JP3526093B2 - 減速機付モータの製造方法 - Google Patents

減速機付モータの製造方法

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JP3526093B2
JP3526093B2 JP33183694A JP33183694A JP3526093B2 JP 3526093 B2 JP3526093 B2 JP 3526093B2 JP 33183694 A JP33183694 A JP 33183694A JP 33183694 A JP33183694 A JP 33183694A JP 3526093 B2 JP3526093 B2 JP 3526093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングに電動機お
よびその出力を減速して出力する歯車減速機が内蔵され
ている減速機付モータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】荷役運搬車などの産業車両では、その車
軸回転数が低いため、その駆動源として、ハウジングに
電動機およびその出力を減速して出力する歯車減速機を
内蔵する減速機付モータが用いられている。
【0003】ところで、この減速機付モータでは、それ
が搭載される車両に応じた出力仕様が要求され、この要
求された出力仕様に応じて電動機の仕様、歯車減速機の
仕様が決定されると共に、電動機の仕様および歯車減速
機の仕様に応じてハウジングの大きさが決定される。
【0004】電動機の仕様、歯車減速機の仕様およびハ
ウジングの大きさが決定されると、電動機の製作、歯車
減速機の製作、ハウジングの製作が行われる。このハウ
ジングの製作では、まず、ハウジングを構成する部品の
型を製作し、その型を用いて各部品を鋳造し、各部品を
接合することによってハウジングを構成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電動
機の仕様、歯車減速機の仕様およびハウジングの大きさ
は出力仕様に応じて決定されるから、各出力仕様毎に、
その電動機の仕様、歯車減速機の仕様またはハウジング
の大きさが異なり、出力仕様が変更される毎に、その変
更された出力仕様に対応した電動機の構成部品、歯車減
速機の構成部品またはハウジングの構成部品を変更する
ための作業に大きな手間が掛かると共に、コストの増大
を招く恐れがある。
【0006】この変更作業の手間を軽減するために、所
定の範囲内での出力仕様変更に対し、電動機の構成部
品、歯車減速機の構成部品またはハウジングの構成部品
の一部を共用化することが考えられるが、電動機および
歯車減速機を内蔵するハウジングの構成部品の共用化を
効果的に実施することは難しい。
【0007】本発明の目的は、電動機および歯車減速機
を内蔵するハウジングの構成部品の共用化を簡単に行う
ことができる減速機付モータの製造方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ハウジングに電動機およびその電動機の出力を減速して
出力する歯車減速機が内蔵されている減速機付モータの
製造方法において、前記電動機を収容するための第1の
ケースおよび前記電動機の出力を減速して出力する歯車
減速機を収容する第2のケースを形成し、前記第1のケ
ースとの対向面に前記電動機の固定子の取付部および前
記第1ケースの接合部位に向けて延出する第1の延出部
が、前記第2のケースとの対向面に前記歯車減速機の歯
車用軸部材の軸受部および前記第2ケースの接合部位に
向けて延出する第2の延出部がそれぞれ設けられた仕切
板を形成し、前記仕切板の第1の延出部と前記第1のケ
ースの接合部位との接合および前記仕切板の第2の延出
部と前記第2のケースの接合部位との接合により、前記
ハウジングを構成すると共に、出力仕様に変更が生じた
ときに、その出力仕様の変更に応じて前記電動機の固定
子の積厚および歯車厚さを変更し、これらの軸方向寸法
変更に対応させて前記仕切板の前記第1の延出部の延出
量および前記第2の延出部の延出量を変更することによ
り、前記第1のケースおよび前記第2のケースとで新た
なハウジングを形成するように構成したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の減
