属製端
部を具える、冷凍生地または他の膨張性の製品のための
容器および、この容器内に収容する調味料カップ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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