JP2891497B2 - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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JP2891497B2
JP2891497B2 JP2015434A JP1543490A JP2891497B2 JP 2891497 B2 JP2891497 B2 JP 2891497B2 JP 2015434 A JP2015434 A JP 2015434A JP 1543490 A JP1543490 A JP 1543490A JP 2891497 B2 JP2891497 B2 JP 2891497B2
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/16Spectrum analysis; Fourier analysis
    • G01R23/165Spectrum analysis; Fourier analysis using filters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/16Spectrum analysis; Fourier analysis
    • G01R23/18Spectrum analysis; Fourier analysis with provision for recording frequency spectrum

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、入力信号を連続的に周波数変換してその
入力信号のスペクトラムを検出し、そのスペクトラムの
大きさを縦軸、周波数を横軸として表示するスペクトラ
ムアナライザに関する。
特に、ある帯域幅でスペクトラムを測定して広帯域ス
ペクトルを表示するとともに、その広帯域スペクトルの
中の所望の部分をゾーンマーカで指定することにより指
定されたゾーン部分を狭帯域スペクトルとして拡大表示
するスペクトラムアナライザであって、広帯域スペクト
ルと狭帯域スペクトルの双方を観測しながら操作する場
合の観測のし易さと、操作のし易さを改良したスペクト
ラムアナライザに係る。
[従来の技術] 従来、オシロスコープに用いられた関連する技術とし
て特開昭59−95472号(以下、従来技術1と言う)に示
されるものがあった。従来技術1の出願以前の波形表示
装置においては、波形の振幅または時間軸を拡大するた
めにCRTを駆動する垂直軸増幅器または水平軸増幅器の
利得を可変する必要があって、その利得を可変直流レベ
ルで可変しようとするとその可変直流レベルも同時に増
幅されるので、非拡大時と同じだけ前記可変直流レベル
を変化させても非拡大時より大きく移動するという不具
合があった。このため、従来技術1は、波形を表示し、
その表示された波形の一部を選択して拡大表示する波形
表示装置において、拡大表示した場合はその拡大の割合
を求め、その割合に応じて波形またはカーソルの移動速
度を遅くするように構成して上記不具合を解決するよう
にした。言い換えると、この技術は、拡大時に可変直流
レベルが増幅された分(前記の割合に相当)だけ移動速
度を遅くするようにした技術で、例えば表示を観測しな
がら表示の所定点にカーソルを移動させようとしてパネ
ル面のノブを所定量だけ操作(調整)し、カーソルを移
動させるための信号(上記の可変直流レベルに相当)を
所定量出力させたときに、その操作の所定量と実際の表
示上のカーソルが動く距離との割合(移動速度)を非拡
大時または拡大時にかかわらず一定にすることにより、
表示上の波形またはカーソルの移動の操作をし易くする
ものであった。
また、スペクトラムアナライザにおける先行技術には
アメリカ国特許第4,264,958号(以下、従来技術2と言
う)に示される技術があった。このスペクトラムアナラ
イザはズーム機能とよばれる機能を備え、あるスペクト
ル範囲で測定表示中にマーカで指定した点またはスペク
トルのピーク点の周波数を中心周波数として帯域幅を狭
めて測定し、拡大表示することもできるものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記の従来技術には、次のような欠点があった。
イ)従来技術1のオシロスコープは波形を時間領域で測
定するものであるから拡大表示すれば測定の分解能も上
がるので、表示上の移動速度を一定にするという機能だ
けでも有効である。しかし、スペクトラムアナライザの
場合は、オシロスコープと同様の表示機能の他に、周波
数領域でスペクトルのレベルを検出するための測定部を