速機付モータの製造法において、前記歯車減速機と隔離
されかつ前記電動機の駆動用制御回路が収容される空間
を前記仕切板と前記第2のケースとの間に形成するため
の壁部構成部位を前記仕切板と前記第2のケースとにそ
れぞれ形成し、出力仕様の変更によって前記歯車厚さが
変更されたとき、その歯車厚さの軸方向寸法変更に対応
させて前記仕切板に形成される壁部の構成部位の前記第
2のケース向かう延出量を変更することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の減
速機付モータの製造方法において、前記電動機は磁石回
転子を有する直流ブラシレス電動機で構成すると共に、
前記電動機の磁石回転子の位置検出センサを前記仕切板
の第1のケースの対向面に、前記制御回路を前記仕切板
の第2ケースの対向面に取り付けることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の減速機付モータの製造方法にお
いて、車両のホイールの内部空間に前記ハウジングを収
容可能なように前記ハウジングに車両本体との取付部を
形成すると共に、前記歯車減速機の出力軸に前記ホイー
ルとの取付部を形成することにより、車両用ホイールモ
ータとして構成することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の減速機付モータの製造方法で
は、電動機を収容するための第1のケースおよび電動機
の出力を減速して出力する歯車減速機を収容する第2の
ケースを形成し、第1のケースとの対向面に電動機の固
定子の取付部および第1ケースの接合部位に向けて延出
する第1の延出部が、第2のケースとの対向面に歯車減
速機の歯車用軸部材の軸受部および第2ケースの接合部
位に向けて延出する第2の延出部がそれぞれ設けられた
仕切板を形成し、仕切板の第1の延出部と第1のケース
の接合部位との接合および仕切板の第2の延出部と第2
のケースの接合部位との接合により、ハウジングを構成
すると共に、出力仕様に変更が生じたときに、その出力
仕様の変更に応じて電動機の固定子の積厚および歯車厚
さを変更し、これらの軸方向寸法に変更に対応させて仕
切板の第1の延出部の延出量および第2の延出部の延出
量を変更するので、出力仕様の変更時に、電動機の固定
子の積厚の変更および歯車減速機の歯車厚さの変更に伴
い変化するハウジングの軸方向寸法の変化分が仕切板の
第1の延出部、第2の延出部の延出量の変更によって吸
収されると共に、ハウジングの軸直角方向寸法の変化は
なく、第1のケースおよび第2のケースをハウジングの
共用部品にして、一体成形可能な仕切板のみの変更で対
処することができる。
【0013】請求項2記載の減速機付モータの製造方法
では、歯車減速機と隔離されかつ電動機の駆動用制御回
路が収容される空間を仕切板と第2のケースとの間に形
成するための壁部構成部位を仕切板と第2のケースとに
それぞれ形成し、出力仕様の変更によって歯車厚さが変
更されたとき、その歯車厚さの軸方向寸法変更に対応さ
せて仕切板に形成される壁部の構成部位の第2のケース
向かう延出量を変更するので、出力変更時における制御
回路用収容空間の形成部品としても第2のケースを共用
化することができる。
【0014】請求項3記載の減速機付モータの製造方法
では、電動機を磁石回転子を有する直流ブラシレス電動
機で構成し、電動機の磁石回転子の位置検出センサを仕
切板の第1のケースの対向面に、制御回路を仕切板の第
2ケースの対向面に取り付けるので、第1のケースおよ
び第2のケースの共用化を損なうことなく、出力仕様の
変更に伴う制御回路および位置検出センサの取付部の形
状等の変更についても、一体成形可能な仕切板の変更で
容易に対処することができる。
【0015】請求項4記載の減速機付モータの製造方法
では、車両のホイールの内部空間にハウジングを収容可
能なようにハウジングに車両本体との取付部を形成する
と共に、歯車減速機の出力軸にホイールとの取付部を形
成することにより、車両用ホイールモータとして構成す
るので、出力仕様の変更に伴うハウジングの出力軸直角
方向寸法の変更がなく、ハウジングとホイールとの干渉
を考慮せずに出力仕様の変更(出力アップ)をすること
ができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0017】(第1実施例)まず、本発明の製造方法に
よる標準仕様の減速機付モータについて図1および図2
を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の製造法による標準仕様の減
速機付モータの構成を示す縦断面図、図2は図1の減速
機付モータの第2基板を示す平面図である。
【0019】減速機付モータ1は、図1に示すように、
ハウジング60を備える標準仕様のモータからなり、ハ
ウジング60内には電動機4と電動機4の回転出力を減
速して出力する歯車減速機5とが内蔵されている。
【0020】ハウジング60は、略椀形の外側ケース6
1(第2ケース)と内側ケース62(第1ケース)との
間に仕切板63を介挿した構成からなる。
【0021】外側ケース61の中央には軸挿通孔61a
が形成されると共に、外側ケース61の内側(ハウジン
グ60の内部)には、後述するように、歯車減速機5と
隔離された空間Sを形成するための仕切壁部61bが形
成されている。外側ケース61および内側ケース62
は、それぞれ標準型を用いてアルミダイカストによって
鋳造され、その各部の詳細寸法は標準寸法に設定されて
いる。
【0022】仕切板63の内側ケース62の対向面に
は、内側ケース62に向けて膨出する固定子取付部63
aが一体的に形成されている。仕切板63の外側ケース
61の対向面には、外側ケース61に向けて延出する延
出部63bと仕切壁部61bに向けて突出する仕切壁部
63cと後述する軸受21を取り付ける凹部とが一体的
に形成されている。仕切板63の固定子取付部63aは
内側ケース62の接合部位にボルト10により締結さ
れ、内側ケース62の接合部位と接合される延出部を兼
ねる。仕切板63の延出部61bは外側ケース61の接
合部位にボルト(図示せず)により締結され、仕切板6
3の仕切壁部63cは外側ケース61の仕切壁部61b
に突き合わされて隔離された空間Sを形成している。仕
切板63は、アルミダイカストによって鋳造される。
【0023】このように、各部の詳細寸法は標準寸法に
設定されているから、外側ケース61の出力軸方向寸
法、内側ケース62の出力軸方向寸法および仕切板63
の出力軸方向寸法によって決定されるハウジング60の
出力軸方向寸法は標準寸法になる。同様に、ハウジング
60の直径寸法は標準寸法になる。
【0024】電動機4は、内側ケース62内に収納さ
れ、閉スロット鉄心から構成される固定子(ステータ)
7と、この固定子7の内側に回転自在に設けられている
回転子(ロータ)8と、この回転子8の回転出力を歯車
減速機5を介して出力する出力軸9とを有する。電動機
4の出力仕様は標準仕様に規定されている出力仕様に設
定されている。
【0025】固定子7の各磁極歯には、コイルボビン7
cを介して3相の界磁コイル7dが巻回され、この界磁
コイル7dによって固定子巻線が形成される。
【0026】固定子の外周部は、仕切板63の固定子取
付部63aと押え板30との間に挟まれ、ボルト13に
よって固定子取付部63aに固定されている。
【0027】固定子7の積厚は電動機4の出力仕様に対
応する値に設定され、界磁コイル7dの巻線長さ、巻線
の径等が固定子7の積厚から決定される値に設定されて
いる。
【0028】回転子8は、その軸長全体に亘って回転中
心孔である軸挿通孔8aが設けられている回転子本体8
bを有する。回転子本体8bの外周部には、その周方向
に等間隔に配列されている複数の着磁マグネット8cが
装着されていると共に、回転子8の軸方向に仕切板63
に向けて突出する固定子8の位置検出用突出部8dが形
成されている。突出部8dには、その周方向に等間隔に
配列されている切欠が設けられている。
【0029】回転子本体8bの内周部の軸長は外周部の
軸長よりも長く、その部分には、歯車減速機5の第1の
歯車5aを構成する歯が形成されている。回転子本体8
bの軸長の短い外周部は、固定子7の内周部に回転自在
に対向配置され、回転子本体8bの内周部の両端に圧入
されたボールベアリング等の軸受14a,14bを介し
て出力軸9を中心として回転するように構成されてい
る。
【0030】出力軸9の一端部には、出力被伝達部材を
取り付けるためのキー溝9aおよびねじ孔9bが形成さ
れている。出力軸9の中間部は外側ケース61の軸挿通
孔61aにボールベアリング等の軸受18を介して、そ
