JP2892336B2 - 滑走路予約システム - Google Patents
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- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G5/00—Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
- G08G5/0043—Traffic management of multiple aircrafts from the ground
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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-
- G—PHYSICS
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- G08G5/00—Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
- G08G5/0073—Surveillance aids
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Description
機の離着陸時刻を予測し、空港の処理能力を最大限に発
揮した到着及び出発予定機各々の滑走路使用時間の割付
を行い、ターミナル管制及び飛行場管制業務を支援する
滑走路予約システムに関する。
は、レーダ画面等を見ながら到着機間の順序付け及び間
隔付けを行っている。一方、タワー管制においては、タ
ーミナル管制におけるレーダ画面を見ながら、到着機の
合間に出発機が離陸を行えるように管制を行っている。
そして、必要に応じランドラインによる音声通信によ
り、ターミナル管制とタワー管制間で離着陸の調整を行
っている。
及び到着機トータルとしての運航効率をあげるために
は、効率的な離着陸パターンを推測し、この離着陸パタ
ーンを実現するために、ターミナル管制とタワー管制間
の音声通信による離着陸調整を行う必要がある。
過密になってきており、管制官の業務が過負荷に達し、
空港の処理能力を最大限に発揮するような離着陸を可能
とする離着陸調整は、現状では非常に困難となってい
る。
の(1)〜(3)に示すような場合が考えられる。 (1)ランウェイチェンジを行う場合 日本においては、海の近辺に位置する空港が多いため、
通常一日の間に2度のランウェイチェンジが行われる。
例えば東京国際空港、名古屋等の空港においては、昼前
と夕方に風向きが海風から陸風、陸風から海風へと変化
する。
チェンジを行った場合、今まで慣れていた一連の管制業
務からランウェイチェンジ後の思考パターンに切り替
え、即座に適応しようとすることによる作業負荷が発生
する。
ルを経由したアプローチは、空域の幅が狭くかつ長い区
間となっている。このため、多数の航空機を等間隔で飛
行させる必要があり、管制業務の負荷が特に大きくな
る。
際空港におけるエディーアライバルのようにアプローチ
距離が短い場合、順序・間隔付けの空間的余裕が少な
く、短時間での管制を行う必要から一時的に業務負荷が
増大する。
の飛行場管制では、離着陸の効率をあげるためには、効
率的な離着陸パターンの推測及びターミナル管制とタワ
ー管制間の音声通信による離着陸調整が必要である。
ーンの推測は管制官各人の経験やスキルに頼っており、
管制業務負荷が高い状態においては離着陸効率を最大限
に発揮することが困難である。
されたもので、到着及び出発予定機の離着陸時刻を予測
し、空港の処理能力を最大限に発揮した到着及び出発予
定機各々の滑走路使用時間の割付を行い、この滑走路使
用時間の割付情報を管制官が把握しやすい形式にて画面
表示し、ターミナル管制と飛行場管制でこの情報を共有
することができ、これによって空港の処理能力を最大限
に発揮すると共に離着陸調整に関する管制業務負荷を大
幅に低減することのできる滑走路予約システムを提供す
ることを目的とする。
めに本発明は以下のように構成される。 (1)到着及び出発予定機各々の滑走路使用時間の割付
を行い、ターミナル管制及び飛行場管制業務務を支援す
る滑走路予約システムにおいて、前記到着及び出発予定
機の航空機情報、気象情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得された情報に基づいて前記到着
予定機の到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、前記
情報取得手段で取得された情報に基づいて前記出発予定
機の出発時刻を予測する出発時刻予測手段と、前記情報
取得手段で取得された情報に基づいて前記到着・出発予