備えているので、測定の帯域幅を変えて拡大測定表示す
る際には、前記オシロスコープのようにCRT表示上の移
動速度は変わらないようにしても、周波数的には表示分
解能(横軸の単位距離当りの周波数幅)が上がるから、
測定部の測定分解能も拡大幅に応じて上げる必要があ
る。それには拡大測定表示の帯域幅に応じて、しかも、
誤差のない最適の条件に測定部の測定分解能及び掃引時
間設定する必要がある。
なお、留意すべきは、測定部の測定分解能と掃引時間
との間には、測定部が所定の周波数分解能(以下、分解
能と言う)でレベルを検出するために要する速度よりも
早い速度で周波数を掃引すると誤差が大となり、遅い速
度で掃引すると測定精度は良いが時間がかかりすぎると
いう関係にあることである。
ロ)従来技術2におけるズーム機能は、拡大表示から再
び拡大前の表示に戻って測定する場合は、拡大前の測定
条件を再度設定しなければならないという欠点があっ
た。
ハ)上記従来技術のいずれも、この発明の目的であると
ころの、広帯域スペクトルと狭帯域スペクトルを測定し
表示して各々の帯域幅に応じた測定分解能で測定及び操
作できると同時に、一方の帯域における測定の際に操作
変更したところの条件が他方の帯域を測定する際の条件
として反映されるような技術思想は考慮されていない。
したがって、広帯域スペクトルと狭帯域スペクトルとを
交互に測定し表示し及び操作するような場合は非常に不
便であった。
上記のようにこの発明の目的は、広帯域スペクトルと
狭帯域スペクトルとを交互に測定及び観測する場合の操
作性及び観測性をよくしたスペクトラムアナライザを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記問題点(イ),(ロ)及び(ハ)を解決するため
この発明では、広帯域スペクトル表示から狭帯域スペク
トル表示へ関係付ける第1の手段と、逆に狭帯域スペク
トル表示から広帯域スペクトル表示へ関係付ける第2の
手段と、広帯域スペクトル表示及び狭帯域スペクトル表
示の際の測定部を最適測定条件に制御する手段を備えた
ことが特徴である。
すなわち、ある帯域幅でスペクトルを測定して、広帯
域スペクトルを表示することに加えて、広帯域スペクト
ルの中の所望の部分をゾーンマーカで指定することによ
り、指定されたゾーン部分を狭帯域スペクトルとして拡
大表示するスペクトラムアナライザにあっては、 (a)広帯域スペクトル表示を行うさいの測定条件であ
る中心周波数または帯域幅を設定するための手段(BG設
定手段4)、 (b)広帯域スペクトル表示を行っているときに、拡大
測定表示すべき所望の狭帯域スペクトルを指定するため
のゾーンマーカの位置または幅を変化させる手段(ゾー
ン設定手段5) (c)広帯域スペクトル表示とゾーンマーカ表示とを表
示装置の所定エリアに行い、かつ前記ゾーンマーカで指
定された狭帯域スペクトル表示を別の表示エリアに表示
する手段(表示装置2及び表示制御部9) (d)狭帯域スペクトル表示を観測しながらそのときの
測定条件である中心周波数または帯域幅を設定するため
の手段(FG設定手段6)を備えなければならない。
この発明では、上記の基礎的手段に加えて下記の
(e),(f)及び(g)を必須の構成要件として備え
るものとした。
(e)ゾーンマーカの位置または幅を変化させることに
応じて前記狭帯域スペクトル表示の中心周波数または帯
域幅を変化させる手段(第1の手段14) (f)狭帯域スペクトル表示の中心周波数または帯域幅
の移動に応じて、つまり前記第1の手段による変化に対
応して前記ゾーンマーカの位置または幅を変化させる手
段(第2の手段15) (g)前記広帯域及び狭帯域スペクトル表示におけるそ
れぞれの中心周波数または帯域幅を設定するための手段
(前記(a),(b))からの各情報に基づき、前記第
1の手段および第2の手段(前記(e),(f))の設
定に対応して、最適な測定分解能及び掃引時間を求め、
求めた値により測定部を下記の式に従って最適な測定条
件で制御する手段(測定制御手段7h) [実施例] この発明の一実施例の構成を第1図に示す。第2図は
この発明の表示装置を含む操作パネル1の一例を示す図
である。ここでは、先ず第2図をもとにこの発明による
操作性について説明し、次に実施例の構成及びその動作
について説明する。
第2図において、表示装置2の表示画面は、広帯域ス
ペクトル表示のためのBG(Back Ground measurement)
エリア2aと狭帯域スペクトル表示のためのFG(Forward
Ground measurement)エリア2bとの2画面に分けて表示
されている例である。
図中のBGの設定手段4は、ゾーン設定手段5及びFG設
定手段6はこの例では操作者がノブで所望の値に設定で
きるようにされている。
以下、()内に数値例を示して説明する。
広帯域スペクトル表示の中心周波数BC0(=1000MHz)
及び帯域幅BS0(=500MHz)はBG設定手段4におけるBG
センター設定手段4a及びBGスパン設定手段4bにより設定
される。ここで、表示画面の横軸(周波数軸)の表示ポ
イント数Pを例えば500とすれば、広帯域スペクトル表
示の表示分解能はBS0/P(=1MHz)である。
広帯域スペクトル表示中のゾーンマーカ3の中心位置
ZC0(=400)及び幅ZS0(=50)はゾーン設定手段5に
おけるゾーン位置設定手段5a及びゾーン幅設定手段5bに
よりポイント数で設定される。したがって、ゾーン位置
設定手段5a及びゾーン幅設定手段5bにより設定できる周
波数の細かさ(以下、設定分解能と言う)もBS0/P(=1
MHz)である。
狭帯域スペクトル表示の中心周波数FC0(=1150MHz)
及び帯域幅FS0(=50MHz)は前記ゾーン位置設定手段5a
及びゾーン幅設定手段5bにより設定されたポイント数を
周波数に換算された値である。この場合のゾーン設定手
段5による設定分解能はBS0/P(=1MHz)であるが表示
分解能はFS0/P(=0.1MHz)である。
一方、狭帯域スペクトル表示を注視しながら中心周波
数FC0(=1150MHz)及び帯域幅FS0(=50MHz)を可変す
るための手段として、FG設定手段6におけるFGセンター
設定手段6a及びFGスパン設定手段6bが備えられている。
このFGセンター設定手段6a及びFGスパン設定手段6bの設
定分解能は表示分解能と同じくFS0/P(=0.1MHz)であ
る。
また、このFGセンター設定手段6a及びFGスパン設定手
段6bで変更された中心周波数及び帯域幅はBGエリア2aに
表示されているゾーンマーカ3の中心位置ZC及び幅ZS
値に反映される。その反映されるときの分解能はBGエリ
ア2aの表示分解能BS0/P(=1MHz)による。
このように操作パネル1が構成されていることから、
次のような操作ができる。
BGエリア2aの広帯域スペクトルに注視して測定してい
るときは、その帯域幅に応じた設定分解能でゾーンマー
カ3を設定して狭帯域スペクトルを選択して表示でき
る。
FGエリア2b上で前記選択された狭帯域スペクトルに注
視して、必要に応じてその中心周波数及び帯域幅を変更
する場合は、その帯域幅に応じた設定分解能で変更でき
る。
再び、BGエリア2aに注視すれば、FGエリア2b上で前記
変更された狭帯域スペクトルの中心周波数及び帯域幅で
ゾーンマーカ3が表示されている。
上記のようにこの発明によれば、BGエリア2aの広帯域
スペクトル表示とFGエリア2bの狭帯域スペクトル表示と
を交互に観測、操作する場合に、スムーズな観測及び操
作が行える。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図である。
同図において、測定部7は周波数領域でスペクトルを
検出してスペクトルの周波数に対応した大きさをレベル
として出力する。測定部7においては、ミキサ7bが入力
信号を局部発振器7aからの信号で中間周波数信号に変換
し、その中間周波数信号をBPF(バンドパスフィルタ)7
cで選択分析し、分析された中間周波数信号を検波器7d
で検波し、その出力をA/D変換器7eで変換した後にデー
タ処理部7fで所望のデータに処理して出力している。掃
引信号発生器7gは局部発振器7aの発振周波数を所定の中
心周波数を中心に所定の帯域幅にわたり所定の掃引時間
で掃引する。BPF7cの帯域は信号を周波数的に選択分析
する上でスペクトラムアナライザの測定分解能を決定づ
けるものである。BPF7cの帯域、つまり測定分解能は可
変にされている。
測定制御部7hは、上記のように制御可能にされている
測定帯域幅、掃引時間及び分解能帯域幅の関係が次の
(1)式で示される関係を満足するように各部を制御
し、スペクトルの測定誤差が測定器として最適の状態で
測定を行わせる。
ただし、Kは定数 なお、この実施例では、Kは2から5の間の値に設定
されている。
上記(1)式において定数K以外の要素は、所望の帯
域幅及び測定分解能で測定しょうとした場合に、主とし
て局部発振器7a及びBPF7cによる誤差への影響を考慮し
たものである。しかし、測定器全体の測定誤差としては
それら以外の各部の時間応答や雑音等の影響を受ける。
したがって、定数Kは測定器全体を考慮した上でその誤
差が少なくなるような値にされる。
波形記憶部8は、BG波形メモリ8a及びFG波形メモリ8b
を備え、それぞれ広帯域スペクトル及び狭帯域スペクト