の他端部は内側ケース62の中央凹部にボールベアリン
グ等の軸受19を介してそれぞれ回転自在に支承されて
いる。出力軸9の中間部と外側ケース61の軸挿通孔6
1aとの空隙は、シール部材27によってシールされて
いる。出力軸9は、回転子8の軸挿通孔8a内を、上述
のように、軸受14a,14bに支承された状態で回転
子8に非接触に挿通(貫通)されている。
【0031】固定子7と回転子8とを主構成要素とする
電動機4は、その軸方向の長さが短いフラット型のブラ
シレス電動機からなり、減速機付モータ1全体としての
出力軸9方向寸法が短くなるように構成されている。
【0032】歯車減速機5は、厚さが電動機4の出力仕
様に応じて決定されている複数(本実施例では4個)の
歯車5a,5b,5c,5dを備えた2段減速機からな
る。すなわち、第1の歯車5aは、上述したように回転
子8の他端側(図1において左端側)に同軸状に一体形
成されている。第2および第3歯車5b,5cは、互い
に一体的に回転するように同一の回転軸(支持軸)20
に固定され、第2歯車5bは第1歯車5aに噛み合され
ている。
【0033】回転軸20は、出力軸9と偏心して出力軸
9の下方に配置されている。回転軸20の一端部は仕切
板63の凹部に取り付けられたボールベアリング等の軸
受21に、その他端部は外側ケース61の凹部に取り付
けられたボールベアリング等の軸受22にそれぞれ回転
自在に支承されている。
【0034】第4(最終段)歯車5dは、出力軸9と一
体的に回転するように出力軸9に固定されている。この
第4歯車5dには第3歯車5cが噛み合わされている。
従って、固定子7の回転磁界の作用により回転子8が回
転すると、回転子8に一体形成された第1歯車5aが回
転子8と同一の回転数で回転する。第1歯車5aの回転
出力は、第2および第3歯車5b,5cで減速された後
に第4歯車5dに伝達され、第4歯車5dの減速回転に
伴い出力軸9は第4歯車5dと同一の回転数で回転子8
と同方向に回転する。例えば、回転子8が750rpm
で正回転すると、出力軸9は、歯車減速機5により減速
されて150rpmで正回転し、その減速比は1/5で
ある。
【0035】仕切板63の仕切壁部63cと外側ケース
61の仕切壁部61bとで形成される歯車減速機と隔離
された空間Sには、電動機4を駆動するための制御回路
形成用第1基板23が配置され、ビス(図示せず)で仕
切板63に取り付けられている。第1基板23には、電
動機4を駆動するための制御回路を構成する各種の回路
素子が取り付けられている。このように、制御回路設置
用空間をハウジング60内に形成することによって、ハ
ウジング外部に制御回路用設置スペースを設ける必要が
なくなる。
【0036】仕切板63と電動機4との間の空間には、
第1基板23に形成された制御回路からの信号で駆動さ
れて電動機4へ駆動電流を供給する駆動回路形成用第2
基板25が配置されている。第2基板25は、外形寸法
が仕切板63の固定子取付部63aの内径寸法より小さ
いドーナッツ形状のバスプレートからなり、そのバスプ
レートはビス25bで仕切板63に取り付けられてい
る。ビス25bによる第2基板25の固定位置は、回転
子8の出力軸9方向への投影範囲に含まれるように設定
されている。
【0037】第2基板25の各面には複数の配線路(図
示せず)およびそれに接続されるスルーホールが形成さ
れている。各スルーホールは第2基板25の外周部の円
周方向に沿って等間隔に配列され、各スルーホールには
対応する界磁コイル7dの端部7eが貫通して接続され
ている。各スルーホールとそれぞれに対応する界磁コイ
ル7dの端部7eとの接続固定によって、各界磁コイル
7dは相互に接続される。
【0038】第2基板25の仕切板63の対向面には、
図2に示すように、界磁コイル7dにその端部7eを介
して電流を供給するための複数のパワートランジスタ
(パワーMOSFET)25aがおよびその他の回路素
子が組み込まれ、各パワートランジスタ25aおよび回
路素子は対応する印刷配線路とはんだ付けによって配線
接続されている。各パワートランジスタ25aは、第2
基板25の中心(出力軸9の中心)に対し放射状に配列
されると共に、各パワートランジスタ25aの放熱面
(仕切板63に対向する面)が仕切板63の内側ケース
62の対向面に密接するように第2基板25に搭載され
ている。パワートランジスタ25aの数は電動機4の出
