JP2896050B2 - 作業車の走行伝動構造 - Google Patents

作業車の走行伝動構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行用として無段変速
装置、前進用の動力を伝達する前進クラッチ及び後進用
の動力を伝達する後進クラッチを備えて走行伝動系を構
成している作業車の走行伝動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような走行用の無段変速装置、前
進及び後進クラッチを装備した作業車において、1本の
変速レバーで無段変速装置の変速操作、前進及び後進ク
ラッチの入切操作が行えるように構成することがある。
この場合、図4に示すように変速レバー41に対して、
これを左右方向に案内する左右操作経路42’、左右操
作経路42’の右端部から前方に延びる前進側操作経路
43’、左右操作経路42’の左端部から後方に延びる
後進側操作経路44’を備えているものがある。
【0003】これにより、図4に示すように変速レバー
41を左右操作経路42’の中立位置Nに操作している
と、無段変速装置1が中立停止位置に操作され、前進及
び後進クラッチが切り操作されて機体は停止している。
そして、図4に示す状態から変速レバー41を前進又は
後進停止位置FA’,RA’に操作すると、前進又は後
進クラッチが入り操作され(無段変速装置は中立停止位
置)、変速レバー41を前進側又は後進側操作経路4
3’,44’に沿って、前進又は後進停止位置FA’,
RA’から前進又は後進最高速位置FB’,RB’に操
作していくと、無段変速装置1が中立停止位置から高速
側に変速操作されていくのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す構成におい
ては、変速レバー41を前進停止位置FA’に操作する
と前進クラッチは入り操作されるが、無段変速装置は中
立停止位置に残されたままなので、機体は停止してい
る。そして、変速レバー41を前進停止位置FA’から
前進最高速位置FB’側に操作し、無段変速装置1を中
立停止位置から高速側に変速操作することにより機体が
前進していく。従って、この図4に示す構成において機
体を低速でゆっくりと前進させていく場合には、変速レ
バー41を前進停止位置FA’に操作してから変速レバ
ー41を少し前進最高速位置FB’側に操作し、無段変
速装置1を中立停止位置から少し高速側に変速操作する
必要がある。そして、このような低速状態を維持して機
体を前進させる場合には、変速レバー41を前述のよう
な前進停止位置FA’から前進最高速位置FB’側に少
し操作した中間位置に、保持し続けなければならない。
【0005】しかしながら、作業者が変速レバーを手で
持って、前進停止位置から前進最高速位置側に少し操作
した中間位置に正確に保持し続けることは実際には難し
く、機体が前進していくのに伴い、変速レバーの位置が
高速側にずれて機体の走行速度が速くなったり、変速レ
バーが前進停止位置にずれて機体が停止してしまったり
する。又、変速レバーを前述のような中間位置に保持し
続けることは、作業者にとっても疲れ易い操作である。
本発明は走行用の無段変速装置、前進及び後進クラッチ
を装備した作業車において、低速で前進及び後進し続け
る操作が確実に、且つ楽に行えるように構成することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車の走行伝動構造において、次のように構成す
ることにある。つまり、所定の最低速位置及び最高速位
置の間で無段階に変速操作可能な無段変速装置と、前進
用の動力を伝達する前進クラッチと、後進用の動力を伝
達する後進クラッチとを備えて走行伝動系を構成し、人
為的に操作される変速レバーを左右方向に案内する左右
操作経路と、左右操作経路の一方の端部から前方に延び
る前進側操作経路と、左右操作経路の他方の端部から後
方に延びる後進側操作経路とを備えると共に、変速レバ
ーが左右操作経路の左右中央の中立位置に操作される
と、無段変速装置が最低速位置に操作され、前進クラッ
チ及び後進クラッチの両方が切り操作されるように、変
