JP2892302B2 - コイルの移載方法 - Google Patents

コイルの移載方法

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JP2892302B2
JP2892302B2 JP15736195A JP15736195A JP2892302B2 JP 2892302 B2 JP2892302 B2 JP 2892302B2 JP 15736195 A JP15736195 A JP 15736195A JP 15736195 A JP15736195 A JP 15736195A JP 2892302 B2 JP2892302 B2 JP 2892302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は帯状の金属条を巻いた
複数のコイルを処理対象とし、溶接機を含む各種の装置
に移載手段を組み合わせたコイルの移載ラインを介し
て、溶接機の出側・入側両位置にコイルを配して前位置
コイルと後位置コイルとし、双方のコイル同士を溶接機
で溶接して連続状態にした後、前位置コイルを巻き取り
つつ条の弛みを吸収しながら、後位置コイルを移載し、
そして前位置コイルの上に積み重ねるコイルの移載方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の条は、一般に金属の鋳塊に圧延加
工と熱処理を繰り返し施して所望の特性と厚みを有する
ものにし、最終的には所望幅にスリッターで裁断して条
の幅方向をコイルの中心軸と平行にし、かつスリットエ
ッジを揃えて巻き取った金属条のコイルとされる。そし
てこのコイルには金属素材としての使用に際し各種の加
工処理を施すことになる。例えばコイルを連続状態のコ
イルとするために複数のコイルの条同士を溶接する処理
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方この種のコイル
は、例えば最小径サイズが600mm、最大径サイズが
1000mmにもおよぶ大きいものでありしかも重量が
銅合金の場合100ないし300kgという相当重いも
のになることもあるので、上記のようにコイルを連続状
態のコイルとするにもコイルの扱いや処理の仕方に相当
な困難さが生じる。例えば、二つのコイルから各々その
条を任意長さ取り出して条の端末同士を溶接処理するに
しても、溶接機へのコイル供給の仕方をどうするのか、
また溶接処理に際して二つのコイルから各々取り出した
ある程度長さのある条に対し溶接処理の前後において捩
れ・弛み等の形態を適正なものに保つにはどうするの
か、溶接処理後に連続化した条をどのように巻き取って
ゆくのか、そのとき条の重量からくる巻取りの負荷や、
条の捩れ・弛みの吸収をどうするのか、そして更に複数
のコイルを逐次連続化しては積み重ねてゆく連続処理に
叶うようにするにはどうするのか等の解決すべき問題が
多く存在する。
【0004】しかしながらこのような種々の問題を解決
したコイルの移載方法は、本出願人等の知りうる範囲で
は残念ながら存在していない。そこで、本出願人は、コ
イルの移載方向で前後両位置にあり且つ溶接後互いに接
続されたコイル同士の前位置のコイルをターンテーブル
装置上で水平状態にして回転させ、また後位置のコイル
を移載装置で水平状態にて保持・移載し、前位置のコイ
ルで条を巻き取りながらその上に後位置のコイルを積み
重ねるようにしたコイルの巻取り積み重ね装置やこれに
関連するその他の装置を、別途提案した。
【0005】しかしこれらの提案に係る各種装置を活用
するにしても、複数のコイルをどの様に効率的に種々の
装置に供給し、溶接し易く、溶接後はそこから取り出し
て条を巻取り、連続化した複数のコイルとして製品にし
てゆくのか等の点で上述した問題点を総合的に解決する
コイルの移載方法が必要とされる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、複数
のコイル同士を溶接して連続化することを前提にした総
合的なコイルの移載方法を提案せんとするものであり、
具体的には、この発明に係るコイルの移載方法は、以下
の各工程を行うものとした。
