JP2892957B2 - 減速機付モータ - Google Patents

減速機付モータ

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JP2892957B2
JP2892957B2 JP6331837A JP33183794A JP2892957B2 JP 2892957 B2 JP2892957 B2 JP 2892957B2 JP 6331837 A JP6331837 A JP 6331837A JP 33183794 A JP33183794 A JP 33183794A JP 2892957 B2 JP2892957 B2 JP 2892957B2
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直也 樋田
善明 小谷
良洋 飯嶋
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    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/0026Propulsion aids
    • B62B5/0033Electric motors
    • B62B5/0036Arrangements of motors
    • B62B5/004Arrangements of motors in wheels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機の出力を歯車減
速機で減速して出力する減速機付モータに関する。
【0002】
【従来の技術】荷役運搬車などの産業車両の駆動源とし
て用いられている車両用ホイールモータは、電動機およ
びその出力を減速して出力する歯車減速機をハウジング
に内蔵する減速機付モータから構成される。
【0003】この種の減速機付モータでは、内部に減速
機を収容する工程及び配線引き出し工程が含まれるた
め、組立工程または保守のための分解が簡単に行えるよ
うに構造を工夫する必要がある。
【0004】特に、内部に電力供給用半導体あるいはこ
の制御回路を収容するように構成する場合、内部の配線
接続およびこれから外部への引き出し構造が複雑化し、
組立または分解作業に大変手間が掛かる。
【0005】また、回転子が磁石回転子で構成される場
合、永久磁石の吸引力が強いので、組立工程で回転子が
固定子に吸着されるのを防止しつつ組み込むのに工夫が
必要になり、できる限りそれぞれの工程を簡略化してこ
の組込時の作業負担を減らす必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハウ
ジングに電動機と歯車減速機とを内蔵する減速機付モー
タの組立においては、様々な制約があり、その組立作業
または保守作業に手間が掛かる。
【0007】本発明の目的は、ハウジングを3分割構造
とすると共に、この3つの内の中央部となる仕切板を固
定子および配線が一体的に固定されたユニット構造とす
ることによって、組立作業または保守作業を簡単化する
ことができる減速機付モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電動機の出力を歯車減速機で減速して出力する減速機付
モータにおいて、前記電動機を収容する第1のケース、
前記歯車減速機を収容する第2のケース、前記第1のケ
ースと前記第2のケースとの間を仕切る仕切板をそれぞ
れ接合して構成されるハウジングと、前記ハウジング外
部の電源からの電力を供給するための電力線とを備え、
前記電動機の固定子の取付部を前記第1のケースに向け
て膨出するように前記仕切板の前記第1のケースの対向
面に形成すると共に、前記固定子の巻線と前記電力線と
を接続するための接続手段を前記仕切板と前記電動機と
で囲まれる空間に設け、前記取付部に前記電力線の抜き
止め手段が設けられている引出孔を形成し、前記第1ケ
ースに前記取付部の引出孔に連ねる引出孔を形成し、前
記電力線を前記取付部の引出孔および前記第1ケースの
引出孔を介して前記第1ケースの端面側から前記ハウジ
ング外部に引き出したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の減
速機付モータにおいて、前記固定子の巻線のそれぞれを
相互に接続するバスプレートを前記仕切板の取付部半径
方向内側に配置すると共に、前記電力線から供給される
電力を前記固定子の巻線の駆動電力に変換して供給する
電力制御用半導体を前記バスプレートへ配線接続し、前
記バスプレートと前記電力制御用半導体とから前記接続
手段を構成したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の減
速機付モータにおいて、前記仕切板と前記第2ケースと
の間に前記歯車減速機から隔離された空間を形成するた
めの壁部を、前記仕切板および前記第2のケースの内の
少なくとも一方に設け、この空間内に前記電力制御用半
導体を制御するための制御回路を収容したことを特徴と
する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の減速機付モータにおいて、前記
電動機は磁石回転子を有する直流ブラシレス電動機で構
成し、前記電力制御用半導体をその放熱面が前記仕切板
に密接するようにかつその前記仕切板への密接部分の少
なくとも一部が前記電動機の磁石回転子の出力軸方向へ
の投影範囲に含まれるように前記仕切板の取付部の半径
方向内側に配置すると共に、前記電力供給用半導体を前
記バスプレートと前記仕切板とによって挟持固定したこ
とを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の減
速機付モータにおいて、前記電力制御用半導体の数は複
数からなり、前記電力制御用半導体のそれぞれを前記回
転子の出力軸の周りに放射状に配列したことを特徴とす
る請求項4記載の減速機付モータ。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4または請求項5記載の減速機付
モータにおいて、前記ハウジングを車両のホイールの内
部空間に収容し、前記歯車減速機の出力軸に前記ホイー
ルとの取付部を設けると共に、前記第1のケース側に前
記車両本体との取付部を形成して、車両用ホイールモー
タとして用いることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の減速機付モータの構成では、電
動機の固定子の取付部を第1のケースに向けて膨出する
ように仕切板の第1のケースの対向面に形成すると共
に、固定子の巻線と電力線とを接続するための接続手段
を仕切板と電動機とで囲まれる空間に設け、取付部に電
力線の抜き止め手段が設けられている引出孔を形成し、
第1ケースに取付部の引出孔に連ねる引出孔を形成し、
電力線を取付部の引出孔および第1ケースの引出孔を介
して第1ケースの端面側からハウジング外部に引き出し
たので、電力線を取付部の引出孔に抜き止め固定し、か
つ固定子を取付部に取り付けた仕切板を第1ケースおよ
び第2ケースと独立したユニットとして取り扱うことが
可能になり、組立作業または保守作業を簡単化すること
ができる。
【0015】請求項2記載の減速機付モータの構成で
は、固定子の巻線のそれぞれを相互に接続するバスプレ
ートを仕切板の取付部半径方向内側に配置すると共に、
電力線から供給される電力を固定子の巻線の駆動電力に
変換して供給する電力制御用半導体をバスプレートへ配
線接続し、バスプレートと電力制御用半導体とから接続
手段を構成したので、内部に収容される電気回路と巻線
部分とをすべて仕切板部分で集中配線し、これをユニッ
ト的にまとめて仕切板と一体にできることから、仕切板
のユニット性をさらに向上させることができると共に、
大電流配線路が短くなり、回路抵抗(損失)を低下させ
ることができる。
【0016】請求項3記載の減速機付モータの構成で
は、仕切板と第2ケースとの間に歯車減速機から隔離さ
れた空間を形成するための壁部を、仕切板および第2の
ケースの内の少なくとも一方に設け、この空間内に電力
制御用半導体を制御するための制御回路を収容したの
で、ハウジング外部に制御回路の設置スペースを設ける
必要がなくなる。
【0017】請求項4記載の減速機付モータの構成で
は、電動機を磁石回転子が設けれている直流ブラシレス
電動機で構成し、電力制御用半導体をその放熱面が仕切
板に密接するようにかつその仕切板への密接部分の少な
くとも一部が電動機の磁石回転子の出力軸方向への投影
範囲に含まれるように仕切板の取付部の半径方向内側に
配置すると共に、電力制御用半導体をバスプレートと仕
切板とによって挟持固定したので、仕切板を電力制御用
半導体の放熱板として使用することができ、また、電力
制御用半導体の発熱と固定子巻線の発熱との相互の影響
を少なくすることができると共に、組立時に、電動機の
固定子の磁石回転子の挿通孔を介して電力制御用半導体
の固定作業などを行うことができる。
【0018】請求項5記載の減速機付モータの構成で
は、電力制御用半導体の数が複数からなり、電力制御用
半導体のそれぞれを回転子の出力軸の周りに放射状に配
列したので、電力制御用半導体の数の増加による大きな
発熱があっても、固定子巻線との相互の影響は小さい範
囲に抑制される。
【0019】請求項6記載の減速機付モータの構成で
は、前記ハウジングを車両のホイールの内部空間に収容
し、前記歯車減速機の出力軸に前記ホイールとの取付部
を設けると共に、前記第1のケース側に前記車両本体と
の取付部を形成して、車両用ホイールモータとして用い
るので、電力線などの線を第1のケースの端面側から引
き出すことができ、回転するホイール内周面との干渉に
対する特別の配慮をせずともハウジングがホイールの内
部空間に収容し易い車両用ホイールモータを提供するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0021】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1ないし図4を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の減速機付モータの第1実施
例の構成を示す縦断面図、図2は図1の減速機付モータ
の電動機収容部分を示す横断面図、図3は図1の減速機
付モータの第2基板を示す平面図、図4は図1の減速機
付モータの第1基板収容部分を示す横断面図である。
【0023】減速機付モータ1は、図1に示すように、
ハウジング60を備え、ハウジング60内には電動機4
と電動機4の回転出力を減速して出力する歯車減速機5
とが内蔵されている。
【0024】ハウジング60は、略椀形の外側ケース6
1(第2ケース)と内側ケース62(第1ケース)との
間に仕切板63を介挿した構成からなる。内側ケース6
2と仕切板63と外側ケース61とはボルト10により
一体的に締結固定されている。外側ケース61、内側ケ
ース62および仕切板63は、アルミダイカストによっ
て鋳造される。
【0025】外側ケース61の中央には軸挿通孔61a
が形成されると共に、外側ケース61の内側(ハウジン
グ60の内部)には、後述するように、歯車減速機5か
ら隔離された馬蹄形の空間Sを形成するための仕切壁部
61bが形成されている。
【0026】内側ケース62の側部には、仕切板63側
から外方端面に向けて伸びる3つの孔62aが形成され
ている。
【0027】仕切板63の側部には、内側ケース62に
向けて膨出する固定子取付部63aが形成され、固定子
取付部63aには仕切板63の厚さ方向に対応する孔6
2aに連なるように伸びる3つの孔63bが形成されて
いる。各穴63bは対応する穴62aの直径寸法より大
きい直径寸法を有する。仕切板63の中央部には、後述
する回転子本体8bの軸長部を非接触状態で挿通(貫
通)するための挿通孔63cが形成されている。
【0028】電動機4は、内側ケース62内に収納さ
れ、閉スロット鉄心から構成される固定子(ステータ)
7と、この固定子7の内側に回転自在に設けられている
回転子(ロータ)8と、この回転子8の回転出力を歯車
減速機5を介して出力する出力軸9とを有する。
【0029】固定子7は、磁極部鉄心7bと磁極部鉄心
7bの外方を囲むように配置されているヨーク部鉄心7
aとを有する。磁極部鉄心7bは、回転子8が挿通され
るリング状の連結部から外方に向けて放射状に伸びる複
数の磁極歯形成用突起が形成されている磁性薄板(電磁
鋼板)を多数枚積層することによって構成されている。
各磁極歯は連結部の周方向に等間隔に配列され、各磁極
歯間には連結部によって閉スロットが形成される。
【0030】各磁極歯には、コイルボビン7cを介して
3相の界磁コイル7dが巻回され、この界磁コイル7d
によって固定子巻線が形成される。
【0031】ヨーク部鉄心7aは、内周部に複数の切欠
が形成されたリング状の磁性薄板を多数枚積層すること
によって構成されている。この内周部の各切欠は嵌合溝
を形成し、各嵌合溝には対応する磁極部鉄心7bの磁極
歯の先端が嵌合されている。
【0032】ヨーク部鉄心7aの外周部は、仕切板63
の固定子取付部63aと押え板30との間に挟まれ、ボ
ルト13によって固定子取付部63aに固定されてい
る。
【0033】回転子8は、その軸長全体に亘って回転中
心孔である軸挿通孔8aが設けられている回転子本体8
bを有する。回転子本体8bの外周部には、その周方向
に等間隔に配列されている複数の着磁マグネット8cが
装着されていると共に、回転子8の軸方向に仕切板63
に向けて突出する固定子8の位置検出用突出部8dが形
成されている。突出部8dには、その周方向に等間隔に
配列されている切欠が設けられている。
【0034】回転子本体8bの内周部の軸長は外周部の
軸長よりも長く、その部分には、歯車減速機5の第1の
歯車5aを構成する歯が形成されている。回転子本体8
bの軸長の短い外周部は、固定子7の内周部に回転自在
に対向配置され、回転子本体8bの内周部の両端に圧入
されたボールベアリング等の軸受14a,14bを介し
て出力軸9を中心として回転するように構成されてい
る。
【0035】出力軸9の一端部には、出力被伝達部材を
取り付けるためのキー9aおよびねじ孔9bが形成され
ている。出力軸9の中間部は外側ケース61の軸挿通孔
61aにボールベアリング等の軸受18を介して、その