力仕様に応じて決定され、本実施例では、3相の固定子
巻線に対し、6個のパワートランジスタ25aが用いら
れ、1相当りのパワートランジスタ25aの数は2個に
設定されている。
【0039】このように、各パワートランジスタ25a
の放熱面を仕切板63の内側ケース62の対向面に密接
させたので、仕切板63を各パワートランジスタ25a
の放熱板として利用して大きな放熱面積が確保され、各
パワートランジスタ25aの放熱効果が十分に得られ、
各パワートランジスタ25aの発熱に伴うハウジング6
0の大型化が小さい範囲に抑制される。
【0040】また、各パワートランジスタ25aを第2
基板25の中心(出力軸9の中心)に対し放射状に配列
したので、各パワートランジスタ25aの取付に伴いハ
ウジング60の出力軸9方向への厚みを大きくする必要
がなく、減速機付モータ1の全体の厚みが薄くなり、そ
の大型化が抑制される。
【0041】第2基板25の内側ケース62の対向面に
は、電動機4の回転子8の位置を検出するための3つの
光検出式のセンサ26が取り付けられている。各センサ
26は、回転子8の突出部8dに対向する第2基板25
上の位置に所定角度(本実施例では120度)間隔で配
置され、各センサ26からの検出信号に基づき電動機4
の回転子8の位置が検出される。センサ26は光路を形
成し、突出部8dによる光路の遮断、または開放に応じ
て検出信号を出力する。
【0042】なお、このセンサ26に代えて、回転子8
の上面に埋設されたリング状マグネットと、このリング
状マグネットと対向する第2基板25上の位置に所定角
度(例えば120度)間隔で取り付けられた磁極センサ
とから構成される位置検出手段を用いることもでき、こ
の磁極センサとしては、ホール素子等の磁気センサが使
用される。
【0043】仕切板63と第1基板23、第2基板25
との間には、絶縁シートフィルム(図示せず)が介挿さ
れている。
【0044】次に、減速機付モータ1の製造方法につい
て説明する。
【0045】標準仕様に基づき電動機4の出力仕様が設
定されると、設定された電動機4の出力仕様を満足する
ように固定子7の積厚が決定され、固定子7の積厚に応
じて界磁コイル7dの巻線長さ、巻線の径、回転子8の
軸長、出力軸9の軸長など、構成部品の詳細が決定さ
れ、各パワートランジスタ25aの数が決定される。ま
た、電動機4の出力仕様に応じて各歯車5a,5b,5
c,5dの厚さ、回転軸20の軸長など歯車減速機5の
仕様が決められる。
【0046】電動機4の出力仕様、歯車減速機5の仕様
が決定されると、仕切板63の詳細寸法が決定される。
なお、仕切板63の固定子取付部63a部分に形成され
るべき内側ケース62側への延出量および延出部63
b,仕切壁部63cの外側ケース61側への延出量は標
準仕様に応じて決定される。具体的には、仕切板63の
固定子取付部63a部分に形成されるべき延出量は固定
子7の積厚を基準にして設定された標準寸法であり、延
出部63b、仕切壁部63cの延出量は各歯車5a,5
b,5c,5dの厚さを基準にして設定された標準寸法
である。
【0047】次に、ハウジング60を3分割形成するた
めの外側ケース61、内側ケース62および仕切板63
はそれぞれアルミダイカストによって成形される。
【0048】まず、シール部材27、軸受18,22を
圧入した外側ケース61に出力軸9が取り付けられる。
そして、外側ケース61に減速段の歯車すなわち第2、
第3および第4歯車5b,5c,5dが取り付けられ
る。
【0049】そして、固定子7、第1基板23および第
2基板25が取り付けられた仕切板63と、歯車減速機
5が組み込まれた外側ケース61とはボルトにより固定
され、軸受14a,14bが圧入された回転子8が軸受
14aによって出力軸9に案内されながら固定子7内に
挿入される。そして、仕切板63に、軸受19が圧入さ
れた内側ケース62がボルトにより取り付けられる。
【0050】次に、標準仕様より大きな出力に仕様を変
更した大出力仕様の減速付モータ100の製造方法につ
いて図3および図4を参照しながら説明する。図3は本
発明の製造法による大出力仕様の減速機付モータの構成
を示す縦断面図、図4は図3の減速機付モータの第2基
板を示す平面図である。
【0051】標準仕様より出力が大きい大出力仕様の減
速機付モータ100は、図3に示すように、電動機4と
電動機4の回転出力を減速して出力する歯車減速機5と
が内蔵されているハウジング60を備える。
【0052】まず、電動機4の出力は標準仕様よりも大
出力に設定されている。電動機4の要求出力の増加に伴
い固定子7の積厚は標準仕様における積厚より大きく設
定され、歯車減速機5の各歯車5a,5b,5c,5d
の厚さは標準仕様における厚さより厚く設定される。各
歯車5a,5b,5c,5dの厚さの増加に伴い支持軸
20の軸長は標準仕様における長さより長くなる。
【0053】第2基盤25に搭載されているパワートラ
ンジスタ25aの数は、図4に示すように、電動機4の
出力の増加によって12個になり、1相当りのパワート
ランジスタ25aの数は4個に設定される。
【0054】ハウジング60は、標準仕様で形成された
略椀形の外側ケース61(第2ケース)と標準仕様で形
成された内側ケース62(第1ケース)との間に新たに
形成した仕切板73を介挿した構成からなる。
【0055】仕切板63の内側ケース62の対向面に
は、内側ケース62に向けて膨出する固定子取付部73
aおよび内側ケース62の接合部位に向けて延出する延
出部73dが一体的に形成される。仕切板73の外側ケ
ース61の対向面には、外側ケース61の接合部位に向
けて延出する延出部73bと仕切壁部61bに向けて突
出する仕切壁部73cと軸受21用凹部とが一体的に形
成される。仕切板73の延出部73dは内側ケース62
の接合部位にボルト10により締結される。仕切板73
の延出部73bは外側ケース61の接合部位にボルト
(図示せず)により締結され、仕切板73の仕切壁部7
3cは外側ケース61の仕切壁部61bに突き合わされ
る。延出部73dの延出量は固定子7の積厚の増加分に
対応して変更され、標準仕様における延出量より軸方向
寸法が大きく設定される。延出部73bの延出量および
仕切壁部73cの延出量は各歯車5a,5b,5c,5
dの厚さの増加に対応して変更され、標準仕様における
延出量より軸方向寸法が大きく設定される。
【0056】このように、延出部73dの延出量は固定
子7の積厚の増加分に対応して変更され、延出部73b
の延出量は各歯車5a,5b,5c,5dの厚さの増加
に対応して変更されるので、ハウジングの60の出力軸
方向寸法は標準時における寸法より長くなるが、その増
加分は仕切板73を変更するだけで対処可能な各延出部
73d,73cの延出量の増加によって吸収され、標準
仕様で形成された外側ケース61および内側ケース62
を共用化することができる。従って、ハウジング60の
直径寸法も標準寸法に保持される。
【0057】また、仕切壁部73cの延出量も各歯車5
a,5b,5c,5dの厚さの増加に対応して変更され
るので、出力変更時における第1基板23の収容空間S
の形成部品としても外側ケース61を共用化することが
できる。
【0058】さらに、電動機4を直流ブラシレス電動機
で構成し、電動機4の回転子8の位置検出センサ26を
仕切板73に取り付けられる第2基板25の内側ケース
62の対向面に、第1基板23を仕切板73の外側ケー
ス61の対向面に取り付けるので、外側ケース61およ
び内側ケース62の共用化を損なうことなく、出力仕様
の変更に伴う制御回路および位置検出センサ26の取付
部の形状等の変更についても、一体成形可能な仕切板の
変更で容易に対処することができる。
【0059】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図5を参照しながら説明する。図5は本発明の
製造方法による減速機付モータが適用された車両用ホイ
ールモータの構成を示す縦断面図である。
【0060】本実施例では、車両用ホイールモータとし
て用いる例について説明する。なお、第1実施例と同じ
部材については同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0061】車両用ホーイルモータとして用いられる減
速機付モータ1は、図5に示すように、タイヤ(車輪)
2を装着したホイール3の内側に配置されたハウジング
60を備え、ハウジング60内には電動機4と歯車減速
機5とが内蔵されている。電動機4の回転出力は歯車減
速機5を介してホイール3に伝達され、この伝達された
回転力によってホイール3は回転駆動される。
【0062】外側ケース61および仕切板63と一体的
に締結固定されてハウジング60を構成する内側ケース
62は、ボルト(図示せず)で車輌本体側(図示せず)
に固定されている。
【0063】出力軸9の一端部には取付フランジ15が
一体的に形成され、取付フランジ15はボルト16およ
びナット17でホイール3のハブ3aに固定されてい
る。
【0064】この減速機付モータ1では、出力変更時
に、外側ケース61および内側ケース62がハウジング
60の共用化部品として用いられるので、出力変更に伴
うハウジング60の出力軸直角方向寸法の変更がなく、
ハウジング60とホイール3との干渉を考慮せずに出力
変更をすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
減速機付モータの製造方法によれば、電動機を収容する
ための第1のケースおよび電動機の出力を減速して出力
する歯車減速機を収容する第2のケースを形成し、第1
のケースとの対向面に第1のケースに電動機の固定子の
取付部および第1ケースの接合部位に向けて延出する第
1の延出部が、第2のケースとの対向面に歯車減速機の
歯車用軸部材の軸受部および第2ケースの接合部位に向
けて延出する第2の延出部がそれぞれ設けられた仕切板
を形成し、仕切板の第1の延出部と第1のケースの接合
部位との接合および仕切板の第2の延出部と第2のケー
スの接合部位との接合により、ハウジングを構成すると
共に、出力仕様に変更が生じたときに、その出力仕様の
変更に応じて電動機の固定子の積厚および歯車厚さを変
更し、これらの軸方向寸法変更に対応させて仕切板の第
1の延出部の延出量および第2の延出部の延出量を変更
するので、出力仕様の変更時に、電動機の固定子の積厚
の変更および歯車減速機の歯車厚さの変更に伴い変化す
るハウジングの軸方向寸法の変化分が仕切板の第1の延
出部、第2の延出部の延出量の変更によって吸収される
と共に、ハウジングの軸直角方向寸法は変更されず、第
1のケースおよび第2のケースをハウジングの共用部品
にして一体成形可能な仕切板のみの変更で対処すること
ができる。すなわち、電動機および歯車減速機を内蔵す
るハウジングの構成部品の共用化を簡単に行うことがで
きる。
【0066】請求項2記載の減速機付モータの製造方法
によれば、歯車減速機と隔離されかつ電動機の駆動用制
御回路が収容される空間を仕切板と第2のケースとの間
に形成するための壁部構成部位を仕切板と第2のケース
とにそれぞれ形成し、出力仕様の変更によって歯車厚さ
が変更されたとき、その歯車厚さの軸方向寸法変更に対
応させて仕切板に形成される壁部の構成部位の第2のケ
ース向かう延出量を変更するので、出力変更時における
制御回路用収容空間の形成部品としても第2のケースを
共用化することができる。
【0067】請求項3記載の減速機付モータの製造方法
によれば、電動機を磁石回転子を有する直流ブラシレス
電動機で構成し、電動機の磁石回転子の位置検出センサ
を仕切板の第1のケースの対向面に、制御回路を仕切板
の第2ケースの対向面に取り付けるので、第1のケース
および第2のケースの共用化を損なうことなく、出力仕
様の変更に伴う制御回路および位置検出センサの取付部
の形状等の変更についても、一体成形可能な仕切板の変
更で容易に対処することができる。
【0068】請求項4記載の減速機付モータの製造方法
によれば、車両のホイールの内部空間にハウジングを収
容可能なようにハウジングに車両本体との取付部を形成
すると共に、歯車減速機の出力軸にホイールとの取付部
を形成することにより、車両用ホイールモータとして構
成するので、出力仕様の変更に伴うハウジングの出力軸
直角方向寸法の変更がなく、ハウジングとホイールとの
干渉を考慮せずに出力仕様の変更をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造法による標準仕様の減速機付モー
タの構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の減速機付モータの第2基板を示す平面図
である。
【図3】本発明の製造法による大出力に仕様変更した場
合の減速機付モータの構成を示す縦断面図である。
【図4】図3の減速機付モータの第2基板を示す平面図
である。
【図5】本発明の製造方法による減速機付モータが適用
