JP2889770B2 - 校正用画像作成方法 - Google Patents

校正用画像作成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は校正方法に関し、特
に、修正履歴を明示しつつ再校正用画像を作成する校正
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷物を作成する際には、校正刷りを作
成してその内容をチェックするのが普通である。修正し
たい部分があった場合には、修正後に再度校正刷りを作
成して修正部分を確認することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は再校正
のために作成した校正刷りにおいて、修正した部分がど
こかであるのかが明瞭でない場合があった。また、指示
された修正箇所とは別の箇所を修正してしまうことがあ
り、再校正用の校正刷りをチェックするにもかなりの注
意力と時間とを要するという問題があった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、再校正が容易な
校正用画像の作成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明による校正用画像作成方法では、(a)修
正した画像要素の修正履歴を示す履歴データを作成する
工程と、(b)前記校正用画像を表わす画像データとと
もに前記履歴データを保存する工程と、(c)前記画像
データと前記履歴データとに基づいて、修正された画像
要素を所定の色で塗分けつつ前記再校正用画像を作成す
る工程と、を備え、2回以上の校正が行われた場合に、
前記修正された画像要素が、修正された校正時期に応じ
て異なる色でそれぞれ塗分けられる。なお、前記工程
(c)において、前記再校正用画像の周辺の余白部に、
各校正時期と、各校正時期に応じた色とが記録されるよ
うにしてもよい。
【0006】
【作用】修正された画像要素を、修正された校正時期に
応じて異なる色で塗分けつつ再校正用画像を作成するの
で、この再校正用画像を見ることによって修正された画
像要素を容易に発見することができ、また、その画像要
素がいつ修正されたかを容易に認識することができる
従って、指示された通りの修正が正しく行なわれたか否
かを容易に見分けることができ、校正を容易に行なうこ
とができる。また、再校正用画像の周辺の余白部に各校
正時期と各校正時期に応じた色とが記録されるようにす
れば、各画像要素がいつ修正されたかをより容易に認識
することができる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を適用して校正
用画像を作成する電子組版装置を示すブロック図であ
る。この電子組版装置は、CPU10と、バスライン1
2とを備えており、バスライン12には、図形データメ
モリ14と、採字データメモリ16と、組版済データメ
モリ18とが接続されている。また、バスライン12に
は、入力装置としてキーボード30とマウス32とデジ
タイザ34とが接続されており、出力装置としてカラー
CRT36とカラープリンタ40が接続されている。さ
らに、外部記憶装置としては磁気ディスク38が接続さ
れている。なお、以下に説明する処理は、図示しないR
OMに記憶されたプログラムをCPU10が実行するこ
とによって実施される。
【0008】図2は、この実施例における最初の校正用
画像を作成する手順を示すフローチャートである。図3
は、図2の処理によって作成される原稿の校正刷りを示
す平面図である。ステップS1では、原稿のファイル名
やサイズ等をオペレータがキーボード30から入力す
る。図4は、原稿ファイルの構造を示す概念図である。
原稿ファイルのヘッダ部には、全サイズWx,Wyと、
原稿サイズLx,Lyと、履歴カウンタHCtと、最終
修正日付とが含まれている。全サイズWx,Wyは校正
刷りの用紙サイズであり、原稿サイズLx,Lyは原稿
の有効範囲のサイズである。なお、原稿ファイルのデー
タ部には、文字データと図形データを含む組版済みデー
タが組版終了後に登録される。この原稿ファイルは、組
版済データメモリ18に記憶される。
【0009】ステップS2では、新たに開かれたファイ
ルの履歴カウンタHCtが0に設定される。ステップS
3では、オペレータがマウス32またはデジタイザ34
を用いて図形を入力する。図3の例では、2つの図形F
1,F2が入力される。図5は、こうして作成された図
形データの構造を示す概念図である。1つの図形データ
には、図形の種類を示す図形IDと、履歴カウンタHC
f1,HCf2と、図形の色と、図形の形状を示すデー
タ(頂点や中心の座標や円の半径等)が登録されてい
る。図形データは、図形データメモリ14に記憶され
る。各図形の履歴カウンタHCf1,HCf2は、それ
ぞれ0に初期化される。なお、入力された図形を含む原
稿の画像は、カラーCRT36に表示される。
【0010】ステップS4では、オペレータがキーボー
ド30から文字列を入力するとともに、入力した文字列
をカラーCRT36の原稿上に配置する。図3の例で
は、2つの文字列C1,C2が配置されている。なお、
以下では各文字列を「項目」と呼ぶ。図6は、各項目を
表わす項目データの構造を示す概念図である。各項目デ
ータは、文字数と、履歴カウンタHCc1,HCc2
と、文字の色と、文字の大きさと、各文字を表わすデー
タ(書体文字コード、文字の左下点座標)とを含んでい
る。各項目の履歴カウンタHCc1,HCc2は0に初
期化される。なお、項目データは採字データメモリ16
に記憶される。
【0011】ステップS4までの処理によって図3に示
す原稿が完成すると、図4の原稿ファイルのデータ部に
組版済みデータ(図形データと項目データ)とが登録さ
れる。なお、図形と項目は、この発明における画像要素
に相当する。
【0012】ステップS5では、作成した原稿ファイル
に従って図3の校正刷りをカラープリンタ40を用いて
印刷するとともに、原稿ファイルを閉じる。この際、文
字と図形を白黒で印刷した第1の校正刷りと、文字や図
形をそれぞれ指定された色で塗分けた第2の校正刷りと
が作成される。そして、この2つの校正刷りに基づい
て、修正が指示される。
【0013】図7は、修正指示に従って再校正用の画像
を作成する手順を示すフローチャートである。まず、ス
テップS11では修正すべき原稿ファイルを開く。ステ
ップS12において、オペレータが原稿の修正であるこ
とを指示すると、原稿ファイルの履歴カウンタHCtが
1つ増加する。ステップS13では、オペレータが項目
や図形を修正する。そして、ステップS14では、修正
された項目や図形の履歴カウンタが原稿ファイルの履歴
カウンタと同じ値に設定される。修正の種類としては、
項目内の文字の変更・追加・削除や、図形形状の変更、
項目や図形の移動などがある。図8は、修正された原稿
の校正刷りの例を示す平面図である。
【0014】図8の画像では、図3の画像から図形F1
と文字列C1の位置が変更されている。図8の画像で
は、履歴カウンタが次のように設定されている。 原稿ファイルの履歴カウンタHCt:1 第1の図形の履歴カウンタHCf1:1 第2の図形の履歴カウンタHCf2:0 第1の項目の履歴カウンタHCc1:1 第2の項目の履歴カウンタHCc2:0 ここで、履歴カウンタの値が0の図形や項目は、修正さ
れていないことを示し、履歴カウンタの値が1の図形や
項目は、1回目の修正時に修正されたことを示してい
る。
【0015】ステップS15では、修正された原稿の校
正刷りがカラープリンタ40によって印刷される。この
際、文字と図形を白黒で印刷した第1の校正刷りと、文
字や図形をそれぞれ指定された色で印刷した第2の校正
刷りとが作成される。ただし、第1の校正刷りは、CP
U10が原稿ファイルのデータに従って、修正部を所定
の色で塗分けつつ印刷する。例えば図8において、修正
されていない図形F2と項目C2は黒で印刷され、修正
された図形F1と項目C1は赤色で印刷される。なお、
第1の校正刷りの余白部には、図8にも示すように、第
1回校正時の修正部分が赤色で塗分けられていることが
明示されている。すなわち、赤色の線D1と、「第1回
校正」等の文字とが余白部に印刷されている。
【0016】このような校正刷りに基づいて再度修正が
行なわれ、必要がある場合には再修正を施した校正刷り
を作成する。図9は、再修正後の第1の校正刷りを示す
平面図である。図9の画像は、図8の画像から項目C2
の文字が変更されている。この時の履歴カウンタの値は
次のように設定されている。 原稿ファイルの履歴カウンタHCt:2 第1の図形の履歴カウンタHCf1:1 第2の図形の履歴カウンタHCf2:0 第1の項目の履歴カウンタHCc1:1 第2の項目の履歴カウンタHCc2:2
【0017】図9の校正刷りは、第1回の校正時に修正
された図形F1と項目C1が赤色で、第2回の校正時に
修正された項目C2が青色で、また、修正されていない
図形F2が黒色でそれぞれ塗分けられている。このよう
に、各図形や項目に対して修正時期を示す履歴カウンタ
を設けているので、履歴カウンタを参照することによっ
て、各図形や項目が何回目の修正時に修正されたかを知