他端部は内側ケース62の中央凹部にボールベアリング
等の軸受19を介してそれぞれ回転自在に支承されてい
る。出力軸9の中間部と外側ケース61の軸挿通孔61
aとの空隙は、シール部材27によってシールされてい
る。出力軸9は、回転子8の軸挿通孔8a内を上述のよ
うに、軸受14a,14bに支承された状態で回転子8
に非接触の状態で挿通(貫通)されている。
【0036】固定子7と回転子8とを主構成要素とする
電動機4は、その軸方向の長さが短いフラット型のブラ
シレス電動機からなり、減速機付モータ1全体としての
出力軸9方向寸法が短くなるように構成されている。
【0037】歯車減速機5は、複数(本実施例では4
個)の歯車5a,5b,5c,5dを備えた2段減速機
からなる。すなわち、第1の歯車5aは、上述したよう
に回転子8の他端側(図1において左端側)に同軸状に
一体形成されている。第2および第3歯車5b,5c
は、互いに一体的に回転するように同一の回転軸(支持
軸)20に固定され、第2歯車5bは第1歯車5aに噛
み合されている。
【0038】回転軸20は、出力軸9と偏心して出力軸
9の下方に配置されている。回転軸20の一端部は仕切
板63の凹部にボールベアリング等の軸受21を介し
て、その他端部は外側ケース61の凹部にボールベアリ
ング等の軸受22を介してそれぞれ回転自在に支承され
ている。
【0039】第4(最終段)歯車5dは、出力軸9と一
体的に回転するように出力軸9に固定されている。この
第4歯車5dには第3歯車5cが噛み合わされている。
従って、固定子7の回転磁界の作用により回転子8が回
転すると、回転子8に一体形成された第1歯車5aが回
転子8と同一の回転数で回転する。第1歯車5aの回転
出力は、第2および第3歯車5b,5cで減速された後
に第4歯車5dに伝達され、第4歯車5dの減速回転に
伴い出力軸9は第4歯車5dと同一の回転数で回転子8
と同方向に回転する。
【0040】例えば、回転子8が750rpmで正回転
すると、出力軸9は、歯車減速機5により減速されて1
50rpmで正回転し、その減速比は1/5である。
【0041】仕切板63と外側ケース61の馬蹄形の仕
切壁部61bとで形成される歯車減速機5と隔離された
空間Sには、電動機4を駆動するための制御回路形成用
第1基板23が配置され、ビス24(図4に示す)で仕
切板63に取り付けられている。馬蹄形の第1基板23
には、図4に示すように、電動機4を駆動するための制
御回路を構成する各種の回路素子(例えば制御用半導体
23a)が取り付けられている。このように、制御回路
設置用空間をハウジング60内に形成することによっ
て、ハウジング外部に制御回路用設置スペースを設ける
必要がなくなり、またこの空間を馬蹄形とすることによ
って、限られたハウジング60内の空間において、制御
回路用の収容空間を広く採ることが可能になる。
【0042】仕切板63と電動機4との間の空間には、
第1基板23に形成された制御回路からの信号で駆動さ
れて電動機4へ駆動電流を供給する駆動回路形成用第2
基板25が配置されている。第2基板25は、図3に示
すように、外形寸法が内側ケース62の固定子取付部6
3の内径寸法より小さいドーナッツ形状のバスプレート
からなり、そのバスプレートはビス25bで仕切板63
に取り付けられている。ビス25bによる第2基板25
の固定位置は、回転子8の出力軸9方向への投影範囲に
含まれるように設定されている。
【0043】第2基板25の各面には複数の配線路(図
示せず)およびそれに接続されるスルーホールが形成さ
れている。各スルーホールは第2基板25の外周部の円
周方向に沿って等間隔に配列され、各スルーホールには
対応する界磁コイル7dの端部7eが貫通して接続され
ている。各スルーホールとそれぞれに対応する界磁コイ
ル7dの端部7eとの接続固定によって、各界磁コイル
7dは相互に接続される。
【0044】第2基板25の仕切板63の対向面には、
界磁コイル7dにその端部7eを介して電流を供給する
ための複数のパワートランジスタ(パワーMOSFE
T)25aがおよびその他の回路素子が取り付けられ、
各パワートランジスタ25aおよび回路素子は対応する
印刷配線路とはんだ付きによって配線接続されている。
各パワートランジスタ25aは、第2基板25の中心
(出力軸9の中心)に対し放射状に配列されると共に、
各パワートランジスタ25aの放熱面(仕切板63に対
向する面)が仕切板63の内側ケース62の対向面に密
接するようにかつその仕切板63への密接部分の少なく
とも一部が回転子8の出力軸9方向への投影範囲に含ま
れるように第2基板25に取り付けられている。また、
各パワートランジスタ25aは、その放熱面部分が第2
基板25と仕切板63とで挟持固定されている。なお、
本実施例では、3相の固定子巻線に対して、12個のパ