【0007】コイルの供給:
【0008】個々独立する複数コイルを横積み重ね状態
にして搬入テーブルに搬入し、搬入テーブル上の1コイ
ル目を移載手段で出側ターンテーブルに搬送し、出側タ
ーンテーブルに供給されたコイルを前位置コイルとし
て、その条を引き出し、補助ガイドロール及び出側ガイ
ドロールを介して溶接機に供給する工程と、搬入テーブ
ル上の2コイル目を、移載手段で入側ターンテーブルに
供給し、このコイルを後位置コイルとしてその条を引き
出し入側ガイドロールを介して溶接機に供給する工程
と、
【0009】条の弛みの吸収:
【0010】前後両位置コイルの条の端末同士を溶接機
で溶接して前後両位置コイルを連続状態とした後に、入
側ターンテーブル上の後位置コイルを移載手段にて取り
出し・待機させた状態で、入側ガイドロール、出側ガイ
ドロール、補助ガイドロール、出側ターンテーブル等を
同期回転させて、移載手段と入側ガイドロール間の条の
弛み次いで入側ガイドロールと出側ガイドロール間の条
の弛みを順次前位置コイルで巻取り吸収する工程と、
【0011】後位置コイルの移載と積み重ね:
【0012】取り出し・待機させた後位置コイルを移載
手段で出側ターンテーブルに搬送近接させつつ条の弛み
を前位置コイルで巻き取り吸収し、移載手段の接近に合
わせて入側ガイドロール、出側ガイドロール、補助ガイ
ドロール等を逐次移載ラインより退避させ、移載手段を
出側ターンテーブルの対応上方位置で停止させて後位置
コイルを前位置コイル上に供給・積み重ねる工程とを、
含むものとした。
【0013】
【作用】先ず、搬入テーブルに個々独立する複数コイル
を適宜の手段例えばフォークリフトその他で横積み重ね
状態にして搬入し、搬入テーブルの対応上方位置に移載
手段を移動させ、搬入テーブル上の1コイル目(最上位
のコイル)を一つ当て吸引手段で取り上げた後移載ライ
ンを出側方向に移動させ出側ターンテーブルに搬送させ
ることになる。
【0014】次に、一方では出側ターンテーブル上に下
ろされた(供給された)コイルを『前位置コイル』と
し、この前位置コイルの条を作業員が引き出し、補助ガ
イドロール及び出側ガイドロールの中を通す状態にして
溶接機に供給する。そして他方では、搬入テーブル上の
2コイル目を、先程の移載手段を復帰移動させて取り上
げ、必要に応じて反転テーブルに供給し反転させる。こ
の反転処理はコイルの巻き方向を変える必要がある場合
に行う。反転するかあるいはその必要がない場合には反
転しないまま取り上げた2コイル目のコイルを入側ター
ンテーブルに搬送・供給し、これを『後位置コイル』と
して同じく作業員がこの後位置コイルの条を引き出し、
入側ガイドロールを通して溶接機に供給する。
【0015】このようにして、前後両位置コイルの条は
必要な長さ分取り出され溶接機に供給された状態となる
が、この状態で前位置コイルの条は補助ガイドロール及
び出側ガイドロールで、また後位置コイルの条は入側ガ
イドロールでそれぞれ案内されることによって、条の捩
れの規制と条の適切な形態保持が行われさらに取り出さ
れた分の条の重量負荷が前後両コイルに不必要な影響を
与えないようにされるものである。これは溶接処理の際
に条をとりまわし更に条を取り出す場合においても同様
で条の案内状態が維持されることになる。以上の条の取
り出しと溶接機への供給により、いわば溶接処理の準備
が整った状態となる。そこで条の端末同士を溶接機で溶
接し、前後両位置コイルを連続状態とする。
【0016】溶接が終了すると、再び移載手段にて後位
置コイルを入側ターンテーブルから取り出し出側方向に
搬送して最終的には出側ターンテーブル上の前位置コイ
ルに重ねる処理を行うことになるが、その際には、前後
両位置コイルより各々取り出され溶接にて連続化された
条が種々の装置に触れて損傷することを避ける必要があ
る。そこで溶接後には先ず溶接機を移載ラインより退避
させる。
【0017】そして、入側ターンテーブル上の後位置コ
イルを移載手段にて取り出し・待機させた状態で、条の
弛みを吸収する処理を行う。このため入側ガイドロー
ル、出側ガイドロール、補助ガイドロール、出側ターン
テーブル等を同期回転させて、移載手段と入側ガイドロ
ール間の条の弛み次いで入側ガイドロールと出側ガイド