定機各々の滑走路使用時間を管制上の制約の基で最大限
に効率的な割付を行う滑走路使用時間割付手段と、前記
到着時刻予測手段及び出発時刻予測手段で算出された到
着・出発予定機各々の到着・出発予定時刻を表示する飛
行状況表示手段と、前記滑走路使用時間割付手段で算出
された滑走路割付状況を表示する予約状況表示手段を具
備して構成される。
手段は、到着予定機各々の位置・速度、飛行特性及び管
制区域内の風向・風速、気温等から、到着予定機各々の
到着時刻を算出するようにする。
手段は、スポット位置に対応したプッシュバック時間及
びタクシー時間の実績値、滑走路への進入時間の実績値
をもとに出発予定機各々の出発時刻を算出するようにす
る。
手段は、タクシー中の出発予定機各々の位置、タクシー
予定経路及びアウター通行時、インナー通行時及びター
ン時それぞれのタクシー速度の実績値をもとにタクシー
中の出発予定機各々の出発予定時刻を算出するようにす
る。
間割付手段は、管制方式基準に従って到着・出発予定機
各々の滑走路使用時間を割付るようにする。 (6)(1)において、前記滑走路使用時間割付手段
は、到着予定機各々の遅延合計が最小となるように到着
・出発予定機各々の滑走路使用時間を割付るようにす
る。
間割付手段は、到着予定機各々の遅延合計が最小となる
滑走路使用時間の割付パターンが複数存在する場合、到
着機及び出発機各々の遅延合計が最小となるように到着
・出発予定機各々の滑走路使用時間を割付るようにす
る。
間割付手段は、到着予定機各々の遅延・前倒し許容範囲
内で到着予定機各々の滑走路使用時間を割付るようにす
る。 (9)(1)において、前記滑走路使用時間割付手段
は、出発予定機各々の遅延許容範囲内で到着予定機各々
の滑走路使用時間を割付るようにする。
時間割付手段は、到着・出発予定機の滑走路割付時間が
遅延・前倒し許容範囲外となった場合、滑走路使用時間
の再割付を行うようにする。
時間割付手段は、時間制約のある出発予定機について
は、その時間制約内に滑走路使用時間を割付るようにす
る。 (12)(1)において、前記滑走路使用時間割付手段
は、割付通りに離着陸が行えないと判断される航空機の
割付解除を画面上で行え、それを反映して新たに滑走路
使用時間の再割付を行うようにする。
示手段は、到着機及び出発機各々に割付られた滑走路使
用時間を滑走路上の通行時間及び管制上の制約事項と共
に時間軸上で表示するようにする。
示手段は、到着・出発予定機各々の航空機識別符号(A
CID)を時間軸上で到着・出発予定時刻の位置に表示
し、合わせて、スポット番号、後方乱気流区分、SID
(標準計器出発方式)のいずれかと共に表示するように
する。
でランウェイチェンジ指示が行え、それに伴って変更後
の滑走路別に対応した各種パラメータが自動設定される
滑走路別パラメータ変更手段を備えるようにする。
パラメータ変更手段は、ランウェイチェンジ前後の状況
表示、及びランウェイチェンジ可能時期の表示と共にラ
ンウェイチェンジ指示を画面上で行うようにする。
使用時間の割付を行い、ターミナル管制及び飛行場管制
業務を支援する滑走路予約システムにおいて、進入管制
区内の気象情報を発する外部システムから気象情報を取
得し、必要な情報を選択的に取り出す気象情報受信部
と、前記気象情報受信部で得られた気象情報を格納し、
要求に応じて該当する気象情報を出力する気象情報格納
部と、レーダまたは各航空機から送られてくる航空機飛
行情報から必要な情報を選択的に取り出す航空機飛行情
報受信部と、FDPから送られてくるフライトプランか
ら到着機航空機情報、到着予定時刻、移動開始予定時
刻、管制制限事項、標準計器出発方式、航空機型式、後
方乱気流区分、スポット番号を含む情報を選択的に取り
出すフライトプラン情報受信部と、フローコントロール
センターから必要な情報を選択的に取り出すATFM情
報受信部と、外部管制装置から送られてくる管制指示内
容から到着・出発機各々の管制対象の有無及び到着・出
発機それぞれの状態を判断し、その判断結果(到着機・
出発機状態ステータス)を取得する状態ステータス管理
部と、前記航空機飛行情報受信部、前記フライトプラン
情報受信部、前記ATFM情報受信部、前記状態ステー
タス管理部でそれぞれ取得された情報を到着機及び出発
機航空機情報の一部として格納し、要求に応じて該当す
る情報を出力する航空機情報格納部と、前記気象情報格
納部、航空機情報格納部に格納された情報に基づいて到
着予定機各々の到着時刻を予測し、到着予定時刻情報を
出力する到着時刻予測部と、前記航空機情報格納部に格
納された情報に基づいて出発予定機各々の出発時刻を予
測し、出発予定時刻情報を出力する出発時刻予測部と、
前記到着時刻予測部及び出発時刻予測部から出力される
到着予定時刻及び出発予定時刻情報を格納し、要求に応
じて該当する情報を出力する離着陸予定時刻格納部と、