ワートランジスタ25aが用いられ、1相当りのパワー
トランジスタ25aの数は4個に設定されている。
【0045】このように、各パワートランジスタ25a
の放熱面を仕切板63の内側ケース62の対向面に密接
させて取り付けたので、仕切板63を各パワートランジ
スタ25aの放熱板として利用して大きな放熱面積が確
保され、各パワートランジスタ25aの放熱効果を十分
に得ることができ、発熱量が大きいパワートランジスタ
25aを内部空間に収容することに伴うハウジング60
の大型化を抑制することができる。
【0046】また、外形寸法が内側ケース62側へ膨出
した固定子取付部63aの内径寸法より小さいドーナッ
ツ形状の第2基板25に各パワートランジスタ25aを
取り付けたので、パワートランジスタ25aの取付に伴
うハウジング60の出力軸9方向への厚みの増加を抑制
することができ、減速機付モータ1の全体の厚みを薄く
しその大型化を抑制することができる。
【0047】さらに、各パワートランジスタ25aをそ
の仕切板63への密接部分の少なくとも一部が回転子8
の出力軸9方向への投影範囲に含まれるように配置した
ので、各パワートランジスタ25aからの発熱位置が固
定子7の界磁コイル7dからの発熱位置の対向部分から
少し離され、発熱による相互の影響を少なくすることが
できる。
【0048】さらに、各パワートランジスタ25aを第
2基板25の中心(出力軸9の中心)に対し放射状に配
列したので、各パワートランジスタ25aからの熱を均
等に放散することができる。
【0049】さらに、固定子7の界磁コイル7dを相互
に接続する第2基板25に各パワートランジスタ25a
を取り付けて配線接続することによって、大電流配線路
を短くすることができ、配線が簡素化されると共に、回
路抵抗(損失)を低下させることができる。
【0050】さらに、各パワートランジスタ25aを第
2基板25の配線路への接続による固定に加えて、第2
基板25と仕切板63とで挟持固定するので、各パワー
トランジスタ25aの固定のみならず第2基板25の取
付を安定化することができる。
【0051】第1基板23には、外部から制御信号を供
給するための複数の小信号線を束ねて構成される制御線
32が接続され、制御線32は仕切板63の固定子取付
部63aの孔63bの一つおよびそれに連なる内側ケー
ス62の孔62aを介してハウジング60の外部に導か
れている。制御線32の孔63aに位置する部位には、
抜け止め部材(図示せず)が取り付けられ、外部から引
き抜き力が作用したときにこの力が第1基板23側へ及
ばないように構成されている。
【0052】同様に、第2基板25には、外部から電動
機4の直流駆動電流を供給するための一対の電力線31
が接続され、各電力線31は対応する固定子取付部63
aの孔63bおよびそれに連なる内側ケース62の孔6
2aを介してハウジング60の外部に導かれている。各
電力線31の孔63bに位置する部位には、制御線32
と同様に、抜け止め部材33が取り付けられ、外部から
引き抜き力が作用したときにこの力が第2基板25側へ
及ばないように構成されている。
【0053】第2基板25の内側ケース62の対向面に
は、電動機4の回転子8の位置を検出するための3つの
光検出式のセンサ26が取り付けられている。各センサ
26は、回転子8の突出部8dに対向する第2基板25
上の位置に所定角度(本実施例では120度)間隔で配
置され、各センサ26からの検出信号に基づき電動機4
の回転子8の位置が検出される。センサ26は光路を形
成し、突出部8dによる光路の遮断、または開放に応じ
て検出信号を出力する。
【0054】なお、このセンサ26に代えて、回転子8
の上面に埋設されたリング状マグネットと、このリング
状マグネットと対向する第2基板25上の位置に所定角
度(例えば120度)間隔で取り付けられた磁極センサ
とから構成される位置検出手段を用いることもでき、こ
の磁極センサとしては、ホール素子等の磁気センサが使
用される。
【0055】なお、第1基板23と第2基板25とは、
ケーブルコネクタタ(図示せず)により配線接続されて
いる。
【0056】次に、減速機付モータの組み立て手順につ
いて説明する。
【0057】減速機付モータを組み立てるとき、まず、
外側ケース61にシール部材27、軸受18,22を圧
入等によって取り付けた外側ケースユニットと、内側ケ
ース62に軸受19を圧入等によって取り付けた内側ケ
ースユニットと、仕切板63に固定子7と第1基板23
および第2基板25とを配線接続した状態で取り付けた
仕切板ユニットとが形成される。
【0058】仕切板ユニットを形成するとき、まず、仕
切板63に軸受19が圧入等によって取り付けられる。
各パワートランジスタ25aおよびその他の素子を配線
接続した第2基板25のスルーホールと対応する界磁コ