ロール間の条の弛みを、順次前位置コイルで巻取り吸収
する。
【0018】さらに、取り出し・待機させていた後位置
コイルを移載手段で出側ターンテーブルに搬送させつ
つ、条の弛みを前位置コイルで巻き取り吸収しながら、
移載手段の接近に合わせて条に干渉する入側ガイドロー
ル、出側ガイドロール、補助ガイドロール等を逐次移載
ラインより退避させてゆく。最終的には前後両位置コイ
ル間に残されている条は極めて短くなり、移載手段を出
側ターンテーブルの対応上方位置で停止させ後位置コイ
ルを前位置コイル上に供給・積み重ねることで、コイル
の移載が終了する。
【0019】そして、引き続き以上の工程を繰り返すこ
とで、コイルの溶接を前提にしたコイルの移載を連続的
に行うことになる。この連続的なコイルの移載におい
て、移載手段で搬入テーブル上の次位コイルを、予め入
側ターンテーブル上に搬送・供給してそこで待機させる
ようにすれば、全体の処理時間の短縮が可能であり連続
処理を行う上で好ましい。
【0020】移載ラインより退避させた各種装置類を元
の位置へそれぞれ復帰させた後に、引き続き以上の工程
を繰り返し、3コイル目、4コイル目というように複数
のコイルを移載ラインに供給しては溶接し、連続化され
た状態の後位置コイルを搬送して出側ターンテーブルの
前位置コイル上に積み重ね、所定のコイル数を連続化し
て積み重ねた状態で適宜の取り出し手段によりまとめて
出側ターンテーブルより取り出し、製品とするものであ
る。
【0021】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。先ず
種々の装置の配列状態と方向性等の総体的なことについ
て説明する。図1、図2では、左から右方向にかけてを
入側から出側とし、順に以下のような各種の処理装置が
配列される。そして以上および以下の説明では、図1、
図2中で右方を「前」、左方を「後」として前後方向を
矢示Xで示し、図1中で上方を「上」、下方を「下」と
して上下方向を矢示Zで示し、更に図2中で上側を
「左」、下側を「右」として左右方向を矢示Yにて示す
ものとして扱う。
【0022】入側から出側にかけて順に各種の処理装置
が配列されるが、同じく入側から出側にかけたその上方
域(上方空間)には『移載手段』としての移載装置1が
進退自在にして設けられ、各種装置に組み合わせた状態
の全体的な移載ラインLが形成されることになる。この
移載装置1は、上方域において入側から出側にかけて進
退動自在で且つ上記各装置に対し処理に必要な装置を選
択的に選んではその対応上方位置で停止して吸引手段に
てコイルCを取り出すか又はコイルCを供給自在とする
ことになる。
【0023】各種の装置としては、入側から出側にかけ
て順にエスケープテーブル2、仮置きテーブル3、搬入
テーブル4、反転機5、入り側ターンテーブル6、入側
ガイドロール7、溶接機8、出側ガイドロール9、補助
ガイドロール10、出側ターンテーブル11、秤量機1
2そして梱包テーブル13の各種装置が並んでいる。
尚、出側ターンテーブル11には巻取り案内用のガイド
ロール装置14が組み合わせてある。そして、出側ター
ンテーブル11上に積み重ねられた連続化された複数コ
イル15をまとめて取り出すために、上記移載装置1と
は別に、出側移載装置16が出側ターンテーブル11と
秤量機12そして梱包テーブル13間を進退動自在にし
て設けてある。以下順に各種装置を説明し、次にこれら
装置を使用したコイルの移載方法を詳述する。
【0024】移載装置1:
【0025】移載装置1は、或る装置からコイルCを真
空吸着して取り出し、水平状態で保持し、必要な他の装
置に移載・供給し、そこの処理が終われば再度コイルC
を真空吸着して水平状態で取り出し・保持し次の装置へ
と、全般的には図1で左側から右側に向けてコイルCを
適宜移載して行くものである。
【0026】このため各種装置の上方域に入側から出側
にかけて移載レール17が設けられ、移載レール17上
に前後動自在に移動する台車18が載せてある。この台
車18には、上下動自在な吊り下げベース19があり、
そこにコイルCの上側面を吸引する複数のバキュームパ
ット20が設けてある。そしてこの移載装置1は、コイ
