JP2891887B2 - 戸 袋 - Google Patents

戸 袋

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JP2891887B2
JP2891887B2 JP1942295A JP1942295A JP2891887B2 JP 2891887 B2 JP2891887 B2 JP 2891887B2 JP 1942295 A JP1942295 A JP 1942295A JP 1942295 A JP1942295 A JP 1942295A JP 2891887 B2 JP2891887 B2 JP 2891887B2
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本 進 一 宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨戸を収納する戸袋に
係り、特に、戸袋の下側のコーナ部に安全対策を講じる
ようにした戸袋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅で利用されている戸袋は、窓枠
に隣設させて、家屋の壁に固定される。この種の戸袋
は、3方の枠組みに窓枠側の妻板と、鏡板を取り付け、
その内部に複数枚の雨戸を収納可能な空間が形成されて
いる。妻板には、収納されている雨戸を引出しやすいよ
うに、戸袋内部に手を入れる切欠きが設けられ、ここか
ら雨戸を掴んで窓枠に雨戸を引き出すことができるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】戸袋は、家屋の壁から
突き出すように取り付けられるもので、また、隅にコー
ナ部のある全体として筺体の構造をもっている。特に、
戸袋の下側コーナ部は、その尖頭部が鋭利なエッジを有
する角となって突き出ている。一方、住宅では、庭に面
している壁に戸袋が設置されることも多く、戸袋の回り
を子供が走り回るようなことも十分考えられるが、従来
は、戸袋のコーナ部は剥き出しなっている。そこで、本
発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、
戸袋のコーナ部の尖頭が剥き出しにならないように安全
ガードを戸袋の戸当りストッパと一体的に取り付けるこ
とによって、安全面に十分な配慮を払った戸袋を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、下枠、上枠、側板の少なくとも三方の
枠部材で雨戸の収納部を形成するとともに、前記下枠の
雨戸滑動部の戸尻側に設けられる戸当りストッパを安全
ガードと一体的にして設け、前記戸当りストッパを前記
下枠の端部に突き当てて取り付け、この取付位置で前記
安全ガードが戸袋の隅角部を被覆するようになっている
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、戸当りストッパを下枠の戸尻
側に取り付けることによって、戸袋の戸尻下側に突き出
る角隅部にはちょうど安全ガードが重なるので、この角
隅部の尖頭部やエッジが裸で露呈しないようになってい
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明による戸袋の一実施例について
添付の図面を参照して説明する。
【0007】図1において、10は戸袋の全体を示す。
この実施例の戸袋10は、鏡板付きの形式の戸袋であ
る。12は窓枠を表わしている。窓枠12は、縦枠13
と、上枠14、下枠15とを接合して組み立てられ、こ
の下枠15の案内レールに沿って雨戸16、16を開閉
できるように建て付けられている。この実施例では、戸
袋10は、窓枠12の向かって右側に配置されている。
雨戸16は、下枠15に沿って滑動させながら戸袋10
の内部に引き込み、また、引き出すことができる。
【0008】図2は、戸袋10の枠組み構造を表わした
組立図である。この実施例の戸袋10は、戸袋10の戸
尻側の枠をなす側板18の上下端部に上枠19、下枠2
0を接合し、これら3方の枠部材によって雨戸の収納部
を形作る枠組みが構成されている。また、雨戸を引き込
み、あるいは引き出す側には、妻板22が取り付けられ
ている。この妻板22には、戸袋内に収納されている雨
戸を引き出しやすいように手を入れられる引出し口23
が切り欠かれている。この引出し口23は、妻板22に
蝶番などを介して回動自在に取り付けられた蓋24で開
閉されるようになっている。
【0009】鏡板25は、側板18、上枠19、下枠2
0にそれぞれ取り付けられる側板アタッチメント26、
上部アタッチメント27、下部アタッチメント28から
なり鏡板25の3方を規制する取り付け用枠組みを用い
て固定される。こうして組み立てた戸袋10は、図1に
示されるように、屋根30が取り付けられた後で、窓枠
12に隣設して固定される。
【0010】図3は、下枠20の滑動部の戸尻側に組み
込まれる戸当りストッパ32の構造を示す。この戸当り
ストッパ32は、合成樹脂を材質とする部品であり、戸
袋10に雨戸を引き込むごとに、雨戸が、順次矢印で示
す戸袋の奥行き側に押し込まれるように傾斜する傾斜面
33が形成されている。
【0011】また、この実施例の戸当りストッパ32で
は、下側に連結部34を介して下枠20の戸尻奥行側の
隅角部を外側から所定の範囲でカバーするように安全ガ