ることができる。そして、修正の時期に応じて図形や項
目が色分けされた校正刷りが作成される。こうして修正
部分を色分けして印刷することにより、指示通りに修正
が行なわれているか否かを容易にチェックすることがで
きる。また、指示していない修正が行なわれている場合
にも、その部分が色分けされているので、そのミスを容
易に発見することができる。特に、上記実施例では修正
の時期が異なる修正部を異なる色で印刷するようにして
いるので、校正刷りを見るだけで修正の履歴を知ること
ができるという利点がある。
【0018】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。 (1)上記実施例ではカラープリンタ40を用いて校正
刷りを作成していたが、校正刷りを作成せずに、上記の
第1の校正刷り(修正部を色分けしたもの)の画像をカ
ラーCRT36に表示し、表示された画像に基づいて修
正部を再度チェックするようにしてもよい。
【0019】(2)上記実施例では各図形や項目に履歴
カウンタを設け、履歴カウンタに修正の時期を登録して
いたが、最後の修正時に修正された図形や項目のみに対
して、修正されたことを示すデータを付すようにしても
よい。すなわち、修正の履歴を表わすデータは、少なく
とも最後の修正時に修正されたことを示すものであれば
よい。この場合、再修正後の第1の校正刷りは、図9に
示すものに代えて、第2回校正後に修正した部分のみが
赤色で印刷され、他の部分は黒色で印刷されたものとな
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の校正用画
像作成方法によれば、修正された画像要素を修正時期に
応じて異なる色で塗分けつつ再校正用画像を作成するの
で、この再校正用画像を見ることによって修正された画
像要素を容易に発見することができ、また、その画像要
素がいつ修正されたかを容易に認識することができる
従って、指示された通りの修正が正しく行なわれたか否
かを容易に見分けることができ、校正を容易に行なうこ
とができるという効果がある。また、再校正用画像の周
辺の余白部に各校正時期と各校正時期に応じた色とが記
録されるようにすれば、各画像要素がいつ修正されたか
をより容易に認識することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用して校正用の画像を
作成する電子組版装置を示すブロック図。
【図2】実施例における最初の校正用画像を作成する手
順を示すフローチャート。
【図3】校正刷りを示す平面図。
【図4】原稿ファイルの構造を示す概念図。
【図5】図形データの構造を示す概念図。
【図6】項目データの構造を示す概念図。
【図7】再校正用の画像を作成する手順を示すフローチ
ャート。
【図8】修正された校正刷りを示す平面図。
【図9】再修正後の校正刷りを示す平面図。
【符号の説明】
10…CPU 12…バスライン 14…図形データメモリ 16…採字データメモリ 18…組版情報メモリ 20…組版済データメモリ 30…キーボード 32…マウス 34…デジタイザ 36…カラーCRT 38…磁気ディスク 40…カラープリンタ C1,C2…項目(文字列) F1,F2…図形 HCt…原稿ファイルの履歴カウンタ HCc1,HCc2…項目の履歴カウンタ HCf1,HCf2…図形の履歴カウンタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 校正用画像に対してなされた修正を反映
    した再校正用画像を作成する方法であって、 (a)修正した画像要素の修正履歴を示す履歴データを
    作成する工程と、 (b)前記校正用画像を表わす画像データとともに前記
    履歴データを保存する工程と、 (c)前記画像データと前記履歴データとに基づいて、
    修正された画像要素を所定の色で塗分けつつ前記再校正
    用画像を作成する工程と、 を備え 2回以上の校正が行われた場合に、前記修正された画像
    要素が、修正された校正時期に応じて異なる色でそれぞ
    れ塗分けられる ことを特徴とする校正用画像作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の校正用画像を作成方法で
    あって、 前記工程(c)において、前記再校正用画像の周辺の余
    白部に、各校正時期と、各校正時期に応じた色とが記録
    される、校正用画像作成方法。
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