前記航空機情報格納部から到着機及び出発機の航空機情
報を入力すると共に前記離着陸予定時刻格納部から到着
予定時刻及び出発予定時刻情報を入力し、到着機及び出
発機各々の滑走路使用時間の割付を管制方式基準に従っ
て行い、滑走路予約情報として出力する離着陸割付部
と、前記離着陸予定時刻格納部から到着予定時刻と出発
予定時刻を入力し、前記航空機情報格納部から該当する
到着機及び出発機航空機情報を入力して、それぞれの情
報の画面表示を行う飛行状況表示部と、前記予約情報格
納部から滑走路予約情報を入力し、画面表示を行う予約
状況表示部と、予め滑走路別に設定されたパラメータ情
報を格納し、そのパラメータ情報を前記到着時刻予測
部、出発時刻予測部及び離着陸割付部に出力する滑走路
別パラメータ格納部と、前記滑走路別パラメータ格納部
から滑走路別パラメータ情報を入力し、画面上でパラメ
ータの変更を行い、変更後のパラメータ情報を滑走路別
パラメータ格納部に出力する他、画面上で行うランウェ
イチェンジ指示を滑走路別パラメータ格納部に出力する
滑走路別パラメータ変更部とを具備して構成される。
予測部は、ターミナル管制対象到着予定機各々の到着機
航空機情報及び滑走路別パラメータ情報から到着予定時
刻を算出する第1の手順と、前記到着予定時刻を前記離
着陸予定時刻格納部へ出力する第2の手順を備え、以
後、管制処理を終了するまで前記第1の手順から第2の
手順までを繰り返すようにする。
予測部は、タワー管制対象出発予定機各々の出発機航空
機情報及び滑走路別パラメータ情報から出発予定時刻を
算出する第1の手順と、前記出発予定時刻を前記離着陸
予定時刻格納部へ出力する第2の手順を備え、以後、管
制処理を終了するまで前記第1の手順1から第2の手順
までを繰り返すようにする。
付部は、所定時間内の到着予定機及び出発予定機数を求
める第1の手順と、この第1の手順で求めた到着機及び
出発機数から離着陸順序パターンを求める第2の手順
と、この第2の手順で求めたそれぞれの離着陸順序パタ
ーンにおける到着予定機及び出発予定機各々の滑走路使
用時間の割付を行う第3の手順と、この第3の手順で求
めたそれぞれの離着陸順序パターンにおいて割付られた
滑走路使用時間から離着陸の遅延時間等を求め離着陸順
序パターンを決定する第4の手順と、この第4の手順で
決定した離着陸順序パターンにおける到着予定機及び出
発予定機各々の滑走路使用時間を滑走路予約情報として
前記予約情報格納部に出力する第5の手順とを備え、以
後、管制処理を終了するまで前記第1の手順から第5の
手順までを繰り返すようにする。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る滑走路予
約システムの全体構成を示すものである。図1におい
て、気象情報受信部11は、風向・風速テーブル(区域
−風向・風速)、気温テーブル(区域−気温)等の変換
テーブルを備え、進入管制区内の気象情報を発する外部
システム(気象施設等)から気象情報を入力し、本シス
テムで使用する各区域毎の風向・風速及び気温情報等を
抽出し、気象情報として気象情報蓄積部12に出力す
る。
部11から送られてくる気象情報を格納し、到着時刻予
測部13からの要求に応じて格納された気象情報を当該
到着時刻予測部13に出力する。
いはADS(自動従属監視)等を具備した各航空機から
送られてくる航空機飛行情報(現在はレーダ情報から取
得しているが、将来は各航空機にGPS(グローバル・
ポジショニング・システム)航法装置が搭載され、各航
空機から送信される予定)から本システムで使用する航
空機各々の位置・速度情報等を取り出し、到着機航空機
情報(ACID(航空機識別符号)、EACT(予定進
入承認時刻)、航空機位置、航空機速度、航空機形式、
後方乱気流区分、スポット番号、到着機状態ステータス
(エンルート、アプローチ(15分前迄、10分前迄、
5分前迄)、タワー等)及び出発機航空機情報(ACI
D、EOBT(移動開始予定時刻)、管制制限事項、E
DCT(予定出発制御時刻)、航空機位置、SID(標
準計器出発方式)、後方乱気流区分、スポット番号、出
発機状態ステータス(プッシュバック前、プッシュバッ
ク中、タクシー中、滑走路進入中等)の一部として航空
機情報格納部15に出力する。
(飛行計画情報処理システム)から送られてくるフライ
トプランから本システムで使用するACID、EAC
T、EOBT、管制制限事項、SID、航空機型式、後
方乱気流区分、スポット番号等を取り出し、前述の到着
機及び出発機航空機情報の一部として航空機情報格納部
15に出力する。
ロールセンターから送られてくる情報から本システムで
使用するEDCT情報等を取り出し、前述の出発機航空
機情報の一部として航空機情報格納部15に出力する。
等から送られてくる管制指示内容から到着予定機及び出
発予定機各々の管制対象の有無及び状態を判断し、その
判断結果(到着機・出発機状態ステータス)を前述の到
着機・出発機航空機情報の一部として航空機情報格納部
15に出力する。
15から到着機状態ステータスで判断されるターミナル
管制対象の到着予定機各々の到着機航空機情報における
航空機位置、航空機速度、航空機型式等を読み出し、こ
れらの情報から各到着予定機の到着予定時刻(ETA)
を一定時間毎に計算し、この到着予定時刻情報を離着陸
予定時刻格納部19に出力する。
15から出発機状態ステータスで判断されるタワー管制
対象の出発予定機各々の出発機航空機情報におけるEO
BT、EDCT、管制制限事項、航空機位置、スポット
番号等を入力し、それに加えて、滑走路別パラメータ管
理部からプッシュバック時間デーブル、タクシー時間テ
ーブル、インナー時タクシー速度、アウター時タクシー
速度及びターン時タクシー速度の情報等を入力し、これ
らの情報から各出発予定機の出発予定時刻(ETD)を
一定時間毎に計算し、その出発予定時刻情報を離着陸予
定時刻格納部19に出力する。
状態(プッシュバック前、プッシュバック中、タクシー
中、滑走路進入中)を出発機状態ステータスで判断し、
各々別の方法で算出する。
刻予測部13及び出発時刻予測部20から送られてくる
到着予定時刻及び出発予定時刻情報を格納し、離着陸割
付部21からの要求に応じて格納した情報を当該離着陸
割付部21に出力する。
部19からターミナル管制及びタワー管制対象の到着及
び出発予定機各々の到着予定時刻(ETA)及び出発予
定時刻(ETD)情報を入力し、それに加えて航空機情
報格納部15から到着機及び出発機航空機情報のうち管
制制限事項及び後方乱気流区分を、滑走路別パラメータ
管理部から管制可能範囲デーブル情報をそれぞれ入力
し、到着予定機及び出発予定機各々の滑走路使用時間の
割付を一定時間毎に行い、滑走路予約情報として予約情
報格納部22に出力する。
各々の遅延の合計が最小となる(同じ場合は到着予定機
及び出発予定機各々の遅延合計が最小となる)離着陸順
序パターンを選択することで行う。そして、到着・出発
機各々の到着・出発予約時刻を後方乱気流区分情報とと
もに滑走路予約情報(ACID、到着機・出発機識別ス
テータス、到着あるいは出発予約情報)として予約情報
格納部22に出力する。
2から滑走路予約情報を入力し、到着予定機及び出発予
定機各々の滑走路使用時間の割付状況を、滑走路上の通
行時間、管制上の各種制限情報(後方乱気流区部による
制約情報、最低間隔に関する制約情報等)と共に画面上
に表示出力する。
テムで用いる滑走路別に設定されたパラメータ情報、管
制可能範囲テーブル(到着機状態ステータス−前倒し・
遅延可能時間)、プッシュバック時間テーブル(スポッ
ト番号−プッシュバック時間)、タクシー時間テーブル
(スポット番号−タクシー時間)、平均滑走路進入時
間、インナー時タクシー速度、アウター時タクシー速
度、ターン時タクシー速度を格納し、そのパラメータ情
報を、到着時刻予測部13、出発時刻予測部20及び離
着陸割付部21に出力する。
別パラメータ格納部24から、滑走路別パラメータ情報
を入力し、画面上でパラメータの変更を行い、変更後の
パラメータ情報を滑走路別パラメータ格納部24に出力
する他、画面上で行うランウェイチェンジ指示がなされ
たときは、その指示を滑走路別パラメータ格納部24に
出力する。
納部19から到着予約時刻及び出発予約時刻情報を入力
すると共に航空機情報格納部15から到着機航空機情報
及び出発機航空機情報を入力し、それらの情報を基に到
着・出発予定機各々を時間軸上で到着・出発予定時刻の
位置に表示し、合わせて航空機識別符号(ACID)、
スポット番号、後方乱気流区分、SID(標準計器出発
方式)等を画面上に表示する。
飛行情報受信部14、フライトプラン情報受信部16、
ATFM情報受信部17、状態ステータス管理部18は
外部インターフェース部として機能し、気象情報格納部
12、到着時刻予測部13、航空機情報格納部15、離
着陸予定時刻格納部19、出発時刻予測部20、離着陸
割付部21、滑走路別パラメータ格納部24、予約情報
格納部22は内部処理部として機能し、予約状況表示部
23、滑走路別パラメータ変更部25、飛行状況表示部
26はGUI部として機能する。
動作を説明する。図2は上記到着時刻予測部13の処理
手順を示すもので、まず初期設定において、航空機情報
格納部15から、ターミナル管制対象(到着機状態ステ
ータスで判断)の到着機におけるACID、航空機位
置、速度、形式の到着機情報を取得した後(S11)、
区域ごとの風向、風速、気温の気象情報を取得する(S
12)。
について、i(=1…n)番目の到着機を選択して(S
13)、到着予定時刻(ETA)を算出し(S14)、
必要に応じて到着機状態ステータスを変更し(S1
5)、ターミナル管制対象の全ての到着機について処理
するようにステップS13〜S15を繰り返し実行させ
る(S16)。全ての到着機について処理が完了した場
合には、到着予定時刻を状態ステータスと共に離着陸予
定時刻格納部19に出力する(S17)。
TA)は離着陸予定時刻格納部19に格納され、適宜飛
行状況表示部26に表示される。図3は上記出発時刻予
測部20の処理手順を示すもので、まず初期設定におい
て、滑走路別パラメータ格納部24からスポットごとの
プッシュバック時間、スポットごとのタクシー時間、平
均滑走路進入時間、インナー、アウター、ターン時のタ
クシー速度のシステムパラメータ情報を取得し(S2
1)、航空機格納部15からタワー管制対象(出発機状
態ステータスで判断)の出発機におけるACID、移動
開始予定時刻、EDCT、管制制限事項、航空機位置、
スポット番号を取得する(S22)。
いて、i(=1…n)番目の出発機を選択して(S2
3)、出発予定時刻(ETD)を算出し(S24)、タ
ワー管制対象の全ての出発機について処理するようにス
テップS23,S24を繰り返し実行させる(S2
5)。全ての出発機について処理が完了した場合には、
出発予定時刻を離着陸予定時刻格納部19に出力する
(S18)。
TD)は離着陸予定時刻格納部19に格納され、適宜飛
行状況表示部26に表示される。図4は上記離着陸割付
部21の処理手順を示すもので、まず航空機情報格納部
15及び離着陸予定時刻格納部19及び滑走路別パラメ
ータ格納部24から、現時点から一定時間後の間に離着
陸予定の到着・出発機におけるACID、ETAあるい
はETD、管制制限事項、後方乱気流区分、管制可能範
囲テーブルの航空機情報及び状態ステータス情報を取得
し(S31)、現時点から一定時間後の間に離着陸予定
の到着機数X及び出発機数Yを算出した後(S32)、
現時点から一定時間後の間の離着陸順序パターン(パタ
ーン数= x+yCx : x+yCx は(x+y)個からx個を
選ぶ組み合わせの数を示す)を算出する(S33)。
て、i(=1…k)番目のパターンを選択して(S3
4)、各到着・出発機の滑走路使用時間の割付を行い
(S35)、着陸機トータル遅延及び離着陸機合計トー
タル遅延を算出し(S16)、全ての離着陸順序パター
ンについて処理するようにステップS34〜S36を繰
り返し実行させる(S37)。全てのパターンについて
処理が完了した場合には、到着機各々の遅延合計が最小
となる(同じ場合は到着・出発機各々の遅延合計が最小
となる)離着陸順序パターンを選択し、該当する航空機
を割付る(S38)。
は、予約情報格納部22に格納され、適宜予約状況表示
部23に表示される。したがって、上記構成による滑走
路予約システムを利用すれば、到着及び出発予定機の離
着陸時刻を予測し、空港の処理能力を最大限に発揮した
到着及び出発予定機各々の滑走路使用時間の割付を行
い、この滑走路使用時間の割付情報を管制官が把握しや
すい形式にて表示し、ターミナル管制と飛行場管制でこ
の情報を共有することができるので、これによって離着
陸調整に関する管制業務負荷を大幅に低減することがで
きる。
発予定時刻算出方法及び離着陸割付方法について、具体
的な例をあげて説明する。
算出は、航空機位置並びに管制指示内容から航空機の現
在の状態を判断し、航空機の現在状態に対応した算出方
法により出発予定時刻を算出する。
シュバック時間、b:スポット番号に対応したタクシー
時間、c:平均滑走路進入時間、d:ADS等から得ら
れる航空機の現在位置、e:インナー通行時、アウター
通行時等のそれぞれのタクシー速度とすると、プッシュ
バック許可前では実効EOBT+a+b+c、プッシュ
バック許可後ではプッシュバック開始時間+a+b+
c、タクシー許可後では現在時間+(d,eから算出し
たタクシー時間)+c、滑走路進入許可後では滑走路進
入開始時間+cを求める。
定時刻の算出は、(1)ADS等から得られる到着機位
置・速度、(2)航空機の特性(高度と速度の関数
等)、(3)管制指示された飛行経路(ATAR等)、
管制指示された飛行経路(STAR等)、(4)風向・
風速、気温等の到着機情報を基に算出する。
について説明する。まず、タイムスロットの初期割付で
は、次のような着陸及び離陸予定時刻を用いる。
TA)とする。 ・離陸予定時刻 離陸予定時刻は、実効EOBT+プッシュバック時間+
タクシー時間+平均滑走路進入時間とする。ここで、実
効EOBTとは、ACC(航空管制センター)からの出
発制限事項(出発待機解除時刻、管制承認失効時刻(V
IFNO)等)、ATFMからのEDCTを反映したE
OBTとする。また、プッシュバック時間及びタクシー
時間は、スポット番号に対応して予め実測された平均時
間とする(テーブル形式の時間情報とする)。
時間、最低管制間隔、同一SIDの出発機間の最低管制
間隔、後方乱気流区分による最低管制間隔がある。 ・滑走路上通行時間 航空機が滑走路上を通行する物理的な時間をいう。東京
国際空港では、以下の実績値(B747機)となる。 到着機:1分(滑走路進入端通過〜滑走路離脱) 出発機:1.3分(離陸開始〜滑走路末端通過) ・最低管制間隔 次の(a)〜(d)に述べるような根拠から、先行機と
後続機との間の最低間隔は次表に示す値とする。
ース2,4の場合) 「着陸許可は、滑走路進入端から2NMまでに先行機が
滑走路内に存在しないことを確認して発出する(図5参
照)」というの管制方式基準により、後続機が到着機の
場合、その管制方式基準に対応した先行機との管制間隔
が必要となる。
度の実績平均値132knotを用いると、この2NMは時
間換算で約1分となる。先行機が出発機の場合、この1
分に出発機の滑走路上通過時間1.3分を加えて、最低
間隔を2.3分とする。同様に、先行機が到着機の場
合、この1分に到着機の滑走路上通過時間1分を加え
て、最低間隔を2分とする。
出発機間の最低間隔(ケース3の場合) 管制方式基準の出発機間の初期間隔に従った次表に示す
東京国際空港での実績値(2分あるいは3分)を採用す
る。
間隔を、先行機と後続機の速度差をもとに、後続機が先
行機より速度が速い(後方乱気流区分が大きい)場合は
3分、後続機が先行機より速度が遅いか同じ(後方乱気
流区分が小さいか同じ)場合は2分として運用を行って
いる。
機)間の最低間隔(ケース1の場合) 到着機が着地して滑走路を離脱する間に、後続機である
出発機は滑走路への進入を完了し、離脱後すぐに離陸を
開始することが可能なため、最低間隔は到着機の滑走路
上通行時間である1分とする。
一か低い場合は5分、後続機の承認高度が先行機より高
い場合は3分とする。 ・後方乱気流区分による最低管制間隔 到着機間の最低管制間隔は、管制方式基準に従い、次表
のように設定する。
い、次表のように設定する。
ついて説明する。1本の滑走路を離着陸に用いる場合、
離着陸タイムスロットの割付は次の(1),(2)の方
針で行うものとする。
機数を離着陸予定時刻を基に算出し、複数の離着陸パタ
ーン候補を設定する。例えば、出発機2機、到着機2機
の場合の離着陸パターンは、到着機をA、出発機をDと
すると、 A−A−D−D A−D−A−D A−D−D−A D−A−A−D D−A−D−A D−D−A−A の6通りがある。
おける離着陸時刻を、前述した管制上の制約事項から決
定される次表に示す先行機の到着機間の必要間隔を基に
設定する。
容時間に従った調整を行う。 (4)到着機の遅延が最小となるパターン(到着機の遅
延が同じ場合は到着機及び出発機トータルの遅延が最小
となるパターン)を選択する。
割付以後、一定時間毎に離着陸予定時刻の再計算を行
い、遅延、前倒し許容範囲外となった航空機が生じた場
合のみ、滑走路使用時間の再割付を行うようにすれば、
処理範囲を削減することができる。
処理結果に基づいて編集した滑走路予約状況の表示画面
の一例を示すものである。図6において、(a)は表示
内容を示し、(b)は表示画面上で航空機を表す図記号
の標記例を示し、(c)は後方乱気流区分による最低必
要間隔の標記例を示している。
約状況、出発予定時間を、ACID、後方乱気流区分、
この区分の最低必要間隔と合わせて表示している。この
表示内容によれば、管制官は各航空機の現在位置、出発
機、到着機の各滑走路予約時間を一目で理解できる。し
かも、ターミナル管制と飛行場管制でこの情報を共有す
ることができる。したがって、最適な予約設定により空
港の処理能力が最大限に発揮できるようになり、離着陸
調整に関する管制業務負荷を大幅に低減することができ
るようになる。
港における実績値を一部用いているが、各種条件を適切
に設定することで、一本の滑走路を離陸及び着陸で共用
する全ての空港について適用が可能である。また、複数
の滑走路を持つ空港においても、同様に各種条件を適切
に設定することで適用が可能である。の場合について説
明したが、他の空港についても条件を適切に設定するこ
とで実現可能である。
及び出発予定機の離着陸時刻を予測し、空港の処理能力
を最大限に発揮した到着及び出発予定機各々の滑走路使
用時間の割付を行い、この滑走路使用時間の割付情報を
管制官が認識しやすい形式で表示し、ターミナル管制と
飛行場管制でこの情報を共有することができ、これによ
って空港の処理能力が最大限に発揮できると共に離着陸
調整に関する管制業務負荷を大幅に低減することができ
る滑走路予約システムを提供することができる。
ムの全体構成を示すブロック図。
すフローチャート。
すフローチャート。
フローチャート。
図。
走路予約状況の表示画面の一例を示す図。
Claims (20)
- 【請求項1】到着及び出発予定機各々の滑走路使用時間
の割付を行い、ターミナル管制及び飛行場管制業務務を