ルを測定周波数に対応づけられたアドレスにそのスペク
トルのレベルを記憶する。なお、BG波形メモリ8a及びFG
波形メモリ8bの前記アドレスは、いずれも表示装置2の
表示の横軸のポイントに対応したアドレスになっおり、
かつ各前記メモリのアドレスの数及び表示上の前記ポイ
ント数は同一である。したがって、表示されたときは、
狭帯域スペクトル表示は広帯域スペクトル表示に比較し
それらの帯域比だけ拡大されて表示され、周波数あたり
の読み取り分解能が上がる。
表示制御部9は、BG波形メモリ8a及びFG波形メモリ8b
に記憶された広帯域スペクトル及び狭帯域スペクトルを
それぞれ表示装置2のエリア2a及びエリア2bに表示する
とともに、エリア2aの広帯域スペクトル表示のなかに狭
帯域を選択するためのゾーンマーカ3を表示する。
BG/FG切換制御部10は、測定制御部7hに広帯域スペク
トルと狭帯域スペクトルを交互に掃引して測定するため
のスタート信号を出力するとともに、その掃引に同期し
てスイッチS1、S2を制御して広帯域スペクトル測定の場
合はm側に、狭帯域スペクトル測定の場合はn側に切り
替える。
パラメータ設定手段100は、この発明の主要部であ
る。この機能ブロックの詳細を第3図に示す。以下、第
1図を主に第3図を交えて構成を説明する。
第1図にて、第1の手段14は、ゾーン設定メモリ12か
らのゾーンマーカの位置情報C4及び幅情報D4を受けて、
それらの各情報に応じて狭帯域スペクトル表示の中心周
波数(センター情報A4)あるいは帯域幅(スパン情報B
4)を求める演算を行い、FG設定メモリ13に記憶させる
手段である。第1の手段14はFGセンター算出手段14a及
びFGスパン算出手段14bを備え、ゾーン設定手段5から
のトリガ信号J,K及びBG設定手段4からのトリガ信号S,T
によって上記演算を開始する。
第2の手段15は、FG設定メモリ13からの狭帯域スペク
トル表示のセンター情報A3及びスパン情報B3を受けて、
それらの各情報に応じて広帯域スペクトル表示における
ゾーンマーカの位置(位置情報C3)及び幅(幅情報D3)
を求める演算を行い、ゾーン設定メモリ12に記憶させる
手段である。第2の手段15はゾーン位置算出手段15a及
びゾーン幅算出手段15bを備え、FG設定手段6からのト
リガ信号Q、Rによって上記演算を開始する。
ゾーン設定メモリ12はゾーンマーカに関する位置情報
を記憶するゾーン位置メモリ12a及び幅情報を記憶する
ゾーン幅メモリ12bを備えている。ゾーン位置メモリ12a
はゾーン設定手段5からの位置情報C1又は第2の手段15
からの位置情報C3を、ゾーン幅メモリ12bはゾーン設定
手段5からの幅情報D1又は第2の手段15からの幅情報D3
を、それぞれ受領する毎に記憶することにより常に最新
の情報を記憶するとともに、これらの情報を位置情報C2
及び幅情報D2として表示制御手段9へ送出する。この位
置情報C2及び幅情報D2をもとに広帯域スペクトル表示に
ゾーンマーカが設定される。
FG設定メモリ13は狭帯域スペクトル表示に関するセン
ター情報及びスパン情報を記憶するFGセンターメモリ13
a及びFGスパンメモリ13bを備えている。FGセンターメモ
リ13aはFG設定手段6からのセンター情報A1又は第1の
手段14からのセンター情報A4を、FGスパンメモリ13bはF
G設定手段6からのスパン情報B1又は第1の手段14から
のスパン情報B4を、それぞれ受領する毎に記憶すること
により常に最新の情報を記憶する。さらに、記憶された
最新のセンター情報及びスパン情報はセンター情報A2及
びスパン情報B2としてスイッチS2及び表示制御手段9へ
送出され、同様にセンター情報A3及びスパン情報B3とし
て第2の手段へ送出される。スイッチS2及び表示制御手
段9に送出されたセンター情報A2及びスパン情報B2をも
とに、測定部7がその条件で狭帯域スペクトル測定を行
い、FG波形メモリ8bがスペクトルデータを記憶し、表示
制御部9が表示装置2に狭帯域スペクトル表示を行わせ
る。一方、第2の手段へ送出されたセンター情報A3及び
スペクトル情報B3をもとに最新のゾーンマーカが表示装
置2の広帯域スペクトル表示中に設定される。
BG設定メモリ11は、BG設定手段4からの広帯域スペク
トル表示に関するセンター情報G1及びスペクトル情報H1
を記憶して、第1の手段15及び第2の手段14及び表示制
御手段9に送出する。BG設定メモリ11は、BGセンターメ
モリ11a及びBGスパンメモリ11bを備えている。
上記構成の中で、特に測定制御部7h、表示制御部2、
第1の手段及び第2の手段はCPU、ROM及びRAMにより構
成される。
以下、各設定手段からの設定情報の流れに沿って一連