ルCのX方向のセンタリングを行い、併せて図示せぬセ
ンサーにてコイルCの外径データを検出して各装置に伝
えるようにしてある。
【0027】搬入テーブル4
【0028】搬入テーブル4は、予めパレット21の上
に横積み重ね状態とされたそれぞれ独立状態(非連続状
態)の複数コイル22を図示せぬフォークリフトで移載
ラインLに供給する際、最初にパレット21ごと複数コ
イル22を受け入れるものであり、移載装置1が1コイ
ル目C1、2コイル目C2、3コイル目C3・・・と常
に搬入テーブル4上で最上位にあるコイルCを取り出す
ときに、各コイルCのY方向のセンタリングを実施す
る。この搬入テーブル4は、良品、返材(不良品)2
3、手直し材(手直しすることで良品となるもの)24
を問わず複数コイル22を取りあえず受入れるものであ
る。
【0029】エスケープテーブル2と仮置きテーブル
【0030】搬入テーブル4上のコイルCがもし返材2
3であれば、移載装置1で吸引取り上げた後エスケープ
テーブル2へ移載してストックし、移載ラインLより適
宜取り出すことになる。一方コイルCがもし手直し材2
4であれば、同じく仮置きテーブル3に移載して必要な
処理を施し、良品にしてから移載装置1にて出側ターン
テーブル11、入側ターンテーブル6或いは反転機5に
搬送される。
【0031】反転テーブル5
【0032】コイルCの巻き方向を変えるためにコイル
Cの反転を行う装置であり、テーブル本体25に反転機
26が組み合わせてある。反転必要なコイルCは、移載
装置1によってテーブル本体25上に供給され、次いで
そこから隣接する反転機26に送り込まれ、そこで空気
バネによるコイルCの挟持(チャッキング)を行い反転
処理を受ける。そして反転後は反転機26から元のテー
ブル本体25上に戻され移載装置1によって取り出され
る。
【0033】入側ターンテーブル6:
【0034】溶接処理に備えてコイルCを受入れ、この
受け入れたコイルCを「後位置コイルRC」として扱う
ものであり、コイルCの外周または内周を巻きほぐした
上でその条27を取り出し易くし、そして複数箇所で結
束帯をかけまわして仮結束を施すための装置である。仮
結束の便を考えバランサー付きの手動結束機27が組み
合わせてある。
【0035】入側ガイドロール7、出側ガイドロール
9:
【0036】入側ガイドロール7と出側ガイドロール9
は同様の構造内容のものであり、溶接機8の入側と出側
に対にして配された装置である。従って説明の便宜上一
方の入側ガイドロール7に付いて説明し、他方の出側ガ
イドロール9についてはその対応部分を同じ符号で示す
に止める。入側ガイドロール7は、Y方向に配したレー
ル28の上を進退動自在(退避・復帰自在)にし、かつ
シャフト29に沿って上下動自在にした支持ベース30
に、水平状態で上下一対として上クランプロール31と
下駆動ロール32とを設けたものである。
【0037】上クランプロール31は下駆動ロール32
に対して開閉自在とされ、閉時には下駆動ロール32と
一緒になって条27を挟む状態をまた開時には条27を
通過させるガイド状態を呈する。そして溶接処理の際に
は、補助ガイドロールとして使用し、溶接後には条27
を送る送りロールとして使用するが、入側ターンテーブ
ル6上の後位置コイルRCを移載装置1で取り上げ搬送
する場合には、移載ラインLから退避して後位置コイル
RCおよびそこから延びている条27に干渉せぬ位置に
全体が移動するものである。尚、上クランプロール31
と下駆動ロール32の高さ位置は図示せぬ制御装置に入
力した位置に自動位置決めされ、さらにコイルCの内、
外径によってY方向での位置を自動位置決めされる。
【0038】溶接機8:
【0039】この溶接機8は「前位置コイルFC」の条
33と「後位置コイルRC」の条27の端末同士を溶接
し、仕上げ処理を施し、溶接部位にマーキング処理をす
るための装置であり、Y方向で進退動自在な台車34
と、この台車34の上で同じくY方向で進退動自在に設
けれた上部ユニット35と、台車34の先端にZ方向で
上下動自在に設けられた下部ユニット36とで、主に構
成される。上部ユニット35には溶接機本体37が、下
部ユニット36には乾燥機38がそれぞれ取付けてあ
る。
【0040】溶接時には上部ユニット35が先端に突出