支援する滑走路予約システムにおいて、 前記到着及び出発予定機の航空機情報、気象情報を取得
する情報取得手段と、 前記情報取得手段で取得された情報に基づいて前記到着
予定機の到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、 前記情報取得手段で取得された情報に基づいて前記出発
予定機の出発時刻を予測する出発時刻予測手段と、 前記情報取得手段で取得された情報に基づいて前記到着
・出発予定機各々の滑走路使用時間を管制上の制約の基
で最大限に効率的な割付を行う滑走路使用時間割付手段
と、 前記到着時刻予測手段及び出発時刻予測手段で算出され
た到着・出発予定機各々の到着・出発予定時刻を表示す
る飛行状況表示手段と、 前記滑走路使用時間割付手段で算出された滑走路割付状
況を表示する予約状況表示手段を具備することを特徴と
する滑走路予約システム。 - 【請求項2】前記到着時刻予測手段は、到着予定機各々
の位置・速度、飛行特性及び管制区域内の風向・風速、
気温等から、到着予定機各々の到着時刻を算出すること
を特徴とする請求項1記載の滑走路予約システム。 - 【請求項3】前記出発時刻予測手段は、スポット位置に
対応したプッシュバック時間及びタクシー時間の実績
値、滑走路への進入時間の実績値をもとに出発予定機各
々の出発時刻を算出することを特徴とする請求項1記載
の滑走路予約システム。 - 【請求項4】前記出発時刻予測手段は、少なくともタク
シー中の出発予定機各々の位置、タクシー予定経路及び
アウター通行時、インナー通行時それぞれのタクシー速
度の実績値をもとにタクシー中の出発予定機各々の出発
予定時刻を算出することを特徴とする請求項1記載の滑
走路予約システム。 - 【請求項5】前記滑走路使用時間割付手段は、管制方式
基準に従って到着・出発予定機各々の滑走路使用時間を
割付ることを特徴とする請求項1記載の滑走路予約シス
テム。 - 【請求項6】前記滑走路使用時間割付手段は、到着予定
機各々の遅延合計が最小となるように到着・出発予定機
各々の滑走路使用時間を割付ることを特徴とする請求項
1記載の滑走路予約システム。 - 【請求項7】前記滑走路使用時間割付手段は、到着予定
機各々の遅延合計が最小となる滑走路使用時間の割付パ
ターンが複数存在する場合、到着機及び出発機各々の遅
延合計が最小となるように到着・出発予定機各々の滑走
路使用時間を割付ることを特徴とする請求項1記載の滑
走路予約システム。 - 【請求項8】前記滑走路使用時間割付手段は、到着予定
機各々の遅延・前倒し許容範囲内で到着予定機各々の滑
走路使用時間を割付ることを特徴とする請求項1記載の
滑走路予約システム。 - 【請求項9】前記滑走路使用時間割付手段は、出発予定
機各々の遅延許容範囲内で出発予定機各々の滑走路使用
時間を割付ることを特徴とする請求項1記載の滑走路予
約システム。 - 【請求項10】前記滑走路使用時間割付手段は、到着・
出発予定機の滑走路割付時間が遅延・前倒し許容範囲外
となった場合、滑走路使用時間の再割付を行うことを特
徴とする請求項1記載の滑走路予約システム。 - 【請求項11】前記滑走路使用時間割付手段は、出発待
機解除時刻、管制承認失効時刻といった時間制約のある
出発予定機については、その時間制約内に滑走路使用時
間を割付ることを特徴とする請求項1記載の滑走路予約
システム。 - 【請求項12】前記滑走路使用時間割付手段は、割付通
りに離着陸が行えないと判断される航空機の割付解除を
画面上で行え、それを反映して新たに滑走路使用時間の
再割付を行うことを特徴とする請求項1記載の滑走路予
約システム。 - 【請求項13】前記予約状況表示手段は、到着機及び出
発機各々に割付られた滑走路使用時間を滑走路上の通行
時間及び管制上の制約事項と共に時間軸上で表示するこ
とを特徴とする請求項1記載の滑走路予約システム。 - 【請求項14】前記飛行状況表示手段は、到着・出発予
定機各々の航空機識別符号(ACID)を時間軸上で到
着・出発予定時刻の位置に表示し、合わせて、スポット
番号、後方乱気流区分、SID(標準計器出発方式)の
いずれかと共に表示することを特徴とする請求項1記載
の滑走路予約システム。 - 【請求項15】さらに、画面上でランウェイチェンジ指
示が行え、それに伴って変更後の滑走路別に対応した各
種パラメータが自動設定される滑走路別パラメータ変更
手段を備えることを特徴とする請求項1記載の滑走路予
約システム。 - 【請求項16】前記滑走路別パラメータ変更手段は、ラ
ンウェイチェンジ前後の状況表示、及びランウェイチェ
ンジ可能時期の表示と共にランウェイチェンジ指示を画
面上で行うことを特徴とする請求項15記載の滑走路予
約システム。 - 【請求項17】到着及び出発予定機各々の滑走路使用時
間の割付を行い、ターミナル管制及び飛行場管制業務を