の動作を、各設定項目に対応して[I]から[VI]まで
に分けて説明する。
ただし、説明を分かりやすくするため何れの設定にお
いてもその設定前の初期条件を次のように設定して説明
する。
広帯域スペクトル表示の初期条件 センター周波数の値(単位はHz):BC0 スパンの値(単位はHz):BS0 狭帯域スペクトル表示の初期条件 センター周波数の値(単位はHz):FC0 スパンの値(単位はHz):FS0 マーカゾーンの初期条件 位置の値(単位はポイント数):ZC0 幅の値(単位はポイント数):ZS0 表示装置2の表示上の横軸のポイント数:500 [I]ゾーンマーカの位置設定 ゾーンマーカの位置を変更する前の広帯域スペクトル
表示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画面を第4図
(a)及び(b)とする。
ゾーン位置設定手段5aによりゾーンマーカの位置を変
える。このときゾーン位置設定手段5aから出力された位
置の値をZC1(位置情報C1の値)とする。
ゾーン位置メモリ12aは、位置情報C1の値ZC1を記憶
し、かつ、この値ZC1を位置情報C2として表示制御部9
へ送出し、値ZC1に対応して広帯域スペクトル表示中の
ゾーンマーカの位置を変更せしめる。ゾーンマーカの位
置が変更された様子を第4図(c)に示す。ゾーンマー
カの幅は以前のままでZS0である。
FGセンター算出手段15aは、ゾーン位置メモリ12aから
位置情報C4の値ZC1を受け、この値と先にBGセンター設
定手段4a及びBGスパン設定手段4bにより設定されている
センター情報G3の値BC0及びスパン情報H3の値BS0をもと
に、次式から狭帯域スペクトル測定のセンター周波数F
C1を算出し、センター情報A4として出力する。
FC1=(BC0−BS0/2)+BS0×(ZC1/500) FGセンタメモリ13aはセンター情報A4の値FC1を記憶
し、センター情報A2の値としてFC1を出力する。
測定制御部7hはBG/FG切換手段10がスイッチ2をn側
に設定したときに、センター情報A2の値FC1及びスパン
情報B2の値FS0を受けとり、測定部7の各部に対し中心
周波数FC1、帯域幅FS0の範囲で狭帯域スペクトル測定を
行なわせる。
FG波形メモリ8bは、データ処理部7fから出力される各
スペクトルのレベルをその周波数に対応して記憶する。
表示制御部9は表示装置のFGエリア2bに、FG波形メモ
リ8bに記憶された各スペクトルのレベルをその周波数に
対応して表示せしめる。
これらの動作の結果として、第4図(b)の狭帯域ス
ペクトルが第4図(d)のように変更されて表示され
る。
[II]ゾーンマーカの幅設定 ゾーンマーカの幅を変更する前の広帯域スペクトル表
示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画面を第5図
(a)及び(b)とする。
ゾーン幅設定手段5bによりゾーンマーカの幅を変え
る。このとき出力された幅の値をZS1(幅情報D1の値)
とする。
ゾーン幅メモリ12bは、幅情報D1の値ZS1を記憶する。
次に、この値ZS1を幅情報D2として表示制御部9へ送出
し、値ZS1に対応して広帯域スペクトル表示中のゾーン
マーカの幅を変更せしめる。ゾーンマーカの幅が変更さ
れた様子を第5図(c)に示す。ゾーンマーカの幅は以
前のままでZC0である。
FGスパン算出手段14bは、ゾーン幅メモリ12bから幅情
報D4の値ZS1を受け、この値と先にBGスパン設定手段4b
により設定されているスパン情報H3の値BS0をもとに、
次式から狭帯域スペクトル測定の帯域FS1を算出しセン
ター情報B4として出力する。
FS1=BS0×(ZS1/500) FGスパンメモリ13bはスパン情報B4の値FS1を記憶し、
スパン情報B2の値としてFS1を出力する。
測定制御部7hは、BG/FG切換手段10がスイッチ2をn
側に設定したときに、センター情報A2の値FC0及びスパ
ン情報B2の値FS1を受けとり、測定部7の各部に対し中
心周波数FC0、帯域幅FS1の範囲で狭帯域スペクトル測定
を行なわせる。
なお、この場合、測定制御部7hは、次式を満たす測定
分解能に応じた帯域及び掃引時間を各々BPF7c及び掃引
信号発生器7gに設定して測定を行なわせる。
以下の動作は[I]の及びの動作と同じである。
狭帯域スペクトル表示の帯域幅が変更された例を第5
図(d)に示す。
次に、ゾーンマーカの幅設定の特別な場合について説
明する。
特別な場合として、ゾーンマーカの幅ZS1=0に設定
することもできる。この場合はFS1=0である。このと
きの広帯域スペクトル表示及び狭帯域スペクトル表示の
各例を第5図(e)及び(f)に示す。第5図(e)の
広帯域スペクトル表示におけるゾーンマーカはワンポイ
ントの周波数を指示しする。そして、第5図(f)の狭
帯域スペクトル表示の横軸全てがその周波数FC0で表わ
される。したがって、第5図(f)は同一周波数FC0
おけるスペクトルの大きさの時間的変動を測定、表示し
ている。言い換えれば第5図(f)は時間領域での表示
である。なお、この場合の、掃引時間は前記スペクトル
の大きさの時間的変動に追随して表示できる掃引速度と
なるように設定されるべきであろう。
[III]狭帯域スペクトルの中心周波数設定 狭帯域スペクトルの中心周波数を変更する前の広帯域
スペクトル表示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画
面を第6図(a)及び(b)とする。
FGセンター設定手段6aにより狭帯域スペクトル測定お
よび表示の中心周波数を変える。このときFGセンター設
定手段6aより出力されたセンターの値をFC1(センター
情報A1の値)とする。
FGセンターメモリ13aはセンター情報A1の値FC1を記憶
しすると共に、センター情報A2として出力する。
狭帯域スペクトルの測定及び表示に関する動作は
[I]のからの動作と同じである。
狭帯域スペクトル表示の中心周波数が変更された例を
第6図(d)に示す。
ゾーン位置算出手段15aは、FGセンターメモリ13aから
センター情報A3の値FC1受け、この値と先にBGセンター
設定手段4a及びBGスパン設定手段4bにより設定され、BG
センターメモリ11a及びBGスパンメモリ11bにそれぞれ記
憶されているセンター情報G3の値BC0及びスパン情報H3
の値BS0をもとに、次式から広帯域スペクトル測定のゾ
ーンマーカの位置ZC1を算出し位置情報C3として出力す
る。
ZC1=500×[FC1−(BC0−BS0/2)]/BS0 ゾーン位置メモリ12aは、位置情報C3の値ZC1を記憶
し、かつ、この値ZC1を位置情報C2として表示制御部9
へ送出し、値ZC1に対応して広帯域スペクトル表示中の
ゾーンマーカの位置を変更せしめる。ゾーンマーカの位
置が変更された様子を第6図(c)に示す。
[IV]狭帯域スペクトルの周波数スパン設定 狭帯域スペクトルの中心周波数を変更する前の広帯域
スペクトル表示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画
面を第7図(a)及び(b)とする。
FGスパン設定手段6bにより狭帯域スペクトル測定およ
び表示の帯域幅を変える。このときFGスパン設定手段6b
より出力されたスパンの値をFS1(スパン情報B1の値)
とする。
FGスパンメモリ13bはスパン情報B1の値FS1を記憶する
とともに、その値FS1をスパン情報B2として出力する。
狭帯域スペクトルの測定及び表示に関する動作は[I
I]の及びの動作と同じである。
狭帯域スペクトル表示の帯域幅変更された例を第7図
(d)に示す。
ゾーン幅算出手段15bは、FGセンターメモリ13bからス
パン情報B3の値FS1受け、この値と先にBGスパン設定手
段4bにより設定され、BGスパンメモリ11bに記憶されて
いるスパン情報H3の値BS0をもとに、次式から広帯域ス
ペクトル表示におけるゾーンマーカの幅ZS1を算出し幅
情報D3として出力する。
ZS1=500×(FS1/BS0) ゾーン幅メモリ12bは、スパン情報D3の値ZS1を記憶
し、かつ、この値ZS1を幅情報D2として表示制御部9へ
送出し、値ZS1に対応して広帯域スペクトル表示中のゾ
ーンマーカの幅を変更せしめる。ゾーンマーカの幅が変
更された様子を第7図(c)に示す。
なお、狭帯域スペクトルの周波数スパン設定の特別な
場合として、周波数スパンFS1=0の場合がある。周波
数スパンがFS0(≠0)からFS1=0に変更設定されると
狭帯域スペクトル表示は、第5図(b)から同図(f)
のよう変更表示される。この第5図(f)の狭帯域スペ
クトル表示は、上記[II]の後段で記載したゾーンマー
カの幅設定ZS1=0の場合と同様に、時間領域の測定及
び表示が行われていることを示す。
[V]広帯域スペクトルのセンター周波数設定 広帯域スペクトルの中心周波数を変更する前の広帯域
スペクトル表示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画
面を第8図(a)及び(b)とする。
BGセンター設定手段4aにより広帯域スペクトル測定お
よび表示の中心周波数を変える。このときBGセンター設
定手段4aより出力されたセンターの値をBC1(センター
情報G1の値)とする。
BGセンターメモリ11aはセンター情報G1の値BC1を記憶
する。センター情報G2の値としてBC1を出力する。
測定制御部7hは、BG/FG切換手段10がスイッチ2をm
側に設定したときにセンター情報G2の値BC1及びスパン
情報H2の値BS0を受けとり、測定部7の各部に対し中心
周波数BC1及び帯域幅BS0の範囲で広帯域スペクトル測定
を行なわせる。
BG波形メモリ8aは、データ処理部7fから出力される各
スペクトルのレベルをその周波数に対応して記憶する。
表示制御部9は表示装置のBGエリア2aに、BG波形メモ
リ8aに記憶された各スペクトルのレベルをその周波数に
対応して表示せしめる。
これらの動作の結果として、第8図(a)の広帯域ス
ペクトルが第8図(c)のように変更されて表示され
る。
このとき、ゾーンマーカの位置も第8図(c)からも
分かるように変更されている。次にその動作を説明す
る。
ゾーン位置算出手段15aは、BGセンターメモリ11aから
センター情報G3の値BC1受け、この値と先にFGセンター
設定手段6a及びFGスパン設定手段6bにより設定されてい
るセンター情報A3の値FC0及びスパン情報B3の値FS0をも
とに、次式からゾーンマーカの位置ZC1を算出し位置情
報C3として出力する。
ZC1=500×[FC0−(BC1−BS0/2)]/BS0 ゾーン位置メモリ12aは位置情報C3の値ZC1を記憶す
る。次に、この値ZC1を位置情報C2として表示制御部9
へ送出し、値ZC1に対応して広帯域スペクトル表示中の
ゾーンマーカの位置を変更せしめる。ゾーンマーカの位
置が変更された様子を第8図(c)に示す。
[VI]広帯域スペクトルの周波数スパン設定 広帯域スペクトルの帯域幅を変更する前の広帯域スペ
クトル表示及び狭帯域スペクトル表示の初期表示画面を
第9図(a)及び(b)とする。
BGスパン設定手段4bにより広帯域スペクトル測定およ
び表示の帯域幅を変える。このときBGスパン設定手段4b
より出力されたスパンの値をBC1(スパン情報H1の値)
とする。
BGセンターメモリ11aはスパン情報H1の値BS1を記憶す
る。スパン情報H2の値としてBS1を出力する。
広帯域スペクトル測定及び表示に関する動作は前記
[V]のからまでの動作とと同じである。
これらの動作の結果として、第9図(a)の広帯域ス
ペクトル表示が第9図(c)のように変更されて表示さ
れる。
このとき、ゾーンマーカの位置及び幅も第9図(c)
からも分かるように変更されている。次にその動作を説
明する。
ゾーン位置算出手段15aは、BGスパンメモリ11bからス
パン情報H3の値BS1受け、この値と先にFGセンター設定
手段6a及びBGセンター設定手段4aにより設定されている
センター情報A3の値FC0及びセンター情報G3の値BC0をも
とに、次式からゾーンマーカの位置ZC1を算出し位置情
報C3として出力する。
ZC1=500×[FC0−(BC0−BS1/2)]/BS1 ゾーン位置メモリ11aは位置情報C3の値ZC1を記憶す
る。
ゾーン幅算出手段15bは、BGスパンメモリ11bからスパ
ン情報H3の値BS1受け、この値と先にFGスパン設定手段6
bにより設定されているスパン情報B3の値FS0をもとに、
次式からゾーンマーカの幅ZS1を算出し幅情報D3として
出力する。
ZS1=500×(FS0/BS1) ゾーン幅メモリ11bは幅情報D3の値ZS1を記憶する。
表示制御部9は、ゾーン位置メモリ11a及びゾーン幅
メモリ11bから位置情報C2の値としてZC1及び幅情報D2の
値としてZS1を受けて、ZC1の位置にZS1なる幅のゾーン
マーカを広帯域スペクトルとともに表示する。
この場合、ゾーンマーカの位置は広帯域スペクトル表
示において第9図(c)のように変更されるが、狭帯域
スペクトル表示において第9図(b)及び(d)に示さ
れるように変化していない。つまり、この場合は、広帯
域スペクトルの周波数スパン設定に伴い、ゾーンマーカ
の位置及び幅のポイントが変わるもののその周波数は変
わらない。
上記実施例において、BG設定メモリ11、ゾーン設定メ
モリ12及びFG設定メモリ13の構成はこれら各メモリと接
続される相手側の回路の態様に応じて変更せられるべき
ものである。要は第1及び第2の手段が上記機能を充分
に果たす信号の流れを実現する構成であれば上記構成の
メモリに限定されることはない。
また、BG設定手段4、ゾーン設定手段及びFG設定手段
は、1個又は2個の設定手段を備え、これを切り替えて
共通に使用してもよい。設定手段としては操作者の作用
を電気信号に変換するとともに、出力する相手方回路に
適合する信号で出力するものであればよい。例えばノブ
を備えたエンコーダとインタフェース回路で構成でき
る。
さらに、表示の仕方において、狭帯域スペクトル表示
と広帯域スペクトル表示を表示装置の同一エリアに表示
してもよい。色別表示すれば明瞭である。
[発明の効果] この発明では、第1の手段を備えたことにより、操作
者が主に広帯域スペクトル表示を観測しながらゾーンマ
ーカの位置及び幅を変化させる場合に広帯域スペクトル
測定の帯域幅に応じた設定の細かさで変化させることが
でき、かつ、そのゾーンマーカの変化に対応して狭帯域
スペクトル表示における測定条件(中心周波数及び帯域
幅)の変化として自動的に反映するようになされている
という効果がある。
また、第2の手段を備えたことから、操作者が主に狭
帯域スペクトル表示を観測しながらその測定条件(中心
周波数及び帯域幅)を変化させる場合は狭帯域スペクト
ル表示における観測しやすい表示方式で変化させる、す
なわち、狭帯域スペクトル測定の帯域幅に応じた設定の
細かさで変化させることができ、かつ、その中心周波数
及び帯域幅の変化は、広帯域スペクトル表示におけるゾ
ーンマーカの表示の位置及び幅の変化として自動的に反
映するようになされているという効果がある。
さらに、測定制御手段を備えたことにより、第1及び
第2の手段からの出力によって測定の帯域幅が変化した
場合には、それに応じて測定誤差が少ない測定条件(掃
引時間、測定分解能)に自動的に制御されるから、上記
の良好な操作性や観測のしやすさに加えて、精度の良い
測定ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の構成を示す図、第2図はこの発明に
よる操作パネルの一構成例で操作性を説明するための
図、第3図は第1図におけるパラメータ出力手段の詳細
構成を示す図、第4図から第9図は動作を説明するため
の表示例を示す図である。 図中の、1は操作パネル、2は表示装置、2aはBGエリ
ア、2bはFGエリア、3はゾーンマーカ、4はBG設定手
段、4aはBGセンター設定手段、4bはBGスパン設定手段、
5はゾーン設定手段、5aはゾーン位置設定手段、5bはゾ
ーン幅設定手段、6はFG設定手段、6aはFGセンター設定
手段、6bはFGスパン設定手段、7は測定部、7aは局部発
振器、7bはミキサ、7cはBPF、7dは検波器、7eはA/D変換
器、7fはデータ処理部、7gは掃引信号発生器、7hは測定
制御手段(測定制御部)、8は波形記憶部、8aはBG波形
メモリ、8bはFG波形メモリ、9は表示制御部、10はBG/F
G切換制御部、11はBG設定メモリ、11aはBGセンターメモ
リ、11bはBGスパンメモリ、12はゾーン設定メモリ、12a
はゾーン位置メモリ、12bはゾーン幅メモリ、13はFG設
定メモリ、13aはFGセンターメモリ、13bはFGスパンメモ
リ、14は第1の手段、14aはFGセンター算出手段、14bは
FGスパン算出手段、15は第2の手段、15aはゾーン位置
算出手段、15bはゾーン幅算出手段、S1及びS2はスイッ
チである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定されたスペクトル波形を広帯域スペク
    トル表示、および広帯域スペクトルの任意の部分の拡大
    表示である狭帯域スペクトル表示を画面に表示する手段
    (2、9)と、 前記広帯域スペクトル表示の中から前記狭帯域スペクト
    ル表示に対応する部分を前記広帯域スペクトル表示エリ
    ア上に示すためのゾーンマーカを設定する手段(3、
    5)と、 表示されるスペクトルの帯域の狭広に応じて、測定分解
    能及び掃引時間の制御をするための制御手段(7h)とを
    備えたスペクトラムアナライザにおいて、 前記広帯域スペクトル表示エリア上に表示されたゾーン
    マーカの位置または幅を変化させることに応じて前記狭
    帯域スペクトルの表示の中心周波数または帯域幅を変化
    させる第1の手段(14)と、 前記狭帯域スペクトル表示の中心周波数または帯域幅を
    設定するためのFG設定手段(6)と、 前記狭帯域スペクトル表示の中心周波数または帯域幅を
    設定するとき、前記狭帯域スペクトルの表示の中心周波
    数または帯域幅の移動に応じて前記広帯域スペクトル表
    示エリア上に表示されたゾーンマーカの位置または幅を
    を変化させるように前記第1の手段を連動させるための
    第2の手段(15)と、前記第1の手段および第2の手段
    の設定に対応して、前記測定分解能及び掃引時間の制御
    をする前記制御手段を備えたことを特徴とするスペクト
    ラムアナライザ。
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