イル7dの端部7eとを接続することによって、第2基
板25と固定子7とが一体的に固定される。
【0059】そして、第2基板25に接続されている各
電力線31には、抜き止め部材33が取り付けられ、各
電力線31は、固定子取付部63aに形成された孔63
bを経て仕切板63の外部に引き出される。
【0060】各電力線31の外部への引き出し後、第2
基板25が一体的に固定される固定子7は、ボルト13
によって仕切板63の固定子取付部63aと押え板30
との間に挟まれた状態に取り付けられる。
【0061】次に、固定子7の回転子8の挿通孔を介し
て第2基板25を各パワートランジスタ25aの放熱板
部分とともにビス25bによって仕切板63に固定する
ための取り付け作業が行われる。この取付作業では、ビ
ス25bによる第2基板25の固定位置が回転子8の出
力軸9方向への投影範囲に含まれるように設定されてい
るから、固定子7の回転子8の挿通孔を介して挿入可能
ドライバー等によってビス25bを容易に取り付けるこ
とができる。
【0062】次に、仕切板63の第2基板25の取付面
と反対側の面には、第1基板23が取り付けられ、第1
基板23と第2基板25とがコネクタ(図示せず)によ
って配線される。そして、制御線32には、電力線31
と同様に、抜け止め部材が取り付けられ、制御線32は
対応する固定子取付部63aの孔63bを経て仕切板6
3の外部に引き出される。
【0063】このようにして、仕切板63に固定子7と
第1基板23および第2基板25とを配線接続した状態
で取り付けた仕切板ユニットとが形成される。
【0064】各ユニットが形成され、準備された後、外
側ケースユニットにおいて、まず、外側ケース61に
は、第4歯車5dが固着された出力軸9と、第2および
第3歯車5b,5cが固着された回転軸20とが取り付
けられる。
【0065】次に、仕切板ユニットは、外側ケースユニ
ットに取り付けられ、仕切板ユニットと外側ケースユニ
ットとの位置合せ、仮固定が行われる。このとき、出力
軸9は仕切板63の挿通孔63cに挿通された状態に取
り付けられ、回転軸20は軸受21,22に支承されて
いる。
【0066】次に、内周側に軸受14a,14bを圧入
等によって取り付けた回転子8が軸受14a,14bを
出力軸9に嵌め合わせながら固定子7の内部空間に挿入
され、回転子8は軸受14a,14bを介して出力軸9
に支持される。
【0067】次に、各電力線31および制御線32が内
側ケースユニットの内側ケース62の孔62aを経て外
部に引き出され、内側ケースユニットが、仕切板63の
固定子取付部63aが形成された面を覆うように、仕切
ユニットに対し合わせられる。このとき、出力軸9の端
部は軸受19に支承される。
【0068】そして、外側ケースユニットと仕切ユニッ
トと内側ケースユニットとがボルト10によって一体的
に締結固定され、組み立て作業は完了する。
【0069】このように、固定子7、第1基板23およ
び第2基板25が取り付けられ、各第1および第2基板
23,25とそれぞれ接続された一対の電力線31およ
び制御線32が引出孔63bに抜け止め固定された仕切
板63を外側ケース61および内側ケース62と独立し
たユニットとして取り扱うことができ、組立作業を簡単
化することができる。また、同様に、メンテナンス時に
おける分解作業などを容易にすることができる。
【0070】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図5を参照しながら説明する。図5は本発明の
減速機付モータの第2実施例の構成を示す縦断面図であ
る。
【0071】本実施例では、車両用ホイールモータとし
て用いる例について説明する。なお、第1実施例と同じ
部材については同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0072】車両用ホーイルモータとして用いられる減
速機付モータ1は、図5に示すように、タイヤ(車輪)
2を装着したホイール3の内側に配置されたハウジング
60を備え、ハウジング60内には電動機4と歯車減速
機5とが内蔵されている。電動機4の回転出力は歯車減
速機5を介してホイール3に伝達され、この伝達された
回転力によってホイール3は回転駆動される。
【0073】外側ケース61と仕切板63と共働してハ
ウジング60を構成する内側ケース62は、ボルト(図
示せず)で車輌本体側(図示せず)に固定されている。
そして、電力線31および制御線は内側ケース62の端
面側からハウジング60の外部に引き出されている。
【0074】出力軸9の一端部には取付フランジ15が
一体的に形成され、取付フランジ15はボルト16およ
びナット17でホイール3のハブ3aに固定されてい
る。
【0075】このように、ハウジング60の厚みが薄
く、かつ小型化された減速機付モータ1を用いることに