速レバーと無段変速装置、前進クラッチ及び後進クラッ
チを連係する第1連係手段と、変速レバーが左右操作経
路の一方の端部に操作されると、無段変速装置が最低速
位置に操作されて前進クラッチが入り操作され、変速レ
バーが左右操作経路の一方の端部から前進側操作経路に
操作されると、前進クラッチが入り操作された状態で無
段変速装置が高速側に変速操作されるように、変速レバ
ーと無段変速装置及び前進クラッチを連係する第2連係
手段と、変速レバーが左右操作経路の他方の端部に操作
されると、無段変速装置が最低速位置に操作されて後進
クラッチが入り操作され、変速レバーが左右操作経路の
他方の端部から後進側操作経路に操作されると、後進ク
ラッチが入り操作された状態で無段変速装置が高速側に
変速操作されるように、変速レバーと無段変速装置及び
後進クラッチを連係する第3連係手段とを備えてある。
【0007】
【作用】本発明のように構成すると例えば図3に示すよ
うに、変速レバー41を左右操作経路42の中立位置N
に操作していると、無段変速装置は最低速位置に操作さ
れているが、前進及び後進クラッチの両方が切り操作さ
れているので、機体は停止している。次に、図3に示す
状態から変速レバー41を左右操作経路42に沿って一
方の端部(FAに対応)に操作すると、前進クラッチが
入り操作される。この場合、無段変速装置は最低速位置
に残されたままなので、機体は無段変速装置の最低速位
置で前進し始めていく。そして、変速レバー41を前進
側操作経路43に沿って操作していくと、前進クラッチ
が入り操作された状態で無段変速装置が最低速位置から
最高速位置側に変速操作されていく。以上のように、変
速レバー41を左右操作経路42に沿って一方の端部
(FAに対応)に操作し、左右操作経路42に当て付け
ておくことにより、前進状態で変速レバー41を無段変
速装置の最低速位置に保持しておくことができるのであ
る。
【0008】次に、図3に示す状態から変速レバー41
を左右操作経路42に沿って他方の端部(RAに対応)
に操作すると、後進クラッチが入り操作される。この場
合、無段変速装置は最低速位置に残されたままなので、
機体は無段変速装置の最低速位置で後進し始めていく。
そして、変速レバー41を後進側操作経路44に沿って
操作していくと、後進クラッチが入り操作された状態で
無段変速装置が最低速位置から最高速位置側に変速操作
されていく。以上のように、変速レバー41を左右操作
経路42に沿って他方の端部(RAに対応)に操作し、
左右操作経路42に当て付けておくことにより、後進状
態で変速レバー41を無段変速装置の最低速位置に保持
しておくことができるのである。
【0009】
【発明の効果】以上のように、左右操作経路の左右の端
部で無段変速装置が最低速位置に操作されるように設定
しておくことにより、変速レバーを前進側及び後進側操
作経路の中間位置に保持しなくても、変速レバーを左右
操作経路の左右の端部に当て付けることにより、前進及
び後進状態で無段変速装置を最低速位置に保持できるよ
うになった。
【0010】これによって、変速レバーを左右操作経路
の左右の端部に当て付けておくことで、変速レバーを動
くことなく確実に保持して、一定の最低速で機体を前進
及び後進させ続けることができるようになり、作業車の
変速操作性を向上させることができた。又、一定の最低
速で機体を前進及び後進させ続ける場合、変速レバーが
頼るものの無い中間位置に比べて、変速レバーを左右操
作経路の左右の端部に当て付けておくことのできる本発
明の方が、変速レバーを持つ作業者にとって疲れは少な
い。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1)図1は作業車の一例であるコンバインにおいて、
走行系のミッションケース8内の構造を示しており、エ
ンジン(図示せず)からの動力がテンションクラッチを
備えたベルト伝動機構(図示せず)を介して、ベルト式
の無段変速装置1の入力プーリー2に伝達され、無段変
速装置1の出力軸3からの動力が出力プーリー4を介し
て、機体前部の刈取部(図示せず)に伝達される。
【0012】ベルト式の無段変速装置1は、入力及び出
