JP2894766B2 - 球面レンズ研磨機 - Google Patents

球面レンズ研磨機

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JP2894766B2
JP2894766B2 JP1949290A JP1949290A JP2894766B2 JP 2894766 B2 JP2894766 B2 JP 2894766B2 JP 1949290 A JP1949290 A JP 1949290A JP 1949290 A JP1949290 A JP 1949290A JP 2894766 B2 JP2894766 B2 JP 2894766B2
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、球面レンズ研磨機、さらに詳しくは、レン
ズを貼付するレンズ皿及び研磨皿による研磨球面に対し
常に直角方向から押圧力を作用させる球面レンズ研磨機
に関する。
(従来技術) 従来の球面レンズ研磨機は、オスカー式と呼ばれ、略
水平な面内で揺動する部材の揺動側先端部分に垂直な係
合部材、いわゆるかんざし部材を設けている。一方、回
転するレンズ皿又は研磨皿の上に研磨皿又はレンズ皿を
載せ、上側の研磨皿又はレンズ皿を上記係合部材によっ
て揺動させる。
(発明が解決する課題) 上述した従来のオスカー式研磨機においては、第4図
に示すように、レンズLを貼付され垂直軸線を中心に回
転するレンズ皿100上に研磨皿102が載置される。研磨皿
102の係合突起104に垂直状態を維持したまま、揺動運動
するかんざし部材106が係合する。従って、研磨皿102に
はかんざし部材106によって常に垂直方向から押圧力が
加えられ、レンズ皿100の中心部に貼付されたレンズL
と周辺部に貼付されたレンズLに加えられる押圧力の方
向が異なり、一つのレンズ皿100に貼付された複数のレ
ンズLすべてを均一に研磨できない問題があった。
本発明は従来の球面レンズ研磨機の上述の問題に鑑み
てなされたものであって、レンズ皿に貼付された複数の
レンズすべてに対して各レンズの垂直方向からの押圧力
をもって研磨し、大きなレンズであれはその中心部及び
周辺部のすべての部分をその部分の垂直方向からの押圧
力をもって研磨する球面レンズ研磨機を提供することを
目的とする。
(発明の構成) 本発明は、一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力に
よって第一水平方向に往復運動する摺動部と、該摺動部
において上記駆動源からの駆動力によって上記第一水平
軸と直交する第2水平軸を中心に揺動する研磨球面部材
支持部と、該研磨球面部材支持部によって支持された伸
縮可能なかんざし部材とを有し、該研磨球面部材支持部
の押圧方向が常に研磨球面部材の中心を中心とする放射
方向に一致していることを特徴とする球面レンズ研磨機
である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。球面
レンズ研磨機1は、第1図に示すように、本体2に水平
なガイドシャフト4と、回転軸線が垂直なモータ6とを
有する。本体2はさらに、垂直な回転軸8を軸支してい
る。
回転軸8の下端にはプーリー10が取付けられ、プーリ
ー10はベルト12によってモータ6と駆動連結される。回
転軸8の上端には、直線摺動用の偏心板14が取付けら
れ、偏心板14はその位置を調節可能に偏心ピン16が備え
られている。偏心ピン16は、水平な摺動板20の下面に設
けられた、ガイドシャフト4と直交する方向に延びた摺
動溝22に摺動可能に係合している。
摺動板20の下面には、ガイドシャフト4を摺動する第
1摺動部材24及び第2摺動部材26が取付けられている。
従って、摺動板20は、偏心板14の回転によってガイドシ
ャフト4に沿って往復運動を行う。
回転軸8上であって、本体2とプーリー10との間の位
置には第1笠歯車30が取付けられている。一方、本体2
には、水平な回転軸32を軸支する軸支部材34が取付けら
れ、回転軸心32の回転軸8側端部には第1笠歯車30と噛
合う第2笠歯車36が取付けられている。
また、回転軸32の回転軸8と反対側の部分はスプライ
ン40となっており、このスプライン40に第2摺動部材26
によって軸支されたプーリー42がスプライン係合してい
る。
摺動板20上には上方へ延びた架台44が設けられてい
る。架台44の垂直部は水平な回転軸46を軸支し、回転軸
46の一端部にはプーリー42とベルト48によって駆動連結
されたプーリー50が取付けられている。尚、各運動の同
期をとるためには、ベルト48にタイミングベルト等を使
うことが好ましい。回転軸46の他端には偏心板52が取付
けられている。偏心板52には偏心ピン54が取付位置を調
整可能に取付けられている。
架台44はさらに、2本の水平なガイドシャフト60、62
を有し、ガイドシャフト60、62はスライダ64を摺動可能
に支持している。スライダ64には、偏心板52の側に偏心
ピン54が係合する第1垂直摺動溝66が設けられ、また反
対側には後述する揺動ピン68が係合する第2垂直摺動溝
70が設けられている。
スライダ64の第2垂直摺動溝70の側の前方には、伸縮