よって、ホイール3の内側に多くの部分を収容可能にな
り、また電力線31、制御線などの外部に引き出された
線とホイール3との干渉の恐れがない組立作業またはメ
ンテンス作業が容易な車両用ホイールモータを提供する
ことができる。また、この減速機付モータ1では、ホイ
ール3の内側に多くの部分を収容可能となるため、従来
のような駆動用電動機取り付けのために、車両が確保す
べき必要なスペースは非常に小さくなり、動力付きでな
かった移動車両の車輪部分を置き換えることによってこ
れを簡単に電動化することができる。
【0076】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
減速機付モータの構成によれば、電動機の固定子の取付
部を第1のケースに向けて膨出するように仕切板の第1
のケースの対向面に形成すると共に、固定子の巻線と電
力線とを接続するための接続手段を仕切板と電動機とで
囲まれる空間に設け、取付部に電力線の抜き止め手段が
設けられている引出孔を形成し、第1ケースに取付部の
引出孔に連ねる引出孔を形成し、電力線を取付部の引出
孔および第1ケースの引出孔を介して第1ケースの端面
側からハウジング外部に引き出したので、電力線を取付
部の引出孔に抜き止め固定し、かつ固定子を取付部に取
り付けた仕切板を第1ケースおよび第2ケースと独立し
たユニットとして取り扱うことが可能になり、組立作業
または保守作業を簡単化することができる。
【0077】請求項2記載の減速機付モータの構成によ
れば、固定子の巻線のそれぞれを相互に接続するバスプ
レートを仕切板の取付部半径方向内側に配置すると共
に、電力線から供給される電力を固定子の巻線の駆動電
力に変換する電力制御用半導体をバスプレートへ配線接
続し、バスプレートと電力制御用半導体とから接続手段
を構成したので、内部に収容される電気回路と巻線部分
とをすべて仕切板部分で集中配線し、これをユニット的
にまとめて仕切板と一体にできることから、仕切板のユ
ニット性をさらに向上させることができると共に、大電
流配線路が短くなり、回路抵抗(損失)を低下させるこ
とができる。
【0078】請求項3記載の減速機付モータの構成によ
れば、仕切板と第2ケースとの間に歯車減速機から隔離
された空間を形成するための壁部を、仕切板および第2
のケースの内の少なくとも一方に設け、この空間内に電
力制御用半導体を制御するための制御回路を収容したの
で、ハウジング外部に制御回路の設置スペースを設ける
必要がなくなる。
【0079】請求項4記載の減速機付モータの構成によ
れば、電動機を磁石回転子を有する直流ブラシレス電動
機で構成し、電力制御用半導体をその放熱面が仕切板に
密接するようにかつその仕切板への密接部分の少なくと
も一部が電動機の磁石回転子の出力軸方向への投影範囲
に含まれるように仕切板の取付部の半径方向内側に配置
すると共に、電力制御用半導体をバスプレートと仕切板
とによって挟持固定したので、仕切板を電力制御用半導
体の放熱板として使用することができ、また、電力制御
用半導体の発熱と固定子巻線の発熱との相互の影響を少
なくすることができると共に、組立時に、電動機の固定
子の磁石回転子の挿通孔を介して電力制御用半導体の固
定作業などを行うことができる。
【0080】請求項5記載の減速機付モータの構成によ
れば、電力制御用半導体の数が複数からなり、電力制御
用半導体のそれぞれを回転子の出力軸方向の周りに放射
状に配列したので、電力制御用半導体の数の増加による
大きな発熱があっても、固定子巻線との相互影響は小さ
い範囲に抑制される。
【0081】請求項6記載の減速機付モータの構成によ
れば、ハウジングを車両のホイールの内部空間に収容
し、歯車減速機の出力軸にホイールとの取付部を設ける
と共に、前記第1のケース側に車両本体との取付部を形
成して、車両用ホイールモータとして用いるので、電力
線などの線を外部に引き出せるため、回転するホイール
内周面との干渉に対する特別の配慮をせずともハウジン
グがホイールの内部空間に収容し易い車両用ホイールモ
ータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の減速機付モータの第1実施例の構成を
示す縦断面図である。
【図2】図1の減速機付モータの電動機収容部分を示す
横断面図である。
【図3】図1の減速機付モータの第2基板を示す平面図
である。
【図4】図1の減速機付モータの第1基板収容部分を示
す横断面図である。