力プーリーの各々を一対のプーリー部分を対向させ割プ
ーリー型式に構成して、入力及び出力プーリーのプーリ
ー部分の間隔を変更し、伝動ベルトの巻回半径を変更し
て変速操作を行うように構成しており、所定の最低速位
置と最高速位置との間で無段階に変速操作が可能であ
る。無段変速装置1の出力軸3からの動力は、第1ギヤ
5及び油圧式の前進クラッチFCを介する伝動系と、第
1ギヤ5、油圧式の後進クラッチRC、逆転ギヤ6及び
第2ギヤ7を介する伝動系の2系統に並列的に分かれ
て、第1伝動軸9に伝達される。
【0013】第1伝動軸9に伝達される前進用の動力
(前進クラッチFC)、又は後進用の動力(後進クラッ
チRC)は、第2ギヤ7及び第3ギヤ10を介して第2
伝動軸11に伝達される。この第2伝動軸11にはシフ
トギヤ12がスプライン構造にてスライド自在に外嵌さ
れており、これに対する第3伝動軸13には高速ギヤ1
5、中速ギヤ16及び低速ギヤ17が固定されている。
これによりシフトギヤ12をスライド操作し、高速ギヤ
15に咬合する高速ギヤ14、中速ギヤ16又は低速ギ
ヤ17に咬合させて動力を高中低の3段に変速するので
あり、この動力は中速ギヤ16に咬合する第4ギヤ19
に伝達される。
【0014】第4ギヤ19を支持する支持軸20には右
及び左のサイドギヤ21が相対回転自在に外嵌されてお
り、左右の車軸22の入力ギヤ23が左右のサイドギヤ
21に常時咬合している。これにより、右又は左のサイ
ドギヤ21を第4ギヤ19に対しスライド操作し咬合・
離間させて、クローラ式の走行装置24に対して動力の
伝動及び伝動遮断操作を行うのであり、第1伝動ギヤ1
9と左右のサイドギヤ21との間でサイドクラッチ25
が構成されている。
【0015】図1に示すように、支持軸20の左右両端
において左右のサイドギヤ21とミッションケース8と
の間に多板式のサイドブレーキ26が設けられており、
バネ27によりサイドギヤ21が第4ギヤ19との咬合
側に付勢されている。これにより、右又は左のサイドギ
ヤ21を、第4ギヤ19から離し操作しサイドギヤ21
の押圧部28でサイドブレーキ26を押圧入り操作する
と、一方の走行装置24に制動が掛かり機体が信地旋回
していく。
【0016】(2) 次に、左右のサイドギヤ21のスライド操作構造につい
て説明する。図2に示すようにポンプ29からの作動油
が第1切換弁30を介して、左右のサイドギヤ21に対
する油圧シリンダ31に供給されている。油圧シリンダ
31には収縮側に付勢するバネが内装されており、サイ
ドギヤ21が第4ギヤ19から離れ、且つ、サイドブレ
ーキ26を押圧入り操作しない中立停止位置に動くまで
油圧シリンダ31が伸張すると、この油圧シリンダ31
から作動油を抜いて油圧シリンダ31を中立停止位置で
停止させるドレン油路32が設けられており、このドレ
ン油路32に可変リリーフ弁33が接続されている。
【0017】機体の操縦部に旋回操作用の操作レバー3
4が備えられており、操作レバー34と第1切換弁30
及び可変リリーフ弁33とが連係機構35,36を介し
て機械的に連係されている。図2に示す状態は、操作レ
バー34を中立位置Nに操作した状態で、左右のサイド
ギヤ21が第4ギヤ19に咬合した状態であり、第4ギ
ヤ19の動力が左右の走行装置24に伝達されて機体が
直進している。
【0018】この状態から例えば操作レバー34を右又
は左の第1旋回位置R1,L1に操作すると、第1切換
弁30のみが切換操作されて一方の油圧シリンダ31に
作動油が供給され、右又は左のサイドギヤ21が操作ア
ーム37によりスライド操作されて第4ギヤ19から離
れる。この場合、可変リリーフ弁33が全開状態にある
ので、右又は左のサイドギヤ21がサイドブレーキ26
を押圧する前の中立停止位置で、ドレン油路32が開き
可変リリーフ弁33から作動油が抜けて、右又は左のサ
イドギヤ21がこの中立停止位置で停止する。これによ
り、右又は左の走行装置24への伝動が断たれたサイド
クラッチ25の切り状態となり、機体は緩やかに右又は
左に向きを変えて行く。
【0019】そして、操作レバー34を右又は左の第1
旋回位置R1,L1から右又は左の第2旋回位置R2,
L2に操作すると、可変リリーフ弁33が次第に絞り操
作されていき、油圧シリンダ31が前述の中立停止位置
から伸張して、右又は左のサイドギヤ21の押圧部28
により右又は左のサイドブレーキ26が入り操作され
る。これにより、右又は左の走行装置24に制動が掛か
り、機体は右又は左に信地旋回していく。又、第1旋回
位置R1,L1と第2旋回位置R2,L2との間で操作
レバー34を操作すると、前述の状態から作動油が油圧
シリンダ31より抜かれてサイドブレーキ26への押圧
力が弱められる。これにより、サイドブレーキ26が滑
って、右又は左の走行装置24に対する制動力を任意に
変更できるのである。
【0020】(3)次に図1の無段変速装置1、前進及
び後進クラッチFC,RCの操作構造について説明す
る。図2に示すようにポンプ29の作動油が減圧弁38
から、第2切換弁39及びアキュムレータ40を介し
て、前進クラッチFC、後進クラッチRC及び停止ブレ
ーキ18に供給されている。この停止ブレーキ18は図
1に示すように第3伝動軸13の一端とミッションケー
ス8との間に設けられており、左右のサイドギヤ21を
第4ギヤ19に咬合させた状態で停止ブレーキ18を入
り操作することによって、左右の走行装置24に制動を
掛けることができる。
【0021】図3に示すように、機体の操縦部に変速レ
バー41が備えられており、変速レバー41と図1の無
段変速装置1及び図2の第2切換弁39とが機械的に連
係されている。変速レバー41を機体の左右方向に案内
する左右操作経路42、左右操作経路42の右端部から
前方に延びる前進側操作経路43、左右操作経路42の
左端部から後方に延びる後進側操作経路44を備えてい
る。変速レバー41を左右操作経路42に位置させてい
ると、左右操作経路42の左右中央の中立位置Nに戻る
ように変速レバー41が復帰付勢されており、変速レバ
ー41を前進側及び後進側操作経路43,44に位置さ
せていると、左右操作経路42に戻るように変速レバー
41が復帰付勢されている。
【0022】図3に示す状態は、変速レバー41を左右
操作経路42の左右中央の中立位置Nに操作している状
態であり、図2に示すように第2切換弁39が中立位置
39Nに操作されている。この状態で図1に示す無段変
速装置1は最低速位置に操作されているが、前進及び後
進クラッチFC,RCの両方から作動油が抜かれて切り
操作され、停止ブレーキ18に作動油が供給されこれが
入り操作されて、機体は停止している(以上、第1連係
手段に相当)。
【0023】次に、図3に示す状態から変速レバー41
を左右操作経路42に沿って右端部の前進最低速位置F
Aに操作すると、図2に示す第2切換弁39が前進位置
39Fに操作されて、停止ブレーキ18が切り操作され
前進クラッチFCが入り操作される。この場合、図1の
無段変速装置1は最低速位置に残されたままなので、機
体は無段変速装置1の最低速位置で前進し始めていく。
そして、変速レバー41を前進側操作経路43に沿って
前進最低速位置FAから前進最高速位置FBに操作して
いくと、図2に示す第2切換弁39が前進位置39Fに
操作された状態で、図1の無段変速装置1が最低速位置
から最高速位置側に変速操作されていくのであり、前進
側操作経路43の前進最高速位置FBにおいて無段変速
装置1が最高速位置となる(以上、第2連係手段に相
当)。
【0024】次に、図3に示す状態から変速レバー41
を左右操作経路42に沿って左端部の後進最低速位置R
Aに操作すると、図2に示す第2切換弁39が後進位置
39Rに操作されて、停止ブレーキ18が切り操作され
後進クラッチRCが入り操作される。この場合、図1の
無段変速装置1は最低速位置に残されたままなので、機
体は無段変速装置1の最低速位置で後進し始めていく。
そして、変速レバー41を後進側操作経路44に沿って
後進最低速位置RAから後進最高速位置RBに操作して
いくと、図2に示す第2切換弁39が後進位置39Rに
操作された状態で、図1の無段変速装置1が最低速位置
から最高速位置側に変速操作されていくのであり、後進
側操作経路44の後進最高速位置RBにおいて無段変速
装置1が最高速位置となる(以上、第3連係手段に相
当)。