ードとしてのガード片35が一体に垂設されている。こ
の実施例では、ガード片35は、下枠20の底面に密着
するように下枠20の底板部が嵌合する嵌め代36を確
保するため、連結部34からストッパ本体の底面に対し
て水平に折曲する矩形の樹脂片であり、戸袋10の戸尻
奥行側の隅角部の輪郭と重なるようになっている。
【0012】他方、このような戸当りストッパ32が取
り付けられる下枠20の戸尻側の端部には、前記連結部
32が受容される切欠き37が形成されている。図4に
示すように、ねじ38を用いて戸当りストッパ32を固
定したときに、この切欠き37にちょうど戸当りストッ
パ32の連結部34が嵌合した形で取り付けられるの
で、戸当りストッパ32の一部が戸尻側に突出せず、従
って、外観を損ねずに側板18の取り付けを容易に行う
ことができる。
【0013】このように、戸袋10に取り付けられる戸
当りストッパ32を利用して、これと一体に戸袋10の
戸尻側の隅角部に重なるように樹脂材料を材質とするガ
ード片35を設けているので、下枠20と、側板18の
接合部分の隅角部尖頭のエッジが裸で露出しないため、
この隅角部に体をぶつけてたり、また、物をぶつけるよ
うなことがあっても、怪我や損傷を防ぐことができる。
また、このようにガード片35を戸当りストッパ32と
一体構造にすることによって、部品点数並びに取付工数
の削減を図かれる利点がある。
【0014】次に、図5は、鏡板のない戸袋に本発明を
適用した実施例を示す。なお、この戸袋で図1の鏡板付
きの戸袋と同一の構成要素には同一の参照番号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0015】この戸袋40は、窓枠12の向かって右側
に連結して取り付けられる。窓枠12に建て付けられる
雨戸16、16を収納する戸袋の枠組みは、上枠41、
側板42、下枠43によって構成されている。この戸袋
40では、鏡板並びに妻板は取り付けられず、雨戸16
を下枠43に沿って滑動させて引き込み、収納した場
合、雨戸16は外に露呈するようになっている。
【0016】戸当りストッパ32は、第1実施例と同じ
くガード片35が一体構造のもので、下枠43の戸尻側
の端部に図4と同じようにして固定することができ、こ
の取付位置でガード片35は、下枠43の角隅部のエッ
ジが裸で露出しないように重なるようになっている。
【0017】図6乃至図8は、戸当りストッパの変形例
を示す。図6に示すように、下枠20では、図3の実施
例の下枠とは異なり、切欠き37を特に設けず、戸当り
ストッパ32を取り付けられるようにしてあるものであ
る。
【0018】この戸当りストッパ32では、下枠20の
側板部45a、45bの戸尻側の端部にちょうど突き合
うように、つば部46a、46bが幅方向に突出するよ
うに形成されている。矩形状のガード片35は、連結部
34を介して、戸当りストッパ32の底面に平行な姿勢
で一体に設けられ、下枠20の底板部45cとの嵌め合
い代37が確保されている。図7は、このような戸当り
ストッパ32を下枠20に取り付けた状態を示してい
る。
【0019】なお、ガード片35は、戸当りストッパ3
2と別体として戸当りストッパ32に接合するなどによ
り一体的に構成するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、下枠、上枠、側板の少なくとも三方の枠部材
で雨戸の収納部を形成するとともに、前記下枠の雨戸滑
動部の戸尻側に設けられる戸当りストッパを安全ガード
と一体的にして設け、前記戸当りストッパを前記下枠の
端部に突き当てて取り付け、この取付位置で前記安全ガ
ードが戸袋の隅角部を被覆するようになっているので、
戸当りストッパを下枠の端部に突き当てて取り付けるだ
けで、戸袋の戸尻側の角隅部にはちょうど安全ガードが
重なり、この部分の角隅部の尖頭部やエッジが裸で露呈
しなくなり、安全性を大いに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による鏡板付きの戸袋の外観
図。
【図2】同実施例による戸袋の組立分解図。
【図3】下枠と戸当りストッパの組立分解図。
【図4】戸当りストッパを装着した戸袋の下枠の戸尻側
を表わした斜視図。
【図5】本発明を鏡板のない戸袋に適用した他の実施例
による戸袋の外観図。
【図6】他の実施例による下枠と戸当りストッパの組立
分解図。
【図7】図6の戸当りストッパを下枠に取り付けた状態
を示す斜視図。
【図8】図6の実施例による戸当りストッパの側面図。
【符号の説明】
10 戸袋 12 窓枠 16 雨戸 18 側板 19 上枠 20 下枠 22 妻板 23 引出し口 24 蓋 25 鏡板 32 戸当りストッパ 33 傾斜面 34 連結部 35 ガード片(安全ガード) 37 切欠き

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下枠、上枠、側板の少なくとも三方の枠部
    材で雨戸の収納部を形成するとともに、前記下枠の雨戸
    滑動部の戸尻側に設けられる戸当りストッパを安全ガー
    ドと一体的にして設け、前記戸当りストッパを前記下枠
    の端部に突き当てて取り付け、この取付位置で前記安全
    ガードが戸袋の隅角部を被覆するようになっていること
    を特徴とする戸袋。
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