支援する滑走路予約システムにおいて、 進入管制区内の気象情報を発する外部システムから気象
情報を取得し、必要な情報を選択的に取り出す気象情報
受信部と、 前記気象情報受信部で得られた気象情報を格納し、要求
に応じて該当する気象情報を出力する気象情報格納部
と、 レーダまたは各航空機から送られてくる航空機飛行情報
から必要な情報を選択的に取り出す航空機飛行情報受信
部と、 FDPから送られてくるフライトプランから到着機航空
機情報、到着予定時刻、移動開始予定時刻、管制制限事
項、標準計器出発方式、航空機型式、後方乱気流区分、
スポット番号を含む情報を選択的に取り出すフライトプ
ラン情報受信部と、 フローコントロールセンターから必要な情報を選択的に
取り出すATFM情報受信部と、 外部管制装置から送られてくる管制指示内容から到着・
出発機各々の管制対象の有無及び到着・出発機それぞれ
の状態を判断し、到着機・出発機航空機情報の一部とし
て状態ステータスを取得する状態ステータス管理部と、 前記航空機飛行情報受信部、前記フライトプラン情報受
信部、前記ATFM情報受信部、前記状態ステータス管
理部でそれぞれ取得された情報を到着機及び出発機航空
機情報の一部として格納し、要求に応じて該当する情報
を出力する航空機情報格納部と、 前記気象情報格納部、航空機情報格納部に格納された情
報に基づいて到着予定機各々の到着時刻を予測し、到着
予定時刻情報を出力する到着時刻予測部と、 前記航空機情報格納部に格納された情報に基づいて出発
予定機各々の出発時刻を予測し、出発予定時刻情報を出
力する出発時刻予測部と、 前記到着時刻予測部及び出発時刻予測部から出力される
到着予定時刻及び出発予定時刻情報を格納し、要求に応
じて該当する情報を出力する離着陸予定時刻格納部と、 前記航空機情報格納部から到着機及び出発機の航空機情
報を入力すると共に前記離着陸予定時刻格納部から到着
予定時刻及び出発予定時刻情報を入力し、到着機及び出
発機各々の滑走路使用時間の割付を管制方式基準に従っ
て行い、滑走路予約情報として出力する離着陸割付部
と、 前記離着陸予定時刻格納部から到着予定時刻と出発予定
時刻を入力し、前記航空機情報格納部から該当する到着
機及び出発機航空機情報を入力して、それぞれの情報の
画面表示を行う飛行状況表示部と、 前記予約情報格納部から滑走路予約情報を入力し、画面
表示を行う予約状況表示部と、 予め滑走路別に設定されたパラメータ情報を格納し、そ
のパラメータ情報を前記到着時刻予測部、出発時刻予測
部及び離着陸割付部に出力する滑走路別パラメータ格納
部と、 前記滑走路別パラメータ格納部から滑走路別パラメータ
情報を入力し、画面上でパラメータの変更を行い、変更
後のパラメータ情報を滑走路別パラメータ格納部に出力
する他、画面上で行うランウェイチェンジ指示を滑走路
別パラメータ格納部に出力する滑走路別パラメータ変更
部とを具備することを特徴とする滑走路予約システム。 - 【請求項18】前記到着時刻予測部は、 ターミナル管制対象到着予定機各々の到着機航空機情報
及び滑走路別パラメータ情報から到着予定時刻を算出す
る第1の手順と、 前記到着予定時刻を前記離着陸予定時刻格納部へ出力す
る第2の手順を備え、 以後、管制処理を終了するまで前記第1の手順から第2
の手順までを繰り返すことを特徴とする請求項17記載
の滑走路予約システム。 - 【請求項19】前記出発時刻予測部は、 タワー管制対象出発予定機各々の出発機航空機情報及び
滑走路別パラメータ情報から出発予定時刻を算出する第
1の手順と、 前記出発予定時刻を前記離着陸予定時刻格納部へ出力す
る第2の手順を備え、 以後、管制処理を終了するまで前記第1の手順1から第
2の手順までを繰り返すことを特徴とする請求項17記
載の滑走路予約システム。 - 【請求項20】前記離着陸割付部は、 所定時間内の到着予定機及び出発予定機数を求める第1
の手順と、 この第1の手順で求めた到着機及び出発機数から離着陸
順序パターンを求める第2の手順と、 この第2の手順で求めたそれぞれの離着陸順序パターン
における到着予定機及び出発予定機各々の滑走路使用時
間の割付を行う第3の手順と、 この第3の手順で求めたそれぞれの離着陸順序パターン
において割付られた滑走路使用時間から離着陸の遅延時
間等を求め離着陸順序パターンを決定する第4の手順
と、 この第4の手順で決定した離着陸順序パターンにおける
到着予定機及び出発予定機各々の滑走路使用時間を滑走
路予約情報として前記予約情報格納部に出力する第5の
手順とを備え、 以後、管制処理を終了するまで前記第1の手順から第5
の手順までを繰り返すことを特徴とする請求項17記載
の滑走路予約システム。
Priority Applications (5)
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