【0025】〔別実施例〕図1に示す構成においてベル
ト式の無段変速装置1を、テーパーコーンを使用した無
段変速装置1に構成してもよい。そして、図1に示す油
圧式の前進及び後進クラッチFC,RCに代えて、この
前進及び後進クラッチFC,RCを咬合式のドッグクラ
ッチ型式に構成してもよい。又、本発明は図1のような
コンバインばかりでなく、前輪及び後輪を装備した4輪
式の作業車にも適用できる。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケース内の伝動構造を示す概略図
【図2】左右のサイドギヤ用の油圧シリンダ、第1切換
弁及び可変リリーフ弁、第2切換弁、前進及び後進クラ
ッチ等の油圧回路図
【図3】変速レバーと左右操作経路、前進側及び後進側
操作経路を示す平面図
【図4】従来の技術における変速レバーと左右操作経
路、前進側及び後進側操作経路を示す平面図
【符号の説明】
1 無段変速装置 41 変速レバー 42 左右操作経路 43 前進側操作経路 44 後進側操作経路 FC 前進クラッチ RC 後進クラッチ N 中立位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−76304(JP,A) 特開 平4−194459(JP,A) 特開 平6−59118(JP,A) 実開 平1−121331(JP,U) 実開 平1−144919(JP,U) 実開 平3−1356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 37/02 F16H 63/10 B60K 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の最低速位置及び最高速位置の間で
    無段階に変速操作可能な無段変速装置(1)と、前進用
    の動力を伝達する前進クラッチ(FC)と、後進用の動
    力を伝達する後進クラッチ(RC)とを備えて走行伝動
    系を構成し、 人為的に操作される変速レバー(41)を左右方向に案
    内する左右操作経路(42)と、前記左右操作経路(4
    2)の一方の端部から前方に延びる前進側操作経路(4
    3)と、前記左右操作経路(42)の他方の端部から後
    方に延びる後進側操作経路(44)とを備えると共に、 前記変速レバー(41)が前記左右操作経路(42)の
    左右中央の中立位置(N)に操作されると、前記無段変
    速装置(1)が前記最低速位置に操作され、前記前進ク
    ラッチ(FC)及び後進クラッチ(RC)の両方が切り
    操作されるように、前記変速レバー(41)と無段変速
    装置(1)、前進クラッチ(FC)及び後進クラッチ
    (RC)を連係する第1連係手段と、 前記変速レバー(41)が前記左右操作経路(42)の
    一方の端部に操作されると、前記無段変速装置(1)が
    前記最低速位置に操作されて前記前進クラッチ(FC)
    が入り操作され、前記変速レバー(41)が前記左右操
    作経路(42)の一方の端部から前進側操作経路(4
    3)に操作されると、前記前進クラッチ(FC)が入り
    操作された状態で前記無段変速装置(1)が高速側に変
    速操作されるように、前記変速レバー(41)と無段変
    速装置(1)及び前進クラッチ(FC)を連係する第2
    連係手段と、 前記変速レバー(41)が前記左右操作経路(42)の
    他方の端部に操作されると、前記無段変速装置(1)が
    前記最低速位置に操作されて前記後進クラッチ(RC)
    が入り操作され、前記変速レバー(41)が前記左右操
    作経路(42)の他方の端部から後進側操作経路(4
    4)に操作されると、前記後進クラッチ(RC)が入り
    操作された状態で前記無段変速装置(1)が高速側に変
    速操作されるように、前記変速レバー(41)と無段変
    速装置(1)及び後進クラッチ(RC)を連係する第3
    連係手段とを備えてある作業車の走行伝動構造。
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