JP2891664B2 - 配線用遮断器 - Google Patents
配線用遮断器Info
- Publication number
- JP2891664B2 JP2891664B2 JP8008430A JP843096A JP2891664B2 JP 2891664 B2 JP2891664 B2 JP 2891664B2 JP 8008430 A JP8008430 A JP 8008430A JP 843096 A JP843096 A JP 843096A JP 2891664 B2 JP2891664 B2 JP 2891664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stranded wire
- circuit breaker
- wiring
- case
- storage member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Breakers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触子とバイメタ
ル等とを接続するより線を備えた配線用遮断器の改良に
関するものである。
ル等とを接続するより線を備えた配線用遮断器の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に配線用遮断器の内部には電路の一
部としてより線が使われており、例えば図3、図4に示
す2極式の配線用遮断器においては、各極の可動接触子
1とバイメタル2等との間を接続する可撓性のあるより
線3が、ゆとりを持たせて設けられている。ところがこ
れらのより線3は、配線用遮断の開閉動作等にともなっ
て動くため、引外し等によって機構部を構成するクレド
ル4等が下降したときにひっかかってしまうことがあっ
た。このようなひっかかりが起こるとその部分のより線
3が損傷してしまうおそれがあった。
部としてより線が使われており、例えば図3、図4に示
す2極式の配線用遮断器においては、各極の可動接触子
1とバイメタル2等との間を接続する可撓性のあるより
線3が、ゆとりを持たせて設けられている。ところがこ
れらのより線3は、配線用遮断の開閉動作等にともなっ
て動くため、引外し等によって機構部を構成するクレド
ル4等が下降したときにひっかかってしまうことがあっ
た。このようなひっかかりが起こるとその部分のより線
3が損傷してしまうおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、電路を構成するより線が機構部に
ひっかかることがないようにした配線用遮断器を提供す
るためになされたものである。
の問題点を解決して、電路を構成するより線が機構部に
ひっかかることがないようにした配線用遮断器を提供す
るためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の配線用遮断器は、電路を構成する
より線を、ケースとアーク走行板の先端を上方に立ち上
げて形成したより線収納部材との間に収納し、より線が
機構部にひっかかることを防止したことを特徴とするも
のである。
めになされた本発明の配線用遮断器は、電路を構成する
より線を、ケースとアーク走行板の先端を上方に立ち上
げて形成したより線収納部材との間に収納し、より線が
機構部にひっかかることを防止したことを特徴とするも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を、図1及び図2を参照しつつ更に詳細に説明する。
図1、図2は本発明を2極式の配線用遮断器に適用した
例を示すものであり、1は可動接触子、2はバイメタ
ル、3はこれらの可動接触子1とバイメタル2との間を
接続する可撓性のあるより線である。これらの部材は中
央の隔壁5と両側の側面板6とを備えたケース7の内部
に、2個ずつ設けられている。またこれらのより線3
は、可動接触子1の開閉動作を支障なく行なわせること
ができるように、ゆとりを持たせて設けられている。
態を、図1及び図2を参照しつつ更に詳細に説明する。
図1、図2は本発明を2極式の配線用遮断器に適用した
例を示すものであり、1は可動接触子、2はバイメタ
ル、3はこれらの可動接触子1とバイメタル2との間を
接続する可撓性のあるより線である。これらの部材は中
央の隔壁5と両側の側面板6とを備えたケース7の内部
に、2個ずつ設けられている。またこれらのより線3
は、可動接触子1の開閉動作を支障なく行なわせること
ができるように、ゆとりを持たせて設けられている。
【0006】8はバイメタル2の下方にケース底面と平
行に設けられたアーク走行板であり、この場合にはこれ
らのアーク走行板8の先端を横方向に偏位させたうえ上
方に立ち上げて、ほぼ平板状のより線収納部材9を構成
している。
行に設けられたアーク走行板であり、この場合にはこれ
らのアーク走行板8の先端を横方向に偏位させたうえ上
方に立ち上げて、ほぼ平板状のより線収納部材9を構成
している。
【0007】図2において左側に示される極において
は、より線3のバイメタル2側の部分をより線収納部材
9とケース7の中央の隔壁5との間隙に収納し、より線
3が機構部のクレドル4等にひっかかることを防止して
いる。また、図2において右側に示される極において
は、より線3のバイメタル2側の部分をより線収納部材
9とケース7の側面板6との間隙に収納し、より線3が
機構部のクレドル4等にひっかかることを防止してい
る。この例では同一形状のより線収納部材9を両側の極