した状態を呈し、溶接後は上部ユニット35がY方向で
左側に移動しその空いた場所に下から下部ユニット36
が上昇して乾燥処理に備え、溶接に関する必要な処理が
終れば台車34ごと全体がY方向で左側に退避して、条
27、33の巻取り・弛みの吸収と後位置コイルRCの
移載に備える。
【0041】補助ガイドロール10:
【0042】補助ガイドロール10は、出側ターンテー
ブル11上の前位置コイルFCで条27、33を巻き取
り且つ弛みを吸収してゆく際に、押し込みロールとして
働く装置である。Y方向で進退動自在でかつZ方向で高
さ調整自在としたロール支持部39が設けてあり、そこ
に上下一対で駆動する横ピンチロール40、41を中心
としたガイドロール群が配されている。横ピンチロール
40、41は協同して条27、33を挟持すると共に、
移載装置1がこの補助ガイドロール装置10を越えるよ
うに近接すれば上側の横ピンチロール40が開いて条2
7、33の拘束を解き自由な状態とする。上側の横ピン
チロール40が閉じている場合には、下側の横ピンチロ
ール41はその回転駆動力で条27、33を入側から出
側にかけて移送し、ターンテーブル装置11の前位置コ
イルFCに対して条27、33を押し込むようになる。
【0043】やがて移載装置1が近接すれば、上記した
ように条27、33の挟持状態を解き、全体がY方向で
移動(退避)して移載装置1の移動即ち条27、33の
移動に干渉しない位置へ移る。この時点ではターンテー
ブル装置11上で前位置コイルFCは殆ど巻取りを完了
しており前位置コイルFCと後位置コイルRC間の条2
7、33は極めて短い部分が残るだけであり、ターンテ
ーブル装置11の巻取り操作と移載装置1による後位置
コイルRCの保持によって前位置コイルFCに負担を掛
けずに巻取り操作を続けることができる。
【0044】出側ターンテーブル11:
【0045】出側ターンテーブル11は、前位置コイル
FCを受入れ、溶接後は回転してこの前位置コイルFC
で後位置コイルRC間の条27、33を巻取り、やがて
は後位置コイルRCを前位置コイルFCに積み重ねる状
態で受け入れる装置である。そして出側ターンテーブル
11には、逐次積み重ねた複数コイル15の上面位置に
合わせてテーブル本体42を下降させ、条27、33の
巻取り高さを所定位置にするための上下位置決め装置4
3と、テーブル本体42を回転させる回転駆動装置44
とが設けてある。
【0046】テーブル本体42は中央に開口があり、そ
こに円筒状ガイド52が臨まされている。この円筒状ガ
イド52は圧力シリンダ45のロッド先端に取り付けた
もので、全体が上下動自在とされ且つ内部に配した図示
せぬ圧力シリンダにて円筒面を形成している複数の分割
面部が拡径・縮径自在とされる。そして円筒状ガイド4
4は拡径時には、テーブル本体42上の複数コイル15
間に入れるスペーサ(図示せず)の差し込み位置を決め
るためのガイド機能を発揮する。
【0047】巻取り案内用のガイドロール装置14:
【0048】出側ターンテーブル11には巻取り案内用
のガイドロール装置14が組み合わせてある。この巻取
り案内用のガイドロール装置14は、前位置コイルFC
の側面に対応させる縦ロール46と、前位置コイルFC
上側のエッジ面に対応させる横ロール47とを多間接ロ
ボットハンド48の先端に取り付けたものであり、テー
ブル本体42上の前位置コイルFCの外巻き・内巻きや
条27、33のサイズに合わせて両ロール46、47を
位置可変とするものである。
【0049】次に図3から図17を参照して移載方法の
各工程を説明する。
【0050】コイルの供給について:
【0051】個々独立する複数コイル22を横積み重
ね状態にして搬入テーブル4に搬入する工程(図3参
照)。搬入テーブル上の1コイル目C1を移載手段で
ある移載装置1で出側ターンテーブル11に搬送する工
程。
【0052】図4で示すように、移載装置1が複数コイ
ル22の最上位にある1コイル目C1を複数のバキュー
ムパット20で吸引して取り上げ(吊り上げ)、移載レ
ール17上をX方向で移動し、出側ターンテーブル11
上方対応位置で停止して吊り下げベース19を下げバキ
ュームパット20の吸引を解除することで、1コイル目
C1は出側ターンテーブル11上に供給されて前位置コ
イルFCとされる。
【0053】出側ターンテーブル11に供給されたコ
イルを前位置コイルFCとして、その条33を引き出
し、補助ガイドロール10及び出側ガイドロール9を介
して溶接機8に供給する工程。図5で示すように、条3
3を引き出して補助ガイドロール10及び出側ガイドロ
ール9を通して溶接機8にその先端部を供給するもので
ある。
【0054】搬入テーブル上の2コイル目を、移載手
段である移載装置1によって、必要に応じて反転テーブ
ル5に供給し反転させて取り出し、入側ターンテーブル
6に搬送する工程。同じく図5で示すように、2コイル
目C2を移載装置1で反転テーブル5に移してコイルの
巻き方向を変え、そして入側ターンテーブル6に移載装
置1で搬送してそこに供給する。
【0055】入側ターンテーブル6に供給されたコイ
ルを後位置コイルRCとして、その条27を引き出し入
側ガイドロール7を介して溶接機8に供給する工程。次
に図6で示すように、後位置コイルRCからその条27
を引出し入側ガイドロール7を通してその先端部を溶接
機8に供給する。そして3コイルC3が良品であれば反
転テーブル5に搬送するのを待機させ、、また手直し材
24または返材23であれば仮置きテーブル3またはエ
スケーピテーブル2に搬送する。
【0056】溶接について:
【0057】前後両位置コイルFC、RCの条33、
27の端末同士を溶接機8で溶接して前後両位置コイル
FC、RCを連続化処理し、溶接後には溶接機8を移載
ラインLより退避させる工程。溶接機8の溶接機本体3
7で条33、27の端末同士を溶接し、乾燥機38その
他で適宜仕上げ処理を施す。溶接部位には所定のマーキ
ングを施すことになる。そして図7で示すように、溶接
機8を台車34ごとY方向で移動し移載ラインLから退
避させる。
【0058】条の弛みの吸収について:
【0059】入側ターンテーブル6上の後位置コイル
RCを移載手段である移載装置1にて取り上げ・待機さ
せた状態で、入側ガイドロール7、出側ガイドロール
9、補助ガイドロール10、出側ターンテーブル11等
を同期回転させて、移載装置1と入側ガイドロール7間
の条27の弛み49次いで入側ガイドロール7と出側ガ
イドロール9間の条27、33の弛み50を順次前位置
コイルFCで巻取り吸収する工程。図8で示すように移
載装置1を入側ターンテーブル6の上方対応位置に移動
させて後位置コイルRCを吸引・取り上げ、図9で示す
ように待機状態にしておく。そして図10で示すよう
に、入側ガイドロール7、出側ガイドロール9、補助ガ
イドロール10、出側ターンテーブル11、巻取り案内
用のガイドロール装置14の縦ロール46等を同期回転
させて、入側ターンテーブル6と入側ガイドロール7間
の条27の弛み50を、前位置コイルFCの回転により
巻取り吸収してゆく。更に図11で示すように、出側ガ
イドロール9、補助ガイドロール10、出側ターンテー
ブル11、縦ロール46等を同期回転させて、入側ガイ
ドロール7と出側ガイドロール9間の条27、33の弛
み50を前位置コイルFCで巻取り吸収する。
【0060】後位置コイルの移載と積み重ねについて:
【0061】取り出し・待機させた後位置コイルRC
を移載手段である移載装置1にて出側ターンテーブル1
1に搬送近接させつつ条27、33の弛み51を前位置
コイルFCで巻き取り吸収し、移載装置1の接近に合わ
せて入側ガイドロール7、出側ガイドロール9、補助ガ
イドロール10等を逐次移載ラインLより退避させる工
程。図12で示すように、移載装置1、入側ガイドロー
ル7、出側ガイドロール9、補助ガイドロール10、出
側ターンテーブル11、縦ロール46等を同期運転さ
せ、移載装置1の接近に合わせて入側ガイドロール7を
退避させる。次に図13で示すように、出側ガイドロー
ル9、補助ガイドロール10、出側ターンテーブル1
1、縦ロール46等を同期運転させ、出側ガイドロール
9と補助ガイドロール10の間に残っている弛み51を
巻取り吸収する。
【0062】図14で示すように、移載装置1、出側ガ
イドロール9、補助ガイドロール10、出側ターンテー
ブル11、縦ロール46等を同期運転させ、移載装置1
の接近に合わせて出側ガイドロール9を退避させる。図
15で示すように、移載装置1、補助ガイドロール1
0、出側ターンテーブル11、縦ロール46等を同期運
転させ、移載装置1の接近に合わせて補助ガイドロール
10を退避させる。さらに、図16で示すように、移載
装置1、出側ターンテーブル11、縦ロール46等を同
期運転させ、その途中で縦ロール46(巻取り案内用の
ガイドロール装置14)を退避させる。この時点では条
27、33は殆ど前位置コイルFCで巻取られている。
【0063】移載装置1を出側ターンテーブル11の
対応上方位置で停止させ後位置コイルRCを前位置コイ
ルFC上に供給・積み重ねる工程。図17で示すよう
に、移載装置1と出側ターンテーブル11を同期運転
し、移載装置1が出側ターンテーブル11の対応上方位
置に来た時点で同期運転を止めることになる。そして作
業者がスベーサを適宜差し込んだ状態で後位置コイルR
Cを前位置コイルFC上に積み重ねるものである。
【0064】そして待機させていた3コイルC3を今度
は移載装置1で搬送して後位置コイルRCとし、出側タ
ーンテーブル11上に積み重ねられた上記2コイルC2
(先の後位置コイルRC)を今度は前位置コイルFCと
して、先に述べたように工程を繰り返し行い、搬入テー
ブル4上の複数コイル22を溶接しては出側ターンテー
ブル11に移載して積み重ねた複数コイル15とし、ま
とめて出側ターンテーブル11上から出側移載装置16
で取り出し秤量し、梱包してから製品として最終的に梱
包テーブル13上から取り出すことになる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したごとく本発明に係るコイル
の移載方法によれば、大きく重量のある複数のコイル
を、移載装置で搬送しては、溶接機に供給した条を逐次
溶接し、条を傷めることなしに前位置コイルの回転で条
および条の弛みを巻取り吸収し、出側ターンテーブル上
の前位置コイルに後位置コイルを積み重ねることで連続
化した複数コイルとし、最終的にまとまった一つの製品
として移載ラインから取り出せるので、コイルやその条
の特性に見合った連続的な移載処理が達成できるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この移載方法に使用する各種装置の全体側面図
である。
【図2】図1に示した各種装置の全体平面図である。
【図3】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図4】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図5】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図6】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図7】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図8】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図9】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図10】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図11】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図12】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図13】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図14】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図15】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図16】コイルの移載工程を示す説明図である。