された車両用ホイールモータの構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…減速機付モータ 3…ホイール 4…電動機 5…歯車減速機 5a…第1歯車 5b…第2歯車 5c…第3歯車 5d…第4歯車(最終段歯車) 7…固定子 7d…界磁コイル(固定子巻線) 8…回転子 9…出力軸 15…取付フランジ 23…第1基板(制御回路) 25…第2基板 25a…パワートランジスタ(電力制御用半導体) 60…ハウジング 61…外側ケース(第2ケース) 62…内側ケース(第1ケース) 62b…仕切壁部 63,73…仕切板 63a…固定子取付部(第1延出部) 63b,73b…延出部(第2延出部) 63c,73c…仕切壁部 73a…固定子取付部 73d…延出部(第1延出部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯嶋 良洋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−21461(JP,U) 実開 昭58−170450(JP,U) 実開 昭59−15257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 7/00 - 7/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに電動機およびその電動機の
    出力を減速して出力する歯車減速機が内蔵されている減
    速機付モータの製造方法において、前記電動機を収容す
    るための第1のケースおよび前記電動機の出力を減速し
    て出力する歯車減速機を収容する第2のケースを形成
    し、前記第1のケースとの対向面に前記電動機の固定子
    の取付部および前記第1ケースの接合部位に向けて延出
    する第1の延出部が、前記第2のケースとの対向面に前
    記歯車減速機の歯車用軸部材の軸受部および前記第2ケ
    ースの接合部位に向けて延出する第2の延出部がそれぞ
    れ設けられた仕切板を形成し、前記仕切板の第1の延出
    部と前記第1のケースの接合部位との接合および前記仕
    切板の第2の延出部と前記第2のケースの接合部位との
    接合により、前記ハウジングを構成すると共に、出力仕
    様に変更が生じたときに、その出力仕様の変更に応じて
    前記電動機の固定子の積厚および歯車厚さを変更し、こ
    れらの軸方向寸法変更に対応させて前記仕切板の前記第
    1の延出部の延出量および前記第2の延出部の延出量を
    変更することにより、前記第1のケースおよび前記第2
    のケースとで新たなハウジングを形成するように構成し
    たことを特徴とする減速機付モータの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記歯車減速機と隔離されかつ前記電動
    機の駆動用制御回路が収容される空間を前記仕切板と前
    記第2のケースとの間に形成するための壁部構成部位を
    前記仕切板と前記第2のケースとにそれぞれ形成し、出
    力仕様の変更によって前記歯車厚さが変更されたとき、
    その歯車厚さの軸方向寸法変更に対応させて前記仕切板
    に形成される壁部の構成部位の前記第2のケース向かう
    延出量を変更することを特徴とする請求項1記載の減速
    付モータの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電動機は磁石回転子を有する直流ブ
    ラシレス電動機で構成すると共に、前記電動機の磁石回
    転子の位置検出センサを前記仕切板の第1のケースの対
    向面に、前記制御回路を前記仕切板の第2ケースの対向
    面に取り付けることを特徴とする請求項2記載の減速機
    付モータの製造方法。
  4. 【請求項4】 車両のホイールの内部空間に前記ハウジ
    ングを収容可能なように前記ハウジングに前記車両本体
    との取付部を形成すると共に、前記歯車減速機の出力軸
    に前記ホイールとの取付部を形成することにより、車両
    用ホイールモータとして構成することを特徴とする請求
    項1、請求項2または請求項3記載の減速機付モータの
    製造方法。
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