自在の水平回転軸72が配置され、摺動板20によって軸支
されている。第2図に示すように、第1軸部材200と第
2軸部材202が嵌合している。第1軸部材200には、ねじ
山が切られ、水平回転軸72の軸線と平行な長孔208が設
けられている。一方、第2軸部材202は長孔208に螺合す
るねじ部材210を軸支し、ねじ部材210にはこれを回転さ
せるための長さ調整ハンドル212が付いている。第2軸
部材202には、揺動ピン68を支持する揺動ピン支持部材7
6が嵌合され該揺動ピン支持部材76にはスプライン軸74
がスプライン係合している。
さらに、摺動板20と架台44の間には、水平回転軸72の
高さを調節するためのカイドポール220及びねじ機構222
が設けられ、ねじ機構222の上方に高さ調整ハンドル224
が設けられている。
水平回転軸72の揺動ピン支持部材76と反対側の端部に
は笠歯車80が取付けられている。一方、水平な回転軸線
を中心に回転可能に軸支された笠歯車82が笠歯車80と噛
合っていて、笠歯車82にはエアシリンダ86が取付けられ
ている。
エアシリンダ86の駆動部88の下端には、研磨皿90の係
合突起92に係合するかんざし部材94が取付けられてい
る。研磨皿90は複数の被研磨レンズLを貼付したレンズ
皿96に載置される。
上記構成において、長さ調整ハンドル212及び高さ調
整ハンドル224を調整することによりかんざし部材94が
所定位置にあるようにする。そして、モータ6を駆動さ
せると、偏心板14が水平面内で回転して、摺動板20がガ
イドシャフト4と平行に往復運動する。
同時に、回転軸32及び偏心板52が回転し、スライダ64
がガイドシャフト60、62に沿って往復運動を行う。これ
によって、水平回転軸72が往復回動し、この往復回動が
笠歯車80、82を介してシリンダ86を垂直面内で揺動運動
させる。
さらに、シリンダ86は摺動運動に連動してその作動部
を伸張させ、シリンダ86が水平面内で移動しながら揺動
運動する。
この時、シリンダ86の揺動中心が研磨皿90の研磨面の
中心にあるように、偏心板14おける偏心ピン16の位置及
び偏心板52における偏心ピン54の位置を調整しておく。
また、偏心板52における偏心ピン54の位置を偏心板52の
回転中心に一致させると、シリンダ86は平行移動するよ
うになり、平面の研磨に適したものとなる。又偏心ピン
16及び偏心ピン54の位置の調節次第によっては凹レンズ
研磨も可能である。
上記実施例においては、摺動板20及びスライダ64の往
復運動のために偏心ピンを使用しているが、これに代え
てカム機構を使用してもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、レンズ皿又は研磨皿の上面に載置さ
れる研磨皿又はレンズ皿には、第3図に示すように、常
にこれらによる研磨面の中心に向って押圧力が与えられ
るから、研磨面全体にわたってその面の垂直方向からの
押圧力によって研磨できる利点を有する。また、これら
の作動を行うための駆動力を唯一つの駆動源から得るか
ら、摺動板の往復運動と研磨球面部材支持部の揺動運動
の周期を容易かつ高精度にとることができる利点も有す
る。
さらに偏心ピンの位置の調節だけで研磨レンズの曲率
半径を自由に選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の球面レンズ研磨機の概略断面
斜視図、第2図は上記研磨機の駆動系の垂直断面図、第
3図は本発明による研磨機における押圧力の説明図、第
4図は従来の研磨機における押圧力の説明図である。 1……球面レンズ研磨機 4……ガイドシャフト 6……モータ、8……回転軸 14……偏心板、18……偏心ピン 20……摺動板、32……回転軸 44……架台、46……回転軸 52……偏心板、54……偏心ピン 64……スライダ 72……水平回転軸 76……揺動ピン支持部材 86……エアシリンダ 94……かんざし部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力に
    よって第一水平方向に往復運動する摺動部と、該摺動部
    において上記駆動源からの駆動力によって上記第一水平
    軸と直交する第2水平軸を中心に揺動する研磨球面部材
    支持部と、該研磨球面部材支持部によって支持された伸
    縮可能なかんざし部材とを有し、該研磨球面部材支持部
    の押圧方向が常に研磨球面部材の中心を中心とする放射
    方向に一致していることを特徴とする球面レンズ研磨
    機。
  2. 【請求項2】上記摺動部が、偏心ピンによって往復運動
    する請求項(1)記載の球面レンズ研磨機。
  3. 【請求項3】上記研磨球面部材支持部が、往復動装置
    と、該往復動装置によって往復回動させられる軸部材と
    を有する請求項(1)記載の球面レンズ研磨機。
  4. 【請求項4】上記摺動部が、カム機構によって往復運動
    する請求項(1)記載の球面レンズ研磨機。
  5. 【請求項5】上記研磨球面部材支持部が、カム機構によ
    って揺動させられる請求項(1)記載の球面レンズ研磨
    機。
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