【図17】コイルの移載工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 移載装置 4 搬入テーブル 6 入側ターンテーブル 7 入側ガイドロール 8 溶接機 9 出側ガイドロール 10 補助ガイドロール装置 11 出側ターンテーブル 14 巻取り案内用のガイドロール装置 L 移載ライン FC 前位置コイル RC 後位置コイル 27 条 33 条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 慶一 神奈川県高座郡寒川町倉見3番地日鉱金 属株式会社倉見工場内 (72)発明者 西野 信次 東京都港区虎ノ門4丁目1番40号日鉱エ ンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−267133(JP,A) 特開 平7−214161(JP,A) 特開 平7−303917(JP,A) 特開 平7−228428(JP,A) 特開 平7−265949(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 45/00 - 49/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々独立する複数コイルを横積み重ね状態
    にして搬入テーブルに搬入し、搬入テーブル上の1コイ
    ル目を移載手段で出側ターンテーブルに搬送し、出側タ
    ーンテーブルに供給されたコイルを前位置コイルとして
    その条を引き出し、補助ガイドロール及び出側ガイドロ
    ールを介して、溶接機に供給する工程と、 搬入テーブル上の2コイル目を、移載手段で入側ターン
    テーブルに供給し、このコイルを後位置コイルとしてそ
    の条を引き出し入側ガイドロールを介して溶接機に供給
    する工程と、 前後両位置コイルの条の端末同士を溶接機で溶接して前
    後両位置コイルを連続状態とした後に、入側ターンテー
    ブル上の後位置コイルを移載手段にて取り出し・待機さ
    せた状態で、入側ガイドロール、出側ガイドロール、補
    助ガイドロール、出側ターンテーブル等を同期回転させ
    て、移載手段と入側ガイドロール間の条の弛み次いで入
    側ガイドロールと出側ガイドロール間の条の弛みを順次
    前位置コイルで巻取り吸収する工程と、 取り出し・待機させた後位置コイルを移載手段で出側タ
    ーンテーブルに搬送近させつつ条の弛みを前位置コイル
    で巻き取り吸収し、移載手段の接近に合わせて入側ガイ
    ドロール、出側ガイドロール、補助ガイドロール等を逐
    次移載ラインより退避させ、移載手段を出側ターンテー
    ブルの対応上方位置で停止させて後位置コイルを前位置
    コイル上に供給・積み重ねる工程とを含むコイルの移載
    方法。
  2. 【請求項2】搬入テーブル上の2コイル目を、移載手段
    で入側ターンテーブルに搬送するに際し、必要に応じて
    予め反転テーブルに供給し反転させてから取り出し、入
    側ターンテーブルに搬送する工程を含む請求項1記載の
    コイルの移載方法。
  3. 【請求項3】搬入テーブル上の次位コイルを、逐次移載
    手段で、入側ターンテーブル上に搬送・供給してそこで
    後位置コイルとして待機させ、移載手段が前位置コイル
    上に後位置コイルを供給・積み重ねた後で上記入側ター
    ンテーブルの対応上方位置に退動復帰し、入側ターンテ
    ーブル上で待機していた後位置コイルに対し出側ターン
    テーブル上に積み重ねられた最上位コイルを前位置コイ
    ルとして扱い、逐次出側ターンテーブル上で連続状態と
    したコイルを任意数横積み重ね状態にしてゆく、請求項
    1または2記載のコイルの移載方法。
  4. 【請求項4】出側ターンテーブル上で任意数横積み重ね
    状態にされた複数のコイルをまとめて取り出す工程を含
    む、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイルの移載
    方法。
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