【図5】本発明の減速機付モータの第2実施例の構成を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…減速機付モータ 3…ホイール 4…電動機 5…歯車減速機 5a…第1歯車 5b…第2歯車 5c…第3歯車 5d…第4歯車(最終段歯車) 7…固定子 7d…界磁コイル(固定子巻線) 8…回転子 9…出力軸 15…取付フランジ 23…第1基板 25…第2基板 25a…パワートランジスタ(電力制御用半導体) 31…電力線 32…制御線 33…抜け止め部材 60…ハウジング 61…外側ケース(第2ケース) 62…内側ケース(第1ケース) 62a,63b…孔(引出孔) 63…仕切板 63a…固定子取付部
フロントページの続き (72)発明者 飯嶋 良洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 菅家 博夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平8−149753(JP,A) 特開 平6−38452(JP,A) 実開 昭55−87162(JP,U) 実開 平2−94458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 29/00 B60K 7/00 H02K 5/04 H02K 7/116 H02K 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の出力を歯車減速機で減速して出
    力する減速機付モータにおいて、前記電動機を収容する
    第1のケース、前記歯車減速機を収容する第2のケー
    ス、前記第1のケースと前記第2のケースとの間を仕切
    る仕切板をそれぞれ接合して構成されるハウジングと、
    前記ハウジング外部の電源からの電力を供給するための
    電力線とを備え、前記電動機の固定子の取付部を前記第
    1のケースに向けて膨出するように前記仕切板の前記第
    1のケースの対向面に形成すると共に、前記固定子の巻
    線と前記電力線とを接続するための接続手段を前記仕切
    板と前記電動機とで囲まれる空間に設け、前記取付部に
    前記電力線の抜き止め手段が設けられている引出孔を形
    成し、前記第1ケースに前記取付部の引出孔に連ねる引
    出孔を形成し、前記電力線を前記取付部の引出孔および
    前記第1ケースの引出孔を介して前記第1ケースの端面
    側から前記ハウジング外部に引き出したことを特徴とす
    る減速機付モータ。
  2. 【請求項2】 前記固定子の巻線のそれぞれを相互に接
    続するバスプレートを前記仕切板の取付部半径方向内側
    に配置すると共に、前記電力線から供給される電力を前
    記固定子の巻線の駆動電力に変換して供給する電力制御
    用半導体を前記バスプレートへ配線接続し、前記バスプ
    レートと前記電力制御用半導体とから前記接続手段を構
    成したことを特徴とする請求項1記載の減速機付モー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記仕切板と前記第2ケースとの間に前
    記歯車減速機から隔離された空間を形成するための壁部
    を、前記仕切板および前記第2のケースの内の少なくと
    も一方に設け、この空間内に前記電力制御用半導体を制
    御するための制御回路を収容したことを特徴とする請求
    項2記載の減速機付モータ。
  4. 【請求項4】 前記電動機は磁石回転子を有する直流ブ
    ラシレス電動機で構成し、前記電力制御用半導体をその
    放熱面が前記仕切板に密接するようにかつその前記仕切
    板への密接部分の少なくとも一部が前記電動機の磁石回
    転子の出力軸方向への投影範囲に含まれるように前記仕
    切板の取付部の半径方向内側に配置すると共に、前記電
    力供給用半導体を前記バスプレートと前記仕切板とによ
    って挟持固定したことを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載の減速機付モータ。
  5. 【請求項5】 前記電力制御用半導体の数は複数からな
    り、前記電力制御用半導体のそれぞれを前記回転子の出
    力軸の周りに放射状に配列したことを特徴とする請求項
    4記載の減速機付モータ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングを車両のホイールの内部
    空間に収容し、前記歯車減速機の出力軸に前記ホイール
    との取付部を設けると共に、前記第1のケース側に前記
    車両本体との取付部を形成して、車両用ホイールモータ
    として用いることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4または請求項5記載の減速機付モー
    タ。
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