に使用しているが、より線収納部材9の形状を左右で反
転させるようにすれば、両方の極のより線3をともにケ
ース7の中央の隔壁5側に配置することもできる。
は、より線3のバイメタル2側の部分をより線収納部材
9とケース7の中央の隔壁5との間隙に収納し、より線
3が機構部のクレドル4等にひっかかることを防止して
いる。また、図2において右側に示される極において
は、より線3のバイメタル2側の部分をより線収納部材
9とケース7の側面板6との間隙に収納し、より線3が
機構部のクレドル4等にひっかかることを防止してい
る。この例では同一形状のより線収納部材9を両側の極
に使用しているが、より線収納部材9の形状を左右で反
転させるようにすれば、両方の極のより線3をともにケ
ース7の中央の隔壁5側に配置することもできる。
【0008】なお、上記の例ではより線収納部材9とし
てアーク走行板8の一部を利用したが、より線収納部材
9はケース7と一体に形成することもできる。
てアーク走行板8の一部を利用したが、より線収納部材
9はケース7と一体に形成することもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、より線をより線収納部
とケースとの間に収納したので、電路を構成するより線
が機構部のクレドル等にひっかかることがなくなり、よ
り線の損傷をなくすることができる。また、ケースを利
用してより線の動きを規制するため、より線の収納が容
易であり配線用遮断器の組み立てが容易となる利点もあ
る。よって本発明は従来の問題点を解消した配線用遮断
器として、価値の高いものである。
とケースとの間に収納したので、電路を構成するより線
が機構部のクレドル等にひっかかることがなくなり、よ
り線の損傷をなくすることができる。また、ケースを利
用してより線の動きを規制するため、より線の収納が容
易であり配線用遮断器の組み立てが容易となる利点もあ
る。よって本発明は従来の問題点を解消した配線用遮断
器として、価値の高いものである。
【図1】 本発明の配線用遮断器の長手方向の断面図で
ある。
ある。
【図2】 本発明の配線用遮断器の図1と直交方向の断
面図である。
面図である。
【図3】 従来の配線用遮断器の長手方向の断面図であ
る。
る。
【図4】 従来の配線用遮断器の図3と直交方向の断面
図である。
図である。
1 可動接触子 2 バイメタル 3 より線 4 クレドル 5 中央の隔壁 6 側面板 7 ケース 8 アーク走行板 9 より線収納部材
Claims (1)
- 【請求項1】 電路を構成するより線を、ケースとアー
ク走行板の先端を上方に立ち上げて形成したより線収納
部材との間に収納し、より線が機構部にひっかかること
を防止したことを特徴とする配線用遮断器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008430A JP2891664B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 配線用遮断器 |
TW085104909A TW340949B (en) | 1995-06-26 | 1996-04-24 | Wiring breaker |
KR1019960018331A KR100202070B1 (ko) | 1995-06-26 | 1996-05-28 | 배선용 차단기 |
CN96108351A CN1044051C (zh) | 1995-06-26 | 1996-06-25 | 配电断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008430A JP2891664B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 配線用遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198990A JPH09198990A (ja) | 1997-07-31 |
JP2891664B2 true JP2891664B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=11692916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8008430A Expired - Fee Related JP2891664B2 (ja) | 1995-06-26 | 1996-01-22 | 配線用遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2891664B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414347U (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-05 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP8008430A patent/JP2891664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09198990A (ja) | 1997-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990205 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |